JP2009093697A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】種類情報が不正確な光ディスクでもデータの読取を開始し、該光ディスクに記録されている映像や音声の再生を可能にした光ディスク装置を提供する。
【解決手段】制御部10は、DVD100の物理的な特性を調査する。制御部10は、その調査結果に基づくサーボ制御の下、DVD100から物理フォーマット情報をPUヘッド2に読取らせる。そして、制御部10は、規格で定められているDVD100の物理的な特性に、調査結果が一致するかどうか判定する。調査結果が規格に一致していないと判定した時、制御部10は、種類情報をPUヘッド2に読取らせて判定を行う再判定処理を、調査結果が規格に一致するまで繰り返す規格判定制御を行う。そして、カウンタ10Bのカウント値が一定回数に達すると、制御部10は、規格判定制御を停止し、調査結果に基づくサーボ制御の下、DVD100からデータの読取をPUヘッド2に開始させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、サーボ制御の下、該光ディスクに記録されているデータを読取る光ディスク装置に関するものである。
従来より、サーボ制御の下、光ディスクに対しレーザ光を照射し、該光ディスクからデータを読取って再生する光ディスク装置が一般に普及している。
この光ディスク装置に光ディスクがセットされると、光ディスク装置は、まず、その光ディスクの物理的な特性を調査する。物理的な特性は、例えば、データ記録面に対するレーザ光の反射率、データ記録面のウォブル周波数、又はスピンドルモータに一定電圧印加した時のスピンドルモータの回転速度である。次に、光ディスク装置は、その調査結果に基づいてサーボ制御を実行し、そのサーボ制御下で、ディスクの種類(種別)を示す種類情報を読取る。ディスクの種類は、例えばDVD−ROM、DVD−R、DVD−RWである。そして、光ディスク装置は、その種類の規格で定められている光ディスクの物理的な特性に、調査結果が一致するかどうか判定する。光ディスク装置は、調査結果が規格に一致していると判定した時、光ディスクからのデータの読取を開始する。これにより、再生が開始し、ユーザは、光ディスクに記録されている映像や音声を視聴できる。
なお、特許文献1では、情報記録再生装置が提案されている。
特開2006−120225公報
しかしながら、上述の種類情報は、光ディスクへのデータの記録失敗等により、不正確な場合がある。この場合、調査結果が規格に一致せず、上記従来の光ディスク装置は、光ディスクからのデータの読取を開始できなかった。
よって、上記従来の光ディスク装置では、光ディスクの種類情報が不正確な場合、該光ディスクを再生できなかった。従って、ユーザは、光ディスクに記録されている映像や音声の視聴を断念せざるを得なかった。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、種類情報が不正確な光ディスクでもデータの読取を開始し、該光ディスクに記録されている映像や音声の再生を可能にした光ディスク装置を提供することを目的とする。
本発明の光ディスク装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)光ディスクが装置本体にセットされると、該光ディスクを回転させるとともに、該光ディスクに対してピックアップヘッドからレーザ光を照射して、該光ディスクの物理的な特性を調査する調査手段と、
前記光ディスクを目標回転速度または目標回転数に追随させるとともに、前記レーザ光の照射位置および合焦位置をデータの記録されているトラックに追随させるサーボ制御を、前記調査手段の調査結果に基づいて開始するサーボ手段と、
前記調査手段を有し、前記調査結果に基づく前記サーボ制御の下、ディスクの種類を示す種類情報を前記光ディスクから読取る読取手段と、
前記読取手段が前記種類情報を読取ると、その種類の規格で定められている光ディスクの物理的な特性に、前記調査結果が一致するかどうか判定し、前記調査結果が前記規格に一致していると判定した時、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
前記制御手段は、
前記調査結果が前記規格に一致していないと判定した時、前記種類情報を前記読取手段に読取らせて前記判定を行う再判定処理を、前記調査結果が前記規格に一致するまで繰り返す規格判定制御を行う判定手段と、
前記判定を行った回数をカウントするカウント手段と、を有し、
前記判定手段は、前記カウント手段によるカウント値が一定回数に達すると、前記規格判定制御を停止し、前記調査結果に基づく前記サーボ制御の下、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する。
この構成において、物理的な特性は、例えば、データ記録面に対するレーザ光の反射率、データ記録面のウォブル周波数、又はスピンドルモータに一定電圧印加した時のスピンドルモータの回転速度である。また、サーボ制御は、レーザ光の照射位置を光ディスクの所定トラックの中心に追随させるトラッキングサーボ制御と、及びレーザ光の合焦位置をデータ記録面に追随させるフォーカスサーボ制御と、光ディスクを回転させるスピンドルモータの回転速度を目標回転速度または目標回転数に追随させるスピンドルサーボ制御と、を含む。また、ディスクの種類は、例えばDVD−ROM、DVD−R、DVD+R、DVD−RAM、DVD−RW、又はDVD+RWである。
この構成では、光ディスクへのデータの記録失敗等により、光ディスクの種類を示す種類情報が不正確となっている場面を想定している。まず、ユーザが光ディスクを装置本体にセットすると、該光ディスクの物理的な特性が調査手段により調査される。そして、サーボ手段がその調査結果に基づいてサーボ制御を実行し、そのサーボ制御下で、読取手段が種類情報を読取る。そして、光ディスク装置は、その種類の規格で定められている光ディスクの物理的な特性に、調査結果が一致するかどうか判定する。調査結果が規格に一致していない場合、判定手段により規格判定制御が行われる。しかし、判定を一定回数行っても一致しない場合、種類情報が不正確であるとみなして、判定手段は規格判定制御を停止する。そして、判定手段は、調査結果に基づくサーボ制御の下、データの読取を開始する。これにより、再生が開始し、ユーザは、光ディスクに記録されている映像や音声を視聴できる。
よって、光ディスク装置では、種類情報が不正確な光ディスクでも、光ディスクに記録されている映像や音声の再生を可能にすることができる。
(2)前記制御手段は、
前記調査結果が前記規格に一致していないと判定した時、前記光ディスクの規格で定められている光ディスクの物理的な特性に基づく前記サーボ制御を前記再判定処理の前に前記サーボ手段に実行させ、
その規格に基づく前記サーボ制御に成功すると、そのサーボ制御の下、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する。
この構成では、調査手段が物理特性の調査に失敗した場合でも、再判定処理を繰り返すことなく、光ディスクに記録されている映像や音声の再生を可能にすることができる。そのため、再判定処理の繰り返しが無い分ユーザは待たなくとも済む。
(3)前記カウント手段によるカウント値が一定回数に達した場合に、前記種類情報が不正確であることを示すエラーメッセージを表示する表示手段を備える。
種類情報が不正確であるにも係わらず光ディスクを再生しているため、光ディスクの再生時に異常を来たすことがある。そのため、光ディスク装置が故障したのではないかとユーザに誤解される恐れがある。そこで、上記エラーメッセージを表示手段で表示させている。このエラーメッセージにより、ユーザは再生異常の原因を特定できる。そのため、光ディスク装置が故障したのではないかと誤解されるのを防止できる。
(4)前記光ディスクの物理的な特性は、前記データ記録面に対する前記レーザ光の反射率、前記データ記録面のウォブル周波数、前記光ディスクを回転させるスピンドルモータに一定電圧印加した時の前記スピンドルモータの回転数または回転速度である。
(5)前記一定回数は、1回から3回までの回数である。
(6)前記光ディスクは、ブルーレイディスク又はDVDのいずれかである。
この発明によれば、種類情報が不正確な光ディスクでも、光ディスクに記録されている映像や音声の再生を可能にすることができる。
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。光ディスク装置1は、所謂DVDプレーヤである。光ディスク装置1は、DVD100(Digital Versatile Disk)を回転させるスピンドルモータ18と、スピンドルモータ18に取り付けられ、スピンドルモータ18の回転速度を検出するFG(FrequencyGenerator)センサ12と、FGセンサ12から入力された回転速度を示すFGパルス信号に基づいてスピンドルモータ駆動信号を生成するサーボ回路4と、電源部(不図示)によって商用電源から取り出された駆動電源を該電源部から取得し、回転開始電圧を生成するモータ駆動開始部9と、後述の制御部10の指示によりドライバ回路5への入力を切替える選択回路8と、入力された電気信号に基づいてスピンドルモータ18を駆動するドライバ回路5と、を備える。
さらに、光ディスク装置1は、スピンドルモータ18によって回転しているDVD100にレーザ光を照射し、その反射光を検出するピックアップヘッド2(以下、PUヘッド2と称する)と、該反射光に基づいてエラー信号を生成するエラー信号生成部6と、エラー信号に基づいて駆動信号を生成するサーボ回路4と、駆動信号に基づいてサーボ制御を行うドライバ回路5と、を備えている。
さらに、光ディスク装置1は、光ディスク装置1の各部の動作を制御する制御部10と、PUヘッド2で検出された反射光からRF信号を生成してデータを取得するRFアンプ3と、そのデータを一時的に格納するバッファRAM6と、バッファRAM6からデータを順次読み出して再生信号を生成し、光ディスク装置1の外部に出力する再生部7と、ユーザからの入力操作を受け付ける操作部17と、光ディスク装置1の動作状態などを表示する表示部16と、を備えている。
なお、この実施形態では、光ディスクの1つであるDVDを用いて説明しているが、実施の際は、ブルーレイディスクなどの他のディスクでも構わない。
また、FGセンサ12、サーボ回路4、ドライバ回路5、エラー生成部13、サーボ回路14、及びドライバ回路15が、本発明の「サーボ手段」に相当する。また、PUヘッド2、RFアンプ3、及び再生部7が、本発明の「読取手段」に相当する。
まず、スピンドルサーボ制御について説明する。最初に、モータ駆動開始部9によって生成された一定電圧の回転開始電圧によって、ドライバ回路5がDVD100を一定回転速度(rpm)または一定回転数まで回転させる。この後、スピンドルサーボ制御が行われる。まず、制御部10は、ドライバ回路5への入力をサーボ回路4に切替えるよう選択回路8に指示する。DVD100が回転すると、FGセンサ12は、一回転毎に均等な幅のパルス信号をFGパルス信号としてサーボ回路4に出力する。サーボ回路4は、FGセンサ12から入力された回転速度を示すFGパルス信号に基づいて、スピンドルモータ18の回転速度を目標回転速度または目標回転数にするためのスピンドルモータ駆動信号を生成し、ドライバ回路5に出力する。ドライバ回路5は、入力されたスピンドルモータ駆動信号に基づいてスピンドルモータ18を駆動する。これらの一連の動作を繰り返すことにより、スピンドルサーボ制御が行われる。
次に、フォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御について説明する。
PUヘッド2は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、アクチュエータを備えている。
PUヘッド2は、公知の光ディスク装置と同様に、DVD100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PUヘッド2をDVD100の半径方向に移動させる。
LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、DVD100からの反射光を検出する。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域を形成している。
対物レンズは、DVD100に対するレーザ光の照射位置を調節する。また、アクチュエータは、対物レンズをDVD100に接離する方向、およびDVD100の半径方向に移動させる。
エラー信号生成部6は、PUヘッド2のフォトディテクタを構成する複数の受光素子で検出したDVD100からの反射光に基づいてフォーカスエラー信号(以下、「FE信号」と称する。)を生成し、これをサーボ回路4に出力する。また、エラー信号生成部6は、PUヘッド2のフォトディテクタを構成する複数の受光素子で検出したDVD100からの反射光に基づいてトラッキングエラー信号(以下、「TE信号」と称する。)を生成し、これをサーボ回路4に出力する。
サーボ回路4は、エラー信号生成部6が出力したFE信号、TE信号に基づいて、FE信号の値を0(基準レベル)にするためのフォーカシング駆動信号、及びTE信号の値を0(基準レベル)にするためのトラッキング駆動信号を生成し、これらをドライバ回路5に出力する。
ドライバ回路5は、フォーカシング駆動信号をアクチュエータに与え、ピックアップヘッド2の対物レンズをDVD100に対して光軸方向に移動し、DVD100の記録面にレーザ光を合焦させるフォーカスサーボ制御を行う。また、ドライバ回路5は、トラッキング駆動信号をアクチュエータに与え、ピックアップヘッド2の対物レンズをDVD100の半径方向に移動し、DVD100のトラックの中心にレーザ光を照射させるトラッキングサーボ制御を行う。
フォーカスサーボ制御およびトラッキングサーボ制御を行うことで、レーザ光を所望のトラックに追随させるとともにこのトラックにレーザ光の焦点を合わせることができる。
最後に、再生時における動作について説明する。
PUヘッド2は、DVD100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、DVD100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、光ディスク装置1は、DVD100に記録されているデータを光学的に読み出す。
RFアンプ3は、PUヘッド2に設けられたフォトディテクタを構成する複数の受光素子で検出したDVD100からの反射光に基づいてRF信号を生成する。RF信号は、DVD100に記録されているデータの読取信号である。そして、RFアンプ3は、そのRF信号を増幅して、そのRF信号を処理して映像と音声のデータを取り出す。ここで、取り出されるデータは、例えばMPEGでエンコードされている。最後に、RFアンプ3は、取り出した映像と音声のデータをバッファRAM6に順次格納する。
再生部7は、バッファRAM6に格納されているデータを順次読み出してデコードするデコーダ(不図示)を内蔵する。再生部7は、デコーダでデコードされたデータから再生信号を生成し、光ディスク装置1の外部に出力する。光ディスク装置1には、例えば液晶モニタやスピーカが接続される。これにより、ユーザは、液晶モニタやスピーカなどにおいて、DVD100に記憶されているコンテンツを視聴する。
記憶部11は、例えばEEPROMで構成される。記憶部11は、光ディスク装置1の各部の動作を制御する制御方法が記述された制御プログラムを格納する。
制御部10は、例えばマイクロコンピュータで構成される。制御部10は、上記制御プログラムで処理されるデータを展開するためのワークフィールドとしてのRAM10Aと、判定を行った回数をカウントするカウンタ10Bと、を内蔵する。ここで、カウンタ10Bの詳細については、後述する。
操作部17には、ユーザの入力操作を受け付ける複数のキーが設けられている。操作部17は、それらの操作に応じた信号(コマンド)を制御部10に伝送する。
表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)で構成される。表示部16は、時刻、光ディスク装置1の動作状態を示す情報、再生中のデータに関する情報、ユーザへのメッセージなどを表示する。
図2は、DVD100の記録領域を示す図である。DVD100の記録領域は、その内周から外周にかけてPCA90、RMA91、リードイン領域92、データ領域93、リードアウト領域94に分けられている。
PCA90は、レーザパワーの校正が行われる領域である。そのため、光ディスク装置1は、レーザパワーの校正が行われた回数を、PCA90を調査することにより取得する。このレーザパワーの校正は、データの記録開始時に行われる。そのPCA90では、現在の規格上、レーザパワーの校正が99回行える。
RMA91は、光ディスク装置1にとって必要な記録管理情報が記録されている領域である。記録管理情報は、DVD100上におけるデータの記録範囲を示す情報である。
リードイン領域92は、DVD100の物理フォーマット情報が記録されている領域である。この物理フォーマット情報は、DVD100のディスクの種類を示す種類情報を含むデータである。ディスクの種類は、例えばDVD−ROM、DVD−R、DVD+R、DVD−RAM、DVD−RW、又はDVD+RWである。
データ領域93は、保存されたデータが記録されている領域である。リードアウト領域94は、保存されたデータがファイナライズされた場合に作成される領域である。
図3は、本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、ユーザがDVD100を光ディスク装置1にセットした時の動作である。
DVD100が光ディスク装置1にセットされると、制御部10は、一定電圧である回転開始電圧をモータ駆動開始部9に生成させ、DVD100を回転させる(S1)。
次に、制御部10は、DVD100の物理的な特性を調査する(S2)。物理的な特性は、例えば、データ記録面に対するレーザ光の反射率、データ記録面のウォブル周波数、又はスピンドルモータ18に一定電圧印加した時のスピンドルモータ18の回転速度である。制御部10は、DVD100に対してPUヘッド2からレーザ光を照射して、その反射光を調査することにより、レーザ光の反射率とウォブル周波数とを取得する。また、制御部10は、FGセンサ12から出力されるFGパルス信号を調査することにより、スピンドルモータ18の回転速度を取得する。ここで、制御プログラムには、一定電圧印加時に取得される回転速度が、ディスクサイズと対応付けられて予め記憶されている。これにより、制御部10は、スピンドルモータ18の回転速度から、ディスクサイズを算出する。
制御部10は、S2における調査結果に基づいて、サーボ調整を行う(S3)。サーボ調整は、例えばエラー生成部13のゲイン調整、サーボ回路4のゲイン調整である。
制御部10は、S2における調査結果に基づいて、スピンドルサーボ制御、フォーカスサーボ制御、およびトラッキングサーボ制御を開始する(S4)。
制御部10は、S2における調査結果に基づくサーボ制御の下、DVD100から物理フォーマット情報をPUヘッド2に読取らせる(S5)。読取られた物理フォーマット情報は、RFアンプ3を介して制御部10に入力される。制御部10は、物理フォーマット情報に含まれる種類情報を解析し、DVD100の種類を判別する。これにより、制御部10は、DVD100が、DVD−ROM、DVD−R、DVD+R、DVD−RAM、DVD−RW、又はDVD+RWの内のいずれの種類のディスクであるか識別できる。ここで、これらのディスクは、規格で定められているディスクの物理的な特性が種類毎に異なる。例えばDVD−ROMであれば、ディスクサイズが120mmで、反射率が45から85%であり、ウォブル周波数はない。また、DVD−Rであれば、ディスクサイズが120mmで、反射率が45から85%であり、ウォブル周波数は140kHzである。また、DVD+Rであれば、ディスクサイズが120mmで、反射率が45から85%であり、ウォブル周波数は817kHzである。これらのディスクの物理的な特性は、ディスクの種類と対応付けて制御プログラムに予め記述されている。
そして、制御部10は、その種類の規格で定められているDVD100の物理的な特性に、調査結果が一致するかどうか判定する(S6)。例えば、調査結果がディスクサイズ120mmで反射率65%でウォブル周波数140kHzである場合、DVD100の種類がDVD−Rであれば、判定は肯定である。逆に、調査結果がディスクサイズ120mmで反射率55%でウォブル周波数140kHzである場合、DVD100の種類がDVD+Rであれば、判定は否定である。ここで、この判定否定では、DVD100へのデータの記録失敗等により、DVD100の種類を示す種類情報が不正確となっている場面を想定している。
S6において調査結果が規格に一致していると判定した時、制御部10は、DVD100からデータの読取をPUヘッド2に開始させ(S7)、本処理を終了する。これにより、再生が開始し、ユーザは、DVD100に記録されている映像や音声を視聴できる。
一方、S6において調査結果が規格に一致していないと判定した時、制御部10は、種類情報をPUヘッド2に読取らせて判定を行う再判定処理を、調査結果が規格に一致するまで繰り返す規格判定制御を行う(S8、S9、S3〜S6)。ここで、この規格判定制御について以下詳述する。
まず、調査結果が規格に一致していないと判定した時、制御部10は、カウンタ10Bのカウント値をインクリメント(プラス1)する(S8)。ここで、カウンタ10Bは、カウント値が一定回数に達すると、オーバーフローする。この一定回数は、予め設定される値である。一定回数は、あまり回数を多く設定するとその分再判定処理が繰り返されてユーザを待たせることになるため、1回から3回までの回数が好ましい。この実施携帯では、一定回数は、1回に設定する。
制御部10は、カウンタ10Bのカウント値が一定回数に達するまで(S9)、S3に戻り処理を継続する。
そして、カウンタ10Bのカウント値が一定回数に達すると(S9)、制御部10は、規格判定制御を停止し、S2における調査結果に基づいて、サーボ調整を行う(S10)。例えば、調査結果がディスクサイズ120mmで反射率55%でウォブル周波数140kHzである場合であって、DVD100の種類がDVD+Rである場合、制御部10は、ディスクサイズ120mmで反射率55%でウォブル周波数140kHzに基づいて、サーボ調整を行う。
そして、制御部10は、調査結果に基づくサーボ制御の下、DVD100からデータの読取をPUヘッド2に開始させ(S7)、本処理を終了する。これにより、再生が開始し、ユーザは、DVD100に記録されている映像や音声を視聴できる。
よって、光ディスク装置1では、種類情報が不正確なDVD100でも、DVD100に記録されている映像や音声の再生を可能にすることができる。
なお、種類情報が不正確であるにも係わらずDVD100を再生しているため、DVD100の再生時に異常を来たすことがある。そのため、光ディスク装置1が故障したのではないかとユーザに誤解される恐れがある。そこで、S10の後に、制御部10は、種類情報が不正確であることを示すエラーメッセージを表示部16で表示するのが好ましい。このエラーメッセージは、例えば「DVD100の種類を示す情報が壊れており、DVD100の種類が分かりません。そのため、DVD100が正常に再生されないことがあります。」である。このエラーメッセージにより、ユーザは異常の原因を特定できる。そのため、光ディスク装置1が故障したのではないかと誤解されるのを防止できる。
また、本発明の実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
図4は、本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャートである。この動作は、図3のS6とS8の間にS20とS21の処理を追加した動作であり、その他の処理(S1〜S8)については同じである。
S6において調査結果が規格に一致していないと判定した時、制御部10は、規格で定められているDVD100の物理的な特性に基づいてサーボ調整を行う(S20)。例えば、調査結果がディスクサイズ120mmで反射率55%でウォブル周波数140kHzである場合であって、DVD100の種類がDVD+Rである場合、制御部10は、ディスクサイズ120mm、反射率45から85%、及びウォブル周波数817kHzに基づいて、サーボ調整を行う。
そして、制御部10は、その規格に基づく、スピンドルサーボ制御、フォーカスサーボ制御、およびトラッキングサーボ制御を開始できるかどうか判定する(S21)。その規格に基づくサーボ制御に失敗すると、制御部10は、S8に進み処理を継続する。
制御部10は、その規格に基づくサーボ制御に成功すると、そのサーボ制御の下、DVD100からデータの読取をPUヘッド2に開始させ(S7)、本処理を終了する。
これにより、S2において物理特性の調査に失敗した場合でも、再判定処理を繰り返すことなく、DVD100に記録されている映像や音声の再生を可能にすることができる。そのため、再判定処理の繰り返しが無い分ユーザは待たなくとも済む。従って、DVD100がセットされてから再生が開始されるまでの間の時間を短縮できる。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図 DVD100の記録領域を示す図 本発明の実施形態である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャート 本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置の制御部が行う動作を示すフローチャート
符号の説明
1−光ディスク装置
2−ピックアップヘッド
3−RFアンプ
4−サーボ回路
5−ドライバ回路
6−エラー信号生成部
7−再生部
8−選択回路
9−モータ駆動開始部
10−制御部
12−FGセンサ
13−エラー生成部
14−サーボ回路
15−ドライバ回路
16−表示部
17−操作部
18−スピンドルモータ
100−DVD

Claims (6)

  1. 光ディスクが装置本体にセットされると、該光ディスクを回転させるとともに、該光ディスクに対してピックアップヘッドからレーザ光を照射して、該光ディスクの物理的な特性を調査する調査手段と、
    前記光ディスクを目標回転速度または目標回転数に追随させるとともに、前記レーザ光の照射位置および合焦位置をデータの記録されているトラックに追随させるサーボ制御を、前記調査手段の調査結果に基づいて開始するサーボ手段と、
    前記調査手段を有し、前記調査結果に基づく前記サーボ制御の下、ディスクの種類を示す種類情報を前記光ディスクから読取る読取手段と、
    前記読取手段が前記種類情報を読取ると、その種類の規格で定められている光ディスクの物理的な特性に、前記調査結果が一致するかどうか判定し、前記調査結果が前記規格に一致していると判定した時、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する制御手段と、を備えた光ディスク装置において、
    前記制御手段は、
    前記調査結果が前記規格に一致していないと判定した時、前記種類情報を前記読取手段に読取らせて前記判定を行う再判定処理を、前記調査結果が前記規格に一致するまで繰り返す規格判定制御を行う判定手段と、
    前記判定を行った回数をカウントするカウント手段と、を有し、
    前記判定手段は、前記カウント手段によるカウント値が一定回数に達すると、前記規格判定制御を停止し、前記調査結果に基づく前記サーボ制御の下、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する光ディスク装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記調査結果が前記規格に一致していないと判定した時、前記光ディスクの規格で定められている光ディスクの物理的な特性に基づく前記サーボ制御を前記再判定処理の前に前記サーボ手段に実行させ、
    その規格に基づく前記サーボ制御に成功すると、そのサーボ制御の下、前記光ディスクからデータを読取るよう前記読取手段に指示する請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記カウント手段によるカウント値が一定回数に達した場合に、前記種類情報が不正確であることを示すエラーメッセージを表示する表示手段を備える請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記光ディスクの物理的な特性は、前記データ記録面に対する前記レーザ光の反射率、前記データ記録面のウォブル周波数、前記光ディスクを回転させるスピンドルモータに一定電圧印加した時の前記スピンドルモータの回転数または回転速度である請求項1から3のいずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 前記一定回数は、1回から3回までの回数である請求項1から4のいずれかに記載の光ディスク装置。
  6. 前記光ディスクは、ブルーレイディスク又はDVDのいずれかである請求項1から5のいずれかに記載の光ディスク装置。
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