JP2005055825A - 画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラム - Google Patents

画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】液晶表示パネル等の画像表示装置において、画像データのデータ量を削減して画像表示部に転送し、且つ、削減した画像データを逆変換することにより元画像に近づくように復元することを可能とする。
【解決手段】画像表示装置のCPU216では、まず、取得した画像データに対して元のイメージに近いままデータ量を削減する減色処理を行う。次に頻度算出部232、ハフマン木生成部234及び符号化処理部236にて、前記減色処理された画像データに対してハフマン符号化処理が行われる。以上の処理により、表示装置212に転送するデータ量が少なくなり、データ転送速度を速くすることができ、さらに消費電力低減も実現できる。また、表示装置212内の復号化処理部238にて符号化されたデータを復号する処理が行われ、減色処理された段階の画像まで復元される。これにより、表示される画像の画質が改善される。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示パネルその他の画像表示部を備える画像表示装置において、表示すべき画像データのデータ量を削減して画像表示部に転送する手法に関する。
近年では、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの携帯端末装置に搭載する表示装置の大画面サイズ化、高解像度化が進んでおり、従来より画素数の多い高解像度の画像データをより大きな画面上に表示することが可能となっている。
しかし、そのような大画面表示又は高解像度表示に対応する高解像度画像データはそのデータ量が多い。表示装置へのデータ転送においては、データ線(データライン)数を増やせばクロック数を減らせるが、その分消費電力が大きくなるという欠点がある。
また、半導体回路である液晶ドライバICは、その性質上動作クロック数の上限がある。例えば、データ線数が1本の場合で、解像度が176×208画素であるQCIF(Quarter Common Intermediate Format)に従って1画素当りRGB各6ビット、計18ビットの動画データを毎秒60フレーム転送するためには、39.5MHz(176×208×18×60)のドットクロックが必要である。一方、データ線数が3本である場合は、ドットクロックは上記の場合の1/3の13.2MHzとなる。この程度ならば、現状の半導体プロセスで製作される液晶ドライバICの内蔵回路、とくにRAMの読み書きスピードが十分対応可能である。
しかし、解像度が352×416画素にもなるCIF(Common Intermediate Format)になると、上述したものと同様に1画素当りRGB各6ビット、計18ビットの動画データを毎秒60フレーム転送するためには、ドットクロックは158.1MHz必要になる。この場合、データ線数を3本にしてもドットクロックは52.7MHzにもなり、現状のRAMの読み書きスピードでは対応不能になる。また、さらに高画質な24ビット(フルカラー:RGB各8ビット)の画像データを転送する場合にはドットクロックは210MHzとなり、データ線数を3本にしても70.3MHzにもなる。よって、現在の液晶ドライバICの能力では対応できない。
また、上述のように、データ線数を増やすことによってドットクロックを低減することは理論的には可能であるが、携帯端末装置は実装面積に限度があり、液晶ドライバICの信号入出力部は小さなコネクタや小さな接点にならざるを得ない。よって、データ線数を増加することは、携帯端末装置を携帯する際の衝撃や温度変化などによりコネクタの信頼性低下に繋がる可能性がある。つまり、データ線数の増大には限界がある。
このような問題に対処する手段として、表示装置に送る画像データのデータ量を削減するという方法がある。この方法の1つとして、転送する画像データを減色処理してデータ量を減らすというものが特許文献1にて報告されている。具体的には、減色処理に誤差拡散法を用い、下位ビットについては演算を省略するという方法が記載されている。その他にも、複数枚の画像を縮小し、合成してデータ量を削減した画像データを送信するという技術が、特許文献2に記載されている。
しかしながら、上述のデータ削減方法は、主に不可逆的画像変換を用いたものであるので、データ量を削減した画像そのものが表示パネルに表示されることになる。そのため、表示画像の画質の低下は避けられない。また、表示する際に、画像を補間する処理を行った場合には、処理に多くの計算を要してしまう。しかも、その補間処理による画質改善にも限度がある。
特開平9−101771号公報
特開2003−18401号公報
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、液晶表示パネルその他の画像表示部を備える画像表示装置において、表示すべき画像データのデータ量を削減して画像表示部に転送し、且つ、削減した画像データに対して逆変換を行うことにより元の画像に近づくように復元することが可能な画像表示装置、画像表示方法及び画像表示プログラムを提供することにある。
本発明の1つの観点では、画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において、前記画像処理部は、表示すべき画像データを取得する画像データ取得手段と、取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理手段と、減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段と、前記符号化画像データ、及び、前記符号化手段による符号化方法を規定する符号化方法データを前記画像表示部へ転送する転送手段と、を備え、前記画像表示部は、前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化手段と、復号化された画像データを表示する表示手段と、を備える。
上記の画像表示装置は、例えば画像表示部として液晶表示パネルを備える携帯電話、携帯型端末などの各種端末装置とすることができ、大別して表示すべき画像データの処理を行う画像処理部と、画像データを表示する画像表示部とから構成される。画像処理部において、画像データ取得手段は、例えば外部のサーバその他から画像データを取得する。この画像データは、静止画データと動画データの両方を含む。取得された画像データは、減色処理によりデータ量が削減され、さらに符号化処理によりデータ量が削減される。そうしてデータ量が削減された画像データ、及び、符号化方法を規定する符号化方法データが画像処理部から画像表示部へ転送される。画像表示部では、符号化方法データに基づいて、符号化画像データを復号化して表示する。よって、画像処理部から画像表示部への画像データの転送処理の負担を軽減し、転送を高速化することができる。
上記の画像表示装置の一態様では、前記符号化手段は、前記減色処理された画像データに対してハフマン符号化処理を行う。ハフマン符号化は可逆符号化であるので、画質を低下させることなく、データ量を削減することができる。
上記の画像表示装置の他の一態様では、前記符号化方法データは、前記減色処理された画像データの階調値の出現率を示す頻度表と、前記減色処理された画像データの階調値と当該階調値に対応する符号との対応を示すハフマン木と、を含むことができる。この場合、画像表示部側の復号化手段は、頻度表とハフマン木とに基づいて画像データを復号する。
上記の画像表示装置の他の一態様では、前記符号化方法データは、前記減色処理された画像データの階調値と、当該階調地に対応する符号との対応関係を示す符号表を含むことができる。この場合、画像表示部側の復号化手段は、符号表に基づいて画像データを復号する。
上記の画像表示装置の他の一態様では、前記符号化手段は、前記画像データの所定のブロック単位で前記符号化を行い、前記復号化手段は前記符号化手段による符号化と並行して、前記符号化手段にて以前行われたブロックに対応する符号化画像データの復号化を行う。これにより、画像処理部側における符号化と画像表示部側における復号化を並列処理により効率的に行うことができる。
好適な例では、前記減色処理手段は、前記画像データに対してディザ処理又は誤差拡散処理により減色処理を行うことができる。
本発明の他の観点では、画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において実行される画像表示方法は、表示すべき画像データを取得する画像データ取得工程と、取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理工程と、減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化工程と、前記符号化画像データ、及び、前記符号化工程による符号化方法を規定する符号化方法データを、前記画像処理部から前記画像表示部へ転送する転送工程と、前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化工程と、復号化された画像データを前記画像表示部上に表示する表示工程と、を備える。
また、本発明の他の観点では、画像表示プログラムは、画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において実行されることにより、表示すべき画像データを取得する画像データ取得手段、取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理手段、減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段、前記符号化画像データ、及び、前記符号化手段による符号化方法を規定する符号化方法データを前記画像表示部へ転送する転送手段として前記画像処理部を機能させ、前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化手段、復号化された画像データを表示する表示手段として前記画像表示部を機能させる。
上記の画像表示方法及び画像表示プログラムによっても、上記の画像表示装置と同様に画質を劣化させることなく、画像表示部への画像データの転送効率を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態に係る携帯端末装置の概略構成を示す。図1において、携帯端末装置210は、例えば携帯電話やPDAなどの端末装置である。携帯端末装置210は、表示装置212と、送受信部214と、CPU216と、入力部218と、プログラムROM220と、RAM224とを備える。また、表示装置212は、ドライバ226と表示パネル227などから構成されている。
送受信部214は、外部から画像データなどのコンテンツを受信する。以下では、主に、画像データを受信した場合の携帯端末装置210でのデータ処理について説明する。画像データの受信は、例えば利用者が携帯端末装置210を操作してコンテンツ提供サービスを行うサーバ装置などに接続し、所望の画像データをダウンロードする指示を入力することにより行われる。受信される画像データは、動画データと静止画データとを含む。ここでは、例えば1画素当りRGB24ビットの画像データ(各色8ビット)が受信されるものとする。なお、送受信部214が受信した画像データS11はCPU216などに供給され、さらに、RAM224に保存することができる。
入力部218は、携帯電話であれば各種の操作ボタンなど、PDAであればタッチペンなどによる接触を検出するタブレットなどにより構成することができ、ユーザが各種の指示、選択を行う際に使用される。入力部218に対して入力された指示、選択などは、電気信号に変換されてCPU216へ送られる。
プログラムROM220は、携帯端末装置210の各種機能を実行するための各種プログラムを記憶し、特に本実施形態では送受信部214から送られてきた画像データに対して減色処理を行うための減色処理プログラム、及び前記画像データを圧縮するハフマン符号化処理プログラムなどを記憶している。
RAM224は、減色処理やハフマン符号化処理を行うプログラム等のプログラムに従って画像データを変換する際などに作業用メモリとして使用される。また、前述のように、送受信部214が受信した外部からの画像データ、又は、携帯端末装置210に備え付けられた図示しないカメラなどから取得した画像データを必要に応じて保存することもできる。
CPU216は、プログラムROM220内に記憶されている各種プログラムを実行することにより、携帯端末装置210の各種機能を実行する。本実施形態では、まず、プログラムROM220内に記憶されている減色処理プログラムを読み出して実行することにより減色処理部230として機能する。減色処理部230では、受信装置214から供給される画像データS11などに対して、減色処理が行われる。具体的には、取得した画像データに対して元のイメージに近いまま画像の階調値を削減する処理を行う。これにより、表示装置212に転送する画像データのデータ量を削減することができる。減色処理については、後に詳細に説明する。
次に、CPU216は、同じくプログラムROM220内に記憶されているハフマン符号化処理プログラムを読み出して実行することにより頻度算出部232、ハフマン木生成部234及び符号化処理部236として機能する。まず、頻度算出部232では、減色処理部230より入力された画像データに対して、階調値の頻度を算出する。次に、ハフマン木生成部234では、頻度算出部232にて算出された頻度に基づき、ハフマン符号を決定するためにハフマン木を生成する。次に、符号化処理部236では、ハフマン木生成部234にて決定された階調値とハフマン符合との対応関係に基づき、減色処理部230より供給される画像データを符号化する。なお、頻度算出部232にて算出された頻度表のデータS12、ハフマン木生成部234にて生成されたハフマン木のデータS13、及び符号化処理部236にて得られたハフマン符号化データS14は、復号に用いられるために表示装置212内の復号化処理部238に入力される。以上の処理により、前述の減色処理と同様に、表示装置212に転送する画像データのデータ量を削減することができる。このハフマン符号化処理においては、実質的に画像データを削減していない。つまり、後に逆変換である復号処理を行って表示される画像データは減色処理のみが行われた画像となる。なお、上述の頻度算出部232、ハフマン木生成部234及び符号化処理部236にて実行される具体的なハフマン符号化処理については、詳細は後述する。
このようにCPU216において処理される減色処理とハフマン符号化処理により画像データのデータ量が削減されるので、表示装置212への画像データのデータ転送速度を速くすることができ、低消費電力も実現できる。なお、CPU216は、これら以外に各種のプログラムを実行することにより携帯端末装置210の各種機能を実現するが、それらは本発明とは直接の関連を有しないので、説明を省略する。
表示装置212は、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)などの軽量、薄型の表示装置であり、液晶の表示パネル227や半導体であるドライバ226などから構成されている。また、表示装置212はCPU216から受け取った画像データに対する処理部として、復号化処理部238を備える。なお、復号化処理部238は、例えば表示装置内のプロセッサが所定の復号化プログラムを実行することにより実現することができ、ドライバ226の内部に設けることもできる。
復号化処理部238では、CPU216内の符号化処理部236にて符号化された画像データS14と、ハフマン木生成部234にて作成されたハフマン木のデータS13と、頻度算出部232にて算出された頻度表のデータS12と、に基づいて復号化処理を行う。これにより、画像データはドライバ226及び表示パネル227にて処理することが可能なデータ形式に変換される。この復号化処理が行われた画像データは、ドライバ226に供給される。そして、供給された画像データが表示パネル227の表示エリア内に表示される。このとき表示される画像は、CPU216にて減色処理のみが行われた画像となっている。なお、表示装置212は、例えば横方向と縦方向の画素数が上述したような352×416画素(CIFサイズ)などの高解像度で表示することができる。
以上のように、本実施形態では、CPU216内で減色処理やハフマン符号化処理などを行って元の画像データのデータ量を削減した後で、表示装置212へ供給する。よって、表示装置212への画像データのデータ転送速度を速くすることができ、低消費電力も実現できる。
(CPUでの画像処理)
次に、CPU216で行われる減色処理及びハフマン符号化処理について、具体的に説明する。CPU216では、表示装置212に転送する画像データ量を削減する処理が行われる。本発明では、データ量の削減方法として、不可逆変換である減色処理と、可逆変換であるハフマン符号化処理と、を採用している。すなわち、不可逆変換によってある程度データ量を削減し、さらにこのデータに対して可逆変換を行い、表示装置212転送するデータ量を少なくするという方法を用いている。表示装置212においては、符号化処理に対する逆変換である復号処理を行った画像データが表示される。言い換えると、CPU216から表示装置212に供給される画像データ自体はかなり削減されているが、そのデータに対して逆変換の処理が行われるので、表示される画像は転送されてきたデータ量から想定されるよりも高画質なものとなる。
(1)減色処理
次に、CPU216内の減色処理部230により行われる減色処理の詳細について説明する。本実施形態では、減色処理部230は、ディザ法又は誤差拡散法のいずれかにより減色処理を行う。
(a)ディザ法
まず初めに、本実施形態に係る減色処理について説明する。本実施形態では、減色処理としてディザ法又は誤差拡散法を用いている。この2つの処理は、取得した画像データに対して元のイメージに近いままデータ量を削減することができる処理である。つまり、ビットスライスなどの処理とは異なり、元のイメージを模擬した違和感のない画像を生成することができる。
まず、図2を用いて、ディザ法について説明する。ディザ法の処理は、例えば送受信部214が受信した元の画像データを、縦4画素×横4画素のブロックに分割し、分割した各ブロックごとに処理を行う。具体例を示すと、図2(a)は、元の画像データ中から任意に選んだ1つのブロックで、各数値はそれぞれの画素の階調値を表している。図2(b)はディザ行列の1つの例で、0から15までの階調値を表す数字が書かれており、この行列は元の画像データと比較するために用いられる(即ち、数字は閾値としての意味を持つ)。具体的に行う作業は、受信した画像データとディザ行例の対応する画素の数値を比較し、ディザ行列の数字よりも大きければ15(白)、小さければ0(黒)とする。その結果、図2(c)に示すような画像が得られる。
このように、上記の4×4画素のディザ行列を使用してディザ処理を行うことにより、0〜15までの16階調値を白又は黒の1階調で表現することができる。よって、元の画像データの階調値を1/16に減らすこと、即ち階調値を4ビット分減らすことができることになる。
本実施形態では、図1に示す減色処理部230は、上述のディザ法を用いて、受信した画像データに減色処理を施す。ここでは、受信した画像データが例えば1画素当り24ビットのRGB形式の画像データ(各色8ビット)であるとし、これに対してディザ処理を行うものとする。RGB3原色のそれぞれの階調値に対して上述の4×4のディザ行列を用いたディザ処理が行われる。上述のように、4×4のディザ行列を適用すると、階調値を4ビット減少させることができる。よって、RGB各色8ビットである元の画像データの各色についてそれぞれディザ処理を適用し、各色4ビット(16階調)の画像データに変換する。これにより、RGB形式の1画素24ビット(各色8ビット)の画像データは、同じRGB形式の1画素12ビット(各色4ビット)の画像データに変換することができる。つまり、もとの画像データ量の1/2にまでデータ量を削減することができる。
なお、上記の例では、ディザ法による変換で階調値を2値化したが、ディザ法で画像データを多値で表現することもできる。最も簡単な方法として、黒と白の中間のレベルが表現できる3値のディザ法について、図2(d)を用いて説明する。この場合、与えられた画像データ中の一つの画素において、その輝度の1/2(例えば256階調のデータであれば、127となる。)を考え、0から127の間に存在する階調値の画素に対しては、0か127かを前述の2値のディザ法を用いて決定し、さらに127から255までの間に存在する階調値の画素は、ディザ法を用いて127か255かを決定する。これにより、0から255の階調値を持つ画像データを、0、127及び255の3値で表現することができる。なお、ディザ法による変換は、輝度の階調値に対して行ってもよいし、RGBの色データの階調値に対して行ってもよい。
(b)誤差拡散法
次に、図3を用いて、誤差拡散法を説明する。最も単純な誤差拡散法では、注目している画素において2値化した際に生じる誤差を、全てその右のピクセルへ割り振る処理を行う。その処理の一例を図3に示す。図3(a)の上段は、減色処理がされていない元の画像データであり、各数値はそれぞれの画素の階調値を表している。まず、図3(a)の左に位置する階調値が200である画像データを2値化すると、127(256階調の半値に当たる)よりも大きいので、階調値255(白)になる。このとき、元の画像とは階調値55(=255−200)の誤差が生じる。この誤差を図3(b)において、階調値が160である中央に位置する画像データに分配し、その画素値から55を減算して階調値105となったデータに対して、さらに2値化処理を行う。これにより、階調値0(黒)に変換される。このときも、同様に階調値にして −105(=0−(160−55))の誤差が生じる。この誤差を図3(c)において、階調値が180である画素に分配し、2値化すると階調値255(黒)に変換される。このように次々に誤差を隣の画素に分配していくことで、2値画像による擬似的な階調パターンを作成することができる。ここでは誤差を全て右の画素に分散させているが、誤差を割り振るピクセル数を増やし(例えば、右、右下、下に割り振る。)、又はその割り振る位置によってその比率を変化させることもできる。これにより、処理に要する計算量は増大するが、原画像をより正確に模擬した画像を作成することできる。
上記の誤差拡散法の例では、変換により階調値を2値化するものを示したが、本実施形態では、誤差拡散法で画像データを多値で表現する。例えば、受信した画像データが1画素当り24ビットのRGB形式の画像データ(各色8ビット)のとき、これに対して多値誤差拡散法の処理を行って、RGB形式の1画素当り12ビット(各色4ビット)の画像データに変換することができる。つまり、もとの画像データ量の1/2にまでデータ量を削減することができる。
以下では、ディザ法の処理によって作成された画像と誤差拡散法によって作成された画像について、それぞれの特徴を説明する。前述のディザ法では、本来なら一繋がりの画像として処理すべきところを分割してしまったり、逆に分けて処理した方がよい画像をくっ付けてしまうという処理が行われる可能性がある。これにより、不自然な規則的模様が現われることがある。しかし、誤差拡散法では、各画素の階調値を元に、誤差を算出してから、その埋め合わせを近傍に割り振るので、全体として見たときには平均的に元の画像との誤差が少ない画像になっている。このため、ディザ法の処理により生じる不自然な規則的模様が現われることはない。ただし、誤差拡散法では、ディザ法のように決まった処理をパッチワークで繰り返すものではないので、計算に時間がかかってしまう。以上のことから、例えば、動画像のように、画像の質よりも処理速度の速さが要求される場合はディザ処理を用い、静止画像のように、処理速度よりも画質が要求される場合には誤差拡散法を用いることが好ましい。
以上のようにCPU216は、ディザ法又は誤差拡散法減色処理を行うことにより、表示装置212に転送する画像データ量が削減される。減色処理にてデータ量を削減したが、ビットスライスなどの処理とは異なり、元の画像を模擬する処理がなされているので、表示する画像に対して違和感を生じさせない。
(2)ハフマン符号化処理
以下では、CPU216にて行われる本実施形態に係るハフマン符号化処理について説明する。一般的に、ハフマン符号化処理は、取得したデータに対して、よく発生するデータに対しては短い符号を当て、発生しにくいデータに対しては長い符号を与えるという符号化を行う処理である。つまり、元のデータを可変長にするというものである。この処理により、元のデータのデータ量を削減することができる。
その具体例について、図4を用いて説明する。図4(a)は、処理すべき元のデータで、「aabbccccddddeeeeeeeeffff」という記号から成る文字列である。次に図4(b)に示すように、この入力された記号の頻度を算出して頻度表を作成する。図4(b)において、左列には入力された記号、右列にはその頻度(出現率とも呼ぶ)を示す。次に、このように算出された頻度表に基づいてハフマン木が生成される。ハフマン木は、図4(c)に示すように、葉10、枝11、内部節点12及び根13から構成される。以下で、ハフマン木の作成手順について説明する。まず、各記号に対する葉10を作り、それぞれの葉10に記号とその頻度を書いておく。次に、頻度が最も小さい2枚の葉10について内部節点12を1つ作り、その内部節点12と2枚の葉10を枝11で結ぶ。そして枝11の一方には「0」、他方には「1」のラベルを付加する。この内部節点12に2枚の葉10の頻度の和を書き、この内部節点12を新たな葉10と考える。内部節点10より下の枝11と葉10をないものと考え、上述の手順を繰り返す。葉10(又は、内部節点12)が1枚になったところでハフマン木が完成する。
以上の処理により、図4(d)に示すように、元のデータはハフマン符号に変換される。すなわち、aは「1110」、bは「1111」cは「100」、dは「101」、eは「0」、fは「110」と表された符号表を作成することができる。この符号化されたデータ又はハフマン木に基づいて、元のデータは「1110 1110 1111 1111 100 100 100 100 101 101 101 101 0 0 0 0 0 0 0 0 110 110 110 110」と符号化することができる。
以下で、本実施形態において具体的に行われるハフマン符号化処理について説明する。まず、上述したように減色処理部230にて減色処理された画像に対して、頻度算出部232にて頻度表が算出される。このとき、本実施形態においては、図5(a)に示すようにブロック単位でハフマン符号化処理を行う。例えば画像の4行(4ライン)を1ブロックとして扱い、1つのブロックの符号化が終了すれば、次のブロックに移って処理を行うことができる。つまり、頻度算出部232では、図5(b)に示すように、画像データの1ブロック分のデータに対して頻度表(以下、「頻度ヒストグラム」とも呼ぶ。)を算出していく。図5(b)は、横軸は階調値を表しており(図5(b)においては、16階調のものを示している)、縦軸はその階調値を示す画素数がどれだけあるか、即ち各階調値を有する画素の出現頻度を表している。なお、頻度表算出の処理は、前述した減色処理の際に同時に行っても良い。このように算出された頻度表は、ハフマン木生成部234と表示装置212内の復号化処理部238に供給される。また、前述した一回に処理が行われる画像のブロック数の情報も(例えば4行)、復号化処理部238に供給される。復号化処理部238に供給される頻度表のデータS12及び画像のブロック数は、復号化処理部238が後に符号化されたデータを復号する際に用いられる。
次に、ハフマン木生成部234では、供給された頻度表に基づいてハフマン木が生成される。生成されたハフマン木は、符号化処理部236と表示装置212内の復号化処理部238に供給される。復号化処理部238に供給されるハフマン木のデータS13も、後に符号化されたデータを復号する際に用いられる。次に、符号化処理部236には、減色処理部230から減色処理された画像データと、ハフマン木生成部234よりハフマン木のデータが供給される。符号化処理部236では、これら供給されるデータに基づいて、減色処理された画像データをハフマン符号化する。こうして作成された符号化データS14は、表示装置212内の復号化処理部238に転送される。
以上のCPU216内においてのハフマン符号化処理により、表示装置212に転送するデータ量が削減される。データ削減量は画像に依存するが、実験的には約1/2程度に削減されることがわかっている。すなわち、先に述べた減色処理と合わせると、元の画像データS11のデータ量を約1/4に削減したものを表示装置212に転送することができる。以上のハフマン符号化処理は可逆符号化であり、符号化によりデータ量を削減しているだけで画像データ自体を欠損させてはいないため、復号して表示される画像の質は落ちることはない。
なお、CPU216から表示装置212へは、画像データやその他関連するデータは、データバスとシリアルバスを用いて転送することができる。データ量が多い符号化データS14は、データバスを経由して転送される。一方、頻度表のデータS12、一回の処理で符号化する画像の行数及びハフマン木のデータS13などは、このデータバスを用いて符号化データS14と時分割で転送しても良いし、データ量が小さいためCLK信号やSDA信号などを送信する際に用いられるシリアルバスを経由して転送しても良い。
(表示装置での画像処理)
以下では、表示装置212で行われる復号化処理について説明する。復号化処理は表示装置212内の復号化処理部230にて行われる。復号化処理部230には、先に述べたように、頻度算出部232から頻度表のデータS12、ハフマン木生成部234からハフマン木のデータS13、及び符号化処理部から符号化データS14が供給され、これらのデータに基づいて復号処理が行われる。具体的な復号方法について、図4(c)を参照して説明する。例えば、「101」という符号が送られてきた場合、まず、根13からビットが「1」である右の枝11をたどる。次に、ビット「0」である左の枝11をたどる。そして、ビット「1」である右の枝11をたどると、「d」を表す葉10に到達する。これにより、「101」と符号化されたデータが「d」という記号であると識別される。以上の手順で、符号化されたデータが復号される。
以上の復号化処理部230にて行われる復号処理により、復号化処理部238による復号処理後の画像データは、CPU216の減色処理部230に減色処理された後の画像に戻ることになる。これにより、表示パネル227には、減色処理された入力画像を模擬した画像が表示されることになる。このように、CPU216から表示装置212に供給される画像データ自体はかなり削減されているが、そのデータに対して可逆変換の処理が介在しているので、表示される画像は転送されてきたデータ量から想定されるよりも高画質なものを表示することができる。
なお、本実施形態においては、上述したようにCPU216ではブロック単位で処理を行うので、CPU216にて行うハフマン符号化処理と、表示装置212にて行う復号化処理を並列して行うことができる。具体的に、図6を用いて説明する。図6(a)に示すように、CPU216では、処理が画像の上から下に向かってなされており、ある時刻において図示する位置の画像データに対して符号化処理を行っているものとする。このとき、その処理を行っているブロックよりも上段の画像(符号化処理が完了している画像)は、既に表示装置212に転送されている。一方、表示装置212では、図6(b)に示すように、上記の時刻においてCPU216で符号化している画像よりも上段のデータに対して復号化処理を行うことができる。これにより、CPU216にて行うハフマン符号化処理と、表示装置212にて行う復号化処理を効率よく行うことができる。
[第2実施形態]
以下で、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、ハフマン符号化したデータを復号処理部238にて復号処理するのに、頻度表とハフマン木に基づいて行った。第2実施形態においては、復号処理部238にて画像データを復号するのに、図4(d)に示した符号表のみを用いて復号する方法を採用する。変換するデータ量が大きい場合には、符号表自体もデータ量が多くなってしまうが、変換するデータ量が小さい場合には、符号表のデータ量は小さくなる。本実施形態のように符号化すべき画像データが、例えば16階調(4ビット)である場合には、符号表のデータ量は小さいので、符号表のみを転送する方が効率が良い。そのため、第2実施形態においては、第1実施形態にて述べたように頻度表とハフマン木を転送するのではなく、符号表のみを転送する方法を採用している。
図7は、本発明の第2実施形態に係る携帯端末装置の概略構成を示している。図7において、携帯端末装置210は、例えば携帯電話やPDAなどの端末装置である。携帯端末装置210は、表示装置212と、送受信部214と、CPU216と、入力部218と、プログラムROM220と、RAM224とを備える。また、表示装置212は、ドライバ226と表示パネル227などから構成されている。
送受信部214は、外部から画像データなどを受信する。受信される画像データは、動画データと静止画データとを含む。ここでは、例えば1画素当りRGB24ビットの画像データ(各色8ビット)が受信されるものとする。なお、送受信部214が受信した画像データS11はCPU216などに供給され、さらに、RAM224に保存することができる。
入力部218は、携帯電話であれば各種の操作ボタンなど、PDAであればタッチペンなどによる接触を検出するタブレットなどにより構成することができ、ユーザが各種の指示、選択を行う際に使用される。入力部218に対して入力された指示、選択などは、電気信号に変換されてCPU216へ送られる。
プログラムROM220は、携帯端末装置210の各種機能を実行するための各種プログラムを記憶し、特に本実施形態では送受信部214から送られてきた画像データに対して減色処理を行うための減色処理プログラム、及び前記画像データを圧縮するハフマン符号化処理プログラムなどを記憶している。
RAM224は、減色処理を行うプログラム等のプログラムに従って画像データを変換する際などに作業用メモリとして使用される。また、前述のように、送受信部214が受信した外部からの画像データを必要に応じて保存することもできる。
CPU216は、プログラムROM220内に記憶されている各種プログラムを実行することにより、携帯端末装置210の各種機能を実行する。第2実施形態においては、まず、プログラムROM220内に記憶されている減色処理プログラムを読み出して実行することにより減色処理部230として機能する。減色処理部230では、受信装置214から供給される画像データS11などに対して、減色処理が行われる。これにより、表示装置212に転送する画像データのデータ量を削減することができる。また、取得した画像データに対して元のイメージに近いままデータ量を削減することができる。この減色処理については、先に説明したディザ法又は誤差拡散法を行う。
次に、CPU216は、同じくプログラムROM220内に記憶されているハフマン符号化処理プログラムを読み出して実行することにより頻度算出部232、符号表生成部240及び符号化処理部236として機能する。頻度算出部232では、減色処理部230より入力された画像データに対して、1ブロック単位で階調値の頻度を算出する。次に、符号表生成部240では、頻度算出部232にて算出された頻度に基づきハフマン木を生成して、図4(d)に示したような所定の階調値がどの符号に当たるのかを示す符号表(以下、「固定符号表」とも呼ぶ)を生成する。次に、符号化処理部236では、符号表生成部240にて生成された固定符号表に基づき、画像データの階調値を符号化する。こうして、符号表生成部240にて生成された1ブロック単位の符号表のデータS21、及び符号化処理部236にて得られたハフマン符号化データS14は、表示装置212内の復号化処理部238に入力される。以上の処理により、前述の減色処理と同様に、表示装置212に転送する画像データのデータ量を削減することができる。このハフマン符号化処理においては、実質的に画像データを削減していないので、後に復号して表示される画像データの質が落ちてしまうことはない。なお、上述の頻度算出部232、符号表生成部240及び符号化処理部236にて実行される具体的なハフマン符号化処理については、図4を用いて説明したものと同様である。以上のように、第2実施形態に係るハフマン符号化処理では、固定符号表のデータS21及びハフマン符号化データS14のみを表示装置212に転送することができる。
このようにCPU216において処理される減色処理とハフマン符号化処理により画像データのデータ量が削減される。また、第2実施形態においては、頻度表の及びハフマン木の代わりに、固定符号表のみを転送するので、さらに転送するデータ量を少なくすることができる。
次に、表示装置212は、例えばLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)などの軽量、薄型の表示装置であり、液晶の表示パネル227や半導体であるドライバ226などから構成されている。また、表示装置212はCPU216から受け取った画像データに対する処理部として、復号化処理部238を備える。なお、復号化処理部238は、例えば表示装置内のプロセッサが所定の復号化プログラムを実行することにより実現することができ、ドライバ226の内部に設けることもできる。
復号化処理部238では、CPU216の符号化処理部236にて符号化された画像データS14と、符号表生成部240にて生成された符号表のデータS21と、に基づいて復号化処理を行う。これにより、ドライバ226及び表示パネル227にて処理することが可能なデータ形式に変換される。なお、この復号化処理部238での復号化処理と、CPU216の符号化処理部236でのハフマン符号化処理は、先に図6を用いて述べたように並列して処理を行うことができる。この復号化処理が行われた画像データは、ドライバ226に供給される。そして、供給された画像データが表示パネル227の表示エリア内に表示される。表示装置212は、例えば横方向と縦方向の画素数が上述したような352×416画素(CIFサイズ)などの高解像度表示が可能なものである。
以上のように、第2実施形態では、CPU216から表示装置212へ符号化されたデータS14に加えて符号表のデータS21のみを転送するので、さらにデータ転送速度を速くすることができ、低消費電力も実現できる。また、転送するデータ量が少ないので、メモリも少なくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る画像処理を適用した携帯端末装置の概略構成を示す。 ディザ法を説明するための図である。 誤差拡散法を説明するための図である。 ハフマン符号化処理を説明するための図である。 画像に対してハフマン符号化処理を行う具体例について示した図である。 符号化処理と復号化処理との並列処理を示す。 本発明の第2実施形態に係る画像処理を適用した携帯端末装置の概略構成を示す。
符号の説明
210 携帯端末装置、 212 表示装置、 214 送受信部、 216 CPU、 218 入力部、 220 プログラムROM、 224 RAM、 230 減色処理部、 232 頻度算出部、 234 ハフマン木生成部、 236 符号化処理部、 238 復号化処理部、 240 符号表生成部

Claims (9)

  1. 画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において、
    前記画像処理部は、
    表示すべき画像データを取得する画像データ取得手段と、
    取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理手段と、
    減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段と、
    前記符号化画像データ、及び、前記符号化手段による符号化方法を規定する符号化方法データを前記画像表示部へ転送する転送手段と、を備え、
    前記画像表示部は、
    前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化手段と、
    復号化された画像データを表示する表示手段と、を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記符号化手段は、前記減色処理された画像データに対してハフマン符号化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記符号化方法データは、前記減色処理された画像データの階調値の出現率を示す頻度表と、前記減色処理された画像データの階調値と当該階調値に対応する符号との対応を示すハフマン木と、を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記符号化方法データは、前記減色処理された画像データの階調値と当該階調値に対応する符号との対応関係を示す符号表を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記符号化手段は、前記画像データの所定のブロック単位で前記符号化を行い、
    前記復号化手段は前記符号化手段による符号化と並行して、前記符号化手段にて以前行われたブロックに対応する前記符号化画像データの復号化を行うことを特徴とする請求項1及至4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 前記減色処理手段は、前記画像データに対してディザ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  7. 前記減色処理手段は、前記画像データに対して誤差拡散処理を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像表示装置。
  8. 画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において実行される画像表示方法において、
    表示すべき画像データを取得する画像データ取得工程と、
    取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理工程と、
    減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化工程と、
    前記符号化画像データ、及び、前記符号化工程による符号化方法を規定する符号化方法データを、前記画像処理部から前記画像表示部へ転送する転送工程と、
    前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化工程と、
    復号化された画像データを前記画像表示部上に表示する表示工程と、を備えることを特徴とする画像表示方法。
  9. 画像処理部及び画像表示部を備える画像表示装置において実行されることにより、
    表示すべき画像データを取得する画像データ取得手段、
    取得した画像データを減色処理してデータ量を削減する減色処理手段、
    減色処理された前記画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段、
    前記符号化画像データ、及び、前記符号化手段による符号化方法を規定する符号化方法データを前記画像表示部へ転送する転送手段として前記画像処理部を機能させ、
    前記符号化方法データに基づいて、前記符号化画像データを復号化する復号化手段、
    復号化された画像データを表示する表示手段として前記画像表示部を機能させることを特徴とする画像表示プログラム。
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