JPH0513765Y2 - - Google Patents

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JPH0513765Y2
JPH0513765Y2 JP5683888U JP5683888U JPH0513765Y2 JP H0513765 Y2 JPH0513765 Y2 JP H0513765Y2 JP 5683888 U JP5683888 U JP 5683888U JP 5683888 U JP5683888 U JP 5683888U JP H0513765 Y2 JPH0513765 Y2 JP H0513765Y2
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raking
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アスフアルト舗装道路の補修工法の
うち、特に再生材と新しいアスフアルト合材(以
下、新材という)とを混合して一層で敷き均すリ
ミツクス工法の実施に用いられる重量連続計量機
構を付設した路上表層再生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、路上表層再生装置として、スカリフアイ
ヤによつて掻きほぐした再生材の重さを計量して
より好ましい補修を行うために、通常のバツチ式
重量計量装置を搭載したもの、あるいは、再生材
の掻きほぐし断面積と車両の走行速度を計測して
掻きほぐし重量を算出する体積計量装置を搭載し
たものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前者のバツチ式重量計量装置を搭載
したものは、重量計量装置自体が大型であるた
め、路上表層再生装置の狭く限られたスペースに
収めることが難しい上、路上表層再生装置では道
路の掻きほぐしと再生材の敷き均しが連続的にな
されるため、バツチ式計量では連続作業にそぐわ
ないという問題点がある。また後者のものは、計
量を連続的に行うことができるが、再生材の比重
が変化すると、換算重量が不正確になるという問
題点がある。
本考案は、比重変化の影響を受けることなく再
生材の重量を連続的、かつ正確に計量して道路を
能率良く補修することができる重量連続計量機構
を付設した路上表層再生装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は、上記の目的を達成するために、トラ
ツク等から補給される新材を受けるホツパと、路
面を掻きほぐすスカリフアイヤと、該スカリフア
イヤによつて掻きほぐされた再生材を走行車両上
に掻き上げる掻上げ装置と、上記ホツパから移送
装置により送られてきた新材を受けるとともに、
上記掻上げ装置により掻き上げられた再生材を受
けてそれらを混合する混合装置とが、上記の順に
走行車両の前部から後方に向けて配設された路上
表層再生装置において、上記掻上げ装置に該掻上
げ装置によつて掻き上げられる再生材を掻上げの
途中において連続的に計量する重量連続計量装置
を付設した構成としたものである。
〔作用〕
移送装置の作動により新材をホツパから混合装
置に送るとともに、スカリフアイヤの作動で掻き
ほぐされた再生材を掻上げ装置で掻き上げて混合
装置に投入し、それらの新材と再生材とを混合装
置で混合して路上に排出し、敷均し装置で敷き均
す。
上記において、掻上げ装置に付設された重量連
続計量装置は、スカリフアイヤによつて掻きほぐ
されて掻上げ装置で掻き上げられる再生材の重量
を掻上げの途中において連続的に計量する。そし
てその計量結果に基づいて新材と再生材の配合
比、及び新材と再生材との再生混合物の量等を調
節し、補修作業を継続する。
〔実施例〕
以下、本考案の重量連続計量機構を付設した路
上表層再生装置の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
第1図において1は走行車両である。走行車両
1は、前後左右に計4つの車輪2を有し、自由に
作業走行及び回送できるものであり、その最前部
には、走行車両1の前方を走るダンプトラツクか
ら新材を受けるホツパ3が設けられている。走行
車両1の前部中央には、ホツパ3内の材料を後方
に運ぶためのバーフイーダよりなる移送装置4が
設けられている。この移送装置4は、低い位置に
あるホツパ3から走行車両1の後部まで立ち上げ
られており、後端がパグミルミキサよりなる混合
装置5の上に位置している。
また、走行車両1の下部には、前車輪2のちよ
うど後側に位置して、路面の舗装を掻きほぐすた
めのロータリスカリフアイヤ6,7が互いに平行
に配置されている。前側のロータリスカリフアイ
ヤ6は路幅に応じて左右に移動できるように構成
され、後側のロータリスカリフアイヤ7はその位
置に固定的に設けられている。そして、これらに
より道路の必要幅を最大限掻きほぐすことができ
るようになつている。これらロータリスカリフア
イヤ6,7は、上記のように本路上表層再生装置
の前を走行するロードヒータが加熱した路面を掻
きほぐすものであり、前後のスカリフアイヤ6,
7は矢印で示すように互いに逆方向に回転するよ
うに設定されている。これは、路面を掻きほぐす
際に受ける反力をお互いで相殺するためである。
また、ロータリスカリフアイヤ6,7は、外周
にスクリユー状の羽根を有するもので、その羽根
のねじりの向きが左右で逆に設定され、回転して
掻きほぐした再生材がちようど走行車両1の中央
部に集中するような構成になつている。なお、当
然のことながらロータリスカリフアイヤ6,7は
図示しない油圧シリンダにより上下方向に位置調
節できるようにされ、掻きほぐし深さを調整でき
るようになつている。そして、ロータリスカリフ
アイヤ6,7の後方には、ロータリスカリフアイ
ヤ6,7で掻きほぐした再生材を掻き上げて混合
装置5に運び入れる掻上げ装置8が設けられてい
る。
上記掻き上げ装置8は、第2図ないし第5図に
示すように、上下両端を開口させた掻上げ筒10
内に、スプロケツト11,12を備えた回転軸1
3,14を平行に軸支し、上記スプロケツト1
1,12,11,12にエンドレスのチエーン1
5をそれぞれ巻き掛けるとともに、上記2条のチ
エーン15,15に多数のフライト16を所定の
間隔で架設する一方、上方の回転軸13の外端部
に設けられたスプロケツト17と油圧モータ18
のスプロケツト19にチエーン21を巻き掛けて
成り、油圧モータ18の駆動によつてチエーン1
5と一緒にフライト16を巡回させて掻上げ筒1
0の底板10aに沿つて再生材を掻き上げる構成
とされている。
上記掻上げ筒10の底板10aには、計量口1
0bが形成され、該計量口10bには受圧部材2
2が、その上面を底板10aの上面にほぼ一致さ
せた状態で吊り部材23で支持されて設けられて
いる。上記吊り部材23には、フライト16によ
り受圧部材22に沿つて掻上げられる再生材の重
量を連続的に計測するロードセル24が取り付け
られ、また掻上げ装置8の回転軸13には、掻上
げ装置8による再生材の掻上げ速度を計測するス
ピードセンサ25(第2図では省略されている)
が連絡されている。したがつて上記の構成では、
ロードセル24による重量計測と、スピードセン
サ25による掻上げ装置8の掻上げ速度の計測か
ら再生材の単位時間当たりの通過掻上げ重量が算
出される。上記受圧部材22と、ロードセル2
4、及びスピードセンサ25等は重量連続計量装
置26を構成している。なお、この重量連続計量
装置26は小形軽量であるため、大きな設置スペ
ースを必要としない。
上記混合装置5の底面には、油圧シリンダ28
によつて開かれるゲート29が設けられている。
このゲート29は走行車両1の後側に向けて開く
ものであり、このゲート29を開くことにより、
混合を終了して製造された再生混合物を路面に対
して供給することができる。また、このゲート2
9の後側には、再生混合物を横に広げるスプレツ
デイングスクリユー30が配置され、そのさらに
後方には上記スプレツデイングスクリユー30に
よつて広げられた再生混合物を敷き固めるスクリ
ード(敷均し装置)31が配置されている。な
お、スクリード31は、周知のように走行車両1
に対して揺動自在に設けられたレベリングアーム
(図示せず)に支持されており、舗装厚さ調整が
できるようにされている。
しかして、符号32は、移送装置4のスピード
センサであり、また33は、添加剤を混合装置5
に供給する供給パイプ、34は掻上げ筒10の両
側板の間に架設された補強部材である。
次に、上記のように構成された重量連続計量機
構を付設した路上表層再生装置の作用を説明す
る。
道路の補修作業を行う場合は、本装置の前をロ
ードヒータが走行し、路面を加熱して行く。ま
た、本装置の後を転圧ローラが走行し、路面を締
め固めて行く。
本装置は作業速度で前進しながら、ロータリス
カリフアイヤ6,7で、予めロードヒータによつ
て加熱された路面の舗装を掻きほぐす。掻きほぐ
された材料は再生材として掻上げ装置8により掻
き上げられて混合装置5内に投入される。
一方、新材は、本路上表層再生装置の前を走る
ダンプトラツクからホツパ3に受けられ、移送装
置4によつて後方に運ばれて混合装置5に投入さ
れる。
このようにして混合装置5に入れられた新材と
再生材は、混合装置5内で所定時間混合されて再
生混合物とされ、油圧シリンダ28によるゲート
29の開放でスプレツデイングスクリユー30に
供給される。そして再生混合物は路面に広げられ
てスクリード31で敷き均され、後続の転圧ロー
ラで締め固められる。以上の手順で連続して補修
作業が行なわれる。
この作業の際、重量連続計量装置26のロード
セル24は、スカリフアイヤ6,7により掻きほ
ぐされて掻上げ装置8のフライト16で受圧部材
22に沿つて掻き上げられる再生材の重量を計測
し、またスピードセンサ25は、掻上げ装置8に
よる再生材の掻上げ速度を計測する。この結果、
再生材の単位時間当たりの掻上げ重量が連続的に
測定されることになる。このようにして得られた
再生材の重量計測結果から、再生材の掻きほぐし
量、あるいは新材の供給量を調整し、再生材と新
材の配合比を適正に保つて補修作業を遂行する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る重量連続計
量機構を付設した路上表層再生装置は、トラツク
等から補給される新材を受けるホツパと、路面を
掻きほぐすスカリフアイヤと、該スカリフアイヤ
によつて掻きほぐされた再生材を走行車両上に掻
き上げる掻上げ装置と、上記ホツパから移送装置
により送られてきた新材を受けるとともに、上記
掻上げ装置により掻き上げられた再生材を受けて
それらを混合する混合装置とが、上記の順に走行
車両の前部から後方に向けて配設された路上表層
再生装置において、上記掻上げ装置に該掻上げ装
置によつて掻き上げられる再生材を掻上げの途中
において連続的に計量する重量連続計量装置が付
設された構成とされているので、再生材の比重が
変化してもこれの影響を受けることなく再生材の
重量を正確に、かつ連続的に計量して、新材と再
生材との配合比を常に一定に保つことができる。
したがつて、道路の補修を能率的に安定した品質
で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る重量連続計量機構を付設
した路上表層再生装置の一実施例の側面図、第2
図は上面の一部を破断して示した掻上げ装置の断
面図、第3図は第2図−部分の断面図、第4
図は掻上げ装置の底板と受圧部材、及びロードセ
ル等の関係を示す断面図、第5図は、同、下面図
である。 1……走行車両、3……ホツパ、4……移送装
置、5……混合装置、6,7……スカリフアイ
ヤ、8……掻上げ装置、10……掻上げ筒、26
……重量連続計量装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラツク等から補給される新材を受けるホツパ
    と、路面を掻きほぐすスカリフアイヤと、該スカ
    リフアイヤによつて掻きほぐされた再生材を走行
    車両上に掻き上げる掻上げ装置と、上記ホツパか
    ら移送装置により送られてきた新材を受けるとと
    もに、上記掻上げ装置により掻き上げられた再生
    材を受けてそれらを混合する混合装置とが、上記
    の順に走行車両の前部から後方に向けて配設され
    た路上表層再生装置において、上記掻上げ装置に
    該掻上げ装置によつて掻き上げられる再生材を掻
    上げの途中において連続的に計量する重量連続計
    量装置が付設されたことを特徴とする重量連続計
    量機構を付設した路上表層再生装置。
JP5683888U 1988-04-27 1988-04-27 Expired - Lifetime JPH0513765Y2 (ja)

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JP5683888U JPH0513765Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

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JPH01160005U JPH01160005U (ja) 1989-11-07
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