JP2009091161A - 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法 - Google Patents

帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009091161A
JP2009091161A JP2008239598A JP2008239598A JP2009091161A JP 2009091161 A JP2009091161 A JP 2009091161A JP 2008239598 A JP2008239598 A JP 2008239598A JP 2008239598 A JP2008239598 A JP 2008239598A JP 2009091161 A JP2009091161 A JP 2009091161A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
belt
strip
folding
shaped body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008239598A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5100587B2 (ja
Inventor
Katsuji Miyazaki
勝治 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komori Corp
Original Assignee
Komori Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komori Corp filed Critical Komori Corp
Priority to JP2008239598A priority Critical patent/JP5100587B2/ja
Publication of JP2009091161A publication Critical patent/JP2009091161A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5100587B2 publication Critical patent/JP5100587B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】フォーマーの位置を検出し検出した位置に応じてコンペンセータ・ロールの位置を自動的に調整することができる帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法を提供する。
【解決手段】帯状体に絵柄を印刷する印刷手段と、印刷手段によって印刷された絵柄を検出する検出手段と、印刷手段で印刷された帯状体を、帯状体の搬送方向と平行な方向に折る折手段と、折手段で折られた帯状体を、帯状体と直行する方向に断裁する断裁手段と、検出手段が絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相を求め、求めた回転位相に応じて断裁手段による帯状体の断裁位置を調整する制御手段とを備えた帯状体断裁位置制御装置において、折手段の帯状体搬送方向の位置を検出する折手段位置検出手段を備え、制御手段が、折手段位置検出手段が検出した折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて断裁手段による帯状体の断裁位置を調整した。
【選択図】図1

Description

本発明は、帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法に関する。
従来、折機においては、ウェブの左右方向の伸びなどに応じてウェブがチョッパー装置で折られる位置が変化するため、チョッパー装置がウェブの中央部分を折るようにフォーマーの紙流れ方向位置を調整している。また、従来、カット・オフ・コントロール装置(帯状体断裁位置制御装置)の検出器は、フォーマーの紙流れ方向上流側に設置されているため、フォーマー以降の断裁胴までの紙流れ方向長さの変化を検出することができず、オペレータが排出された折丁を拡げてその断裁位置を目視で確認し、コンペンセータ・ロールの位置を手動で調整して断裁胴がウェブに印刷された1枚分の絵柄の間隔の中央部分でウェブを断裁するように調整していた。
このため、オペレータに負担がかかると共に、オペレータが目視で確認して勘で調整していたため、正常な状態になるまでに時間がかかると共に、その分印刷資材の無駄が多く発生するという問題があった。また、テンション変動等によってウェブの伸びが常に変化するため、常にオペレータが確認・調整しなければならず、非常にオペレータの負担になるという問題があった。そのため、下記特許文献1に開示されるように、フォーマーと断裁胴間のウェブの搬送経路上にカット・オフ・コントロール装置の検出器を設置する構成が考えられている。
特開昭54−40730号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるような従来のカット・オフ・コントロール装置の構成では、検出器を設置する必要がある場所がスペース的に狭いため、実際には検出器を設置することができない場合があるという問題があった。
以上のことから、本発明は、フォーマーの位置を検出し、検出した位置に応じてコンペンセータ・ロールの位置を自動的に調整することができる帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る帯状体断裁位置制御装置は、
帯状体に絵柄を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段によって印刷された絵柄を検出する検出手段と、
前記印刷手段で印刷された前記帯状体を、該帯状体の搬送方向と平行な方向に折る折手段と、
前記折手段で折られた前記帯状体を、該帯状体と直行する方向に断裁する断裁手段と、
前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相を求め、求めた回転位相に応じて前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する制御手段と
を備えた帯状体断裁位置制御装置において、
前記折手段の帯状体搬送方向の位置を検出する折手段位置検出手段を備え、
前記制御手段が、前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る帯状体断裁位置制御装置は、第1の発明に係る帯状体断裁位置制御装置において、
前記帯状体断裁位置制御装置が、前記印刷手段から前記断裁手段までの帯状体搬送経路長を調整する帯状体搬送経路長調整手段を備え、
前記制御手段が、前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相及び前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記帯状体搬送経路長調整手段を制御する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る帯状体断裁位置制御装置は、第1の発明又は第2の発明に係る帯状体断裁位置制御装置において、
前記帯状体断裁位置制御装置が、
前記折手段の前記帯状体搬送方向の位置を調整する駆動手段と、
前記駆動手段の回転位相を検出する回転位相検出手段と
を備え、
前記折手段位置検出手段が、前記回転位相検出手段である
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第4の発明に係る帯状体断裁位置制御方法は、
帯状体に絵柄を印刷する印刷手段と、
前記印刷手段によって印刷された絵柄を検出する検出手段と、
前記印刷手段で印刷された前記帯状体を、該帯状体の搬送方向と平行な方向に折る折手段と、
前記折手段で折られた前記帯状体を、該帯状体と直行する方向に断裁する断裁手段と、
前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相を求め、求めた回転位相に応じて前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する制御手段と
を備えた帯状体断裁位置制御装置における帯状体断裁位置制御方法において、
前記折手段の帯状体搬送方向の位置を検出し、
検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第5の発明に係る帯状体断裁位置制御方法は、第4の発明に係る帯状体断裁位置制御方法において、
前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相及び前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記印刷手段から前記断裁手段までの帯状体搬送経路長を調整する
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第6の発明に係る帯状体断裁位置制御方法は、第4の発明又は第5の発明に係る帯状体断裁位置制御方法において、
帯状体搬送経路長を調整する駆動手段の回転位相を検出し、
前記折手段の前記帯状体搬送方向の位置を調整する
ことを特徴とする。
本発明に係る帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法によれば、フォーマー移動等による紙パス長変化量を算出した値を帯状体断裁位置制御装置へフィードバックし、帯状体断裁位置制御装置はフィードバック値に応じて断裁位置を修正することができる。
したがって、本発明に係る帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法によれば、オペレータが他の調整を行うことにより紙パス長が変化する場合等、断裁位置の変化が発生した時点で自動修正を行うため、紙パス長変化時の断裁位置確認忘れなどの人為的なミスがなくなり、損紙量及び無駄時間が削減される。また、オペレータの負担も軽減される。
本発明では、フォーマーの位置を検出し、検出した位置に応じてコンペンセータ・ロールの位置を自動的に調整するようにして上述した課題を解決した。
以下、本発明に係る帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法の実施例について説明する。
始めに、本発明の実施例に係る帯状体断裁位置制御装置(カット・オフ・コントロール装置)が適用される折機の構成について説明する。
図1は、本発明の実施例に係る帯状体断裁位置制御装置が適用される折機の構成を示した図である。なお、折機の上流側には、印刷機(図示省略)が配置され、この印刷機によりウェブには絵柄及びレジスター・マーク等が印刷される。
図1に示すように、折機60の入口には、印刷されたウェブWを2つ折りにするためのコンペンセータ・ロール61、フォーマー62が設けられている。フォーマー62の紙流れ方向(ウェブW搬送方向)の位置は、後述するチョッパー折装置63によるチョッパー折位置を折丁中心に合わせるために位置調整される。
フォーマー62はフォーマー62の紙流れ方向位置調整用モータ21によりウェブWの搬送方向(紙流れ方向)に動作可能となっており、このフォーマー62の紙流れ方向位置調整用モータ21の回転位相はフォーマー62の紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ23により制御部64に出力される。なお、フォーマー62の動作機構については、具体的には、特開昭63−57474号公報等に開示されている公知の機構を適用する。
このとき、検出器51によりウェブWに印刷されたレジスター・マークが検出されて、この検出信号が制御部64に出力される。また、制御部64からの制御信号によりコンペンセータ・ロール位置調整用モータ55を駆動させてコンペンセータ・ロール61の位置も調整される。
フォーマー62により折られたウェブWは平行折装置65に導かれる。平行折装置65は、断裁胴66、折胴67、第1くわえ胴68、第2くわえ胴69を備えており、これらは矢印方向に駆動回転される。制御部64は、断裁胴66の回転位相を検出する。なお、ここでは、制御部64は、断裁胴67の回転位相を検出するものとして説明しているが、断裁胴63を駆動する印刷機50の原動モータの回転位相を検出する構成としてもよい。
断裁胴66と折胴67とには、ウェブWを所定の寸法ごとに断裁して折胴の下側半周面に沿わせる断裁刃70と軸方向に並設する複数の針71が設けられている。折胴67の外周部には、一枚板から成る2列の差込ナイフ72が設けられている。第1くわえ胴68には、第1くわえ板73が差込ナイフ72に対向して配置されている。第1くわえ胴68には、第1くわえ板73に対し所定の配置で差込ナイフ74が設けられている。第1くわえ胴68に接触する第2くわえ胴69には、差込ナイフ74に対向して第2くわえ板75が配置されている。
折胴67の針71が設けられている針胴としての針シリンダ67aと、差込ナイフ72が設けられている第1差込ナイフ胴としてのナイフシリンダ67bとは互いに回転可能となっており、針シリンダ67aとナイフシリンダ67bとの互いの回転によって針71と差込ナイフ72の位置関係が調節される。第1くわえ胴68の第1くわえ板73が設けられているくわえシリンダ68aとナイフシリンダ68bとの互いの回転によって第1くわえ板73と差込ナイフ74の位置関係が調節される。
平行折装置65の紙流れ方向下流側には、チョッパー折装置63が備えられ、第2くわえ胴69で折られた折丁は必要に応じてチョッパー折装置63のチョッパーブレード76の下降により板折りされるようになっている。チョッパー折り装置63におけるチョッパーブレード76の下方には、紙流れ方向(折丁搬送方向)と平行な回転軸回りに駆動回転される羽根車77(チョッパー折有り側の羽根車)を有するデリバリ装置78が設けられている。
羽根車77の下方には、排紙コンベア79が設けられている。羽根車77は多数の羽根78を有しており、折丁は羽根78の間に落とされ、羽根車77の回転により下方の排紙コンベア79上に移され排紙される。デリバリ装置78において、羽根車77の両側には横ガイド80,81が設けられている。排紙コンベア79の紙流れ方向下流側に位置する横ガイド板80は固定となっており、紙流れ方向上流側の横ガイド板81は折丁の折仕様に応じて位置調整される。また、羽根車77の側方(紙流れ方向に直行する方向)には、背ガイド83が設けられている。背ガイド83は、ウェブWのサイズ、折丁の折仕様に応じて位置調整される。
チョッパー折りされない折丁は、チョッパーブレード76よりもさらに下流において下方に排出されるが、排出箇所の下方にはデリバリ装置84が設けられている。デリバリ装置84は、排紙コンベア77による搬送方向に直交する水平な回転軸周りに駆動回転される羽根車85(チョッパー折無し側の羽根車)を備えている。
羽根車85は、多数の羽根86を有しており、折丁は羽根86の間に落とされ、羽根車85の回転により下方の排紙コンベア79上に移され排紙される。羽根車85の両側には、羽根車85に落とされる折丁Sをガイドする左右の横ガイド(右ガイド、左ガイド)87が設けられている。なお、図1中では、一方側の横ガイドのみ現れている。これらの左右ガイド87は、折丁の中心を搬送方向の中心に合わせるためのもので、左右のガイド87はそれぞれウェブWのサイズ、折仕様によって位置調整される。
以下、本発明の実施例に係る帯状体断裁位置制御装置について説明する。
図2は、本発明の実施例に係るフォーマーの紙流れ方向位置調整装置のハードウェア構成を示したハードブロック図である。図2に示すように、フォーマーの紙流れ方向位置調整装置は、CPU10、ROM11、RAM12、第1及び第2のI/O(入出力インターフェイス)13,14を備えている。
また、フォーマーの紙流れ方向位置調整装置は、第1のI/O13を介して、アップ・スイッチ15、ダウン・スイッチ16、入力装置17、表示器18、出力装置(F・Dドライブ、プリンタ等)19を備えている。
また、帯状体断裁位置制御装置は、第2のI/O14を介して、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ20、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ21、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ22、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ23を備えている。
そして、CPU10は、第1のI/O13及び第2のI/O14を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM12にアクセスしながら、ROM11に記憶されたプログラムに従って動作する。
次に、本発明の実施例に係るフォーマーの紙流れ方向位置調整装置の処理の流れについて説明する。
図3は、本発明の実施例に係るフォーマーの紙流れ方向位置調整装置の動作フロー図である。以下、各ステップ毎に処理の内容について説明する。なお、ここでは、断裁胴の回転位相を印刷機の回転位相として説明している。
図3に示すように、ステップP1において、CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってONにされているかどうか判断する。CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってONにされている場合、ステップP2を実行する。また、CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってONにされていない場合、ステップP5を実行する。
ステップP2において、CPU10は、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ20に、正転指令を出力する。CPU10は、ステップP2の処理が完了した後、ステップP3を実行する。
ステップP3において、CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってOFFにされているかどうか判断する。CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってOFFにされている場合、ステップP4を実行する。また、CPU10は、アップ・スイッチ15がオペレータによってOFFにされていない場合、ステップP3を再度実行する。
ステップP4において、CPU10は、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ20への正転指令の出力を停止する。CPU10は、ステップP4の処理が完了した後、ステップP5を実行する。
ステップP5において、CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってONにされているかどうか判断する。CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってONにされている場合、ステップP6を実行する。また、CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってONにされていない場合、ステップP1を実行する。
ステップP6において、CPU10は、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ20に、逆転指令を出力する。CPU10は、ステップP6の処理が完了した後、ステップP7を実行する。
ステップP7において、CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってOFFにされているかどうか判断する。CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってOFFにされている場合、ステップP8を実行する。また、CPU10は、ダウン・スイッチ16がオペレータによってOFFにされていない場合、ステップP7を再度実行する。
ステップP8において、CPU10は、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ・ドライバ20への逆転指令の出力を停止する。CPU10は、ステップP8の処理が完了した後、ステップP1を実行する。以上に説明したステップP1〜ステップP8における処理により、フォーマー62の紙流れ方向の位置を調整することができる。
図4A,図4Bは、本発明の実施例に係るカット・オフ・コントロール装置のハードウェア構成を示したハードブロック図である。
図4A,図4Bに示すように、カット・オフ・コントロール装置は、CPU30、ROM31、RAM32、第1〜第5のI/O(入出力インターフェイス)33〜37を備えている。
また、カット・オフ・コントロール装置は、第1のI/O33を介して、カット・オフ・コントロール装置の制御開始スイッチ38、カット・オフ・コントロール装置の制御終了スイッチ39、入力装置40、表示器41、出力装置(F・Dドライブ、プリンタ等)42を備えている。また、カット・オフ・コントロール装置は、第2のI/O34を介して、レジスター・マークの基準位置設定器43を備えている。
また、カット・オフ・コントロール装置は、第3のI/O35を介して、検出開始用カウンタ(ダウン・カウンタ)44、検出終了用カウンタ(ダウン・カウンタ)45、印刷機の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ46、フリップ・フロップ回路47、印刷機の回転位相検出用カウンタ用ラッチ48、印刷機の回転位相検出用カウンタ49、AND回路50、検出器51を備えている。
すなわち、印刷機の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ46からはゼロ・パルスが出力され検出開始用カウンタ(ダウン・カウンタ)44、検出終了用カウンタ(ダウン・カウンタ)45、及び、印刷機の回転位相検出用カウンタ49をリセットする。CPU30は、レジスター・マークの検出開始時の印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を検出開始用カウンタ(ダウン・カウンタ)44にセットし、レジスター・マークの検出終了時の印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を検出終了用カウンタ(ダウン・カウンタ)45にセットする。検出開始用カウンタ(ダウン・カウンタ)44はクロック・パルスが入力される毎に値を減算し、値が0になったときにフリップ・フロップ回路47にセット信号を出力し、レジスター・マークの検出を開始する。
フリップ・フロップ回路47から出力される信号はAND回路50に入力され、さらに、検出器51から出力される信号がAND回路50に出力されたとき、AND回路50から信号が出力される。AND回路50から出力された信号は、印刷機の回転位相検出用カウンタ用ラッチ48に入力される。印刷機の回転位相検出用カウンタ用ラッチ48はAND回路50からの信号が入力された後、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値をレジスター・マークの天方向端として記憶する。
検出終了用カウンタ(ダウン・カウンタ)45はクロック・パルスが入力される毎に値を減算し、値が0になったときにフリップ・フロップ回路47にリセット信号を出力し、レジスター・マークの検出を終了する。このようにして、レジスター・マークを検出することができる。
また、カット・オフ・コントロール装置は、第4のI/O36を介して、フォーマーの紙流れ方向位置検出カウンタ22、フォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ23を備えている。
また、カット・オフ・コントロール装置は、第5のI/O37を介して、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ・ドライバ54、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ55、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ57を備えている。
また、カット・オフ・コントロール装置は、レジスター・マークの基準位置記憶用メモリM1、レジスター・マークの基準位置−印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM2、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3、レジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM5、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM6、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの第1の補正カウント値記憶用メモリM7、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差記憶用メモリM8、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差の絶対値記憶用メモリM9、許容値(カウンタのカウント値)記憶用メモリM10、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM11、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの第2の補正カウント値記憶用メモリM12、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM14、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの基準のカウント値記憶用メモリM15を備えている。
そして、CPU30は、第1のI/O33から第5のI/O37を介して与えられる各種入力情報を得て、RAM32や各種のメモリM1〜M14にアクセスしながら、ROM31に記憶されたプログラムに従って動作する。
次に、本発明の実施例に係るカット・オフ・コントロール装置の処理の流れについて詳細に説明する。
図5A〜図5Cは本発明の実施例に係るカット・オフ・コントロール装置の動作フロー図である。
以下、各ステップ毎に処理の内容について説明する。なお、ここでは、断裁胴の回転位相を印刷機の回転位相として説明している。
図5A〜図5Cに示すように、ステップP10において、CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御開始スイッチ38がオペレータによってONにされているかどうか判断する。CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御開始スイッチ38がオペレータによってONにされている場合、ステップP11を実行する。また、CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御開始スイッチ38がオペレータによってONにされていない場合、ステップP46を実行する。
ステップP11において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置−印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM2から、レジスター・マークの基準位置−印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値変換テーブルを読込む。CPU30は、ステップP11の処理が完了した後、ステップP12を実行する。
ステップP12において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置記憶用メモリM1からレジスター・マークの基準位置を読込む。CPU30は、ステップP12の処理が完了した後、ステップP13を実行する。
ステップP13において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置−印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値変換テーブルを用いて、レジスター・マークの基準位置より、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を求め、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3に記憶する。CPU30は、ステップP13の処理が完了した後、ステップP14を実行する。
ステップP14において、CPU30は、検出器51の出力に接続されたAND回路50の出力がONであるかどうか判断する。CPU30は、検出器51の出力に接続されたAND回路50の出力がONである場合、ステップP15を実行する。また、CPU30は、検出器51の出力に接続されたAND回路50の出力がONでない場合、ステップP14を再度実行する。
ステップP15において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ用ラッチ48より、レジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を読込み、レジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4に記憶する。CPU30は、ステップP15の処理が完了した後、ステップP16を実行する。
ステップP16において、CPU30は、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM5から、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ22のカウント値−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値変換テーブルを読込む。CPU30は、ステップP16の処理が完了した後、ステップP17を実行する。
ステップP17において、CPU30は、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ22より、カウント値を読込み、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM6に記憶する。CPU30は、ステップP17の処理が完了した後、ステップP18を実行する。
ステップP18において、CPU30は、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ22のカウント値−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値変換テーブルを用いて、フォーマーの紙流れ方向位置検出用カウンタ22のカウント値より、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の第1の補正カウント値を求め、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの第1の補正カウント値記憶用メモリM7に記憶する。CPU30は、ステップP18の処理が完了した後、ステップP19を実行する。
ステップP19において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM3から、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を読込む。CPU30は、ステップP19の処理が完了した後、ステップP20を実行する。
ステップP20において、CPU30は、レジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM4から、レジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を読込む。CPU30は、ステップP20の処理が完了した後、ステップP21を実行する。
ステップP21において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置に対応する印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値よりレジスター・マーク検出時の印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値を減算し、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差を演算し、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差記憶用メモリM8に記憶する。CPU30は、ステップP21の処理が完了した後、ステップP22を実行する。
ステップP22において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差より、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差の絶対値を演算し、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差の絶対値記憶用メモリM9に記憶する。CPU30は、ステップP22の処理が完了した後、ステップP23を実行する。
ステップP23において、CPU30は、許容値(カウンタのカウント値)記憶用メモリM10から、許容値(カウンタのカウント値)を読込む。CPU30は、ステップP23の処理が完了した後、ステップP24を実行する。
ステップP24において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差の絶対値が許容値(カウンタのカウント値)以下であるかどうか判断する。CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差の絶対値が許容値(カウンタのカウント値)以下である場合、ステップP25を実行する。また、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差の絶対値が許容値(カウンタのカウント値)以下でない場合、ステップP26を実行する。
ステップP25において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差記憶用メモリM8に、0を上書きする。CPU30は、ステップP25の処理が完了した後、ステップP26を実行する。
ステップP26において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値変換テーブル記憶用メモリM11から、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値変換テーブルを読込む。CPU30は、ステップP26の処理が完了した後、ステップP27を実行する。
ステップP27において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタのカウント値差記憶用メモリM8から、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差を読込む。CPU30は、ステップP27の処理が完了した後、ステップP28を実行する。
ステップP28において、CPU30は、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差−コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値変換テーブルを用いて、印刷機の回転位相検出用カウンタ49のカウント値差より、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の第2の補正カウント値を求め、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの第2の補正カウント値記憶用メモリM12に記憶する。CPU30は、ステップP28の処理が完了した後、ステップP29を実行する。
ステップP29において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの基準のカウント値記憶用メモリM15から、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の基準のカウント値を読込む。CPU30は、ステップP29の処理が完了した後、ステップP30を実行する。
ステップP30において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタの第1の補正カウント値記憶用メモリM7から、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の第1の補正カウント値を読込む。CPU30は、ステップP30の処理が完了した後、ステップP31を実行する。
ステップP31において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の基準カウント値にコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56の第1及び第2の補正カウント値を加算し、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値を演算し、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13に記憶する。CPU30は、ステップP31の処理が完了した後、ステップP32を実行する。
ステップP32において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56より、カウント値を読込み、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM14に記憶する。CPU30は、ステップP32の処理が完了した後、ステップP33を実行する。
ステップP33において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しいかどうか判断する。CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しい場合、ステップP45を実行する。また、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しくない場合、ステップP34を実行する。
ステップP34において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値よりも大きいかどうか判断する。CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値よりも大きい場合、ステップP35を実行する。また、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値よりも大きくない場合、ステップP40を実行する。
ステップP35において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ・ドライバ54に、正転指令を出力する。CPU30は、ステップP35の処理が完了した後、ステップP36を実行する。
ステップP36において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13から、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値を読込む。CPU30は、ステップP36の処理が完了した後、ステップP37を実行する。
ステップP37において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56より、カウント値を読込み、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM14に記憶する。CPU30は、ステップP37の処理が完了した後、ステップP38を実行する。
ステップP38において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しいかどうか判断する。CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しい場合、ステップP39を実行する。また、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しくない場合、ステップP36を実行する。
ステップP39において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ・ドライバ54への正転指令の出力を停止する。CPU30は、ステップP39の処理が完了した後、ステップP45を実行する。
ステップP40において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ・ドライバ54に、逆転指令を出力する。CPU30は、ステップP40の処理が完了した後、ステップP41を実行する。
ステップP41において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM13から、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値を読込む。CPU30は、ステップP41の処理が完了した後、ステップP42を実行する。
ステップP42において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56より、カウント値を読込み、コンペンセータ・ロール位置検出用カウンタのカウント値記憶用メモリM14に記憶する。CPU30は、ステップP42の処理が完了した後、ステップP43を実行する。
ステップP43において、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しいかどうか判断する。CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ54のカウント値と等しい場合、ステップP44を実行する。また、CPU30は、目標とするコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値がコンペンセータ・ロール位置検出用カウンタ56のカウント値と等しくない場合、ステップP41を実行する。
ステップP44において、CPU30は、コンペンセータ・ロール位置調整用モータ・ドライバ54への逆転指令の出力を停止する。CPU30は、ステップP44の処理が完了した後、ステップP45を実行する。
ステップP45において、CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御終了スイッチ39がオペレータによりONにされているかどうか判断する。CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御終了スイッチ39がオペレータによりONにされている場合、処理を終了する。また、CPU30は、カット・オフ・コントロール装置の制御終了スイッチ39がオペレータによりONにされていない場合、ステップP10を実行する。
また、前述したステップP46において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置設定器43に、入力があるかどうか判断する。CPU30は、レジスター・マークの基準位置設定器43に入力がある場合、ステップP47を実行する。また、CPU30は、レジスター・マークの基準位置設定器43に入力がない場合、ステップP10を実行する。
ステップP47において、CPU30は、レジスター・マークの基準位置設定器43より、レジスター・マークの基準位置を読込み、レジスター・マークの基準位置記憶用メモリM1に記憶する。CPU30は、ステップP47の処理が完了した後、ステップP10を実行する。
以上に説明したステップP10〜ステップP47における処理により、印刷機の回転位相検出用ロータリ・エンコーダ46、検出器51及びフォーマーの紙流れ方向位置調整用モータ用ロータリ・エンコーダ23の検出情報に基づきコンペンセータ・ロール61の位置を調整して、ウェブWに印刷された1枚分の絵柄の間隔の中央部分でウェブWを断裁するように調整することができる。
以上のように、本発明に係る帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法によれば、フォーマー移動等による紙パス長変化量を算出した値をカット・オフ・コントロール装置(帯状体断裁位置制御装置)へフィードバックし、カット・オフ・コントロール装置はフィードバック値に応じて断裁位置を修正することができる。
したがって、本発明に係る帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法によれば、オペレータが他の調整を行うことにより紙パス長が変化する場合等、断裁位置の変化が発生した時点で自動修正を行うため、紙パス長変化時の断裁位置確認忘れなどの人為的なミスがなくなり、損紙量及び無駄時間が削減される。また、オペレータの負担も軽減される。
本発明は、例えば、輪転印刷機におけるウェブの断裁位置制御装置に利用することが可能である。
本発明の実施例に係る帯状体断裁位置制御装置が適用される折機の構成を示した図である。 本発明の実施例に係るフォーマーの紙流れ方向位置調整装置のハードウェア構成を示したハードブロック図である。 本発明の実施例に係るフォーマーの紙流れ方向位置調整装置の動作フロー図である。 本発明の実施例に係るカット・オフ・コントロール装置のハードウェア構成を示したハードブロック図である。 図4Aに続くハードブロック図である。 本発明の実施例に係るカット・オフ・コントロール装置の動作フロー図である。 図5Aに続く動作フロー図である。 図5Bに続く動作フロー図である。
符号の説明
21 紙流れ方向位置調整用モータ
22 紙流れ方向位置検出用カウンタ
51 検出器
55 コンペンセータ・ロール位置調整用モータ
60 折機
61 コンペンセータ・ロール
62 フォーマー
63 チョッパー折装置
64 制御部
65 平行折装置
66 断裁胴

Claims (6)

  1. 帯状体に絵柄を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段によって印刷された絵柄を検出する検出手段と、
    前記印刷手段で印刷された前記帯状体を、該帯状体の搬送方向と平行な方向に折る折手段と、
    前記折手段で折られた前記帯状体を、該帯状体と直行する方向に断裁する断裁手段と、
    前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相を求め、求めた回転位相に応じて前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する制御手段と
    を備えた帯状体断裁位置制御装置において、
    前記折手段の帯状体搬送方向の位置を検出する折手段位置検出手段を備え、
    前記制御手段が、前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する
    ことを特徴とする帯状体断裁位置制御装置。
  2. 前記帯状体断裁位置制御装置が、前記印刷手段から前記断裁手段までの帯状体搬送経路長を調整する帯状体搬送経路長調整手段を備え、
    前記制御手段が、前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相及び前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記帯状体搬送経路長調整手段を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の帯状体断裁位置制御装置。
  3. 前記帯状体断裁位置制御装置が、
    前記折手段の前記帯状体搬送方向の位置を調整する駆動手段と、
    前記駆動手段の回転位相を検出する回転位相検出手段と
    を備え、
    前記折手段位置検出手段が、前記回転位相検出手段である
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の帯状体断裁位置制御装置。
  4. 帯状体に絵柄を印刷する印刷手段と、
    前記印刷手段によって印刷された絵柄を検出する検出手段と、
    前記印刷手段で印刷された前記帯状体を、該帯状体の搬送方向と平行な方向に折る折手段と、
    前記折手段で折られた前記帯状体を、該帯状体と直行する方向に断裁する断裁手段と、
    前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相を求め、求めた回転位相に応じて前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する制御手段と
    を備えた帯状体断裁位置制御装置における帯状体断裁位置制御方法において、
    前記折手段の帯状体搬送方向の位置を検出し、
    検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記断裁手段による前記帯状体の断裁位置を調整する
    ことを特徴とする帯状体断裁位置制御方法。
  5. 前記検出手段が前記絵柄を検出した時の前記断裁手段の回転位相及び前記折手段位置検出手段が検出した前記折手段の帯状体搬送方向の位置に応じて、前記印刷手段から前記断裁手段までの帯状体搬送経路長を調整する
    ことを特徴とする請求項4に記載の帯状体断裁位置制御方法。
  6. 帯状体搬送経路長を調整する駆動手段の回転位相を検出し、
    前記折手段の前記帯状体搬送方向の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の帯状体断裁位置制御方法。
JP2008239598A 2007-09-20 2008-09-18 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法 Active JP5100587B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008239598A JP5100587B2 (ja) 2007-09-20 2008-09-18 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007243715 2007-09-20
JP2007243715 2007-09-20
JP2008239598A JP5100587B2 (ja) 2007-09-20 2008-09-18 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009091161A true JP2009091161A (ja) 2009-04-30
JP5100587B2 JP5100587B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=40663518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008239598A Active JP5100587B2 (ja) 2007-09-20 2008-09-18 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5100587B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103318695A (zh) * 2013-07-08 2013-09-25 宝钢发展有限公司 一种薄膜自动折叠分切系统
JP2013199374A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷機の折機およびウエブの折り方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440730A (en) * 1977-09-07 1979-03-30 Komori Printing Mach Weaving machine in rotary printing press
JPH0977362A (ja) * 1995-09-18 1997-03-25 Toppan Printing Co Ltd ウェブ状印刷物の折り位置制御機構
JP2004018192A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Dainippon Printing Co Ltd 断裁位置制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5440730A (en) * 1977-09-07 1979-03-30 Komori Printing Mach Weaving machine in rotary printing press
JPH0977362A (ja) * 1995-09-18 1997-03-25 Toppan Printing Co Ltd ウェブ状印刷物の折り位置制御機構
JP2004018192A (ja) * 2002-06-18 2004-01-22 Dainippon Printing Co Ltd 断裁位置制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199374A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷機の折機およびウエブの折り方法
CN103318695A (zh) * 2013-07-08 2013-09-25 宝钢发展有限公司 一种薄膜自动折叠分切系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5100587B2 (ja) 2012-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102822075B (zh) 纸件处理设备
JP2001232700A (ja) 用紙裁断装置および折り型形成装置
US5813337A (en) Closed-loop printing control system
JP2011090093A (ja) 画像形成装置およびシート処理装置
JP2007216376A (ja) パンチユニットならびにそれを備える用紙後処理装置及び穿孔処理方法
JP2012218385A (ja) プリンタ
JP5100587B2 (ja) 帯状体断裁位置制御装置及び帯状体断裁位置制御方法
JP3016028B2 (ja) オフセット輪転印刷機の印刷条件設定システム
US9108820B2 (en) Sheet folding apparatus and image forming apparatus
US20170259447A1 (en) Post-processing apparatus and image forming apparatus for correcting deviation of punching position
JP2019516567A (ja) 印刷画像を有する基材を切断するための自動的方法および装置
EP2088109A1 (en) Rotary press
JP6455964B2 (ja) 帯状体印刷機および帯状体印刷方法
JP2008105279A (ja) 見当調整方法および印刷機
JP2004209679A (ja) カラープリンタ
JP5308067B2 (ja) 輪転機
JP5772061B2 (ja) 折り装置、画像形成システム、折り処理制御プログラム及び折り方法
EP2280889B1 (en) Apparatus and method for supplying ribbons to a former
JP2008184320A (ja) 用紙後処理装置の動作制御装置、用紙後処理装置及び画像形成装置
JP3105556B2 (ja) 用紙裁断装置及び用紙裁断方法
CN116766741A (zh) 印刷控制装置、印刷控制方法及存储介质
JP2003025551A (ja) 輪転機のアジャストローラーのプリセット制御装置
JP2019177505A (ja) 画像形成装置
JPS63127956A (ja) 画像形成装置
JP2008105278A (ja) 断裁位置見当調整方法および印刷機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5100587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150