JP2009078607A - 膝保護用エアバッグ装置 - Google Patents

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千春 戸谷
Takahiko Sato
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Abstract

【課題】エアバッグを膨張させる膨張流体の圧力を確実に受け止めて、車両後方に向かう反力を充分に確保する。
【解決手段】グラブドア31の車室に面した後壁33の車両前側にエアバッグケース51を配設する。エアバッグケース51の内底部56を膨張用ガスの受圧部として機能させ、エアバッグ57をグラブドア31から破断予定部35を通じて車両後方へ飛び出させる。エアバッグケース51には、その周囲の側壁部54,55からボックス本体25の開口部27の周縁部近傍まで延び、かつグラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所に固定されたエアバッグケース補強用の補強部材61,62を設ける。開口部27の周縁部について、開口部27を閉じたグラブドア31における補強部材61,62の延出端61B,62Bよりも車両前側となる箇所に、延出端61B,62Bをインパネリインホース16に支持させる支持部材63を配設する。
【選択図】図4

Description

本発明は、グラブボックスの開口部を開閉するグラブドアに設けたエアバッグにより乗員の膝を保護するようにした膝保護用エアバッグ装置に関するものである。
車両では、前突等により同車両に前方から衝撃が加わった場合、助手席等の座席に着座している乗員の膝が、座席前方に位置する内装品、例えばグラブボックスのグラブドア等に当る現象が問題となる。そこで、グラブドアにエアバッグを設けてなる膝保護用エアバッグ装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置によれば、車両への衝撃に応じ膨張用ガス等の膨張流体によりエアバッグが膨張させられる。エアバッグは、グラブドアの車室に面した壁を破断予定部において破断させ、その破断予定部を通じてグラブドアから車両後方へ飛び出す。このエアバッグが、乗員の膝とグラブドアとの間に介在して同膝を拘束し、膝に加わる衝撃を低減する。
上記膝保護用エアバッグ装置では、エアバッグを専ら車両後方へ膨張させて、確実に破断予定部を破断させる必要がある。そのためには、グラブドアについて破断予定部以外の箇所が、その破断予定部よりも高い剛性を有していて、車両前方へ向かう膨張用ガスの圧力を受け止め、車両後方へ向かう反力を発生させることが重要である。
この点、上記特許文献1に記載された膝保護用エアバッグ装置では、グラブドアを、支持部材を介して、剛性の高い車体強度部材に支持させる構成が採用されている。詳しくは、グラブドアは、その下部のヒンジシャフトにより回動可能に支持されているところ、車体強度部材としてのダッシュパネルと、上記ヒンジシャフトとの間に下側支持部材が介在されている。また、グラブドアの上部と車体強度部材としてのリインホースとの間に上側支持部材が介在されている。上側支持部材としては、棒状をなす単一の部材からなるもののほか、複数の部材からなり、グラブドアの開閉に伴い伸縮したり屈曲したりするもの等が採用されている。
上記膝保護用エアバッグ装置によれば、グラブドアの破断予定部以外の箇所の剛性が上下両支持部材、ダッシュパネル及びリインホースによって高められる。エアバッグ内で車両前方へ向かう膨張用ガスの圧力が、上記のように剛性の高められたグラブドア(破断予定部を除く箇所)によって受け止められ、車両後方へ向かう反力が発生される。車両後方へ向かう膨張用ガスの圧力にこの反力が加わり、グラブドアが破断予定部において破断されやすくなる。
特開2002−347565号公報
ところが、上記特許文献1に記載された膝保護用エアバッグ装置では、グラブドアの破断予定部以外の箇所の剛性を高めるための工夫がグラブドアの外部でなされているにすぎず、グラブドア自体に対してはなされていない。そのため、グラブドアにおいて破断予定部とは異なる箇所の剛性が充分に高められているとはいえず、車両前方へ向かう膨張用ガスの圧力を受け止めきれず、同箇所、例えば車両前側部分、が車両前方へ変形するおそれがある。この場合には、車両後方へ向かう反力を充分に確保することが難しく、エアバッグによる破断予定部の破断、ひいては同エアバッグの車両後方への膨張が意図したように行われないおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、エアバッグを膨張させる膨張用ガス等の膨張流体の圧力を確実に受け止めて、車両後方に向かう反力を充分に確保することのできる膝保護用エアバッグ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、グラブボックスの開口部を開閉するグラブドアの車室に面した壁に破断予定部を設け、膨張流体により膨張するエアバッグが収容されたエアバッグケースを前記壁の車両前側に配設し、前記エアバッグケースの内底部を、膨張するエアバッグを通じて前記膨張流体の圧力を受け、かつ車両後方へ向かう反力を発生させる受圧部として機能させ、車両後方へ膨張する前記エアバッグにより前記破断予定部を破断させ、同破断予定部を通じて前記エアバッグを前記グラブドアから車両後方へ飛び出させるようにした膝保護用エアバッグ装置において、前記エアバッグケースには、同エアバッグケースの周囲の壁部から前記開口部の周縁部近傍まで延び、かつ前記グラブドアの前記破断予定部とは異なる箇所に固定されたエアバッグケース補強用の補強部材が設けられ、前記開口部の周縁部について、同開口部を閉じた前記グラブドアにおける前記補強部材の延出端よりも車両前側となる箇所には、同延出端を車体強度部材に支持させる支持部材が配設されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、膝保護用エアバッグ装置は基本的には次のように作動する。膨張流体がエアバッグに供給されると、そのエアバッグが膨張を開始する。この際、エアバッグケースの内底部が受圧部として機能し、膨張流体の車両前方へ向かう圧力が、エアバッグを通じて同内底部によって受け止められる。この受け止めに伴い、車両後方へ向かう反力が発生する。エアバッグには、膨張流体の車両後方へ向かう圧力に加え上記反力が作用する。エアバッグは車両後方へ膨張し、グラブドアの車室に面した壁を押圧し、同壁を破断予定部において破断させる。エアバッグは、破断された破断予定部を通じてグラブドアから車両後方へ飛び出す。このエアバッグが、座席に座った乗員の膝とグラブドアとの間に介在して同膝を拘束し、膝に加わる衝撃を低減する。
ここで、仮に上記エアバッグケースの剛性が充分高くないと、膨張流体の車両前方へ向かう圧力により同エアバッグケースが変形する等して、受圧部として充分に機能せず、車両後方へ向かう反力が充分生じないおそれがある。
この点、請求項1に記載の発明では、エアバッグケースの周囲の壁部にエアバッグケース補強用の補強部材が設けられ、この補強部材が開口部の周縁部近傍まで延びている。しかも、補強部材が、グラブドアの破断予定部とは異なる箇所に固定されている。この構成により、グラブドアの破断予定部とは異なる箇所の剛性が補強部材によって高められる。さらに、エアバッグケースの剛性が、もともと剛性の高い補強部材によって高められるとともに、上記のように補強部材によって剛性の高められた上記箇所によっても高められる。
さらに、グラブドア、特に補強部材の延出端に対応する箇所の剛性は、支持部材及び車体強度部材によって高められる。これは、開口部の周縁部について、同開口部を閉じたグラブドアにおける補強部材の延出端よりも車両前側となる箇所に支持部材が設けられ、この支持部材によって延出端が車体強度部材に支持されているからである。開口部がグラブドアによって閉じられた状態では、そのグラブドアが上記のように剛性の高められた周縁部によって受け止められ、グラブドア、特に補強部材の延出端に対応する箇所の剛性が高められる。これに伴い、補強部材に繋がったエアバッグケースの剛性が高められる。
従って、上記のように剛性の高められたエアバッグケースは、膨張流体の車両前方への圧力を受けても変形しにくくなる。膨張流体の車両前方へ向かう圧力を、同エアバッグケースの内底部によって確実に受け止め、車両後方へ向かう反力を充分に確保することができる。その結果、エアバッグに上述した基本的な作動を行わせること、すなわち、エアバッグを車両後方へ向けて膨張させ、破断予定部を通じてグラブドアから車両後方へ飛び出させ、乗員の膝を保護することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補強部材は、前記エアバッグケースの前記壁部に固定されることにより同エアバッグケースに一体に設けられていることを要旨とする。
上記の構成によれば、エアバッグケースの剛性は、同エアバッグの壁部に固定されて同エアバッグケースに一体となった補強部材によって確実に高められる。このように、簡単な構成でありながら、補強部材によってエアバッグケースの剛性を効率よく高め、車両後方へ向かう反力を確保することができる。
ここで、エアバッグケース及び補強部材は、例えば、請求項3に記載の発明による態様でグラブドアに配置されることが望ましい。すなわち、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記エアバッグケースは、前記壁の面方向についての中央部分に配置されており、前記補強部材は、前記エアバッグケースの相対向する壁部から互いに反対方向へ延びていることを要旨とする。
上記の構成によれば、エアバッグケースの剛性が、その相対向する壁部から互いに反対方向へ延びる補強部材によってバランスよく高められる。また、グラブドアの破断予定部とは異なる箇所の剛性についても、上記エアバッグケースと同様に上記補強部材によってバランスよく高められる。
なお、請求項1〜3のいずれか1つに記載の発明における補強部材は、請求項4に記載の発明によるように、前記エアバッグケースの壁部から車幅方向及び同方向に直交する方向の少なくとも一方に延びているものであってもよい。すなわち、補強部材は、エアバッグケースの壁部から車幅方向へ延びるもののみによって構成されてもよい。また、補強部材は、エアバッグケースの壁部から車幅方向に直交する方向へ延びるもののみによって構成されてもよい。さらに、補強部材は、エアバッグケースの壁部から車幅方向へ延びるものと、壁部から車幅方向に直交する方向に延びるものとの組み合わせによって構成されてもよい。
エアバッグケースの剛性は、一般に、用いられる補強部材の数が多くなるに従い高くなる。また、車幅方向に延びる補強部材と、車幅方向に直交する方向に延びる補強部材とを併用することで、エアバッグケースの剛性を効率よく高めることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明において、前記開口部の周縁部について、前記補強部材の前記延出端と対応しない箇所には、同箇所にて前記グラブドアを前記車体強度部材に支持させる補助支持部材が配設されていることを要旨とする。
上記の構成によれば、開口部の周縁部について、補強部材の延出端と対応しない箇所の剛性は、補助支持部材及び車体強度部材によって高められる。これは、開口部の周縁部について、同開口部を閉じたグラブドアにおける補強部材の延出端と対応しない箇所に補助支持部材が設けられ、この補助支持部材によって、上記箇所においてグラブドアが車体強度部材に支持されているからである。開口部の周縁部がグラブドアによって閉じられた状態では、そのグラブドアが上記のように剛性の高められた周縁部によって受け止められ、同グラブドアの剛性が高められる。これに伴い、グラブドアに固定された補強部材や、同補強部材に繋がったエアバッグケースの剛性も一層高められる。従って、より確実な反力の確保が可能となり、上述した請求項1〜4のいずれか1つに記載の発明の効果がより一層確実なものとなる。
本発明の膝保護用エアバッグ装置によれば、エアバッグケースに補強部材を設け、開口部の周縁部について、同開口部を閉じた状態のグラブドアにおける補強部材の延出端よりも車両前側となる箇所に支持部材を配設したため、エアバッグを膨張させる膨張流体の圧力を確実に受け止めて、車両後方に向かう反力を充分に確保することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、車両の前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定している。また、各図において、「前」は車両前側を、「後」は車両後側をそれぞれ示している。
図1及び図4の少なくとも一方に示すように、車両11の車室内の前部には、車幅方向(図1の左右方向)の略全体にわたってインストルメントパネル(インパネとも呼ばれる)12が配設されている。インストルメントパネル12は、例えば、硬質樹脂等によって形成された基材13と、基材13上に積層された発泡層14と、さらに発泡層14上に積層された表皮層15とを備えた3層構造をなしている。
インストルメントパネル12内の上部には、車幅方向に細長いパイプ状をなすインパネリインホース16が配置されている。インパネリインホース16は、その両端部において車両のフロントフェンダ(図示略)に固定されている。インパネリインホース16は、インストルメントパネル12を含め、ステアリングコラム20、助手席エアバッグ装置等の各種部品を取付けるための既設の車体強度部材である。また、インパネリインホース16には、下方へ延びるブレース(図示略)と呼ばれる強度部材が取付けられ、このブレースに、ナビゲーションシステムにおけるディスプレイ装置17等が取付けられている。
インストルメントパネル12において、助手席(図示略)の前方に相当する箇所にはグラブボックス18が設けられている。より詳しくは、インストルメントパネル12の上記箇所には略矩形状の装着孔19が形成されている。インストルメントパネル12において装着孔19の周縁部には段差部21が形成されている。段差部21は、装着孔19内において、インストルメントパネル12の一般部22よりも若干車両前方に位置する前壁部23と、それらの一般部22及び前壁部23を繋ぐ側壁部24とからなる。
グラブボックス18の多くの部分は、略直方体の箱状をなすボックス本体25によって構成されている。ボックス本体25の内部は、小物類、書類等を収容するための収容空間26となっている。ボックス本体25の後端には、収容空間26を後方に向かって開放するとともに、上記小物類等を出し入れするための開口部27が形成されている。ボックス本体25の開口部27の周りにはフランジ28が一体形成されている。そして、インストルメントパネル12の後方からボックス本体25が上記装着孔19に挿通され、フランジ28が段差部21の前壁部23に接合されている。これらの前壁部23及びフランジ28により、開口部27の周縁部が構成されている。
グラブボックス18は、上述したボックス本体25に加え、上記開口部27を開閉するグラブドア31を備えている。グラブドア31は、前壁32と、その前壁32から車両後方へ一定距離を隔てて配置された後壁33とを備えるとともに、前壁32の周辺部及び後壁33の周辺部間に位置する周壁34を備えている。ここでは、周壁34は後壁33に一体に形成されている。前壁32はグラブドア31の車両前側部分を構成し、後壁33は同グラブドア31の車両後側部分を構成するものである。これに加え、後壁33は車室に面した壁に相当し、その後面はグラブボックス18の意匠面を構成している。この後壁33には、後述するエアバッグ57により破断可能な破断予定部35が形成されている。破断予定部35は、後壁33の中央部分の一部が、同後壁33の他の箇所に比べ薄肉状に形成されることにより構成されている。この破断予定部35は、例えば助手席から見てH字状をなすようなティアライン溝を形成することにより得られる。グラブドア31において破断予定部35とは異なる所望の箇所には、その剛性を高めるためのリブ37が形成されている。
図2及び図3の少なくとも一方に示すように、グラブドア31は、周壁34の下端部において、軸36により上記段差部21の側壁部24に支持されている。グラブドア31は、図3において実線で示すように、略鉛直状態となって開口部27を塞ぐ閉位置と、図3において二点鎖線で示すように、略水平状態となって開口部27を大きく開放する開位置との間で、上記軸36を支点として回動可能である。
図2及び図4の少なくとも一方に示すように、上記ボックス本体25及びグラブドア31間には、そのグラブドア31を上記閉位置に保持(ロック)するとともに、操作部材の操作に応じて上記ロックを解除するロック機構40が設けられている。このロック機構40の概略構成について説明すると、同ロック機構40は、一対の係合孔部41,41、操作レバー43、一対のロック部材45,45、及び運動方向変換機構46を備えている。
一対の係合孔部41,41は、装着孔19の段差部21について、車幅方向に相対向する上記側壁部24,24にそれぞれあけられている。操作レバー43は、グラブドア31の後壁33の上部に設けられた凹部44内に回動操作可能に配置されている。各ロック部材45は、矩形断面を有し、かつ車幅方向に細長い棒状をなし、グラブドア31内に同車幅方向への往復動可能に配置されている。運動方向変換機構46は、操作レバー43及び両ロック部材45,45間に設けられている。運動方向変換機構46は、操作レバー43の回動を車幅方向の直線運動に変換して両ロック部材45,45に伝達し、同ロック部材45,45を、上記係合孔部41に係合してグラブドア31を閉位置に保持する係合位置(図2の二点鎖線参照)と、係合孔部41から抜け出て前記係合を解除する係合解除位置(図2の実線参照)との間で変位させる。
なお、ロック機構としては、上述したものとは異なるタイプが用いられてもよい。例えば、ボックス本体25の開口部27に設けられたストライカと、グラブドア31に軸により回動可能に支持された操作レバーと、操作レバーの回動操作に応じ、ストライカに係合してグラブドア31を閉位置に保持する係合位置と、その係合を解除する係合解除位置との間で変位し得るフックとを備えるものが挙げられる。
車両11には、前突等により同車両11に前方から衝撃が加わった場合、助手席等の座席に着座している乗員の膝K(図5参照)を、グラブボックス18のグラブドア31等との接触から保護する膝保護用エアバッグ装置が設けられている。より詳しくは、図2及び図4の少なくとも一方に示すように、グラブドア31内について、上記ロック機構40から下方へ離間した箇所、ここではグラブドア31内の中央部分、にはエアバッグケース51が配設されている。このエアバッグケース51の配設箇所は、グラブドア31の後壁33の車両前側であって、その後壁33の面方向についての中央部分である。エアバッグケース51は、金属板等の板材により、後面を開放した深さの浅い箱状に形成されている。ここで、エアバッグケース51の周囲の壁部を区別するために、上下方向に相対向する部分を上壁部52及び下壁部53といい、車幅方向に相対向する部分を側壁部54,55といい、それらの壁部52〜55の車両前側部分に位置する部分を内底部56というものとする。
エアバッグケース51内には、エアバッグ57が折り畳まれた状態で収容されている。エアバッグ57は、ポリエステル糸、ポリアミド糸等からなる織布によって袋状に形成されている。エアバッグ57は、膨張したとき、グラブドア31と乗員の膝Kとの間の空間を占める大きさを有している(図5参照)。
エアバッグ57の内部には、膨張流体発生源としてのインフレータ58が配設されている。インフレータ58の内部には、膨張流体としての膨張用ガスを発生するガス発生剤(図示略)が収容されている。このタイプ(パイロタイプ)のインフレータ58では、ガス発生剤の燃焼反応によって膨張用ガスが生成される。なお、インフレータ58としては、上記ガス発生剤を用いたパイロタイプに代えて、高圧ガスの充填された高圧ガスボンベの隔壁を火薬等によって破断して膨張用ガスを噴出させるタイプ(ハイブリッドタイプ)が用いられてもよい。そして、上記エアバッグ57及びインフレータ58は、ボルト及びナット等の締結部材(図示略)によって上記エアバッグケース51に締結されている。
グラブドア31内において、エアバッグケース51の車幅方向についての両側方には、そのエアバッグケース51を補強すべく金属板によって形成された補強部材61,62が配設されている。一方(図2の左方)の補強部材61においてエアバッグケース51寄りの端部61Aは、車両後方へ向けて略直角に曲げ形成されている。この端部61Aは、エアバッグケース51の一側(図2の左側)の側壁部54に対し溶接等の手段によって固定されている。このようにして補強部材61はエアバッグケース51に一体に設けられている。他方(図2の右方)の補強部材62においてエアバッグケース51寄りの端部62Aは、車両後方へ向けて略直角に曲げ形成されている。この端部62Aは、エアバッグケース51の他側(図2の右側)の側壁部55に対し溶接等の手段によって固定されている。このようにして補強部材62はエアバッグケース51に一体に設けられている。
補強部材61は、エアバッグケース51の側壁部54から車幅方向についての一方(図2の左方)へ真っ直ぐ延びている。同様に、補強部材62は、エアバッグケース51の側壁部55から車幅方向についての他方(図2の右方)へ、すなわち上記補強部材61とは逆方向へ真っ直ぐに延びている。補強部材61の側壁部54とは反対側の端部(以下、「延出端61B」という)、及び補強部材62の側壁部55とは反対側の端部(以下、「延出端62B」という)は、グラブドア31の車幅方向についての両側部、すなわち周壁34の近傍に位置している。補強部材61,62において上記端部61A,62Aとは異なる所望の箇所は、グラブドア31において破断予定部35とは異なる箇所に固定されている。ここでは、延出端61B,62Bが前壁32の車幅方向についての両側部32Aに固定されている。
図4に示すように、補強部材61,62の延出端61B,62Bは、上述したように、グラブドア31の車幅方向についての両側部に位置していることから、ボックス本体25の開口部27の周縁部の車両後方に位置していることになる。上記開口部27の周縁部について、補強部材61,62の各延出端61B,62Bの車両前側には、同延出端61B,62Bを既設の車体強度部材であるインパネリインホース16に支持させる支持部材63,63が配設されている。各支持部材63は長尺状をなしており、その前端部63Aにおいてインパネリインホース16に固定され、後端部63Bにおいて段差部21の前壁部23に固定されている。
図3に示すように、膝保護用エアバッグ装置は、さらに衝撃センサ71及び制御装置72を備えている。衝撃センサ71は加速度センサ等からなり、車両11のフロントバンパ(図示略)に組み込まれており、車両11に前方から加わる衝撃を検出する。制御装置72は、衝撃センサ71の検出結果に基づきインフレータ58の作動を制御する。
例えば、車両の通常走行時等、衝撃センサ71により車両11(フロントバンパ)への衝撃が検出されないときには、制御装置72からインフレータ58へは、膨張用ガスを発生させる指令信号(点火信号)が出力されない。インフレータ58から膨張用ガスが噴出されないことから、エアバッグ57は膨張せず、エアバッグケース51内に折り畳まれた状態を維持する。そのため、グラブドア31の開閉を支障なく行うことが可能である。
なお、上記のようにグラブドア31が回動される際には、エアバッグケース51、エアバッグ57、インフレータ58及び補強部材61,62もまたグラブドア31と一体となって軸36の周りを変位する。これらの部材がグラブドア31の回動の支障となることはない。また、これらの部材はロック機構40から独立して設けられている(連携していない)ため、そのロック機構40の作動の妨げとなることもない。
一方、車両11が前面衝突する等して、車両11(フロントバンパ)に衝撃が加わったことが衝撃センサ71によって検出されると、制御装置72からインフレータ58に対し、膨張用ガスを発生させる指令信号(点火信号)が出力される。インフレータ58では、この指令信号に応じて点火が行われ、膨張用ガスが噴出されてエアバッグ57に供給される。膨張用ガスの圧力がエアバッグ57の各部に加わり、同エアバッグ57が膨張し始める。この際、エアバッグケース51、特にその車両前側部分(内底部56)が受圧部として機能し、車両前方へ向かう膨張用ガスの圧力がエアバッグ57を通じて同内底部56によって受け止められる。この受け止めに伴い車両後方へ向かう反力Fが発生する(図4参照)。エアバッグ57には、膨張用ガスの車両後方へ向かう圧力に加え上記反力Fが作用する。エアバッグ57は車両後方へ膨張し、グラブドア31の後壁33を押圧し、同後壁33を破断予定部35において破断させる。エアバッグ57は、破断された破断予定部35を通じてグラブドア31から車両後方へ飛び出す(図5の二点鎖線参照)。このエアバッグ57が、助手席に着座している乗員の膝Kとグラブドア31との間に介在して同膝Kを拘束し、膝Kに加わる衝撃を低減する。
ここで、仮に上記エアバッグケース51の剛性が充分高くないと、膨張用ガスの車両前方へ向かう圧力により同エアバッグケース51が変形する等して、受圧部として充分に機能せず、車両後方へ向かう反力Fが確保されないおそれがある。
この点、本実施形態では、図2及び図4の少なくとも一方に示すように、エアバッグケース51の側壁部54,55に補強部材61,62が設けられ、これらの補強部材61,62が開口部27の周縁部近傍まで延びている。しかも、これらの補強部材61,62が、グラブドア31内の破断予定部35とは異なる箇所(前壁32の側部32A)に固定されている。この構成により、グラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所の剛性が補強部材61,62によって高められる。さらに、エアバッグケース51の剛性が、もともと剛性の高い補強部材61,62によって高められるとともに、上記のように補強部材61,62によって剛性の高められた上記箇所によっても高められる。特に、エアバッグケース51の剛性は、その側壁部54,55に直接固定されて同エアバッグケース51に一体となった上記補強部材61,62によって確実に高められる。
ここで、本実施形態では、エアバッグケース51がグラブドア31内の中央部分(後壁33の面方向についての中央部分)に配置されているところ、補強部材61,62が、エアバッグケース51の相対向する側壁部54,55から互いに反対方向へ延びている。このため、エアバッグケース51の車幅方向両側の剛性が、両補強部材61,62によってバランスよく高められる。また、グラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所の車幅方向両側の剛性についても、上記エアバッグケース51と同様に上記補強部材61,62によってバランスよく高められる。
さらに、グラブドア31、特に補強部材61,62の延出端61B,62Bに対応する箇所の剛性は、支持部材63及びインパネリインホース16によって高められる。これは、開口部27の周縁部(前壁部23、フランジ28)について、同開口部27を閉じたグラブドア31内の補強部材61,62の延出端61B,62Bよりも車両前側となる箇所に支持部材63が設けられ、この支持部材63によって延出端61B,62Bがインパネリインホース16に支持されているからである。開口部27がグラブドア31によって閉じられた状態では、そのグラブドア31が上記のように剛性の高められた周縁部によって受け止められ、グラブドア31、特に補強部材61,62の延出端61B,62Bに対応する箇所の剛性が高められる。これに伴い、補強部材61,62に繋がったエアバッグケース51の剛性が高められる。
従って、上記のように剛性の高められたエアバッグケース51は、膨張用ガスの車両前方への圧力を受けても変形しにくくなる。膨張用ガスの車両前方へ向かう圧力が、同エアバッグケース51の内底部56によって確実に受け止められ、車両後方へ向かう反力Fが充分に確保される。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)エアバッグケース51に、その周囲の側壁部54,55からボックス本体25の開口部27の周縁部近傍まで延びる補強部材61,62を設け、それらの補強部材61,62をグラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所(前壁32の側部32A)に固定している。この構成により、グラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所、及びエアバッグケース51の各剛性を高めることができる。これに加え、開口部27の周縁部について、同開口部27を閉じたグラブドア31内の補強部材61,62の延出端61B,62Bよりも車両前側となる箇所に、同延出端61B,62Bを車体強度部材であるインパネリインホース16に支持させる支持部材63を配設している。この構成により、グラブドア31、特に補強部材61,62の延出端61B,62Bに対応する箇所の剛性を高めるとともに、補強部材61,62に繋がったエアバッグケース51の剛性を高めることができる。その結果、エアバッグ57に意図した作動を行わせること、すなわち、エアバッグ57を車両後方へ向けて膨張させ、破断予定部35を通じてグラブドア31から車両後方へ飛び出させることができ、乗員の膝Kを衝撃から適切に保護することができる。
(2)上記(1)に関連して、既設の車体強度部材であるインパネリインホース16を利用して、支持部材63を介して伝わる膨張用ガスの圧力をインパネリインホース16によって受け止めるようにしている、そのため、同様の機能を実現するために、別途強度部材を設けなくてもすむ。
(3)補強部材61,62を、その端部61A,62Aにおいてエアバッグケース51の側壁部54,55に固定することにより、同補強部材61,62をエアバッグケース51に一体に設けている。このように、簡単な構成でありながら、補強部材61,62によってエアバッグケース51の剛性を効率よく高め、車両後方へ向かう反力Fを確保することができる。
(4)エアバッグケース51を、グラブドア31における後壁33の面方向についての中央部分に配置し、補強部材61,62を、エアバッグケース51の相対向する側壁部54,55から互いに反対方向へ延びるように配置している。そのため、エアバッグケース51の車幅方向両側の剛性や、グラブドア31の破断予定部35とは異なる箇所の車幅方向両側の剛性をバランスよく高めることができる。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・上記支持部材63に加え、ボックス本体25の開口部27の周縁部について、補強部材61,62の延出端61B,62Bと対応しない箇所に、同箇所をインパネリインホース16に支持させる補助支持部材81を配設してもよい。この場合には、支持部材63と同様に、補助支持部材81の前端部をインパネリインホース16に固定し、後端部81Bを段差部21の前壁部23上の上記箇所(補強部材61,62と対応しない箇所)に固定する。
この箇所としては、段差部21の前壁部23上のどの箇所でもよい。例えば、補助支持部材81の後端部81Bは、図2において二点鎖線で示すように、開口部27の周縁部の車幅方向両側部について、延出端61B,62Bとは異なる箇所であってもよい。また、上記後端部81Bは、開口部27の周縁部の上側部分や、下側部分に配置されてもよい。なお、補助支持部材81の数は単数であってもよいし、複数であってもよい。
このようにすれば、開口部27の周縁部について、補強部材61,62の延出端61B,62Bと対応しない箇所の剛性は、補助支持部材81及びインパネリインホース16によって高められる。これは、開口部27の周縁部について、同開口部27を閉じたグラブドア31内の補強部材61,62の延出端61B,62Bと対応しない箇所に補助支持部材81の後端部81Bが位置しており、この補助支持部材81によって、上記箇所においてグラブドア31がインパネリインホース16に支持されているからである。開口部27の周縁部がグラブドア31によって閉じられた状態では、そのグラブドア31が上記のように剛性の高められた周縁部によって受け止められ、同グラブドア31の剛性が高められる。これに伴い、同グラブドア31に固定された補強部材61,62や、同補強部材61,62に繋がったエアバッグケース51の剛性も一層高められる。従って、より確実な反力Fの確保が可能となり、上記実施形態の効果がより一層確実なものとなる。
・補強部材61,62は、エアバッグケース51の側壁部54,55に代え、上壁部52から上方へ延びるもの、又は下壁部53から下方へ延びるものであってもよい。また、上記実施形態の構成に加え、エアバッグケース51の上壁部52から上方へ延びる補強部材と、下壁部53から下方へ延びる補強部材とが新たに設けられてもよい。要は、補強部材は、エアバッグケース51の壁部(上壁部52、下壁部53、側壁部54,55)から車幅方向、及び同方向に直交する方向の少なくとも一方に延びるものであればよい。
エアバッグケース51の剛性は、一般に、用いられる補強部材の数が多くなるに従い高くなる。また、車幅方向に延びる補強部材61,62と、車幅方向に直交する方向に延びる補強部材とを併用することで、エアバッグケース51の剛性を効率よく高めることができる。
・上記実施形態では、補強部材62を補強部材61と同一直線上に配置したが、同補強部材62を補強部材61とは異なる線上に配置してもよい。
・補強部材61,62を、車幅方向に対し傾斜させた状態でエアバッグケース51の壁部(上壁部52、下壁部53、側壁部54,55)に固定してもよい。
・補強部材61,62として、上記実施形態とは異なる形状、大きさ(長さ)を有するものを用いてもよい。補強部材61,62は必ずしも板状をなすものでなくてもよい。
・エアバッグケース51を、グラブドア31における後壁33の面方向についての中央部分から偏倚した箇所に配置してもよい。
・上述したように、インパネリインホース16からはブレースが垂下しているところ、上記支持部材63や補助支持部材81をインパネリインホース16に代えてブレースに固定してもよい。
・本発明は、グラブドアの内部にエアバッグケースを配置できるほどのスペースがなく又は少なく、同グラブドアの車両前側にエアバッグケースを配設した膝保護用エアバッグ装置にも適用可能である。この場合にも、エアバッグケースは、グラブドアの車室に面した壁の車両前側に配設されていることになる。
・本発明の適用対象となるグラブボックス18は、ボックス本体25がグラブドア31に一体に設けられ、全体がインストルメントパネル12の装着孔19に回動自在に支持されたものであってもよい。
本発明を具体化した一実施形態について、膝保護用エアバッグ装置が適用されるグラブボックス及びその周辺部分を示す部分斜視図。 一実施形態における膝保護用エアバッグ装置の断面図。 図2の3−3線に沿った断面構造を示す断面図。 図2の4−4線に沿った断面構造を示す断面図。 一実施形態における膝保護用エアバッグ装置により乗員の膝を保護する作用を説明する断面図。
符号の説明
11…車両、16…インパネリインホース(車体強度部材)、18…グラブボックス、27…開口部、31…グラブドア、33…後壁(グラブドアの車室に面した壁)、35…破断予定部、51…エアバッグケース、52…上壁部(エアバッグケースの周囲の壁部)、53…下壁部(エアバッグケースの周囲の壁部)、54,55…側壁部(エアバッグケースの周囲の壁部)、56…内底部、57…エアバッグ、61,62…補強部材、61B,62B…延出端、63…支持部材、81…補助支持部材、F…反力、K…膝。

Claims (5)

  1. グラブボックスの開口部を開閉するグラブドアの車室に面した壁に破断予定部を設け、膨張流体により膨張するエアバッグが収容されたエアバッグケースを前記壁の車両前側に配設し、前記エアバッグケースの内底部を、膨張するエアバッグを通じて前記膨張流体の圧力を受け、かつ車両後方へ向かう反力を発生させる受圧部として機能させ、車両後方へ膨張する前記エアバッグにより前記破断予定部を破断させ、同破断予定部を通じて前記エアバッグを前記グラブドアから車両後方へ飛び出させるようにした膝保護用エアバッグ装置において、
    前記エアバッグケースには、同エアバッグケースの周囲の壁部から前記開口部の周縁部近傍まで延び、かつ前記グラブドアの前記破断予定部とは異なる箇所に固定されたエアバッグケース補強用の補強部材が設けられ、
    前記開口部の周縁部について、同開口部を閉じた前記グラブドアにおける前記補強部材の延出端よりも車両前側となる箇所には、同延出端を車体強度部材に支持させる支持部材が配設されていることを特徴とする膝保護用エアバッグ装置。
  2. 前記補強部材は、前記エアバッグケースの前記壁部に固定されることにより同エアバッグケースに一体に設けられている請求項1に記載の膝保護用エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグケースは、前記壁の面方向についての中央部分に配置されており、前記補強部材は、前記エアバッグケースの相対向する壁部から互いに反対方向へ延びている請求項1又は2に記載の膝保護用エアバッグ装置。
  4. 前記補強部材は、前記エアバッグケースの壁部から車幅方向及び同方向に直交する方向の少なくとも一方に延びている請求項1〜3のいずれか1つに記載の膝保護用エアバッグ装置。
  5. 前記開口部の周縁部について、前記補強部材の前記延出端と対応しない箇所には、同箇所にて前記グラブドアを前記車体強度部材に支持させる補助支持部材が配設されている請求項1〜4のいずれか1つに記載の膝保護用エアバッグ装置。
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