JP2009087689A - 漏電遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏電検出回路に入力される信号が小さくなることなく効果的にノイズを除去し、また、実装面積を小さくできる漏電遮断器を提供する。
【解決手段】主回路4に流れる漏洩電流を検出する零相変流器6と、零相変流器6の出力から漏電か否かを判定し、漏電であると判定した場合に引き外し機構12を作動させて主回路4を遮断する漏電検出回路9と、零相変流器6の出力ライン7に設けられて漏電検出回路9に入力される信号に重畳するノイズを除去する抵抗R1とコンデンサC1から成るローパスフィルタ回路10とを具備し、零相変流器6の2本の出力ライン7にフェライトコア11を夫々設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、漏電遮断器の零相変流器から漏電検出回路に入力される信号に重畳するノイズによる誤動作防止に関する。
従来、漏電遮断器は主回路に流れる漏洩電流を検出する零相変流器と、零相変流器の出力から漏電か否かを判定し、漏電であると判定した場合に信号を出力して引き外し機構を作動させて主回路を遮断する漏電検出回路とを備え、零相変流器の出力ラインに抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路を設け、漏電検出回路に入力される信号に重畳するノイズを除去して誤動作防止を図っていた(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路はノイズの除去能力が低く、漏電遮断器が誤動作するため、ローパスフィルタ回路を2個設けてノイズ除去能力を向上させていた(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−87154号公報(図1) 特開平11−69605号公報(図3)
しかしながら、従来のローパスフィルタ回路を2個設けた漏電遮断器においても、ノイズを除去しきれずに誤動作することがあった。また、ローパスフィルタ回路を増やしてノイズ除去能力を高めると漏電検出回路に入力される信号が小さくなり、漏電検出回路が正常に機能しないという問題があった。また、ローパスフィルタ回路を2個設けた場合、プリント基板における実装面積が大きくなるという欠点があった。
本発明は、請求項1に記載の発明によれば、主回路に流れる漏洩電流を検出する零相変流器と、零相変流器の出力から漏電か否かを判定し、漏電であると判定した場合に引き外し機構を作動させて主回路を遮断する漏電検出回路と、零相変流器の出力ラインに設けられて漏電検出回路に入力される信号に重畳するノイズを除去する抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路とを具備する漏電遮断器において、零相変流器の出力ラインの少なくとも一方にフェライトコアを設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の漏電遮断器において、フェライトコアを漏電検出回路を実装したプリント基板上に設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、漏電遮断器において誤動作の原因となる100〜400Mhzの周波数帯において効率よくノイズを除去することができ、漏電検出回路に入力される信号が小さくならないので漏電検出回路が正常に機能し、また、抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路を2個設ける場合に比べて実装面積を小さくできるという効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、漏電遮断器の組み立て性が向上するという効果がある。
主回路に流れる漏洩電流を検出する零相変流器と、零相変流器の出力から漏電か否かを判定し、漏電であると判定した場合に引き外し機構を作動させて主回路を遮断する漏電検出回路と、零相変流器の出力ラインに設けられて漏電検出回路に入力される信号に重畳するノイズを除去する抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路とを具備し、零相変流器の2本の出力ラインにフェライトコアを夫々設ける。
本発明に係る漏電遮断器の実施例1を図1の添付図面に基づいて説明する。
漏電遮断器1は電源側端子2と負荷側端子3間を主回路4により接続し、主回路4に回路を開閉するための開閉接点5が設けられ、開閉接点5の負荷側に漏洩電流を検出するための零相変流器6が設けられている。
零相変流器6は出力ライン7がプリント基板8に実装された集積回路の漏電検出回路9に接続され、2本の出力ライン7には抵抗R1とコンデンサC1から成るローパスフィルタ回路10が設けられるとともに、零相変流器6から延びてプリント基板8に接続されるリード線部分にフェライトコア11が夫々設けられている。
漏電検出回路9は零相変流器6の出力から漏電か否かを判定し、漏電の場合には信号を出力してサイリスタSCR1をオンし、サイリスタSCR1のオンにより引き外し機構12を作動させることにより開閉接点5を遮断するようになっている。
零相変流器6の出力ライン7にフェライトコア11を設けたことにより零相変流器6の出力ライン7を介して漏電検出回路9に入力される信号に重畳する特に漏電遮断器1の誤動作の原因となる100Mhz〜400Mhzの周波数帯のノイズを除去し、出力ライン7に設けられたローパスフィルタ回路10と合わせて効果的にノイズを除去して漏電遮断器1の誤動作を防止している。
尚、本実施例において、フェライトコア11を零相変流器6の出力ライン7の両方に設けたが、片方だけに設けてもよい。
本発明に係る漏電遮断器の実施例2を図2の添付図面に基づいて説明する。
漏電遮断器21は電源側端子22と負荷側端子23間を主回路24により接続し、主回路24に回路を開閉するための開閉接点25が設けられ、開閉接点25の負荷側に漏洩電流を検出するための零相変流器26が設けられている。
零相変流器26は出力ライン27がプリント基板28に実装された集積回路の漏電検出回路29に接続され、2本の出力ライン27には抵抗R11とコンデンサC11から成るローパスフィルタ回路30がプリント基板28に実装されるとともに、フェライトコア31がプリント基板28に実装されている。
漏電検出回路29は零相変流器26の出力から漏電か否かを判定し、漏電の場合には信号を出力してサイリスタSCR21をオンし、サイリスタSCR11のオンにより引き外し機構32を作動させることにより開閉接点25を遮断するようになっている。
零相変流器26の出力ライン27にフェライトコア31を設けたことにより零相変流器26の出力ライン27を介して漏電検出回路29に入力される信号に重畳する特に漏電遮断器21の誤動作の原因となる100Mhz〜400Mhzの周波数帯のノイズを除去し、出力ライン27に設けられたローパスフィルタ回路30と合わせて効果的にノイズを除去して漏電遮断器21の誤動作を防止している。
尚、本実施例において、フェライトコア31を零相変流器26の出力ライン27の両方に設けたが、片方だけに設けてもよい。
本発明の実施例1に係る漏電遮断器の回路図である。 本発明の実施例2に係る漏電遮断器の回路図である。
符号の説明
1 漏電遮断器
2 電源側端子
3 負荷側端子
4 主回路
5 開閉接点
6 零相変流器
7 出力ライン
8 プリント基板
9 漏電検出回路
10 ローパスフィルタ回路
11 フェライトコア
12 引き外し機構

Claims (2)

  1. 主回路に流れる漏洩電流を検出する零相変流器と、該零相変流器の出力から漏電か否かを判定し、漏電であると判定した場合に引き外し機構を作動させて前記主回路を遮断する漏電検出回路と、前記零相変流器の出力ラインに設けられて前記漏電検出回路に入力される信号に重畳するノイズを除去する抵抗とコンデンサから成るローパスフィルタ回路とを具備する漏電遮断器において、前記零相変流器の出力ラインの少なくとも一方にフェライトコアを設けたことを特徴とする漏電遮断器。
  2. 前記フェライトコアを前記漏電検出回路を実装したプリント基板上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の漏電遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018809A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas 回路遮断器の復帰を検出する装置、回路遮断器接点の分離機構のアクチュエータ、電気回路遮断器、および復帰表示信号を生成するための誘導電流の使用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6382951U (ja) * 1986-11-19 1988-05-31
JP2001177982A (ja) * 1999-12-14 2001-06-29 Kawamura Electric Inc 単3中性線欠相保護遮断器
JP2003092489A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Murata Mach Ltd プリント基板

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