JP2009074296A - 地下遮水壁の構築方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】地盤Gに第一溝2Aを造成する工程と、ロール状の第一遮水シート3Cを展開させて第一溝2A内に第一遮水シート3Cを張設する工程と、第一遮水シート3Cの第一終点側ジョイント冶具5にダミー継手部材を連結させる工程と、第一溝2A内の流動体の固化後、第一溝2A内の流動体内からダミー継手部材を引き抜く工程と、地盤Gに第二溝2Bを造成する工程と、ダミー継手部材が引き抜かれることで第一溝2A内で固化した流動体内に形成された孔内に継手部材6を挿入して第一終点側ジョイント冶具5に継手部材6を連結する工程と、継手部材6に第二遮水シート3Aの第一始点側ジョイント冶具5を連結する工程と、ロール状の第二遮水シート3Aを展開させて第二溝2B内に第二遮水シート3Aを張設する工程と、を備える。
【選択図】図1
Description
一方、上記した最後の遮水シート3Bと当該遮水シート3Bの施工日の次の日の最初に施工する遮水シート3Aとは、継手部材6を介して継手されている。
なお、本実施の形態は、図2に示すように、対象地域Xの外周に地下遮水壁1を全周に亘って構築する場合であって、地下遮水壁1を第一区間Aと第二区間Bに分けて施工する場合を例に説明する。
まず、図2に示すように、地下遮水壁1を構築する工事を行うための準備を行う。具体的に説明すると、地下遮水壁1を構築するための重機10,11や図示せぬ設備機器を現場に搬入して組み立てるとともに、施工ヤードの造成を行う。重機10,11として、例えば、溝2を造成するためのトレンチャー式地盤改良機等の攪拌混合機10や、溝2内に遮水シート3を設置するためのシート展開装置11、残土処理や整地等を行うための図示せぬバックホウ等を準備する。また、設備機器として、流動体で満たされた溝2を造成する際に添加する添加材を調合する図示せぬプラントや、流動体で満たされた溝2を造成する際に用いる水を貯留する図示せぬタンクや、図示せぬ発電機等を準備する。また、施工ヤードの造成としては、上記した重機10,11や設備機器が据置・走行する範囲の整地を行って鉄板等を敷設する。
まず、図3に示すように、地盤Gに、その日施工する分(第一区間A)の溝2(第一溝2A)を造成する。具体的に説明すると、図2に示す攪拌混合機10を用いて、施工開始地点Sから施工中断地点Dまで対象地域Xの外周に沿って所定深さ・所定の幅で連続的に攪拌していく。このとき、前述した添加材を混合させながら攪拌を行い、攪拌した部分を流動体状にする。これにより、流動体で満たされた第一溝2Aが造成される。
次に、施工開始地点Sにおける第一溝2Aの造成が完了した後、図4に示すように、第一溝2A内に第一ダミー継手部材8を設置する。第一ダミー継手部材8は、継手部材6に合わせて形成された部材であり、具体的に説明すると、継手部材6のうち一方の雄型ジョイント部6aが無い形状になっている。つまり、第一ダミー継手部材8は、平板状の鋼板の一方の側端部に丸管状の雄型ジョイント部8aが設けられた構成からなる。この第一ダミー継手部材8は、第一溝2A内のうちの施工開始地点S側の端部に、第一溝2Aの高さ方向に延在させて配置しており、その下端を第一溝2Aの底面に突き刺したりその上端を保持したりして定位置に固定させる。また、この第一ダミー継手部材8は、その雄型ジョイント部8aを第一溝2Aの始点側端面の反対側(図4における右側)に向けて配置する。
次に、図5に示すように、第一溝2A内に一枚目の遮水シート3A(本発明の第三遮水シートに相当する。)を第一溝2A内に挿入するとともに、一枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5A(本発明の第二始点側ジョイント冶具に相当する。)を第一ダミー継手部材8に連結させる。詳しく説明すると、まず、一枚目の遮水シート3Aを雄型ジョイント冶具4にロール状に巻きつけておく。そして、このロール状の一枚目の遮水シート3Aを図2に示すシート展開装置11によって第一溝2A内に略鉛直に真直ぐ挿入する。このとき、一枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5Aを第一ダミー継手部材8の雄型ジョイント部8aに嵌めつつ、ロール状の一枚目の遮水シート3Aを下降させる。これにより、一枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5A内に第一ダミー継手部材8の雄型ジョイント部8aが緩挿されて係合され、一枚目の遮水シート3Aの始点側端部が固定される。
次に、図5に示すように、上記したロール状の一枚目の遮水シート3Aを展開させて第一溝2A内に一枚目の遮水シート3Aを張設する。詳しく説明すると、図2に示すシート展開装置11によって、遮水シート3Aのロール部分を軸回転させながら第一溝2Aに沿ってスライドさせ、ロール状の遮水シート3Aを第一溝2A内で展開させる。
次に、上述した1枚目の遮水シート3Aと同様の手順で、図6に示すように、2枚目以降の遮水シート3Bを挿入・継手して展開させる。このとき、2枚目以降の遮水シート3Bを第一溝2A内に挿入する際、先に施工したn枚目(nは自然数)の遮水シート3B(3A)の雄型ジョイント冶具4に、次に施工するn+1枚目の遮水シート3B(3C)の雌型ジョイント冶具5を嵌めつつ、n+1枚目の遮水シート3B(3C)を下降させる。
次に、図7に示すように、第一区間Aにおける最終の遮水シート3C(本発明の第一遮水シートに相当する。)の展開終点側の雌型ジョイント冶具5B(本発明の第一終点側ジョイント冶具に相当する。)に第二ダミー継手部材9を連結させ、第一溝2A内に第二ダミー継手部材9を設置する。この第二ダミー継手部材9は、上記した第一ダミー継手部材8と同様の構成からなるものである。この第二ダミー継手部材9は、その雄型ジョイント部9aを最終の遮水シート3Cの展開終点側の雌型ジョイント冶具5B内に挿入させつつ、第一溝2A内に下降させる。これにより、最終の遮水シート3Cの展開終点側の雌型ジョイント冶具5B内に第二ダミー継手部材9の雄型ジョイント部9aが緩挿されて係合される。なお、第二ダミー継手部材9は、第一溝2A内のうちの終点地点(施工中断地点D)側の端部に、第一溝2Aの高さ方向に延在させて配置され、また、その雄型ジョイント部9aを第一溝2Aの終点側端面の反対側(図7における左側)に向けて配置される。また、第二ダミー継手部材9は、その下端を第一溝2Aの底面に突き刺したりその上端を保持したりして定位置に固定させる。これにより、最終の遮水シート3Cの終点側端部が固定される。
そして、残りの第二区間Bの地下遮水壁1Bは、後日、以下の手順で施工する。なお、第二区間Bの地下遮水壁1Bは、第一区間Aの地下遮水壁1Aと同様に施工間隔(期間或いは時間)をあけずに施工する。
まず、図8に示すように、第一溝2A内で固化した流動体内から上記した第二ダミー継手部材9を引き抜いて撤去する。具体的に説明すると、第二ダミー継手部材9の上端を重機(図2に示す攪拌混合機10やシート展開装置11、図示せぬバックホウ等)で鉛直上方に引き上げる。これにより、第一溝2A内の固化した流動体の終点側端部に、第一溝2Aの高さ方向に延在する孔20が形成される。この孔20は、平面視において、第一区間Aにおける最終の遮水シート3Cの展開終点側の雌型ジョイント冶具5Bの内側に円形に形成され、さらに、その円形部分から第一溝2Aの終点側端面に向けて細長い長方形の部分が延びた形状になっている。
次に、図9に示すように、地盤Gに、その日施工する分(第二区間B)の溝2(第二溝2B)を上記した第一溝2Aの終点側端部(第二ダミー継手部材9が配置されていた部分)に接続させて造成する。具体的に説明すると、上述した第一溝2Aと同様にして、施工中断地点Dから施工終了地点E(施工開始地点Sと同じ。)まで対象地域Xの外周に沿って第二溝2Bを造成する。このとき、第一区間Aにおける最終の遮水シート3Cの展開終点側の雌型ジョイント冶具5Bに出来る限り近づけた位置から攪拌混合を開始する。
次に、施工中断地点Dにおける第二溝2Bの造成が完了した後、図10に示すように、第二ダミー継手部材9が引き抜かれることで、第一溝2A内で固化した流動体に形成された孔20内に継手部材6を挿入し、第一区間Aにおける最終の遮水シート3Cの展開終点側の雌型ジョイント冶具5Bに継手部材6を連結する。具体的に説明すると、継手部材6の一方側の部分を上記した孔20の中に挿入し、継手部材6の一方側の雄型ジョイント部6aを上記雌型ジョイント冶具5B内に緩挿させる。このとき、継手部材6の他方側の部分は、流動性のある第二溝2B内の流動体の始点側端部内に埋設される。
次に、上述した第一区間Aにおける1枚目の遮水シート3Aと同様の手順で、図11に示すように、第二区間Bにおける1枚目の遮水シート3A(本発明の第二遮水シートに相当する。)を挿入・継手して展開させる。このとき、第二区間Bにおける1枚目の遮水シート3Aを第二溝2B内に挿入する際、継手部材6の他方側の雄型ジョイント部6bに、1枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5C(本発明の第一始点側ジョイント冶具に相当する。)を嵌めつつ、1枚目の遮水シート3Aを下降させる。
続いて、上述した第一区間Aにおける2枚目以降の遮水シート3Bと同様の手順で、第二区間Bにおける2枚目以降の遮水シート3Bを挿入・継手して展開させる。
一方、施工終了地点Eにおける第二溝2Bの造成を行う前に、図8に示すように、上述した第二ダミー継手部材9と同様の手順で、第一溝2A内で固化した流動体内から上記した第一ダミー継手部材8を引き抜いて撤去する。これにより、第一溝2A内の固化した流動体の始点側端部に、上記した第二ダミー継手部材9による孔20と同様の孔21が形成される。つまり、この孔21は、平面視において、1枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5Aの内側に円形に形成され、さらに、その円形部分から第一溝2Aの始点側端面に向けて細長い長方形の部分が延びた形状になっている。
次に、図9に示すように、第二溝2Bの終点側端部(施工終了地点Eの部分)を上記した第一溝2Aの始点側端部(第一ダミー継手部材8が配置されていた部分)に接続させて造成する。このとき、1枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5Aに出来る限り近づけた位置まで攪拌混合を行う。
次に、図10に示すように、第一ダミー継手部材8が引き抜かれることで、第一溝2A内で固化した流動体に形成された孔21内に継手部材6を挿入し、1枚目の遮水シート3Aの雌型ジョイント冶具5Aに継手部材6を連結する。具体的に説明すると、継手部材6の一方側の部分を上記した孔21の中に挿入し、継手部材6の一方側の雄型ジョイント部6aを上記雌型ジョイント冶具5A内に緩挿させる。このとき、継手部材6の他方側の部分は、流動性のある第二溝2B内の流動体の終点側端部内に埋設される。
次に、図11に示すように、第二区間Bにおける最終の遮水シート3C(本発明における第四遮水シートに相当する。)を、上記した第二区間Bにおける中間の遮水シート3Bと同様の手順で挿入・継手して展開させる。
最後に、図11に示すように、第二区間Bにおける最終の遮水シート3Cの雌型ジョイント冶具5D(本発明の第二終点側ジョイント冶具に相当する。)を施工終了地点E(施工開始地点Sと同じ。)の継手部材6に連結する。具体的に説明すると、上記した継手部材6の他方側の雄型ジョイント部6bに最終の遮水シート3Cの雌型ジョイント冶具5Dを嵌め込む。これにより、隣り合うもの同士互いに繋ぎ合わされた複数の遮水シート3が閉合される。
以上により、対象地域Xを囲う地下遮水壁1の構築が完了する。
例えば、上記した実施の形態では、遮水シート3A,3Bの展開始点側の端部に雌型ジョイント冶具5が設けられ、展開終点側の端部に雄型ジョイント冶具4が設けられているが、本発明は、遮水シート3A,3Bの展開始点側の端部に雄型ジョイント冶具4が設けられ、展開終点側の端部に雌型ジョイント冶具5が設けられていてもよい。
2A 第一溝(第三溝)
2B 第二溝(第四溝)
3 遮水シート
3A 1枚目の遮水シート(第二遮水シート、第三遮水シート)
3C 最終の遮水シート(第一遮水シート、第四遮水シート)
5A 雌型ジョイント冶具(第二始点側ジョイント冶具)
5B 雌型ジョイント冶具(第一終点側ジョイント冶具)
5C 雌型ジョイント冶具(第一始点側ジョイント冶具)
5D 雌型ジョイント冶具(第二終点側ジョイント冶具)
6 継手部材
6a、6b 雄型ジョイント部(ジョイント部)
7 水膨張性シール
8 第一ダミー継手部材(ダミー継手部材)
9 第二ダミー継手部材(ダミー継手部材)
Claims (3)
- 遮水シートからなる地下遮水壁の構築方法において、
地盤に、固化性を有する流動体で満たされた第一溝を造成する工程と、
ロール状に巻かれた第一遮水シートを展開させて前記第一溝内に前記第一遮水シートを張設する工程と、
前記第一遮水シートの展開終点側の端部に設けられた第一終点側ジョイント冶具にダミー継手部材を連結させ、該ダミー継手部材を前記第一溝内に設置する工程と、
前記第一溝内の流動体の固化後、該第一溝内から前記ダミー継手部材を引き抜く工程と、
前記地盤に、固化性を有する流動体で満たされた第二溝を、前記第一溝のうち前記ダミー継手部材が配置されていた部分に接続させて造成する工程と、
前記ダミー継手部材が引き抜かれることで前記第一溝内の固化した流動体に形成された孔内に継手部材を挿入して前記第一終点側ジョイント冶具に前記継手部材を連結する工程と、
該継手部材に、第二遮水シートの展開始点側の端部に設けられた第一始点側ジョイント冶具を連結する工程と、
ロール状に巻かれた前記第二遮水シートを展開させて前記第二溝内に前記第二遮水シートを張設する工程と、
を備えることを特徴とする地下遮水壁の構築方法。 - 遮水シートからなる地下遮水壁の構築方法において、
地盤に、固化性を有する流動体で満たされた第三溝を造成する工程と、
前記第三溝内にダミー継手部材を設置する工程と、
第三遮水シートの展開始点側の端部に設けられた第二始点側ジョイント冶具を前記ダミー継手部材に連結させる工程と、
ロール状に巻かれた前記第三遮水シートを展開させて前記第三溝内に前記第三遮水シートを張設する工程と、
前記第三溝内の流動体の固化後、該第三溝内から前記ダミー継手部材を引き抜く工程と、
前記地盤に、固化性を有する流動体で満たされた第四溝を、前記第三溝のうち前記ダミー継手部材が配置されていた部分に接続させて造成する工程と、
前記ダミー継手部材が引き抜かれることで前記第三溝内の固化した流動体に形成された孔内に継手部材を挿入して前記第二始点側ジョイント冶具に前記継手部材を連結させる工程と、
ロール状に巻かれた第四遮水シートを展開させて前記第四溝内に前記第四遮水シートを張設する工程と、
該第四遮水シートの展開終点側の端部に設けられた第二終点側ジョイント冶具を前記継手部材に連結する工程と、
を備えることを特徴とする地下遮水壁の構築方法。 - 請求項1又は2記載の地下遮水壁の構築方法において、
前記継手部材のうち、前記遮水シートの始点側又は終点側のジョイント冶具に係合されるジョイント部の表面に、水膨張性シールが被覆されていることを特徴とする地下遮水壁の構築方法。
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