JP2009086636A - 吸水光ファイバ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】特にルースチューブ型光ファイバケーブルの完全ドライ化を実現し、ルースチューブあるいは光ファイバケーブルの防水性を向上せしめ、光ファイバケーブルの細径・低収縮・高強度を満足するための吸水光ファイバを提供する。
【解決手段】吸水光ファイバ1は、単心光ファイバ3と、この単心光ファイバ3の外周に略均一に設けた水溶性UV樹脂5と、この水溶性UV樹脂5をバインダとして最外層に略均一に固着した粉末状の吸水剤7とで構成していることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、光ファイバケーブルとして特にルースチューブ型光ファイバケーブルに収納することで、光ファイバケーブルが浸水したときにケーブルの長手方向への水走りを最小限に抑えるための吸水光ファイバ及びその製造方法に関する。
欧米の光ファイバケーブルは、中心テンションメンバの周囲に、PBT等の熱可塑性材料からなるチューブで覆われた光ファイバをSZ集合し、シースを施したルースチューブ型光ファイバケーブル構造が主流となっている。前記チューブ構造は、止水材料としてジェリーを充填させる構造が一般的であった。ところが、ジェリーはべとべとしているために接続作業性が良くないので、接続作業性の向上を目的としてジェリーを充填しない構造、つまりドライ空間を有するチューブ構造が注目を集めている。
上記のジェリーに代わるドライのチューブ内の止水材料としては、例えば、ポリエステル等のプラスチックからなるヤーンに吸水材料を塗布した材料が既に市販されている。
その他、止水性を高めたドライ空間を有する光ファイバ並びに光ファイバケーブルとしては、例えば特許文献1では、単心の光ファイバ裸線の外周上にUV樹脂をプライマリコート層として被覆し、さらに前記プライマリコート層の外周上に、UV樹脂の吸水材を被覆した構造が開示されている。
また、特許文献2では、光ファイバユニットの外周上にUV樹脂を被覆し、粒状の吸水性パウダを固着した構造が開示されている。
また、特許文献3では、バンドルファイバの外周上にPVC被覆を施し、粒状の吸水ポリマーを固着した構造が開示されている。併せて、製造方法が開示されている。
また、特許文献4では、ガラスファイバ・バンドルの外周上にプライマリ層として疎水性ポリマーを被覆し、セカンダリ層に親水性ポリマーを被覆した構造が開示されている。
また、特許文献5では、ガラスファイバ・バンドルをプライマリ層に埋設し、さらに、前記プライマリ層の外周上に吸水性の被覆を施した構造が開示されている。
特開平3−137607号公報 特開平11−311725号公報 US5817713号公報 US6087000号公報 US7180000号公報
ところで、近年、ルースチューブの内部のドライ化と同時に、布設作業性を改善する目的で光ファイバケーブルの細径・軽量化が進んでいる。吸水介在の材料としては、通常の温湿度環境では極力細径で、しかも、光ファイバケーブルが浸水したときは体積膨張が大きく、かつ、膨潤スピードが速い材料が望ましい。
ところで、従来の既存の吸水ヤーンは、繊維に粒子状の高吸水ポリマーを絡みつけてバインド樹脂で固着するもの、あるいは、繊維に吸水層を施した構造であり、高吸水材料の含有量が大きく、かつ、十分な吸水性能を得ることが可能であるが、細径・低収縮・高強度を満足することが難しい。したがって、吸水ヤーンを例えばルースチューブの内部の止水材として使用する場合はルースチューブの細径化が困難であるという問題点があった。
また、ルースチューブの内部の止水材として特許文献1の吸水膨潤性を有する光ファイバ心線を使用した場合は、吸水材料の含有量が限られているので、ルースチューブの内部のクリアランスの上限が限定される。従って、十分な低温特性を満足しつつ、防水性能を満足するルースチューブの内寸法設計が困難であるという問題点があった。
また、特許文献2では、光ファイバユニット自体の防水を図るためであり、光ファイバユニットを光ファイバケーブルの内部に収納して光ファイバケーブルが浸水したときの止水を行うものではない。その理由で、光ファイバケーブルの細径化を満足することが難しい。
また、特許文献3〜5では、吸水材がバンドルファイバあるいはガラスファイバ・バンドルのそれ自体の防水を図るためであるので、特許文献2と同じ理由で、光ファイバケーブルの細径化を満足することが難しい。
この発明は、主にルースチューブなどの光ファイバケーブルでルースチューブの内部にジェリーを使用しない完全ドライ化を実現すると共に光ファイバケーブルの防水性を向上せしめ、光ファイバケーブルの細径・低収縮・高強度を満足するための吸水光ファイバを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の吸水光ファイバは、単心光ファイバと、この単心光ファイバの外周に略均一に設けた水溶性UV樹脂と、この水溶性UV樹脂をバインダとして最外層に略均一に固着した粉末状の吸水剤とで構成していることを特徴とするものである。
また、この発明の吸水光ファイバは、前記吸水光ファイバにおいて、前記最外層は、粉末状の吸水剤で形成した凹凸状の表面を有していることが好ましい。
また、この発明の吸水光ファイバは、前記吸水光ファイバにおいて、前記単心光ファイバは、伝送損失が5.0dB/km以下であることが好ましい。
この発明の吸水光ファイバの製造方法は、単心光ファイバの外周上に、硬化前の水溶性UV樹脂を略均一に塗布し、この水溶性UV樹脂の外周上に粉末状の吸水剤を略均一に塗布した後に、前記硬化前の水溶性UV樹脂に紫外線を照射して硬化させることで、前記水溶性UV樹脂をバインダとして最外層に前記粉末状の吸水剤を固着させることを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明の吸水光ファイバによれば、通常の温湿度環境では、吸水光ファイバを収納した光ファイバケーブルの内部は完全乾燥状態である。一方、吸水光ファイバはそれ自体の防水ではなく、吸水光ファイバが収容されているルースチューブあるいは光ファイバケーブル内に浸水した際に、水溶性UV樹脂が水に溶けるので、吸水光ファイバの外周表面上に固着された粉末状の吸水剤が容易に脱落し、この脱落した吸水剤が吸水・膨張して更なる長手方向への水走りを最小限に食い止め、吸水光ファイバ以外の光通信回線用光ファイバの伝送特性劣化あるいは破断を抑止することができる。したがって、光ファイバケーブルの防水性能を向上することができる。
また、光トークセットなどを利用すれば、ケーブル布設施工時に短距離の打ち合わせ回線として使用できる。さらに、ケーブル布設施工後に、吸水光ファイバの端末を電話局に設置したOTDRに接続することで、浸水位置の割り出しを容易に行うことができる。
この発明の吸水光ファイバの製造方法によれば、水溶性UV樹脂をバインダとしたので、粉末状の吸水剤を硬化前の水溶性UV樹脂の外周上に容易に略均一に塗布することができる。その後に紫外線を照射して水溶性UV樹脂を硬化させることで、前記粉末状の吸水剤を容易に固着することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照するに、この実施の形態に係る吸水光ファイバ1は、単心光ファイバ3と、この単心光ファイバ3の外周に略均一に設けた水溶性UV樹脂5と、この水溶性UV樹脂5をバインダとして最外層に略均一に固着した粉末状の吸水剤7とで構成していることを特徴とする。
なお、上記の単心光ファイバ3は、この実施の形態では光ファイバ素線9の外周にポリアミド樹脂などの二次被覆11を施した単心の光ファイバ心線13で、直径が250μmである。なお、単心光ファイバ3としては、光ファイバ素線、光ファイバコード、あるいはその他の形態の単心光ファイバであっても良い。
また、上記の吸水剤7としては、粒径が例えば10〜15μmの高吸水性パウダ(粒状もしくは粉末状)が用いられている。また、上記の単心光ファイバ3と高吸水性パウダ7とのバインダとしての水溶性UV樹脂5の厚さが例えば30μmである。
上記の吸水光ファイバ1の製造方法としては、単心光ファイバ3の外周上に、硬化前の水溶性UV樹脂5を略均一に塗布する。この水溶性UV樹脂5の外周上に粉末状の吸水剤7を略均一に塗布した後に、前記硬化前の水溶性UV樹脂5に紫外線を照射して硬化させることで、前記水溶性UV樹脂5をバインダとして最外層に前記粉末状の吸水剤7を固着させる。
以上のように、水溶性UV樹脂5をバインダとしたので、粉末状の吸水剤7は硬化前の水溶性UV樹脂5の外周上に容易に略均一に散在し塗布することができる。その後に、紫外線を照射して前記水溶性UV樹脂5を硬化させることで、前記粉末状の吸水剤7を単心光ファイバ3の外周の最外層に容易に固着することができるので、作業効率が良いものである。
次に、前述した実施の形態の吸水光ファイバ1を内蔵したルースチューブ15について説明する。
図2を参照するに、この実施の形態では、ルースチューブ15としては、PBTの材料からなるチューブ17(外被)の内径が約1.4mmで、このチューブ17内には、12心の光ファイバ心線19と、含水珪酸マグネシウム(3MgO・4SiO・HO)でなるタルク21と、1本の前述した実施の形態の吸水光ファイバ1が内蔵されている。
上記のルースチューブ15に関する防水性能試験を行った。すなわち、この実施の形態の吸水光ファイバ1に係る実施例の試料Aは、前述したように単心光ファイバ心線13の外周に水溶性UV樹脂5をバインダとして使用して吸水性パウダ7を最外層に固着している。一方、比較例の試料Bとしては単心光ファイバ心線13の外周に非水溶性UV樹脂をバインダとして使用して吸水性パウダ7を最外層に固着している。上記の実施例の試料Aを収納したルースチューブ15と、比較例の試料Bを収納したルースチューブに対して防水性能試験を行った。
なお、ルースチューブ15の防水性能試験は、IEC60794−1(水道水端面注水、水頭高1mで24時間後の走水長調査)に準拠して評価している。
すなわち、防水特性評価条件としては、媒体として常温の水道水を用いて、水頭高さを1m(メートル)とし、試料A,Bのサンプル長を3m(メートル)とし、24時間の浸漬をして防水特性評価を行った。
詳しく説明すると、防水試験方法は、3mの試料A,Bをほぼ水平に延長させた状態で、各試料A,Bの一端側から水圧を印加できるように水頭管を連結した。水頭管は試料A,B一端側から垂直方向に立てられた筒体であり、この水頭管内には水頭高さが1mとなるように常温の水道水が投入される。この水道水を投入してから24時間後の各試料A,Bにおける水走りの長さを測定するものである。
その結果は、図3のグラフに示されているような防水性能調査結果となった。実施例の試料Aでは、吸水パウダの付着量が約0.006g/mのときは、送水距離がほぼ300cmとなり、止水性は良好ではないが、吸水パウダの付着量が約0.013g/m以上のときは、送水距離が20〜30cm程度となり、止水性は極めて良好である。一方、比較例の試料Bでは、吸水パウダの付着量が約0.02g/mであっても、送水距離がほぼ300cmとなり、吸水パウダの付着量が約0.025〜0.028g/mであっても、送水距離が150〜190cm程度となり、止水性は良好ではない。したがって、実施例の試料Aは、防水性能が向上していることが分かる。
以上のことから、通常の温湿度環境では、吸水光ファイバ1は水溶性UV樹脂5が吸水性パウダ7を十分な把持力で固着してバインダとしての機能を果たしているので、吸水性パウダ7が単心光ファイバ3から脱落し難い状態となっている。つまり、ルースチューブ15の内部は完全乾燥状態となる。
このルースチューブ15が浸水した時は、吸水光ファイバ1の水溶性UV樹脂5が水に溶けるので、吸水性パウダ7が単心の光ファイバ心線13から容易に脱落する。しかも、脱落した吸水性パウダ7は膨潤しながら適度なゲル粘度を保ちつつ、浸水の下流方向に堆積していくために、チューブ17内のクリアランスを十分に満たして止水することとなる。
したがって、通常のUV樹脂や熱可塑性樹脂をバインダとして使用するよりも、水溶性UV樹脂5をバインダとして使用する方が、浸水時に吸水性パウダ7が脱落しやすいのでルースチューブ15の防水性能は向上する。しかも、吸水光ファイバ1の線膨張係数、強度、ヤング率等の機械的特性は、ルースチューブ15内に収容される他の光ファイバ心線19のものとほぼ同値であることが、環境変化に対して他の光ファイバ心線19と同じように順応できるという点で望ましい。さらに、吸水光ファイバ1の外径は光ファイバ心線19とほぼ同等であるため、ルースチューブ15あるいは光ファイバケーブルの細径化が可能となる。
また、吸水性パウダ7が吸水光ファイバ1の最外層に固着されているために、この吸水性パウダ7により凹凸状の表面が形成されるので、吸水光ファイバ1と光ファイバ心線19の違いは手触により容易に識別することができる。
吸水光ファイバ1の役割(機能)について説明すると、主要な役割は浸水時に水を吸収して膨張することでケーブルの防水を行うことである。すなわち、吸水光ファイバ1自体は通常の光通信回線の媒体としては使用せずに、ルースチューブ15に浸水が生じた時に、ケーブル長手方向への水走りを最小限に食い止めることである。
さらに、付随的な役割(機能)としては、ケーブル布設施工時に短距離の打ち合わせ回線として使用できる。すなわち、1組(2台)の光トークセットなどを利用すれば、ルースチューブ15の両端にいる作業者同士で応急通信用の打合せ回線としても使用できる。
また、ケーブル布設施工後に、図4(A)に示されているように、吸水光ファイバ1の端末を電話局内の監視室23に設置したOTDR25に接続しておけば、浸水位置の割り出しを容易に行うことができる。このとき、吸水光ファイバ1の伝送損失は、例えば5.0dB/km@1.55μm以下であることが望ましい。これにより、浸水時に吸水光ファイバ1から吸水性パウダ7の脱落が生じると、図4(B)に示されているように、この吸水光ファイバ1では浸水箇所のロス変動が生じる。この伝送損失をOTDR25との組合せによりモニタすることで、浸水箇所の検知を行うことができる。したがって、この吸水光ファイバ1は浸水検知用ファイバとしても利用可能である。
以上のことから、この実施の形態の吸水光ファイバ1は下記の効果を奏する。
(1)吸水性パウダ7と単心光ファイバ3とのバインダとして水溶性UV樹脂5を適用することで、通常の温湿度環境では吸水性パウダ7が脱落し難いので、吸水光ファイバ1を収納したルースチューブ15の内部を完全乾燥状態とすることができる。一方、ルースチューブ15が浸水すると、水溶性UV樹脂5が水に溶けるので、吸水性パウダ7が単心光ファイバ3から脱落して膨潤し、ルースチューブ15内に確実に堆積する。その結果、ルースチューブ15の防水性能が向上する。
(2)吸水光ファイバ1の単心光ファイバ3として光ファイバ心線13を適用することにより、線膨長係数がルースチューブ15内に収容される光ファイバ心線19と同程度であり、かつ、直径が300μm程度の細径化した吸水光ファイバ1を実現することができた。その結果、低温での伝送特性を確保しつつ、ルースチューブ15あるいは光ファイバケーブルを細径化できる。
(3)吸水光ファイバ1の単心光ファイバ3として光ファイバ心線13を適用することにより、吸水光ファイバ1を浸水検知や通信用回線としても使用することができる。
この発明の実施の形態の吸水光ファイバを示す断面図である。 この発明の実施の形態の吸水光ファイバを収納したルースチューブを示す断面図である。 図2のルースチューブの形態に基づく実施例と比較例の防水性能調査結果を示すグラフ図である。 (A)は、ルースチューブに収容した吸水光ファイバを利用して浸水位置の割り出しを行う場合の概略説明図で、(B)は、OTDR画面における浸水箇所の伝送損失変動を示す概略的なグラフである。
符号の説明
1 吸水光ファイバ
3 単心光ファイバ
5 水溶性UV樹脂(バインダ)
7 吸水性パウダ(吸水剤)
9 光ファイバ素線
11 二次被覆
13 光ファイバ心線
15 ルースチューブ
17 チューブ
19 光ファイバ心線
21 タルク
23 監視室
25 OTDR

Claims (4)

  1. 単心光ファイバと、この単心光ファイバの外周に略均一に設けた水溶性UV樹脂と、この水溶性UV樹脂をバインダとして最外層に略均一に固着した粉末状の吸水剤とで構成していることを特徴とする吸水光ファイバ。
  2. 前記最外層は、粉末状の吸水剤で形成した凹凸状の表面を有していることを特徴とする請求項1記載の吸水光ファイバ。
  3. 前記単心光ファイバは、伝送損失が5.0dB/km以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の吸水光ファイバ。
  4. 単心光ファイバの外周上に、硬化前の水溶性UV樹脂を略均一に塗布し、この水溶性UV樹脂の外周上に粉末状の吸水剤を略均一に塗布した後に、前記硬化前の水溶性UV樹脂に紫外線を照射して硬化させることで、前記水溶性UV樹脂をバインダとして最外層に前記粉末状の吸水剤を固着させることを特徴とする吸水光ファイバの製造方法。
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