JP2009090266A - 吸着剤の自己再生機能を有した吸着式除湿型の乾燥空気発生装置 - Google Patents
吸着剤の自己再生機能を有した吸着式除湿型の乾燥空気発生装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 従来からある吸着型除湿機の複雑な構造を避け、常温の圧縮空気を乾燥塔に流入させるだけで除湿と再生を行い、生成された乾燥空気を流量調整弁にて任意の露点温度に設定できるようにし、環境問題にも対応した乾燥空気発生装置にする。
【解決手段】 冷却装置や加熱装置の装備を不要とし、乾燥塔に圧縮空気を送り、乾燥空気を発生させ、一方を乾燥空気として取り出し、他方を再生側の塔に流入させ吸着剤の再生をした。乾燥空気の露点温度の設定は流量調整弁を調整することにより可能とした。また使用する電力はタイマー回路の消費電力だけであるため省エネルギー化の実現も行い、環境問題にも対応した。
【選択図】図1
【解決手段】 冷却装置や加熱装置の装備を不要とし、乾燥塔に圧縮空気を送り、乾燥空気を発生させ、一方を乾燥空気として取り出し、他方を再生側の塔に流入させ吸着剤の再生をした。乾燥空気の露点温度の設定は流量調整弁を調整することにより可能とした。また使用する電力はタイマー回路の消費電力だけであるため省エネルギー化の実現も行い、環境問題にも対応した。
【選択図】図1
Description
本発明は水分吸着剤を利用し、その除湿作用により常温の乾燥空気を発生させるための装置であり、また吸着剤の乾燥再生において自己再生機能を有したものに関するものである。
従来の吸着式除湿装置においては吸湿剤を充填した乾燥塔を2塔使用し、1塔に湿り空気を通して除湿を行い、他の1塔は吸着剤の再生を行い、交互に塔を切り替えながら連続的に除湿を行なっていた。この切り替え時に温湿度変動が起きていた。
また吸着剤の効率を上げるために湿り空気の温度が上昇していると吸着効率を低減させるため、湿り空気を冷却装置で冷却し、冷却効率を上げる必要があり、冷媒を有する冷却装置を装備していた。
再生する塔の再生方法は加熱装置を使用し熱風を作り、吸着剤の充填塔に送り込み、吸着剤の乾燥を行なっていた。再生をした塔の通過した後の排気は高温多湿であり、加熱装置を利用することでCO2の排出があった。
再生塔内の吸着剤は熱風による乾燥が行なわれるため、温度上昇があり、除湿された空気の温度上昇が否めなかった。
冷却装置及び加熱装置を有しているため、消費電力が大であり、環境上も改善の要望があった。
本発明は上記の技術背景に記載した課題を解決するために、外部からの圧縮空気を注入するだけで容易に除湿がなされ、流量調整により任意の露点温度設定を可能にし、環境対策も考慮した吸着式除湿機による常温の乾燥空気を提供する事にある。
本発明の吸着式除湿機は環境問題を考慮し、冷却装置及び加熱装置を取り除き、構造を簡素化させ、外部からの圧縮空気を注入するだけで容易に除湿を行い、生成される乾燥空気の露点温度を流量調整弁にて調整する事により、常温である乾燥空気が得られようにした。また、再生用の塔の乾燥剤を生成中の乾燥空気を一部逆流させる事で乾燥再生させる事にした。
本発明の吸着式除湿機は上記の如く構成したため、構造が非常に簡素化され、廉価な除湿機となった。また、乾燥塔再生のための加熱装置や吸着剤効率を上げるための冷却装置等を取り除くことで温湿度変動を抑止する事が出来た。同時に加熱が無いため、CO2の発生も低減でき環境対策も考慮する事ができた。
水分を吸着する吸湿材13を充填した乾燥筒3(或いは8)の下部から圧縮空気を流入させ、吸湿材で流入空気の水分を除去し、通過させ、乾燥筒上部の流量調整弁4(或いは7)で流量調整を行い任意の露点を決定し、出力弁5より常温の乾燥空気6を発生させる。その際、発生した乾燥空気の一部を再生用の乾燥塔8(或いは3)に流入させ、再生塔の吸着剤の乾燥をさせる。本考案は以上のような構成よりなる常温の乾燥空気を発生させる装置である。
電源14を入力する事により、タイマー回路11が作動し、電磁弁2を作動させる。電磁弁を通過した湿り空気(圧縮空気)1は吸着剤を充填した乾燥塔3に流入し、水分が除去され乾燥空気となる。乾燥空気は流量調整弁4を通り2系統に別れ、1系統は出力弁5を通過し、乾燥空気6として取り出される。他の1系統は流量調整弁7を通り、乾燥塔8に流入し、吸着材を乾燥させ、電磁弁2を通り、消音器9より排気10される。タイマー回路11の設定時間によりこの流れは自動的に切り替わり逆に流れ、同様の動作を行い、連続して乾燥空気6を発生させる。また、この一連の動作がなされている期間に流量調整弁4(或いは7)にて流量を調整し、求める乾燥空気6の露点温度を任意に設定する。
1.圧縮空気
2.電磁弁
3.乾燥塔
4.流量調整弁
5.出力弁
6.乾燥空気
7.流量調整弁
8.乾燥塔
9.消音器
10.排気
11.タイマー回路ユニット
12.架台
13.吸着剤
14.電源
2.電磁弁
3.乾燥塔
4.流量調整弁
5.出力弁
6.乾燥空気
7.流量調整弁
8.乾燥塔
9.消音器
10.排気
11.タイマー回路ユニット
12.架台
13.吸着剤
14.電源
Claims (2)
- 常温の圧縮空気を水分吸湿材の入った塔を通過させ、塔出口の流量を弁にて調整することにより、任意の露点温度を有する乾燥空気を発生させる吸着式除湿型の乾燥空気発生装置。
- 再生用塔内の水分吸着剤の乾燥を他方の塔で生成中の乾燥空気を逆流させることで吸着材の再生を行う事のできる吸着式除湿型の乾燥空気発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007286694A JP2009090266A (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | 吸着剤の自己再生機能を有した吸着式除湿型の乾燥空気発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007286694A JP2009090266A (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | 吸着剤の自己再生機能を有した吸着式除湿型の乾燥空気発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009090266A true JP2009090266A (ja) | 2009-04-30 |
Family
ID=40662793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007286694A Pending JP2009090266A (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | 吸着剤の自己再生機能を有した吸着式除湿型の乾燥空気発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009090266A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101728228B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2017-05-02 | 주식회사 은하에어테크 | 건조공기 일부를 재생공정에 사용하는 히터리스 논퍼징 타입 압축공기 건조방법 및 건조장치 |
KR101728229B1 (ko) * | 2015-06-29 | 2017-05-02 | 주식회사 은하에어테크 | 건조공기 일부를 재생공정에 사용하는 히터리스 논퍼징 타입 압축공기 건조방법 및 건조장치 |
TWI602608B (zh) * | 2015-03-06 | 2017-10-21 | 旺矽科技股份有限公司 | 吸附式乾燥設備 |
CN109157980A (zh) * | 2018-10-24 | 2019-01-08 | 台州市创导科学仪器有限公司 | 一种空气发生器 |
-
2007
- 2007-10-09 JP JP2007286694A patent/JP2009090266A/ja active Pending
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