JP2009077334A - 放送受信装置および趣向データ収集方法 - Google Patents

放送受信装置および趣向データ収集方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの趣向に合った放送番組を提示するようにした放送受信装置を提供する。
【解決手段】放送されている放送番組に関する番組情報の中からユーザが所望する番組情報を選択し、選択された番組情報からユーザの番組趣向に関連する情報であるキーワードを抽出し、抽出されたキーワードと各キーワードついてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントに基づいて、当該抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出し、算出されたユーザ趣向度とそれに対応するキーワードとを対応付けてユーザ趣向データとして記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送番組を受信することができる放送受信装置に関するものであり、特に、ユーザの趣向に合った放送番組を提示するようにした放送受信装置およびその趣向データ収集方法に関するものである。
近年、車載型のナビゲーション装置の性能は飛躍的に向上し、多機能化が進んでいる。特に、出発地から目的地までの経路を自動的に検索し、検索された経路を誘導経路として地図上に表示する経路探索機能と音楽CDやラジオ放送番組などを車内で楽しむためのオーディオ機能を搭載したナビゲーションシステムが提供されている。
また、アンテナ等を用いてテレビ放送(無線映像情報)を受信し、LCD等の表示装置を用いて表示するテレビ放送受信機能を備えたナビゲーション装置も存在する。テレビ放送は大きく分けて、従来から存在するアナログテレビ放送と、近年になって普及し始めたデジタルテレビ放送との二つが存在する。
このように今後同一の放送受信装置で視聴できる番組数はますます増えて来るものと予想され、テレビの多チャンネル化に伴い新聞等のテレビ番組表や電子番組表に掲載される大量の番組情報からユーザが好みの番組を選択することは難しくなってきている。
この問題に関連してユーザの視聴履歴やキーワード入力によって作成されたユーザ嗜好情報と電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)とを用いてユーザの嗜好にあった番組を抽出してユーザに表示することができる放送受信装置が様々に提案されている。
例えば、下記の特許文献1(特開2006−74376号公報)には、ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出できる嗜好データを生成することができる技術が開示されている。
この特許文献1に開示された技術は、放送番組を受信する放送受信手段を備えた放送受信機能付き携帯電話装置であって、前記放送番組に関する番組情報を受信する番組情報受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶する嗜好データ記憶手段と、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータをユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、該ユーザデータ取得手段で取得したユーザデータを元に、前記嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、前記嗜好データ記憶手段に記憶された嗜好データと前記番組情報受信手段で受信した番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段と、を備えるように構成されているものである。
このように構成することにより、ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出可能な放送受信機能付き携帯電話装置における番組抽出の元となる嗜好データを、装置本体に具備された機能を利用して容易な手順で生成することが可能となり、また、ユーザデータを多数扱うことによりユーザの意向に高いレベルで合致した番組抽出が可能とすることができる。
特開2006−74376号公報(段落[0007])
しかしながら上記の特許文献1の放送受信機能付き携帯電話装置においては、ユーザデータを多数扱うことによりユーザの意向に高いレベルで合致した番組抽出が可能ではあるが、検索対象データが膨大になるため処理に時間を要し、ユーザが希望するユーザ趣向に合った番組に容易に辿り着けないという問題点があった。
本願の発明者は上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、ユーザによって選択された放送番組の番組情報を検索して、この番組情報に含まれている番組のタイトル、番組内容の説明・解説からキーワードを抽出し、そのキーワードの属性によって重み付けされた趣向ポイントによってユーザ趣向度を算出するようになせば、上記の問題点を解消し得ることを想到し本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は、上記の問題点を解消することを課題とし、ユーザが選択した放送番組に関する番組情報に含まれるキーワードと、その属性によって重み付けされた趣向ポイントとによって算出されたユーザ趣向度に基づいて、ユーザの趣向に合った放送番組を提示するようにした放送受信装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
放送局から放送された映像信号や音声信号を含む放送番組を受信する放送受信装置において、
放送されている放送番組に関する番組情報を取得する取得手段(例えば下記実施例では、制御部101に相当する)と、
前記取得された番組情報を記憶する第1の記憶手段(例えば下記実施例では、記憶部112に相当する)と、
前記第1の記憶手段に記憶された番組情報の中からユーザが所望する番組情報を選択する選択手段(例えば下記実施例では、操作入力部113に相当する)と、
前記選択された番組情報からユーザの番組趣向に関連する情報であるキーワードを抽出するキーワード抽出手段(例えば下記実施例では、制御部101に相当する)と、
前記各キーワードついてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントが予め対応付けて記憶されている第2の記憶手段(例えば下記実施例では、記憶部112に相当する)と、
前記抽出されたキーワードと前記第2の記憶手段に記憶されている趣向ポイントに基づいて、当該抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出する算出手段(例えば下記実施例では、制御部101に相当する)と、
前記算出されたユーザ趣向度とそれに対応するキーワードとを対応付けてユーザ趣向データとして記憶する第3の記憶手段(例えば下記実施例では、記憶部112に相当する)と、
を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる放送受信装置において、前記ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を前記第1の記憶手段から抽出する番組情報抽出手段(例えば下記実施例では、制御部101に相当する)と、
前記抽出された番組情報を表示する表示手段(例えば下記実施例では、表示制御部109、表示合成部110および表示部111に相当する)と、
を備えたことを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項1または請求項2にかかる放送受信装置において、前記キーワード抽出手段は、固有名詞、名詞、あるいは形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性のキーワードを抽出することを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項3にかかる放送受信装置において、前記趣向ポイントは、固有名詞、名詞、形容語句の順に高い重み付けがなされていることを特徴とする。
また、本願の請求項5にかかる発明は、
放送局から放送された映像信号や音声信号を含む放送番組を受信する放送受信装置の趣向データ収集方法において、
放送されている放送番組に関する番組情報を取得する取得工程と、
前記取得された番組情報を記憶する第1の記憶工程と、
前記第1の記憶工程にて記憶された番組情報の中からユーザが所望する番組情報を選択する選択工程と、
前記選択工程にて選択された番組情報からユーザの番組趣向に関連する情報であるキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
前記各キーワードついてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントが予め対応付けて記憶する第2の記憶工程と、
前記キーワード抽出工程にて抽出されたキーワードと前記第2の記憶工程にて記憶されている趣向ポイントに基づいて、当該抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出する算出工程と、
前記算出工程にて算出されたユーザ趣向度とそれに対応するキーワードとを対応付けてユーザ趣向データとして記憶する第3の記憶工程と、
を含むことを特徴とする。
また、本願の請求項6にかかる発明は、請求項5にかかる趣向データ収集方法において、
前記ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を前記第1の記憶工程にて記憶された番組情報から抽出する番組情報抽出工程と、
前記番組情報抽出工程にて抽出された番組情報を表示する表示工程と、
を含むことを特徴とする。
また、本願の請求項7にかかる発明は、請求項5または請求項6にかかる趣向データ収集方法において、前記キーワード抽出工程は、固有名詞、名詞、あるいは形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性のキーワードを抽出することを特徴とする。
また、本願の請求項8にかかる発明は、請求項7にかかる趣向データ収集方法において、前記趣向ポイントは、固有名詞、名詞、形容語句の順に高い重み付けがなされていることを特徴とする。
請求項1、請求項5にかかる発明においては、放送受信装置は、ユーザによって選択された放送番組の番組情報を検索して、この番組情報に含まれている番組のタイトル、番組内容の説明・解説からキーワードを抽出し、そのキーワードの属性によって重み付けされた趣向ポイントによってユーザ趣向度を算出する。
このような構成によれば、抽出されたキーワードと算出されたユーザ趣向度とを対応付けたユーザ趣向データに基づいてユーザの趣向に合った放送番組を探しだすことが可能である。このため、ユーザ所望の番組を手動で調べたりする必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、請求項2、請求項6にかかる発明のおいては、請求項1にかかる放送受信装置、または、請求項5にかかる趣向データ収集方法において、前記ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を抽出して表示する。
このような構成によれば、放送局から提供される電子番組表の中からユーザの趣向に合った番組情報を自動的に選び出して表示することが可能である。このため、ユーザにとってより使いやすく、便利な番組情報を提供することが可能となる。
また、請求項3、請求項7にかかる発明のおいては、請求項1または請求項2にかかる放送受信装置、または、請求項5または請求項6にかかる趣向データ収集方法において、固有名詞、名詞、あるいは形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性のキーワードを抽出する。
このような構成によれば、抽出されたキーワードはユーザの趣向を端的に反映しているため、ユーザの趣向に合った放送番組を適切に探しだすことが可能である。このため、ユーザ所望の番組を手動で調べたりする必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、請求項4、請求項8にかかる発明のおいては、請求項3にかかる放送受信装置、または、請求項7にかかる趣向データ収集方法において、前記趣向ポイントは、固有名詞、名詞、形容語句の順に高い重み付けがなされている。
このような構成によれば、算出されたユーザ趣向度はユーザの趣向を端的に反映しているため、ユーザの趣向に合った放送番組を適切に探しだすことが可能である。このため、ユーザ所望の番組を手動で調べたりする必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための放送受信装置を例示するものであって、本発明をこの放送受信装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の放送受信装置にも等しく適用し得るものである。
図1は、本発明の実施例にかかる放送受信装置の構成を示すブロック図である。車載用放送受信装置10は、制御部101、アンテナ部102、フロントエンド部103、復調部104、デマルチプレクサ105、オーディオデコーダ106、ビデオデコーダ107、音声出力部108、表示制御部109、表示合成部110、表示部111、記憶部112、操作入力部113などを備えて構成されている。
なお、制御部101は本発明の取得手段、キーワード抽出手段、算出手段、番組情報抽出手段に相当し、表示制御部109、表示合成部110、および表示部111は本発明の表示手段に相当し、記憶部112は本発明の第1〜第3の記憶手段に相当し、操作入力部113は本発明の選択手段に相当する。
また、本実施例は、車載用の放送受信装置を示すものであるが、放送受信機能を有する携帯電話機や携帯ゲーム機などの携帯型の放送受信装置あるいは屋内に設置される固定型の放送受信装置であってもよい。
制御部101は、マイクロプロセッサを中心に構成され、一般的なコンピュータ装置と同様にRAM、ROMなどのメモリを備えており、ROMに格納されている各種制御プログラムを読み出し、RAM内のプログラム格納領域に展開し、該制御プログラムに従って各部の動作を制御する。
アンテナ部102は、放送局から送信される放送電波を受信する。アンテナ部102によって受信された電波は、フロントエンド部103に送られる。
フロントエンド部103は、アンテナ部102によって受信された電波を、RF(Radio Frequency)信号(高周波信号)に復調するための回路である。復調により得られたRF信号は、復調部104に送られる。
復調部104は、フロントエンド部103によって復調されたRF信号を、ベースバンド信号(変調されていない音声情報、映像情報、EPGデータ等の情報を含んだ信号)へと周波数変換するための回路である。周波数変換により得られたベースバンド信号は、デマルチプレクサ105に送られる。
デマルチプレクサ105は、復調部104によって周波数変換されたベースバンド信号を、オーディオ信号データ(音声データ)とビデオ信号データ(映像データ)とEPGデータ等の番組情報とに分離するための回路である。分離されたオーディオ信号データはオーディオデコーダ106に送られる。また、分離されたビデオ信号データはビデオデコーダ107に送られる。また、EPGデータ等の番組情報は制御部101に送られる。
オーディオデコーダ106は、アナログデータ或いはデジタルデータであるオーディオ信号を、音声出力部108により音声出力するための信号に復号する復号用回路である。音声出力部108は、オーディオデコーダ106によって復号された音声信号を音声として出力するための拡声器である。
ビデオデコーダ107は、アナログデータ或いはデジタルデータであるビデオ信号を、表示部111により映像出力するための信号に復号する復号用回路である。表示部111は、ビデオデコーダ107によって復号された映像信号を映像に変換して表示するための装置であり、例えばLCD(液晶表示装置)や有機ELD等の表示装置から構成される。
制御部101は、デマルチプレクサ105を介して受け取ったEPGデータ等の番組情報に基づき現在放送されている放送局の番組情報を取得し、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶する。また、制御部101は、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶されている番組情報データの中から特定の放送局の番組情報を検索して抽出する処理を行い、抽出したデータを表示制御部109に渡す。
表示制御部109は、制御部101が抽出したデータを基に、ユーザに対して表示する番組リストを作成するための回路であり、チャンネル毎に放送中の番組やお勧めの番組が示されている番組リストが作られる。
表示部111は、ユーザに受信を希望するチャンネルの選択を促すメッセージを表示するとともに、受信可能なチャンネル番号(CH)と放送中の番組タイトルが表記されたボタンアイコンを表示する。ユーザによって視聴を希望するチャンネル番号のボタンアイコンがタッチされると、制御部101は該当するチャンネルの放送局を選局し、当該放送局からの放送を受信する。
表示合成部110は、ビデオデコーダ107によって復号された映像信号と、表示制御部109によって作成された番組リスト映像信号とを合成するための回路である。主に、ユーザが番組を視聴しながら、同時に番組リストを見る場合などに使用される。
記憶部112は、放送受信装置10が保持する各種データ(EPGデータを含む番組情報データ等)を記録するための記憶媒体である。好ましくは大容量の記憶容量を有するハードディスクが用いられる。なお、記憶部112は、複数の領域(パーティション)に物理的に分割されており、記憶するデータの種別に応じて領域別に記憶することがより望ましい。
記憶部112は、少なくとも放送中の放送番組に含まれるEPGデータ等により構成される現在放送中の番組情報データを記憶する領域である番組情報データ記憶領域112a(第1の記憶手段に相当)と、番組情報データに含まれるキーワードについてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントが予め対応付けられている趣向ポイントテーブルを記憶する領域である趣向ポイントテーブル記憶領域112b(第2の記憶手段に相当)と、ユーザが選択した番組情報から抽出されたキーワードと趣向ポイントとに基づいて算出されたユーザ趣向データを記憶する領域であるユーザ趣向データ記憶領域112c(第3の記憶領域に相当)と、ユーザが選択した放送番組の番組情報から抽出されたキーワードを記憶する領域である抽出キーワード記憶領域112dと、を含むように構成されている。
操作入力部113は、ユーザが番組を視聴する放送局の選局や、装置の電源のON/OFF等の指示を放送受信装置10に対して行なうための入力用インターフェースであり、タッチパネル式液晶モニタ上に表示されるボタンアイコン等により構成されている。タッチパネルは、表示部111のLCD表示面に設けられ、表示面の任意の位置における指などの押圧あるいは接触を検出して位置検出信号を生成し、その位置検出信号を制御部101に対して動作制御信号として出力する。ユーザは表示されるボタンアイコンをタッチすることにより、所望の放送局の番組を視聴することが可能である。
また、制御部101は、ユーザが表示部111に表示されたボタンアイコンをタッチして所望の放送番組を選択すると、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶されている番組情報データの中からユーザによって選択された放送番組の番組情報を検索して、この番組情報に含まれている番組のタイトル、番組内容の説明・解説からキーワードとなる固有名詞、名詞、形容詞等の形容語句を抽出し、記憶部112の抽出キーワード記憶領域112dに記憶させる。
図3は、記憶部112の抽出キーワード記憶領域112dに記憶されている抽出キーワードの一例を示している。図3の示すように、抽出された各キーワードは、ユーザが選択した放送番組の番組コードと関連付けられて記憶されている。
具体的には、ユーザが選択した1放送番組(番組コード:0001)から抽出されたキーワードとして、「最高峰」、「サッカー」、「浦和」が番組コードと関連付けられて記憶されている。
制御部101は、ユーザが選択した放送番組からキーワードが抽出されると、抽出されたキーワードと既に記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶されている趣向ポイントテーブルに基づいて、抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出する。
図4は、記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶されている趣向ポイントテーブルの一例を示している。
図4の示すように、キーワードは、固有名詞、名詞、および形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性に分類されて、各属性のキーワードに対して趣向の程度を示す趣向ポイントが属性間で重み付けがなされるようにして記憶されている例を示している。
具体的には、「浦和」などの各固有名詞に対しては趣向ポイントとして4ポイント、「サッカー」などの各名詞に対しては趣向ポイントとして2ポイント、「注目(の)」などの各形容語句に対しては趣向ポイントとして1ポイントが関連付けられて記憶されている。
そして、制御部101は、抽出されたキーワードのこれまでの抽出頻度(回数)と、この抽出頻度(回数)と記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶されている趣向ポイントテーブルに含まれている当該キーワードの趣向ポイントとを乗算して得られた当該キーワードのユーザ趣向度と、を抽出されたキーワードと関連付けてユーザ趣向データとして記憶部112のユーザ趣向データ記憶領域112cに記憶させる。
図5は、記憶部112のユーザ趣向データ記憶領域112cに記憶されているユーザ趣向データの一例を示している。図5の示すように、各キーワードに対して、抽出頻度(回数)とユーザ趣向度とが関連付けられて、ユーザ趣向度(ポイント)が高いキーワード順に記憶されている例を示している。
具体的には、「浦和」というキーワードに対しては、抽出頻度(回数)として6回、ユーザ趣向度として24ポイントが関連付けられて記憶されており、次に、「サッカー」というキーワードに対しては、抽出頻度(回数)として7回、ユーザ趣向度として14ポイントが関連付けられて記憶されている。
ここで、記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶されている趣向ポイントテーブルにおいて、「浦和」というキーワードに対する趣向ポイントが4ポイントで、「サッカー」というキーワードに対する趣向ポイントが2ポイントであるため、「浦和」というキーワードに対するユーザ趣向度は、これら抽出頻度(回数)の6回と趣向ポイントの4ポイントとを乗算して24ポイントとなり、「サッカー」というキーワードに対するユーザ趣向度は、7(回)×2(ポイント)=14ポイントとなる。
さらに、制御部101は、ユーザが表示部111に表示された「お勧めボタン」をタッチしてユーザの趣向に合った放送番組の視聴を希望すると、記憶部112の番組情報データ記憶領域112cに記憶されているユーザ趣向データに基づいて、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶されている番組情報データの中からユーザ趣向度の高いキーワードを含む番組情報を検索して、検索された番組情報の番組リストデータを抽出し、抽出したデータを表示制御部109に渡す。表示制御部109は、制御部101が抽出したデータを基に、ユーザの趣向に合った放送番組の番組リストを作成し、表示部111に出力する。
図6は、表示部111に表示される番組リストの一例を示している。
具体的には、表示部111の表示画面600にユーザに受信を希望するお勧めのチャンネルの選択を促すメッセージ601を表示するとともに、お勧めの度合い順に並べられた受信可能なチャンネル番号(CH)と放送中の番組タイトルが表記された4つのボタンアイコン602が設けられている。ユーザによって視聴を希望するチャンネル番号のボタンアイコンがタッチされると、制御部101は該当するチャンネルの放送局を選局し、当該放送局からの放送を受信する。
次に、本発明にかかる放送受信装置のユーザ趣向データの収集動作について説明する。
図2は、本実施例にかかる放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
なお、図2に示す動作は制御部101に備えられたROMに記憶されている制御プログラムを実行することで実現される。
図2のフローチャートにおいて、ステップS200において、所定のサーバとの通信によるダウンロードもしくはCD−ROMなどの外部記憶媒体からプレインストールによって趣向ポイントテーブル(PT)を取得して、記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶する。
ステップS201において、放送局からの放送番組の受信もしくは所定のサーバとの通信によるダウンロードによってEPGデータ等の番組情報を取得し、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶する。
ステップS202において、ユーザにより表示部111のタッチパネルから所望の放送局の放送番組が選択されたか否か判定し、放送番組が選択された場合にはステップS203に進み、一方、放送番組が選択されていない場合にはステップS202の処理に戻る。
そして、ステップS203において、記憶部112の番組情報データ記憶領域112aに記憶されている番組情報データの中からユーザによって選択された放送番組の番組情報を検索して、この番組情報に含まれているキーワードを抽出し、記憶部112の抽出キーワード記憶領域112dに記憶する。
ステップS204において、抽出されたキーワードのこれまでの抽出頻度(回数)と記憶部112の趣向ポイントテーブル記憶領域112bに記憶されている趣向ポイントテーブルに含まれている当該キーワードの趣向ポイントとを乗算して当該キーワードのユーザ趣向度を求め、このキーワードの抽出頻度(回数)とともに、ユーザ趣向データとして記憶部112のユーザ趣向データ記憶領域112cに記憶して処理を終了する。
以上説明したように本発明にかかる放送受信装置によれば、ユーザによって選択された放送番組の番組情報を検索して、この番組情報に含まれている番組のタイトル、番組内容の説明・解説からキーワードを抽出し、そのキーワードの属性によって重み付けされた趣向ポイントによってユーザ趣向度を算出するので、抽出されたキーワードと算出されたユーザ趣向度とを対応付けたユーザ趣向データに基づいてユーザの趣向に合った放送番組を探しだすことが可能である。このため、ユーザ所望の番組を手動で調べたりする必要がなく、ユーザにとっての利便性が向上する。
また、ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を抽出して表示するので、放送局から提供される電子番組表の中からユーザの趣向に合った番組情報を自動的に選び出して表示することが可能である。このため、ユーザにとってより使いやすく、便利な番組情報を提供することが可能となる。
なお、上記実施例では、算出されたユーザ趣向度は、ユーザ趣向データとして記憶部112のユーザ趣向データ記憶領域112cに記憶されるのみであるが、ユーザ趣向度(ポイント)が高いキーワード順に表示部111に表示させてもよい。
また、上記実施例では、テレビ放送番組における選局について説明したが、放送番組はこれに限ることなく、ラジオ放送番組などの音声信号のみの放送番組の選局について適用することも可能である。
本発明の実施例にかかる放送受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例にかかる放送受信装置のユーザ趣向データの収集動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例にかかる記憶部に記憶されている抽出キーワードの一例を示している。 本発明の実施例にかかる記憶部に記憶されている趣向ポイントテーブルの一例を示している。 本発明の実施例にかかる記憶部に記憶されているユーザ趣向データの一例を示している。 本実施例にかかる表示部に表示される番組リストの一例を示している。
符号の説明
10・・・・放送受信装置
101・・・・制御部
102・・・・アンテナ部
103・・・・フロントエンド部
104・・・・復調部
105・・・・デマルチプレクサ
106・・・・オーディオデコーダ
107・・・・ビデオデコーダ
108・・・・音声出力部
109・・・・表示制御部
110・・・・表示合成部
111・・・・表示部
112・・・・記憶部
113・・・・操作入力部

Claims (8)

  1. 放送局から放送された映像信号や音声信号を含む放送番組を受信する放送受信装置において、
    放送されている放送番組に関する番組情報を取得する取得手段と、
    前記取得された番組情報を記憶する第1の記憶手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶された番組情報の中からユーザが所望する番組情報を選択する選択手段と、
    前記選択された番組情報からユーザの番組趣向に関連する情報であるキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記各キーワードついてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントが予め対応付けて記憶されている第2の記憶手段と、
    前記抽出されたキーワードと前記第2の記憶手段に記憶されている趣向ポイントに基づいて、当該抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出する算出手段と、
    前記算出されたユーザ趣向度とそれに対応するキーワードとを対応付けてユーザ趣向データとして記憶する第3の記憶手段と、
    を備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を前記第1の記憶手段から抽出する番組情報抽出手段と、
    前記抽出された番組情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記キーワード抽出手段は、固有名詞、名詞、あるいは形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性のキーワードを抽出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 前記趣向ポイントは、固有名詞、名詞、形容語句の順に高い重み付けがなされていることを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 放送局から放送された映像信号や音声信号を含む放送番組を受信する放送受信装置の趣向データ収集方法において、
    放送されている放送番組に関する番組情報を取得する取得工程と、
    前記取得された番組情報を記憶する第1の記憶工程と、
    前記第1の記憶工程にて記憶された番組情報の中からユーザが所望する番組情報を選択する選択工程と、
    前記選択工程にて選択された番組情報からユーザの番組趣向に関連する情報であるキーワードを抽出するキーワード抽出工程と、
    前記各キーワードついてその属性に応じて趣向の程度を示す趣向ポイントが予め対応付けて記憶する第2の記憶工程と、
    前記キーワード抽出工程にて抽出されたキーワードと前記第2の記憶工程にて記憶されている趣向ポイントに基づいて、当該抽出されたキーワードについてのユーザ趣向度を算出する算出工程と、
    前記算出工程にて算出されたユーザ趣向度とそれに対応するキーワードとを対応付けてユーザ趣向データとして記憶する第3の記憶工程と、
    を含むことを特徴とする趣向データ収集方法。
  6. 前記ユーザ趣向データに基づいて、ユーザの趣向に合った番組情報を前記第1の記憶工程にて記憶された番組情報から抽出する番組情報抽出工程と、
    前記番組情報抽出工程にて抽出された番組情報を表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の趣向データ収集方法。
  7. 前記キーワード抽出工程は、固有名詞、名詞、あるいは形容詞や形容動詞を含む形容語句からなる属性のキーワードを抽出することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の趣向データ収集方法。
  8. 前記趣向ポイントは、固有名詞、名詞、形容語句の順に高い重み付けがなされていることを特徴とする請求項7に記載の趣向データ収集方法。
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