JP2009079360A - 水栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水開始後、早期に所望温度の湯水を吐出させることができる水栓装置を提供する。
【解決手段】本発明は、供給された湯及び水を混合して吐水口(2a)から吐出させる水栓装置(1)であって、給湯管(4)から供給された湯及び給水管(6)から供給された水を、温度設定に従って混合する湯水混合弁(8)と、この湯水混合弁と吐水口を接続する湯水管路(12a)に設けられた湯水用開閉弁(12)と、給湯管と吐水口を直接接続する湯バイパス管路(10a)に設けられた湯用開閉弁(10)と、給湯管から供給される湯の温度を検出する湯温センサ(16)と、この湯温センサによって検出された温度に基づいて、温度設定通りの湯水が早期に吐出されるように、吐水中に湯用開閉弁を切り替える制御手段(24)と、を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は水栓装置に関し、特に、供給された湯及び水を混合して吐水口から吐出させる水栓装置に関する。
登録実用新案第2554464号公報(特許文献1)には、水栓装置が記載されている。この水栓装置は、給水管及び給湯管に接続された湯水混合弁と、給水管から供給された水を直接吐水させる給水弁と、給湯管から供給された湯を直接吐水させる給湯弁と、混合弁によって混合された湯水を吐水させる給湯水弁とを有する。さらに、水栓装置には制御回路が備えられており、この制御回路は、使用者の操作に応じて給水弁、給湯弁、又は給湯水弁の何れかを選択してこれを開放させ、使用者が希望する温度の水を吐水させる。
登録実用新案第2554464号公報
しかしながら、給湯管を介して供給される湯は吐水開始直後から高温で供給されるのではなく、吐水開始初期においては、給湯管内に滞留していた温度の低い残水が給湯管から供給されることになる。また、吐水開始により点火され、吐水開始後に加熱が開始されるタイプの給湯装置が使用されている場合には、給湯管から供給される湯の温度が所定の温度に上昇するまでの時間は更に長くなる。
このため、登録実用新案第2554464号公報記載の水栓装置において、給湯水弁が開放された直後は、給湯管を介して供給された温度の低い湯に、給水管を介して供給された水が混合されて吐水されることになる。ここで、一般に、混合弁は、設定温度よりも低い温度の湯が供給された場合にも、水の混合割合がゼロにはならないように構成されている。従って、混合弁に設定温度よりも低い温度の湯が供給されている間は、使用者が希望する温度よりも低い温度の湯に、さらに水が混合された湯水が吐出されるという問題がある。
さらに、混合弁に供給される湯の温度が設定温度まで上昇した時点においても、混合弁では強制的に少量の水が混合されてしまうため、吐出される湯水の温度は、設定温度よりも低くなってしまうという問題がある。従って、吐出される湯水の温度が設定温度に達するまでには更に時間を要することになる。
また、一般に、混合弁は流路抵抗が大きいため、これを通過する湯の流量は比較的小さくなる。このため、給湯管内に滞留していた残水が全て排出され、給湯管から混合弁に供給される湯の温度が十分に上昇するまでの時間はさらに長くなるという問題がある。
従って、本発明は、吐水開始後、早期に所望温度の湯水を吐出させることができる水栓装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、供給された湯及び水を混合して吐水口から吐出させる水栓装置であって、給湯管から供給された湯及び給水管から供給された水を、温度設定に従って混合する湯水混合弁と、この湯水混合弁と吐水口を接続する湯水管路に設けられた湯水用開閉弁と、給湯管と吐水口を直接接続する湯バイパス管路と、このバイパス管路に設けられた湯用開閉弁と、給湯管から供給される湯の温度を検出する湯温センサと、この湯温センサによって検出された温度に基づいて、温度設定通りの湯水が早期に吐出されるように、吐水中に湯用開閉弁を切り替える制御手段と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、給湯管から供給された湯及び給水管から供給された水が、湯水混合弁によって温度設定に従って混合される。混合された湯水は、湯水管路、湯水用開閉弁を介して吐水口から吐出される。さらに、湯用開閉弁は、給湯管から供給された湯を、湯バイパス管路を介して吐水口から直接吐出させる。制御手段は、湯温センサによって検出された湯の温度に基づいて、温度設定通りの湯水が早期に吐出されるように、吐水中に湯用開閉弁を切り替える。
このように構成された本発明によれば、湯温センサによって検出された湯の温度に基づいて、吐水中に湯用開閉弁を切り替えるので、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
本発明において、好ましくは、制御手段は、湯温センサによって検出された温度が、温度設定された温度よりも低い場合には、湯用開閉弁を開放させると共に、湯水用開閉弁を閉鎖させ、湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、湯用開閉弁を閉鎖させると共に、湯水用開閉弁を開放させる。
このように構成された本発明においては、吐水開始時において、湯温センサによる検出温度が設定温度よりも低い場合には、制御手段は、湯用開閉弁を開放させ、湯水用開閉弁を閉鎖させる。制御手段は、検出温度が所定の切替温度まで上昇した後、湯用開閉弁を閉鎖させ、湯水用開閉弁を開放させる。
このように構成された本発明によれば、吐水開始時に給湯管に滞留していた湯が湯バイパス管路を通って大流量で排出されるので、給湯管から供給される湯の温度が早期に上昇し、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
本発明において、好ましくは、制御手段は、湯温センサによって検出された温度が、温度設定された温度よりも低い場合には、湯用開閉弁及び湯水用開閉弁を開放させ、湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、湯用開閉弁を閉鎖させる。
このように構成された本発明においては、吐水開始時において、湯温センサによる検出温度が設定温度よりも低い場合には、制御手段は、湯用開閉弁及び湯水用開閉弁を開放させる。制御手段は、検出温度が所定の切替温度まで上昇した後、湯用開閉弁を閉鎖させる。
このように構成された本発明によれば、吐水開始時に給湯管に滞留していた湯が湯バイパス管路及び湯水管路を通って大流量で排出されるので、給湯管から供給される湯の温度が早期に上昇し、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
本発明において、好ましくは、さらに、給水管と吐水口を直接接続する水バイパス管路と、この水バイパス管路に設けられた水用開閉弁と、を有し、制御手段は、水用開閉弁のみを開放させる水吐水モードの吐水と、湯用開閉弁のみを開放させる湯吐水モードの吐水と、供給される水の温度よりも高く設定される所定の最低混合温度以上で、供給される湯の温度よりも低く設定される所定の最高混合温度以下の湯水が吐出されるように、湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、湯水用開閉弁のみを開放させる湯水吐水モードの吐水と、を実行可能である。
このように構成された本発明においては、水吐水モードにおいては給水管からの水が直接吐出され、湯吐水モードにおいては給湯管からの湯が直接吐出される。湯水吐水モードにおいては、水温よりも高く設定された最低混合温度以上で、湯温よりも低く設定された最高混合温度以下の湯水が吐出される。
このように構成された本発明によれば、湯水吐水モードにおいて吐出される湯水の温度を狭い範囲に限定しておくことにより、湯水混合弁の設計を容易にすることができる。
本発明において、好ましくは、湯水混合弁は、モータ駆動により吐出される湯水の温度が可変される。
このように構成された本発明によれば、湯水吐水モードにおいて吐出される湯水の温度を狭い範囲に限定しておくことにより、小出力のモータで湯水混合弁の設定温度を急速に変更することができる。
本発明において、好ましくは、湯水混合弁は、湯及び水の混合比を変化させる主弁体と、この主弁体を駆動するバイアスバネ及び形状記憶合金バネと、を有し、その設定温度が、モータ駆動により可変される。
このように構成された本発明によれば、給水圧や給湯圧の変化にも形状記憶合金バネが迅速に反応するので、吐出される湯水の温度を安定させることができる。
本発明の水栓装置によれば、吐水開始後、早期に所望温度の湯水を吐出させることができる。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、本発明の第1実施形態による水栓装置を説明する。図1は、本実施形態による水栓装置の全体構成を示すブロック図である。図2は、本実施形態の水栓装置に使用されている湯水混合弁の構造を模式的に示す断面図である。また、図3は、本実施形態による水栓装置の制御のフローチャートである。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による水栓装置1は、吐水口2aが設けられた水栓本体2と、給湯管4と、給水管6と、これらの管に接続された湯水混合弁8と、を有する。また、水栓装置1は、給湯管4と吐水口2aを直接接続する湯バイパス管路10aに設けられた湯用開閉弁10と、湯水混合弁8と吐水口2aを接続する湯水管路12aに設けられた湯水用開閉弁12と、給水管6と吐水口2aを直接接続する水バイパス管路14aに設けられた水用開閉弁14と、を有する。
さらに、水栓装置1は、給湯管4に設けられ、供給される湯の温度を検出する湯温センサである給湯サーミスター16と、給水管6に設けられ、供給される水の温度を検出する水温センサである給水サーミスター18と、吐水口2aから吐出される湯水の温度を検出する吐水温センサである吐水サーミスター20と、を有する。また、吐水サーミスター20の上流側には、吐水口2aから吐出される湯水の流量を調整する流調弁22が設けられている。さらに、水栓装置1は、制御手段であるコントローラ24を有し、コントローラ24は、使用者による操作、給湯サーミスター16、給水サーミスター18、及び吐水サーミスター20の検出信号に基づいて、湯水混合弁8、湯用開閉弁10、湯水用開閉弁12、及び水用開閉弁14を制御するように構成されている。
本実施形態の水栓装置1は、使用者による操作部2bの操作に基づいて、コントローラ24が湯水混合弁8、湯用開閉弁10、湯水用開閉弁12、及び水用開閉弁14を制御して、使用者が希望する温度の湯水を早期に吐水させるように構成されている。
水栓本体2は、洗面ボウル(図示せず)等に隣接して設けられる水栓金具であり、その先端部に吐水口2aが形成されている。また、水栓本体2のベース部には操作部2bが設けられている。操作部2bには、吐水、止水を切り替えるための出/止スイッチ26と、高温の湯を吐出させるための高温スイッチ28aと、適温の湯水を吐出させるための適温スイッチ28bと、水を吐出させるための水スイッチ28cが設けられている。さらに、操作部2bには、適温スイッチ28bが押されたときに吐出される湯水の温度を設定するための温度設定スイッチ30a、30bと、設定されている温度を表示する温度表示部30cが設けられている。
ここで、温度設定スイッチ30a、30bは、給水管6から供給される水の温度よりも高い最低混合温度から、給湯管4から供給される湯の温度よりも低い最高混合温度の範囲で1゜Cステップで温度設定可能に構成されている。本実施形態においては、最低混合温度は通常の水道水温度よりも高い35℃であり、最高混合温度は家庭用給湯器で設定される高温水温度である60℃よりも低い45℃に設定されている。なお、この最低混合温度,最高混合温度は水栓装置が設置される場所に応じて、所定温度に初期設定可能に構成するのがよい。
給湯管4は湯水混合弁8に接続され、給湯器から供給された高温の湯を湯水混合弁8に流入させる。給水管6は湯水混合弁8に接続され、水道水を湯水混合弁8に流入させる。
湯水混合弁8は、給湯管4及び給水管6から流入した湯及び水を温度設定に従って混合し、湯水管路12aに流出させるように構成されている。湯水混合弁8の構成の詳細は後述する。
湯用開閉弁10は、給湯管4と吐水口2aを直接接続する湯バイパス管路10aに設けられた電磁弁であり、コントローラ24により給湯管4から供給された湯を吐水口2aから直接吐出させ、又は停止させるように切り替えられる。
湯水用開閉弁12は、湯水混合弁8と吐水口2aを接続する湯水管路12aに設けられた電磁弁であり、コントローラ24により湯水混合弁8から流出した湯水を吐水口2aから吐出させ、又は停止させるように切り替えられる。
水用開閉弁14は、給水管6と吐水口2aを直接接続する水バイパス管路14aに設けられた電磁弁であり、コントローラ24により給水管6から供給された水を吐水口2aから直接吐出させ、又は停止させるように切り替えられる。
湯バイパス管路10a、湯水管路12a及び水バイパス管路14aは、合流され、流調弁22に接続されている。
給湯サーミスター16は、給湯管4に設けられ、供給された湯の温度を検出するように構成されている。供給された湯の温度は、コントローラ24に入力される。
給水サーミスター18は、給水管6に設けられ、供給された水の温度を検出するように構成されている。供給された水の温度は、コントローラ24に入力される。
吐水サーミスター20は、流調弁22と吐水口2aの間の管路に設けられ、吐水口2aから吐出される湯水の温度を検出するように構成されている。吐水される湯水の温度は、コントローラ24に入力される。
流調弁22は、湯バイパス管路10a、湯水管路12a及び水バイパス管路14aの合流部の下流側に設けられている。流調弁22は、流調用モータ22aを備え、この流調用モータ22aをコントローラ24が駆動することにより、吐水口2aからの吐水流量が調整される。
コントローラ24は、操作部2bから入力された信号、及び給湯サーミスター16、給水サーミスター18、及び吐水サーミスター20から入力された温度に基づいて、湯水混合弁8、湯用開閉弁10、湯水用開閉弁12、水用開閉弁14、及び流調弁22を制御するように構成されている。具体的には、コントローラ24は、マイクロプロセッサ、メモリ、及びこれに記憶されたプログラム等(以上図示せず)により構成されている。コントローラ24による制御は、後述する。
次に、図2を参照して、湯水混合弁8の構成を説明する。
図2に示すように、湯水混合弁8は、温度設定を変更するためのモータ8aを備えており、さらに、混合弁本体32と、この混合弁本体32の内部に摺動可能に配置された主弁体34と、この主弁体34に付勢力を加えるバイアスバネ36と、主弁体34にバイアスバネ36とは反対の方向に付勢力を加える形状記憶合金バネ38と、を有する。さらに、湯水混合弁8は、設定温度に応じて混合弁本体32内で摺動されるバネ押さえ40と、このバネ押さえ40を移動させるための送りねじ42を有し、送りねじ42はモータ8aの出力軸に直結されている。
また、図2に示すように、混合弁本体32には給湯管4及び給水管6が接続されており、混合弁本体32内で主弁体34が摺動されることにより、混合弁本体32に流入する湯と水の割合が変化する。湯水混合弁8は、混合弁本体32内に流入した湯と水は混合され、形状記憶合金バネ38の内部を通って流出されるように構成されている。バイアスバネ36は、主弁体34が湯の流入量を増大させ、水の流入量を減少させる方向に移動されるように、主弁体に付勢力を加えている。また、形状記憶合金バネ38は、逆に、主弁体34が湯の流入量を減少させ、水の流入量を増大させる方向に移動されるように、主弁体に付勢力を加えている。
さらに、形状記憶合金バネ38は、温度が高くなると発生する付勢力が増大されるように構成されている。このため、混合された湯水の温度が高くなると、伸張して、湯の流入量を減じ、水の流入量を増大させ、混合された湯水の温度を低下させる。逆に、混合された湯水の温度が低くなると、縮小して、湯の流入量を増大させ、水の流入量を減じて、混合された湯水の温度を上昇させる。これにより、湯水混合弁8から流出する湯水の温度が設定温度に維持される。
また、バネ押さえ40が送りねじ42によって移動され、図2における右方向に移動されると、湯の流入量が増加し、水の流入量が減少するので、湯水の温度は上昇する。逆に、バネ押さえ40が左方向に移動されると、水の流入量が増加し、湯の流入量が減少するので、湯水の温度は低下する。従って、モータ8aによって送りねじ42を回転させることにより、設定温度が変更される。
次に、図3A乃至図3Cを参照して、コントローラ24によって実行される制御フローを説明する。
図3Aは、湯水を吐出させる際のメインルーチンであり、図3Bは水道水、図3Cは湯を夫々吐出させるための処理ルーチンである。
水栓装置1の電源投入後、図3AのステップS1においては、出/止スイッチ26(図1)が使用者により操作されたか否かが判断される。出/止スイッチ26が操作されている場合にはステップS2に進み、操作されていない場合にはステップS1の処理が繰り返される。ステップS2においては、コントローラ24に内蔵された吐水時間タイマー(図示せず)のカウントが開始される。次いで、ステップS3においては、吐水すべき温度が判断される。即ち、操作部2bの高温スイッチ28a、適温スイッチ28b、水スイッチ28cのうち、どのスイッチが押されていたかが判断される。水スイッチ28cが押され、水吐水モードにされていた場合には、図3Bに示すフローチャートが実行され、高温スイッチ28aが押され、湯吐水モードにされていた場合には、図3Cに示すフローチャートが実行される。また、適温スイッチ28bが押され、湯水吐水モードにされていた場合には、ステップS4に進む。
ステップS4においては、給湯サーミスター16からコントローラ24に入力された温度が判断される。即ち、切替温度である湯水混合弁8の設定温度Tと、給湯サーミスター16によって検出された給湯管4内の湯の温度Thが比較される。なお、本実施形態においては、湯水混合弁8の設定温度Tは、温度設定スイッチ30a、30bを操作することにより、35〜45゜Cの範囲で設定することができる。
温度設定スイッチ30a、30bが操作された場合には、コントローラ24は湯水混合弁8のモータ8aに信号を送り、これを起動させる。モータ8aが起動されると送りねじ42(図2)が回転され、バネ押さえ40が摺動される。これにより、バイアスバネ36による付勢力が変化して、設定温度Tが変更される。また、流量調整スイッチ(図示せず)が操作された場合には、コントローラ24は流調弁22の流調弁モータ22aに信号を送ってこれを回転させ、流量を変更する。
湯水混合弁8の設定温度Tが給湯管4内の湯の温度Thよりも高い場合にはステップS5に進み、湯水混合弁8の設定温度Tが給湯管4内の湯の温度Thよりも低い場合にはステップS12に進む。ここで、前回の給湯から或る程度時間が経過している場合には、給湯管4内に滞留している湯の温度は低下しているため、給湯管4内の湯の温度Thは、湯水混合弁8の設定温度Tよりも低くなっている。この場合には、ステップS5に進む。
ステップS5において、コントローラ24は湯用開閉弁10に信号を送り、これを開放させる。湯用開閉弁10が開放されると、給湯管4から供給された湯は、湯バイパス管路10a、湯用開閉弁10、流調弁22を通って吐水口2aから吐出される。なお、この時点においては、給湯管4から流入する湯の温度Thは、湯水混合弁8の設定温度Tよりも低いため、湯水混合弁8を介さずに湯が吐出されても、使用者の意に反して高温の湯が吐出されるという不都合はない。
次に、ステップS6では、ステップS2において積算が開始された吐水時間タイマーの積算時間Tcountが、所定の吐水時間Tsetに達しているか否かが判断される。この吐水時間Tsetは、誤操作等により吐水が長時間継続されるのを防止するためのものであり、本実施形態においては、吐水時間Tsetは2分に設定されている。積算時間Tcountが、吐水時間Tsetに達していない場合にはステップS7に進み、吐水時間Tsetに達するとステップS10に進む。
ステップS7においては、使用者により止水操作がなされたか否かが判断される。即ち、吐水開始後、使用者により再び出/止スイッチ26が押されたか否かが判断される。止水操作がなされていない場合には、ステップS4に戻る。ここで、止水操作がなされず、湯の温度Thが設定温度Tよりも低く、積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達していない場合には、ステップS4乃至ステップS7の処理が繰り返される。
ステップS4乃至ステップS7の処理が繰り返されている間に、使用者により止水操作がなされた場合には、ステップS8に進む。ステップS8においては湯用開閉弁10が閉鎖されて吐水が停止される。次いで、ステップS9において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS1に戻る。
一方、ステップS4乃至ステップS7の処理が繰り返されている間に、吐水時間タイマーの積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達した場合には、ステップS10に進む。ステップS10においては、誤操作等により大量に湯水が浪費されるのを防止するため、湯用開閉弁10が閉鎖される。次いで、ステップS11において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS1に戻る。
さらに、ステップS4乃至ステップS7の処理が繰り返されている間に、給湯管4から供給される湯の温度Thが、湯水混合弁8の設定温度Tよりも高くなると、ステップS12に進む。なお、吐水開始後、供給される湯の温度Thが設定温度Tに達するまでの時間は、湯用開閉弁10が開放され湯が給湯管4から吐水口2aに直接流されているため、湯が湯水混合弁8を介して吐出される場合よりも短くなる。即ち、湯が吐水口2aへ直接流れることにより、大流量の湯が給湯管4から供給されることになり、給湯管4内に滞留していた残水は早急に吐水口2aから流出される。このため、残水に続く給湯器からの高温の湯が、早期に水栓装置1に到達する。これにより、湯水混合弁8を使用して適温の湯水を吐出させることができるようになる。
ステップS12においては、湯水用開閉弁12が開放され、次いで、ステップS13において湯用開閉弁10が閉鎖される。これにより、吐水口2aからの吐水状態が維持されたまま、湯水が流れる経路が切り替えられる。即ち、給湯管4から供給された湯は湯水混合弁8を通って吐出されるように切り替えられる。給湯管4から湯水混合弁8に流入した湯は、ここで給水管6から供給された水と混合され、設定温度Tに調整される。湯水混合弁8において設定温度Tに調整された湯水は、湯水用開閉弁12、流調弁22を通って吐水口2aから吐出される。ここで、湯水混合弁8に供給される湯及び水の温度や、供給圧力が変化した場合にも、湯水混合弁8に内蔵された形状記憶合金バネ38の作用により、湯と水の混合比が適宜変更され、設定温度Tが維持される。
次に、ステップS14では、ステップS2において積算が開始された吐水時間タイマーの積算時間Tcountが、所定の吐水時間Tsetに達しているか否かが判断される。積算時間Tcountが、吐水時間Tsetに達していない場合にはステップS15に進み、吐水時間Tsetに達するとステップS18に進む。さらに、ステップS15においては、使用者により止水操作がなされたか否かが判断される。止水操作がなされていない場合には、ステップS14に戻る。ここで、止水操作がなされず、積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達していない場合には、ステップS14及びステップS15の処理が繰り返される。
ステップS14及びステップS15の処理が繰り返されている間に、使用者により止水操作がなされた場合には、ステップS16に進む。ステップS16においては湯水用開閉弁12が閉鎖され、ステップS17において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS1に戻る。
また、ステップS14及びステップS15の処理が繰り返されている間に、吐水時間タイマーの積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達した場合には、ステップS18に進む。ステップS18においては湯水用開閉弁12が閉鎖され、ステップS19において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS1に戻る。
一方、ステップS3において、水スイッチ28cが押されていた場合には、図3Bに示すフローチャートのステップS21に進む。ステップS21においては、水用開閉弁14が開放される。これにより、給水管6から供給された水道水は、水バイパス管路14a、水用開閉弁14を通って吐水口2aから吐出される。次に、ステップS22では、図3AのステップS2において積算が開始された吐水時間タイマーの積算時間Tcountが、所定の吐水時間Tsetに達しているか否かが判断される。積算時間Tcountが、吐水時間Tsetに達していない場合にはステップS23に進み、吐水時間Tsetに達するとステップS26に進む。
ステップS23においては、使用者により止水操作がなされたか否かが判断される。止水操作がなされていない場合には、ステップS22に戻る。ここで、止水操作がなされず、積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達していない場合には、ステップS22及びステップS23の処理が繰り返される。
ステップS22及びステップS23の処理が繰り返されている間に、使用者により止水操作がなされた場合には、ステップS24に進む。ステップS24においては水用開閉弁14が閉鎖されて吐水が停止される。次いで、ステップS25において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、図3AのステップS1に戻る。
一方、ステップS22及びステップS23の処理が繰り返されている間に、吐水時間タイマーの積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達した場合には、ステップS26に進む。ステップS26においては、誤操作等により大量に水が浪費されるのを防止するため、水用開閉弁14が閉鎖される。次いで、ステップS27において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、図3AのステップS1に戻る。
また、図3AのステップS3において、高温スイッチ28aが押されていた場合には、図3Cに示すフローチャートのステップS31に進む。図3Cのフローチャートにおける処理は、湯用開閉弁10が開放されて、給湯管4から供給された湯が湯バイパス管路10aを通って吐水口2aから吐出される点を除き、図3Bに示すフローチャートと同様であるので、説明を省略する。
本発明の第1実施形態の水栓装置によれば、湯温センサによって検出された湯の温度に基づいて、吐水中に湯用開閉弁を切り替えるので、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、吐水開始時に給湯管に滞留していた湯が湯バイパス管路を通って大流量で排出されるので、給湯管から供給される湯の温度が早期に上昇し、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
さらに、本実施形態の水栓装置によれば、水吐水モード、湯吐水モード、及び湯水吐水モードを備えており、湯水吐水モードは給水管から供給される水の温度よりも高い温度に設定された最低混合温度である35゜Cから、給湯管から供給される湯の温度よりも低い温度に設定された最高混合温度である45゜Cまでの限られた温度範囲の湯水を吐水するようになっている。このように、湯水混合弁によって温度を調整すべき範囲は、予め限定されている。これにより、湯水混合弁の主弁体のストロークを短く設計することも可能になり、湯水混合弁の設計を容易にすると共に、湯水混合弁を小型化することができる。また、主弁体のストロークを短くすることにより、温度設定を変更するために要するモータの出力を低く抑えることができ、小型の駆動用モータによっても温度設定を急速に変更することができる。
また、本実施形態の水栓装置によれば、湯水混合弁が、主弁体と、この主弁体を駆動するバイアスバネ及び形状記憶合金バネによって構成されているので、給水圧や給湯圧の変化にも形状記憶合金バネが迅速に反応し、吐出される湯水の温度を安定させることができる。
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態による水栓装置を説明する。本実施形態の水栓装置は、コントローラによる制御フローが、上述した第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、本発明の第2実施形態の、第1実施形態とは異なる点のみを説明する。図4は、本発明の第2実施形態による水栓装置の制御のフローチャートである。
図4のステップS101乃至S103は、上述した第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
ステップS104においては、切替温度である湯水混合弁8の設定温度Tと、給湯サーミスター16によって検出された給湯管4内の湯の温度Thが比較される。湯水混合弁8の設定温度Tが給湯管4内の湯の温度Thよりも高い場合にはステップS105に進み、湯水混合弁8の設定温度Tが給湯管4内の湯の温度Thよりも低い場合にはステップS112に進む。
ステップS105において、コントローラ24は、湯用開閉弁10及び湯水用開閉弁12に信号を送り、これらを開放させる。給湯管4から供給された湯の一部は、湯バイパス管路10a、湯用開閉弁10、流調弁22を通って吐水口2aから吐出される。また、供給された湯の他の一部は、湯水混合弁8、湯水管路12a、湯水用開閉弁12、流調弁22を通って吐水口2aから吐出される。ここで、湯水混合弁8に流入する湯の温度Thは設定温度Tよりも低いため、湯水混合弁8において湯に混合される水の量は最小にされる。
次に、ステップS106では、ステップS102において積算が開始された吐水時間タイマーの積算時間Tcountが、所定の吐水時間Tsetに達しているか否かが判断される。積算時間Tcountが、吐水時間Tsetに達していない場合にはステップS107に進み、吐水時間Tsetに達するとステップS110に進む。
ステップS107においては、使用者により止水操作がなされたか否かが判断され、止水操作がなされていない場合には、ステップS104に戻る。止水操作がなされず、湯の温度Thが設定温度Tよりも低く、積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達していない場合には、ステップS104乃至ステップS107の処理が繰り返される。
ステップS104乃至ステップS107の処理が繰り返されている間に、使用者により止水操作がなされた場合には、ステップS108に進む。ステップS108においては湯用開閉弁10及び湯水用開閉弁12が閉鎖されて吐水が停止される。次いで、ステップS109において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS101に戻る。
一方、ステップS104乃至ステップS107の処理が繰り返されている間に、吐水時間タイマーの積算時間Tcountが吐水時間Tsetに達した場合には、ステップS110に進む。ステップS110においては、湯用開閉弁10及び湯水用開閉弁12が閉鎖される。次いで、ステップS111において吐水時間タイマーが停止されると共に積算時間Tcountがリセットされ、ステップS101に戻る。
さらに、ステップS104乃至ステップS107の処理が繰り返されている間に、給湯管4から供給される湯の温度Thが、湯水混合弁8の設定温度Tよりも高くなると、ステップS112に進む。なお、吐水開始後、供給される湯の温度Thが設定温度Tに達するまでの時間は、湯用開閉弁10に加え、湯水用開閉弁12も開放されているため、給湯管4から流れる流量がさらに多くなるため、第1実施形態の場合よりも更に短くなる。
ステップS112においては、湯水用開閉弁12の開放処理がなされるが、ステップS112の処理に先立って、湯水用開閉弁12が開放されていた(S105が実行されていた)場合には、湯水用開閉弁12の状態に変化はない。次いで、ステップS113において湯用開閉弁10が閉鎖される。これにより、吐水口2aからの吐水状態が維持されたまま、湯バイパス管路10aを介した吐水が停止される。ここで、本実施形態においては、湯用開閉弁10及び湯水用開閉弁12が開放された状態から、湯用開閉弁10が閉鎖されるだけであるので、開閉弁の切替時における流量の突変が抑制される。
以下、ステップS114乃至S119における処理は、図3AのステップS14乃至S19における処理と同様であるため説明を省略する。また、ステップS103において、水スイッチ28cが押されていたと判定された場合の処理、及び高温スイッチ28aが押されていたと判定された場合の処理も第1実施形態における図3B、図3Cと夫々同様であるので説明を省略する。
本発明の第2実施形態の水栓装置によれば、吐水開始時に給湯管に滞留していた湯が湯バイパス管路に加え、湯水管路からも排出されるので、給湯管から供給される湯の温度が早期に上昇し、温度設定通りの湯水を早期に吐出させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、給湯管から供給された湯の温度が、所定の切替温度である設定温度Tに到達したとき、湯用開閉弁を閉鎖させていたが、切替温度や、切り替えのタイミングを適宜変更することができる。即ち、設定温度で湯水混合弁に流入した湯には小流量の水が混合されるので、このことを加味して切替温度を変更しても良い。また、温度が検出された湯が開閉弁や湯水混合弁に流入するまでにはタイムラグがあるため、この点を加味して切り替えのタイミングを設定することもできる。
また、上述した実施形態においては、湯水混合弁として、形状記憶合金により主弁体が駆動されるSMAサーモタイプの混合弁が使用されていたが、変形例として、図5に示すような、主弁体をモータで直接駆動するタイプの混合弁を使用することもできる。
図5に示すように、直接駆動タイプの湯水混合弁50は、温度を調整するためのモータ50aを備えており、さらに、混合弁本体52と、この混合弁本体52の内部に摺動可能に配置された主弁体54と、この主弁体54を駆動するための送りねじ56と、を有する。また、送りねじ56はモータ50aの出力軸に直結されている。
さらに、図5に示すように、混合弁本体52には給湯管4及び給水管6が接続されており、モータ50aにより混合弁本体52内で主弁体54が摺動されると、混合弁本体52に流入する湯と水の割合が変化する。主弁体54の位置は、吐水サーミスター20(図1)によって検出された湯水の温度に基づいてモータ50aを駆動して、フィードバック制御される。或いは、給湯サーミスター16及び給水サーミスター18によって検出された湯の温度、水の温度に基づいて、適切な位置に移動させても良い。
本発明の第1実施形態による水栓装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による水栓装置に使用されている湯水混合弁の構造を模式的に示す断面図である。 水栓装置の制御のフローチャートであって、湯水を吐出させる際のメインルーチンを示す。 水栓装置の制御のフローチャートであって、水道水を吐出させるための処理ルーチンである。 水栓装置の制御のフローチャートであって、湯を吐出させるための処理ルーチンである。 本発明の第2実施形態による水栓装置の制御のフローチャートである。 変形例による湯水混合弁の断面図である。
符号の説明
1 本発明の第1実施形態による水栓装置
2 水栓本体
2a 吐水口
2b 操作部
4 給湯管
6 給水管
8 湯水混合弁
8a モータ
10 湯用開閉弁
10a 湯バイパス管路
12 湯水用開閉弁
12a 湯水管路
14 水用開閉弁
14a 水バイパス管路
16 給湯サーミスター(湯温センサ)
18 給水サーミスター
20 吐水サーミスター
22 流調弁
22a 流調弁モータ
24 コントローラ(制御手段)
26 出/止スイッチ
28a 高温スイッチ
28b 適温スイッチ
28c 水スイッチ
30a、30b 温度設定スイッチ
30c 温度表示部
32 混合弁本体
34 主弁体
36 バイアスバネ
38 形状記憶合金バネ
40 バネ押さえ
42 送りねじ
50 湯水混合弁
50a モータ
52 混合弁本体
54 主弁体
56 送りねじ

Claims (6)

  1. 供給された湯及び水を混合して吐水口から吐出させる水栓装置であって、
    給湯管から供給された湯及び給水管から供給された水を、温度設定に従って混合する湯水混合弁と、
    この湯水混合弁と上記吐水口を接続する湯水管路に設けられた湯水用開閉弁と、
    上記給湯管と上記吐水口を直接接続する湯バイパス管路と、
    この湯バイパス管路に設けられた湯用開閉弁と、
    上記給湯管から供給される湯の温度を検出する湯温センサと、
    この湯温センサによって検出された温度に基づいて、上記温度設定通りの湯水が早期に吐出されるように、吐水中に上記湯用開閉弁を切り替える制御手段と、
    を有することを特徴とする水栓装置。
  2. 上記制御手段は、上記湯温センサによって検出された温度が、上記温度設定された温度よりも低い場合には、上記湯用開閉弁を開放させると共に、上記湯水用開閉弁を閉鎖させ、上記湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、上記湯用開閉弁を閉鎖させると共に、上記湯水用開閉弁を開放させる請求項1記載の水栓装置。
  3. 上記制御手段は、上記湯温センサによって検出された温度が、上記温度設定された温度よりも低い場合には、上記湯用開閉弁及び上記湯水用開閉弁を開放させ、上記湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、上記湯用開閉弁を閉鎖させる請求項1記載の水栓装置。
  4. さらに、上記給水管と上記吐水口を直接接続する水バイパス管路と、この水バイパス管路に設けられた水用開閉弁と、を有し、上記制御手段は、上記水用開閉弁のみを開放させる水吐水モードの吐水と、上記湯用開閉弁のみを開放させる湯吐水モードの吐水と、供給される水の温度よりも高く設定される所定の最低混合温度以上で、供給される湯の温度よりも低く設定される所定の最高混合温度以下の湯水が吐出されるように、上記湯温センサによって検出された温度が所定の切替温度まで上昇した後、上記湯水用開閉弁のみを開放させる湯水吐水モードの吐水と、を実行可能である請求項1乃至3の何れか1項記載の水栓装置。
  5. 上記湯水混合弁は、モータ駆動により吐出される湯水の温度が可変される請求項4記載の水栓装置。
  6. 上記湯水混合弁は、湯及び水の混合比を変化させる主弁体と、この主弁体を駆動するバイアスバネ及び形状記憶合金バネと、を有し、その設定温度が、モータ駆動により可変される請求項1乃至5の何れか1項に記載の水栓装置。
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