JP2009094274A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】多層配線構造のバリアメタル膜の欠陥を、CuMn層のMnと層間絶縁膜との自己形成反応による拡散バリア膜で補間する半導体装置の製造方法において、CuMn層上のCu層の比抵抗を低減する半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】層間絶縁膜の上面と、凹部の側壁面および底面を含めて、第1金属元素を含みCuの拡散防止膜として作用する第1導電膜26を形成し、第1導電膜を、CuおよびCuとは異なる第2金属元素を含む第2導電膜26Mにより覆い、第1および第2導電膜を介して、Cuを主成分とする配線層27を堆積し、配線層を熱処理して第2導電膜中の第2金属元素を、欠陥部分26Xにおいて露出された表面部分と反応させ、Cuの拡散防止化合物を形成し、反応に使われなかった余剰の第2金属元素を、配線層を介して、配線層表面27Mまで拡散させる。前期熱処理は、配線層の温度を7℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させる。
【選択図】図6H

Description

本発明は一般に半導体装置に係り、特に多層配線構造を有する半導体装置の製造方法に関する。
今日の半導体集積回路装置においては、共通基板上に莫大な数の半導体素子が形成されており、これらを相互接続するために、多層配線構造が使われている。
多層配線構造では、配線層を構成する配線パターンを埋設した層間絶縁膜が積層され、下層の配線層と上層の配線層とが、層間絶縁膜中に形成されたビアコンタクトにより接続される。
特に最近の超微細化・超高速半導体装置では、多層配線構造中における信号遅延の問題を軽減するため、層間絶縁膜として低誘電率膜(いわゆるlow-K膜)が使われると共に、配線パターンとして、低抵抗のCuパターンが使われている。
このようにCu配線パターンを低誘電率層間絶縁膜中に埋設した多層配線構造においては、Cu層のドライエッチングによるパターニングが困難であるため、層間絶縁膜中に予め配線溝あるいはビアホールを形成し、これをCu層で充填した後、層間絶縁膜上の余剰なCu層を化学機械研磨(CMP)により除去する、いわゆるダマシン法あるいはデュアルダマシン法が使われる。
その際、Cu配線パターンが層間絶縁膜に直接に接すると、Cu原子が層間絶縁膜中に拡散し、短絡などの問題を惹起するため、Cu配線パターンが形成される配線溝あるいはビアホールの側壁面および底面を、TaやWなどの高融点金属、あるいはこれら高融点金属の導電性窒化物よりなる導電性拡散バリア、いわゆるバリアメタル膜により覆い、Cu層を、かかるバリアメタル膜上に堆積することが一般になされている。
一方、最近の45nm世代あるいはそれ以降の超微細化・超高速半導体装置では、微細化に伴い層間絶縁膜中に形成される配線溝あるいはビアホールの大きさが著しく縮小されてきており、従って、このような比抵抗の大きなバリアメタル膜を使って所望の配線抵抗の低減を実現しようとすると、これら微細な配線溝あるいはビアホールに形成されるバリアメタル膜の膜厚を可能な限り減少させる必要がある。一方、バリアメタル膜は、配線溝あるいはビアホールの側壁面および底面を連続的に覆う必要がある。
従来、このように微細化された配線溝あるいはビアホールに非常に薄いバリアメタル膜を連続的に形成する技術として、MOCVD(有機金属CVD)法あるいはALD(原子層気相堆積)法の使用が研究されている。
しかしこのようなMOCVD法あるいはALD法は有機金属気相原料を使うため、このような方法で形成された高融点金属あるいは高融点金属窒化物よりなるバリアメタル膜では、均一で薄い膜は形成されても、膜質に問題があり、例えばSiOCH膜やSiC膜などの無機低誘電率膜あるいは有機絶縁膜などの低密度の低誘電率層間絶縁膜においては、バリアメタル膜と層間絶縁膜との間で、密着性に深刻な問題が生じる。
これに対し、特許文献1には、層間絶縁膜中に形成された配線溝あるいはビアホールを、CuMn合金層により直接に覆い、前記CuMn合金層と前記層間絶縁膜との界面に、厚さが2〜3nmで組成がMnSixOyのマンガンシリコン酸化物層を、前記CuMn合金層中のMnと前記層間絶縁膜中のSiおよび酸素との自己形成反応により、拡散バリア膜として形成する技術が記載されている。
しかし、このようなCuMn合金層を使って拡散バリア膜を形成する技術では、拡散バリア膜形成後にもCu層中にMn原子が残留し、これを除去して比抵抗を低減することが、大きな課題になっている。
特開2005−277390号公報 特開2007−59660号公報 特開2007−67083号公報 特開2002−26017号公報
一方、このようなCuMn合金層により形成される拡散バリア膜を、従来のバリアメタル膜と組み合わせ、バリアメタル膜の欠陥部分に前記CuMn合金層中のMn原子を濃集させて拡散バリア膜を補間する技術が提案されている。
図1A,1Bは、本発明の関連技術による、バリアメタル膜上に形成したCuMn合金層により、前記バリアメタル膜の欠陥を補間する技術の概要を説明する図である。
図1Aを参照するに、層間絶縁膜1上にはバリアメタル膜2が形成されているが、バリアメタル膜2は、層間絶縁膜1を露出する欠陥2Xを含み、バリアメタル膜2は前記欠陥2Xにおいて不連続となっている。
さらに図1Aの構成では、前記バリアメタル膜2上に、Cu原子3CにMn原子3Mを添加されたCuMn合金層3が形成されている。
そこで図1Bの工程において図1Aの構造を熱処理すると、図1Bに示すようにCuMn合金層3中のMn原子3Mが前記バリアメタル膜2の欠陥2Xに濃集し、その下の層間絶縁膜中のSi原子および/または酸素原子と反応して、先に説明したような、MnSixOyあるいはMnxOyで表される化合物よりなる拡散バリア膜2Bが前記欠陥2Xに形成され、前記欠陥2Xが補間される。
またこのような熱処理により、前記CuMn合金層3中のMn原子は、前記層3の表面へと拡散し、MnOx層を形成する。
そこで、この関連技術では、このようなMnOx層をCMP法などにより除去し、前記バリアメタル膜2上のCuMn合金層3の組成をCuに近づけ、前記CuMn合金層3をCu層に変換することが行われる。
図1A,1Bのプロセスから容易にわかるように、この技術では前記図1Bの工程において、いかに前記CuMn合金層3中のMn濃度を低減させ、その比抵抗を低減させるかが鍵であり、様々な研究が行われている。
一の側面によれば本発明は、絶縁膜の上面に凹部を形成する工程と、前記絶縁膜の前記上面に、前記凹部の側壁面および底面を含めて、第1の金属元素を含みCuの導電性拡散防止膜として作用する第1の導電膜を、前記第1の導電膜が、前記凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように形成する工程と、前記絶縁膜上面の前記第1の導電膜を、前記第1の導電膜のうち前記絶縁膜の凹部の側壁面および底面を覆う部分を含めて、CuおよびCuとは異なる第2の金属元素を含む第2の導電膜により、前記第2の導電膜が、前記第1の導電膜の凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように、覆う工程と、前記絶縁膜上に、前記第1および第2の導電膜を介して、Cuを主成分とする配線層を、前記配線層が前記第2の導電膜が形成する凹部を充填するように堆積する工程と、前記配線層を熱処理し、前記第2の導電膜中の前記第2の金属元素を、前記絶縁膜の凹部のうち、前記第1の導電膜によって覆われていない欠陥部分において、前記絶縁膜の表面のうち、前記欠陥部分において露出された表面部分と反応させ、前記欠陥部分にCuの拡散防止膜として作用する化合物を形成し、さらに前記反応に使われなかった余剰の前記第2の金属元素を、前記第2の導電膜から、前記配線層を介して、前記配線層表面まで拡散させる工程と、含み、前記熱処理は、前記配線層の温度を、7℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させることにより、実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法を、提供する。
他の側面によれば本発明は、絶縁膜の上面に凹部を形成する工程と、前記絶縁膜の前記上面に、前記凹部の側壁面および底面を含めて、第1の金属元素を含みCuの導電性拡散防止膜として作用する第1の導電膜を、前記第1の導電膜が、前記凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように形成する工程と、前記絶縁膜上面の前記第1の導電膜を、前記第1の導電膜のうち前記絶縁膜の凹部の側壁面および底面を覆う部分を含めて、CuおよびCuとは異なる第2の金属元素を含む第2の導電膜により、前記第2の導電膜が、前記第1の導電膜の凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように、覆う工程と、前記第2の導電膜を熱処理し、前記第2の導電膜中の前記第2の金属元素を、前記絶縁膜の凹部のうち、前記第1の導電膜によって覆われていない欠陥部分において、前記絶縁膜の表面のうち、前記欠陥部分において露出された表面部分と反応させ、前記欠陥部分にCuの拡散防止膜として作用する化合物を形成し、さらに前記反応に使われなかった余剰の前記第2の金属元素を、前記第2の導電膜の表面まで拡散させる工程と、
前記第2の導電膜の前記表面において、前記第2の金属元素をカルボン酸ガスと反応させ、除去する工程と、前記絶縁膜上に、前記第1および第2の導電膜を介して、Cuを主成分とする配線層を、前記配線層が前記第2の導電膜が形成する凹部を充填するように堆積する工程と、を含み、前記熱処理は、先記配線層の温度を、7℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させることにより、実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法を提供する。
本発明によれば、前記第1および第2の側面のいずれにおいても、前記配線層あるいは第2の導電膜の熱処理の際に、平均昇温速度を7℃/秒以下の抑制することにより、配線層あるいは第2の導電膜の比抵抗を低減することができる。
[原理]
図2は、本発明の発明者が、本発明の基礎となる研究において行った、Taバリアメタル膜上に形成されたCuMn合金層の熱処理実験を示す。
図2を参照するに、シリコン基板11上に熱酸化膜12が形成され、前記熱酸化膜12上に厚さが5nmのTaバリアメタル膜と厚さが10nmでMnを5原子%の割合で含んだCuMn合金層14が、順次形成される。
さらにこの実験では、図2の構造を、圧力が0.1MPaの窒素雰囲気中、250℃,300℃,350℃、400℃の温度で、90秒間あるいは1時間熱処理し、前記CuMn合金層14の比抵抗を測定している。
図3は、この実験で得られた、CuMn合金層14の比抵抗と熱処理温度の関係を示す。
図3を参照するに、熱処理を90秒間行った系列Iの試料では、前記比抵抗が熱処理温度の増大とともに増大する、常識からは外れる現象が見られた。
さらに図3の関係において、熱処理を1時間行った系列IIの試料では、この常識から外れた傾向は解消し、熱処理温度が高い試料で、より低い比抵抗が得られているが、熱処理温度が250℃の場合には、系列Iの試料の方が、系列IIの試料よりも、やや低い比抵抗が得られているのがわかる。
本発明の発明者は、この原因を究明すべく、さらに系列IIIの実験を行った。
先の系列I,IIの実験では、熱処理の際の昇温は、実験装置に温度毎に自動設定された昇温速度で行っており、例えば250℃で熱処理する場合には、3℃/秒の昇温速度、300℃で熱処理する場合には6℃/秒の昇温速度、350℃で熱処理する場合には、10℃/秒の昇温速度、400℃で熱処理する場合には10℃/秒の昇温速度が使われている。
そこでこの系列IIIの実験では、いずれの熱処理温度でも、3℃/秒の昇温速度を使って昇温し、熱処理を90秒間行った。
図3を参照するに、この場合、前記系列Iの実験と異なり、ほぼ系列IIの実験に重なる、ただし250℃の熱処理温度では、比抵抗が系列IIの実験よりもやや低い比抵抗の値が得られているのがわかる。
図3の実験より、このようなバリアメタル膜上に形成されたCuMn合金層を熱処理して比抵抗を低減させる場合には、熱処理の際の昇温速度が鍵となることが発見された。
そこで本発明の発明者は、本発明の基礎となる研究において、前記図2の試料について、前記CuMn合金層14として、Mnを2原子%含む厚さが10nmあるいは60nmのCuMn合金膜を使い、昇温速度を様々に変化させながら、400℃で90秒間の窒素雰囲気中熱処理を行う実験を行った。
図4は、その実験結果を示す。
図4を参照するに、熱処理の際の昇温速度を3℃/秒、5℃/秒、7℃/秒、9℃/秒および10℃/秒と変化させたところ、昇温速度を7℃/秒未満とした場合にCuMn合金層の比抵抗が急減し、前記図3の現象が確認される結果となった。
したがって、図4より、図2の構成の試料においてCuMn層14の比抵抗を低減するには、昇温速度を7℃/秒未満、例えば5℃/秒あるいは3℃/秒に設定するのが好ましいことがわかる。
なお、前記図4の実験において、熱処理を行わなかった場合には、前記CuMn層14の比抵抗は、膜厚が10nmの場合、18.5μΩcm、膜厚が60nmの場合に13.2μΩcmとなっていた。
以下の表1は、前記図2の構造をこのようにして熱処理した場合の、前記CuMn層14表面へのMnの濃集の様子を、XPS(X-ray photoelectron spectroscopy)により求めた結果を示す。XPS法では、放出される光電子を様々な検出角で検出することにより、光電子源となる原子の深さ分布を求めることができる。ただし表1では、Cuの表面濃度を、Cu2p軌道からの光電子を検出することにより、Mnの表面濃度を、Mn2p軌道からの光電子を検出することにより、Oの表面濃度を、O1s軌道からの光電子を検出することにより、Cの表面濃度を、C1s軌道からの光電子を検出することにより、求めている。
Figure 2009094274
また図5は、前記表1に対応した、金属元素全体、すなわち前記CuMn層14の表面における、Cu+Mnに対するMnの割合と昇温速度との関係を示すグラフである。
表1および図5を参照するに、前記CuMn層14表面における、金属元素全体に対するMnの割合は、前記昇温速度が7℃/秒を切ったところで急増しており、先に図4で見られた、CuMn合金層14の比抵抗の低減が、このようなCuMn合金層14の表面へのMnの濃集により生じたものであることが確認される。
なお、前記図3、4の熱処理工程において、窒素雰囲気の圧力は重要ではなく、10−2〜10Paの範囲で任意に設定しても、同様の結果画得られる。また前記熱処理雰囲気は窒素雰囲気に限定されるものではなく、前記熱処理を、Ar雰囲気などの不活性雰囲気、さらには、後の実施形態で説明するが、ギ酸などのカルボン酸を含み、MnあるいはMn酸化物と反応して気相反応生成物を生じる雰囲気中で行っても、同様の結果が得られる。
[第1の実施形態]
図6A〜6Jは、本発明の第1の実施形態によるCu配線構造を有する半導体装置の製造工程を示す。
図6Aを参照するに、本実施形態の半導体装置は45nm世代の半導体装置であり、図示しない基板上に層間絶縁膜21が形成されており、前記層間絶縁膜21中にはTaあるいはTaNなどの通常のバリアメタル膜21Bを介して、幅が例えば70nmのCu配線パターン21Aが埋設されている。
さらに前記層間絶縁膜21上には、プラズマCVD法により10〜50nmの膜厚に形成されたSiCあるいはSiNよりなるエッチングストッパ膜22を介して、膜厚が100〜300nmの層間絶縁膜23および25が、TEOSを原料としたプラズマCVD法により、間にプラズマCVD法により10〜100nmの膜厚に形成されたSiCあるいはSiNエッチングストッパ膜24を介して、順次形成されている。
次に図6Bの工程において、前記層間絶縁膜25中には前記エッチングストッパ膜24が露出するように、幅が例えば70nmの配線溝25Aが形成され、図6Cの工程において前記配線溝25A中において、前記露出されたエッチングストッパ膜24中に、形成したいビアホールに対応して径が例えば65nmの開口部24Aが、その下の層間絶縁膜23を露出するように形成される。
さらに図6Dの工程において前記エッチングストッパ膜24Aをハードマスクに、前記層間絶縁膜23中に、径が例えば65nmのビアホール23Aが、前記エッチングストッパ膜22を露出するように形成され、さらに図6Eの工程において、前記配線溝25A底部に露出しているエッチングストッパ膜24およびビアホール23Aの底部に露出しているエッチングストッパ膜22が、同時に除去され、前記配線パターン21Aが露出される。
次に図6Fの工程において前記図6Eの構造上にTaあるいはTaNよりなるバリアメタル膜26Mを、例えば2〜10nmの膜厚に、前記バリアメタル膜26Mが前記配線溝25Aおよびビアホールの側壁面および底面を覆うように、例えばスパッタリングにより形成され、図6Gの工程において、前記図6Fの構造上に、Cuを主成分とし、Cu以外にMnを0.01〜10原子%、例えば5原子%の濃度で含んだCu−Mn合金層26が、前記配線溝25Aの側壁面および底面、および前記ビアホール23Aの側壁面および底面を連続して、前記バリアメタル膜26Mを介して覆うように、5〜150nm、例えば50nmの膜厚で、スパッタリングにより形成される。なお、前記Cu−Mn合金層26は、スパッタリング以外にも、CVD法やALD(原子層気相堆積)法により形成することができる。
このようにして形成されたバリアメタル膜26Mは、前記配線溝25Aおよびビアホール23Aの断面形状に整合した断面形状の凹部を形成し、また前記Cu−Mn合金層26は、前記バリアメタル膜26Mの断面形状に整合した断面形状の凹部を形成する。なお前記図6Fの例では、前記バリアメタル膜26Mの一部には、その下の層間絶縁膜23を露出する欠陥26Xが形成されている。
さらに図6Hの工程において、前記Cu−Mn合金層26をシード層に電解めっきを行うことにより、前記配線溝25Aおよびビアホール23Aを、前記バリアメタル膜26Mおよび前記CuMn合金層26を介して充填するように、Cu層27が形成される。
さらに図6Iの工程において前記図6Hの構造を、圧力が10−4〜10Pa、例えば10Paの窒素あるいはArなどの不活性雰囲気中、100℃以上、400℃以下の温度で、1〜3600秒間熱処理する。
このような熱処理により、前記バリアメタル膜26M中に欠陥26Xが存在しており、かかる欠陥26Xにおいて前記層間絶縁膜23の一部表面が露出されている場合、前記Cu−Mn合金層26中のMn原子が、前記露出表面のSiおよび/または酸素原子と、反応し、その結果、前記欠陥部分に、MnSixOy組成の拡散バリア層26Yが、自己形成反応プロセスにより形成され、前記欠陥26Xを補間する。かかる自己形成反応プロセスについては、例えば特許文献1を参照。
一方、このようなCuMn合金層26をバリアメタル膜26MとCu層27の間に介在させる構造では、前記CuMn合金層26に起因し、かつ先のMnSixOy拡散バリア膜26Yの自己形成反応に関与しなかった余剰のMn原子によるCu層27の比抵抗の増大が大きな問題となるが、本実施形態では、前記熱処理温度への昇温を、先に図3〜5で説明したように窒素雰囲気中、7℃/未満、例えば3℃/秒あるいは5℃/秒の昇温速度で行うことにより、先に図3〜5で説明したように、前記CuMn合金層26中のMn原子が、前記Cu層27の表面へと、効率的に拡散し、Mn濃集層27Mを形成する。また図6Iの工程では、このようなMn原子の拡散の結果、前記Cu−Mn合金層26とCu層27の区別は消失する。
さらに図6Jの工程において、前記層間絶縁膜25上の余剰のCu層27を、前記Mn濃集層27Mを含め、前記層間絶縁膜25の表面が露出するまでCMP法により研磨することにより、配線溝25Aを充填するCu配線層27Aと、前記Cu配線層27Aから延出し、前記ビアホール23Aを充填するビアプラグ23Aを含む配線パターンが形成される。
図6Jの工程で得られる配線パターンでは、前記CuMn合金層26から拡散したMn原子が濃集し比抵抗が増大したMn濃集層27MがCMP法により除去されているため、先に図4で説明したように、低い比抵抗を有する。
なお、本実施形態において図6Iの熱処理工程を、ギ酸(HCOOH)などのカルボン酸雰囲気中に行うことも可能である。その場合には、かかるMn濃集層27Mに濃集したMn原子と雰囲気中の蟻酸(HCOOH)との間の反応
HCOOH+Mn→Mn(HCOO)2+H2 (1)
により、気相反応生成物Mn(HCOO)2およびH2が生じ、その結果、Mnは前記Cu層27から系外へと、連続的に除去される。
その際、前記蟻酸雰囲気に酸素ガスを添加することも可能である。この場合は、前記Mn濃集層27MのMn原子と酸素の反応によりマンガン酸化物(MnO2)が形成されるが、前記マンガン酸化物はやはり蟻酸との反応
4HCOOH+2MnO2→Mn(HCOO)2+H2O+O2 (2)
により、気相反応生成物Mn(HCOO)2、H2OおよびO2を形成し、その結果、Mnは前記Cu層27から系外へと、連続的に除去される。
なお、図6Iの工程では、蟻酸以外にも、酢酸(CH3COOH)など、カルボン酸を含む雰囲気を使うことができる。
なお本実施例において前記層間絶縁膜23,25は前記CVD−TEOS(SiO2)膜に限定されるものではなく、無機SOD(spin-on-dielectric)膜、有機SOG(spin-on-glass)膜やCVD(chemical vapor deposition)により形成されるSiC膜、SiOC膜、SiOCH膜、SiOF膜などの低誘電率膜や、これらの多孔質膜であってもよい。特に芳香族ポリエーテル膜のように組成上酸素を含まない低誘電率有機絶縁膜であっても、少量の、しかし前記極薄のMn酸化膜を自己形成するに充分な量の酸素を含んでおれば、本願発明の方法による拡散バリア膜の自己修復技術を適用することが可能である。前記層間絶縁膜がSiを含まない場合には、前記拡散バリア膜26Yは、Mnxy組成を有する膜となる。
なお、本実施形態において、前記バリアメタル膜はTaに限定されるものではなく、,Zr,Ti,Hf、あるいはこれらの窒化物、例えばTaN,ZrN,TiN,HfNなどであってもよい。
さらに前記CuMn合金層26において、Mnの代わりにAl,Mg,Niのいずれかを使っても、前記拡散バリア膜26Yを形成する自己形成反応を行わせることが可能である。また前記CuMn合金層26を、Mn,Al,Mg,Niのうち、複数の元素を含むように構成してもよい。
[第2の実施形態]
次に本発明の第4の実施形態によるCu配線構造の作製工程を、図7A〜7Cを参照しながら説明する。ただし図中、先に説明した部分に対応する部分には同一の参照符号を付し、説明を省略する。
本実施形態では図7Aの工程において、前記図6Gの構造を、前記図6Iの工程と同様に、10−2〜10Paの窒素雰囲気中、250〜400℃の温度で、昇温速度を7℃/秒未満に設定して熱処理、前記バリアメタル膜26Mの欠陥26Xを補間するMnSixOy拡散防止層26Yの自己形成反応により形成する。かかる熱処理の結果、前記CuMn合金層26の表面には、Mn原子の濃集した濃集層26Zが形成される。
本実施形態では、次に図7Bの工程において、前記Cu−Mn合金層26を、流量が300SCCMのArキャリアガスに蟻酸を50SCCMの流量で添加した雰囲気中、100Paの圧力下、100℃以上で300℃を超えない、例えば250℃の温度において保持し、1〜30分、例えば1分間熱処理を行う。
その結果、前記Cu−Mn合金層26中の余剰Mn原子は、先の反応(1)により、系外に速やかに除去され、前記Cu−Mn合金層26の組成は、純粋なCu層のものに近づく。また前記雰囲気中に酸素ガスを添加していた場合には、前記Mn原子は、先の反応(2)により除去される。
本実施例ではさらに図7Cの工程において、前記図7BのCu層26をシード層として電解めっきを行い、前記図7Bのビアホール23Aおよび配線溝25AをCu層27により充填する。
さらに図7Cの工程の後、前記図6Jの工程と同様な化学機械研磨工程により前記層間絶縁膜25上の余剰のCu層27を除去することにより、図6Jと同様なCu配線構造が得られる。
本実施形態では、前記図7Bの工程の段階でCu−Mn合金層26中の残留Mnの除去を行っているため、効率のよい除去が可能であり、図7Cの工程におけるCu層27中のMn濃度を効果的に低減することが可能となる。
[第3の実施形態]
図8は、本発明の方法により作製されたCu多層配線構造を有する本発明の第3の実施形態による半導体装置40の構成を示す。
図8を参照するに、半導体装置40はシリコン基板41中に素子分離構造41Bにより画成された素子領域41A上に形成されており、前記シリコン基板41上に形成されたゲート絶縁膜42を介して形成されたゲート電極43と、前記ゲート電極43の両側に形成された一対の拡散領域41a,41bとを含む。
前記ゲート電極43は側壁面が側壁絶縁膜43a,43bにより覆われ、さらに前記シリコン基板41上には、CVD−SiO2膜、あるいは組成がSiOC,SiOCHで表される低誘電率有機層間絶縁膜44が、前記ゲート電極43および側壁絶縁膜43a,43bを覆うように形成される。また前記シリコン基板41の素子領域41A中には、前記側壁絶縁膜43a,43bのそれぞれ外側に、ソースおよびドレイン拡散領域41c,41dが形成されている。
前記層間絶縁膜44上には同様な低誘電率有機層間絶縁膜45が形成され、前記層間絶縁膜45中にはCu配線パターン45A,45Bが形成される。前記Cu配線パターン45A,45Bの各々は前記層間絶縁膜45中に、Ta,Zr,Ti,Hf,TaN,ZrN,TiN,HfNなどよりなるバリアメタル膜45aあるいは45bを介して埋設されており、前記バリアメタル膜45a,45bの欠陥部分には、先の実施形態で説明したMnSixOy組成の拡散バリア膜が、前記欠陥部分を補間するように、自己形成されている。
さらに前記Cu配線パターン45A,45Bの各々は、前記層間絶縁膜44中に形成された、例えばタングステン(W)よりなるコンタクトプラグ44P,44Qを介して前記拡散領域41c,41dに電気的に接続されている。
前記Cu配線パターン45A,45Bは前記層間絶縁膜45上に形成された別の低誘電率有機層間絶縁膜46により覆われ、さらに前記層間絶縁膜46上にはさらに別の低誘電率有機層間絶縁膜47が形成されている。
図示の例では前記層間絶縁膜46中にはCu配線パターン46A〜46Cが、また前記層間絶縁膜47中にはCu配線パターン47A,47Bが、それぞれ同様なバリアメタル膜46a〜46cおよび47a,47bを介して埋設されており、前記配線パターン46A,46Cは配線パターン45A,45Bにそれぞれビアプラグ46P,46Qを介して接続され、また前記配線パターン47A,47Bは前記配線パターン46A,46Cにビアプラグ47P,47Qを介して接続されている。
図示の例では、前記ビアプラグ46Pおよび46Qは、デュアルダマシン法により、それぞれ前記Cu配線パターン46Aおよび46Bと一体に形成されており、また前記ビアプラグ47Pおよび47Qも、デュアルダマシン法により、それぞれ前記Cu配線パターン47Aおよび47Bと一体に形成されている。
本実施例によれば、各々のCu配線パターンに付随するバリアメタル膜に欠陥が生じている場合、かかる欠陥を、CuMn合金シード層を使い、かかるCuMn合金シード層の熱処理により、セルフリミティング効果を特徴とする自己形成ないし自己組織化反応により形成される拡散防止膜で自動的に補間することが可能で、配線パターンが微細化された場合でも低い配線抵抗およびコンタクト抵抗を有する配線構造を、高い歩留まりで製造することができる。
その際、前記熱処理を、7℃/秒未満の昇温速度で行うことにより、余剰のMnを効率的にCu層表面に濃集させ、これをCMP工程で除去することにより、効率的に除去することができる。
なお、以上の各実施形態において、前記Cu−Mn合金層16,26は、CuとMn以外に、一または複数の他の元素を含んでいてもよい。
本実施形態においても、前記MnSixOy拡散防止膜において、Mnの代わりにAl,Mg,Niなどを使うことが可能である。
なお、以上の各実施形態において、前記図6Iあるいは図7Aの熱処理工程は、図9Aに示すように、7℃/秒未満の一定の昇温速度で昇温し、所定温度で所定時間保持し、さらに降温する温度カーブで行っているが、図9Bに示すように、前記昇温工程を階段状に行い、平均昇温速度が7℃/秒以下となるように制御することも可能である。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
本発明の関連技術を説明する図(その1)である。 本発明の関連技術を説明する図(その2)である。 本発明の原理を説明する図である。 本発明の原理を説明する図である。 本発明の原理を説明する図である。 本発明の原理を説明する図である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その1)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その2)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その3)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その4)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その5)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その6)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その7)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その8)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その9)である。 本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その10)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その1)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その2)である。 本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造工程を説明する図(その3)である。 本発明の第3の実施形態による半導体装置の構成を示す図である。 本発明で使われる温度カーブの例を示す図である。 本発明で使われる温度カーブの別の例を示す図である。
符号の説明
1,21,23,25 層間絶縁膜
2,13,26M バリアメタル膜
2B,26Y 欠陥補間拡散防止膜
2X,26X 欠陥
3,26 Cu−Mn合金膜
3C Cu原子
3M Mn原子
11,41 シリコン基板
12 熱酸化膜
14 CuMn合金層
22,24 エッチングストッパ膜
23A ビアホール
25A 配線溝
27 Cu層
28 酸化マンガン膜
40 半導体装置
41A 素子領域
41B 素子分離領域
41a,41b,41c,41d 拡散領域
42 ゲート絶縁膜
43 ゲート電極
43a,43b 側壁絶縁膜
44〜47 層間絶縁膜
44P,44Q,46P,46W,47P,47Q コンタクトプラグ
45A,45B,46A〜46C,47A,47B Cu配線パターン
45a,45b,46a〜46c,47a,47b 拡散バリア膜

Claims (6)

  1. 絶縁膜の上面に凹部を形成する工程と、
    前記絶縁膜の前記上面に、前記凹部の側壁面および底面を含めて、第1の金属元素を含みCuの導電性拡散防止膜として作用する第1の導電膜を、前記第1の導電膜が、前記凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように形成する工程と、
    前記絶縁膜上面の前記第1の導電膜を、前記第1の導電膜のうち前記絶縁膜の凹部の側壁面および底面を覆う部分を含めて、CuおよびCuとは異なる第2の金属元素を含む第2の導電膜により、前記第2の導電膜が、前記第1の導電膜の凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように、覆う工程と、
    前記絶縁膜上に、前記第1および第2の導電膜を介して、Cuを主成分とする配線層を、前記配線層が前記第2の導電膜が形成する凹部を充填するように堆積する工程と、
    前記配線層を熱処理し、前記第2の導電膜中の前記第2の金属元素を、前記絶縁膜の凹部のうち、前記第1の導電膜によって覆われていない欠陥部分において、前記絶縁膜の表面のうち、前記欠陥部分において露出された表面部分と反応させ、前記欠陥部分にCuの拡散防止膜として作用する化合物を形成し、さらに前記反応に使われなかった余剰の前記第2の金属元素を、前記第2の導電膜から、前記配線層を介して、前記配線層表面まで拡散させる工程と、
    を含み、
    前記熱処理は、前記配線層の温度を、7℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させることにより、実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 絶縁膜の上面に凹部を形成する工程と、
    前記絶縁膜の前記上面に、前記凹部の側壁面および底面を含めて、第1の金属元素を含みCuの導電性拡散防止膜として作用する第1の導電膜を、前記第1の導電膜が、前記凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように形成する工程と、
    前記絶縁膜上面の前記第1の導電膜を、前記第1の導電膜のうち前記絶縁膜の凹部の側壁面および底面を覆う部分を含めて、CuおよびCuとは異なる第2の金属元素を含む第2の導電膜により、前記第2の導電膜が、前記第1の導電膜の凹部の断面形状に整合した断面形状の凹部を形成するように、覆う工程と、
    前記第2の導電膜を熱処理し、前記第2の導電膜中の前記第2の金属元素を、前記絶縁膜の凹部のうち、前記第1の導電膜によって覆われていない欠陥部分において、前記絶縁膜の表面のうち、前記欠陥部分において露出された表面部分と反応させ、前記欠陥部分にCuの拡散防止膜として作用する化合物を形成し、さらに前記反応に使われなかった余剰の前記第2の金属元素を、前記第2の導電膜の表面まで拡散させる工程と、
    前記第2の導電膜の前記表面において、前記第2の金属元素をカルボン酸ガスと反応させ、除去する工程と、
    前記絶縁膜上に、前記第1および第2の導電膜を介して、Cuを主成分とする配線層を、前記配線層が前記第2の導電膜が形成する凹部を充填するように堆積する工程と、
    を含み、
    前記熱処理は、先記配線層の温度を、7℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させることにより、実行されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記昇温は、前記配線層の温度を、5℃/秒未満の平均昇温速度で昇温させることにより実行されることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記昇温は、前記配線層の温度を、連続的または階段状に上昇させることで実行されることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記熱処理は、最高到達温度を100℃以上、400℃以下の範囲に設定して実行されることを特徴とする請求項1〜4のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2の金属元素は、Mn,Al,Mg,Niのいずれかであることを特徴とする請求項1〜5のうち、いずれか一項記載の半導体装置の製造方法。
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CN115547926A (zh) * 2022-12-02 2022-12-30 合肥晶合集成电路股份有限公司 半导体结构的制作方法以及半导体结构

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