JP2009074252A - コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械 - Google Patents

コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械 Download PDF

Info

Publication number
JP2009074252A
JP2009074252A JP2007241788A JP2007241788A JP2009074252A JP 2009074252 A JP2009074252 A JP 2009074252A JP 2007241788 A JP2007241788 A JP 2007241788A JP 2007241788 A JP2007241788 A JP 2007241788A JP 2009074252 A JP2009074252 A JP 2009074252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bar
conveyor
bottom plate
pavement
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007241788A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Hirai
文夫 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2007241788A priority Critical patent/JP2009074252A/ja
Publication of JP2009074252A publication Critical patent/JP2009074252A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

【課題】 従来の計量板を用いた舗装機械では、バーが計量板の計量面上を移動する際、バーと計量板との間に噛み込んだ舗装材の厚みで計量板にかかる荷重が変動し、舗装材の重量の正確な計量が行なえなかった。
【解決手段】 底板40上に供給された舗装材60がコンベヤ50の一端側からコンベヤ50の搬送面50a上に搬送される際、コンベヤ50の搬送面50aがバー45と同じ速度で同じ方向Aに移動するため、舗装材60を搬送面50aによって搬送する間、バー45と搬送面50aとの間に舗装材60が噛み込まないので、噛み込まない状態はそのままに保持される。このため、バー45がコンベヤ50を通過する際、バー45からコンベヤ50の搬送面50aにかかる荷重は変動しなくなって一定になる。この結果、舗装材60の重量は、ロードセル56によって正確に計量される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、バーフィーダなどの搬送装置によって搬送される舗装材の重量を計量する計量手段を備えた舗装機械に関するものである。
従来、この種の舗装機械としては、例えば、下記の特許文献1に開示された自走式道路装置がある。この自走式道路装置が道路に沿って移動するときにミリングドラムにより除去されたアスファルト粒子は、バケットコンベヤを経由して振動スクリーンに搬送される。搬送されたアスファルト粒子のうち振動スクリーンで分離された微細粒子は、傾斜トレイ部分および長手方向コンベヤによって自走式道路装置後方に移送される。この長手方向コンベヤには、通過するアスファルト粒子の重量を計量するためのロードセルが連結されており、ロードセルからの出力に基づいて調量制御装置によって、通過する微細粒子の重量が算出される。ロードセルによって重量が計量されて自走式道路装置の後方に移送された微細粒子は、パグミルタイプのミキサ内に供給される。ミキサ内に供給された微細粒子は、ミキサ内において、調量制御装置によって算出された重量に応じた適切な量の加熱アスファルトやアスファルトエマルジョンなどの液体添加物と混合された後、後方排出出口から道路の表面上にアスファルト混合材料として排出される。このようにして道路表面上に排出された混合材料は、自走式道路装置に追従して移動する舗装装置によって舗装道路として再生される。
また、下記の特許文献2には、アスファルトプラントにおける骨材供給制御方法が記載されている。この特許文献2に示すアスファルトプラントでは、可変速フィーダによって骨材ホッパから切り出された骨材が、引出しコンベヤおよび計量コンベヤを介してドライヤに投入される。計量コンベヤは、ロードセルなどの計量手段を有しており、計量コンベヤでは、引出しコンベヤから搬送される骨材の重量が計量される。骨材ホッパからの骨材の切り出しは、計量コンベヤによって計測される総骨材量が予め操作盤で設定された量に達すると、終了する。また、ドライヤに投入されて加熱昇温された骨材は、バケットエレベータによってプラント本体上部まで持ち上げられ、振動篩によって粒径別に貯蔵される。そして、操作盤で予め設定された出荷合材の骨材配合比に基づいて貯蔵装置から払い出された各骨材が、石粉および溶融アスファルトと共にミキサ内で混合されて、アスファルト合材が製造される。
上記の特許文献1に示す自走式道路装置や特許文献2に示すアスファルトプラントなどにおけるアスファルト粒子や骨材などの舗装材の搬送には、コンベヤとしてバーフィーダが用いられることもある。バーフィーダが用いられる場合、搬送される舗装材の重量は、図1の断面図に示すような計量板12を用いて計量される。計量板12は、バーフィーダの底板11に形成した切り欠き部に設けられており、底板11と計量板12との間には、隙間13が設けられている。計量板12は、この隙間13により、図示しないバーによって計量面12a上に搬送された舗装材の重量に応じて、荷重方向、同図においては上下方向に移動自在に構成されている。バーは、一対のチェーン間に架け渡されて所定間隔を空けて取り付けられている。計量板12の下方には、図示しないロードセルが設けられており、舗装材の重量は、計量板12を介してロードセルにかかる荷重に基づいて計量される。
特表平5−501434号公報(第4頁右下欄第15行〜第5頁右上欄第6行) 特開平8−177008号公報(段落[0010]〜[0014],[0031],[0032])
しかしながら、上記従来の舗装機械では、バーフィーダのバーが舗装材を底板11の上面11aから計量面12a上に搬送する際に、舗装材の重量によって計量面12aが下がったり、チェーンが撓んだりすることによって、バーと計量面12aとの間に舗装材が噛み込むことがある。舗装材が噛み込んだ状態でバーが計量板12の計量面12a上を移動すると、噛み込む舗装材の厚みがある部分ではバーから計量面12aに大きな荷重がかかり、噛み込む舗装材の厚みが薄い部分では、バーから計量面12aに小さな荷重がかかる。また、舗装材が噛み込まない部分では、バーから計量面12aに荷重がかからない。従って、このような状態で、バーが計量板12の計量面12a上を通過すると、計量板12の下方に設けられたロードセルにかかる荷重が変動し、ロードセルの計量値は変動してしまう。このため、上記従来の舗装機械では、ロードセルから正確な出力が得られなくなり、計量板12による舗装材の重量の正確な計量がバーフィーダで行なえないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
舗装材が供給される底板を有し、この底板上に供給された舗装材を、所定間隔を空けて設けられたバーによって底板の上面に沿って搬送する、走行車両に支持された搬送装置と、
底板の一部を切り欠いて形成された切り欠き部に設けられ、底板の上面と同一面上に位置してバーと同じ速度で同じ方向に移動する搬送面を有し、バーによって搬送面上に搬送される舗装材をバーの移動と共に一端側から他端側へ搬送するコンベヤと、
このコンベヤの一端側を支点としてその他端側に加わる荷重を計測する計測手段と、
この計測手段で計測された荷重に基づいてコンベヤによって搬送される舗装材の搬送量を算出する算出手段と
を備えて、舗装機械を構成した。
この構成によれば、底板上に供給された舗装材は、バーと底板との間に噛み込まれることなくバーによって底板の上面に沿って搬送され、コンベヤの一端側からコンベヤの搬送面上に搬送される。この際、コンベヤの搬送面がバーと同じ速度で同じ方向に移動するため、舗装材は、バーと搬送面との間に噛み込まない状態で、バーの移動と共にコンベヤの他端側まで搬送されて、再び、底板の上面に沿って搬送される。
このため、本発明による舗装機械によれば、バーがコンベヤを通過する際、バーからコンベヤの搬送面にかかる荷重は変動しなくなって一定になるので、コンベヤによって搬送される舗装材の重量は、コンベヤの一端側を支点としてその他端側に加わる荷重が計量手段によって計量されることにより、算出手段において正確に算出される。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図2は、本実施形態による路上再生道路舗装機械(リミキサー)2の構成の概略を示す側面図である。
同図に示すように、路上再生道路舗装機械2は、走行車両21の前方および後方に前輪27a,27aおよび後輪27b,27bが設けられており、走行車両21は、前輪27a,27aおよび後輪27b,27bによって地面に支持されている。走行車両21の後端部におけるスクリード装置26a,26bの上方には操作部28および座席29が設けられている。操作部28には、走行車両21やスクリード装置26a,26b等を操作するためのレバーやスイッチなどが設けられている。
また、路上再生道路舗装機械2には、走行車両21の最前部上方に支持されて、舗装材であるアスファルト合材の新材を収容するホッパ3が設けられている。ホッパ3は、路上再生道路舗装機械2の前を走る他の車輌を介して、ダンプトラックの荷台からの舗装材の供給を受ける。ホッパ3の下方の走行車両21には、舗装材の搬送装置であるバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は先端部がホッパ3の直下に位置し、後端部が走行車両21の後部側に延び、操作部28の前方に位置している。本実施形態では、バーフィーダ4は、先端部よりも後端部の位置が高くなるように傾斜して走行車両21に設けられている。
ホッパ3の下方の走行車両21の最前部には、収集装置22が配置されている。路面の古い舗装は路上再生道路舗装機械2の前を走る機械によって掻きほぐされ、この掻きほぐされた古い舗装が再生材として収集装置22により掻き集められる。収集装置22は、左右で一対のスクリュを内蔵しており、掻きほぐされた舗装は回転する各スクリュにより収集される。収集装置22の後方にはフィーダ23が設けられている。
フィーダ23は、前端が収集装置22の内部にまで延び、後端が走行車両21の内部に延びている。路面から掻きほぐされてフィーダ23により収集された再生材は、フィーダ23の後端に位置する図示しない計量フィーダによって路上再生道路舗装機械2の後方へ搬送されると共に、この計量フィーダによって重量が算出される。計量フィーダは、その一端側を支点としてその他端側に加わる荷重を図示しないロードセルを用いて計測する構造を有している。
走行車両21には、図示しないパネルヒータおよびパグミルミキサが内蔵されている。パネルヒータは、パグミルミキサの底部を加熱する。計量フィーダで搬送された再生材およびバーフィーダ4で搬送された新材は、パグミルミキサ内に投入される。このパグミルミキサには、計量フィーダによって計量された再生材の重量およびバーフィーダ4の後述するコンベヤ50によって計量された新材の重量に基づいて算出される量の添加剤が添加される。再生材および新材は、パグミルミキサ内で添加剤と練り混ぜられることにより、再生混合物となる。
走行車両21の中央からは、走行車両21の両側に回動自在に軸支された一対のレベリングアーム24,24が後方に延びている。走行車両21の後方にはスクリュスプレッダ25a,25bが取り付けられており、各スクリュスプレッダ25a,25bの直後には、それぞれスクリード装置26a,26bが取り付けられている。スクリード装置26a,26bはレベリングアーム24,24によって牽引される。前方のスクリュスプレッダ25aおよびスクリード装置26aは油圧シリンダ30a、後方のスクリュスプレッダ25bおよびスクリード装置26bは油圧シリンダ30bの伸縮に応じてそれぞれ昇降される。油圧シリンダ30a,30bは、それぞれ走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。スクリュスプレッダ25aは、パグミルミキサで製造されて地面に投下された再生混合物を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26aは、地面に撒き出された再生混合物を締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。また、スクリュスプレッダ25bは、ホッパ3から搬送されてきて、再生混合物で締め固められた舗装面上に投下された舗装材を左右の幅方向に撒き出し、スクリード装置26bは、地面に撒き出された舗装材を再生混合物上に締め固めて舗装面を平滑に仕上げる。
図3,図4は、舗装材の搬送装置を構成する上記のバーフィーダ4の構成の概略を示す図であり、図3はその側面図、図4はその平面図である。なお、図3および図4において同一または相当する部分には同一の符号を付してある。
ホッパ3の直下には、上述したようにバーフィーダ4が設けられている。バーフィーダ4は、直方体状のケーシング41内部に設けられている。ケーシング41の底板40は、所定の厚みを有しており、ホッパ3に収容された舗装材がバー45によって搬送される際の滑らせ板となっている。ケーシング41の先端部には従動軸42、後端部には駆動軸43がそれぞれ取り付けられている。従動軸42および駆動軸43は、互いに平行に位置してケーシング41内に配置されている。従動軸42の両端部には、一対のスプロケット42a,42aが取り付けられている。また、駆動軸43の両端部には、内側に位置する一対のスプロケット43a,43a、および外側に位置する一対のスプロケット43b,43bの二対のスプロケットが取り付けられている。従動軸42の右側のスプロケット42aと駆動軸43の右側のスプロケット43aとの間、および、従動軸42の左側のスプロケット42aと駆動軸43の左側のスプロケット43aとの間には、それぞれ1条のチェーン44が架け渡されている。両チェーン44,44間には所定間隔で複数のバー45が架け渡されて取り付けられている。
従動軸42の両端のスプロケット42a,42aと駆動軸43の両端のスプロケット43a,43aとの間に架け渡された2条のチェーン44,44は、ケーシング41の底板40上を移動する搬送軌道と、この搬送軌道の上方を通ってホッパ3内を通過する戻り軌道との間を、駆動軸43の回転に従い循環する。バー45は、戻り軌道ではホッパ3のホッパ底板31の直上を通過し、搬送軌道ではホッパ3の下方に位置するケーシング41の底板40の直上を移動する。つまり、バーフィーダ4は、底板40上に供給された舗装材を底板40の表面に沿って搬送する搬送軌道およびホッパ3内を通過する戻り軌道からなるバー45の循環軌道を有する。バーフィーダ4は、ホッパ3の下方の走行車両21に支持されてホッパ3に収容された舗装材が供給される底板40を有し、この底板40上に供給された舗装材を、所定間隔を空けて設けられたバー45によって底板40の上面に沿って搬送する搬送装置を構成している。
駆動軸43の近傍のケーシング41の片側上端には、油圧モータ46が設けられている。油圧モータ46は、走行車両21に備えられた図示しない油圧ポンプとホースを介して接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けて駆動される。油圧モータ46の回転軸46aの両端には一対のスプロケット46bが取り付けられている。駆動軸43の右側のスプロケット43bと回転軸46aの右側のスプロケット46bとの間、および、駆動軸43の左側のスプロケット43bと回転軸46aの左側のスプロケット43bとの間には、1条のチェーン47がそれぞれ図3に示すように架け渡されている。駆動軸43は、油圧モータ46によって各スプロケット46bが回転し、この回転がチェーン47,47によって各スプロケット43b,43bに伝えられることにより、回転駆動される。
また、ケーシング41の先端部および後端部における底板40の下方には、それぞれ一対の取付片41a,41aが設けられている。走行車両21には、先端部の取付片41a,41aが取り付けられる支持部材21a,21aが設けられている。ケーシング41は、先端部にある取付片41a,41aがピン6により支持部材21a,21aに回動自在に取り付けられ、後端部にある取付片41a,41aに挿入されたピン7が吊り下げ支持されることで、上述したように、バーフィーダ4の後端部の位置が先端部よりも高くなるように、傾斜して、走行車両21に設けられている。
ホッパ3は、ホッパ底板31を挟んで互いに向かい合う側壁32,32を備える。ホッパ底板31は、戻り方向の循環軌道を移動するバーフィーダ4のバー45の直下に位置しており、走行車両21に取り付けられた図示しないホッパ支持部材により、走行車両21に据え付けられている。また、側壁32,32は、内側および外側に回動自在にホッパ支持部材に取り付けられている。このホッパ支持部材は、バーフィーダ4の支持部材21a,21aよりも外側に位置している。ホッパ支持部材には、それぞれシリンダ34が備えるチューブ35の基端が軸支されており、側壁32,32には、それぞれシリンダ34が備えるロッド36の先端が軸支されている。チューブ35は、ホースを介して走行車両21が備える油圧ポンプに接続されており、油圧ポンプから圧油の供給を受けてロッド36を伸縮させ、ホッパ底板31に対する側壁32,32の角度を変える。
また、ケーシング41の底板40には、図4に示すように切り欠き部49が形成されており、バー45によって搬送される舗装材の重量を計量するためのコンベヤ50が設けられている。
図5は、上記のコンベヤ50の構造を示す一部拡大斜視図であり、図6は、コンベヤ50をバーフィーダ4の搬送方向Aに沿って破断した一部破断側面図である。なお、これら各図においてケーシング41の上面および側面の図示は省略してある。また、これら各図において図3および図4と同一部分には同一の符号を付して説明する。
コンベヤ50は、スチール製の帯状をしたスチールベルト51が駆動ローラ52と従動ローラ53との間にループ状に掛け渡されて構成され、ケーシング41の底板40の一部を切り欠いて形成された切り欠き部49に隙間61を介して設けられている。切り欠き部49周縁の底板40の裏面側には、左右で一対のL字形をした取付部材54,54の一端部が固定されている。
駆動ローラ52は、その両端部に一体に設けられた軸52a,52aが取付部材54,54の他端部に形成された穴に挿入されて、取付部材54,54に回転自在に支持されている。この駆動ローラ52は、ホースを介して走行車両21が備える油圧ポンプに接続された図示しない油圧モータによって軸52a,52aが回転駆動されることにより、回転する。また、従動ローラ53は、その中心軸に沿って形成された穴に挿入された軸55に回転自在に支持されている。軸55は、ロードセル56を介してバーフィーダ4に吊り上げられ、コンベヤ50の従動ローラ53側が駆動ローラ52の軸52a,52aを支点として持ち上げられている。
コンベヤ50は、駆動ローラ52および従動ローラ53間で切り欠き部49に露出するスチールベルト51表面が、舗装材60を搬送する搬送面50aを形成している。この搬送面50aは、従動ローラ53側が上記のように吊り上げられることにより、底板40の上面40aと同一面上に位置しており、駆動ローラ52が図示しない油圧モータによって回転駆動されることにより、バー45と同じ速度で同じ方向Aに移動する。この搬送面50aの移動により、バー45によって搬送面50a上に搬送される舗装材60は、バー45の移動と共にコンベヤ50の一端側から他端側へ搬送される。
また、ロードセル56は、コンベヤ50の一端側の駆動ローラ52の軸52aを支点としてその他端側の従動ローラ53の軸55に加わる荷重を計測する計測手段を構成しており、走行車両21が備える図示しない制御装置に電気的に接続されている。この制御装置は、ロードセル56で計測された荷重に基づき、コンベヤ50によって搬送される舗装材60の搬送量を算出する算出手段を構成している。本実施形態では、制御装置は、ロードセル56を用いた計測で得られた軸55に加わる荷重と、バーフィーダ4が備えるバー45の搬送軌道における移動速度と、予め計量しておいた舗装材の比重とに基づき、バーフィーダ4による舗装材60の搬送量を算出する。
次に、本実施形態による路上再生道路舗装機械2の動作について説明する。
路上再生道路舗装機械2の前を走る他の車輌から路上再生道路舗装機械2のホッパ3に投入された舗装材60は、ホッパ3のホッパ底板31上に堆積する。ホッパ底板31上に堆積した舗装材60は、戻り方向の循環軌道を移動するバー45によって所定量ずつ掻き出され、バーフィーダ4の先端部側において底板40上に供給される。底板40上に供給された舗装材60は、搬送方向Aの循環軌道を移動するバー45によって底板40の上面40aに沿って搬送され、コンベヤ50の一端側からコンベヤ50の搬送面50a上に搬送される。搬送面50a上に搬送された舗装材60は、その重量がロードセル56によって計量される。その後、計量された舗装材60は、コンベヤ50の他端側から底板40の上面40bに移動し、バーフィーダ4のさらに後端部側へ搬送される。
このような本実施形態による路上再生道路舗装機械2によれば、底板40上に供給された舗装材60は、バー45と底板40との間に噛み込まれることなく、バー45によって底板40の上面に沿って搬送される。そして、コンベヤ50の一端側から搬送面50a上に搬送される際、搬送面50aがバー45と同じ速度で同じ方向Aに移動するため、舗装材60を搬送面50aによって搬送する間、バー45と搬送面50aとの間に舗装材60が噛み込まないので、噛み込まない状態はそのまま保持される。このため、従来の舗装機械では、計量板12の計量面12aが上記のように移動せず、固定されているため、バーが計量板12上を移動する際、バーと計量板12との間に噛み込んだ舗装材の厚みに応じて、バーから計量面12aにかかる荷重が変動してしまうという問題が有ったが、本実施形態の路上再生道路舗装機械2によれば、バー45がコンベヤ50を通過する際、バー45からコンベヤ50の搬送面50aにかかる荷重は変動しなくなって一定になる。この結果、コンベヤ50によって搬送される舗装材60の重量は、コンベヤ50の一端側の軸52aを支点としてその他端側の軸55に加わる荷重がロードセル56によって計量されることにより、走行車両21に備えられた制御装置において正確に算出される。
なお、上記実施形態では、収集装置22により収集される再生材の重量の計量構造と、ホッパ3に投入される新材である舗装材60の重量の計量構造とが異なる場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、再生材を搬送するフィーダに上記実施形態と同様な計量部を設け、上述した舗装材60の重量の計量構造と同じ計量構造によって、収集装置22により収集される再生材の重量を計量する構成としてもよい。
上記実施形態においては、本発明による舗装機械をリミキサーに適用した場合について説明したが、リペーバといった他の路上再生道路舗装機械を始め、バーフィーダなどの搬送装置によって計量部の計量面上に搬送される舗装材の重量を計量する計量手段を備えた他の舗装機械に本発明を適用することも可能である。このような舗装機械に本発明を適用した場合においても上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
従来の舗装機械に用いられるバーフィーダの計量部の構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態による路上再生道路舗装機械の構成の概略を示す側面図である。 図2に示す路上再生道路舗装機械が備えるバーフィーダの構成の概略を示す側面図である。 図2に示す路上再生道路舗装機械が備えるバーフィーダの構成の概略を示す平面図である。 図4に示すコンベヤの構造を示す一部拡大斜視図である。 図5に示すコンベヤをバーフィーダの搬送方向に沿って破断した一部破断側面図である。
符号の説明
2…路上再生道路舗装機械
3…ホッパ
4…バーフィーダ
21…走行車両
40…底板
40a…底板の上面
41…ケーシング
45…バー
49…切り欠き部
50…コンベヤ
50a…搬送面
51…スチールベルト
52…駆動ローラ
52a…軸
53…従動ローラ
54…取付部材
55…軸
56…ロードセル
60…舗装材
61…隙間

Claims (1)

  1. 舗装材が供給される底板を有し、この底板上に供給された舗装材を、所定間隔を空けて設けられたバーによって前記底板の上面に沿って搬送する、走行車両に支持された搬送装置と、
    前記底板の一部を切り欠いて形成された切り欠き部に設けられ、前記底板の上面と同一面上に位置して前記バーと同じ速度で同じ方向に移動する搬送面を有し、前記バーによって前記搬送面上に搬送される舗装材を前記バーの移動と共に一端側から他端側へ搬送するコンベヤと、
    このコンベヤの一端側を支点としてその他端側に加わる荷重を計測する計測手段と、
    この計測手段で計測された荷重に基づいて前記コンベヤによって搬送される舗装材の搬送量を算出する算出手段とを備えていることを特徴とする舗装機械。
JP2007241788A 2007-09-19 2007-09-19 コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械 Pending JP2009074252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007241788A JP2009074252A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007241788A JP2009074252A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009074252A true JP2009074252A (ja) 2009-04-09

Family

ID=40609494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007241788A Pending JP2009074252A (ja) 2007-09-19 2007-09-19 コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009074252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112144353A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 卡特彼勒路面机械公司 用于铺路机的控制系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112144353A (zh) * 2019-06-26 2020-12-29 卡特彼勒路面机械公司 用于铺路机的控制系统
US11674271B2 (en) 2019-06-26 2023-06-13 Caterpillar Paving Products Inc. Control system for a paving machine

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5453482B2 (ja) アスファルト層を敷き均し締固めるためのシステムおよび方法
JP2525041B2 (ja) アスファルト材料の敷設方法および装置
US5553968A (en) Method and apparatus for conveying and desegregating aggregate
US3550511A (en) Road carpeting machine
JP2009074252A (ja) コンベヤによる搬送量の算出手段を備えた舗装機械
JP2008202350A (ja) 舗装機械
US20140037375A1 (en) Walking floor for paving machine
JP7145737B2 (ja) 粉状材料敷均し機の材料送り機構
JP7030555B2 (ja) アスファルトフィニッシャーに用いる舗装材送り機構
JP2011137291A (ja) 舗装機械のフィーダ装置
US6481922B2 (en) Apparatus and method for re-mixing segregated material
JP2007285074A (ja) 舗装機械への舗装材供給装置
JP2009035966A (ja) 舗装材の計量手段を備えた舗装機械
JP2008014023A (ja) 舗装機械
JPH03199504A (ja) 路上切削混合機
JP3553358B2 (ja) コンベア装置及びそれを備える敷均機械
JP3170397B2 (ja) 組合せゲート装置付締固め施工機
JPS6219689Y2 (ja)
JP2007132156A (ja) 舗装機械のスクリード装置
JPH0513765Y2 (ja)
CN205741853U (zh) 一种新型的沥青混凝土摊铺机
JPH11322040A (ja) 舗装機械の合材搬送装置
JP4206188B2 (ja) 縦取機
US1222605A (en) Paving-mixing machine.
JP3760122B2 (ja) 自走式土質改良機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20090623

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090724

A521 Written amendment

Effective date: 20090731

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20091008

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424