JP2009085395A - 等速または変速機ケーシングの密封構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】密封性能の高い変速機ケーシングの密封構造を提供する。
【解決手段】ケーシング110の内部に減速機構Gを収容し、該ケーシング110が少なくとも第1、第2のケーシング112、114に分割可能とされ且つ該分割された第1のケーシング112側の第1の接合面112Aと、第2のケーシング114側の第2の接合面114Aとが液状パッキンPを介して密着している減速機ケーシングの密封構造であって、第1の接合面112Aと第1のケーシングの内面112Cとで形成される角部が、円弧状に切り欠かれた第1の切欠部112Bを有し、且つ、第2の接合面114Aと第2のケーシングの内面114Cとで形成される角部が、円弧状に切り欠かれた第2の切欠部114Bを有し、第1、第2の接合面112A、114Aを接合することによって、第1、第2の切欠部112B、114Bとで、液状パッキンPの溜まりを形成する。
【選択図】図3
【解決手段】ケーシング110の内部に減速機構Gを収容し、該ケーシング110が少なくとも第1、第2のケーシング112、114に分割可能とされ且つ該分割された第1のケーシング112側の第1の接合面112Aと、第2のケーシング114側の第2の接合面114Aとが液状パッキンPを介して密着している減速機ケーシングの密封構造であって、第1の接合面112Aと第1のケーシングの内面112Cとで形成される角部が、円弧状に切り欠かれた第1の切欠部112Bを有し、且つ、第2の接合面114Aと第2のケーシングの内面114Cとで形成される角部が、円弧状に切り欠かれた第2の切欠部114Bを有し、第1、第2の接合面112A、114Aを接合することによって、第1、第2の切欠部112B、114Bとで、液状パッキンPの溜まりを形成する。
【選択図】図3
Description
本発明は、内部に等速または変速機構を収容した等速または変速機ケーシングの密封構造に関する。
従来、図7に示したギアドモータが公知である。このギアドモータは、減速機構Gを収容したケーシング10を有している。このケーシング10は、第1のケーシング12と第2のケーシング14とに分割可能とされており、当該第1、第2のケーシング12、14がそれぞれ接合された状態で減速機構Gを収容して密封している。この第1のケーシング12と第2のケーシング14との密封構造を図8(A)にて模式的に示す。第1のケーシング12と第2のケーシング14との間には、液状パッキンPが介在している。即ち、第1のケーシング12における第1の接合面12Aと、第2のケーシング14における第2の接合面14Aとが直接接触するのではなく、液状パッキンPを介して密着接合している。この液状パッキンPの存在によってケーシング内の密封性を維持している。
また、密封性能を向上させるべく、特許文献1に記載されているオイルパンの密封構造(シール構造)も公知である。この特許文献1にて示されている密封構造を図9(A)に示す。ここでは第2のケーシング24の接合面24Aと内面24Cとの角部分に切欠部24Bを設け、当該切欠部24Bを液状パッキンPの「溜まり代」として機能させている。
しかしながら、ケーシングに何らかの原因で変形等が生じた場合は、図8(B)に示すように、液状パッキンPと接合面との間に隙間Gが生じてしまう。また、図9(A)にて示した、接合面の一方に「溜まり代」を有する構造の場合でも、運転による内部の温度上昇等によってケーシング内部に圧力(内圧)が生じると、溜まり代部分に溜まっている液状パッキンPが押圧される(図9(B)参照)。即ち、ケーシングの内面側に向って膨出するように溜まっていた液状パッキンPが、内圧によって押し潰されるように変形し、場合によっては、部分的にケーシングの内面よりも凹んだ部分も生じ得る。この変形の影響もあり、例えば第1のケーシング22側に変形等が生じた場合には、液状パッキンPと第1のケーシング22の第1の接合面22Aとの間に隙間Gが生じ(図9(C)参照)、この隙間Gの存在によってケーシング内部に収容しているグリスやオイル等が外部へと漏れ出してしまうという問題がある。特に、等速或いは減速機構を収容するケーシングの場合は、オイルパンと異なり、動力伝達軸(例えば出力軸)にスラスト負荷やラジアル負荷がかかることがあるため、これらの荷重が軸受等を介してケーシングに伝達されると、当該荷重の影響によって隙間やずれが生じ易い。
本発明は、このような問題点を解決するべくなされたものであって、簡易な構造で密封性能に優れた変速機構(や等速機構)を収容するケーシングの密封構造を提供するものである。
本発明は、ケーシングの内部に等速または変速機構を収容し、該ケーシングが少なくとも第1、第2のケーシングに分割可能とされ且つ該分割された前記第1のケーシング側の第1の接合面と、前記第2のケーシング側の第2の接合面とが液状パッキンを介して密着している等速または変速機ケーシングの密封構造であって、前記第1の接合面と前記第1のケーシングの内面とで形成される角部が、第1の切欠部を有し、且つ、前記第2の接合面と前記第2のケーシングの内面とで形成される角部が、第2の切欠部を有し、前記第1、第2の接合面を接合することによって、当該第1、第2の切欠部とで、前記液状パッキンの溜まりを形成する構造を採用することにより、上記課題を解決するものである。
同様に本発明は、ケーシングの内部に等速または変速機構を収容し、該ケーシングが少なくとも第1、第2のケーシングに分割可能とされ且つ該分割された前記第1のケーシング側の第1の接合面と、前記第2のケーシング側の第2の接合面とが液状パッキンを介して密着している等速または変速機ケーシングの密封構造であって、前記第1の接合面と前記第1のケーシングの外面とで形成される角部が、第3の切欠部を有し、且つ、前記第2の接合面と前記第2のケーシングの外面とで形成される角部が、第4の切欠部を有し、前記第1、第2の接合面を接合することによって、当該第3、第4の切欠部とで、前記液状パッキンの溜まりを形成する構造を採用することにより、上記課題を解決するものである。
このような構造を採用したことによって、ケーシングに変形等が生じた場合でも、密封性能を維持することが可能となった。即ち、接合面の一方側にのみ切欠部を設けて「溜まり代」として機能させるのではなく、接合面の両側にそれぞれに切欠部を設けてより密封能力の優れる形状に液状パッキンが溜まることを可能としている。その結果、ケーシングに変形等が生じ、液状パッキンとケーシングの接合面との間に隙間が生じるような状況が仮に発生しても、当該切欠部において液状パッキンとの密着状態は維持することができ、結果として高い密封性能を発揮することが可能となっている。なお当該密封構造は、構造自体が簡易なため、当該密封構造を採用する場合でも大幅なコスト高を防ぐことが可能である。
また、ケーシングの内面側(または外面側)のみならず外面側(または内面側)にも同様の「溜まり代」を設け、密封能力の優れる形状の液状パッキン溜まりを形成することで密封性能の向上を図ることが可能となる。
なお上記「切欠部」の形状(前記接合面と直交する方向の前記ケーシングの断面における前記切欠部の少なくとも1つ以上の形状)は使用する液状パッキンの種類や収容する変速機構等の性質、グリス等の潤滑剤の種類などに応じて適切な形状を選択することが可能である。例えばテーパー状の切欠部であれば比較的簡易な加工で実現できるという利点がある。また、円弧状に抉られたような形状とすれば、液状パッキンとの接触面積をより大きく確保することが可能となる。
なお、「切欠部」は、部材を事後的に加工することによって形成することは勿論、予めそのような形状の部材を使用することも可能である。即ち、部材を事後的に切り欠いたことが本発明の必須の構成要件ではなく、結果的に切り欠かれた形状となっていることが重要である。
本発明を適用することにより、密封性能に優れた等速または変速機ケーシングを提供することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例である密封構造を採用したギアドモータGMの側断面図である。図2は、図1における矢示II−II線に沿う断面図である。図3は、図1における矢示III部周辺の拡大図であって、本発明の実施形態の一例である密封構造を模式的に示した図である。
ギアドモータGMは、モータMと減速機構Gを有しており、モータMの回転を減速機構Gによって減速し、出力軸130へと出力される構成とされている。この減速機構Gはケーシング110内に収容されている。更にこのケーシング110は、当該ギアドモータGMの出力軸130側に配置された第1のケーシング112と、モータM側に配置された第2のケーシング114とから構成されている。即ち、この第1、第2のケーシング112、114は分割可能とされている。
また減速機構Gは、所謂「平行軸タイプ」の減速機構であり、モータMのモータ軸101と平行に、第1中間軸(図面上現れていない)、第2中間軸124および出力軸130が配置されている。第1中間軸および第2中間軸124は、いずれも軸受を介して一端が第2のケーシング114に回転可能に支持されると同時に、他端が軸受を介して第1のケーシング112に回転可能に支持されている。一方、出力軸130は、軸受134を介して第1のケーシング122に回転可能に支持されると同時に、当該出力軸130の一端部(モータM側の端部)が、第2ケーシング114に支持されている。このように例えば出力軸130が、分割された第1、第2のケーシングのそれぞれから支持される構造とされているため、出力軸130にスラスト負荷やラジアル負荷が生じることによって、第1、第2のケーシング112、114に隙間やズレが生じやすいという特性が存在している。
また、モータ軸101の先端にはピニオン102が直切り形成されており、当該ピニオン102と第1中間軸に固定された第1ギア122とが噛合している。更に、第1中間軸には第1中間軸ピニオン121が形成されており(図1には現れていない。図2参照)、当該第1中間軸ピニオン121が第2中間軸124に固定されている第2ギア123と噛合している。第2中間軸124には第2中間軸ピニオン125が形成されており、当該第2中間軸ピニオン125が出力軸130に固定されている出力軸ギア132と噛合している。各ピニオン、ギアはヘリカル歯車であり、静音性や耐久性に優れた構成となっている。
図3に示しているように、第1のケーシング112と第2のケーシング114とは、それぞれが直接接触しているわけではなく、第1のケーシング112における第1の接合面112Aと、第2のケーシング114における第2の接合面114Aとが、液状パッキンPを介して密着接合する構造とされている。また、当該接合部分の内面側、即ち、第1の接合面112Aと第1のケーシングの内面112Cとで形成される角部は、円弧状(図4に示すように、当該円弧rの中心Oが、第1のケーシング112を構成する部材の外側に存在している)に切り欠かれており、この切り欠きが第1の切欠部112Bを形成している。一方、第2の接合面114Aと第2のケーシングの内面114Cとで形成される角部においても、円弧状(当該円弧の中心が第2のケーシング114を構成する部材の外側に存在している)の切り欠きが設けられ、当該切り欠きが第2の切欠部114Bを形成している。なお、これらの「切欠部」は、部材(第1のケーシング112、第2のケーシング114)を事後的に加工することによって形成することは勿論、予めそのような形状の部材(第1のケーシング112、第2のケーシング114)を使用することも可能である。即ち、部材(第1のケーシング112、第2のケーシング114)を事後的に切り欠いたことが本発明の必須の構成要件ではなく、結果的に切り欠かれた形状となっていればよい。
その結果、第1の接合面112Aと第2の接合面114Aとを接合(液状パッキンPを介在させた状態での接合)すると、この第1、第2の切欠部112B、114Bとで密封能力の優れる形状(本実施形態では、接合面と直交する方向からの断面から見た形状が、所謂「すり鉢形状」や「お椀形状」)に液状パッキンを溜めることが可能となっている。即ち、図3(A)に示したように、第1、第2のケーシング112、114との密着によってケーシング110の内側へと押し出された液状パッキンPが、この溜まり代(第1、第2の切欠部112B、114B)において、「溜まり」を形成することとなる。
このギアドモータGMが運転されると、減速機構Gを構成する各ギアの噛合やモータMの発熱等の影響によって、ケーシング110内部の圧力は上昇する。即ち、内圧が生じる。その結果、液状パッキンPの「溜まり」部分は当該内圧によって図3(B)に示したように押圧された状態となる場合がある。更に、上記実施形態のように減速機構Gを収容するケーシング110の場合は、オイルパンと異なり、例えば出力軸130にスラスト負荷やラジアル負荷がかかることがあるため、これらの荷重が軸受等を介してケーシング110に伝達されると、当該荷重の影響によって接合面と液状パッキンとの間に隙間が生じ易い。
しかし上記のように 両方の接合面(第1の接合面112A、第2の接合面114A)のそれぞれの側に切欠部112B、114Bを設けてより密封能力の優れる形状に液状パッキンPが溜まることを可能とした結果、第1のケーシング112に変形等が生じ、液状パッキンPと第1の接合面112Aとの間に隙間Gが生じるような状況が仮に発生しても、第1の切欠部112Bと液状パッキンPの「溜まり」部分との密着状態は維持することができ、結果として高い密封性能を発揮することが可能となっている。これは、液状パッキンPの溜まり部分が軸方向(出力軸130の軸方向)に広がりをもって溜まっていることによって、ケーシング110(第1のケーシング112、第2のケーシング114)にずれが生じてもケーシング110(第1のケーシング112、第2のケーシング114)との密着状態を維持できるが故の効果である。
なお当該密封構造は、構造自体が簡易なため、当該密封構造を採用する場合でも大幅なコスト高を防ぐことが可能である。
なお、上記説明した実施形態においては、ケーシング110の内側にのみ第1、第2の切欠部112B、114Bを設けて、いわゆる液状パッキンPの溜まり代を形成しているが、外側に設けるような構成を採用してもよい。即ち、第1の接合面112Aと第1のケーシング112の外面とで形成される角部が、所定の形状に切り欠かれて第3の切欠部を形成し、且つ、第2の接合面114Aと第2のケーシング114の外面とで形成される角部が、所定の形状に切り欠かれて第4の切欠部を形成し、この第1、第2の接合面112A、114Aを接合することによって、第3、第4の切欠部が、液状パッキン溜まりを形成するような構成を採用してもよい。
更に、図5に示すように、ケーシング110の内側および外側の両方に同様の切欠部を形成することによって、更なる密封性能の向上を図ることが可能である。
また、上記実施形態では、切欠部が所謂「円弧状」の例を示して説明しているが、この形状に限られるものではない。円弧状であれば、ケーシングと液状パッキンとの密着面積をより大きく確保できるため、密封能力に優れている。その他にも、例えば直線的に切り欠いた所謂テーパー形状とすれば(図6参照)、比較的簡易な加工で実現できるという利点がある。この場合も、内面側のみならず、外面側にも切欠部を形成してもよい。
また、上記説明した実施形態では、切欠部がケーシングの一周に渡って途切れることなく形成されているが(図2参照)、一部が途切れた状態となっていても同様の効果を発揮し得る。
なお上記実施形態では、減速機構がケーシングに収容されている例として説明しているが、増速機構であってもよいし等速機構であっても差し支えない。
本発明は、減速機や増速機等の変速機構、更には等速機構を備えたギアドモータをはじめ、減速機構等を搭載する装置に広く適用することが可能である。
GM…ギアドモータ
M…モータ
G…減速機構(変速機構)
P…液状パッキン
101…モータ軸
102…ピニオン
110…ケーシング
112…第1のケーシング
112A…第1の接合面
112B…第1の切欠部
114…第2のケーシング
114A…第2の接合面
114B…第2の切欠部
121…第1中間軸ピニオン
122…第1ギア
123…第2ギア
124…第2中間軸
125…第2中間軸ピニオン
130…出力軸
132…出力軸ギア
134…軸受
M…モータ
G…減速機構(変速機構)
P…液状パッキン
101…モータ軸
102…ピニオン
110…ケーシング
112…第1のケーシング
112A…第1の接合面
112B…第1の切欠部
114…第2のケーシング
114A…第2の接合面
114B…第2の切欠部
121…第1中間軸ピニオン
122…第1ギア
123…第2ギア
124…第2中間軸
125…第2中間軸ピニオン
130…出力軸
132…出力軸ギア
134…軸受
Claims (5)
- ケーシングの内部に等速または変速機構を収容し、該ケーシングが少なくとも第1、第2のケーシングに分割可能とされ且つ該分割された前記第1のケーシング側の第1の接合面と、前記第2のケーシング側の第2の接合面とが液状パッキンを介して密着している等速または変速機ケーシングの密封構造であって、
前記第1の接合面と前記第1のケーシングの内面とで形成される角部が、第1の切欠部を有し、且つ、
前記第2の接合面と前記第2のケーシングの内面とで形成される角部が、第2の切欠部を有し、
前記第1、第2の接合面を接合することによって、当該第1、第2の切欠部とで、前記液状パッキンの溜まりを形成する
ことを特徴とする等速または変速機ケーシングの密封構造。 - 請求項1において、
前記第1の接合面と前記第1のケーシングの外面とで形成される角部が、第3の切欠部を有し、且つ、
前記第2の接合面と前記第2のケーシングの外面とで形成される角部が、第4の切欠部を有し、
前記第1、第2の接合面を接合することによって、当該第3、第4の切欠部とで、前記液状パッキンの溜まりを形成する
ことを特徴とする等速または変速機ケーシングの密封構造。 - ケーシングの内部に等速または変速機構を収容し、該ケーシングが少なくとも第1、第2のケーシングに分割可能とされ且つ該分割された前記第1のケーシング側の第1の接合面と、前記第2のケーシング側の第2の接合面とが液状パッキンを介して密着している等速または変速機ケーシングの密封構造であって、
前記第1の接合面と前記第1のケーシングの外面とで形成される角部が、第3の切欠部を有し、且つ、
前記第2の接合面と前記第2のケーシングの外面とで形成される角部が、第4の切欠部を有し、
前記第1、第2の接合面を接合することによって、当該第3、第4の切欠部とで、前記液状パッキンの溜まりを形成する
ことを特徴とする等速または変速機ケーシングの密封構造。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記接合面と直交する方向の前記ケーシングの断面における前記切欠部の少なくとも1つ以上の形状が、テーパー状である
ことを特徴とする等速または変速機ケーシングの密封構造。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記接合面と直交する方向の前記ケーシングの断面における前記切欠部の少なくとも1つ以上の形状が、円弧状である
ことを特徴とする等速または変速機ケーシングの密封構造。
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