JP2009078847A - ステイオンタブ型容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステイオンタブ型容器の開蓋動作を容易なものとするとともに、不用意に開口部が開口してしまうのを防止すること。
【解決手段】本発明では、天板(3)に切溝(7)を刻設して破断可能な開口部(8)を形成するとともに、同開口部(8)を梃子の原理を利用して押圧するプルタブ(9)を支点となるリベット(10)を用いて天板(3)に取付けたステイオンタブ型容器(1)において、プルタブ(9)を支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成し、プルタブ(9)の左右端部に天板(3)に接する支持壁(12,13)を形成するとともに、同支持壁(12,13)が左右に拡開するのを防止するためのボス(16,17)を天板(3)に形成することにした。また、前記天板(3)の形状を仮想基本円(5)の前端部を前方に向けて膨出させた形状とし、仮想基本円(5)の中心よりも前方側で天板(3)にプルタブ(9)をリベット(10)を用いて取付けることにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、天板に切溝を刻設して破断可能な開口部を形成するとともに、同開口部を梃子の原理を利用して押圧するプルタブを支点となるリベットを用いて天板に取付けたステイオンタブ型容器に関するものである。
従来より、飲料缶に代表されるように、天板に設けられたプルタブを引き上げることで開口部を形成するステイオンタブ型容器が多用されている。
このステイオンタブ型容器は、天板に切溝を刻設して容易に破断することができる開口部を形成するとともに、その開口部を梃子の原理を利用して押圧するプルタブを支点となるリベットを用いて天板に取付けた構造となっている。
特に、近年では、プルタブの引き上げを容易にするために、力点となるプルタブの後端部を上方に向けて折曲して、天板とプルタブの後端部との間に指先を挿入するための間隙を形成した構造のステイオンタブ型容器が考案されている(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2001−130560号公報
ところが、上記従来のステイオンタブ型容器では、プルタブの後端部を上方に向けて折曲して天板とプルタブの後端部との間に間隙を形成しているために、開蓋時に力点となるプルタブの後端部に指先を引っ掛けやすくなり、開蓋動作が容易なものとなってはいるが、ステイオンタブ型容器の搬送時や収納時に誤まってプルタブに周囲の物が衝突してプルタブが押圧されてしまうと、開口部が不用意に開口してしまうおそれがあった。
そこで、請求項1に係る本発明では、天板に切溝を刻設して破断可能な開口部を形成するとともに、同開口部を梃子の原理を利用して押圧するプルタブを支点となるリベットを用いて天板に取付けたステイオンタブ型容器において、プルタブを支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成し、プルタブの左右端部に天板に接する支持壁を形成するとともに、同支持壁が左右に拡開するのを防止するためのボスを天板に形成することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記天板の形状を仮想基本円の前端部を前方に向けて膨出させた形状とし、仮想基本円の中心よりも前方側で天板にプルタブをリベットを用いて取付けることにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、天板に切溝を刻設して破断可能な開口部を形成するとともに、同開口部を梃子の原理を利用して押圧するプルタブを支点となるリベットを用いて天板に取付けたステイオンタブ型容器において、プルタブを支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成し、プルタブの左右端部に天板に接する支持壁を形成するとともに、同支持壁が左右に拡開するのを防止するためのボスを天板に形成しているために、力点となるプルタブの後端部と天板との間に容易に指先を挿入することができて、開蓋動作を容易なものとすることができるとともに、誤まってプルタブが押圧されてもボスによって支持壁が拡開するのを防止してプルタブが開口部を押圧するのを未然に防止することができて、不用意に開口部が開口してしまうのを防止することができる。
また、本発明では、天板の形状を仮想基本円の前端部を前方に向けて膨出させた形状とし、仮想基本円の中心よりも前方側で天板にプルタブをリベットを用いて取付けているために、支点となるリベットと力点となるプルタブの後端部との距離を長くすることができて、開蓋動作をより一層容易なものとすることができるとともに、天板に膨出形状の注ぎ口を形成することができて、中身を容易に注ぐことができる。
以下に、本発明に係るステイオンタブ型容器の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1〜図5に示すように、ステイオンタブ型容器1は、概ね中空円柱状の容器本体2の上端部に蓋となる概ね円形状の天板3を取付けており、天板3の周縁に容器本体2の縁部4を天板3よりも所定の高さだけ高く形成している。
天板3は、平面視で所定の半径Rからなる仮想基本円5の前端部を長さxだけ前方に向けて膨出させた形状となっており、天板3の形状に沿って容器本体2の縁部4を形成している。なお、天板3は、仮想基本円5の中心から(R+x)だけ離れた位置に頂部6を形成するとともに、頂部6から仮想基本円5に向けた接線で仮想基本円5と頂部6とを連続的に結んだ形状となっている。
この天板3には、仮想基本円5の中心よりも前方側に概略五角形状の閉じた切溝7を刻設しており、この切溝7に沿って破断することによって開口部8を形成できるようにしている。
また、天板3には、開口部8を梃子の原理を利用して押圧するプルタブ9を梃子の支点となるリベット10を用いて取付けている。このリベット10は、仮想基本円5よりも天板3を膨出させた前方側に取付けている。
プルタブ9は、梃子の作用点となる前端部を開口部8の上方に位置させるとともに、リベット10を取付けた梃子の支点位置から梃子の力点位置となる後端部に向けて前低後高の傾斜状にタブ本体11を形成し、タブ本体11の左右端部に側面視で三角形状の支持壁12,13を形成しており、プルタブ9の前端部と支持壁12,13とに沿って針金状の補強体18を設けている。この支持壁12,13は、下端部が天板3の上面に接するようにしている。なお、梃子の力点となるタブ本体11の後端部は、容器本体2の縁部4よりも低くなるようにして、側面視で容器本体2からプルタブ9が突出しないようにしている。また、左右の支持壁12,13と補強体18によってプルタブ9が誤まって押圧されないようにしている。
また、プルタブ9は、タブ本体11の後端部を下方に向けて折曲して後端壁14を形成するとともに、後端壁14の表面に凹凸状の滑り止め部15を形成している。この後端壁14は、下端部と天板3の上面との間に間隙を形成している。
そして、天板3には、天板3とプルタブ9の支持壁12,13とが接する位置よりも外側に左右一対の凸状のボス16,17をエンボス加工により形成し、このボス16,17によってプルタブ9の支持壁12,13が左右に拡開するのを防止している。
以上に説明したように、上記ステイオンタブ型容器1は、従来と同様に、天板3に切溝7を刻設して破断可能な開口部8を形成するとともに、その開口部8を梃子の原理を利用して押圧するプルタブ9を支点となるリベット10を用いて天板3に取付けている。
しかも、上記ステイオンタブ型容器1では、プルタブ9を支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成し、プルタブ9の左右端部に天板3に接する支持壁12,13を形成するとともに、この支持壁12,13が左右に拡開するのを防止するためのボス16,17を天板3に形成している。
このように、上記ステイオンタブ型容器1では、プルタブ9を支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成しているために、力点となるプルタブ9の後端部と天板3との間に容易に指先を挿入することができて、開蓋動作を容易なものとすることができる。特に、上記ステイオンタブ型容器1では、梃子の力点となるプルタブ9の後端部の後端壁14に凹凸状の滑り止め部15を形成しているために、開蓋時に指先が後端壁14の滑り止め部15に引っ掛かり、開蓋動作をより一層容易なものとすることができる。
しかも、上記ステイオンタブ型容器1では、プルタブ9の左右端部に天板3に接する支持壁12,13を形成するとともに、この支持壁12,13が左右に拡開するのを防止するためのボス16,17を天板3に形成しているために、ステイオンタブ型容器1の搬送時などに誤まってプルタブ9が押圧されても、ボス16,17によって支持壁12,13が左右に拡開してしまうのを防止することができ、これにより、プルタブ9が開口部8を押圧してしまうのを未然に防止することができるので、不用意に開口部8が開口してしまうのを防止することができる。
また、上記ステイオンタブ型容器1では、天板3の形状を仮想基本円5の前端部よりも前方に向けて膨出させた形状とし、仮想基本円5の中心よりも前方側で天板3にプルタブ9をリベット10を用いて取付けている。
このように、上記ステイオンタブ型容器1では、天板3の形状を仮想基本円5の前端部よりも前方に向けて膨出させた形状とすることで、天板3の開口部8の前端部に膨出形状の注ぎ口を形成することができるので、ステイオンタブ型容器1の内部に収容した飲料などの中身を容易に注ぐことができるようになっている。
しかも、上記ステイオンタブ型容器1では、仮想基本円5の中心よりも前方側で天板3にプルタブ9を梃子の支点となるリベット10を用いて取付けることで、梃子の支点となるリベット10と梃子の力点となるプルタブ9の後端部との距離を可及的に長くすることができるので、梃子の原理により小さな力でプルタブ9を引き上げても開口部8を押圧して開口させることができ、開蓋動作をより一層容易なものとすることができる。
なお、上記ステイオンタブ型容器1において、図5に示すように、天板3を膨出させた頂部6を120°とするとともに、天板3を膨出させる長さxを(R+x)cos30°=Rを満たす長さ(x≒0.1547R)とした場合には、従来の半径Rの円柱状の飲料缶と同様の密度で梱包することができ、天板3を膨出させることによる梱包密度の低減を防止することができる。
ステイオンタブ型容器1を示す斜視図。 同平面図。 同横方向断面図。 同縦方向断面図。 同平面説明図。
符号の説明
1 ステイオンタブ型容器 2 容器本体
3 天板 4 縁部
5 仮想基本円 6 頂部
7 切溝 8 開口部
9 プルタブ 10 リベット
11 タブ本体 12,13 支持壁
14 後端壁 15 滑り止め部
16,17 ボス 18 補強体

Claims (2)

  1. 天板に切溝を刻設して破断可能な開口部を形成するとともに、同開口部を梃子の原理を利用して押圧するプルタブを支点となるリベットを用いて天板に取付けたステイオンタブ型容器において、
    プルタブを支点位置から力点位置に向けて前低後高の傾斜状に形成し、プルタブの左右端部に天板に接する支持壁を形成するとともに、同支持壁が左右に拡開するのを防止するためのボスを天板に形成したことを特徴とするステイオンタブ型容器。
  2. 前記天板の形状を仮想基本円の前端部を前方に向けて膨出させた形状とし、仮想基本円の中心よりも前方側で天板にプルタブをリベットを用いて取付けたことを特徴とする請求項1に記載のステイオンタブ型容器。
JP2007250430A 2007-09-27 2007-09-27 ステイオンタブ型容器 Withdrawn JP2009078847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2802883A1 (es) * 2019-07-17 2021-01-21 Onate Saturnino Castillo Extremo de lata que permite el vaciado completo del envase.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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