JP2009076157A - 情報処理装置 - Google Patents

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直材 濱
Kenji Nakamura
健二 中村
Atsushi Shibuya
敦史 澁谷
Ryosuke Shimozawa
良輔 下澤
Kosuke Shiroyama
光祐 白山
Akihiro Muto
明浩 武藤
Toru Suzuki
徹 鈴木
Tomomichi Kimura
知道 木村
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Abstract

【課題】ユーザーが機器本体から記録媒体を引き抜く際のフィーリングを悪化させることなく、記録媒体を搬送する搬送力を強くすることができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】CDチェンジャは搬送ローラ22とディスクガイド23とコイルばね30と板ばね31を備えている。搬送ローラ22とディスクガイド23とが互いに接離自在に設けられて機器本体の幅方向の端に向かうにしたがって互いの間隔が徐々に狭く形成されている。コイルばね30は搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢している。板ばね31は搬送ローラ22とディスクガイド23との中央部間のみにCD2が位置付けられると搬送ローラ22と間隔をあけかつ搬送ローラ22とディスクガイド23との端部間と中央部間との双方にCD2が位置付けられると搬送ローラ22に接触して当該搬送ローラ22をディスクガイド23に向かって付勢している。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車などに搭載される情報処理装置に関し、更に詳しくは、記録媒体を機器本体内に出し入れ自在であり、この機器本体内に収容した記録媒体に記録された情報を再生する情報処理装置に関する。
例えば、移動体としての自動車のインストルメントパネル(以下インパネと呼ぶ)には、情報処理装置としてのCDプレーヤ(例えば、特許文献1参照)が取り付けられる。CDプレーヤは、記録媒体としてのCompact Disc(以下CDと呼ぶ)が記録した情報を読み出す。
特許文献1に示されたCDプレーヤは、前記インパネに取り付けられる機器本体と、前記機器本体に開口した記録媒体挿入口と、CDを機器本体の内外に出し入れする搬送部としての搬送ユニットと、前記CDに記録された情報を読み出すための再生ユニット等を備えている。機器本体は、複数の板金などが互いに組み付けられて箱状に形成されたシャーシを備えている。記録媒体挿入口は、内側に前記CDが通される。
搬送ユニットは、記録媒体挿入口内を通されたCDを所定の再生位置まで搬送したり、前記再生位置からCDを記録媒体挿入口まで搬送して該CDを機器本体内から排出する。搬送ユニットは、互いに接離自在に設けられた一対の挟持部材と、これらの挟持部材同士を互いに近づく方向に付勢する付勢手段としてのコイルばねとを備えている。
これら一対の挟持部材のうち一方は、回転自在に設けられたローラアームと、このローラアームに回転自在に支持されてモータなどの駆動源によって回転駆動される搬送ローラを備えている。搬送ローラは、前記モータなどの駆動源によって回転駆動されることによって、CDを搬送する。他方の挟持部材は、摩擦係数の小さい滑り部材を備えている。滑り部材は、前記搬送ローラとの間に前記CDを挟んで、該CDの搬送方向を案内する。搬送ユニットは、一対の挟持部材間にCDを挟んで、前記CDを搬送する。
再生ユニットは、機器本体内に収容されたCDをクランプして、当該CDの情報を読み出す。
前述したCDプレーヤは、搬送ユニットが機器本体にCDを出し入れし、再生ユニットが機器本体内のCDの情報を読み出して再生する。
特開2000−207802号公報
しかしながら、前述した従来のCDプレーヤは、一つの付勢手段としてのコイルばねによって一対の挟持部材を互いに近づく方向に付勢し、これらの挟持部材間にCDを挟み込んで、当該CDを機器本体に出し入れしてきた。このため、例えば、CDの外表面に油分や塵埃などが付着しても当該CDを機器本体に出し入れできるようにコイルばねの付勢力を強くすると、排出位置に位置するCDを一対の挟持部材が挟み込む力も強くなってしまい、ユーザーが一対の挟持部材からCDを引き抜く際のフィーリングが悪化するということがあった。
したがって、本発明の目的は、例えば、特に、ユーザーが機器本体から記録媒体を引き抜く際のフィーリングを悪化させることなく、記録媒体を搬送する搬送力を強くすることができる情報処理装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の情報処理装置は、互いの間に記録媒体を挟みこんで当該記録媒体を機器本体に出し入れするとともに、前記機器本体の幅方向の端に向かうにしたがって互いの間隔が徐々に狭く形成された一対の挟持部材と、前記一対の挟持部材同士を互いに近づく方向に付勢した付勢手段と、を備えた情報処理装置において、前記一対の挟持部材の中央部間のみに前記記録媒体が位置付けられると、一方の挟持部材と間隔をあけ、かつ前記一対の挟持部材の端部間と中央部間との双方に前記記録媒体が位置付けられると前記一方の挟持部材に接触して、当該一方の挟持部材を他方の挟持部材に向かって付勢する第2付勢手段を備えたことを特徴としている。
以下、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる情報処理装置は、互いの間に記録媒体を挟んで出し入れする一対の挟持部材間の間隔を機器本体の端に向かうにしたがって徐々に狭く形成し、常に一対の挟持部材同士を近づく方向に付勢する付勢手段とは別体に、一対の挟持部材の端部間のみに記録媒体が位置した状態即ち一対の挟持部材が互いの間に挟みこんだ記録媒体を出し入れしている状態に、これら一対の挟持部材が互いに近づく方向に付勢する第2付勢手段を設けている。
こうすることで、常に一対の挟持部材同士を近づく方向に付勢する付勢手段の付勢力を最小限にすることができ、即ち、付勢手段が一対の挟持部材同士を近づく方向に付勢する付勢力を最小限にすることができる。したがって、記録媒体の外表面に油分や塵埃などが付着しても記録媒体を搬送できる搬送力を確保しながらも、機器本体外に排出された記録媒体を一対の挟持部材が挟み込む力を最小限にして即ち抑制して、ユーザーが一対の挟持部材間から記録媒体を引き抜く際のフィーリングを良好に保つことができる。
また、機器本体外に排出された記録媒体が一対の挟持部材の幅方向Xの中央部間のみに挟まれる位置(排出位置)に位置付けられた状態で、制御手段からの命令によって搬送ローラ22の回転が停止されても良い。この場合、排出位置では第2付勢手段は挟持部材を付勢していないため、ユーザーは記録媒体を容易に引き抜くことができる。
以下、本発明の一実施例にかかる情報処理装置の一例としてのCDチェンジャ1を、図1ないし図10に基づいて説明する。図1などに示すCDチェンジャ1は、自動車などの移動体に装備されて、記録媒体としてのCD2(図2などに示す)を複数収容して、これらのCD2から任意のCD2に記録された情報を読み出(再生)して、音声として出力する装置である。CD2は、勿論、円板状即ちディスク状に形成されており、コンピュータなどの電子機器で読みとることのできる情報を記録した記録媒体である。
CDチェンジャ1は、図2に示すように、機器本体3(図1に示す)と、図示しない操作部と、駆動源としてのモータ13と、搬送部としてのディスク搬送部4と、ディスク再生部5と、収容部としてのディスク収容部6と、ディスク移動機構7と、モータ13、ディスク搬送部4、ディスク再生部5、ディスク収容部6及びディスク移動機構7を制御してCDチェンジャ1全体の制御をつかさどる制御手段としての図示しないマイクロプロセッサ(MPU)と、を備えている。なお、以下、図2中の矢印XをCDチェンジャ1の幅方向と記し、矢印YをCDチェンジャ1の奥行き方向と記し、矢印ZをCDチェンジャ1の厚み方向と記す。
機器本体3は、合成樹脂からなる図1に示す外側ケース8と、板金などからなる図2などに示す固定シャーシ9などを備えている。外側ケース8は、扁平な箱状に形成されている。外側ケース8には、CD2を出し入れ可能な挿入口10が設けられている。挿入口10は、外側ケース8の外壁を貫通している。挿入口10は、内側にCD2を通すことができる。挿入口10を通して、前記CD2は、外側ケース8即ち機器本体3内に収容されたり、該機器本体3内から排出される。
固定シャーシ9は、外側ケース8内に収容されているとともに、該外側ケース8に固定されている。固定シャーシ9は、図2に示すように、板状の底板11と、この底板11の外縁から立設した周板12と、前記底板11と間隔をあけて設けられた中間板14とを備えている。
底板11は、外側ケース8の図1中下側に位置する壁上に重ねられている。中間板14は、挿入口10と図2中手前側に位置する一つの周板12との双方の近傍に配置され、かつ底板11と平行に設けられている。
操作部は、機器本体3と別体でかつこの機器本体3に接続している。操作部は、CDチェンジャ1の使用者により押圧されるなどして操作される。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3内に挿入されるCD2を保持する後述のホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、挿入口10を通して機器本体3外に排出されるCD2を保持したホルダ19を設定するために用いられる。操作部は、使用者に操作されることで、複数のホルダ19に保持されたCD2のうち情報を読み出すCD2を設定するために用いられる。
モータ13は、固定シャーシ9の底板11などに取り付けられ、前述した挿入口10と図2中手前側に位置する一つの周板12の近傍に配されている。モータ13は、出力軸の軸芯が、挿入口10の長手方向即ち機器本体3の幅方向Xに沿っている。モータ13の出力軸には、ウォーム15(図2に示す)が取り付けられている。
また、ウォーム15には、図2に示すように、中間板14に回転自在に支持された一つの歯車16が噛み合っているとともに、更に、この一つの歯車16に中間板14に回転自在に支持された他の歯車17が噛み合っている。
ディスク搬送部4は、機器本体3内に収容されており、後述する搬送ローラ22とディスクガイド23との間にCD2を挟み込んで、搬送ローラ22がモータ13に回転駆動されることで、CD2を機器本体3に出し入れする。このように、搬送ローラ22即ちディスク搬送部4は、機器本体3の内外にCD2を搬送する。このディスク搬送部4の詳細な構成は、後ほど、説明する。
ディスク再生部5は、機器本体3内に収容されており、移動シャーシと、この移動シャーシに揺動自在に支持された揺動シャーシと、クランプ再生部とを備えている。移動シャーシは、枠状に形成され、厚み方向Z即ちCD2同士が重ねられる方向に沿って移動自在に固定シャーシ9の周板12などに支持されている。
揺動シャーシは、帯板状に形成されている。揺動シャーシは、一端部を中心として回動自在に移動シャーシに支持されている。揺動シャーシは、一端部を中心として回動することで、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間に他端部が侵入する状態と、ディスク収容部6に収容される複数のCD2間から他端部が抜け出る状態とに亘って変位自在になっている。
クランプ再生部は、揺動シャーシ上に設けられている。クランプ再生部は、CD2をクランプするターンテーブルと、当該ターンテーブルを回転するスピンドルモータと、ターンテーブルにクランプされたCD2の径方向に移動自在でかつCD2からの情報を読み出すピックアップなどを備えている。クランプ再生部は、揺動シャーシの他端部がCD2間に侵入して、ターンテーブルが該CD2をクランプして、スピンドルモータが当該CD2を回転する。そして、クランプ再生部は、ターンテーブルが回転しているCD2からピックアップが情報を読み出す。
ディスク再生部5は、揺動シャーシの他端部がCD2間に侵入して、ターンテーブルがCD2をクランプするとともに、ターンテーブルがCD2を回転する。ディスク再生部5は、ピックアップが、ターンテーブルにより回転されたCD2から情報を読み出す。
ディスク収容部6は、機器本体3内に収容されており、図2に示すように、移動シャーシ18と、複数の保持部材としてのホルダ19とを備えている。移動シャーシ18は、板金などからなり、板状に形成されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11と間隔をあけて平行に配されている。移動シャーシ18は、固定シャーシ9の底板11との間にディスク再生部5を位置付けている。移動シャーシ18は、前述した厚み方向Z即ちCD2同士が重ねられる方向に沿って移動自在に固定シャーシ9の周板12などに支持されている。
ホルダ19は、合成樹脂からなり、板状に形成されている。ホルダ19の平面形状は、C字状に形成されている。ホルダ19は、底板11と移動シャーシ18との双方と平行な状態で、移動シャーシ18に支持されている。ホルダ19は、そのC字状に形成された開口部が挿入口10と相対する状態に配されている。
ホルダ19は、挿入口10を通して機器本体3に挿入されたCD2が、開口部を通して内側に侵入することで、このCD2を保持する。複数のホルダ19は、各々が保持するCD2の表面が互いに平行になるように、互いに重ねられて配されている。ホルダ19は、前記厚み方向Zに沿って移動自在に移動シャーシ18などに支持されている。ディスク収容部6は、CD2を保持可能な複数のホルダ19を積層配列して収容する。
ディスク移動機構7は、機器本体3内に収容されており、ディスク再生部5とディスク収容部6の双方の移動シャーシ18を厚み方向Zに沿って移動させるとともに、ディスク収容部6の各ホルダ19を厚み方向Zに沿って移動させる。ディスク移動機構7は、機器本体3内のCD2から情報を読み出す際には、ディスク収容部6の移動シャーシ18を底板11から最も遠ざけて即ち最も上昇させて、ディスク再生部5の移動シャーシを厚み方向Zに沿って移動させる。そして、ディスク移動機構7は、ディスク収容部6のホルダ19を厚み方向Zに沿って移動させて、一つのCD2を保持したホルダ19を他のホルダ19から遠ざけて、これらのホルダ19間に揺動シャーシの他端部を侵入させて、ディスク再生部5のクランプ再生部に前述した一つのCD2から情報を読み出させる。
ディスク移動機構7は、機器本体3の内外にCD2を出し入れする際には、ディスク再生部5の移動シャーシを底板11に最も近づけて即ち最も降下させて、ディスク収容部6の移動シャーシ18を厚み方向Zに沿って移動させる。そして、ディスク移動機構7は、ディスク収容部6のホルダ19を厚み方向Zに沿って移動させて、機器本体3に挿入されたCD2を保持する又は保持したCD2を機器本体3外に排出する一つのホルダ19を他のホルダ19から遠ざけるとともに、この一つのホルダ19をディスク搬送部4の後述のローラアーム21とディスクガイド23との間と奥行き方向Yに沿って並ぶ位置に位置付けて、機器本体3に挿入されたCD2を前述した一つのホルダ19に保持させたり、前述した一つのホルダ19に保持されたCD2を機器本体3外に排出させる。
ディスク搬送部4は、図3及び図4に示すように、本体シャーシ20(図2に示す)と、挟持部材としての搬送ローラ22と、挟持部材としてのディスクガイド23と、付勢手段としてのコイルばね30と、第2付勢手段としての板ばね31と、回転伝達機構32とを備えている。
本体シャーシ20は、板金で構成されて、挿入口10と図2中手前側の一つの周板12との双方の近傍即ちモータ13と中間板14の近傍に配置されている。本体シャーシ20は、ディスク再生部5の移動シャーシに取り付けられている。このため、本体シャーシ20即ちディスク搬送部4は、ディスク再生部5のクランプ再生部とともに厚み方向Zに沿って移動自在となる。
搬送ローラ22は、ローラアーム21と、ローラ33とを備えている。ローラアーム21は、板金などからなり、長手方向が機器本体3の幅方向Xに沿った帯状に形成されている。ローラアーム21は、挿入口10の近傍に配され、奥行き方向Yの機器本体3の奥寄りの一端部を中心として、本体シャーシ20に幅方向X回りに回転自在に支持されている。
ローラ33は、金属で構成された芯軸34と、当該芯軸34の外周に取り付けられかつゴムなどの弾性を有する合成樹脂で構成されたゴムローラ35と、を備えている。ローラ33は、その軸芯が幅方向Xと平行に配置され、ローラアーム21の他端部に軸芯周りに回転自在に支持されている。ローラ33の芯軸34の図2中手前側の端部には、ローラ駆動用の歯車29が同軸的に固定されている。
ローラ33は、外周面に挿入口10内を通されるCD2が接触する。また、ローラ33のゴムローラ35は、機器本体3の幅方向Xの中央に向かうにしたがって徐々に細くなるように形成されている。
ディスクガイド23は、CD2との摩擦係数の小さな合成樹脂で構成され、帯板状に形成されている。ディスクガイド23は、その長手方向が幅方向Xと平行に配置され、かつ本体シャーシ20に固定されている。ディスクガイド23は、機器本体3の幅方向Xにその厚みが一定に形成されている。ディスクガイド23は、コイルばね30によって搬送ローラ22が付勢されることで、表面上に位置付けるCD2を搬送ローラ22との間に挟みこむ。
前述した搬送ローラ22とディスクガイド23とは、互いにCD2を挟み込んで、ローラ33がその軸芯回りに回転されることで、CD2を機器本体3に出し入れする。また、搬送ローラ22のローラ33のゴムローラ35が幅方向Xの中央に向かうにしたがって徐々に細く形成されているので、図4に示すように、搬送ローラ22とディスクガイド23との間隔が幅方向Xの端に向かうにしたがって徐々に狭く形成されている。また、搬送ローラ22とディスクガイド23とは、ローラアーム21が前述した一端部を中心として回転することで、互いに接離する。なお、搬送ローラ22は、特許請求の範囲に記載された一方の挟持部材をなし、ディスクガイド23は、特許請求の範囲に記載された他方の挟持部材をなしている。
コイルばね30は、搬送ローラ22の前述した端部に取り付けられて、当該搬送ローラ22即ちローラアーム21の他端部をディスクガイド23に向かって付勢している。即ち、コイルばね30は、常に、搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢している。
板ばね31は、機器本体3の幅方向Xの少なくとも一端部に設けられている。板ばね31は、その一端部が機器本体3の外側ケース8の天井の内面に取り付けられ、かつ当該一端部からローラアーム21に向かって延在している。板ばね31は、図3に示すように、搬送ローラ22とディスクガイド23とが最も近づいた状態及び搬送ローラ22とディスクガイド23の幅方向Xの中央部間のみにCD2が挟まった状態(位置付けられた状態)では、その他端部がローラアーム21と間隔をあける。
板ばね31は、図8に示すように、搬送ローラ22とディスクガイド23の幅方向Xの両端部間と中央部間にCD2が挟まった状態(位置付けられた状態)では、その他端部がローラアーム21に接触し、当該ローラアーム21から押圧されて、弾性変形する。そして、板ばね31は、勿論、ローラアーム21の他端部即ちローラ33をディスクガイド23に向かって付勢する。
回転伝達機構32は、第1の歯車24と、第2の歯車25とを備えている。第1の歯車24は、ローラ駆動用の歯車29と間隔をあけて配置され、かつ本体シャーシ20に回転自在に支持されている。第1の歯車24は、前述した他の歯車17と噛み合っている。このため、第1の歯車24は、モータ13の駆動力を搬送ローラ22に伝達して、当該搬送ローラ22を軸芯回りに回転するために用いられる。
第2の歯車25は、ローラアーム21に回転自在に設けられ、前述した第1の歯車24とローラ駆動用の歯車29との双方と噛み合っている。このため、第2の歯車25は、モータ13の駆動力によって、回転されるとともに、ローラ駆動用の歯車29即ち搬送ローラ22を軸芯回りに回転させる。このため、第2の歯車25は、モータ13の駆動力を搬送ローラ22に伝達して、当該搬送ローラ22を軸芯回りに回転するために用いられる。
前述した構成のディスク搬送部4は、以下のように、CD2を機器本体3に出し入れする。まず、CD2を機器本体3内に収容する際には、搬送ローラ22のローラ33の幅方向Xの中央部とディスクガイド23の幅方向Xの中央部との間にCD2を挿入する。すると、図5及び図6に示すように、ディスクガイド23からローラ33が離れる方向に、搬送ローラ22のローラアーム21が回転するとともに、板ばね31の他端部がローラアーム21と間隔をあけた状態に保つ。すると、勿論、図7に示すように、搬送ローラ22のローラ33の中央部のみがCD2に重なる。
そして、モータ13が、CD2を機器本体3内に収容する方向に搬送ローラ22のローラ33を回転させて、回転するローラ33によりCD2が徐々に機器本体3内に収容されるとともに、搬送ローラ22のローラ33がディスクガイド23から徐々に離れる。そして、図9及び図10に示すように、搬送ローラ22のローラ33の幅方向Xの両端部とディスクガイド23の幅方向Xの両端部との間にCD2が位置付けられると、図8に示すように、板ばね31が、ローラアーム21から押圧されて弾性変形して、ローラアーム21即ちローラ33をディスクガイド23に向かって付勢する。これにより、板ばね31の付勢力の分だけローラ33がCD2を圧着する力が増し、すなわち、CD2を搬送する搬送力が増すことになる。
さらに、モータ13が回転して、CD2が機器本体3に収容されていくのにしたがって、搬送ローラ22のローラ33とディスクガイド23とが徐々に互いに近づく。そして、機器本体3内にCD2が収容される。
また、CD2を排出する際には、先ほどと逆向きにモータ13が搬送ローラ22のローラ33を回転する。そして、図5及び図6に示すように、機器本体3外に排出されたCD2が搬送ローラ22のローラ33の幅方向Xの中央部とディスクガイド23の幅方向Xの中央部との間のみに挟まれる位置(排出位置)に位置付けられた状態で、MPUからの命令によって搬送ローラ22のローラ33の回転が停止される。この排出位置では、板ばね31はローラアーム21を付勢していないため、ユーザーはCD2を容易に引き抜くことができる。
本実施例によれば、互いの間にCD2を挟んで出し入れする搬送ローラ22とディスクガイド23との間の間隔を機器本体3の幅方向Xの端に向かうにしたがって徐々に狭く形成し、常に搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢するコイルばね30とは別体に、搬送ローラ22とディスクガイド23との端部間のみにCD2が位置した状態即ち搬送ローラ22とディスクガイド23とが互いの間に挟みこんだCD2を出し入れしている状態に、これらの搬送ローラ22とディスクガイド23とが互いに近づく方向に付勢する板ばね31を設けている。
こうすることで、常に搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢するコイルばね30の付勢力を最小限にすることができ、即ち、コイルばね30が搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢する付勢力を最小限にすることができる。したがって、CD2の外表面に油分や塵埃などが付着してもCD2を搬送できる搬送力を確保しながらも、機器本体3外に排出されたCD2を搬送ローラ22とディスクガイド23とが挟み込む力を最小限にして即ち抑制して、ユーザーが搬送ローラ22とディスクガイド23との間からCD2を引き抜く際のフィーリングを良好に保つことができる。
また、機器本体3外に排出されたCD2が搬送ローラ22とディスクガイド23の幅方向Xの中央部間のみに挟まれる位置(排出位置)に位置付けられた状態で、搬送ローラ22の回転が停止される。このため、排出位置では、板ばね31が搬送ローラ22のローラアーム21を付勢していないため、ユーザーはCD2を容易に引き抜くことができる。
前述した実施例では、記録媒体としてのCD2を複数収容するCDチェンジャ1を示している。しかしながら、本発明では、例えば、記録媒体としてのCD、DVD(Digital Versatile Disc)やMD(Mini Disc)を一枚以上収容する情報処理装置に適用しても良い。
また、前述した実施例では、搬送ローラ22のローラ33を中央に向かうにしたがって徐々に細く形成したが、本発明では、ディスクガイド23を中央に向かうにしたがって徐々に薄く形成したり、搬送ローラ22のローラ33を中央に向かうにしたがって徐々に細く形成しかつディスクガイド23を中央に向かうにしたがって徐々に薄く形成して、機器本体3の幅方向Xの端に向かうにしたがって搬送ローラ22のローラ33とディスクガイド23との間隔を徐々に狭くしても良い。
また、本発明では、第2付勢手段として板ばね31を用いたが、本発明では、板ばね31に限らず種々の付勢手段を用いても良い。さらに、一端部を中心としてローラアーム21を回転することで、搬送ローラ22のローラ33とディスクガイド23とを接離させたが、本発明では、種々の構成にして、搬送ローラ22のローラ33とディスクガイド23とを接離させても良い。
前述した実施例によれば、以下のCDチェンジャ1が得られる。
(付記) 互いの間にCD2を挟みこんで当該CD2を機器本体3に出し入れするとともに、前記機器本体3の幅方向Xの端に向かうにしたがって互いの間隔が徐々に狭く形成された搬送ローラ22及びディスクガイド23と、
前記搬送ローラ22及びディスクガイド23を互いに近づく方向に付勢したコイルばね30と、を備えたCDチェンジャ1において、
前記搬送ローラ22及びディスクガイド23の中央部間のみに前記CD2が位置付けられると、搬送ローラ22と間隔をあけ、かつ前記搬送ローラ22及びディスクガイド23の端部間と中央部間との双方に前記CD2が位置付けられると前記搬送ローラ22に接触して、当該搬送ローラ22をディスクガイド23に向かって付勢する板ばね31を備えたことを特徴とするCDチェンジャ1。
付記によれば、互いの間にCD2を挟んで出し入れする搬送ローラ22とディスクガイド23との間の間隔を機器本体3の幅方向Xの端に向かうにしたがって徐々に狭く形成し、常に搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢するコイルばね30とは別体に、搬送ローラ22とディスクガイド23との端部間のみにCD2が位置した状態即ち搬送ローラ22とディスクガイド23とが互いの間に挟みこんだCD2を出し入れしている状態に、これらの搬送ローラ22とディスクガイド23とが互いに近づく方向に付勢する板ばね31を設けている。
こうすることで、常に搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢するコイルばね30の付勢力を最小限にすることができ、即ち、コイルばね30が搬送ローラ22とディスクガイド23とを互いに近づく方向に付勢する付勢力を最小限にすることができる。したがって、CD2の外表面に油分や塵埃などが付着してもCD2を搬送できる搬送力を確保しながらも、機器本体3外に排出されたCD2を搬送ローラ22とディスクガイド23とが挟み込む力を最小限にして即ち抑制して、ユーザーが搬送ローラ22とディスクガイド23との間からCD2を引き抜く際のフィーリングを良好に保つことができる。
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施例にかかる情報処理装置としてのCDチェンジャの外観を示す斜視図である。 図1に示されたCDチェンジャの互いに組み付けられた固定シャーシとディスク搬送部とディスク再生部とディスク収容部とディスク移動機構を示す斜視図である。 図2に示されたCDチェンジャのディスク搬送部の構成を模式的に示す説明図である。 図3に示されたディスク搬送部の搬送ローラとディスクガイドの正面図である。 図3に示されたディスク搬送部の搬送ローラとディスクガイドの中央部間のみにCD2が挟まれた状態を模式的に示す説明図である。 図5に示されたディスク搬送部の搬送ローラとディスクガイドの正面図である。 図5に示された搬送ローラとCDとの位置関係を示す説明図である。 図3に示されたディスク搬送部の搬送ローラとディスクガイドの中央部間と両端部間との双方にCD2が挟まれた状態を模式的に示す説明図である。 図8に示されたディスク搬送部の搬送ローラとディスクガイドの正面図である。 図8に示された搬送ローラとCDとの位置関係を示す説明図である。
符号の説明
1 CDチェンジャ(情報処理装置)
2 CD(記録媒体)
3 機器本体
22 搬送ローラ(挟持部材、一方の挟持部材)
23 ディスクガイド(挟持部材、他方の挟持部材)
30 コイルばね(付勢手段)
31 板ばね(第2付勢手段)
X 幅方向

Claims (2)

  1. 互いの間に記録媒体を挟みこんで当該記録媒体を機器本体に出し入れするとともに、前記機器本体の幅方向の端に向かうにしたがって互いの間隔が徐々に狭く形成された一対の挟持部材と、
    前記一対の挟持部材同士を互いに近づく方向に付勢した付勢手段と、を備えた情報処理装置において、
    前記一対の挟持部材の中央部間のみに前記記録媒体が位置付けられると、一方の挟持部材と間隔をあけ、かつ前記一対の挟持部材の端部間と中央部間との双方に前記記録媒体が位置付けられると前記一方の挟持部材に接触して、当該一方の挟持部材を他方の挟持部材に向かって付勢する第2付勢手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記一対の挟持部材のいずれか一つが、前記記録媒体を搬送する搬送ローラであり、
    前記記録媒体を排出する際に、前記一対の挟持部材の中央部間のみに前記記録媒体が位置付けられた状態で前記搬送ローラの回転を停止する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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