JP2006202382A - 光ディスク記録方法および光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録方法および光ディスク記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 記録媒体を再生するために必要な管理情報の救済を図る光ディスク記録方法を提供する。
【解決手段】 シーケンシャルレコーディング方式で記録する。その際、RMAの管理領域において追記される毎にRMDBlockに対してフォーマット(Format)1RMDの情報が順番に記録する。そして、記録を終了する場合には、記録領域の最終領域にリードアウトを記録する。そして、次に、PCAおよびRMAの管理領域に記録されている情報をリードアウトの後に記録する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、DVD−R(DVD-Recordable)等の光ディスクに情報を記録する光ディスク記録方法および光ディスク記録再生装置に関する。
従来より、大容量の光ディスクであるDVD(Digital versatile disc)において、情報の書込可能な光ディスクは、1回限りの追記可能なDVD−R(DVD-Recordable)、追記あるいは上書き可能なDVD−RW(DVD-Rewritable)等が提供されている。
ここで、高記録容量の光ディスクに映画等の情報(一般にはコンテンツと称される場合もある)を記録する場合、その記録方式には大別して次のような方式がある。
一つには、シーケンシャルすなわち連続的にデータを記録するシーケンシャルレコーディングモード(Sequential Recording Mode)方式(以下、SR方式とも称する)で光ディスクの内周から外周に連続的にデータ記録が実行可能な記録方式である。特にDVD−Rは、上書きができない1回限りの追記可能な記録媒体であり、この方式により情報が記録されている。
一方、もう1つの記録方式はランダムアクセス可能な記録方式であり、リストリクティッドオーバライトモード(Restricted Over Write Mode)方式(以下、単にROW方式とも称する)で光ディスクの記録領域においてランダムなデータ記録が実行可能な記録方式である。上書き可能なDVD−RW等で用いられる記録方式である。なお、DVD−RWは、SR方式によるデータ記録も可能である。
これらの記録方式は、記録再生装置が有するライティングソフト等のプログラムにより制御され、いずれかの記録方式がユーザあるいは管理者により選択されて、光ディスクに記録される。そして、この記録方式は、光ディスクの内周側の管理情報を記録する管理領域に記録されることになる。
特開2003−7035号公報には、光ディスクに対して再生専用の再生装置と記録再生可能な記録再生装置とにおいて装置の互換性を図る情報を記録媒体に記録する方式が開示されている。
また、特表2003−510742号公報においては、光ディスクに存在する欠陥パケットを救済する欠陥情報である欠陥テーブルを記録する方式が開示されている。
当該方式によりデータ以外の情報を光ディスクに記録することにより装置の互換性を図るあるいは欠陥パケットを救済することが可能となる。
特開2003−7035号公報 特表2003−510742号公報
しかしながら、いわゆる記録方式等の管理情報を記録する管理領域が記録媒体において不良となってしまった場合、装置は当該管理情報を用いてデータ領域のデータの再生動作を実行するため当該記録媒体の再生自体が不能となってしまうことになる。特に、管理情報はデータ領域のデータと異なりほぼ完全な情報であることが求められている。
また、通常、記録媒体においてはある規格で定まっている領域が管理領域として確保されているが、追記の回数毎に管理情報も管理領域に追記されていくため、その領域を越えるような回数追記することはできないという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、記録媒体を再生するために必要な管理情報の救済を図る光ディスク記録方法および光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光ディスク記録再生装置は、データを再生するために必要な管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有するDVD−RおよびDVD−RWの一方にデータを追記しながら記録する光ディスク記録再生装置であって、記録媒体に対するレーザ照射によりデータを記録する制御部を備え、制御部は、記録終了時にリードアウトを記録するとともに記録媒体の管理領域に記録された管理情報をリードアウト以降に再び記録し、管理情報は、記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータおよびリードインに相当し、制御部は、管理領域に記録された管理情報が不良で再生不能である場合には、リードアウト以降に記録された管理情報を再生して、データ領域に記録されたデータを再生する。
本発明に係る光ディスク記録再生装置は、データを再生するために必要な管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有する記録媒体にデータを追記しながら記録する光ディスク記録再生装置であって、記録媒体に対するレーザ照射によりデータを記録する制御部を備え、制御部は、記録終了時にリードアウトを記録するとともに記録媒体の管理領域に記録された管理情報をリードアウト以降に再び記録し、管理情報は、記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータに相当する。
好ましくは、管理情報は、リードインをさらに含む。
好ましくは、記録媒体は、DVD−RおよびDVD−RWの一方である。
好ましくは、制御部は、管理領域に記録された管理情報が不良で再生不能である場合には、リードアウト以降に記録された管理情報を再生して、データ領域に記録されたデータを再生する。
本発明に係る光ディスク記録方法は、データを再生するために必要な管理情報を格納する管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有する記録媒体にデータを追記しながら記録する光ディスク記録方法であって、記録終了時に記録媒体にリードアウトを記録し、記録媒体の管理領域に記録された記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータである管理情報をリードアウト以降に再び記録する。
本発明に係る光ディスク記録方法および光ディスク記録再生装置は、記録終了時に記録媒体の管理領域に記録された記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータである管理情報をリードアウト以降に再び記録するので、データを再生するために必要な管理領域の管理情報のバックアップとして記録することが可能であるため仮に管理領域が不良となった場合においても救済することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に従う光ディスク記録再生装置の概略ブロック図である。
図1を参照して、光ディスク記録再生装置1は、DVD等の同心円状又は渦巻状の情報記録トラックが形成された光ディスク70に対して、音楽や映像等の情報の記録及び/又は再生を行なう。
光ディスク記録再生装置1は、ディスク挿入検知部2と、スピンドルモータ3と、光ピックアップ4と、移動モータ5と、レーザ駆動部6と、信号処理部7と、データスライス信号生成部8と、サーボ制御部(フォーカシング制御部、トラッキング制御部)9とを備える。さらに、光ディスク記録再生装置1は、映像・音声信号入出力部10と、リモコン11と、リモコン受信部12と、表示部13と、及び上記各部を制御するための制御部20を備えている。
ディスク挿入検知部2は、光ディスク70が不図示のディスク挿入部から挿入されたことを検出し、その信号を制御部20へ入力する。挿入された光ディスク70は、スピンドルモータ3に装着される。スピンドルモータ3は、制御部20からの指示に従い回転駆動され、装着された光ディスク70が所定速度で回転するように制御する。
光ピックアップ4は、光ディスク70に対して情報の記録及び/又は再生を行なうための光を照射すると共に、光ディスク70からの反射光を受光して電気信号に変換出力するものであり、制御部20からの指示に基づきリニアモータから成る移動モータ5により光ディスク70上でその半径方向に移動される。
この光ピックアップ4は、半導体レーザ41から出射された光をコリメートレンズ42、ビームスプリッタ43および対物レンズ44を介して光ディスク70上に集光照射する。また、光ディスク70上からの反射光を対物レンズ44、ビームスプリッタ43、及び集光レンズ45を介して光検知器46で受光する。
半導体レーザ41は、制御部20からの指示に応答して動作するレーザ駆動部6によりその発光が制御される。光検知器46は、受光面が複数の領域に分割され、受光面毎に受光強度に応じた電気信号を出力する分割フォトダイオードから構成されており、光検知器46からの出力信号は信号処理部7に入力される。
対物レンズ44は、レンズホルダ47に保持されており、レンズホルダ47には、フォーカシングコイル48と、トラッキングコイル49が設けられている。フォーカシングコイル48は、不図示の磁石との磁気作用により、対物レンズ44を光ディスク70のディスク面と垂直な方向へ移動させるものである。また、トラッキングコイル49は、同様に、対物レンズ44を光ディスク70のディスク面と平行に光ディスク70の記録トラックと垂直な方向へ移動させるものである。
信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、RF信号(反射強度)を生成し、データスライス信号生成部8へ出力する。データスライス信号生成部8は、このRF信号を2値化したデータスライス信号を生成し、制御部20へ入力する。制御部20では、このデータスライス信号に基づいて、光ディスク70に形成されているピットを検出する。
また、信号処理部7は、光検知器46からの出力信号に基づいて、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号を生成し、サーボ制御部9へ出力する。フォーカスエラー信号は、対物レンズ44を介して光ディスク70に照射する光の集光点の光ディスク70面からのずれ量に対応する信号であり、トラックエラー信号は、集光点の記録トラックからのずれ量に対応する信号である。
サーボ制御部9は、これらフォーカスエラー信号及びトラックエラー信号に基づいて、フォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49への電流供給を制御して対物レンズ44を移動させ、それにより、集光点が光ディスク70のディスク面上、かつ、記録トラック上に位置するようにサーボ制御する。
映像・音声信号入出力部10には、不図示のディスプレイやスピーカ、テレビ受像機等の外部装置が接続され、光ディスク70から再生した映像信号や音声信号の出力や、外部装置からの映像信号や音声信号の入力が行なわれる。
リモコン11は、光ディスク記録再生装置1の各種の動作を操作するためのものであり、各種の動作を操作するための操作キー(何れも不図示)を備えている。リモコン7は、これらのキーの操作に応じて、対応する信号を赤外線信号で送出する。リモコン受信部12は、リモコン11から送出される赤外線信号を受信し、その信号を制御部20へ出力する。表示部13は、光ディスク記録再生装置1本体のフロントパネルに設けられ、リモコン11により操作された内容や光ディスク記録再生装置1の動作状況等を表示する。
ここで、光ディスク70に対する情報の記録/再生について説明する。まず、光ディスク70からの情報の再生は、スピンドルモータ3により光ディスク70を所定速度で回転させながら、半導体レーザ41からの光を光ディスク70に照射し、その反射光を光検知器46で受光する。そして、サーボ制御部9により、信号処理部7からのフォーカスエラー信号に基づいてフォーカシングコイル48への電流供給を制御して対物レンズ44を移動させ、半導体レーザ41からの光の集光点が光ディスク70面上に位置するようにフォーカスオン(フォーカス引き込み)させる。さらに、サーボ制御部9により、信号処理部7からのトラックエラー信号に基づいてトラッキングコイル49への電流供給を制御して対物レンズ44を移動させ、半導体レーザ41からの光の集光点が所望の記録トラック上に位置するようにトラックオン(トラック引き込み)させる。
フォーカスオン及びトラックオンさせた後は、サーボ制御部9により、フォーカスエラー信号及びトラックエラー信号に基づいてフォーカシングコイル48及びトラッキングコイル49への電流供給を制御し、フォーカスオン状態及びトラックオン状態を維持するようにフォーカシングサーボ制御及びトラッキングサーボ制御が行なわれる。
そして、このサーボ状態で信号処理部7から出力されたRF信号がデータスライス信号生成部8に入力され、データスライス信号生成部8によりRF信号を2値化して生成されたデータスライス信号が制御部20に入力される。制御部20は、このデータスライス信号を基に光ディスク70に形成されているピットの有無を検出して光ディスク70に記録されている情報を読取り、読取った情報を映像信号や音声信号に再生して、映像・音声信号入出力部10から外部装置へ出力する。
また、光ディスク70への情報の記録は、同様に、フォーカシング及びトラッキングのサーボ状態で、半導体レーザ41からの光により光ディスク70上にピットを形成することにより行なわれる。このとき、映像・音声信号入出力部10から入力された映像信号や音声信号が制御部20により符号化され、半導体レーザ41が、制御部20による制御のもと、その符号化データに応じて発光制御される。これにより、その符号化データに応じたピットが光ディスク70の記録トラックに形成され、映像や音声の情報が記録される。ピットの形成は、半導体レーザ41を情報の読取り時よりも高出力で発光させることにより可能としている。
上記構成の光ディスク記録再生装置1は、制御部20による制御のもと、リモコン11を操作することにより、光ディスク70からの情報の再生や、光ディスク70への情報の記録等を行なう。また、光ディスク記録再生装置1は、制御部20による制御のもと、光ディスク70が挿入されると、光ディスク70の最内周側に記録されている情報を読取る初期動作を行なう。そして、初期動作で読取った情報に基づいて、挿入された光ディスク70の種類や記録内容を判断し、その後の情報の記録や再生等の動作を制御する。
以下、本発明の実施の形態に従う光ディスク70の管理領域に対して記録する記録方式について説明する。本例においては、一例としてDVD−R(DVD−RWも含む)の光ディスクを例に挙げて説明する。なお、光ディスク70の管理領域等に関する情報の制御は制御部20において実行するものとする。
図2を用いて光ディスク70の管理領域について説明する。
図2を参照して、光ディスク70の管理領域として、データを記憶する領域であるデータ領域すなわちデータエリア(Data Area)の内周にリードインゾーン(Lead-in Zone)が設けられる。そして、リードインゾーンのさらに内周にRインフォメーションエリア(R-information Area)が設けられる。なお、Rインフォメーションエリアとリードインゾーンとの間には、領域を区切るための1ECC Block(32KB)のリンキングロスエリア(Linking Loss Area)が設けられる。
そして、Rインフォメーションエリアは、記録時の半導体レーザのパワー校正に用いられるデータ情報が格納されるPCA(Power Calibration Area)と、種々の制御情報等の管理情報を記録するRMA(Recording Management Area)とに分けられる。なお、PCAとRMAとは、上述した領域を区切るためのリンキングロスエリアにより分けられている。
また、RMAは、RMAリードイン(RMA Lead-in)と、RMDBlockにより構成されている。
図3は、RMAリードインについて説明する図である。
図3を参照して、RMAリードインは、システムリザーブドフィールド(System Reserved Field)とユニークアイデンティフィアフィールド(Unique Identifier Field)とで構成されている。
図4は、RMAリードイン(RMA Lead-in)に記録されるフィールド内容を説明する図である。
システムリザーブドフィールドは、基本的に未使用領域として確保される。また、ユニークアイデンティフィアフィールドは、ドライブ製造者ID、ドライブシリアルナンバー、ドライブモデルナンバー、ディスクID等の情報が記録される。
そして、RMDBlockに記録時の記録方式に関する情報等が格納される。
図5は、RMDBlockに記録される記録方式に関するRMDフォーマットの種類を説明する図である。
図5を参照して、ここでは3種類のRMDフォーマットが示されている。具体的には、フォーマット(Format)1RMD〜フォーマット(Format)3RMDがある。フォーマット(Format)1RMDは、SR方式で記録する場合に関する情報である。このSR方式は、DVD−RもしくはDVD−RWで用いられる。フォーマット(Format)2RMDは、上書き等の消去動作を伴う場合における記録方式とイレース動作に関する情報である。このフォーマット(Format)2RMDは、DVD−Rにおいては無関係であり、DVD−RWで記録される情報である。また、フォーマット(Format)3RMDは、ROW方式で記録する場合に関する情報である。このROW方式は、DVD−Rにおいては無関係であり、DVD−RWで用いられる。これらは規格により定められているフォーマットであり、制御部20内において計算等の処理に基づき作成されてRMDBlockに記録される。
図6は、RMDBlockを用いて記録されるフォーマットについて説明する図である。
図6(a)は、RMDデータの種類を分類したものである。具体的には、固定値、ステータス、ドライブ情報、数値、ディフェクト、カウンタが記録される。
図6(b)は、規格で定められているフォーマット(Format)1RMDの構成図である。ここで示されるように、フィールド(Field)0〜12において、規格で定められている各種データが記録される。
図6(c)および(d)は、規格で定められているフォーマット2RMDおよびフォーマット3RMDの構成図である。
図7のフローチャート図を用いて、本発明の実施の形態に従うDVD−Rに対してデータを記録する際の記録の流れについて説明する。
図7を参照して、記録を開始(ステップS0)し、DVD−Rに対しては、上述したようにSR方式で記録を開始する(ステップS1)。したがって、管理領域におけるRMDBlockには、フォーマット(Format)1RMDの情報が記録されることになる。そして、記録が終了となるまでSR方式での記録が実行される(ステップS2)。その際、追記される毎にRMDBlockに対してフォーマット(Format)1RMDの情報が順番に記録されることになる。そして、記録が終了となった場合には、ステップS3に進む。そして、記録された領域の最終部分にリードアウト(Temp Lead-out)を記録する。
そして、制御部20は、今までにおいて、記録してきた管理領域における情報をリードアウトの外側のデータ領域に記録する。具体的には、PCAおよびRMAを記録する(ステップS4)。そして、記録を終了する(ステップS5)。
これにより、たとえPCAおよびRMAの管理領域の管理情報が不良となった場合においても救済処置としてリードアウト(Temp Lead-out)以降のデータを再生することにより救済が可能となる。
図8は、図7に従う記録の流れを概略的に説明する図である。
図8(a)に示されるようにDVD−Rにおいて、記録開始は、シーケンシャルレコーディングモード(SR方式)方式で記録される。その際、上述したようにRMAの管理領域において追記される毎にRMDBlockに対してフォーマット(Format)1RMDの情報が順番に記録される。そして、記録を終了する場合には、図8(b)に示されるように記録された領域の最終領域にリードアウトを記録する。そして、次に、図8(c)に示されるようにPCAおよびRMAの管理領域に記録されている情報をリードアウトの後に記録する。
当該方式により、仮にPCAおよびRMAの管理領域の管理情報が不良となった場合においても、リードアウト以降の管理情報を再生することにより記録媒体に記録されたデータ全体の再生を救済することが可能となる。
図8(d)は、PCAおよびRMAだけでなく、Lead−in Zoneの管理情報もさらに記録する場合を説明する図である。リードアウト以降のデータ領域が十分に確保される場合には、Lead−in Zoneの管理情報も記録することによりさらに救済処置の能力を向上させることが可能となる。本例においては、特に管理情報について主に説明したが、リードアウト以降のデータ領域に対してたとえば互換性を確保する情報あるいは特殊再生を実行する情報等データ以外の情報を記録させることも可能である。
また、主にDVD−Rについて主に説明したがDVD−RWに対しても同様に適用可能である。
また、本例においては、管理情報のバックアップ領域としてリードアウト以降のデータ領域を用いる方式について説明したが、これに限られず管理領域の拡張領域としてリードアウト以降のデータ領域を用いることによりすなわち管理領域を広げることにより通常の追記回数の制限を越えて追記を可能とすることもできる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従う光ディスク記録再生装置の概略ブロック図である。 光ディスク70の管理領域について説明する図である。 RMAリードインについて説明する図である。 RMAリードイン(RMA Lead-in)に記録されるフィールド内容を説明する図である。 RMDBlockに記録される記録方式に関するRMDフォーマットの種類を説明する図である。 RMDBlockを用いて記録されるフォーマットについて説明する図である。 本発明の実施の形態に従うDVD−Rに対してデータを記録する際の記録の流れについて説明するフローチャート図である。 図7に従う記録の流れを概略的に説明する図である。
符号の説明
1 光ディスク記録再生装置、2 ディスク挿入検知部、3 スピンドルモータ、4 光ピックアップ、5 移動モータ、7 信号処理部、8 データスライス信号生成部、9 サーボ制御部(フォーカシング制御部、トラッキング制御部)、20 制御部、41 半導体レーザ、44 対物レンズ、46 光検知器、70 光ディスク。

Claims (6)

  1. データを再生するために必要な管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有するDVD−RおよびDVD−RWの一方にデータを追記しながら記録する光ディスク記録再生装置であって、
    前記記録媒体に対するレーザ照射によりデータを記録する制御部を備え、
    前記制御部は、記録終了時にリードアウトを記録するとともに前記記録媒体の管理領域に記録された管理情報をリードアウト以降に再び記録し、
    前記管理情報は、記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータおよびリードインに相当し、
    前記制御部は、前記管理領域に記録された前記管理情報が不良で再生不能である場合には、前記リードアウト以降に記録された前記管理情報を再生して、前記データ領域に記録されたデータを再生する、光ディスク記録再生装置。
  2. データを再生するために必要な管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有する記録媒体にデータを追記しながら記録する光ディスク記録再生装置であって、
    前記記録媒体に対するレーザ照射によりデータを記録する制御部を備え、
    前記制御部は、記録終了時にリードアウトを記録するとともに前記記録媒体の管理領域に記録された管理情報をリードアウト以降に再び記録し、
    前記管理情報は、記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータに相当する、光ディスク記録再生装置。
  3. 前記管理情報は、リードインをさらに含む、請求項2記載の光ディスク記録再生装置。
  4. 前記記録媒体は、DVD−RおよびDVD−RWの一方である、請求項2記載の光ディスク記録再生装置。
  5. 前記制御部は、前記管理領域に記録された前記管理情報が不良で再生不能である場合には、前記リードアウト以降に記録された前記管理情報を再生して、前記データ領域に記録されたデータを再生する、請求項2記載の光ディスク記録再生装置。
  6. データを再生するために必要な管理情報を格納する管理領域とデータを格納することが可能なデータ領域とを有する記録媒体にデータを追記しながら記録する光ディスク記録方法であって、
    記録終了時に前記記録媒体にリードアウトを記録し、
    前記記録媒体の管理領域に記録された記録時のレーザ照射のパワー校正に用いられるデータおよび記録方式に関するフォーマットデータである管理情報を前記リードアウト以降に再び記録する、光ディスク記録方法。
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