JP2009075493A - 画像データ処理システムおよび画像データ処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】送受信するデータ量の効果的な低減が可能な画像データ処理システムおよび画像データ処理方法を提供する。
【解決手段】画像データ処理システムが,一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出する抽出部と,前記複数の画素の表示値の線形演算により,前記複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出する閾値算出部と,前記複数の区分に対応する,複数の代表値を算出する代表値算出部と,前記画素ブロック中での前記代表値の配置を表す配置パターンを生成する生成部と,前記代表値および前記配置パターンを送信する送信部と,を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は,画像データ処理システムおよび画像データ処理方法に関する。
近年における表示装置の大画面化、高精細化に伴い、表示装置を有する電子機器より発せられるEMIを低減する必要性が高まっている。このような表示装置を有する電子機器より発せられるEMIを低減するための技術が提案されている。例えば,画像データを所定期間遅延させたデータと現在の画像データとの差分データを送受信することで,送受信するデータ量を低減し,EMIが低減される(特許文献1参照)。
特開2000-20031公報
しかしながら,従来の技術では送受信するデータ量の低減が必ずしも十分とは言い難い。
上記に鑑み,本発明は送受信するデータ量の効果的な低減が可能な画像データ処理システムおよび画像データ処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像データ処理システムは,一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出する抽出部と,前記複数の画素の表示値の線形演算により,前記複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出する閾値算出部と,前記複数の区分に対応する,複数の代表値を算出する代表値算出部と,前記画素ブロック中での前記代表値の配置を表す配置パターンを生成する生成部と,前記代表値および前記配置パターンを送信する送信部と,を具備する。
本発明の一態様に係る画像データ処理方法は,一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出するステップと,前記複数の画素の表示値の線形演算により,前記複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出するステップと,前記複数の区分に対応する,複数の代表値を算出するステップと,前記画素ブロック中での前記代表値の配置を表す配置パターンを生成するステップと,前記代表値および前記配置パターンを送信するステップと,を具備する。
本発明によれば,送受信するデータ量の効果的な低減が可能な画像データ処理システムおよび画像データ処理方法を提供できる。
本発明の実施の形態では,画像を画素ブロックに分割して,その画素ブロック内の画素の表示値を複数の値で代表させることで,伝送されるデータ量を削減する。なお,表示値は,輝度,色差等の画素の有する情報の少なくとも何れかをいう。
以下,図面を参照して,本発明の実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1実施形態に係る画像表示装置100を表すブロック図である。画像表示装置100は,画像を表示するものであり,画像データ送信部110,画像データ受信部130を有する。
画像データ送信部110は,画像データを送信するものであり,画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,区分閾値決定部114,代表値決定部115,配置パターン生成部116,送信部117を有する。
画像データ受信部130は,画像データを受信し,表示するものであり,受信部131,画素ブロック再生部132,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136を有する。
画像生成部111は,画像を表す画像信号を生成するものであり,例えば,記憶装置(例えば,ハードディスク,半導体メモリ)に記憶された画像データから,画像を表示するための画像信号を生成,出力する。この画像は,静止画,動画のいずれでも良い。
色空間変換部112は,画像生成部111から出力される画像信号の色空間を変換する。即ち,RGB色空間の画像信号をYCbCr色空間の画像信号に変換する。YCbCr色空間では,Y,Cb,Crがそれぞれ輝度(明るさ),青の差分,赤の差分を表す。
画像分割部113は,色空間変換部112で色空間が変換された画像を複数のブロック(画素ブロック)に分割する。画素ブロックそれぞれに複数の画素(N*M(N行M列)の画素)が含まれる。ここでは,N*Mを4*4とする。なお,この画素それぞれにYCbCrが対応する(輝度および色の情報(表示値)を有する)。画像分割部113は,一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出する抽出部として機能する。
区分閾値決定部114は,画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。区分閾値決定部114は,複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出する閾値算出部として機能する。
代表値決定部115は,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。代表値決定部115は,複数の区分それぞれに対応する,複数の代表値を算出する代表値算出部として機能する。
配置パターン生成部116は,画素ブロック中での代表値の配置を表す配置パターンを生成する生成部として機能する。
送信部117は,代表値,および配置パターンを送信する。
受信部131は,送信部117から代表値,および配置パターンを受信する。
画素ブロック再生部132は,受信部131が受信した代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。
画像再生部133は,複数の画素ブロックから画像を再生する。
色空間変換部134は,画像再生部133から出力される画像信号の色空間をYCbCr色空間からRGB色空間へと変換する。
表示駆動部135は,表示部136を駆動する駆動回路(ドライバ)である。
表示部136は,画像を表示する表示素子,例えば,液晶表示素子である。
ここで,画素ブロック再生部132,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135が表示駆動部135と一体的に構成されることが好ましい。一体的構成によって,処理が効率化され,低消費電力化が図られる。これは,他の実施形態(第2〜第8の実施形態)でも同様である。
(画像表示装置100の動作)
画像表示装置100の動作を説明する。図2は,画像表示装置100の動作手順の一例を表すフロー図である。図3は,画像表示装置100で処理される画像データの例を表す模式図である。
(1)色空間の変換(ステップS101)
色空間変換部112が,画像生成部111から出力される画像信号の色空間をRGB色空間からYCbCr色空間に変換する。各画素の輝度と色を取り扱うためである。
(2)画像のブロック(画素ブロック)への分割(ステップS102)
画像分割部113が,色空間変換部112で色空間が変換された画像を複数のブロック(画素ブロック)に分割する。画素ブロックの一例が図3(A)に示される。1の画素ブロックについて,4*4の画素それぞれの輝度が表される。
(3)区分閾値の決定(ステップS103)
区分閾値決定部114が,画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。ここでは,画素ブロック中の画素を2つの区分に分類することを考える。画素ブロック中の画素の輝度の線形演算(例えば,平均値の算出)によって,閾値Thを決定できる。即ち,閾値Th(例えば,平均値Av)を基準として,画素ブロック中の画素(輝度)を2つの区分に分類できる。図3(A)の場合,閾値Th(平均値Av)は次のように算出される。
Th=Av
=(200+149+90+50+……+99+50)/16
=123
(4)区分毎の代表値の決定(ステップS104)
代表値決定部115は,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。
閾値Thより輝度が小さい画素群G1での輝度の平均Av1を計算して,その画素群G1の代表値Vr1とする。閾値Thより輝度が大きい画素群G2での輝度の平均Av2を計算して,その画素群G2の代表値Vr2とする。この例では,代表値Vr1,Vr2はそれぞれ71,174となる。
なお,上記の処理の際に,画素ブロック中の画素の輝度の最小値,最大値を除外することで,特異な画素による影響を低減できる。
(5)配置パターンの生成(ステップS105)
配置パターン生成部116が,画素ブロック中での代表値の配置(どの画素が閾値Thより小さいか,大きいか)を表す配置パターンを生成する。この生成は,代表値の決定とほぼ同時に(並行して)なされる。図3(B)に図3(A)の画素ブロックに対応する配置パターンを表す。区分が2つであることから,2つの代表値Vr1,Vr2それぞれに対応するか否かが1ビット(0,1)でマップ上に表される。
(6)代表値,配置パターンの送受信(ステップS106)
送信部117が,代表値,および配置パターンを送信し,受信部131で受信される。図3(C)に,図3(A)の画素ブロックに対応して送受信される代表値,および配置パターンを表す。このようにすると,8ビットの2つの代表値Vr1,Vr2と,1ビット*16画素の配置パターン情報の合計32ビットによって,1つの画素ブロックの情報を伝送できる。これに対して,画素ブロックそれぞれの画素を8ビットで伝送すると,全部で8*16=128ビットとなる。即ち,代表値,および配置パターンを送受信することで,画素をそのまま送受信する場合に比べて,送受信されるデータ量を1/4に低減できる(情報の圧縮)。
(7)画素ブロックの再生(ステップS107)
画素ブロック再生部132は,受信部131が受信した代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。図3(D)が図3(A)の元の画素ブロックに対応して再生された画素ブロックを表す。
(8)画像の再生(ステップS108)
画像再生部133は,複数の画素ブロックから画像を再生する。
(9)色空間の変換(ステップS109)
色空間変換部134は,画像再生部133から出力される画像信号の色空間をYCbCr色空間からRGB色空間へと変換する。
(10)画像の表示(ステップS110)
表示駆動部135が,表示部136を駆動して画像を表示させる。
図3(A),(C)を比較すると判るように,画素ブロックレベルでは,再生された画像は元の画像が2値化され,単純化される傾向になる(情報の圧縮)。しかしながら,画像全体では,情報の圧縮の影響は小さく,元の画像と再生された画像の相違が人間には事実上認識されない。これは,画像上では近似するデータが近接し易い傾向にあることに起因する。即ち,画像上では,明暗がランダムに配置される訳でなく,ある程度の塊になって配置される傾向にある。明暗のランダムな配置は,画像のノイズ成分であることが多いことから,このような成分のデータが失われても視認性に与える影響は小さい。
以上では,輝度Yの処理を説明している。色差Cb,Crについても同様の処理により,データを圧縮して送受信することができる。
本実施形態では,画素を分類する区分の数(代表数)を2つとしている。この場合,画像にエッジなど細かな変化が有る場合に,そのエッジがぼけたり,偽のエッジが発生したりする可能性がある。実際に画像を処理したところ,区分の数が2つでも,概ね許容レベルの画質が得られた。特に,画像のエッジがそれほど発生しない自然画像で,かつ静止画の場合に,良好な画質が得られた。
(第2の実施の形態)
図4は本発明の第2実施形態に係る画像表示装置200を表すブロック図である。画像表示装置200は,画像を表示するものであり,画像データ送信部210,画像データ受信部230を有する。本実施形態では,画像の特徴量に基づいて,画素を分類する区分の数を切り替えている。
画像データ送信部210は,画像データを送信するものであり,画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,区分数決定部221,サブサンプル部222,区分閾値決定部214,代表値決定部215,配置パターン生成部216,送信部217を有する。
画像データ受信部230は,画像データを受信し,表示するものであり,受信部231,画素ブロック再生部232,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136を有する。
区分数決定部221は,画素ブロック中の画素の輝度の空間的な変化量に基づき,画素を分類するための区分の数(代表数)を決定する。ここでは,画素の輝度の空間的な変化量として,フィールド内差分和を用いる。なお,この詳細は後述する。
サブサンプル部222は,色差Cb,Crをサブサンプル処理する。サブサンプル処理とは,複数の画素に同一の値を付与することを意味し,詳細は後述する。
区分閾値決定部214は,区分数に対応して,画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。
代表値決定部215は,区分数に対応して,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。
配置パターン生成部216は,区分数に対応して,画素ブロック中での代表値の配置を表す配置パターンを生成する。
送信部217は,区分数,代表値,および配置パターンを送信する。
受信部231は,送信部217から区分数,代表値,および配置パターンを受信する。
画素ブロック再生部232は,受信部231が受信した区分数,代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。
画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136は,第1の実施形態と実質的に変わるところが無いので,詳細な説明を省略する。
(画像表示装置200の動作)
画像表示装置200の動作を説明する。図5は,画像表示装置200の動作手順の一例を表すフロー図である。図6,図7は,画像表示装置200で処理される画像データの例を表す模式図である。図6,図7はそれぞれ,輝度(Y),および色差(Cr,Cb)に対応する。
(1)色空間の変換,画像のブロックへの分割(ステップS201,S202)
色空間変換部112が,画像生成部111から出力される画像信号の色空間をRGB色空間からYCbCr色空間に変換する。また,画像分割部113が,色空間変換部112で色空間が変換された画像を複数のブロック(画素ブロック)に分割する。画素ブロックの一例が図6(A),図7(A)に示される。1の画素ブロックについて,4*4の画素それぞれの輝度および色差が表される。ここでは,輝度および色差の値を同一としている。
(2)フィールド内差分和の算出および区分数の決定(ステップS221,S222)
区分数決定部221が,フィールド内差分和を算出し,画素を分類するための区分の数を2または3に決定する。
図8が,フィールド内差分和Spの概念を表す模式図である。フィールド内差分和Spは,画素ブロック内で隣接する画素間の輝度の差の総和を意味する。フィールド内差分和は,画像の特徴量の一種であり,画像内でのエッジの発生量(活動量)を表すパラメータとして利用できる。
図6(A)の例では,フィールド内差分和Spは以下のように算出される。
Sp=(|200-149|+ |149-90| + |90-50| + |200-146| +---
+ |200-200| + |200-200| + |200-200|
+ |149-146| + |152-146| + |152-144| +---)/24
=(600+30)/24=26
図9は,フィールド内差分和Spの値と発生確率の対応関係を表すグラフである。ほとんどの場合,フィールド内差分和Spは10以下であることが判る。このことは,区分の数を2つの値(2または3)の何れとするかの境界(閾値)として,10程度より大きい値を用いれば良いことを表す。即ち,大部分の場合に区分数を2として処理可能となり,効率的なデータの圧縮が可能となる。
ここでは,フィールド内差分和Spの閾値を20として,フィールド内差分和Spが20以上の場合に区分数を3とし,それ以外の場合に区分数を2とする。閾値を大きくすると,データの圧縮率は大きくなるが,画像のS/N比は低下する。一方,閾値を小さくすると,画像のS/N比は向上するが,データの圧縮率は小さくなる。このように,閾値の値を設定するには,データの圧縮率および画像のS/N比の双方に与える影響を考慮する必要がある。実験の結果,閾値に30を設定すると,画像のS/N比を30dB以上として,偽エッジの発生を低減できた。
(3)色差のサブサンプル(ステップS223,S224)
代表数が所定値(ここでは,3)以上の場合,色差Cr,Cbをサブサンプルする。
図7(B)がサブサンプルされた画素ブロックを表す。2*2の4画素に1つの値(色差)を割り当てている(1/4サブサンプル)。この例では,4画素での色差Cr,Cbの平均値を4画素で共通の値としている。色差Cr,Cbをサブサンプルすることで,データのさらなる圧縮が可能となる。なお,4画素中の所定の画素(例えば,左上の画素)での色差を用いてサブサンプルすることも可能である。
実験的に評価したところ,区分数を2,3で切り替えることで,色差をサブサンプルした場合でも,エッジへの色つきやぼけの発生を防止できることが判った。例えば,区分数を2で固定し,色差をサブサンプルした場合にはエッジへの色つきやぼけが発生する可能性がある。
(4)区分閾値の決定(ステップS203)
区分閾値決定部214が,区分数に応じ,線形演算により画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。
1)区分数2の場合
第1の実施形態と同様に,画素ブロック中の画素の輝度の線形演算(例えば,平均値の算出)によって,閾値Thを決定できる。閾値Thによって,画素ブロック中の画素を2つに区分(区分A1,A2)できる。
2)区分数3の場合
区分数3の場合の閾値Thlow,Thhighおよび代表値の算出の手法を図10に示す。
画素ブロック中の画素の輝度等の平均値を閾値Thとして,画素ブロック中の画素を2つに区分(区分A1,A2)する。区分A1,A2それぞれでの画素の輝度等の平均値を閾値Thlow,Thhighとする。この閾値Thlow,Thhighによって,画素ブロック中の画素を3つ(区分B1〜B3)に区分できる。
なお,閾値Thの算出の際に,画素ブロック中の画素の輝度の最小値,最大値を除外することで,特異な画素による影響を低減できる。
(5)区分毎の代表値の決定(ステップS204)
代表値決定部215は,区分数に応じて,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。
1)区分数2の場合
区分A1,A2それぞれでの輝度の平均をそれぞれ代表値とする。
2)区分数3の場合
区分B1〜B3それぞれでの輝度の平均をそれぞれ代表値Valminus,Valmid,Valplusとする(図10参照)。
なお,区分数2,3何れにおいても,平均値以外の何らかの統計値(例えば,最頻値)を採用することができる。
(6)配置パターンの生成(ステップS205)
配置パターン生成部216が,区分数に応じて,画素ブロック中での代表値の配置を表す配置パターンを生成する。この生成は,代表値の決定とほぼ同時に(並行して)なされる。
図6(B),図7(C)に,図6(A),図7(A)の画素ブロックに対応して生成された配置パターンが示される。区分が3つであることから,3つの代表値それぞれに対応するか否かが2ビット(00,01,10)でマップ上に表される。
(7)区分数,代表値,配置パターンの送受信(ステップS206)
送信部217が,区分数,代表値,および配置パターンを送信し,受信部231で受信される。図6(C),図7(D)に,図6(A),図7(A)の画素ブロックに対応して送受信される区分数,代表値,および配置パターンを表す。
区分数2,3が1ビット(0,1)で,3つの代表値が5ビットで,配置パターンが2*16ビットまたは2*4ビットで表される。ここでは,代表値を8ビット表示から5ビット表示として,データ量の低減を図っている。
(8)画素ブロックの再生(ステップS207)
画素ブロック再生部232は,受信部231が受信した区分数,代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。図6(D),図7(E)が図6(A),図7(A)の元の画素ブロックに対応して再生された画素ブロックを表す。代表値のビット数を低減したことから,図6(D),図7(E)での代表値は,ステップS204で決定された代表値と完全には一致しない。具体的には,図6(D)での値(代表値)48と対応するのは代表値50であり,相違がある。但し,画像全体では,このようなビットの切り捨ての影響は小さい。
(9)画像の再生,色空間の変換,画像の表示(ステップS208〜S210)
画像の再生,色空間の変換,画像の表示は,第1の実施形態と変わるところが無いので,説明を省略する。
(第3の実施の形態)
図11は本発明の第3実施形態に係る画像表示装置300を表すブロック図である。画像表示装置300は,画像を表示するものであり,画像データ送信部310,画像データ受信部330を有する。本実施形態では,画像の特徴量に基づいて,画素を分類する区分の数を2〜4の間で切り替えている。
本実施形態では,動画でエッジが動く場合での画質の劣化防止を図っている。
図12は,動画でのデータ処理の状態を表す模式図である。
図12(A),(B)の画素ブロックは,1フレーム前後の画素ブロック,即ち,動画を表し,図12(B)の画素ブロックは,(A)の画素ブロックを右に1画素シフトした関係にある。図12(A),(B)の画素ブロックを処理して図12(C),(D)の画素ブロックが生成される。この例では,2レベルで代表値化処理している。
図12(C),(D)の画素ブロックは,本来は右に1画素シフトしているにも関わらず,ブロックの平均値が大きくなったために,エッジのシフトが発生しない。そればかりでなく,輝度値が時間的に変化している。この結果,処理後の動画は非常に不自然になる。
以上から,動画の場合には,画像上での動きとして認識されるべきものが,輝度の時間的変化として現れる可能性が有ることが判った。一方,静止画では,処理の前後で輝度が変化しても,時間的な変化として認識されることはないので,輝度の相違が認識され難い。
以上から,動画の場合は,静止画の場合より,区分数を大きくすることが好ましいことが判る。
画像データ送信部310は,画像データを送信するものであり,画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,区分数決定部321,サブサンプル部322,区分閾値決定部314,代表値決定部315,配置パターン生成部316,送信部317を有する。
画像データ受信部330は,画像データを受信し,表示するものであり,受信部331,画素ブロック再生部332,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136を有する。
区分数決定部321は,画素ブロック中の画素の輝度の空間的および時間的な変化量に基づき,画素を分類するための区分の数を決定する。ここでは,画素の輝度の空間的,時間的な変化量それぞれに,フィールド内差分和およびフィールド間差分和を用いる。なお,この詳細は後述する。
サブサンプル部322は,色差Cb,Crをサブサンプル処理する。
区分閾値決定部314は,区分数に対応して,画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。
代表値決定部315は,区分数に対応して,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。
配置パターン生成部316は,区分数に対応して,画素ブロック中での代表値の配置を表す配置パターンを生成する。
送信部317は,区分数,代表値,および配置パターンを送信する。
受信部331は,送信部317から区分数,代表値,および配置パターンを受信する。
画素ブロック再生部332は,受信部331が受信した区分数,代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。
画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136は,第1の実施形態と実質的に変わるところが無いので,詳細な説明を省略する。
(画像表示装置300の動作)
画像表示装置300の動作を説明する。図13は,画像表示装置300の動作手順の一例を表すフロー図である。図14,図15は,画像表示装置300で処理される画像データの例を表す模式図である。図14,図15はそれぞれ,1フレーム相違する画素ブロックを表し,図15の画素ブロックは図14の画素ブロックで1画素右にシフトした関係にある。
(1)色空間の変換,画像のブロックへの分割(ステップS301,S302)
色空間変換部112が,画像生成部111から出力される画像信号の色空間をRGB色空間からYCbCr色空間に変換する。また,画像分割部113が,色空間変換部112で色空間が変換された画像を複数のブロック(画素ブロック)に分割する。画素ブロックの一例が図14(A),図15(A)に示される。
(2)フィールド間差分和およびフィールド内差分和の算出および区分数の決定(ステップS325,S321,S322)
区分数決定部321が,フィールド間差分和およびフィールド内差分和を算出し,画素を分類するための区分の数を2〜4に決定する。
フィールド間差分和Stは,1フィールド前後での画素の輝度の差の総和を意味する。フィールド間差分和は,画像の特徴量の一種であり,動画でのエッジの変化量(時間的変化)を表すパラメータとして利用できる。
図14(A),図15(A)の例では,フィールド間差分和Stは以下のように算出される。
St=(|200-200|+ |149-200| + |90-149| + |50-90| +---
+ |200-200| + |144-200| + |99-144| +|50-99|)/16
次のように,フィールド間差分和およびフィールド内差分和から区分数を決定する。
1)フィールド間差分和が所定の値(閾値1)より小さい場合
この場合,フィールド内差分和により区分数を決定する。具体的には,フィールド内差分和が所定の値(閾値2)より小さければ分割数を2,フィールド内差分和が所定の値(閾値2)以上であれば分割数を3とする。
2)フィールド間差分和が所定の値(閾値1)以上の場合
この場合,区分数を4とする。
(3)色差のサブサンプル(ステップS323,S324)
代表数が所定値(例えば,3)以上の場合,色差Cr,Cbをサブサンプルする。
(4)区分閾値の決定(ステップS303)
区分閾値決定部314が,区分数に応じ,線形演算により画素ブロック中の画素を複数の区分に分類するための閾値を決定する。
1)区分数2,3の場合
第2の実施形態と同様なので記載を省略する。
2)区分数4の場合
区分数4の場合の閾値Thlow,Thmiddle,Thhighおよび代表値の算出の手法を図16に示す。
画素ブロック中の画素の輝度等の平均値を閾値Thmiddleとして,画素ブロック中の画素を2つに区分(区分A1,A2)する。区分A1,A2それぞれでの画素の輝度等の平均値を閾値Thlow,Thhighとする。この閾値Thlow,Thmiddle,Thhighによって,画素ブロック中の画素を4つ(区分C1〜C4)に区分できる。
(5)区分毎の代表値の決定(ステップS304)
代表値決定部315は,区分数に応じて,画素ブロックの複数の区分それぞれでの代表値を決定する。
1)区分数2,3の場合
第2の実施形態と同様なので記載を省略する。
2)区分数4の場合
区分C1〜C4それぞれでの輝度の平均をそれぞれ代表値Valminus,Valmid1,Valmid2,Valplusとする。
(6)配置パターンの生成(ステップS305)
配置パターン生成部316が,区分数に応じて,画素ブロック中での代表値の配置を表す配置パターンを生成する。この生成は,代表値の決定とほぼ同時に(並行して)なされる。
図14(B),図15(B)に,図14(A),図14(A)の画素ブロックに対応して生成された配置パターンが示される。区分が4つであることから,4つの代表値それぞれに対応するか否かが2ビット(00,01,10,11)でマップ上に表される。
(7)区分数,代表値,配置パターンの送受信(ステップS306)
送信部317が,区分数,代表値,および配置パターンを送信し,受信部331で受信される。図14(C),図15(C)に,図14(A),図15(A)の画素ブロックに対応して送受信される代表値,および配置パターンを表す。なお,ここでは区分数の記載を省略しているが,実際には区分数も送受信の対象となる。
4つの代表値が6,4,4,6ビットで,配置パターンが2*16ビットで表される。ここでは,代表値の最大値,最小値を8ビット表示から6ビット表示としている。また,その間の中間値を4ビットで線形量子化している。即ち,代表値の最大値,最小値の間の値を4ビットで表している。これは中間値と最小値との差分を4ビットで表現したことになる。代表値中の最大値,最小値が中間値より視認性に与える影響が大きいことを考慮し,データ量の増加を防止しつつ,精度の向上を図っている。
(8)画素ブロックの再生(ステップS307)
画素ブロック再生部332は,受信部331が受信した区分数,代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。図14(D),図15(D)が図14(A),図15(A)の元の画素ブロックに対応して再生された画素ブロックを表す。受信されたデータの線形演算により元の代表値が再生される。
(9)画像の再生,色空間の変換,画像の表示(ステップS308〜S310)
画像の再生,色空間の変換,画像の表示は,第1の実施形態と変わるところが無いので,説明を省略する。
図17は,図12と対応し,動画でのデータ処理の状態を表す模式図である。この例では,4レベルで代表値化処理している。
図17(C),(D)の画素ブロックでは,図12と異なり,輝度値の時間的変化が解消され,処理後の動画は自然なものとなる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4実施形態に係る画像表示装置400は区分数決定部321での区分数の決定手法が第3の実施形態と異なる。
本実施形態では,次のように,フィールド間差分和およびフィールド内差分和から区分数を決定する。
1)フィールド間差分和Stとフィールド内差分和Spを加算し,総差分和(活動量)S1(=St+Sp)を算出する。
2)総差分和S1が第1の閾値Th1より小さければ区分数は2となる(S1<Th1)。
3)総差分和S1が第1の閾値Th1以上で,第2の閾値Th2より小さければ区分数は3となる(Th1≦S1<Th2)。
4)総差分和S1が第2の閾値Th2以上であれば区分数は4となる(Th2≦S1)。
第3の実施形態では,フィールド間差分だけで,区分数4を選択していた。これは画像の時間的変化(動き)を重視することを意味する。これに対して,本実施形態では,フィールド間差分和Stとフィールド内差分和Spを加算することで,画像の時間的変化(動き)と空間的変化(空間周波数)の両方を重視して,区分数4を選択している。このようにすることで,空間周波数の高い静止画で区分数4を選択可能となり,空間周波数の高い静止画でのぼけを低減できる。
(第5の実施の形態)
図18は本発明の第5実施形態に係る画像表示装置500を表すブロック図である。画像表示装置500は,画像を表示するものであり,画像データ送信部510,画像データ受信部530を有する。
画像データ送信部510は,画像データを送信するものであり,画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,区分数決定部321,サブサンプル部322,区分閾値決定部314,代表値決定部315,量子化部523,配置パターン生成部316,送信部517を有する。
画像データ受信部530は,画像データを受信し,表示するものであり,受信部531,逆量子化部537,画素ブロック再生部532,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136を有する。
量子化部523は,所定の量子化テーブルを保持し,代表値を量子化する。
送信部517は,区分数,量子化された代表値,および配置パターンを送信する。
受信部531は,送信部517から区分数,量子化された代表値,および配置パターンを受信する。
逆量子化部537は,所定の逆量子化テーブルを保持し,受信部531が受信した量子化された代表値を逆量子化する。
画素ブロック再生部532は,区分数,代表値,および配置パターンから画素ブロックを再生する。
その他の構成要素は,第3の実施形態と実質的に変わるところが無いので,詳細な説明を省略する。
(画像表示装置500の動作)
画像表示装置500の動作を説明する。図19は,画像表示装置500の動作手順の一例を表すフロー図である。本実施形態では,代表値を量子化して送信し,受信された量子化代表値を逆量子化することが第3の実施形態と異なる。以下,第3の実施形態と実質的に相違する点につき説明する。
(1)量子化部523が代表値を量子化する(ステップS526)。
3つ以上の代表値について,1つの値(基準値)をそのまま量子化し,それ以外の値では,基準値との差分を量子化する。差分の量子化には非線形量子化を用いる。即ち,差分が小さい場合,発生確率が大きいことから,細かく量子化し,差分が大きくなるほど,粗く量子化する。同一の画素ブロック内での画素の値に相関があることによる(特に動画で相関が高い)。
4つの代表値(最小代表値a,第1,第2中間代表値b,c,最大代表値d)について,量子化の詳細を説明する。
第1中間値b(4つの代表値中で下から2つ目の値)を基準値とする。この第1中間値bを8ビットで量子化する。即ち,第1中間値bのデータは圧縮されない。但し,適宜に圧縮しても良い(例えば,6ビット表現とする)。
第1中間値b以外の値a,c,dは,基準値bとの差分の絶対値((b−a),(c−b),(d−b))を非線形量子化する。この非線形量子化は,例えば,4ビットで足りる。量子化される量(差分の絶対値)が正の数になるからである。図20に非線形量子化のための量子化テーブルの一例を示す。
(2)区分数,量子化された代表値,および配置パターンが送受信され,逆量子化部537が量子化された代表値を逆量子化する(ステップS506,S527)。逆量子化部537は,量子化部523の量子化テーブルと対応する逆量子化テーブルを有する。
他の点では,本実施形態は第3の実施形態と実質的な相違はないので,詳細な説明を省略する。
(第6の実施の形態)
ここで,量子化部523が複数の非線形量子化テーブルを保持し,量子化される差分量に応じて,量子化テーブルを切り替えても良い。なお,量子化テーブルを切り替えることは,量子化部523が複数の量子化器を有し,これらの量子化器を切り替えることと同様である。
図21,図22はそれぞれ,2つで1組および3つで1組の非線形量子化テーブルを表す模式図である。図21では,例えば,(A)の量子化テーブルを差分(a−b),(a−c)の量子化に,(B)の量子化テーブルを差分(a−d)の量子化に用いる。図22では,例えば,(A)の量子化テーブルを差分(a−b)の量子化に,(B)の量子化テーブルを差分(a−c)の量子化に,(C)の量子化テーブルを差分(a−d)の量子化に用いる。
さらに,量子化部523が複数組の量子化テーブルを保持し,画素ブロックでの特徴量(例えば,フレーム内差分和Sp)に基づいて,量子化テーブルの組を切り替えても良い。例えば,特徴量が所定の閾値を超えるか否かによって,それぞれ1つ〜3つの量子化テーブルを含むA〜Cセットの量子化テーブルの組を選択する。
例えば,次のように,特徴量Sから量子化テーブルのセットを決定する。
1)特徴量Sが第1の閾値Th1より小さければ,Aセットの量子化テーブル(テーブル数:1)を選択する(S<Th1)。
2)特徴量Sが第1の閾値Th1以上で,第2の閾値Th2より小さければ,Bセットの量子化テーブル(テーブル数:2)を選択する(Th1≦S<Th2)。
3)特徴量Sが第2の閾値Th2以上であれば,Cセットの量子化テーブル(テーブル数:3)を選択する(Th2≦S)。
第1中間値b(4つの代表値中で下から2つ目の値)を基準値とする。この第1中間値bを8ビットで量子化する。それ以外の値a,c,dは,基準値bとの差分の絶対値((b−a),(c−b),(d−b))を選択されたセットの量子化テーブルで非線形量子化する。
1)Aセットの量子化テーブル(テーブル数:1)が選択された場合
差分の絶対値の全て((b−a),(c−b),(d−b))を同一の量子化テーブルで量子化する。
2)Bセットの量子化テーブル(テーブル数:2)が選択された場合
差分の絶対値の内の2つ((b−a),(c−b))を第1の量子化テーブルで,残りの1つ(d−b)を第2の量子化テーブルで量子化する。
3)Cセットの量子化テーブル(テーブル数:3)が選択された場合
差分の絶対値((b−a),(c−b),(d−b))をそれぞれ異なる量子化テーブルで量子化する。
どのセットの量子化テーブルを用いたかを識別する識別子を2ビットで送信する。逆量子化部537もA〜Cセットの量子化テーブルの組を保持し,識別子により量子化テーブルの組を選択し,代表値を逆量子化する。この場合,識別子が2ビットであり,ビットの増加は少ない。
(第7の実施の形態)
本実施形態では,4つの代表値(最小代表値a,第1,第2中間代表値b,c,最大代表値d)について,量子化の詳細を説明する。
最小代表値a,最大代表値dを6ビットで非線形量子化する。最小代表値a,最大代表値dはそれぞれ,8ビットの場合で128以上,128以下となる頻度が大きいからである。また,第1,第2中間代表値bは,差分(b−a),(d−a)を4ビットで表す。
ここで,輝度と色差で量子化の手法を変えることが考えられる。
例えば,色差を次のように量子化する。
色差の最小代表値a,最大代表値dを5ビットで非線形量子化する。色差の第1,第2中間代表値bでは,差分(b−a),(d−a)を4ビットで表す。
(第8の実施の形態)
図23は本発明の第8実施形態に係る画像表示装置800を表すブロック図である。画像表示装置800は,画像を表示するものであり,画像データ送信部810,画像データ受信部830を有する。
画像データ送信部810は,画像データを送信するものであり,画像生成部111,色空間変換部112,画像分割部113,サブサンプル部322,区分閾値決定部314,代表値決定部315,配置パターン生成部316,代表パターン選択部826,送信部817を有する。なお,分割数が固定(「2」)であることを前提とすることから,画像データ送信部810は,区分数決定部321に対応する要素を有しない。
画像データ受信部830は,画像データを受信し,表示するものであり,受信部831,配置パターン再生部838,画素ブロック再生部832,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135,表示部136を有する。
代表パターン選択部826は,複数の代表パターンを保持し,配置パターンとの相関が最大の代表パターンの識別子(パターン識別子)を出力する。
送信部817は,代表値,およびパターン識別子を送信する。
受信部831は,送信部817から代表値,およびパターン識別子を受信する。
配置パターン再生部838は,複数の代表パターンを保持し,パターン識別子に基づいて,配置パターンを再生する。
画素ブロック再生部832は,区分数,代表値,および再生された配置パターンから画素ブロックを再生する。
その他の構成要素は,第3の実施形態と実質的に変わるところが無いので,詳細な説明を省略する。
(画像表示装置800の動作)
画像表示装置800の動作を説明する。図24は,画像表示装置800の動作手順の一例を表すフロー図である。また,図25は,画像表示装置800で処理される画像データの例を表す模式図である。
本実施形態では,配置パターンを送受信するためのデータ量を削減できる。代表パターンは発生頻度の高い配置パターンを例えば16個用意する。配置パターンに替えて,パターン識別子を送受信することで,16ビットを4ビット(代表パターンの個数(16個)に対応)に削減することが可能となる。
(1)代表パターンの選択(ステップS828)
代表パターン選択部826が代表パターンを選択する。
代表パターンの例を図26,図27に示す。発生する配置パターンを実験的に求め,発生頻度の高い順に16個予め選択しておく。代表パターンを事前に用意しておくことで,処理の高速化が図られる。
代表パターンに,これらを互いに識別するための符号値(パターン識別子)が対応する。
代表マップと配置パターンとの相関Rcは,次のように算出できる。
Rc=√(Σ(A1−B1)
A1,B1はそれぞれ,代表マップと配置パターンそれぞれでの対応する画素の表示値(輝度等)を意味する。相関Rcは,代表マップと配置パターンの距離として定義できる。
配置パターンとの相関Rcが最小の代表マップが選択される
(2)配置パターンの再生(ステップS829)
配置パターン再生部838が,複数の代表パターンを保持し,パターン識別子に基づいて,配置パターンを再生する。
その他の点では,区分数が固定であることを除き,本実施形態は第3の実施形態と実質的な相違が無いので,詳細な説明を省略する。
以上のように,上記第1〜第8の実施形態によれば,送受信するデータ量が低減され,画像を伝送する周波数を半分以下に低減することができるので,表示装置の消費電力やEMIを低減できる。また,頻度の高い代表パターンをあらかじめ選定し,類似度でそのパターンを選択することにより,送受信するデータ量を1/3以下に削減できる。
画像データ受信部130がセルフリフレッシュ方式の場合につき考察する。セルフリフレッシュ方式では,画像データ受信部130がメモリを有し,メモリに保持された画像のデータを用いて,画像がリフレッシュされる。このとき,画素ブロック再生部132,画像再生部133,色空間変換部134,表示駆動部135が表示駆動部135と一体的に表示ドライバとして構成され(1チップの半導体素子),かつその中にメモリを有することが好ましい。
表示ドライバ内にメモリを持つ(メモリを内蔵した)場合,持たない(メモリを外付けした)場合について,消費電力を比較すると,前者での消費電力が小さかった。表示ドライバ内にメモリを内蔵することで,表示ドライバとメモリ間でのやり取りによる消費電力およびメモリでの消費電力の双方を低減できる。この結果,データの削減による消費電力の低減の有効性が大きくなる。セルフリフレッシュ方式の場合,例えば,圧縮された動画の復号化(画素ブロックおよび画像の再生)に消費電力を要する場合があった。表示ドライバ内で復号化することで,動画でも低消費電力化が実現可能となる。
また,画像自体のデータ量が削減できるので,メモリの容量が低減され,コストの削減が可能となる。即ち,送信されたデータ(代表値,配置パターン等)をメモリに保持させ,メモリに保持されたデータから画像を復号化する。この場合でも,表示ドライバとメモリを一体的に構成することが低消費電力化に繋がる。
(その他の実施形態)
以上,本発明の実施形態について説明したが,本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく,その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。
本発明は,液晶表示装置に限定されるものではなく,有機ELやPDPなど,マトリックス状に表示される表示素子全般に適用可能である。
以上に示したように,画素ブロックの画素を4*4とし,これらの画素を少数の代表値で代表させることで,良好な画像を表示することが可能である。これは,隣接する近場の画素が,類似の性質,画素値を持つことによる。
4*4画素の場合に幾つの区分数が必要かをシミュレーションしてみた。色差Cのサブサンプル(1/4サブサンプル)の有無が与える影響も検討した。この結果を図28に示す。
サブサンプルが無い場合,区分数2〜4それぞれで,S/N比がそれぞれ27dB,32dB,40dBが得られた。即ち,4*4の16画素の1/4に相当する4つの代表値(レベル)があれば,40dB以上ものS/N比が得られる。また,16画素の3/16に相当する3つの代表値(レベル)でも,30dBレベルのS/N比が得られる。つまり,最大でもブロック全体の画素の1/4程度の画素値で代表させれば,十分な画質が得られることが判った。
このように,4*4ブロック単位で処理する場合,3,4つの代表値があれば,十分な画質が得られる。もう少し詳細に検討すると,自然画の静止画では2以上,キャラクターやOA画像,動画などの複雑な画像では,3から4レベル以上の代表値があれば十分なS/Nが得られることがわかっている。
なお,8*8画素を1ブロックとする場合でも,その1/4に相当する16の代表値,または,3/16に相当する12の代表値で代用することができることがわかっている。
第1実施形態に係る画像表示装置を表すブロック図である。 画像表示装置の動作手順の一例を表すフロー図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 第2実施形態に係る画像表示装置を表すブロック図である。 画像表示装置の動作手順の一例を表すフロー図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 フィールド内差分和の概念を表す模式図である。 フィールド内差分和の値と発生確率の対応関係を表すグラフである。 閾値および代表値の算出の手法の一例を示す図である。 第3実施形態に係る画像表示装置を表すブロック図である。 動画でのデータ処理の状態を表す模式図である。 画像表示装置の動作手順の一例を表すフロー図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 閾値および代表値の算出の手法の一例を示す図である。 動画でのデータ処理の状態を表す模式図である。 第5実施形態に係る画像表示装置を表すブロック図である。 画像表示装置の動作手順の一例を表すフロー図である。 量子化テーブルの一例を示す模式図である。 量子化テーブルの組み合わせの一例を示す模式図である。 量子化テーブルの組み合わせの一例を示す模式図である。 第8実施形態に係る画像表示装置を表すブロック図である。 画像表示装置の動作手順の一例を表すフロー図である。 画像表示装置で処理される画像データの例を表す模式図である。 代表パターンの例を表す模式図である。 代表パターンの例を表す模式図である。 代表値の個数と画質の対応関係の一例を表す表である。
符号の説明
100…画像表示装置,110…画像データ送信部,111…画像生成部,112…色空間変換部,113…画像分割部,114…区分閾値決定部,115…代表値決定部,116…配置パターン生成部,117…送信部,130…画像データ受信部,131…受信部,132…画素ブロック再生部,133…画像再生部,134…色空間変換部,135…表示駆動部,136…表示部

Claims (10)

  1. 一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出する抽出部と,
    前記複数の画素の表示値の線形演算により,前記複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出する閾値算出部と,
    前記複数の区分に対応する,複数の代表値を算出する代表値算出部と,
    前記画素ブロック中での前記代表値の配置を表す配置パターンを生成する生成部と,
    前記代表値および前記配置パターンを送信する送信部と,
    を具備することを特徴とする画像データ処理システム。
  2. 前記複数の画素の表示値の空間的または時間的な変化量に基づき,前記区分の数を決定する区分数決定部,をさらに具備し,
    前記代表値算出部が,前記区分数決定部によって決定された区分の数に対応する個数の閾値を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像データ処理システム。
  3. 前記区分数決定部が,前記表示値の時間的変化量が第1の所定量を越えるか否かに基づいて,前記区分の数を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像データ処理システム。
  4. 前記表示値の時間的変化量が前記第1の所定量を越えない場合,前記区分数決定部が,前記表示値の空間的変化量が第2の所定量を越えるか否かに基づいて,前記区分の数を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像データ処理システム。
  5. 前記区分数決定部が,前記表示値の時間的変化量と前記表示値の空間的変化量の和に基づいて,前記区分の数を決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像データ処理システム。
  6. 前記代表値算出部によって算出された複数の代表値,およびこれら複数の代表値の差分の少なくとも何れかを量子化する量子化部をさらに具備し,
    前記送信部が,前記量子化部で量子化された複数の代表値,およびこれら複数の代表値の差分の少なくとも何れか,および前記生成部で生成された配置パターンを送信する,
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像データ処理システム。
  7. 前記代表値算出部によって算出された代表値が,それぞれ最小,最大の第1,第2の代表値,およびこれら第1,第2の代表値の中間の第3の代表値を含み,
    前記量子化部が,前記第1,第2の代表値を量子化する第1の量子化器,および前記第1,第2の代表値を基準として,前記第3の代表値を量子化する第2の量子化器を有し,
    前記送信部が,前記第1の量子化部で量子化された第1,第2の代表値,前記第2の量子化部で量子化された第3の代表値,および前記生成部で生成された配置パターンを送信する,
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像データ処理システム。
  8. 所定の複数の配置パターンから,前記生成部で生成された配置パターンと近似する配置パターンを選択する選択部をさらに具備し,
    前記送信部が,前記代表値,および前記選択部で選択された配置パターンの識別子を送信する,
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像データ処理システム。
  9. 前記代表値および前記配置パターンを受信する受信部と,
    前記受信部で受信された前記代表値および前記配置パターンを用いて前記画素ブロックに対応する信号を再生する画素ブロック再生部と,
    前記再生部で再生された信号を用いて前記画像信号を再生する画像再生部と,
    前記画像再生部で再生された画像信号に対応する画像を表示する表示部と,
    をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像データ処理システム。
  10. 一の画像に対応する画像信号から,この画像中の複数の画素で構成される画素ブロックに対応する信号を抽出するステップと,
    前記複数の画素の表示値の線形演算により,前記複数の画素を複数の区分に分類する閾値を算出するステップと,
    前記複数の区分に対応する,複数の代表値を算出するステップと,
    前記画素ブロック中での前記代表値の配置を表す配置パターンを生成するステップと,
    前記代表値および前記配置パターンを送信するステップと,
    を具備することを特徴とする画像データ処理方法。
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