JP2009081679A - レベルシフト回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの高電位側電源間の電圧差が大きな場合でもレベルシフト回路を
高速動作させる。
【解決手段】レベルシフト回路30には、内部電源発生部1、インバータINV1、インバータINV2、及びインバータINV3が設けられる。インバータINV1は、第1の高電位側電源Vcc1と低電位側電源Vssの間に設けられ、入力信号Sinを反転した出力信号S1を出力する。インバータINV2は、内部電源生成部から供給され、第1の高電位側電源Vcc1よりも電圧の高い第2の高電位側電源Vcc2と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S1を反転した出力信号S2を出力する。インバータINV3は、第2の高電位側電源Vcc2よりも電圧の高い第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S2を反転した出力信号Soutを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CMOSなどで構成されるレベルシフト回路に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などから構成され、論理回路や順序回路を備える半導体集積回路(LSI)には、異なる高電位側電源間で、信号レベルをレベルシフトするレベルシフト回路が設けられる。通常、レベルシフト回路には、第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられる第1のインバータと、第1の高電位側電源と電圧レベルが異なる第2の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、第1のインバータの出力信号を入力する第2のインバータとから構成される(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などの記載されるレベルシフト回路では、第2の高電位側電源が第1の高電位側電源よりも電圧が高く、且つ第2の高電位側電源と第1の高電位側電源の電圧差が大きな場合、第2のインバータの回路閾値と第1のインバータの出力信号の“High”レベルが接近し、第2のインバータへの信号伝達が困難となり、動作ノイズマージンが減少するという問題点がある。また、動作時の消費電流が増加し、その結果伝搬遅延時間が遅くなるという問題点がある。
特開2006−129361号公報(頁9、図8乃至10)
本発明は、2つの高電位側電源間の電圧差が大きな場合でも高速動作ができるレベルシフト回路を提供する。
本発明の一態様のレベルシフト回路は、第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、第1の信号を出力する第1のレベルシフト回路部と、前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、レベルシフトされた第2の信号を出力する第2のレベルシフト回路部と、前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、レベルシフトされた第3の信号を出力する第3のレベルシフト回路部と、前記第3の高電位側電源と前記第1の高電位側電源の間に設けられ、前記第2の高電位側電源を生成して、前記第2のレベルシフト回路部に前記第2の高電位側電源を供給する内部電源発生部とを具備することを特徴とする。
更に、本発明の他態様のレベルシフト回路は、第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、前記入力信号を反転した第1の信号を出力する第1のインバータと、前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、前記第1の信号を反転した第2の信号を出力する第2のインバータと、前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、前記第2の信号を反転した第3の信号を出力する第3のインバータと、前記第3の高電位側電源と前記第1の高電位側電源の間に設けられ、前記第2の高電位側電源を生成して、前記第2のインバータに前記第2の高電位側電源を供給する内部電源発生部とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、2つの高電位側電源間の電圧差が大きな場合でも高速動作ができるレベルシフト回路を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係るレベルシフト回路について、図面を参照して説明する。図1はレベルシフト回路の構成を示すブロック図、図2は内部電源発生部を示す回路図である。本実施例では、レベルシフト回路を構成するインバータに内部電源発生部から出力される高電位側電源電圧が入力される。
図1に示すように、レベルシフト回路30には、内部電源発生部1、インバータINV1、インバータINV2、及びインバータINV3が設けられる。レベルシフト回路30は、例えば論理回路や順序回路を備える半導体集積回路(LSI)に設けられ、入力信号Sinを入力して、入力信号Sinの信号レベルよりも大きな出力信号SoutをLSI内部に出力する。出力信号Soutは入力信号Sinとは逆位相の信号である。
インバータ(第1のレベルシフト回路部)INV1は、第1の高電位側電源Vcc1と低電位側電源Vssの間に設けられ、入力信号Sinを入力し、入力信号Sinを反転した出力信号S1を出力する。入力信号Sinの“High”レベルが第1の高電位側電源Vcc1電圧と異なる場合、インバータINV1はレベルシフトした出力信号S1を出力することとなる。なお、ここでは低電位側電源Vss電圧を接地電圧に設定しているが、別の電圧(第1の高電位側電源Vcc1電圧よりも低い電圧)に設定してもよい。
インバータ(第2のレベルシフト回路部)INV2は、第1の高電位側電源Vcc1よりも電圧の高い第2の高電位側電源Vcc2と低電位側電源Vssの間に設けられ、インバータINV1とインバータINV3の間に設けられ、インバータINV1から出力される出力信号S1を入力し、出力信号S1を反転した出力信号S2を出力する。ここで、第2の高電位側電源Vcc2は内部電源発生部1から供給される。
インバータ(第3のレベルシフト回路部)INV3は、第2の高電位側電源Vcc2よりも電圧の高い第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、インバータINV2から出力される出力信号S2を入力し、出力信号S2を反転した出力信号Soutを出力する。
図2に示すように、内部電源発生部1には、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、抵抗R1、及び抵抗R2が設けられる。なお、MOSトランジスタはMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される。
抵抗R1は、一端が第3の高電位側電源Vcc3に接続される。Nch MOSトランジスタNT1は、ドレインが抵抗R1の他端に接続され、ゲートがドレインに接続されるダイオード接続のトランジスタである。抵抗R2は、一端がNch MOSトランジスタNT1のソースに接続され、他端が第1の高電位側電源Vcc1に接続される。Nch MOSトランジスタNT2は、ドレインが第3の高電位側電源Vcc3に接続され、ゲートがNch MOSトランジスタNT1のゲートに接続され、ソースから第2の高電位側電源Vcc2電圧を出力するソースフォロア型出力トランジスタである。
ここで、Nch MOSトランジスタNT1及びNT2はカレントミラー回路を構成する。Nch MOSトランジスタNT1側には電流Iが第1の高電位側電源Vcc1側に流れ、Nch MOSトランジスタNT2側には電流I(ミラー比の電流)が流れる。Nch MOSトランジスタNT1のオン抵抗RNT1、Nch MOSトランジスタNT2のオン抵抗RNT2、抵抗R1、及び抵抗R2は、
R1、R2>>RNT1、RNT2・・・・・・・・式(1)
に設定される。インバータINV2の回路閾値がVthINV2で、
Vcc1+VthINV2<Vcc3・・・・・・・・・・式(2)
の場合、第2の高電位側電源Vcc2を、
Vcc2=Vcc1+[{R2/(R1+R2)}(Vcc3−Vcc1−VthINV2)]・・・式(3)
に設定することができる。つまり、抵抗R1と抵抗R2の値を任意の値に設定することにより、第2の高電位側電源Vcc2を所定の電圧に設定することができる。
次に、本実施例のレベルシフト回路と従来のレベルシフト回路の動作の差異について図3を参照して説明する。図3は高電位側電源電圧とインバータの回路閾値の関係を示す図である。ここで、従来のレベルシフト回路では内部電源発生部と第2のインバータが省略される(2構成のインバータ)。
図3に示すように、2構成のインバータから構成される従来のレベルシフト回路では、初段のインバータの出力信号S1の“High”レベルは第1の高電位側電源Vcc1電圧であり、第1の高電位側電源Vcc1電圧、第3の高電位側電源Vcc3電圧、次段のインバータの回路閾値Vth1、出力信号S1の“High”レベルとインバータの回路閾値の差ΔV1との関係は、
ΔV1=Vcc1−Vth1=Vcc1−(Vcc3/2)・・・・・・・・式(4)
で表される。
一方、本実施例のレベルシフト回路では、初段のインバータの出力信号S1の“High”レベルは第1の高電位側電源Vcc1電圧であり、第1の高電位側電源Vcc1電圧、第2の高電位側電源Vcc2電圧、次段のインバータ(2段目の)の回路閾値Vth2、出力信号S1の“High”レベルとインバータの回路閾値の差ΔV1のと関係は、
ΔV1=Vcc1-Vth2=Vcc1−(Vcc2/2)・・・・・・・・式(5)
で表される。
ここで、第1の高電位側電源Vcc1電圧が、例えば1.8Vで、第3の高電位側電源Vcc3電圧が、例えば3.3Vと電圧差が大きな場合、従来の出力信号S1の“High”レベルとインバータの回路閾値の差ΔV1は略0.15Vしかなく、また高電位側電源電圧のバラツキを考慮するとΔV1のマージンを設定することができず、次段への信号電圧が困難となる。また、動作マージンも減少し、動作時の消費電流も増大し、その結果伝搬遅延時間が遅くなる。
一方、本実施例では、内部電源発生部1の抵抗R1及び抵抗R2の値を任意に設定することにより、第2の高電位側電源Vcc2電圧を第1の高電位側電源Vcc1電圧と第3の高電位側電源Vcc3電圧の間に任意に設定することができ、出力信号S1の“High”レベルとインバータの回路閾値の差ΔV1を従来よりも大きく設定できる。第2の高電位側電源Vcc2電圧を、例えば、2.5Vに設定すると、出力信号S1の“High”レベルとインバータの回路閾値の差ΔV1が0.55Vとなり、次段への信号電圧が容易となり、動作時の消費電流も増加せずレベルシフト回路の高速動作が達成できる。
上述したように、本実施例のレベルシフト回路では、内部電源発生部1、インバータINV1、インバータINV2、及びインバータINV3が設けられる。インバータINV1は、第1の高電位側電源Vcc1と低電位側電源Vssの間に設けられ、入力信号Sinを反転した出力信号S1を出力する。インバータINV2は、内部電源発生部1から供給され、第1の高電位側電源Vcc1よりも電圧の高い第2の高電位側電源Vcc2と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S1を反転した出力信号S2を出力する。インバータINV3は、第2の高電位側電源Vcc2よりも電圧の高い第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S2を反転した出力信号Soutを出力する。内部電源発生部1には、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、抵抗R1、及び抵抗R2が設けられる。Nch MOSトランジスタNT1及びNT2はカレントミラー回路を構成し、ソースフォロア型出力トランジスタであるNch MOSトランジスタNT2のソースから、第3の高電位側電源Vcc3電圧と第1の高電位側電源Vcc1電圧の間の、抵抗R1及び抵抗R2で抵抗分割された第2の高電位側電源Vcc2電圧が出力される。
このため、第3の高電位側電源Vcc3よりも電圧が低く、抵抗R1及び抵抗R2の値により決定される第2の高電位側電源Vcc2電圧がインバータINV2に供給されるので、前段の出力信号の“High”レベルと次段のインバータの回路閾値の差ΔV1を従来よりも大きく設定することができる。したがって、次段への信号電圧が容易となり、動作時の消費電流も増加せずレベルシフト回路の高速動作が達成できる。
なお、本実施例では、レベルシフト回路30を構成するトランジスタにMOSトランジスタを用いているがMIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタ(MISFETとも呼称される)を用いてもよい。また、例えば高電位側電源Vcc1と高電位側電源Vcc3の電圧差が本実施例よりも大きな場合、高電位側電源Vcc1電圧と高電位側電源Vcc3電圧の間の、電圧レベルの異なる内部電源を生成する内部電源電圧発生部を複数設けて、その電源電圧をインバータINV1とインバータINV3の間に直列接続されるインバータにそれぞれ供給させて徐々にレベルシフトさせてもよい。
次に、本発明の実施例2に係るレベルシフト回路について、図面を参照して説明する。図4はレベルシフト回路の構成を示すブロック図である。本実施例では、レベルシフト回路に入力される入力信号とレベルシフト回路から出力される出力信号を同一位相にしている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図4に示すように、レベルシフト回路30aには、内部電源発生部1、及びインバータINV1乃至4が設けられる。レベルシフト回路30aは、例えば論理回路や順序回路を備える半導体集積回路(LSI)に設けられ、入力信号Sinを入力して、入力信号Sinの信号レベルよりも大きな出力信号SoutをLSI内部に出力する。出力信号Soutは入力信号Sinとは同位相の信号である。
インバータ(第3のレベルシフト回路部)INV3は、第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、インバータINV2とインバータINV4の間に設けられ、インバータINV2から出力される出力信号S2を入力し、出力信号S2を反転した出力信号S3を出力する。
インバータ(第4のレベルシフト回路部)INV4は、第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、インバータINV3から出力される出力信号S3を入力し、出力信号S3を反転した入力信号Sinとは同位相の出力信号S3を出力する。
上述したように、本実施例のレベルシフト回路では、内部電源発生部1、及びインバータINV1乃至4が設けられる。インバータINV3は、第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S2を反転した出力信号S3を出力する。インバータINV4は、第3の高電位側電源Vcc3と低電位側電源Vssの間に設けられ、出力信号S3を反転した出力信号Soutを出力する。
このため、実施例1の効果の他に、レベルシフト回路30aから出力される出力信号Soutを入力信号Sinと同位相にすることができる。
次に、本発明の実施例3に係るレベルシフト回路について、図面を参照して説明する。図5は内部電源発生部を示す回路図である。本実施例では、内部電源発生部の構成を変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5に示すように、レベルシフト回路を構成する内部電源発生部1aには、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、Pch MOSトランジスタPT1、及びPch MOSトランジスタPT2が設けられる。
Pch MOSトランジスタPT1は、ソースが第3の高電位側電源Vcc3に接続され、ゲートが低電位側電源Vssに接続され、ドレインがNch MOSトランジスタNT1のゲート及びドレインに接続され、常時“ON”している。
Pch MOSトランジスタPT2は、ソースがNch MOSトランジスタNT1のソースに接続され、ゲートが低電位側電源Vssに接続され、ドレインが第1の高電位側電源Vcc1に接続され、常時“ON”している。
ここで、Nch MOSトランジスタNT1のオン抵抗RNT1、Nch MOSトランジスタNT2のオン抵抗RNT2、Pch MOSトランジスタPT1のオン抵抗RPT1、Pch MOSトランジスタPT2のオン抵抗RPT2は、
PT1、RPT2>>RNT1、RNT2・・・・・・・・式(6)
に設定される。インバータINV2の回路閾値がVthINV2で、Vcc1+VthINV2<Vcc3の場合、第2の高電位側電源Vcc2を、
Vcc2=Vcc1+[{RPT2/(RPT1+RPT2)}(Vcc3−Vcc1−VthINV2)]・・・式(7)
に設定することができる。つまり、オン抵抗RPT1とオン抵抗RPT2の値を任意の値に設定することにより、第2の高電位側電源Vcc2を所定の電圧に設定することができる。
上述したように、本実施例のレベルシフト回路では、内部電源発生部1aには、Nch MOSトランジスタNT1、Nch MOSトランジスタNT2、Pch MOSトランジスタPT1、及びPch MOSトランジスタPT2が設けられる。Nch MOSトランジスタNT1及びNT2はカレントミラー回路を構成し、Pch MOSトランジスタPT1及びPT2は負荷抵抗として機能し、ソースフォロア型出力トランジスタであるNch MOSトランジスタNT2のソースから、第3の高電位側電源Vcc3電圧と第1の高電位側電源Vcc1電圧の間の、Pch MOSトランジスタPT1のオン抵抗及びPch MOSトランジスタPT2のオン抵抗で抵抗分割された第2の高電位側電源Vcc2電圧が出力される。
このため、第3の高電位側電源Vcc3よりも電圧が低く、Pch MOSトランジスタPT1のオン抵抗及びPch MOSトランジスタPT2のオン抵抗の値により決定される第2の高電位側電源Vcc2電圧がインバータINV2に供給されるので、前段の出力信号の“High”レベルと次段のインバータの回路閾値の差ΔV1を従来よりも大きく設定することができる。したがって、次段への信号電圧が容易となり、動作時の消費電流も増加せずレベルシフト回路の高速動作が達成できる。
次に、本発明の実施例4に係る内部電源発生部について、図面を参照して説明する。図6は内部電源発生部を示す回路図である。本実施例では、内部電源発生部の構成を変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図6に示すように、レベルシフト回路を構成する内部電源発生部1bには、Nch MOSトランジスタNT1乃至3、抵抗R1、及び抵抗R2が設けられる。
抵抗R1は、一端が第3の高電位側電源Vcc3に接続される。Nch MOSトランジスタNT3は、ドレインが抵抗の他端に接続され、ゲートが高電位側電源Vcc3に接続され、ソースがNch MOSトランジスタNTのゲート及びドレインに接続される。Nch MOSトランジスタNT1乃至3は、ウィルソン型カレントミラー回路を構成し、Nch MOSトランジスタNT1及びNT2から構成されるカレントミラー回路よりも高精度の電流I(ミラー比の電流)を流すことができる。このため、ソースフォロア型出力トランジスタであるNch MOSトランジスタNT2のソースから高精度の第2の高電位側電源Vcc2電圧を出力することができる。
上述したように、本実施例のレベルシフト回路では、内部電源発生部1bには、Nch MOSトランジスタNT1乃至3、抵抗R1、及び抵抗R2が設けられる。Nch MOSトランジスタNT1乃至3は、ウィルソン型カレントミラー回路を構成し、実施例1のカレントミラー回路よりも高精度の電流I(ミラー比の電流)を流すことができる。
このため、実施例1の効果の他に、高精度の第2の高電位側電源Vcc2電圧をインバータINV2に供給することができる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、インバータを用いてレベルシフトした信号を出力しているが、レベルシフト回路を構成するインバータを別な回路、例えばバッファ回路などに置き換えてもよい。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) 第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、前記入力信号を反転した第1の信号を出力する第1のインバータと、前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、前記第1の信号を反転した第2の信号を出力する第2のインバータと、前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、前記第2の信号を反転した第3の信号を出力する第3のインバータと、一端が前記第3の高電位側電源に接続される第1の抵抗と、ドレインが前記第1の抵抗の他端に接続され、ゲートが前記第3の高電位側電源に接続される第1のNchトランジスタと、ドレインが前記第1のNchトランジスタのソースに接続され、ゲートがドレインに接続される第2のNchトランジスタと、一端が前記第2のNchトランジスタのソースに接続され、他端が前記第1の高電位側電源に接続される第2の抵抗と、ドレインが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記第2のNchトランジスタのゲートに接続され、ソースから前記第2の高電位側電源電圧を出力する第3のNchトランジスタと有する内部電源発生部とを具備するレベルシフト回路。
(付記2) 第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、前記入力信号を反転した第1の信号を出力する第1のインバータと、前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、前記第1の信号を反転した第2の信号を出力する第2のインバータと、前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、前記第2の信号を反転した第3の信号を出力する第3のインバータと、ソースが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記低電位側電源に接続される第1のPchトランジスタと、ドレインが前記第1のPchトランジスタのドレインに接続され、ゲートが前記第3の高電位側電源に接続される第1のNchトランジスタと、ドレインが前記第1のNchトランジスタのソースに接続され、ゲートがドレインに接続される第2のNchトランジスタと、ソースが前記第2のNchトランジスタのソースに接続され、ゲートが前記低電位側電源に接続され、ドレインが前記第1の高電位側電源に接続される第2のPchトランジスタと、ドレインが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記第2のNchトランジスタのゲートに接続され、ソースから前記第2の高電位側電源電圧を出力する第3のNchトランジスタとを有する内部電源発生部とを具備するレベルシフト回路。
(付記3) 前記トランジスタはMOSFET或いはMISFETである付記1又は2に記載のレベルシフト回路。
本発明の実施例1に係るレベルシフト回路の構成を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る内部電源発生部を示す回路図。 本発明の実施例1に係る高電位側電源電圧とインバータの回路閾値の関係を示す図。 本発明の実施例2に係るレベルシフト回路の構成を示すブロック図。 本発明の実施例3に係る内部電源発生部を示す回路図。 本発明の実施例4に係る内部電源発生部を示す回路図。
符号の説明
1、1a、1b 内部電源発生部
30、30a レベルシフト回路
、I 電流
INV1〜4
NT1〜3 Nch MOSトランジスタ
PT1、PT2 Pch MOSトランジスタ
R1、R2 抵抗
Sin 入力信号
S1、S2、S3、Sout 出力信号
Vcc1 第1の高電位側電源
Vcc2 第2の高電位側電源
Vcc3 第3の高電位側電源
Vss 低電位側電源

Claims (5)

  1. 第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、第1の信号を出力する第1のレベルシフト回路部と、
    前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、レベルシフトされた第2の信号を出力する第2のレベルシフト回路部と、
    前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、レベルシフトされた第3の信号を出力する第3のレベルシフト回路部と、
    前記第3の高電位側電源と前記第1の高電位側電源の間に設けられ、前記第2の高電位側電源を生成して、前記第2のレベルシフト回路部に前記第2の高電位側電源を供給する内部電源発生部と、
    を具備することを特徴とするレベルシフト回路。
  2. 第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、前記入力信号を反転した第1の信号を出力する第1のインバータと、
    前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、前記第1の信号を反転した第2の信号を出力する第2のインバータと、
    前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、前記第2の信号を反転した第3の信号を出力する第3のインバータと、
    前記第3の高電位側電源と前記第1の高電位側電源の間に設けられ、前記第2の高電位側電源を生成して、前記第2のインバータに前記第2の高電位側電源を供給する内部電源発生部と、
    を具備することを特徴とするレベルシフト回路。
  3. 第1の高電位側電源と低電位側電源の間に設けられ、入力信号を入力し、前記入力信号を反転した第1の信号を出力する第1のインバータと、
    前記第1の高電位側電源よりも高い電圧の第2の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第1の信号を入力し、前記第1の信号を反転した第2の信号を出力する第2のインバータと、
    前記第2の高電位側電源よりも高い電圧の第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第2の信号を入力し、前記第2の信号を反転した第3の信号を出力する第3のインバータと、
    前記第3の高電位側電源と前記低電位側電源の間に設けられ、前記第3の信号を入力し、前記第3の信号を反転した前記入力信号と同位相の第4の信号を出力する第4のインバータと、
    前記第3の高電位側電源と前記第1の高電位側電源の間に設けられ、前記第2の高電位側電源を生成して、前記第2のインバータに前記第2の高電位側電源を供給する内部電源発生部と、
    を具備することを特徴とするレベルシフト回路。
  4. 内部電源発生部は、一端が前記第3の高電位側電源に接続される第1の抵抗と、ドレインが前記第1の抵抗の他端に接続され、ゲートがドレインに接続される第1のNchトランジスタと、一端が前記第1のNchトランジスタのソースに接続され、他端が前記第1の高電位側電源に接続される第2の抵抗と、ドレインが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記第1のNchトランジスタのゲートに接続され、ソースから前記第2の高電位側電源電圧を出力する第2のNchトランジスタとから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  5. 内部電源発生部は、ソースが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記低電位側電源に接続される第1のPchトランジスタと、ドレインが前記第1のPchトランジスタのドレインに接続され、ゲートがドレインに接続される第1のNchトランジスタと、ソースが前記第1のNchトランジスタのソースに接続され、ゲートが前記低電位側電源に接続され、ドレインが前記第1の高電位側電源に接続される第2のPchトランジスタと、ドレインが前記第3の高電位側電源に接続され、ゲートが前記第1のNchトランジスタのゲートに接続され、ソースから前記第2の高電位側電源電圧を出力する第2のNchトランジスタとから構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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