JP2009078054A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】主遊技と、標的を射撃する副遊技とを備えた遊技機であって、主遊技の遊技性を損なうことなく、あわせて、遊技性の高い副遊技を提供する。
【解決手段】キャビネット2と、主遊技の実行の開始を指令するスタートレバー6と、キャビネット2に設けられ、複数の図柄を変動表示可能なリール3および疑似リール4とを備える遊技機であって、リール3および疑似リール4のキャビネット2の前方に設けられ、キャビネット2の前後方向の移動が固定された、図柄を射撃する銃100とを有し、主遊技の実行に基づいて図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように、リール3および疑似リール4に図柄を表示させる。
【選択図】図1
【解決手段】キャビネット2と、主遊技の実行の開始を指令するスタートレバー6と、キャビネット2に設けられ、複数の図柄を変動表示可能なリール3および疑似リール4とを備える遊技機であって、リール3および疑似リール4のキャビネット2の前方に設けられ、キャビネット2の前後方向の移動が固定された、図柄を射撃する銃100とを有し、主遊技の実行に基づいて図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように、リール3および疑似リール4に図柄を表示させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技媒体を用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ等の遊技機に関する。
従来、パチスロ遊技機には、正面の表示窓内に複数の図柄を表示する回転リールが備えられている。遊技者がコインやメダル等の遊技媒体を遊技機に投入し、スタートレバーを操作すると、各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、遊技者が停止ボタンを押下することにより、各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示窓内に現れた各リールの図柄が所定の組合せ(入賞図柄)になった場合にコイン、メダル等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益が付与されるという主遊技が実行されるものである。
遊技機の遊技性をよりいっそう高めるために、主遊技の実行に基づいて、副遊技を実行し、副遊技の実行内容に基づいて、所定の遊技価値を付与する遊技機が知られている。特許文献1には、遊技機の筐体に設けられた銃を用いて、画像表示装置に表示された図柄や人形等を標的として射撃する副遊技を備えた遊技機が開示されている。この遊技機に設けられた銃は、ケーブルを介して遊技機の筐体と電気的に接続されている。
しかしながら、標的を銃で射撃する副遊技は遊技性を高めるうえで有用であるが、パチスロ遊技機に採用するには種々の課題があった。
1つは、標的を銃で射撃するという遊技は、標的と銃との距離が遠くなるほど遊技性が高まるが、逆に近くなるほど遊技性が下がるという性質がある。特許文献1に開示された遊技機は、筐体と銃とがケーブルで接続されているため、標的を表示する液晶表示装置に銃を限りなく近づけることが可能であり、そうすると、標的を銃で射撃する遊技性が損なわれてしまう。
2つは、パチスロ遊技機は、停止ボタンを押すことで変動表示される図柄を停止させ、図柄の停止態様が所定の場合に遊技価値が付与されるという遊技であるため、変動表示される図柄の視認性が良好であることが遊技性を高めるうえで要求される。一方、表示される図柄を標的とする場合には、前記の通り、標的と銃との距離が長く、かつ図柄の視認性が低い方が射撃する遊技性が高まるものであり、両遊技の遊技性を高めるための要求は相反するものである。
3つは、遊技機が設置される遊技場において、複数の遊技機は、筐体前面同士が互いに対向するように配置されることが一般的であり、筐体前面が対向する遊技機に遊技者がそれぞれ居る場合には、その間は人が一人辛うじて通れる程、遊技環境は狭い環境であることが多い。このような遊技環境において、標的と銃との距離を得るために、筐体の前方方向に、銃を移動させて、標的と銃との距離を得ることは困難であった。
本発明の目的は、主遊技と、標的を射撃する副遊技とを備えた遊技機であって、主遊技の遊技性を損なうことなく、あわせて、遊技性の高い副遊技を提供することである。
本発明に係る遊技機は、遊技媒体を用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ等の遊技機に関する。そして、本発明に係る遊技機は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明の遊技機は以下の特徴を単独で、もしくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る遊技機における第1の特徴は、筐体と、主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段と、前記筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、を備える遊技機であって、前記図柄表示手段の前記筐体の前方に設けられ、前記図柄を射撃する銃と、前記図柄表示手段の表示に射撃予定位置を表示する照準手段と、前記銃に設けられ、前記射撃の指令を入力する射撃指令入力手段と、前記射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、前記図柄の位置と前記射撃位置との一致を検出する検出手段と、前記主遊技の実行に基づいて前記図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、前記検出手段の検出の結果、前記図柄の位置と前記射撃位置とが一致する場合に、前記遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段と、を有し、前記銃は、前記筐体の前後方向の移動が固定されており、前記副遊技制御手段は、前記副遊技における前記筐体前方から視た前記図柄の大きさが、前記主遊技における前記筐体前方から視た前記図柄の大きさより小さくなるように、前記図柄表示手段の表示を制御することである。
この構成によると、遊技開始指令手段により主遊技の実行の開始が指令され、筐体に設けられた図柄表示手段により複数の図柄が変動表示され、停止指令手段による変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が図柄表示手段の変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、図柄表示手段の筐体の前方には図柄を射撃する銃が設けられ、銃には射撃の指令を入力する射撃指令入力手段が設けられている。図柄表示手段の表示に射撃予定位置を表示する照準手段が設けられている。図柄表示手段の図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、射撃入力手段の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、副遊技における筐体前方から視た図柄の大きさが、主遊技における筐体前方から視た図柄の大きさより小さくなるように図柄表示手段の表示が制御される。また、銃は筐体の前後方向の移動が固定されている。
したがって、射撃予定位置とともに表示される、副遊技における筐体前方から視た図柄の大きさが、主遊技における筐体前方から視た図柄の大きさより小さくなるように図柄表示手段の表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃は筐体の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
したがって、射撃予定位置とともに表示される、副遊技における筐体前方から視た図柄の大きさが、主遊技における筐体前方から視た図柄の大きさより小さくなるように図柄表示手段の表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃は筐体の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
また、本発明に係る遊技機における第2の特徴は、前記図柄表示手段として、前記筐体の前後方向に移動可能に設けられ、前記図柄を機械的に変動表示可能な機械的図柄表示手段と、前記機械的図柄表示手段を前記筐体の前後方向に移動させる移動手段と、を有し、前記副遊技制御手段は、前記主遊技において前記移動手段に前記機械式図柄表示手段を前記筐体の前方向に移動させると共に、前記副遊技において前記移動手段に前記機械的図柄表示手段を前記筐体の後方向に移動させることである。
この構成によると、機械式図柄表示手段は、主遊技において筐体の前方向に移動されるため、筐体前方から視た図柄は、副遊技における筐体前方から視た図柄より大きくなる。また、機械式図柄表示手段は、副遊技において筐体の後方向に移動されるため、筐体前方から視た図柄は、主遊技における筐体前方から視た図柄より小さくなる。
したがって、機械式図柄表示手段は主遊技において筐体の前方向に移動され、副遊技において筐体の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、機械式図柄表示手段は主遊技において筐体の前方向に移動され、副遊技において筐体の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本発明に係る遊技機における第3の特徴は、前記図柄表示手段は、複数の図柄画像を変動表示可能な画像表示手段であり、前記副遊技制御手段は、前記副遊技において前記画像表示手段に表示される前記図柄画像の大きさが、前記主遊技において前記画像表示手段に表示される前記図柄画像の大きさより小さくなるように、該図柄画像を縮小させることである。
この構成によると、複数の図柄画像が画像表示手段により変動表示される。副遊技において画像表示手段に表示される図柄画像の大きさが、主遊技において画像表示手段に表示される図柄画像の大きさより小さくなるように、図柄画像が縮小される。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本発明に係る遊技機における第4の特徴は、筐体と、主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段と、前記筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段と、前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、を備える遊技機であって、前記図柄表示手段の前記筐体の前方に設けられ、前記図柄を射撃する銃と、前記銃に設けられ、前記射撃の指令を入力する射撃指令入力手段と、前記銃に設けられ、前記図柄と射撃予定位置とを表示する照準手段と、前記射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、前記図柄の位置と前記射撃位置との一致を検出する検出手段と、前記主遊技の実行に基づいて前記図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、前記検出手段の検出の結果、前記図柄の位置と前記射撃位置とが一致する場合に、前記遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段と、を有し、前記副遊技制御手段は、前記照準手段に表示される前記図柄の大きさが、前記筐体前方から視た前記図柄表示手段の前記図柄の大きさより小さくなるように、前記照準手段の表示を制御することである。
この構成によると、遊技開始指令手段により主遊技の実行の開始が指令され、筐体に設けられた図柄表示手段により複数の図柄が変動表示され、停止指令手段による変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が図柄表示手段の変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、図柄表示手段の筐体の前方には図柄を射撃する銃が設けられ、銃には射撃の指令を入力する射撃指令入力手段が設けられている。さらに銃には図柄表示手段の表示と射撃予定位置とを表示する照準手段が設けられている。図柄表示手段の図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、射撃入力手段の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、照準手段に表示される図柄の大きさが、筐体前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準手段の表示が制御される。
したがって、射撃予定位置と共に照準手段に表示される図柄の大きさが、筐体前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準手段の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、射撃予定位置と共に照準手段に表示される図柄の大きさが、筐体前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準手段の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本発明に係る遊技機における第5の特徴は、前記副遊技制御手段は、前記副遊技の実行に基づいて、前記射撃予定位置と共に表示される前記図柄の大きさを拡大または縮小させることである。
この構成によると、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
(実施形態1)
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図12に基づいて以下に説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図12に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。なお、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体及び遊技価値をメダルとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、図柄表示手段および画像表示手段としての液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述する3個のリール3L・3C・3Rと同期する疑似リール4L・4C・4Rや、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、図柄表示手段および画像表示手段としての液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述する3個のリール3L・3C・3Rと同期する疑似リール4L・4C・4Rや、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。
液晶表示装置5の下方には、斜め上方に開口したリール表示窓2aが形成されている。そして、リール表示窓2aの奥には、図柄表示手段および機械的図柄表示手段としての3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」及び「Replay」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図1に示すように、キャビネット2の正面から縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン、センターライン及びボトムライン、斜め方向に横切るクロスダウンライン、クロスアップラインが設けられている。これら各入賞ラインは、遊技者に視認可能に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターラインのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターラインに加え、トップライン、ボトムライン)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン、クロスアップライン)が有効化される。入賞ラインは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
リール表示窓2aの左側には、払出枚数及びクレジット数を表示する表示部17が設けられている。表示部17は、7セグメント表示器からなり、最大4桁の数値が表示される。そして、左側2桁部分には、貯留されているメダルの枚数(クレジット数)が表示され、右側2桁部分には、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示される。
表示部17の右側には、メダル投入ランプ18、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cが設けられている。メダル投入ランプ18は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。なお、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
また、表示部17の左側には、遊技開始表示ランプ19及びリプレイランプ20が設けられている。遊技開始表示ランプ19は、入賞ラインの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。リプレイランプ20は、後述の「リプレイ」に入賞したときに点灯する。即ち、リプレイランプ20が点灯している場合は、メダルを投入することなく、ゲームを開始できる。
リール表示窓2a及び表示部17の下方には、水平面を有する台座部10が形成されている。台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ラインが有効化されるようになっている。
また、台座部10の前面部およびリール表示窓2aの前方には、銃設置部2bが設けられている。銃設置部2bの前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部に設けられたメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。銃設置部2bの前面部中央には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられている。さらに、キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、スピーカ21L・21Rの間にはLEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。さらに、正面下部のメダル払出口15の右側にもスピーカ21Bが設けられている。
図1に示すように、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの筐体前方には、銃設置部2bが設けられており、銃設置部2bの上面部には左右方向にスライド溝が設けられている。銃設置部2bの上面部には、スライド溝101を介して、後述する副遊技において標的を射撃する銃100が設けられている。スライド溝101に沿って銃100がスライドすることにより、銃100はキャビネット2の左右方向にスライド自在である。銃100はスライド溝101によりキャビネット2の前後方向に移動できないため、銃100はキャビネット2の前後方向への移動が固定されている。
液晶表示装置5には、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行による副遊技において、射撃対象物の射撃を指示する射撃メッセージ画像61が表示される。銃100は、射撃メッセージ画像61に示された射撃対象物を射撃するものである。射撃対象物は、リール3L・3C・3Rにより変動表示される図柄および疑似リール4L・4C・4Rにより変動表示される図柄のうち、内部当籤役を示す図柄である。よって、銃100は、リール3L・3C・3Rおよび疑似リール4L・4C・4Rにより変動表示される図柄を射撃対象物として射撃する。標的としての図柄60の大きさは、通常遊技時(主遊技時)においては長さL1であり、射撃遊技時(副遊技時)においては長さL3である。長さL3は、長さL1のより小さいものである。
(リール3L・3C・3Rの周辺構造)
次に、機械的表示手段であるリール3L・3C・3Rの周辺構造について説明する。図2は、遊技機1のキャビネット2の内部に設置されたリール3L・3C・3Rの周辺を示す斜視図である。
次に、機械的表示手段であるリール3L・3C・3Rの周辺構造について説明する。図2は、遊技機1のキャビネット2の内部に設置されたリール3L・3C・3Rの周辺を示す斜視図である。
リール3L・3C・3Rは、遊技機1のキャビネット2の内部に設置されたリール支持フレーム103に支持されている。リール支持フレーム103は、支持板103a〜103dと、支持板103a〜103dが固定された固定板103eとを有している。固定板103eは、縦断面がL字型の形状を有するようにほぼ垂直に折り曲げられた1枚の金属製の平板からなる部材である。そして、水平に延在する水平部分と、かかる水平部分に延在する部分の一端から鉛直に上方へ延在する鉛直部分とを有している。
支持板103a〜103dは、概略的に鉛直方向に沿って延在する平板からなる部材である。支持板103a〜103dは、固定板103eの水平部分と鉛直部分との間に固定されている。これらは、遊技機1の左右方向に沿って配列されている。支持板103b、103c及び103dは、後述のようにリール3L・3C・3Rをそれぞれ支持している。なお、リール3L・3C・3Rのそれぞれの外周面には、図1に示されているように、これらのリールの回転方向に沿って図柄が描かれているが、図1以外の図においては、かかる図柄の図示が省略されている。
リール3L・3C・3Rのリール本体は、円筒形状を有する中空の部材である。リール本体の外周面には、上記の通り、円筒の周方向に沿って複数の図柄が配列されている。ドラム本体の内部にはステッピングモータ49L・49C・49R(図示せず)が設置されている。ステッピングモータ49L・49C・49R(図示せず)の駆動軸にはドラム本体の回転軸が固定されている。ステッピングモータ49L・49C・49R(図示せず)が駆動されると、リール3L・3C・3Rが回転する。ステッピングモータ49L・49C・49R(図示せず)は、モータ駆動回路39を介して後述の主制御回路71に電気的に接続されている。主制御回路71は、後述のようにステッピングモータ49L・49C・49R等を制御することにより、リール3L・3C・3Rを回転させたり停止させたりする。
図2に示すように、リール前液晶表示装置102は、リール3L・3C・3Rの前方の固定板103eに設けられている。リール3L・3C・3Rに描かれた図柄は、リール前液晶表示装置102を介してキャビネット2の前方から視認することができる。また、固定板103eの下部には、移動手段としての前後モータ105(図示せず)が設けられており、図2に示すように、前後モータ105の駆動軸を介してギア車輪104が設けられている。移動手段としてのギア車輪104は、キャビネット2に設けられたギア車道106と嵌合し、前後モータ105が駆動されることにより、図4の(b)に示すように、リール3L・3C・3R(リール前液晶表示装置102を含む)全体をキャビネット2の前後方向に移動させる。
(リール前液晶表示装置102の構成)
次に、リール前液晶表示装置102について説明する。図3は、リール前液晶表示装置102の構成を示す斜視図である。リール前液晶表示装置102は、図3に示すように、保護ガラス52からなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、ランプホルダ(図示せず)、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
次に、リール前液晶表示装置102について説明する。図3は、リール前液晶表示装置102の構成を示す斜視図である。リール前液晶表示装置102は、図3に示すように、保護ガラス52からなる正面パネル51、透明液晶パネル54、導光板55、反射フィルム56、所謂白色光源である蛍光ランプ57a・57b、ランプホルダ(図示せず)、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル54の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
保護ガラス52は、透明な部材で構成されている。透明液晶パネル54は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。これら透明液晶パネルの表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。
導光板55は、蛍光ランプ57a・57bからの光を透明液晶パネル54へ導き出す(透明液晶パネル54を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル54の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
反射フィルム56は、例えば、白色のポリエステルフィルムやアルミ薄膜に銀蒸着膜を形成したものが用いられ、導光板55に導入された光を導光板55の正面側へ向けて反射させる。この反射フィルム56は、反射領域56A及び非反射領域(透過領域)56Bにより構成されている。この非反射領域(透過領域)56Bが設けられていることにより、後方に設けられたリール3L・3C・3Rに描かれた図柄が、前方から視認可能になる。
蛍光ランプ57a・57bは、導光板55の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ(図示せず9により支持されている。この蛍光ランプ57a・57bから照射される光は、反射フィルム56で反射して透明液晶パネル54を照明する。
なお、本発明の遊技機において、リール前液晶表示装置102の表示画面は、その全領域が非透明の状態の領域であってもよい。この場合、遊技機1において、リール前液晶表示装置102の全領域を非透過状態の領域とする場合、反射フィルム56を全て非反射領域56Bとするか、反射フィルム56を省略すればよい。
(銃100の構成)
図4は、銃100および銃100の周辺の構造を示す断面図である。図4の(a)に示すように、銃100は、銃の形状が形成された銃本体と、銃本体内部に設けられた受光センサ107と、銃口から受光センサ107に向かって形成された銃身110と、トリガー108と、照準レーザ109と、銃本体をキャビネット2の上下方向に回動自在に支持する回動支持部材111と、銃本体を回動支持部材111を介して支持する支持部材112とから構成されている。
図4は、銃100および銃100の周辺の構造を示す断面図である。図4の(a)に示すように、銃100は、銃の形状が形成された銃本体と、銃本体内部に設けられた受光センサ107と、銃口から受光センサ107に向かって形成された銃身110と、トリガー108と、照準レーザ109と、銃本体をキャビネット2の上下方向に回動自在に支持する回動支持部材111と、銃本体を回動支持部材111を介して支持する支持部材112とから構成されている。
銃身110は、銃口に入った光を銃口から受光センサ107まで連絡する中空部材である。受光センサ107は、銃口から銃身110を介して到達した光を検出する。トリガー108は、キャビネット2の前方向に引かれることにより、射撃する指令を検出し入力する。照準レーザ109は、銃本体の銃口側の銃口下方に設けられており、レーザポインタとしてレーザを照射する。図6に示すように、照射されたレーザが物体と衝突する箇所に、射撃予定位置64を表示する。
支持部材112は、図4の(b)に示すように、銃設置部2bに設けられており、スライド溝101に沿って移動可能に設けられている。回動支持部材111は、支持部材112に設けられており、銃本体を回動支持部材111を中心にキャビネット2の上下方向に回動自在に支持している。銃100がキャビネット2の左右方向にスライド自在に設けられており、回動支持部材111を中心にキャビネット2の上下方向に回動自在に設けられていることにより、射撃予定位置64をリール3L・3C・3Rおよび疑似リール4L・4C・4Rに変動表示される図柄に表示させ、この変動表示される図柄を標的として狙うことができる。
(リール3L・3C・3Rと疑似リール4L・4C・4Rの図柄の表示)
図5は、通常遊技時(主遊技時)および射撃遊技時(副遊技時)におけるリール3L・3C・3Rおよび疑似リール4L・4C・4Rの図柄の表示を示す正面図である。図5に示すように、通常遊技時(主遊技時)において、リール3L・3C・3Rが回転することにより図柄60が変動表示されるとともに、液晶表示装置5に疑似リール4L・4C・4Rが表示され、図柄60が変動表示されている。一方、射撃遊技時(副遊技時)においても、リール3L・3C・3Rが回転することにより図柄60が変動表示されるとともに、液晶表示装置5に疑似リール4L・4C・4Rが表示され、図柄60が変動表示されている。図5に示すように、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、射撃遊技時(副遊技時)において変動表示される図柄60は、通常遊技時(主遊技時)のおいて変動表示される図柄60より小さく表示される。すなわち、疑似リール4L・4C・4Rに表示される図柄60を示す図柄画像が縮小されて表示される。また、リール3L・3C・3Rがキャビネット2の内部を後方に移動することにより、キャビネット2の正面から距離が長くなるため、リール3L・3C・3Rの図柄60が小さく表示される。
図5は、通常遊技時(主遊技時)および射撃遊技時(副遊技時)におけるリール3L・3C・3Rおよび疑似リール4L・4C・4Rの図柄の表示を示す正面図である。図5に示すように、通常遊技時(主遊技時)において、リール3L・3C・3Rが回転することにより図柄60が変動表示されるとともに、液晶表示装置5に疑似リール4L・4C・4Rが表示され、図柄60が変動表示されている。一方、射撃遊技時(副遊技時)においても、リール3L・3C・3Rが回転することにより図柄60が変動表示されるとともに、液晶表示装置5に疑似リール4L・4C・4Rが表示され、図柄60が変動表示されている。図5に示すように、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、射撃遊技時(副遊技時)において変動表示される図柄60は、通常遊技時(主遊技時)のおいて変動表示される図柄60より小さく表示される。すなわち、疑似リール4L・4C・4Rに表示される図柄60を示す図柄画像が縮小されて表示される。また、リール3L・3C・3Rがキャビネット2の内部を後方に移動することにより、キャビネット2の正面から距離が長くなるため、リール3L・3C・3Rの図柄60が小さく表示される。
(射撃遊技時における液晶表示装置5の表示)
図6は、射撃遊技時における液晶表示装置5の表示を示す正面図である。図6の(a)に示すように、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、「図柄7を射撃しろ!」という射撃メッセージ画像61が液晶表示装置5に表示される。また、銃100に設けられている照準レーザ109から照射されたレーザが液晶表示装置5と衝突することにより、その衝突点が射撃予定位置64として表示されている。図柄60を示す図柄画像の大きさはL3である。
図6は、射撃遊技時における液晶表示装置5の表示を示す正面図である。図6の(a)に示すように、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、「図柄7を射撃しろ!」という射撃メッセージ画像61が液晶表示装置5に表示される。また、銃100に設けられている照準レーザ109から照射されたレーザが液晶表示装置5と衝突することにより、その衝突点が射撃予定位置64として表示されている。図柄60を示す図柄画像の大きさはL3である。
図6の(a)の場合において、銃100のトリガー108が引かれ、射撃の指令が入力された場合には、後述する検出手段により標的となる図柄60と射撃予定位置64との一致が検出され、検出の結果、標的となる図柄60と射撃予定位置64とが一致する場合(射撃成功の場合)には、図6の(b)に示すように、「当たり!!100ポイント獲得!!」という当たりメッセージ画像62が表示されるとともに、遊技価値として100ポイントが付与される。また、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、射撃成功という副遊技の実行に基づいて、図柄60を示す図柄画像の大きさがL2に拡大される。長さL2はL3より大きいものである。
一方、図6の(a)の場合において、銃100のトリガー108が引かれ、射撃の指令が入力された場合には、後述する検出手段により標的となる図柄60と射撃予定位置64との一致が検出され、検出の結果、標的となる図柄60と射撃予定位置64とが一致しない場合(射撃不成功の場合)には、図6の(c)に示すように、「ハズレ!!」というハズレメッセージ画像63が表示される。また、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行により、射撃不成功という副遊技の実行に基づいて、図柄60を示す図柄画像の大きさがL4に縮小される。長さL4は長さL3より小さいものである。なお、長さL1〜L4の関係は、L1>L2>L3>L4である。また、射撃成功時には図柄60の図柄画像を大きくし、射撃不成功時には図柄60の図柄画像を小さくしているが、リール3L・3C・3Rにおいても同様であり、射撃成功時にはリール3L・3C・3R全体をキャビネット2の前方に移動させ、射撃不成功時にはリール3L・3C・3R全体をキャビネット2の後方に移動させればよく、ここでは説明を省略している。
(検出手段)
ここで、標的としての図柄60と射撃予定位置64との一致を検出する検出手段について説明する。後述する副遊技制御手段の実行により、トリガー108からの入力があった場合には、一瞬の間、液晶表示装置5の表示領域のうち、標的としての図柄60が表示されている領域のみを白色表示し、その他の領域を黒色表示する。そして、液晶表示装置5の白色/黒色表示している間の受光センサ107の受光を検出し、受光があれば射撃成功と判定し、受光がなければ射撃不成功と判断する。すなわち、図柄60と射撃予定位置64とが一致している場合には、液晶表示装置5の白色表示領域から発された光は、銃口に到達して銃身110を通り受光センサ107に到達する。図柄60と射撃予定位置64とが一致していない場合には、液晶表示装置5の白色表示領域から発された光は、銃口に到達しないか、到達したとしても銃身110を通り抜けることができず受光センサ107に検出されない。また、上記の液晶表示装置5の白色/黒色表示は人間の目には感知できないほどの一瞬の間の表示である。また、リール3L・3C・3Rにより変動表示される図柄も同様に、トリガー108からの入力があった場合には、一瞬の間、リール前液晶表示装置102の図柄60に対応する領域を白色/黒色表示させることにより、標的としての図柄60と射撃予定位置64との一致を検出する。
ここで、標的としての図柄60と射撃予定位置64との一致を検出する検出手段について説明する。後述する副遊技制御手段の実行により、トリガー108からの入力があった場合には、一瞬の間、液晶表示装置5の表示領域のうち、標的としての図柄60が表示されている領域のみを白色表示し、その他の領域を黒色表示する。そして、液晶表示装置5の白色/黒色表示している間の受光センサ107の受光を検出し、受光があれば射撃成功と判定し、受光がなければ射撃不成功と判断する。すなわち、図柄60と射撃予定位置64とが一致している場合には、液晶表示装置5の白色表示領域から発された光は、銃口に到達して銃身110を通り受光センサ107に到達する。図柄60と射撃予定位置64とが一致していない場合には、液晶表示装置5の白色表示領域から発された光は、銃口に到達しないか、到達したとしても銃身110を通り抜けることができず受光センサ107に検出されない。また、上記の液晶表示装置5の白色/黒色表示は人間の目には感知できないほどの一瞬の間の表示である。また、リール3L・3C・3Rにより変動表示される図柄も同様に、トリガー108からの入力があった場合には、一瞬の間、リール前液晶表示装置102の図柄60に対応する領域を白色/黒色表示させることにより、標的としての図柄60と射撃予定位置64との一致を検出する。
このように、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が図柄表示手段の変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃100が設けられ、銃100には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示に射撃予定位置64を表示する照準レーザ109が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御される。また、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されている。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
また、このように、リール3L・3C・3Rは、主遊技においてキャビネット2の前方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より大きくなる。また、リール3L・3C・3Rは、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より小さくなる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、複数の図柄画像が液晶表示装置5により変動表示される。副遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさが、主遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさより小さくなるように、図柄画像が縮小される。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置64と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図7に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のように構成された遊技機1は、図7に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図7に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、メダル投入ランプ18、遊技開始表示ランプ19)と、払出枚数及びクレジット数を表示する表示部17と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び表示部17を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて、リール停止信号を発生する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するためのリール位置検出信号をCPU31へ供給する。CPU31は、受信したリール位置検出信号に基づいて現在のリールの位置を把握するとともに、副制御回路72にリール位置検出信号を送信する。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図8に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示を制御する画像制御回路81、スピーカ21L・21R・21Bから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、トリガー108からの入力信号および照準レーザ109の制御信号をサブCPU74に中継するインターフェイス113、受光センサ107の受光開始および受光の検出を行う受光検出回路114、前後モータ105を駆動する前後モータ駆動回路115を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述する副遊技制御処理ルーチン等の制御プログラム等を格納している。
ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータや、遊技状態、図柄60の図柄画像の大きさ、リール3L・3C・3Rの前後方向の位置等が記憶される。
なお、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されていてもよい。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5およびリール前液晶表示装置102での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像、図柄60を示す図柄画像、射撃メッセージ画像61、メッセージ画像62、ハズレメッセージ画像63等を形成するための画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RT遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RT遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位遊技価値に対して遊技者に付与される遊技価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤し、BB又はRBに入賞していない場合には、基本的に、一又は複数のゲームにわたり、BB又はRBに対応する図柄組み合わせが入賞ライン上に沿って並ぶことが許容される。『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤すると、その内部当籤役が持越役としてセットされ、以降のゲームに持ち越されるようになる。ここで、内部当籤役の持ち越しとは、次以降のゲームにおいてBB、RBに内部当籤しなくても、BB、RBに入賞できるようにすることである。具体的には、内部当籤状態では、BB、RBに内部当籤することはないが、内部当籤役が『なし(ハズレ)』となった場合にBB、RBに入賞できるようになっている。
『BB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『リプレイタイム(RT)遊技状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了する。また、本実施の形態において、「赤7−赤7−赤7」に内部当籤すること及び「青7−青7−青7」に内部当籤することはそれぞれ独立であり、同時に内部当籤する可能性がある。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。本実施の形態において、『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。すわなち、RBの入賞は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
本実施の形態において、『RT遊技状態』は、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』の後に発生する遊技状態である。『RT遊技状態』は、メダルを投入しなくても次ゲームが行える再遊技に入賞する確率が『一般遊技状態』よりも高くなっている。即ち、『RT遊技状態』では、『一般遊技状態』よりもメダルを減らすことなく遊技が行える可能性が高くなっているため、少しずつメダルを増やしていくことが可能となる。また、本実施の形態において、『RT遊技状態』は、「チェリーの小役」に入賞すると終了し、『一般遊技状態』に移行する。
なお、『RT遊技状態』では、遊技者に、「チェリーの小役」に入賞しないようにナビゲートする報知演出が実行されてもよい。また、RT遊技状態の開始条件は、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』の後に限定されず、BB又はRBに内部当籤したとき、BB又はRBの図柄が揃ったとき、『一般遊技状態』において特定の図柄が揃ったとき、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』が終了したときから若しくは『一般遊技状態』において特定の図柄が揃ったときから所定の遊技数が経過したとき、とすることができる。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」及び「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB又はRBが成立したときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」及び「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB又はRBが成立したときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
BB遊技状態では、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。、本実施の形態において、BB遊技状態では、BB及びRBに入賞する場合はない。
RB遊技状態においては、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。なお、本実施の形態において、RB遊技状態においては、『BB』及び『RB』に入賞する場合はない。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の構成において、図9に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図9に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図9のメインルーチンを実行することにより主遊技実行手段として遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において演出画像等の表示等を実施したり、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図9に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。そして、投入メダルセンサ22Sからの入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図9に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。そして、投入メダルセンサ22Sからの入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
CPU31は、スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(A4:NO)、A4の処理を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(A4:YES)、リール回転処理を行い、副制御回路72に、リール回転信号を送信する(A5)。その後、抽籤用の乱数を抽出する(A6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認し、セットする(A7)。即ち、今回のゲームの遊技状態を一般遊技状態、BB遊技状態、RB遊技状態、及び、リプレイタイム(RT)遊技状態の何れかにセットし、遊技状態信号を副制御回路72に送信する。さらに、CPU31は、確率抽籤処理を行い(A8)、図示しない確率抽籤テーブル及び遊技状態に応じて内部当籤役を決定する。決定した内部当籤役は副制御回路72に送信される。なお、本実施の形態において、役ごとに抽籤するため、複数の役に同時に内部当籤する可能性がある。
なお、本実施形態においては、小役、ボーナスの同時抽籤が可能であり、RT遊技状態においては、再遊技役の当籤確率が増大した値に設定される。また、本実施形態においては、ボーナス内部当籤役の繰り越しはあるが、小役内部当籤役の繰り越し及びボーナス内部当籤役のストックは無いものとする。
続いて、CPU31は、停止テーブル群選択処理を実行する(A9)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のリール回転停止処理において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、停止テーブル信号を副制御回路72へ送信する。次に、リール回転停止処理を実行する(A10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが押圧操作されたタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、決定(選択)された停止テーブル、決定された内部当籤役等に基づいて滑りコマ数を決定する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。なお、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリール3L・3C・3Rが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、入賞判定を行う(A11)。入賞判定とは、リール3L・3C・3Rの各図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別することである。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行う(A12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者によりC/Pボタン14が切替えられることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを決定する。なお、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。なお、ボーナス入賞時に払い出しは無く、小役入賞時だけ払い出しが行われる。
次に、現在の遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(A13)。遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であると判定した場合には(A13:YES)、ボーナスの払出枚数のチェック処理を行う(A15)。具体的には、所定の払出枚数に達している場合にはボーナス終了となる。
次に、ボーナスが終了か否かを判定する(A15)。ボーナスが終了でないと判定した場合には(A15:NO)、A2の処理を再実行する。一方、ボーナスが終了であると判定した場合には(A15:YES)、ボーナス終了処理を実行し(A16)、副制御回路72に対してボーナス終了信号を送信する。
次に、RT開始であるか否かを判定する(A17)。例えば、ボーナスがBBである場合又はボーナスがRBであって、RBの最後の遊技において所定の役(ベル、リプレイ)が成立した場合は、RT開始であると判定する。RT開始と判断した場合には(A17:YES)、RT遊技状態に設定し(A18)、A2の処理を再実行する。具体的には、RT開始信号を副制御回路72に送信するとともに、遊技状態をRT遊技状態に移行(セット)を行う。また、ボーナスの種類に応じて所定のRT回数を設定する。
一方、A17の処理において、RT開始でないと判定した場合には(A17:NO)、遊技状態を一般遊技状態に移行し(A23)、A2の処理を再実行する。
一方、A13の処理において、遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』でないと判定した場合には(A13:NO)、ボーナスに入賞したか否かを判定する(A19)。具体的には、入賞した役が『赤7-赤7-赤7』又は『青7-青7-青7』である場合には、ボーナスに入賞したと判断する。ボーナスに入賞したと判定した場合には(A19:YES)、遊技状態をボーナス遊技状態に設定し(A20)、A2の処理を再実行する。
一方、A19の処理において、ボーナスに入賞していないと判定した場合には(A19:NO)、RTが終了したか否かを判定する(A21)。具体的には、RT回数が『0』又はチェリーに入賞した場合には、RTが終了したと判定する。RTが終了していないと判定した場合には(A21:NO)、RAM33に記憶されているRT回数を減算して、A2の処理を再実行する。一方、RTが終了したと判定した場合には(A21:YES)、RT終了処理を行い(A22)、RT終了信号を副制御回路72に送信する。次に、遊技状態を一般遊技状態に設定し(A23)、A2の処理を再実行する。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール4L・4C・4R、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力による演出を行う。
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール4L・4C・4R、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力による演出を行う。
(副制御回路72の動作:副遊技制御処理ルーチン)
また、副制御回路72においては、図10ないし図12に示す副遊技制御処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
また、副制御回路72においては、図10ないし図12に示す副遊技制御処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
すなわち、副遊技制御手段としての副遊技制御処理ルーチンが実行されると、図10に示すように、初めに、サブCPU74は、主制御回路71から内部当籤役信号を受信したか否かを判定する(B1)。主制御回路71から内部当籤役信号を受信していないと判定した場合には(B1:NO)、B1の処理に戻る。一方、内部当籤役信号を受信したと判定した場合には(B1:YES)、インターフェイス113を介して照準レーザ109をONにさせ、照準レーザ109からレーザを照射させる(B2)。次に、図柄60の表示をL3の大きさに変更する(B3)。具体的には、液晶表示装置5に表示される疑似リール4L・4C・4Rについては図柄60を示す図柄画像をL3の大きさになるように画像縮小させ、リール3L・3C・3Rについては前後モータ駆動回路115を介して前後モータ105を駆動させ、リール3L・3C・3Rをキャビネット2の後方に移動させる。次に、図6に示すように、射撃メッセージ画像61を液晶表示装置5に表示させる(B4)。
次に、サブCPU74は、主制御回路71から全リール停止信号を受信したか否かを判定する(B5)。主制御回路71から全リール停止信号を受信していないと判定した場合には(B5:NO)、インターフェイス113を介してトリガー108から入力信号を受信したか否かを判定する(B6)。トリガー108から入力信号を受信してないと判定した場合には(B6:NO)、B5の処理に戻る。一方、トリガー108から入力信号を受信したと判定した場合には(B6:YES)、受光検出回路114を介して受光センサ107の検出を開始させる(B7)。次に、画像制御回路81を介して液晶表示装置5およびリール前液晶表示装置102に対し、内部当籤役を示す図柄の表示領域のみを瞬間白色/黒色表示させる(B8)。次に、受光センサ107に受光検出させ、受光を検出できたか否かを判定する(B9)。受光を検出できたと判定した場合には(B9:YES)、受光検出回路114を介して受光センサ107の受光の検出を停止させ(B10)、液晶表示装置5に「当たり!!100ポイント獲得!!」という当たりメッセージ画像62を表示させ(B11)、遊技価値としての100ポイントを付与させ(B12)、図柄60の表示をL2の大きさに変更し(B13)、B5の処理に戻る。具体的には、具体的には、液晶表示装置5に表示される疑似リール4L・4C・4Rについては図柄60を示す図柄画像をL2の大きさになるように画像拡大させ、リール3L・3C・3Rについては前後モータ駆動回路115を介して前後モータ105を駆動させ、リール3L・3C・3Rをキャビネット2の前方に移動させる。
一方、B9の処理において、受光を検出できていないと判定した場合には(B9:NO)、受光検出回路114を介して受光センサ107の受光の検出を停止させ(B14)、液晶表示装置5に「ハズレ!!」というハズレメッセージ画像63を表示させ(B15)、図柄60の表示をL4の大きさに変更し(B16)、B5の処理に戻る。具体的には、具体的には、液晶表示装置5に表示される疑似リール4L・4C・4Rについては図柄60を示す図柄画像をL4の大きさになるように画像縮小させ、リール3L・3C・3Rについては前後モータ駆動回路115を介して前後モータ105を駆動させ、リール3L・3C・3Rをキャビネット2の後方に移動させる。
一方、B5の処理において、主制御回路71から全リール停止信号を受信したと判定した場合には(B5:YES)、インターフェイス113を介して照準レーザ109をOFFにさせ、照準レーザ109のレーザの照射を停止させる(B17)。次に、液晶表示装置5に表示されている射撃メッセージ画像61の表示を消去させ(B18)、図柄60の表示をL1の大きさに変更し(B19)、B1の処理に戻る。具体的には、液晶表示装置5に表示される疑似リール4L・4C・4Rについては図柄60を示す図柄画像をL1の大きさになるように画像拡大させ、リール3L・3C・3Rについては前後モータ駆動回路115を介して前後モータ105を駆動させ、リール3L・3C・3Rをキャビネット2の前方に移動させる。
このように、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が図柄表示手段の変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃100が設けられ、銃100には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示に射撃予定位置64を表示する照準レーザ109が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御される。また、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されている。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
また、このように、リール3L・3C・3Rは、主遊技においてキャビネット2の前方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より大きくなる。また、リール3L・3C・3Rは、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より小さくなる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、複数の図柄画像が液晶表示装置5により変動表示される。副遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさが、主遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさより小さくなるように、図柄画像が縮小される。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置64と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
なお、本実施の形態において、銃100は、キャビネット2の左右方向にスライド自在に設けられているが、本発明において、銃100のキャビネット2の前後方向の移動が固定されていれば、これに特に限定されるものではない。銃100を回動支持部材111を中心に上下左右回動自在に設け、支持部材112をキャビネット2または銃設置部2bに固定してもよい。
また、本実施の形態において、標的としての図柄60は、内部当籤役を示す図柄であるが、本発明において、これに特に限定されるものではない。
また、本実施の形態において、移動手段は、固定板103eに設けられた前後モータ105と、前後モータ105の駆動軸に設けられたギア車輪104と、ギア車輪104と嵌合するギア車道106とから構成されているが、本発明において、リール3L・3C・3Rをキャビネット2の前後方向に移動可能にするものであれば、これに特に限定されるものではなく、例えば、バネ等の付勢手段と組み合わせて構成してもよい。
また、本実施の形態において、支持部材112は、銃設置部2bに対してキャビネット2の左右方向にスライド自在にしているが、本発明において、銃100のキャビネット2の前後方向の移動が固定されていれば、これに特に限定されるものではなく、例えば、支持部材112をキャビネット2の上下方向に伸縮自在に構成してもよい。
また、本実施の形態において、射撃成功という副遊技の実行に基づいて、図柄60の表示を大きくし、射撃不成功という副遊技の実行に基づいて、図柄60の表示を小さくしているが、本発明において、副遊技の実行に基づいて、図柄の大きさを拡大または縮小させるものであれば、これに特に限定されるものではない。
また、本実施の形態において、射撃成功という副遊技の実行に基づいて、遊技価値として100ポイントが付与されているが、本発明において、遊技価値が付与されれば、これに特に限定されるものではなく、他の大きさのポイントや、他の遊技価値であってもよい。
また、本実施の形態において、検出手段は、液晶表示装置5またはリール前液晶表示装置102から発光された光を受光センサ107で受光を検出方式であるが、本発明において、射撃の成功を判定できるものであれば、これに特に限定されるものではなく、例えば、特開2007−117219号公報で開示されている赤外線方式であってもよい。
また、本実施の形態において、検出手段は、本発明において、これに特に限定されるものではなく、液晶表示装置5またはリール前液晶表示装置102から発された光以外の受光を防止するために、フィルタや偏光フィルタ等を用いるものであってもよい。
(実施形態2)
本発明の第2の実施の形態を図13ないし図17に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
本発明の第2の実施の形態を図13ないし図17に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。
(銃200の構成)
図13は、銃200および銃200の周辺の構造を示す説明図であり、図13の(a)は、銃200のキャビネット2の前後方向の断面図である。
銃200は、銃の形状が形成された銃本体と、銃本体内部に設けられ、銃本体の前後左右上下方向の3軸方向のモーションを検出するモーションセンサ207と、画像を表示する照準液晶表示装置209と、上記のトリガー108と、銃本体をキャビネット2の上下左右方向に回動自在に支持する回動支持部材111と、銃本体を回動支持部材111を介して支持する支持部材112とから構成されている。
図13は、銃200および銃200の周辺の構造を示す説明図であり、図13の(a)は、銃200のキャビネット2の前後方向の断面図である。
銃200は、銃の形状が形成された銃本体と、銃本体内部に設けられ、銃本体の前後左右上下方向の3軸方向のモーションを検出するモーションセンサ207と、画像を表示する照準液晶表示装置209と、上記のトリガー108と、銃本体をキャビネット2の上下左右方向に回動自在に支持する回動支持部材111と、銃本体を回動支持部材111を介して支持する支持部材112とから構成されている。
図13の(b)は、銃200のキャビネット2の前方から視た正面図である。
図柄表示手段および照準手段としての照準液晶表示装置209は、図13の(b)に示すように、液晶表示装置5に表示される疑似リール4Lと同期して疑似リール4Lを表示し、標的としての図柄60を表示する。また、照準液晶表示装置209は、図13の(b)に示すように、射撃予定位置164を表示する。射撃予定位置164は、銃200の動きをモーションセンサ207が検出することにより、銃200の動きにあわせて上下左右に移動表示される。照準液晶表示装置209は、射撃遊技開始時には、疑似リール4Lを表示しているが、1度目の射撃後は疑似リール4Cを表示し、2度目の射撃後は疑似リール4Rを表示する。
図柄表示手段および照準手段としての照準液晶表示装置209は、図13の(b)に示すように、液晶表示装置5に表示される疑似リール4Lと同期して疑似リール4Lを表示し、標的としての図柄60を表示する。また、照準液晶表示装置209は、図13の(b)に示すように、射撃予定位置164を表示する。射撃予定位置164は、銃200の動きをモーションセンサ207が検出することにより、銃200の動きにあわせて上下左右に移動表示される。照準液晶表示装置209は、射撃遊技開始時には、疑似リール4Lを表示しているが、1度目の射撃後は疑似リール4Cを表示し、2度目の射撃後は疑似リール4Rを表示する。
このように、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃200が設けられ、銃200には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。さらに銃200には液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示と射撃予定位置164とを表示する照準液晶表示装置209が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、照準液晶表示装置209に表示される図柄の大きさが、キャビネット2前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御される。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置164と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
遊技機は、図14に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、本発明の第1の実施形態と同じであるが、以下の点で相違する。図14に示すように、副制御回路72には、外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71と副制御回路72との間で通信が行われる。
遊技機は、図14に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。主制御回路71は、本発明の第1の実施形態と同じであるが、以下の点で相違する。図14に示すように、副制御回路72には、外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71と副制御回路72との間で通信が行われる。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図15に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図15に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示を制御する画像制御回路81、スピーカ21L・21R・21Bから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、トリガー108からの入力信号をサブCPU74に中継するインターフェイス113、モーションセンサ207でモーション検出を行うモーション検出回路214を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述する副遊技制御処理ルーチン等の制御プログラム等を格納している。
ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータや、遊技状態、図柄60の図柄画像の大きさ等が記憶される。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5および照準液晶表示装置209での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像、図柄60を示す図柄画像、射撃メッセージ画像61、メッセージ画像62、ハズレメッセージ画像63等を形成するための画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、副制御回路72には、外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71と副制御回路72との間で通信が行われる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71で動作するメインルーチンは、本発明の第1の実施形態と同じであるが、リール回転停止処理(A10)において、外部集中端子板89を介して副制御回路72からリール停止信号を受信した場合には、受信したリール停止信号が示すリールの停止ボタン7が押下されたときの動作を行う。これにより、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行において、銃200のトリガー108を引くことにより、リール3L・3C・3Rを停止させることができる。
主制御回路71で動作するメインルーチンは、本発明の第1の実施形態と同じであるが、リール回転停止処理(A10)において、外部集中端子板89を介して副制御回路72からリール停止信号を受信した場合には、受信したリール停止信号が示すリールの停止ボタン7が押下されたときの動作を行う。これにより、後述する副遊技制御処理ルーチンの実行において、銃200のトリガー108を引くことにより、リール3L・3C・3Rを停止させることができる。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール4L・4C・4R、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール4L・4C・4R、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。
(副制御回路72の動作:副遊技制御処理ルーチン)
また、副制御回路72においては、図16および図17に示す副遊技制御処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
また、副制御回路72においては、図16および図17に示す副遊技制御処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
すなわち、副遊技制御手段としての副遊技制御処理ルーチンが実行されると、図16および図17に示すように、初めに、サブCPU74は、主制御回路71から内部当籤役信号を受信したか否かを判定する(C1)。内部当籤役信号を受信していないと判定した場合には(C1:NO)、C1の処理に戻る。一方、C1の処理において、内部当籤役信号を受信したと判定した場合には(C1:YES)、照準液晶表示装置209に疑似リール4Lと射撃予定位置164とを表示させ(C3)、液晶表示装置5に射撃メッセージ画像61を表示させる(C3)。
次に、主制御回路71から全リール停止信号を受信したか否かの判定を行う(C4)。全リール停止信号の受信をしたと判定した場合には(C4:YES)、照準液晶表示装置209に表示させている疑似リール4L・4C・4Rと射撃予定位置164との表示を消去させ(C8)、C1の処理に戻る。一方、C4の処理において、全リール停止信号を受信していないと判定した場合には(C4:NO)、モーションセンサ207からモーション検出回路214を介してモーションの検出がされたか否かを判定する(C5)。モーションの検出がされたと判定した場合には(C5:YES)、検出方向および検出量に基づいて、照準液晶表示装置209に表示されている射撃予定位置164の表示位置を移動させ(C6)、C7の処理を実行する。一方、モーションの検出がされていないと判定した場合には(C5:NO)、C7の処理を実行する。
次に、インターフェイス113を介してトリガー108から入力信号を受信したか否かを判定する(C7)。トリガー108から入力信号を受信していないと判定した場合には(C7:NO)、C4の処理に戻る。一方、トリガー108から入力信号を受信したと判定した場合には(C7:YES)、照準液晶表示装置209に表示されている標的の図柄60と射撃予定位置164とが一致するか否かの判定を行う(C9)。照準液晶表示装置209に表示されている標的の図柄60と射撃予定位置164とが一致すると判定した場合には(C9:YES)、液晶表示装置5に「当たり!!100ポイント獲得!!」という当たりメッセージ画像62を表示させ(C10)、遊技価値としての100ポイントを付与させる(C11)。次に、トリガー108から入力信号を受信した時点で、照準液晶表示装置209に表示されていた疑似リール4L・4C・4Rに対応するリール停止信号を、外部集中端子板89を介して主制御回路71に送信し(C13)、所定の順序に基づき、次の疑似リール4L・4C・4Rと射撃予定位置164とを照準液晶表示装置209に表示させ(C14)、C4の処理に戻る。ここで所定の順序とは、疑似リール4Lの次は疑似リール4Cであり、疑似リール4Cの次は疑似リール4Rである。
一方、C9の処理において、照準液晶表示装置209に表示されている標的の図柄60と射撃予定位置164とが一致しないと判定した場合には(C9:NO)、液晶表示装置5に「ハズレ!!」というハズレメッセージ画像63を表示させ(C12)、上記のC13の処理を実行し、上記のC14の処理を実行し、C4の処理に戻る。
このように、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃200が設けられ、銃200には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。さらに銃200には液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示と射撃予定位置164とを表示する照準液晶表示装置209が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、照準液晶表示装置209に表示される図柄の大きさが、キャビネット2前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御される。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、このように、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置164と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
また、このように、トリガー108の入力により、主制御回路71にリール停止信号を送信するため、遊技者は、射撃指令手段としてのトリガー108および停止指令手段としての停止ボタン7L・7C・7Rのいずれかを操作することにより、図柄表示手段としてのリール3L・3C・3Rおよび疑似リール4L・4C・4Rの変動表示の停止を指令することができる。
なお、本実施の形態において、トリガーからの入力毎に、照準液晶表示装置209に所定の順序で疑似リール4L・4C・4Rを表示しているが、本発明において、所定の順序であれば、これに特に限定されるものではない。例えば、疑似リール4L、4R、4Cの順、疑似リール4C、4L、4Rの順、疑似リール4C、4R、4Lの順、疑似リール4R、4L、4Cの順、疑似リール4R、4C、4Lの順としてもよい。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機は、筐体(キャビネット2等)と、主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6等)と、筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段(リール3L・3C・3R、疑似リール4L・4C・4R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R等)と、停止指令手段の指令に基づいて、図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(ホッパー40、主制御回路71、副制御回路72等)と、を備える遊技機であって、図柄表示手段の筐体の前方に設けられ、図柄を射撃する銃(銃100等)と、図柄表示手段の表示に射撃予定位置を表示する照準手段(照準レーザ109等)と、銃に設けられ、射撃の指令を入力する射撃指令入力手段(トリガー108等)と、射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、図柄の位置と射撃位置との一致を検出する検出手段(受光センサ107等)と、主遊技の実行に基づいて図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、検出手段の検出の結果、図柄の位置と射撃位置とが一致する場合に、遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段(副制御回路72等)と、を有し、銃は、筐体の前後方向の移動が固定されており、副遊技制御手段は、副遊技における筐体前方から視た図柄の大きさが、主遊技における筐体前方から視た図柄の大きさより小さくなるように、図柄表示手段の表示を制御する構成にされている。
以上のように、本実施の形態の遊技機は、筐体(キャビネット2等)と、主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6等)と、筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段(リール3L・3C・3R、疑似リール4L・4C・4R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R等)と、停止指令手段の指令に基づいて、図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(ホッパー40、主制御回路71、副制御回路72等)と、を備える遊技機であって、図柄表示手段の筐体の前方に設けられ、図柄を射撃する銃(銃100等)と、図柄表示手段の表示に射撃予定位置を表示する照準手段(照準レーザ109等)と、銃に設けられ、射撃の指令を入力する射撃指令入力手段(トリガー108等)と、射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、図柄の位置と射撃位置との一致を検出する検出手段(受光センサ107等)と、主遊技の実行に基づいて図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、検出手段の検出の結果、図柄の位置と射撃位置とが一致する場合に、遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段(副制御回路72等)と、を有し、銃は、筐体の前後方向の移動が固定されており、副遊技制御手段は、副遊技における筐体前方から視た図柄の大きさが、主遊技における筐体前方から視た図柄の大きさより小さくなるように、図柄表示手段の表示を制御する構成にされている。
この構成によれば、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が図柄表示手段の変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃100が設けられ、銃100には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示に射撃予定位置64を表示する照準レーザ109が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御される。また、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されている。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
したがって、射撃予定位置64とともに表示される、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさが、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄の大きさより小さくなるように液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示が制御されることにより、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
さらに、銃100はキャビネット2の前後方向の移動が固定されているため、遊技者が銃100を図柄に近づけて図柄を射撃するという副遊技の遊技性を損なうことを防止することができる。
また、本実施の形態の遊技機において、図柄表示手段として、筐体の前後方向に移動可能に設けられ、図柄を機械的に変動表示可能な機械的図柄表示手段(リール3L・3C・3R等)と、機械的図柄表示手段を筐体の前後方向に移動させる移動手段(ギア車輪104、前後モータ105、ギア車道106等)と、を有し、副遊技制御手段は、主遊技において移動手段に機械式図柄表示手段を筐体の前方向に移動させると共に、副遊技において移動手段に機械的図柄表示手段を筐体の後方向に移動させるように構成されている。この構成によれば、リール3L・3C・3Rは、主遊技においてキャビネット2の前方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、副遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より大きくなる。また、リール3L・3C・3Rは、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、キャビネット2前方から視た図柄は、主遊技におけるキャビネット2前方から視た図柄より小さくなる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、リール3L・3C・3Rは主遊技においてキャビネット2の前方向に移動され、副遊技においてキャビネット2の後方向に移動されるため、機械式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本実施の形態の遊技機において、図柄表示手段は、複数の図柄画像を変動表示可能な画像表示手段(液晶表示装置5等)であり、副遊技制御手段は、副遊技において画像表示手段に表示される図柄画像の大きさが、主遊技において画像表示手段に表示される図柄画像の大きさより小さくなるように、図柄画像を縮小させるように構成されている。この構成によれば、複数の図柄画像が液晶表示装置5により変動表示される。副遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさが、主遊技において液晶表示装置5に表示される図柄画像の大きさより小さくなるように、図柄画像が縮小される。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、画像表示式の図柄表示手段であっても、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本実施の形態の遊技機において、筐体(キャビネット2等)と、主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段(スタートレバー6等)と、筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段(リール3L・3C・3R、疑似リール4L・4C・4R等)と、図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段(停止ボタン7L・7C・7R等)と、停止指令手段の指令に基づいて、図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段(主制御回路71等)と、停止制御手段が図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段(ホッパー40、主制御回路71、副制御回路72等)と、を備える遊技機であって、図柄表示手段の筐体の前方に設けられ、図柄を射撃する銃(銃200等)と、銃に設けられ、射撃の指令を入力する射撃指令入力手段(トリガー108等)と、銃に設けられ、図柄と射撃予定位置とを表示する照準手段(照準液晶表示装置209等)と、射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、図柄の位置と射撃位置との一致を検出する検出手段(副制御回路72等)と、主遊技の実行に基づいて図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、検出手段の検出の結果、図柄の位置と射撃位置とが一致する場合に、遊技価値付与手段に所定の遊技価値を付与させる副遊技制御手段(副制御回路72等)と、を有し、副遊技制御手段は、照準手段に表示される図柄の大きさが、筐体前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように、照準手段の表示を制御するように構成されている。この構成によれば、スタートレバー6により主遊技の実行の開始が指令され、キャビネット2に設けられた液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rにより複数の図柄が変動表示され、停止ボタン7L・7C・7Rによる変動表示の停止の指令に基づいて、停止制御手段が液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの変動表示を停止させ、図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値付与手段により遊技価値が付与される。また、液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rのキャビネット2の前方には図柄を射撃する銃200が設けられ、銃200には射撃の指令を入力するトリガー108が設けられている。さらに銃200には液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの表示と射撃予定位置164とを表示する照準液晶表示装置209が設けられている。液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄を射撃させる副遊技が、主遊技の実行に基づいて開始され、トリガー108の指令の入力に基づいて検出手段が図柄の位置と射撃位置との一致を検出し、検出の結果、図柄の位置と射撃位置との位置が一致している場合に所定の遊技価値が付与される。また、照準液晶表示装置209に表示される図柄の大きさが、キャビネット2前方から視た図柄表示手段の図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御される。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
したがって、射撃予定位置164と共に照準液晶表示装置209に表示される図柄60の大きさが、キャビネット2前方から視た液晶表示装置5およびリール3L・3C・3Rの図柄の大きさより小さくなるように照準液晶表示装置209の表示が制御されることにより、例えば、特に主遊技と副遊技とが同時に実行されている場合に、主遊技における図柄の視認性を損なうことなく、副遊技における図柄の大きさが小さくなることにより視認性を下げることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性を高めることができる。
また、本実施の形態の遊技機において、副遊技制御手段は、副遊技の実行に基づいて、射撃予定位置と共に表示される図柄の大きさを拡大または縮小させるように構成されている。この構成によれば、副遊技の実行内容に基づいて、射撃予定位置64と共に表示される図柄の大きさが拡大または縮小される。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
したがって、副遊技の実行内容により図柄が拡大または縮小されるため、図柄の視認性を変化させることができ、図柄を射撃するという副遊技の遊技性をより高めることができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上述の実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
なお、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合わせの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合わせられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで、遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
2b 銃設置部
3 リール
4 疑似リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
7 停止ボタン
60 図柄
61 射撃メッセージ画像
62 メッセージ画像
63 ハズレメッセージ画像
64 射撃予定位置
71 主制御回路
72 副制御回路
100 銃
101 スライド溝
102 リール前液晶表示装置
104 ギア車輪
105 前後モータ
106 ギア車道
107 受光センサ
108 トリガー
109 照準レーザ
110 銃身
111 回動支持部材
112 支持部材
164 射撃予定位置
200 銃
207 モーションセンサ
209 照準液晶表示装置
2 キャビネット
2b 銃設置部
3 リール
4 疑似リール
5 液晶表示装置
6 スタートレバー
7 停止ボタン
60 図柄
61 射撃メッセージ画像
62 メッセージ画像
63 ハズレメッセージ画像
64 射撃予定位置
71 主制御回路
72 副制御回路
100 銃
101 スライド溝
102 リール前液晶表示装置
104 ギア車輪
105 前後モータ
106 ギア車道
107 受光センサ
108 トリガー
109 照準レーザ
110 銃身
111 回動支持部材
112 支持部材
164 射撃予定位置
200 銃
207 モーションセンサ
209 照準液晶表示装置
Claims (5)
- 筐体と、
主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段と、
前記筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、
前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段と、
前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
を備える遊技機であって、
前記図柄表示手段の前記筐体の前方に設けられ、前記図柄を射撃する銃と、
前記図柄表示手段の表示に射撃予定位置を表示する照準手段と、
前記銃に設けられ、前記射撃の指令を入力する射撃指令入力手段と、
前記射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、前記図柄の位置と前記射撃位置との一致を検出する検出手段と、
前記主遊技の実行に基づいて前記図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、前記検出手段の検出の結果、前記図柄の位置と前記射撃位置とが一致する場合に、前記遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段と、
を有し、
前記銃は、前記筐体の前後方向の移動が固定されており、
前記副遊技制御手段は、前記副遊技における前記筐体前方から視た前記図柄の大きさが、前記主遊技における前記筐体前方から視た前記図柄の大きさより小さくなるように、前記図柄表示手段の表示を制御することを特徴とする遊技機。 - 前記図柄表示手段として、前記筐体の前後方向に移動可能に設けられ、前記図柄を機械的に変動表示可能な機械的図柄表示手段と、
前記機械的図柄表示手段を前記筐体の前後方向に移動させる移動手段と、
を有し、
前記副遊技制御手段は、前記主遊技において前記移動手段に前記機械式図柄表示手段を前記筐体の前方向に移動させると共に、前記副遊技において前記移動手段に前記機械的図柄表示手段を前記筐体の後方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記図柄表示手段は、複数の図柄画像を変動表示可能な画像表示手段であり、
前記副遊技制御手段は、前記副遊技において前記画像表示手段に表示される前記図柄画像の大きさが、前記主遊技において前記画像表示手段に表示される前記図柄画像の大きさより小さくなるように、該図柄画像を縮小させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 筐体と、
主遊技の実行の開始を指令する遊技開始指令手段と、
前記筐体に設けられ、複数の図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、
前記図柄表示手段の変動表示の停止を指令する停止指令手段と、
前記停止指令手段の指令に基づいて、前記図柄表示手段の変動表示を停止させる停止制御手段と、
前記停止制御手段が前記図柄の変動表示を停止させた結果が所定の停止態様である場合に、遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
を備える遊技機であって、
前記図柄表示手段の前記筐体の前方に設けられ、前記図柄を射撃する銃と、
前記銃に設けられ、前記射撃の指令を入力する射撃指令入力手段と、
前記銃に設けられ、前記図柄と射撃予定位置とを表示する照準手段と、
前記射撃指令入力手段の指令の入力に基づいて、前記図柄の位置と前記射撃位置との一致を検出する検出手段と、
前記主遊技の実行に基づいて前記図柄を射撃させる副遊技の実行を開始し、前記検出手段の検出の結果、前記図柄の位置と前記射撃位置とが一致する場合に、前記遊技価値付与手段に所定の前記遊技価値を付与させる副遊技制御手段と、
を有し、
前記副遊技制御手段は、前記照準手段に表示される前記図柄の大きさが、前記筐体前方から視た前記図柄表示手段の前記図柄の大きさより小さくなるように、前記照準手段の表示を制御することを特徴とする遊技機。 - 前記副遊技制御手段は、前記副遊技の実行に基づいて、前記射撃予定位置と共に表示される前記図柄の大きさを拡大または縮小させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007250838A JP2009078054A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007250838A JP2009078054A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009078054A true JP2009078054A (ja) | 2009-04-16 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007250838A Pending JP2009078054A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 遊技機 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009078054A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014012102A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2019519035A (ja) * | 2016-05-13 | 2019-07-04 | センソブライト・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーSensobright Industries, Llc | タッチパネル |
JP2020110715A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-27 | ネット株式会社 | 遊技機 |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007250838A patent/JP2009078054A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014012102A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2019519035A (ja) * | 2016-05-13 | 2019-07-04 | センソブライト・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーSensobright Industries, Llc | タッチパネル |
JP2020110715A (ja) * | 2020-04-27 | 2020-07-27 | ネット株式会社 | 遊技機 |
JP7040741B2 (ja) | 2020-04-27 | 2022-03-23 | ネット株式会社 | 遊技機 |
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