JP2009076598A - 載置台構造及び処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理装置30の処理容器32内に設けられて被処理体Wを載置するための載置台構造64において、容器状になされた内側容器66Aと内側容器に連通された中空状の内側支柱66Bとが一体的に連結された内側載置台66と、内側容器の周囲を覆う外側容器68Aと内側支柱の周囲を覆う外側支柱68Bとが一体的に連結された外側載置台68と、内側容器内に収容される内部収容物70と、内側容器の開口と外側容器の開口とを覆い、被処理体を載置する蓋部72と、内側載置台の内部を真空引きする真空引き手段74と、内側載置台と外側載置台との間の隙間にパージガスを供給するパージガス供給手段76とを備える。
【選択図】図1
Description
更には、上記問題に加えて、上記クランプ部材10等は表面に凹凸部分が存在することから、この表面に付着した不要な膜がクリーニング等により除去し難いので、これがパーティクルの発生原因になる場合もあった。
また例えば請求項3に記載したように、前記内側載置台の下端部と前記外側載置台の下端部とは、前記処理容器の底部にボルトにより気密に固定されている。
また例えば請求項4に記載したように、前記内側容器の上端は、前記外側容器の上端よりも僅かな高さだけ高く設定されている。
また例えば請求項5に記載したように、前記パージガスは希ガスである。
また例えば請求項7に記載したように、前記内部収容物は、電極よりなる。
また例えば請求項8に記載したように、前記内部収容物は、誘電体よりなる円板中に電極を埋め込んでなる。
また例えば請求項9に記載したように、前記電極には、バイアス用の高周波電源が接続される。
また例えば請求項11に記載したように、前記電極には、バイアス用の高周波電源と静電チャック用の直流電源とが接続される。
また例えば請求項12に記載したように、前記電極は、グランド電位に接続されている。
また例えば請求項13に記載したように、前記誘電体は、セラミック材又は石英よりなる。
載置台構造を内側載置台と外側載置台との2重構造にして内側載置台内を真空引きして蓋部を吸引固定すると共に、内側載置台と外側載置台との間の隙間にパージガスを供給することにより、このパージガスの供給でもってプロセスガスが載置台構造の内側へ侵入することを防止すると共に、前記蓋部の吸引固定により蓋部と外側載置台との間の熱伸縮差を許容して、蓋部や外側載置台等に割れや破損等が発生することを防止することができる。
図1は本発明に係る載置台構造を有する処理装置を示す断面構成図、図2は載置台構造を示す拡大図、図3は載置台構造の上部を示す分解組立図、図4は載置台構造の下部の取付状態を示す断面図、図5は図2中のA部を示す拡大図、図6は載置台構造の蓋部の位置ずれ防止ピンの状態を示す断面図である。
そして、この処理容器32の底部54の中央部は下方に凹部状に窪ませて排気室55が設けられる。この排気室55を区画する側壁には、排気口56が設けられる。この排気口56には、処理容器32内を真空引きするための真空排気系58が接続されている。この真空排気系58は、上記排気口56に接続される排気通路59を有しており、この排気通路59には、圧力調整弁60及び真空ポンプ62が順次介設されており、処理容器32を所望する圧力に維持できるようになっている。
まず、未処理の半導体ウエハWは、図示しない搬送アームに保持されて開状態となったゲートバルブ52、搬出入口50を介して処理容器32内へ搬入され、このウエハWは、上昇された押し上げピン152に受け渡された後に、この押し上げピン152を降下させることにより、ウエハWを載置台構造64の蓋部72の上面に載置してこれを支持する。
更に、上記内部収容物70として単なる導電性の金属板、或いはメッシュ状の金属網を用いてこれを電極96としてもよい。
また、ここでは被処理体として半導体ウエハを例にとって説明したが、これに限定されず、ガラス基板、LCD基板、セラミック基板等にも本発明を適用することができる。
32 処理容器
34 シャワーヘッド部(ガス供給手段)
58 真空排気系
64 載置台構造
66 内側載置台
66A 内側容器
66B 内側支柱
68 外側載置台
68A 外側容器
68B 外側支柱
70 内部収容物
72 蓋部
74 真空引き手段
76 パージガス供給手段
78 隙間
88 発熱体
90 加熱手段
94 給電棒
96 電極
98 導電棒
146 直流電源
148 高周波電源
W 半導体ウエハ(被処理体)
Claims (14)
- 処理装置の処理容器内に設けられて処理すべき被処理体を載置するための載置台構造において、
上部が開口されて容器状になされた内側容器と該内側容器の中心部に連通された中空状の内側支柱とが一体的に連結された誘電体よりなる内側載置台と、
上部が開口されて前記内側容器の周囲を覆う外側容器と前記内側支柱の周囲を覆う外側支柱とが一体的に連結された誘電体よりなる外側載置台と、
前記内側容器内に収容される内部収容物と、
前記内側容器の開口と前記外側容器の開口とを覆うと共にその上面側に前記被処理体を載置する蓋部と、
前記内側載置台の内部を真空引きする真空引き手段と、
前記内側載置台と前記外側載置台との間の隙間にパージガスを供給するパージガス供給手段と、
を備えたことを特徴とする載置台構造。 - 前記内側載置台の内部は、前記処理容器内の圧力よりも低くなされていることを特徴とする請求項1記載の載置台構造。
- 前記内側載置台の下端部と前記外側載置台の下端部とは、前記処理容器の底部にボルトにより気密に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の載置台構造。
- 前記内側容器の上端は、前記外側容器の上端よりも僅かな高さだけ高く設定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 前記パージガスは希ガスであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 前記内部収容物は、誘電体よりなる円板中に加熱手段を埋め込んでなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 前記内部収容物は、電極よりなることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 前記内部収容物は、誘電体よりなる円板中に電極を埋め込んでなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 前記電極には、バイアス用の高周波電源が接続されることを特徴とする請求項7又は8記載の載置台構造。
- 前記電極には、静電チャック用の直流電源が接続されていることを特徴とする請求項7又は8記載の載置台構造。
- 前記電極には、バイアス用の高周波電源と静電チャック用の直流電源とが接続されることを特徴とする請求項7又は8記載の載置台構造。
- 前記電極は、グランド電位に接続されていることを特徴とする請求項7又は8記載の載置台構造。
- 前記誘電体は、セラミック材又は石英よりなることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の載置台構造。
- 被処理体に対して処理を施すための処理装置において、
真空排気が可能になされた処理容器と、
前記被処理体を載置するために請求項1乃至13のいずれか一項に記載の載置台構造と、
前記処理容器内へガスを供給するガス供給手段と、
を備えたことを特徴とする処理装置。
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