JP2009079374A - 水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のレバーハンドルの操作部を独立して上下移動操作することで、対応する吐水部における吐水、止水の操作を簡単、確実に行う。複数の操作部を設けたものにおける外観が良い。複数の操作部の全開位置、閉位置が簡単に確認でき、ご操作を防止できる。
【解決手段】水栓装置6に、複数の吐水部2からの吐水及び吐水停止をそれぞれ独立して行う複数の弁手段7と、複数の弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための複数のレバーハンドル3とを備える。各レバーハンドル3に同じ断面形状の操作部4を前方に吐出して設ける。操作部4は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となっている。各レバーハンドル3はそれぞれ操作部4を全開位置の姿勢が同じで、閉位置の姿勢が同じである。
【選択図】図1

Description

本発明は、水栓装置に関するものである。
従来から、カラン吐水部、シャワー吐水部という2つの吐水部からの吐水及び吐水停止をそれぞれ独立して行うための2つの開閉弁と、該2つの開閉弁をそれぞれ独立して開閉操作するための2つの押釦(カラン吐水用の押釦と、シャワー吐水用の押釦)とを備えた水栓装置が特許文献1により知られている。
この特許文献1に示される従来例にあっては、水栓装置の断熱カバーに露出するように上記カラン吐水用の押釦と、シャワー吐水用の押釦とを設けたもので、この2つの押釦はいずれも止水位置において押釦の上面部を押す操作をすることで、押釦の高さが上記止水位置よりも若干高くなって吐水位置となり、この吐水位置にある押釦の上面部を押し操作することで、押釦の高さが上記吐水位置よりも若干低くなって止水位置に戻るようになっている。
つまり、止水から吐水への操作、吐水から止水への操作のいずれの操作も、押釦の上面部を押す操作をすることによりおこなっている。
ところで、シャンプーなどで髪を洗っている時や、洗顔している時のように、押釦を目でみることなく手探りで探し、押釦を操作して吐水や止水を行う場合がある。このような場合、使用者は、手探りで目的とする押釦を探し、手探りで探した押釦の上面部を押すことで、目的の吐水部から吐水したり、止水したりするものである。
ここで、例えば、シャワー吐水部が止水で且つカラン吐水部が吐水の状態で、石鹸などで洗顔している時、カラン吐水部の吐水を止めようとする際、手探りで、押釦を探して、手に触れた押釦の上面部を押し操作して吐水状態のカラン吐水部を止水状態に切り換えるのであるが、この場合、間違って、シャワー吐水用の押釦の上面部を押し操作して止水中のシャワー吐水部からいきなり湯水が吐水されてしてしまうことがある。
また、シャワー吐水部が吐水で且つカラン吐水部が止水の状態で、シャンプーなどで髪を洗っている時、シャワー吐水部の吐水を止めようとする際、手探りで、押釦を探して、手に触れた押釦の上面部を押し操作して吐水状態のシャワー吐水部を止水状態に切り換えるのであるが、この場合、間違って、カラン吐水用の押釦の上面部を押し操作して止水中のカラン吐水部からいきなり湯水が吐水されてしてしまうことがある。
また、2つの吐水部のうち、いずれか一方が吐水、いずれか他方が止水状態において、2つの吐水部の両方とも吐水するように操作するには、止水状態と吐水状態とで僅かに高さが異なる2つの押釦の高さの差を手で確認しながら、僅かに低い方の押釦を押す操作をすることで、両吐水部から共に吐水でき、また、2つの吐水部のうち、いずれか一方から吐水、いずれか他方が止水状態において、2つの吐水部の両方とも止水するように操作するには、止水状態と吐水状態とで僅かに高さが異なる2つの押釦の高さの差を手で確認しながら、僅かに高い方の押釦を押す操作をすることで、両吐水部を共に止水にできるのであるが、この2つの押釦における止水と吐水とのわずかな高さの差を手探りで探して確認するのは、きわめて難しく、誤操作してしまうおそれがある。
なお、上記の従来例にあっては、2つの押釦の上面に識別マーク部を係止により取付け、視覚的にシャワー吐水用の押釦と、カラン吐水用の押釦とを識別できるようになっているが、2つの押釦を目視することなく手探りで探す場合、識別マークを手指で触れても識別することができず、結局、手探りで操作する場合、上記したような誤操作をしてしまうおそれがある。
このように、目で確認できない状況下で手探りにより、複数の押釦の中から目的とする押釦の操作を行わなければならない場合、上記従来例においては誤操作をする恐れがあり、特に、水栓装置を目で確認していない状況下で、予期していない別の吐水部から急に吐水が行われると、洗顔中の人にいきなりシャワー水がかかったり、あるいは洗髪中の人の足元にいきなり湯水が吐水されたり、あるいは、止水したくないのに突然止水したりするといった事態が生じ、目で見ていないだけに不安感があり、快適な使用ができないという問題がある。
また、例えば、2つの吐水部のうち、いずれか一方から湯水を吐水したまま放置して止水するのを忘れていたような時、一方の吐水部から湯水が吐水しているのに気付き、あわてて止水しようとする場合、あわてているので、2つの押釦のうち、誤って別の吐水部の押釦を押し操作してしまって、別の吐水部から湯水がいきなり吐水してしまう場合もある。
この場合は、2つの押釦が一応、目に見えているが、あわてているため、誤って別の押釦を押し操作してしまうのである。
特開2004−92069号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、複数のレバーハンドルの各操作部をそれぞれ独立して上下移動操作することで、対応する吐水部における吐水、止水の操作を簡単な操作で確実にでき、また、複数の吐水部のうちある吐水部が吐水で他の吐水部が止水となっている状態において、吐水中の吐水部を止水にする操作をする際、あやまって、他の吐水部から吐水されるというような誤操作を防止でき、また、全ての吐水部が止水となっている状態、すべての吐水部が全開している状態がどの方向から見ても明確に確認でき、また、複数の操作部を手探りで探して目的とする操作部を上方又は下方に移動操作するに当たって、目的とする操作部を簡単に確認して誤操作を無くすことができる水栓装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る水栓装置は、複数の吐水部2からの吐水及び吐水停止をそれぞれ独立して行うための複数の弁手段7と、該複数の弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための複数のレバーハンドル3とを備えた水栓装置6であって、複数のレバーハンドル3にそれぞれ前方に向けて突出する同じ断面形状の操作部4を設け、各操作部4はそれぞれ上面側が押し下げ用の操作部4a、下面側が押し上げ用の操作部4bとなり、且つ、各操作部4はいずれも押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、各レバーハンドル3はいずれも操作部4を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方がそれぞれ対応する弁手段7がいずれも開で、他方がいずれも閉となり、且つ、各操作部4の全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じで各操作部4の閉位置Bの姿勢がそれぞれ同じであることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、水栓装置6に設けた複数のレバーハンドル3はいずれも前方に向けて突出した各操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作するだけで簡単な操作で各吐水部2からの吐水、止水を独立して行うことができると共に、前方に向けて突出した各操作部4はいずれも押し下げ操作と押し上げ操作が反対方向の操作であるため、手探りであっても前方に向けて突出した操作部4に手を添えて簡単に上下移動操作できると共に直接目で確認しなくて手探りで行っても操作に誤りがない。
このため、複数の吐水部2がいずれも止水状態において、複数の吐水部2のうち一方から吐水させたり、あるいは他の吐水部2から吐水させたり、あるいは、複数の吐水部2から同時に吐水させたりする操作が簡単にできると共に、複数の吐水部2がいずれも吐水状態において、複数の吐水部2のうち一方を止水させたり、あるいは他の吐水部2を止水させたり、あるいは、複数の吐水部2を同時に止水させたりする操作が簡単にできる。特に、前方に向けて突出した各操作部の押し上げ操作と押し下げ操作とで開閉が決まっているので、例えば、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時のように、手探りでレバーハンドル3の前方に突出した操作部4を探して、操作する場合でも現在行おうとしている操作が開操作であるか、閉操作であるかを間違うことがない。
また、例えば、一方の吐水部2(シャワー用吐水部)が止水で且つ他の吐水部(カラン用吐水部)が吐水の状態で、石鹸などで洗顔している時、他の吐水部における吐水を止めようとして、手探りで、他の操作部4(カラン用の操作部)を探して該他方の操作部4を止水側に操作する際、誤って一方の操作部4(シャワー用の操作部)側を止水側に操作しても、既に止水しているため、一方の吐水部2(シャワー用吐水部)から突然吐水されるというようなおそれがなく、また、一方の吐水部2(シャワー用吐水部)が吐水で且つ他の吐水部2(カラン用吐水部)が止水の状態で、シャンプーなどで洗髪している時、一方の吐水部における吐水を止めようとして、手探りで、一方の操作部4(シャワー用の操作部)を探して該一方の操作部4を止水側に操作する際、誤って他方の操作部4(カラン用の操作部)側を止水側に操作しても、既に止水しているため、他方の吐水部2(カラン用吐水部)から突然吐水されるというようなおそれがなく、このように、複数の操作部4を手探りで探して操作する際に、上記のような操作すべき操作部4を仮に間違えたとしても、操作部4の操作方向さえ間違っていなければ、手探りであっても予期していない吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じることがなく、安心して洗顔や洗髪ができる。
また、例えば、2つの吐水部2のうち、いずれか一方から湯水を吐水したまま放置して止水するのを忘れていたような時、一方の吐水部2から湯水が吐水しているのに気付き、あわてて一方の吐水部2側の操作部4を止水側に操作しようとする場合、あわてているので、誤って別の吐水部2の操作部4を止水側に操作しても、別の吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じない。
また、複数のレバーハンドル3にそれぞれ前方に向けて突出する同じ断面形状の操作部4を設け、各操作部4はそれぞれ上面側が押し下げ用の操作部4a、下面側が押し上げ用の操作部4bとなり、各操作部4の全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じで各操作部4の閉位置Bの姿勢がそれぞれ同じであるので、前方に突出した複数の操作部4がいずれも閉状態及び全開状態においては、複数の操作部4が上面側及び下面側のいずれにおいても、段差無く前方に突出している姿勢となり全ての吐水部が止水となっている状態、すべての吐水部が全開している状態がどの方向からみても明確に確認でき、また、前方に突出した複数の操作部4の上面の各押し下げ用の操作部4a、下面の各押し上げ用の操作部4bの掃除性が良い。
また、複数のレバーハンドル3の各操作部4に微小な凸又は凹の立体表示8を設け、各操作部4毎に立体表示8を異ならせることが好ましい。
このような構成とすることで、上記のように複数の操作部4のうち目的とする操作部4を手探りで探すとき、各操作部4に設けた微小な凸又は凹の立体表示8を手指で触れて確認することで、簡単に手探りで目的とする操作部4を確認でき、これにより、探し当てた目的とする操作部4を上方に移動するか、下方に移動するかの操作をすることで、手探りであっても確実に目的とする吐水部2から吐水又は止水できる。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上記のように複数のレバーハンドルはいずれも前方に突出した操作部の押し上げ操作、押し下げ操作をするだけで簡単に各吐水部からの吐水、止水を独立して行うことができると共に、前方に突出した操作部の押し下げ操作と押し上げ操作は反対方向の操作であるため、手探りであっても前方に突出した操作部に手を添えて簡単に上下移動操作できると共に直接目で確認しなくて手探りで行っても確実に吐水、止水の操作ができ、特に、洗顔や洗髪中に複数の操作部を手探りで探して操作する際に、誤って目的の操作部とは別の操作部を操作したとしても、操作部の操作方向さえ間違っていなければ、手探りであっても予期していない吐水部から突然吐水されるというような事態が生じることがなく、安心して洗顔や洗髪ができ、この結果、複数の吐水部を備えた水栓装置において複数のレバーハンドルの操作が、前方に突出した操作部を上方又は下方に操作するだけで操作性よく且つ安全にできる。また、段差無く前方に突出している姿勢となり、全ての吐水部が止水となっている状態、すべての吐水部が全開している状態がどの方向から見ても明確に確認でき、また、前方に突出した複数の操作部の上面の各押し下げ用の操作部、下面の各押し上げ用の操作部の掃除性が良くなる。
また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載に記載した発明の効果に加えて、複数の操作部のうち目的とする操作部を手探りで探すとき、各操作部に設けた微小な凸又は凹の立体表示を手指で触れて確認することで、簡単に手探りで目的とする操作部を確認して、探し当てた目的とする操作部を上方に移動するか、下方に移動するかの操作をすることで目的とする操作部を正しく操作することができ、誤操作を無くすことができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
図1乃至図5には本発明の水栓装置6の一実施形態が示してある。水栓装置6は、基体10に、湯水混合部1と、弁機構部9と、カバー部11を取付けて主体が構成してある。
湯水混合部1は、外郭を構成する筒部13の外周部の軸方向に水流入部14と湯流入部15を並設して設けると共に湯水流出部16を設け、筒部13内に水流入部14から流入する水と、湯流入部15から流入する湯の混合割合を変えて湯水混合を行うための筒部13内に軸方向に移動自在に内装した湯水混合調整手段17と、筒部13の開口側端部に回動自在に取付けた湯温調整操作部5を構成する湯温調整用レバーハンドル18とを備えることで一つのユニットとして構成してあり、湯温調整用レバーハンドル18を回動することで、湯水混合調整手段17を移動して、水と湯の混合割合を変えて設定された湯温となるよう調整できるようになっている。
湯温調整用レバーハンドル18は湯水混合調整手段17に連結する連結部18aと該連結部18aの前部から前方に突出する湯温調整用の操作部19を突設することで構成してあり、該湯温調整用の操作部19は、筒部13の前部よりも前方に突出し且つ連結部18aの横方向(軸方向)の全長にわたって設けてある。この湯温調整用の操作部19は上面部が湯水混合用の押し下げ用の操作部19a、下側が湯水混合用の押し上げ用の操作部19bとなっている。添付図面に示す実施形態では湯温調整用の操作部19は略平板状をしている。
弁機構部9は、外郭を構成する筒体部20の軸方向の中間部に設けた流入孔部21と、筒体部20の軸方向における一方の片側半部及び他方の片側半部にそれぞれ設けた2つの流出孔22(22a、22b)と、筒体部20内の軸方向の一方の片側半部及び他方の片側半部にそれぞれ独立して回動自在に嵌め込んだ2つの弁手段7を構成する回動弁23(23a、23b)と、両回動弁23の端部に連結されて各回動弁23を回動操作するための2つのレバーハンドル3とを備えることで一つのユニットとして構成してある。
各回動弁23はそれぞれ軸方向の一端部が開口部24となり且つ他端部が閉塞された回動筒25の外周部に孔26を設けて構成してあり、筒体部20内の軸方向の中間部を介して両回動弁23の開口部24が互いに向き合うように筒体部20内にはめ込んであり、両開口部24は筒体部20内の軸方向の中間部を介して流入孔部21と連通しており、また、各回動弁23をそれぞれ独立して回動することで、2つの流出孔22(22a、22b)と各孔26とを連通したり、非連通とすることで、各回動弁23の開閉及び連通の度合い(つまり開量)の調整を行って流量調整ができるようになっている。2つの流出孔22には後述のようにそれぞれ吐水部2が連通接続される。
筒体部20内にそれぞれ回動自在に嵌め込んだ各回動弁23の開口部24と反対側の軸方向の端部には各レバーハンドル3の後端部の取付け部27がそれぞれ筒体部20の軸方向の両側端面に沿うように取付けてあり、この筒体部20の両側端面に沿うように両回動弁23の端部に取付けた2個のレバーハンドル3の前部が筒体部20の前面よりも前方に突出形成してあって操作部4となっている。
図2に示す実施形態では、取付け部27の前端部から筒体部20の前面よりも前方に突出するように形成した操作部4は、取付け部27の前端部の軸方向の外側端部から筒体部20の軸方向の中間部分まで至る横長さとなっており、両側のレバーハンドル3の前部に設けた両操作部4の後端部により筒体部20の前面が覆われるようになっている。各操作部4は同じ断面形状をしており、各操作部4の後端部を除く大部分が略平板状をしていて、上面部が押し下げ用の操作部4a、下面部が押し上げ用の操作部4bとなっており、この操作部4の後端部が筒体部20の外周部前面に沿って筒体部20の前面の軸方向の片側半部を覆うための断面弧状をした覆い部28となっている。
各操作部4は上方への押し上げ・下方への押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、各レバーハンドル3はそれぞれ操作部4を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方が対応する弁手段7である回動弁23を開(つまり一方の回動弁23の孔26と一方の流出孔22aとが連通する状態、又は、他方の回動弁23の孔26と他方の流出孔22bとが連通する状態)となり、他方が閉(つまり一方の回動弁23の孔26と一方の流出孔22aとが非連通となる状態、又は、他方の回動弁23の孔26と他方の流出孔22bとが非連通となる状態)となっている。
同じ断面形状をした各操作部4の全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じであり、また、各操作部4の閉位置Bの姿勢がそれぞれ同じであるので、前方に突出した複数の操作部4がいずれも閉状態及び全開状態においては、複数の操作部4が上面側及び下面側のいずれにおいても、段差無く前方に突出している姿勢となり全ての吐水部が止水となっている状態、すべての吐水部が全開している状態がどの方向からみても明確に確認できる。
また、前方に突出した複数の操作部4は閉状態で段差無く前方に突出している姿勢となるので、各操作部4の上面の各押し下げ用の操作部4a、下面の各押し上げ用の操作部4bの掃除がしやすくなる。
また、各操作部4の上記開位置Aと閉位置Bとの間が該当する吐水部2から吐水する湯水の流量を調整する水量調整域Cとなっている。
各操作部4は、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしている。
また、本発明においては、各操作部4の上面には微小な凸又は凹の立体表示8が設けてあり、この立体表示8は各操作部4毎に異ならせてある。
したがって、複数の操作部4の上面に設けた立体表示8を見ることで、視覚的に各操作部4の識別ができるのはもちろん、立体表示8を手指で触れることで、手で触れただけでも各操作部4の識別が確実にできるようになっている。
上記のようにユニット化された湯水混合部1と、ユニット化された弁機構部9とをそれぞれ基体10にねじ具29により固着することで取付けてある。
ここで、図2に示すように、ユニット化された湯水混合部1の筒部13の中心軸と、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の中心軸とが同軸となり且つユニット化された湯水混合部1とユニット化された弁機構部9とが同軸上に隣接するように基体10に取付けられる。
この場合、ユニット化された弁機構部9の筒体部20の一側面に一方のレバーハンドル3を介して湯水混合部1の筒部13の湯温調整用レバーハンドル18を設けていない方の側端面を隣接配置されるものである。
また、湯水流出部16と流入孔部21とが接続管34で連通接続される。
更に、水流入部14に給水用接続管14aを接続すると共に湯流入部15に給湯用接続管15aを接続し、更にまた、2つの流出孔22(22a、22b)にそれぞれ流出管45a、45bを接続する。流出管22a1、22b1のうち一方、図3、図4においては流出管45aは先端部がそのまま吐水部2(カラン吐水部2a)となっていて、一方の流出孔22aの真下に配設してあって、下方に吐水するようになっている。
基体10には更にカバー部11が取付けられ、カバー部11により弁機構部9の筒体部20、両レバーハンドル3の後端部の取付け部27、湯水混合部1の筒部13を覆うようになっている。
カバー部11には前面部に前面開口部31が設けてあり、この前面開口部31から両レバーハンドル3の前部に設けた各操作部4が前方に向けて突出し、前方に向けて突出した各操作部4は上方に押し上げ操作したり、下方に押し下げ操作したりすることができるように上下方向に移動自在となっており、各操作部4を上方向に押し上げたり、下方向に押し下げたりすることで、各レバーハンドル3を筒体部20の軸芯を中心にして回動自在となっている。操作部4を押し上げたり、押し下げたりすることによるレバーハンドル3の回動角度は特に限定はないが、一例を挙げると45°の回動範囲とする。
各レバーハンドル3の操作部4の後端に設けた覆い部28によりカバー部11の前面開口部31を遮蔽するようになっており、これにより、レバーハンドル3を回動しても筒体部20の前面が外部に露出することなく覆い部28により覆われるようになっている。
したがって、筒体部20、操作部4の取付け部27はカバー部11及び覆い部28に覆われて、この部分が施工状態において外部に露出しないようになっている。この結果、覆い部28が筒体部20の一部(前部)を覆う断熱カバーの役目を兼用し、カバー部11による断熱のために覆う面積を少なくしてカバー部11の材料を少なくできる。
また、カバー部11は湯水混合部1の筒部13を覆って筒部13が施工状態において外部に露出しないようになっており、更に、このカバー部11の湯水混合部1を覆っている部分の前面部から前方に向けて一体に略平板状をした操作することができないダミー操作部33が突出してある。
ここで、ダミー操作部33の断面形状は、前述の操作部4、湯温調整用の操作部19とその断面形状が同じ又はほぼ同じ形状をしている(実施形態では略平板状をしている)。
また、ダミー操作部33の横方向の長さは筒部13の軸方向の長さと同じ又はほぼ同じ長さとなっており、該ダミー操作部33が、前述の湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19と、2つの隣接するレバーハンドル3の各操作部4のうち一方の操作部4aとの間に介在してある。このようにレバーハンドル3の操作部4と、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19との間にダミー操作部33を介在させることで、操作部19の操作の際に誤って湯温調整用の操作部19を操作したり、あるいは、湯温調整用の操作部19を操作する際に誤って操作部19を操作することがないように、ダミー操作部33が両者の仕切りの役目をする。
本実施形態では両レバーハンドル3の操作部4は略平板状をしていて、各操作部4が閉位置Bとなった状態で互いに上面が面一となり、更に、この操作部4が閉位置Bの状態で上面が略平板状をしたダミー操作部33の上面と面一となるように設定してある。なお、図1乃至図5に示す実施形態では各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置、図3、4で実線で示す位置)が閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置、図3、4で二点鎖線で示す位置)が全開位置Aとなっている。
また、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19は、湯温調整用の操作部19の上面が上記略平板状をしたダミー操作部33の上面と面一となった位置がちょうど湯温略40℃となるように設定してある。したがって、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19が湯温調整用レバーハンドル18の略平板状をした湯温調整用の操作部19の上面と略平板状をしたダミー操作部33の上面とが面一又は略面一となっているか、否かを見るだけで、一目で通常の使用における最も平均的な使用湯温である湯温略40℃であるか、否かが理解できる。また、この、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となるようにするだけで、簡単に湯温を略40℃に設定することができるようになっている。
そして、湯温調整用の操作部19がダミー操作部33と面一となっている状態から上面部の湯水混合用の押し下げ用の操作部19aを押し下げ操作したり、あるいは下面部の湯水混合用の押し上げ用の操作部19bを押し上げ操作することで、湯温調整用レバーハンドル18を湯水混合部1の筒部13の中心軸を中心にして回動して、略40℃より湯温を高くなるように調整したり、略40℃より湯温を低くなるように調整することができる。
上記のような構成の水栓装置6は、給水用接続管14aに水道管を接続し、給湯用接続管15aに給湯管を接続する。
ところで、上記実施形態では、各操作部4それぞれ略平板状をしていて、各操作部4全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じでそれぞれ面一に連続し、且つ、各操作部4の閉位置Bの姿勢がそれぞれ同じでそれぞれ面一に連続する例で説明したが、各操作部4はそれぞれ全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じで、また、それぞれ閉位置Bの姿勢が同じであれば、必ずしも略平板状である必要はなく、同じ断面形状であれば、例えば、図16に示すように、複数の操作部4が上方又は下方に突曲したもの等であってもよい。この場合、図16においては、ダミー操作部33、湯温調整用の操作部19を操作部4と同じ断面形状としているが、ダミー操作部33、湯温調整用の操作部19は操作部4と異なる断面形状であってもよい。
また、図1乃至図5に示す実施形態では、水栓装置6を浴室や洗面化粧台などに設定する例を示しており、他方の流出管45bにはシャワーホース35の一端が接続され、該シャワーホース35の他端のシャワーヘッド36が他方の吐水部2(シャワー吐水部2b)となっている。
上記のように施工された水栓装置6の使用に当たっては、カラン吐水部2aの吐水、止水をする場合は、一方のレバーハンドル3の操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作することにより行い、また、シャワー吐水部2bの吐水、止水をする場合は、他方のレバーハンドル3の操作部4を押し上げ操作、押し下げ操作することにより行う。そして、これらの各レバーハンドル3の操作部4の押し上げ操作、押し下げ操作はそれぞれ独立して行うことができ、また、両操作部4を同時に押し上げ操作したり、あるいは押し下げ操作することができる。したがって、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方が止水状態において、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bのいずれか一方からのみ吐水、あるいは、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方を同時に吐水という操作が簡単にできる。また、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方が吐水状態において、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bのいずれか一方のみの止水、あるいは、カラン吐水部2a、シャワー吐水部2bの両方を同時に止水という操作が簡単にできる。
そして、本発明においては、各操作部4がいずれも押し下げ操作と押し上げ操作が反対方向の操作であり、また、各操作部4に異なる微小な凸又は凹の立体表示8を設けてあるので、手探りであっても操作部4に手を添えて立体表示8により目的とする操作部4を探し、このようにして手探りで容易に探し当てた目的とする操作部4を押し上げ操作又は押し下げ操作をすることで、直接目で確認しなくても誤り無く操作ができる。
このように、各操作部はいずれも押し上げ操作と押し下げ操作とで開閉が決まっていると共に、各操作部4に異なる立体表示8が設けてあるので、シャンプーなどで髪を洗っているときや、洗顔している時のように、水栓装置6を目で見ることなく、手探りで目的とするレバーハンドル3の操作部4を探して、操作する場合でも誤操作することがない。
ところで、例えば、シャワー吐水部2bが止水で且つカラン吐水部2aが吐水の状態で、石鹸などで洗顔している時、カラン吐水部2aを止水にしようとして、手探りで、カラン吐水部2a用の操作部4(カラン用の操作部)を探して止水操作をする際や、シャワー吐水部2bが吐水で且つカラン吐水部2aが止水の状態で、シャンプーなどで洗髪している時、シャワー吐水部2bを止水にしようとして、手探りで、シャワー吐水部2b用のシャワー用の操作部4を止水側に操作する際、上記のように操作部4に立体表示8に手指を触れることで目的とする操作部4を探すことで、目的とする操作部4を探すことができるようになっているが、立体表示8による区別を忘れていたり、あるいは、勘違いにより誤って目的でない操作部4を止水側に操作したとしても(前者においては誤ってシャワー用の操作部4を止水側に操作したとしても、後者においては誤ってカラン用の操作部4を止水側に操作したとしても)、目的としない吐水部2(前者においてはシャワー吐水部2b、後者においてはカラン吐水部2a)が止水となっているので、目的としない吐水部2(前者においてはシャワー吐水部2b、後者においてはカラン吐水部2a)から突然吐水されるというようなおそれがない。
したがって、複数の操作部4を手探りで探して操作する際に、上記のような誤操作をしても、操作部4の操作方向さえ間違っていなければ、手探りであっても予期していない吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じることがなく、安心して洗顔や洗髪ができる。
また、例えば、2つの吐水部2のうち、いずれか一方から湯水を吐水したまま放置して止水するのを忘れていたような時、一方の吐水部2から湯水が吐水しているのに気付き、あわてて一方の吐水部2側の操作部4を止水側に操作しようとすることがあるが、この場合、あわてていて、誤って別の吐水部2の操作部4を止水側に操作しても、別の吐水部2から突然吐水されるというような事態が生じることがない。
上記のように、各レバーハンドル3の操作部4の押し上げ操作、押し下げ操作により対向する各吐水部2からの吐水、止水を行うのであるが、各操作部4の上下方向への移動量を調整することで対応する各吐水部2から吐水する湯水の流量を同時に調整することができる。
したがって、本発明においては、複数の吐水部2に対応して、別部材としての複数の流量調整弁とこれを操作するための複数の操作部とを必要とせず、水栓装置6の小型化、部品点数の削減が可能となる。また、各操作部4の上下方向の移動のみで対応する吐水部2からの吐水、止水と流量調整とが同時にできるので、操作性が向上する。
しかも、上記複数のレバーハンドル3が湯温調整用レバーハンドル18と別体なので、複数のレバーハンドル3をそれぞれ独立して操作する際、いずれのレバーハンドル3を操作する際も誤って湯温が変えられて高温の湯や低温の水が吐出する恐れがない。
本発明においては、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19の上面にも微小な凸又は凹の湯温調整用立体表示37を設けてある。この湯温調整用立体表示37は前述の複数のレバーハンドル3の各操作部4に設けた立体表示8とはいずれも異なっていて、手指で触れた際に上記した各表示部4の立体表示8と識別できるようになっている。したがって、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19を手探りで探す際に、複数のレバーハンドル3の各操作部4と正確に識別でき、湯温調整用の操作部19を間違いなく探して湯温の調整ができる。
上記のように、複数の操作部4にそれぞれ異なる立体表示8を設けると共に、湯温調整用の操作部19にこれらの立体表示8とは異なる湯温調整用立体表示37が設けてあるので、操作部4と湯温調整用の操作部19との間に介在されているダミー操作部33の上面には専用の立体表示を設けなくても、手で触った際に、立体表示がないという手指の感触でダミー操作部33であると確認できる。しかしながら、更により確実にダミー操作部33を手指で触れた際に他の操作部と識別できるようにするために、図15のようにダミー操作部33の上面にも微小な凸又は凹のダミー用立体表示38を設けてもよい。これにより、手探りで目的とする操作部4や湯温調整用の操作部19を探す際に、手探りでダミー操作部33と明確に識別でき、誤ってダミー操作部33に操作のために力を加えるというようなことがない。
また、図1乃至図5に示す実施形態では各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が全開位置Aとしてあるので、誤って、各操作部4に個別にあるいは同時に物が当たったりして上方から押し下げ力が作用しても、操作部4は元々閉位置にいるか、又は開位置にいても下方に押し下げられて閉位置となるので、複数の吐水部2から不意に吐水がするという恐れがない。また、この実施形態においては、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっており、この場合は、水栓装置6の下方の空間を広く使え、特に、カラン吐水部2a側の吐水空間が広く且つ見やすくなり、操作部4を上方に押し上げてカラン吐水部2aから吐水させ、このカラン吐水部2aから吐水される湯水を使用する際に操作部4が邪魔にならならず、カラン吐水部2aの使用が便利となる。
もちろん、本発明の水栓装置6において、図6に示す実施形態のように、各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が全開位置Aで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が閉位置Bとしてもよいものである。この場合は、例えば、閉位置Bがほぼ水平となっていてほぼ水平姿勢のダミー操作部33と面一又はほぼ面一となっていると、水栓装置6の上方の空間に操作部4が突出せず、この部分を操作部4に邪魔されず、別の用途に使用したり、広い空間として利用できる。
図7乃至図13は本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態においては、カウンター本体40の下面部に前述の水栓装置6を配設して取付けた水栓装置付きカウンター41が示してある。本実施形態においては、水栓装置6の大部分はカウンター本体40の下面側に沿って配設されることでカウンター本体40により隠されるようになっているが、水栓装置6の複数のレバーハンドル3の各操作部4、ダミー操作部33、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がカウンター本体40の前端から前方に突出している。
そして、複数のレバーハンドル3の各操作部4、ダミー操作部33、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19がいずれも略平板状をし、更に、ダミー操作部33が水平又は略水平となっていて、各操作部4が全て閉状態で水平又は略水平姿勢となると共に、湯温調整用レバーハンドル18の湯温調整用の操作部19が略40℃の位置で略水平姿勢となるように設定しておくと、略平板状の各操作部4、略平板状のダミー操作部33、略平板状の湯温調整用の操作部19が面一に連続した全体として一連の水平な板状物のような外観となり、図7(a)のように、板状のカウンター本体40の前端部の下端縁から前方に全体として一連の水平な板状物(操作部)が突出している外観となり、統一感があり、外観がよくなる。
図7乃至図13に示す実施形態においては、カウンター本体40の下面部に前述の水栓装置6を配設して取付けた水栓装置付きカウンター41において、各操作部4は、下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が閉位置Bで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が全開位置Aとしてあるが、図14のように各操作部4を下方に最大に押し下げた位置(最下端位置)が全開位置Aで、各操作部4を最大に押し上げた位置(最上端位置)が閉位置Bとしてもよいものである。
なお、上記した各実施形態においては、ダミー操作部33を設けた例を示したが、ダミー操作部33を設けないものであってもよい。
また、上記した各実施形態では2つの吐水部2のうち一方をカラン吐水部2a、他方をシャワー吐水部2bとした例を示したが、両方ともカラン吐水部2aであってもよい。
また、上記各実施形態では、2つの吐水部2からの吐水及び吐水停止をそれぞれ独立して行うための2つの弁手段7と、該2つの弁手段7をそれぞれ独立して開閉操作するための2つのレバーハンドル3とを備えた水栓装置6の例で説明したが、吐水部2が3つ以上、弁手段7が3つ以上、レバーハンドル3が3つ以上であってもよい。
なお、本発明の水栓装置においては、複数のレバーハンドル3にそれぞれ上側が押し下げ用の操作部4a、下側が押し上げ用の操作部4bとなった同じ断面形状の操作部4を設け、該操作部4は押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、各レバーハンドル3はそれぞれ操作部4を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方が対応する弁手段7の開で他方が閉となり、各操作部4の全開位置Aの姿勢がそれぞれ同じで各操作部4の閉位置Bの姿勢がそれぞれ同じであれば、複数の操作部4は図に示す実施形態のように横方向に並設したものにのみ限定されず、水栓装置6の異なる位置に複数の操作部4を離して配置してもよい。
本発明の一実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側図である。 同上の左側面図である。 本発明の他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 本発明の水栓装置を付設したカウンターの斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 同上の平面断面図である。 同上の縦断面図である。 同上の右側図である。 同上の左側面図である。 同上のカウンター本体に付設する水栓装置を前方から見た斜視図である。 同上のカウンター本体に付設する水栓装置を背方から見た斜視図である。 本発明の水栓装置を付設したカウンターの他の実施形態を示す斜視図であり、(a)は各操作部が閉位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(b)は一方の操作部が閉位置で他方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(c)は他方の操作部が閉位置で一方の操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図であり、(d)は各操作部が全開位置で、且つ、湯温調整用の操作部が略40℃の位置となっている状態を示す斜視図である。 本発明の水栓装置の更に他の実施形態の斜視図である。 (a)(b)(c)(d)はそれぞれ本発明の複数の操作部の形状が異なる例を示す斜視図である。
符号の説明
2 吐水部
3 レバーハンドル
4 操作部
4a 押し下げ用の操作部
4b 押し上げ用の操作部
6 水栓装置
7 弁手段
8 立体表示

Claims (2)

  1. 複数の吐水部からの吐水及び吐水停止をそれぞれ独立して行うための複数の弁手段と、該複数の弁手段をそれぞれ独立して開閉操作するための複数のレバーハンドルとを備えた水栓装置であって、複数のレバーハンドルにそれぞれ前方に向けて突出する同じ断面形状の操作部を設け、各操作部はそれぞれ上面側が押し下げ用の操作部、下面側が押し上げ用の操作部となり、且つ、各操作部はいずれも押し上げ・押し下げ操作のみが可能なように上下方向にのみ可動自在となり、各レバーハンドルはいずれも操作部を上に上げた状態又は下に下げた状態の一方がそれぞれ対応する弁手段がいずれも開で、他方がいずれも閉となり、且つ、各操作部の全開位置の姿勢がそれぞれ同じで各操作部の閉位置の姿勢がそれぞれ同じであることを特徴とする水栓装置。
  2. 複数のレバーハンドルの各操作部に微小な凸又は凹の立体表示を設け、各操作部毎に立体表示を異ならせて成ることを特徴とする請求項1記載の水栓装置。
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