JP2009084277A - 歯磨組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】適度な発泡性を備えるためにラウリル硫酸塩を配合しながら、さらに低刺激性の歯磨組成物を提供することである。
【解決手段】(A)0.2〜0.7重量%のラウリル硫酸塩と(B)0.2〜0.7重量%の脂肪酸アミドプロピルベタインとを配合し、且つその配合比率を(A):(B)=1:0.5〜1:2とすることで、適度な発泡性を備えており、さらに口腔内に対する刺激性を低減させた歯磨組成物を作製することを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明の目的は、適度な発泡性を備えており、さらに口腔内に対する刺激性を低減させた歯磨組成物に関する。
歯磨組成物には、適度な発泡性が望まれており、発泡剤としてラウリル硫酸塩が一般的に含まれている。ラウリル硫酸塩は、比較的味や匂いが希薄で、高い発泡性を持ち、歯磨組成物の発泡剤に適する一方、比較的高いタンパク質変性能をもち、口腔内に刺激感を伴う場合がある。
近年、口呼吸の人の増加や、長期間のストレス、老化、薬の副作用などが原因の唾液分泌減少などにより口腔乾燥を訴える人が増えている。口腔の乾燥状態は、口腔粘膜表面の乾燥を招き、乾燥した口腔粘膜表面は様々な刺激に対し、感受性が非常に高くなる。また、がん治療における化学療法や、口腔が照射野内に含まれるような頭頚部の放射線療法、造血幹細胞移植などを行った場合に頻発する口腔粘膜炎を発症した患者や口腔内に術傷をもつ患者においては、さらに口腔内刺激に対する感受性は激増する。口腔が乾燥状態にあるような粘膜刺激の感受性が高い者や口腔粘膜炎を発症している患者、口腔内に術傷をもつ患者に対しては、ラウリル硫酸塩は強い刺激を与えることが知られている。しかし、これらの口腔乾燥状態を有するような、口腔粘膜の感受性が高い者や口腔粘膜炎を発症している患者や口腔内に術傷をもつ患者であっても適度な発泡性の歯磨剤を使用したいという欲求は非常に高く、適度な発泡性を持ち、かつ刺激の少ない歯磨組成物の開発が望まれている。また、近年、充分な口腔清掃が、高齢者の肺炎予防や、インフルエンザ予防、頭頚部がん術後合併症予防に効果的であることが示唆されており(非特許文献1、2、3参照。)、歯磨剤の刺激により口腔清掃が充分にできない、もしくは全くできなくなった患者にとって、低刺激で通常どおりに口腔清掃が可能な歯磨剤の提供は、前記ような各種疾病の発症予防という意味においても重要である。しかし、ラウリル硫酸塩を配合しない刺激の少ない歯磨組成物は、例えば、特許文献1又は特許文献2に開示されているが、発泡性は満足できる程度のものではない。
特開2002−179540号公報 特開平6−72836号公報 Yoneyama,Tら、J Am Geriatr Soc 50、p430−433、2002 Abe,Sら、Archives Gerontol Geriat 43、p157−164、2006 大田洋二郎ら、歯界展望 106(4)、p766−771、2005
本発明の目的は、適度な発泡性を備えるためにラウリル硫酸塩を配合しながら、さらに低刺激性の歯磨組成物を得ることを目的とする。
本発明者らは、かかる事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、(A)0.2〜0.7重量%のラウリル硫酸塩と(B)0.2〜0.7重量%の脂肪酸アミドプロピルベタインとを配合し、且つその配合比率を(A):(B)=1:0.5〜1:2とすることで、ラウリル硫酸塩の適度な発泡性を保ちつつ、タンパク変性能を抑え、さらに嗜好性に優れた低刺激性の歯磨組成物を作製できることを見出した。
すなわち本発明は、(A)0.2〜0.7重量%のラウリル硫酸塩及び(B)0.2〜0.7重量%の脂肪酸アミドプロピルベタインを含むものであって、ラウリル硫酸塩と脂肪酸アミドプロピルベタインとの配合比率が、(A):(B)=1:0.5〜1:2であることを特徴とする歯磨組成物である。
また、上記脂肪酸アミドプロピルベタインの脂肪酸が、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインであることを特徴とする歯磨組成物である。
さらに、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することを特徴とする歯磨組成物である。
本発明によれば、(A)0.2〜0.7重量%のラウリル硫酸塩と(B)0.2〜0.7重量%の脂肪酸アミドプロピルベタインを配合し、且つその配合比率を1:0.5〜1:2とすることで、ラウリル硫酸塩の適度な発泡性を保ちつつ、タンパク変性能を抑え、さらに嗜好性に優れた低刺激性の歯磨組成物を提供することができる。本発明の歯磨組成物は、低刺激であることから、歯磨剤の刺激により口腔清掃が充分にできない、もしくは全くできなくなった、頭頚部の放射線療法、造血幹細胞移植、化学療法などによるがん治療中またはがん治療後の、口腔内に術傷や粘膜炎をもち、口腔内の刺激に敏感な患者であっても、通常どおりに充分な口腔清掃が可能であり、高齢者の肺炎予防や、インフルエンザ予防、頭頚部がん術後合併症予防などにも貢献できる。
以下、本発明につき、さらに詳しく説明する。
本発明に用いるラウリル硫酸塩は、0.2〜0.7重量%で配合できる。0.2重量%を下回ると刺激性は低いものの充分な発泡性が得られず、0.7重量%を超えると刺激の低減が難しくなる。特に制限するものではないが、ラウリル硫酸塩は、アルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩が特に好ましい。
本発明に用いる脂肪酸アミドプロピルベタインは、0.2〜0.7重量%で配合し、ラウリル硫酸塩と脂肪酸アミドプロピルベタインの配合比率が、1:0.5〜1:2であることが必要である。脂肪酸アミドプロピルベタインの配合量が0.2重量%又はラウリル硫酸塩配合量の50%を下回ると、刺激を抑制することができず、0.7重量%又はラウリル硫酸塩の配合量の200%を超えると、異味が感じられ、歯磨組成物の商品価値として充分なものが得られない。
また、上記脂肪酸アミドプロピルベタインは、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインであることが、苦味が少なく好ましい。ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインは、天然由来のものでも合成されたものでも良く、合成された場合は脂肪酸のアルキル鎖長がC10〜C16のものが好ましい。このような脂肪酸アミドプロピルベタインは、商品名「レボン2000」(三洋化成工業株式会社)として手に入れることができる。
本発明には、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することが望ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、ノニオン性界面活性剤であり、自身の発泡性は高くないが、上記歯磨組成物に配合された場合、発泡性の底上げと、刺激感の低減に効果がある。特に制限しないが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の平均エチレンオキシド付加モル数が40〜100モル程度ものが、製造上の取扱いが良く好ましい。ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量は、組成物全体に対して0.2〜1.0重量%程度である。
本発明の歯磨組成物は、練歯磨剤、ジェル歯磨剤、液状歯磨剤などに調製することができる。
本発明の歯磨組成物には、当該分野において通常使用される添加剤を剤形に応じて適宜配合することができる。このような添加剤としては、例えば賦形剤、ゲル化剤、湿潤剤、pH調整剤、研磨剤、発泡剤、界面活性剤、甘味剤、香料、植物抽出エキス、防腐剤、着色剤、各種の有効成分を例示できる。添加剤の配合量は、発明の効果を損なわない範囲であれば、特に制限されず適宜設定することができる。
賦形剤としては、増粘性の沈降性シリカ、ゲルシリカ、火成性シリカ、結晶セルロース、粉末セルロースなどが例示できる。賦形剤の配合量は、組成物全体に対して、通常0.1〜30重量%程度であり、好ましくは0.5〜10重量%程度である。
ゲル化剤としては、ジェランガム、寒天、カラギーナン、ペクチン、ファーセレラン、アルギン酸及びその塩、グルコマンナン、タラガム、ローカストビーンガム、タマリンド、セルロース類、キサンタンガム、プルラン、グアーガム、デンプンリン酸塩、ポリアクリル酸塩、アラビアガム、カードラン、ガティガム及びアエロモナスガム、ヒアルロン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースやヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体もしくはその塩などを例示できる。これらゲル化剤は1種単独又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。ゲル化剤は、組成物全体に対して、通常0.1〜5重量%程度配合できる。
湿潤剤としては、グリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マルチトール、ラクチトール、エリスリトール、パラチノース、パラチニットなどが挙げられる。湿潤剤はこれらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。湿潤剤は、組成物全体に対して、通常0〜80重量%程度で配合でき、特に5〜60重量%程度が好ましい。
本発明における口腔用組成物のpHとしては、3〜10程度が好ましく、さらに好ましくは5.5〜8.5程度である。pHを調整するために緩衝剤を用いることもできる。緩衝剤としては、例えば、クエン酸及びその塩(ナトリウム塩など)、リン酸及びその塩(リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウムなど)、リンゴ酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、マレイン酸及びその塩、アスパラギン酸及びその塩、グルコン酸及びその塩、コハク酸及びその塩、グルクロン酸及びその塩、フマル酸及びその塩、グルタミン酸及びその塩、アジピン酸及びその塩、塩酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ケイ酸ナトリウムなどが挙げられる。これらの緩衝剤は、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。緩衝剤の配合量は、所望のpHとなる限り特に制限されないが、組成物全体に対して、通常0.001〜5重量%程度、好ましくは0.1〜3重量%程度である。
研磨剤として、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水和物、リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、シリカゲル、ケイ酸アルミニウム、沈降性シリカ、ジルコノシリケートなどのシリカ化合物、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ポリメタクリル酸メチル、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、ハイドロキシアパタイト、合成樹脂などが挙げられる。研磨剤は、組成物全体に対して、通常0〜30重量%程度で配合できる。
発泡剤としては、ラウリル硫酸塩以外のアニオン性界面活性剤を本発明の効果に問題ない程度に適宜配合することができる。ミリスチル硫酸塩などのアルキル基の炭素数が8〜18である高級アルキル硫酸エステル塩、スルホコハク酸系界面活性剤、N−長鎖アシルアミノ酸塩、α−オレフィンスルホネート塩、高級脂肪酸ナトリウムモノグリセライドモノサルフェート、N−メチル−N−パルミトイルタウライド塩、N−アシルサルコシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−アシルタウリン塩、N−メチル−N−アシルアラニン塩、α−オレフィンスルホン酸塩などが例示できるが、ラウリル硫酸塩以外のアニオン性界面活性剤を配合しないことが好ましい。これらのアニオン性界面活性剤は1種単独で用いても2種以上を併用してもよい。ラウリル硫酸塩以外の発泡剤の配合量は、組成物全体に対して、通常0.001〜2重量%程度、好ましくは0.01〜1重量%程度である。
また、脂肪酸アミドプロピルベタイン以外にも、通常歯磨組成物に用いられる両性界面活性剤を配合してもよい。この様な界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルスルホベタイン、イミダゾニウムベタインなどが例示できる。また、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油以外にも通常歯磨組成物に用いられる非イオン性界面活性剤やカチオン性界面活性剤を配合してよい。このような界面活性剤としては、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートなどのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどのポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリン酸モノエタノールアミド、ミリスチン酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステルアルキルグリコシド(例えば脂肪酸残基のアルキル鎖:C8〜C16程度)、ポリグリセリン脂肪酸エステル(例えば脂肪酸残基のアルキル鎖:C8〜C16程度)、ショ糖脂肪酸エステル(例えば脂肪酸残基のアルキル鎖:C8〜C16程度)などの非イオン性界面活性剤;N−アルキルジアミノエチルグリシン、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、臭化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化アルキルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤などを例示することができる。脂肪酸アミドプロピルベタイン以外の界面活性剤の配合量は、組成物全体に対して、通常0.001〜2重量%程度であり、好ましくは0.01〜1重量%である。
甘味剤としては、サッカリン、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、アセスルファームカリウム、グリチルリチン酸及びその塩、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル、ペリラルチン、タウマチン、キシリトール、パラチノース、パラチニット、エリスリトール、マルチトールなどが挙げられる。甘味剤は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。甘味剤の配合量は、所望の甘みに応じて適宜設定することができるが、通常、組成物全体に対して0.01〜15重量%程度である。
香料としては、メントール、アネトール、カルボン、オイゲノール、リモネン、ペパーミントオイル、スペアミントオイル、ウインターグリーン、サリチル酸メチル、シオネール、チモール、丁字油、ユーカリ油、ローズマリー油、セージ油、レモン油、オレンジ油、オシメン油、シトロネロール、メチルオイゲノール、各種香料の水溶性香料など、通常使用される香味剤であれば特に限定されず配合することができる。香料の配合量は、適宜設定することができるが、通常、組成物全体に対して0〜2重量%程度であるが、0〜0.7重量%程度であることが刺激低減の面から好ましい。また、歯磨組成物に配合されるl−メントールの配合量(天然香料由来の物も含む)が0.5重量%以下であることが、刺激低減の面からさらに好ましい。
植物抽出エキスとしては、キキョウ、モッコウ、ガイヨウ、ヨウバイヒ、サンソウニン、ロジン、フジバカマ、カナリヤノキ、ニワトコ、センタボ、オオバコ、トウセンキンカ、不凋花、シラカバ、ローズマリー等の植物をメタノールや酢酸エチル等の有機溶媒により抽出したものや、アロエエキス、ゲンノショウコエキス、チャエキス、ハマメリスエキスなどが挙げられる。植物抽出エキスは、単独で用いても2種以上を併用してもよい。植物抽出エキスの配合量は、通常、組成物全体に対して0〜5重量%程度である。
防腐剤として、安息香酸ナトリウムなどの安息香酸塩;メチルパラベン、ブチルパラベンなどのパラベン類やフェノキシエタノールなどを挙げることができる。防腐剤の配合量は、適宜設定することができるが、通常、組成物全体に対して0〜3重量%程度である。
着色剤としては、例えば、青色1号、黄色4号、赤色202号、緑3号などの法定色素;群青、強化群青、紺青などの鉱物系色素;酸化チタンなどを挙げることができる。着色剤の配合量は、組成物全体に対して、通常0.0001〜1重量%程度である。
有効成分としては、塩酸クロルヘキシジン、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウムなどのカチオン性殺菌剤、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノールなどの非イオン性殺菌剤、n−ラウロイルサルコンシンナトリウムなどのアニオン性殺菌剤、デキストラナーゼ、アミラ−ゼ、ムタナーゼ、リゾチーム、溶菌酵素(リテックエンザイム)などの酵素、酸化亜鉛、塩化亜鉛などの亜鉛化合物、トラネキサム酸及びイプシロンアミノカプロン酸、アルミニウムクロルヒドロキシルアラントイン、ジヒドロコレステロール、酢酸トコフェロールなどのビタミンE誘導体、グリチルリチン塩類、グリチルレチン酸、グリセロホスフェート、クロロフィル、硝酸カリウム、塩化ナトリウム、カロペプタイドなどの有効成分を単独で用いても併用してもよい。また、粘膜保湿剤として、トレハロース、α,α−トレハロースの糖質誘導体、キシリトール、エリスリトール、キサンタンガム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸塩、コンドロイチン硫酸塩などを、単独で用いても、併用してもよい。粘膜保湿効果において、α,α−トレハロースの糖質誘導体が好ましい。なお、α,α−トレハロースの糖質誘導体は、分子内にα,α−トレハロース構造を有する3個以上のグルコースからなる非還元性オリゴ糖から選ばれる1種又は2種以上の糖質であり、その中でも、α−グルコシルα,α−トレハロース、α−マルトシルα,α−トレハロース、α−マルトトリオシルα,α−トレハロース及びα−マルトテトラオシルα,α−トレハロースなどの、分子の末端にトレハロース構造を持つ糖質が利用できる。とりわけ、α−マルトシルα,α−トレハロースを主成分として含有し、他に、α−グルコシルα,α−トレハロース、α−マルトトリオシルα,α−トレハロース、α−マルトテトラオシルα,α−トレハロースから選ばれる1種又は2種以上を含有する糖質が望ましい。この場合、全糖質に対して、α−マルトシルα,α−トレハロースを、無水物換算で、約5質量%以上、望ましくは約10質量%以上、さらに望ましくは約30質量%以上含有する糖質が望ましい。上記糖質は、例えば、市販のシラップ状のα,α−トレハロースの糖質誘導体含有糖質(株式会社林原商事販売、商品名「ハローデックス」)や、これを水素添加して共存する還元性糖質をその糖アルコールに変換した糖質(株式会社林原生物化学研究所販売、商品名「トルナーレ」(α,α−トレハロースの糖質誘導体47%、水26%含有))を使用することができる。これらの有効成分は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。有効成分の配合量は、所望の効果が得られる範囲であれば特に制限されないが、組成物全体に対して、通常0.001〜30重量%程度、好ましくは0.01〜20重量%程度である。
本発明の歯磨組成物は、特に限定しないが、本発明の歯磨組成物と接触する部分がポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエーテル類、アイオノマー樹脂、ナイロン、塩化ビニルなどの合成樹脂で構成されているチューブその他の容器に充填することができる。このような容器の具体例としては、ポリエチレン、紙、アルミニウムなどから構成されるチューブで最内層にポリエチレン、ポリエーテル類、アイオノマー樹脂、ナイロンなどを使用したラミネートチューブ;ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニルなどの少なくとも1種以上から構成されるポリチューブ、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニルなどの少なくとも1種以上から構成されるポリ容器が挙げられる。
以下に、比較例及び実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、下記の例において特に明記がない場合は、「%」は重量%で示している。
[試験例]
表1に示した処方にて、発泡性、苦味、刺激性に関する官能試験、及び舌細胞の変性を確認するためにジュース効果の評価を行った。それらの結果を表1に示す。表1に示した処方に従い、常法で各歯磨組成物を調製した。
[発泡性、苦味]
歯磨剤専門パネル5名が2分間歯磨きを行い、その発泡性及び苦味を5点満点で評価した。5名の平均点を表1に示す。発泡性は、点数が高いほど発泡性が高く、低いほど発泡性が低いことを示す。苦味は、点数が高いほど苦味が少なく、点数が低いほど苦味が高いことを示す。
[刺激性]
歯磨剤専門パネル5名が、粘膜の感受性を上げるために20%エタノール水溶液で10秒間含嗽し吐き出した後、歯磨きを2分間行い、その刺激性を5点満点で評価した。点数が高いほど刺激が低く、点数が低いほど刺激が高いこと示す。
[ジュース効果]
歯磨剤専門パネル5名が2分間歯磨きを行った後、市販の100%果汁オレンジジュースを口に含み、その苦味を5点満点で評価した。点数が高いほど、ジュース効果が低いため苦味がなく、点数が低いほどジュース効果が高いため苦味が強いことを示す。
[総合評価]
発泡性、苦味、刺激性、ジュース効果のすべての点数が3.0以上である場合は○、一つでも3.0未満の項目がある場合は×とした。
Figure 2009084277
表1に示すように、ラウリル硫酸塩を0.2〜0.7重量%、脂肪酸アミドプロピルベタインを0.2〜0.7重量%含み、ラウリル硫酸塩と脂肪酸アミドプロピルベタインの配合比率が1:0.5〜1:2で配合し、さらにポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン付加モル数60)を配合した歯磨組成物は、適度な発泡性を持ち、かつ刺激性、苦味が少なく、ジュース効果が低かった。
[実施例5]
次の処方により、常法に従って練歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
研磨性シリカ 13.0
増粘性シリカ 7.0
酸化チタン 0.3
70%ソルビット液 40.0
グリセリン 15.0
トルナーレ 1.0
フッ化ナトリウム 0.2
キサンタンガム 0.5
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
サッカリンナトリウム 0.1
ラウリル硫酸ナトリウム 0.3
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.3
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
香料[ペパーミントオイル40%、 0.5
ハーブ系アクセント60%(l−メントール含量18%)]
水 残部
計 100.0
[臨床試験例]
頭頚部の放射線療法、造血幹細胞移植、化学療法によるがん治療に伴う口腔粘膜炎により、一般的な歯磨剤での口腔清掃が困難な口腔がん治療患者6名が、実施例5に示す歯磨組成物(練歯磨)を2日間使用した。使用前に口腔外科医による口腔内所見調査をおこなった。使用後、味、刺激性、泡立ち、清涼感(スッキリ感)、今まで使用した一般的な歯磨剤との比較に関して、5段階の使用評価を行なった。各評価項目の詳細は表2に示す。評価結果を表3に示す。
Figure 2009084277
Figure 2009084277
表3に示すとおり、本発明の歯磨組成物は、がん治療に伴う口腔粘膜炎を発症し、口腔内の刺激に対して非常に高い感受性を示し、一般的な歯磨剤では刺激を強く感じ、口腔清掃が困難な患者による臨床試験において、大きな刺激を与えることがなく、且つ適度な発泡性をもち、苦味も少なく、適度な清涼性を有し、充分な口腔清掃が可能であることが示された。
[実施例6]
次の処方により、常法に従って練歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
炭酸カルシウム 30.0
増粘性シリカ 3.0
無水ケイ酸 3.0
70%ソルビット液 30.0
トルナーレ 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.8
カラギーナン 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 0.5
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.7
ポリオキチエチレン(40)硬化ヒマシ油 0.2
トリクロサン 0.02
イソプロピルメチルフェノール 0.02
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7
フルーツタイプ香料(メントール含量50%) 0.6
サッカリンナトリウム 0.1
ステビアエキス(ステビオサイド70%配合) 0.04
水 残部
計 100.0
[実施例7]
次の処方により、常法に従って練歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
研磨性シリカ 15.0
増粘性シリカ 5.0
酸化チタン 0.3
70%ソルビット液 40.0
トルナーレ 1.0
グリセリン 10.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.7
キサンタンガム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 0.3
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.5
ポリオキチエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
パラオキシ安息香酸メチル 0.1
フッ化ナトリウム 0.2
ハーブタイプ香料(メントール含量40%) 0.5
サッカリンナトリウム 0.1
水 残部
計 100.0
[実施例8]
次の処方により、常法に従って透明ジェル歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
研磨性シリカ 10.0
増粘性シリカ 10.0
70%ソルビット液 62.0
グリセリン 10.0
トルナーレ 5.0
ポリエチレングリコール400 3.0
プロピレングリコール 1.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.3
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.4
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
フッ化ナトリウム 0.2
酢酸トコフェロール 0.05
フローラル系香料(メントール含量60%) 0.5
サッカリンナトリウム 0.1
水 残部
計 100.0
[実施例9]
次の処方により、常法に従って練歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
歯磨用リン酸水素カルシウム 25.0
結晶セルロース 5.0
トルナーレ 15.0
グリセリン 30.0
ポリエチレングリコール400 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.7
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.7
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
ペパーミント系香料(メントール含量50%) 0.5
サッカリンナトリウム 0.1
水 残部
計 100.0
[実施例10]
次の処方により、常法に従って練歯磨を調製した。
成分 配合量(%)
歯磨用リン酸水素カルシウム 25.0
アロエエキス 0.5
結晶セルロース 5.0
トルナーレ 15.0
グリセリン 30.0
ポリエチレングリコール400 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 0.7
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 0.7
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
ペパーミント系香料(メントール含量50%) 0.5
サッカリンナトリウム 0.1
水 残部
計 100.0
以上実施例6〜10により調製した口腔用組成物においても、適度な発泡性で刺激と苦味が少なく、ジュース効果の抑制が認められた。

Claims (4)

  1. (A)0.2〜0.7重量%のラウリル硫酸塩及び(B)0.2〜0.7重量%の脂肪酸アミドプロピルベタインを含むものであって、ラウリル硫酸塩と脂肪酸アミドプロピルベタインとの配合比率が、(A):(B)=1:0.5〜1:2であることを特徴とする歯磨組成物。
  2. 脂肪酸アミドプロピルベタインが、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインであることを特徴とする請求項1に記載の歯磨組成物。
  3. ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することを特徴とする請求項1又は2に記載の歯磨組成物。
  4. 頭頚部の放射線療法、造血幹細胞移植、化学療法などによるがん治療中またはがん治療後の患者のための請求項1〜3のいずれかに記載の歯磨組成物。
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