JP4206188B2 - 縦取機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉄筋の設置作業を行っている作業場越しに鉄筋の設置作業が終了した場所へ舗装用スラリーを連続的に搬送する搬送用コンベアの前端に設けられ、舗装用スラリーを搬送用コンベアに送出する縦取機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、コンクリート舗装された道路のコンクリートの内部には、補強のため、道路に沿って連続するようにメッシュ状に組んだ鉄筋を埋め込んでいる。そのため、道路をコンクリート舗装する場合は、まずメッシュ状に鉄筋を組む作業を行う。次に、鉄筋を組み終わった場所(以下「打設場所」という)に、コンクリートスラリーを搬送して打設する作業を行い、一方、打設場所の前方では、新たに鉄筋を組む作業を行っている。そして、コンクリートスラリーは、舗装を行っている道路の横から打設場所に搬送される。
【0003】
ところが、道路をコンクリート舗装する場合、トンネルや鉄橋のように、舗装を行っている道路の横から打設場所へコンクリートスラリーを搬送することができない場合がある。このような場合は、図9に示すように、鉄筋を組む作業を行う作業場αの頭越しにコンクリートスラリーを搬送する搬送用ベルトコンベア300を設置し、作業場αの前方から打設場所βまでコンクリートスラリーを搬送している。そして、作業場αの前方には、ダンプトラック200からコンクリートスラリーを受け取り、そのコンクリートスラリーを搬送用ベルトコンベア300に送出する縦取機100を設置している。
【0004】
この縦取機100は、コンクリートスラリーをダンプトラック200から受け取るホッパー110と、ホッパー110内のコンクリートスラリーを搬送用ベルトコンベア300に送出する送出用ベルトコンベア120とを備えている。このうち、送出用ベルトコンベア120は、ホッパー110内のコンクリートスラリーを掬うため掬取片121を複数備えている。また、ホッパー110は、送出用ベルトコンベア120がホッパー110内のコンクリートスラリーを掬い取る掬取場所γに、コンクリートスラリーが流れ込むように、図10に示すように、掬取場所γの両側に掬取場所γに向かってホッパー110内に投入されたコンクリートスラリーを送り込むためのロータ111を取り付けたものを用いている。
【0005】
このように構成された縦取機100では、ホッパー110内にコンクリートスラリーを投入すると、そのコンクリートスラリーがロータ111により掬取場所γに送り込まれ、そしてその掬取場所γに送りこまれたコンクリートスラリーが送出用ベルトコンベア120の掬取片121で掬い取られて搬送用ベルトコンベア300まで送出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この縦取機100では、掬取場所γやロータ111付近に投入されたコンクリートスラリーに関しては、掬取片121で掬い取られ、搬送用ベルトコンベア300まで送出されるが、それ以外の場所に投入されたコンクリートスラリーは、投入されたその場に残留してしまうという問題があった。特に、高速道路や橋梁での舗装には、コンクリートの強度を高める目的で、水に対するモルタルの量の割合が大きい高粘度のコンクリートスラリーを用いているので、この高粘度のコンクリートスラリーを打設する場合、通常より大量のコンクリートスラリーがホッパー110内に残留してしまっていた。そのため、ホッパー110内にコンクリートスラリーが残留しないよう、ホッパー110の形状を掬取場所に向かって先細りの形状に構成することも考えられるが、先細り形状にすればするほどホッパー110の高さが高くなり、ダンプトラックを使ってホッパー110内にコンクリートスラリーを投入し難くなるので、ホッパー110の形状を必要以上に先細り形状にすることができなかった。
【0007】
また、ホッパー110内にコンクリートスラリーが残留した場合、コンクリートスラリーを作業員がスコップを使って掬取場所まで送り込んでいたため、コンクリートスラリーを送出する効率が悪く、また、コンクリートスラリーは人にとって重たいものであるので、作業員に重労働を強いるという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、舗装用スラリーをホッパー内に残留させることなく、舗装用スラリーを効率よく送出可能で、しかも作業員に重労働を強いることがない縦取機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するための本発明の縦取機は、鉄筋の設置作業を行っている作業場越しに鉄筋の設置作業が終了した場所へ舗装用スラリーを連続的に搬送する搬送用コンベアの前端に設けられ、舗装用スラリーを搬送用コンベアに送出する縦取機において、排出口を設けたホッパーと、前記排出口の直下部を通過し、かつ、該直下部から搬出方向に延設した送出用コンベアと、前記ホッパー内を移動自在なバケットを有するショベル機とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の縦取機では、ホッパー内に投入された舗装用スラリーをショベル機のバケットで排出口にかき集めれば、そのかき集められた舗装用スラリーは、排出口の直下を通る送出用コンベア上に落ち、搬出方向に送出される。
従って、本発明の縦取機を用いると、舗装用スラリーをホッパー内に残留させることなく送出することができ、また、舗装用スラリーを人手を介さずに効率よく送出することができる。さらに、この縦取機を用いると舗装用スラリーを移動する重労働を作業員に強いることがなくなる。
【0011】
尚、本発明の舗装用スラリーは、スラリー状のものであればどのようなものでも送出可能であり、例えばコンクリートスラリー及びアスファルトスラリー等が挙げられる。また本発明の送出用コンベアは、舗装用スラリーを搬送できるものであればどのようなものでもよく、例えばベルトコンベアが挙げられる。
【0012】
本発明の縦取機において、自走機を備えるようにするとよい。このように自走機を備えていると、道路の舗装状況に応じて縦取機を移動する手間を要しないので効率よく舗装工事を行うことができる。尚、自走機は、自走できるものであればどのようなものでもよく、例えば、キャタピラやタイヤを用いたものが挙げられる。
【0013】
本発明の縦取機において、前記ショベル機を、前記排出口の上部に配置するとよい。このようにすると、ショベル機のアームの性質上、ホッパー内に投入されたコンクリートスラリーを排出口にかき集め易いからである。また、このようにショベル機を配置した上で、ホッパー越しの、ショベル機が設置された位置と反対側の位置から、ダンプトラック等によりホッパー内にコンクリートスラリーを投入するようにすると、そのダンプトラックの荷台に残されたコンクリートスラリーをショベル機で掻き出すことができるので、荷台に積まれたコンクリートスラリーをホッパー内に効率よく投入することができる。
【0014】
本発明の縦取機において、前記バケットは、平面状に形成されているものを用いるとよい。この平面状に形成されたバケットを用いると、ホッパー内に投入されたコンクリートスラリー等を効率よくかき集めることができる。
本発明の縦取機において、コンクリート運搬車両を用いて、前記ホッパー部にコンクリートスラリー等を投入するための投入台を設けるとよい。このようにすると、例えばダンプトラックの荷台に詰まれたコンクリートスラリー等をホッパー内に投入し易い利点がある。
【0015】
本発明の縦取機において、前記ホッパーに、前記排出口に向かって舗装用スラリーを寄せ集める寄集手段を備えてもよい。この寄集手段を用いれば、ショベル機との共同作業により、より効率的に舗装用スラリーを排出口に集めて排出することができる。
【0016】
尚、寄集手段は、例えば、ホッパーの底面を形成し、排出口に対して不動な不動底面と、不動底面の周縁部に揺動自在に取り付けられ、不動底面と共にホッパーの底面を形成する揺動底面と、この揺動底面を不動底面に対し揺動自在に支持する揺動支持手段と、揺動底面を揺動する揺動手段とを備えるものが好適である。この縦取機では、揺動手段を用いてホッパーの揺動底面を押し上げれば、揺動底面が揺動支持手段を中心に回動し、揺動底面上に乗っていた舗装用スラリーが、不動底面上に集められる。従って、この縦取機用いると、ホッパーに投入された舗装用スラリーのうち、底面の周縁部に投入されたものを、不動底面、排出口に向かって効率よく寄せ集めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
上述した発明を適用した一実施形態について以下述べる。
ここで、図1は本実施形態の縦取機の側面図、図2は同平面図、図3(a)は同正面図、図3(b)は同背面図、図4は縦取機の構造について説明するため、必要な部分のみを記載し、その一部を透過させた説明図、図5は縦取機の前面部分の斜視図、図6は縦取機の前方から見た、ホッパーの概略説明図である
尚、以下この縦取機1の進行方向を前、その逆方向を後、として記述する。
【0018】
この縦取機1は、図1に示すように、当該縦取機1の進行方向に沿って備え付けられた一対のキャタピラ10を有する自走機(エンジン等は図示略)と、キャタピラ10の前端上部に備え付けられたホッパー20と、ホッパー20の後端下部から昇り勾配状に延設され、キャタピラ10の前端から後端にかけて備え付けられたベルトコンベア30と、ホッパー20の後端外側の上部に備え付けられ、水平面に沿って回動自在なショベル機40とを備えている。また、この縦取機1は、自走機の前面に、切り離し自在に設置されたダンプ台50を備えている。
【0019】
このうち、ホッパー20は、図3(a)に示すように、上面と前方側面とが開口され、その開口の左右方向の横幅はダンプトラックの荷台の横幅よりも大きめに形成されている。また、ホッパー20の後方の側面の下端部であって、横幅方向の中央には、ホッパー20内に投入されたコンクリートを排出するための排出口22が設けられている。
【0020】
また、このホッパー20の底面は、図6に示すように、排出口22の正面部分の底面であって、排出口22に対して不動な不動底面20aと、この不動底面20aの左右方向の周縁部に揺動自在に取り付けられ、不動底面20aと共にホッパー20の底面を形成する揺動底面20bとからなり、揺動底面20bを不動底面20aに対し揺動自在に支持するヒンジ20cを備えている。また、揺動底面20bには、排出口22の左右方向のホッパー20の側面20dが、揺動底面20bの周縁部から上方に向かって傾斜した傾斜面板20eを介して一体に形成されている。尚、ヒンジ20cが本発明の揺動支持手段に相当し、油圧ジャッキ26が本発明の揺動手段に相当する。
【0021】
また、ベルトコンベア30は、図2及び図3に示すように、ホッパー20の一対のキャタピラ10の略中央に設置され、ホッパー20の排出口22の直下部を通過し、この直下部から後方に向かって延設されている。
また、ショベル機40は、図2に示すように、ホッパー20の横幅方向略中央であって、ホッパー20の後端上部、すなわち排出口22の略上方に取り付けられ、また、図3(a)に示すように、ホッパー20よりも上方に取り付けられている。このショベル機40は、図5に示す様に、油圧式のアーム42と、アーム42の先端に取り付けられ、平面状に形成されたバケット44と、自走機に対し水平方向に回転自在に取り付けられ、アーム42を支持するショベル機本体46と、このショベル機本体46に取り付けられ、アーム42、バケット44及ショベル機本体46を操縦するための操縦装置48とを備えている。
【0022】
また、ダンプ台50は、図2に示すように、ダンプトラックのタイヤを載せるための一対のタイヤ台52からなり、自走機の進行方向に沿って走行するための走行車輪54(図4参照)を備えている。このダンプ台50のタイヤ台52は、図4に示すように、ダンプトラック200のタイヤ202を載せる載置面520がホッパー20の底面と同じ高さに位置するように形成されている。これは、通常ダンプトラック200の荷台204の後尾が、タイヤ202よりも後方につきだしているので、荷台204を倒すとその後尾が下方に向かって移動するためである。つまり、ホッパー20の底部から荷台204の後尾までの高さが低いと、荷台204の後尾がホッパー20の底部に当たり、荷台204を傾斜させることが困難になるため、荷台204に積まれたコンクリートスラリーをホッパー20内に投入することが難くなってしまうからである。そのため、このように、タイヤ202を載せるタイヤ台52の載置面520をホッパー20の底面と同じ高さに位置するように形成している。
【0023】
以上のように構成された縦取機1の動作について以下説明する。
まず、縦取機1では、図4に示すように、ダンプトラック200のタイヤ202がダンプ台50に載せられ、荷台204に積まれたコンクリートスラリーがホッパー20内に投入される。このとき、ショベル機40は、ダンプトラック200がホッパー20内にコンクリートを投入する投入側(ホッパー20の前方側面側)に対し、ホッパー20越しの位置に配置されているので、傾斜した荷台204に残ったコンクリートスラリーをバケット44で掻き落とすことができる。
【0024】
次に、ホッパー20内に投入されたコンクリートスラリーのうち、排出口22近くに投入されたコンクリートスラリーは、排出口22からベルトコンベア30上に落ち、そのままベルトコンベア30で後方まで送出される。また、その他のコンクリートスラリーは、ショベル機40のバケット44で排出口22に掻き集められ(図5参照)、さらに、油圧ジャッキ26を動作させて揺動底面20bを押し上げ、揺動底面20b及びその揺動底面20bに取り付けられた側面20dを、ヒンジ20cを中心に回動させることで、揺動底面20b上に乗っている舗装用スラリーが、不動底面20a上によせ集められる(図6参照)。すると、そのかき集められ、寄せ集められたコンクリートスラリーは、排出口22から順次ベルトコンベア30に載せられ後方に送出される。
【0025】
以上のように構成され、動作する縦取機1は、次のように配置される。
ここで、図7は、トンネル内でコンクリート舗装をする場合に用いられる、縦取機1その他の各施工機器の配置図、図8はその平面配置図である。尚、図7は、紙面の関係上、後方に配置される施工機器を、前方に配置される施工機器の下段に記載しており、本実施の形態では、図7中、符号300aで示された装置の後方に、符号400で示された装置が配置される。
【0026】
まず、縦取機1の前方には、図7に示すように、ダンプトラック200が配置され、このダンプトラック200により、縦取機1にコンクリートスラリーが供給される。そして縦取機1の後方には、まず、ベルトコンベア30で縦取機1の後方に送出されたコンクリートスラリーを、作業場αの頭越しに打設場所βに搬出するための搬送用ベルトコンベア300が設置される。
【0027】
また、この搬送用ベルトコンベア300は複数の門型の支柱302に支えられ、その支柱302は、図8に示すように、コンクリート舗装をする舗装道路の両脇に設置された側溝上を走行するための車輪が取り付けられている。このようにされているのは、通常コンクリート舗装をする場合、まず、道路幅に応じ道路脇に型枠の役目をする側溝が設置され、その後その側溝が設置された内側にコンクリートスラリーが打設されるので、支柱302がその側溝上を走行するように構成されているからである。また、各支柱302は、縦取機1で牽引するための牽引ロープ304が取り付けられ、縦取機1の進行に伴って移動できるようにされている。
【0028】
さらに、搬送用ベルトコンベア300の最後尾部分300aは、回転軸300b回りに水平方向に回動自在に構成されている。これは、搬送されてきたコンクリートスラリーをコンクリートの打設場所βに道路幅に沿って広く打設するためである。
【0029】
次に、搬送用ベルトコンベア300の後方には、さらに打設されたコンクリートスラリーの表面をならすためのスリップフォームペーパー400が配置され、さらにその後方にはコンクリートを養生硬化するための散布材を散布したり、道路面の仕上げをするための散布機500が配置される。また、スリップフォームペーパー400や散布機500の後方には、打設されたコンクリートの打設状況を点検等するための作業台600が設置される。尚、スリップフォームペーパー400や散布機500は、周知の装置であるので、その説明を省略する。
【0030】
このように各装置を配置し、ダンプトラック200で縦取機1のホッパー20にコンクリートスラリーを投入すると、コンクリートスラリーは、ベルトコンベア30、搬送用ベルトコンベア300を経て打設場所βに搬送・打設され、その後、スリップフォームペーパー400及び散布機500により舗装道路が仕上げられる。
【0031】
以上説明した縦取機1を用いると以下のような効果が得られる。
まず、この縦取機1を用いると、ショベル機40を用いてホッパー20内に投入されたコンクリートスラリーを排出口22に掻き集めているので、コンクリートスラリーをホッパー20内に残留させることなく打設場所βのある排出方向に送出することができ、また、コンクリートスラリーを人手を介さずに効率よく送出することができる。さらに、この縦取機1を用いるとコンクリートスラリーを移動する重労働を作業員に強いることがなくなる。
【0032】
この縦取機1は、自走機を備え、この自走機を用いて道路の舗装状況に応じて縦取機1を移動することができるので、効率よく舗装工事を行うことができる。尚、自走機は、上述したキャタピラ10の他に、自走できるものであればどのようなものでもよく、例えば、タイヤを用いたものが挙げられる。
【0033】
この縦取機1のように、ショベル機40を、排出口22の上部に配置すると、ショベル機40のアーム42の性質上、ホッパー20内に投入されたコンクリートスラリーを排出口22にかき集め易い。また、ショベル機40を排出口22の上部に配置したので、そのダンプトラック200の荷台204に残されたコンクリートスラリーをショベル機40で掻き出すことができる。
【0034】
この縦取機1のように、ダンプ台50を設けると、ダンプトラック200の荷台に詰まれたコンクリートスラリーをホッパー20内に投入し易いという利点がある。
この縦取機1のように、平面状に形成されたバケット44を用いると、ホッパー20内に投入されたコンクリートスラリーを効率よくかき集めることができる。
【0035】
この縦取機1のように、油圧ジャッキ26を用いてホッパー20の揺動底面20bを持ち上げる構成を採用すると、ホッパー20に投入された舗装用スラリーのうち、底面の周縁部に投入されたものを、排出口22に向かって効率よく寄せ集めることができるので、ホッパー20内のコンクリートスラリーを、ショベル機24との共同作業により、より効率的に排出口22に集めて排出することができる。
【0036】
尚、本実施の形態では、コンクリートスラリーについて述べているが、縦取機1を、アスファルトスラリーを打設する場合に用いてもよいことはもちろんである。また本実施の形態では、コンクリートスラリーやアスファルトスラリーを送出・搬送できるものであればどのようなものでもよい。
【0037】
また、図2に示すように、ホッパー20の底面であって、ベルトコンベア30が配置された部分の上部に、排出口22aを設けてもよい。この排出口22は、排出口22aに連続するように設けてもよい。
また、ベルトコンベア30は、排出口22を基点に水平方向に回動自在に構成してもよい。
【0038】
また、搬送用ベルトコンベア300は、ベルトコンベア30からコンクリートスラリーが移される部分が最も位置的に高くなるようにするとよい。このようにすると、搬送用ベルトコンベア300で搬送されるコンクリートスラリーが下方に向かって流れるので、コンクリートスラリーをスムーズに搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の縦取機の側面図である。
【図2】 本実施形態の縦取機の平面図である。
【図3】 本実施形態の縦取機の前面図及び後面図である。
【図4】 本実施形態の縦取機の説明図である。
【図5】 本実施形態の縦取機の説明図である。
【図6】 本実施形態の縦取機を正面から見た概略説明図である。
【図7】 本実施形態の縦取機を初めとする、コンクリート打設用機器の側面配置図である。
【図8】 本実施形態の縦取機を初めとする、コンクリート打設用機器の平面配置図である。
【図9】 従来の縦取機の説明図である。
【図10】 従来の縦取機の説明図である。
【符号の説明】
1…縦取機、10…キャタピラ、20…ホッパー、20a…不動底面、20b…揺動底面、20c…ヒンジ、20d…側面、20e…傾斜面板、22…排出口、22a…排出口、24…ショベル機、26…油圧ジャッキ、30…ベルトコンベア、40…ショベル機、42…アーム、44…バケット、46…ショベル機本体、48…操縦装置、50…ダンプ台、52…タイヤ台、54…走行車輪、100…縦取機、110…ホッパー、111…ロータ、120…送出用ベルトコンベア、121…掬取片、200…ダンプトラック、202…タイヤ、204…荷台、300…搬送用ベルトコンベア、300a…搬出用ベルトコンベアの最後尾部分、302…支柱、304…牽引ロープ、400…スリップフォームペーパー、500…散布機、520…載置面、600…作業台

Claims (7)

  1. 鉄筋の設置作業を行っている作業場越しに鉄筋の設置作業が終了した場所へ舗装用スラリーを連続的に搬送する搬送用コンベアの前端に設けられ、舗装用スラリーを搬送用コンベアに送出する縦取機において、
    排出口を設けたホッパーと、
    前記排出口の直下部を通過し、かつ、該直下部から搬出方向に延設した送出用コンベアと、
    前記ホッパー内を移動自在なバケットを有するショベル機と
    を備えることを特徴とする縦取機。
  2. 請求項1記載の縦取機において、
    自走機を備えることを特徴とする縦取機。
  3. 請求項1,2何れか記載の縦取機において、
    前記ショベル機は、前記排出口の上部に配置したことを特徴とする縦取機。
  4. 請求項1〜3何れか記載の縦取機において、
    前記バケットは、平面状に形成されていることを特徴とする縦取機。
  5. 請求項1〜4何れか記載の縦取機において、
    舗装用スラリー運搬車両を用いて、前記ホッパー部に舗装用スラリーを投入するための投入台を設けたことを特徴とする縦取機。
  6. 請求項1〜5記載の縦取機において、
    前記ホッパーは、前記排出口に向かって舗装用スラリーを寄せ集める寄集手段を備えることを特徴とする縦取機。
  7. 請求項6記載の縦取機において、
    前記寄集手段は、
    前記ホッパーの底面を形成し、前記排出口に対して不動な不動底面と、
    前記不動底面の周縁部に揺動自在に取り付けられ、前記不動底面と共に前記ホッパーの底面を形成する揺動底面と、
    該揺動底面を前記不動底面に対し揺動自在に支持する揺動支持手段と、
    前記揺動底面を揺動する揺動手段と
    を備えることを特徴とする縦取機。
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