JP2009073607A - 産業車両の荷役制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフト装置を作動させるという作業者の操作に連動させて迅速にエンジン回転数を上昇させることができ、さらにエンジンの空ふかしを防止することができる産業車両の荷役制御装置を提供すること。
【解決手段】荷の昇降動作を行うためのリフト装置3を操作する荷役レバー1と、荷役レバー1に設けられ荷役レバー1の操作量が所定の閾値以上になると動作する第1スイッチ12と、作業者の操作により動作する第2スイッチ11と、第1スイッチ12および第2スイッチ11からの信号に基づきエンジン回転数を制御するエンジン制御装置13とを備える荷役制御装置50である。エンジン制御装置13は、第1スイッチ12が動作するとエンジン回転数を第1回転数まで上昇させ、且つ第1スイッチ12が動作した状態で第2スイッチ11が動作すると、第1回転数よりも高い第2回転数までエンジン回転数を上昇させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、荷の昇降動作を行うためのリフト装置を具備する産業車両の荷役制御装置に関する。
従来、荷の昇降動作を行うためのリフト装置を具備する産業車両の制御装置において、作業者が産業車両の走行を意図している走行操作状態の場合と、作業者が産業車両の走行を意図していない不走行操作状態の場合とに基づいて、エンジン回転数の変更可能な範囲を規制するエンジン最高回転数をそれぞれ設定するようにした制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された産業車両の制御装置によると、不走行操作状態に対応するエンジン最高回転数を走行操作状態に対応するエンジン最高回転数とは異なった回転数として設定することが可能となり、その結果、産業車両が走行操作状態にある場合と、産業車両が不走行操作状態であってリフト装置をエンジンで駆動する場合とに応じて、エンジンの性能を最大限に利用する観点からの制御を可能にし作業効率の向上を図ることができる。ただし、不走行操作状態において、通常、作業者は、アクセルペダルの踏み込み量を調整することにより、エンジン回転数を調整してリフト装置の昇降速度を調整する。この踏み込み量の調整は足での操作となるため、作業者の技量によってはエンジンの空ふかしを多く生じさせてしまう場合がある。これに対し、産業車両の制御技術において、エンジンで駆動されるバケットなどのアタッチメントを制御する技術に関し、下記特許文献2、3に開示されたようなエンジン回転数を手で容易に調整し得る技術が知られている。
従来、フロントローダ、リフトアームなどの油圧機器を操作する油圧機器操作レバーにエンジン速度調節機構を設けたトラクタが知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載されたトラクタのエンジン速度調節機構は、油圧機器操作レバーに設けられた回転可能なノブからなり、このノブを回転させることでエンジン回転数を上げたり下げたりする機構である。油圧機器操作レバーにエンジン回転数を調節するためのノブを設けることにより、操作員の手で油圧機器操作レバーとノブとを容易に同時操作することができ、油圧機器の動作速度を十分に遅くしてバケットなどの位置合わせを容易とすることができる、と称している。
また、旋回フレームの旋回やブーム、アーム、バケットの揺動等を行う作業装置用の操作レバーに、エンジン調速指示用スイッチを付設した作業車(例えば、バックホウ)のエンジン操作装置も知られている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載されたエンジン操作装置のエンジン調速指示用スイッチは、ONにより増速情報をコントローラに出力する増速用押釦スイッチと、ONにより減速情報をコントローラに出力する減速用押釦スイッチとからなり、これらスイッチによりエンジン回転数を上げたり下げたりするものである。作業装置用の操作レバーにエンジン調速指示用スイッチを付設してあるため、作業中にエンジンの回転数を調速する際、操作レバーの操作を行いつつエンジンの回転数を調節でき、作業速度を容易にコントロールできる、と称している。
特開2006−321625号公報 実開昭58−54472号公報 実開昭63−191250号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載されたトラクタのエンジン速度調節機構においては、その油圧機器操作レバーに設けられたノブの操作はあくまで手動であり、油圧機器の動作速度を変更するには、まず操作員がノブを回転させなければならない。また、操作員が油圧機器操作レバーを操作せずに増速方向へノブを回転させると、エンジンを空ふかしさせてしまったりする場合がある。
また、上記特許文献3に記載されたエンジン操作装置においても同様に、作業装置用の操作レバーに付設されたエンジン調速指示用スイッチの操作は手動であるため、旋回フレームの旋回速度やブーム、アーム、バケットの揺動速度を変更するには、作業者がエンジン調速指示用スイッチの操作を行わなければならない。また、作業者が操作レバーを操作せずにこのスイッチを操作すると、エンジンを空ふかしさせてしまったりする場合がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、荷の昇降動作を行うためのリフト装置を具備する産業車両の荷役制御装置において、リフト装置を作動させるという作業者の操作に連動させて迅速にエンジン回転数を上昇させることができ、さらにエンジンの空ふかしを防止することができる産業車両の荷役制御装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明は、荷の昇降動作を行うためのリフト装置を操作する操作レバーと、前記操作レバーに設けられ、当該操作レバーの操作量が所定の閾値以上になると動作する第1スイッチと、作業者の操作により動作する第2スイッチと、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチからの信号に基づきエンジン回転数を制御するエンジン制御装置と、を備え、前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作するとエンジン回転数を第1回転数まで上昇させ、且つ当該第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチが動作すると、エンジン回転数を当該第1回転数よりも高く上昇させることを特徴とする産業車両の荷役制御装置である。
この構成によると、作業者がリフト装置を作動させるために操作レバーを操作し、操作レバーの操作量が所定の閾値以上になると第1スイッチが動作して、エンジン回転数が第1回転数まで上昇する。すなわち、リフト装置を作動させるという作業者の操作に連動させてエンジン回転数を迅速に上昇させることができる。また、第2スイッチは、第1スイッチが動作した状態においてスイッチ操作することにより、エンジン回転数をさらに上昇させるスイッチである。このため、操作レバーを所定の閾値以上操作して第1スイッチを動作させていないと、たとえ第2スイッチを操作したとしてもエンジン回転数は上昇しない。すなわち、作業者が操作レバーを操作するよりも先に第2スイッチを操作したとしてもエンジン回転数が上昇するという誤作動はなく、エンジンの空ふかしを防止することができる。また、作業者はアクセルペダルを踏み込むことなく、スイッチ操作でエンジン回転数を所望の回転数に調整できるので、この観点からもエンジンの空ふかしを防止できる。
また好適には、前記第2スイッチは、前記操作レバーに設けられ、作業者の操作によりオンオフする二位置動作のスイッチであることである。この構成によると、操作レバーの操作を行いつつ第2スイッチを指で容易に動作させて容易にエンジン回転数を調整することができる。
さらに好適には、前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチがオン動作すると、エンジン回転数を前記第1回転数よりも高い第2回転数まで上昇させることである。この構成によると、第2スイッチをオンすることによって、エンジン回転数を第1回転数よりも高い第2回転数まで容易に上昇させることができ、作業者はアクセルペダルを踏み込むことなく2つのエンジン回転数を適宜選択することが可能となる。
さらに好適には、前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチが複数回オン動作すると、エンジン回転数を段階的に上昇させることである。この構成によると、第2スイッチを複数回オンすることによって、エンジン回転数を第1回転数よりも高いエンジン回転数まで段階的に上昇させることができ、作業者はアクセルペダルを踏み込むことなく複数(3つ以上)のエンジン回転数を適宜選択することが可能となる。
さらに好適には、前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチがオン動作すると、当該第2スイッチのオン動作継続時間に比例させてエンジン回転数を上昇させることである。この構成によると、作業者はより細かくエンジン回転数を調整することができ、エンジンの空ふかしをより防止することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、図1および図2に基づき、本発明に係る荷役制御装置を備えた産業車両の例示であるフォークリフトについてその構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る荷役制御装置50を備えた産業車両としてフォークリフト100を例示した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る産業車両の荷役制御装置50の構成を図2に示すフォークリフト100の一部構成とともに示すブロック図である。
図1および図2に示すように、フォークリフト100は、エンジン14、動力伝達機構であるトルクコンバータ18、走行機構部19などを備えており、トルクコンバータ18を介してエンジン14によって前輪の走行機構部19が駆動されるように構成されている。すなわち、フォークリフト100は、前輪駆動・後輪操蛇のトルクコンバータ式の四輪車として構成されている。エンジンの種類としては、例えばガソリンエンジン、ディーゼルエンジンが挙げられる。
また、フォークリフト100には、その車体前部に荷(不図示)の昇降動作を行うためのリフト装置3が備えられている。リフト装置3には、左右一対のアウタマスト9と、その間において昇降可能に配設されたインナマスト(不図示)とが設けられている。インナマストには、その上部にスプロケット5に掛装されたチェーン6を介してフォーク7が昇降可能に吊り下げられている。アウタマスト9は、フォークリフト100の車体フレームに対してリフト装置3の下部に設けられたティルトシリンダ4を介して傾動可能に連結されている。フォーク7は、リフト装置3におけるリフトシリンダ8が駆動されてインナマストが上下動することにより昇降するようになっている。
また、リフト装置3のリフトシリンダ8やティルトシリンダ4は、エンジン14で駆動される油圧ポンプ16からの圧油の供給及び排出によって作動するようになっている。すなわち、図2に示すように、トルクコンバータ18を介して走行機構部19を駆動するエンジン14によって、増速ギヤ15を介して油圧ポンプ16も駆動されるようになっている。そして、油圧タンク(不図示)から吸い込まれて油圧ポンプ16で昇圧された圧油は、複数の電磁弁を備えて構成される電磁弁ユニット17における所定の電磁弁を介してリフトシリンダ8やティルトシリンダ4へと供給される。これにより、リフト装置3のフォーク7の上昇動作やマスト9(リフト装置3)の前傾動作が行われるように各シリンダ(8、4)が作動するようになっている。また、フォーク7の下降動作やマスト9(リフト装置3)の後傾動作が行われる場合も、電磁弁ユニット17の所定の電磁弁を介して油圧タンク(不図示)に圧油が排出されることで、それらの各動作が行われるように各シリンダ(8、4)が作動することになる。電磁弁ユニット17は、油圧ポンプ16で昇圧された圧油の供給方向を切り換えて、リフト装置3の昇降動作と前後傾動作とを切り換えるためのバルブユニットである。
また、フォークリフト100には、図1に示すように、作業者(運転者)の運転席に面する箇所に配置されるディレクションレバー23、荷役レバー1、ティルトレバー2、アクセルペダル10、ブレーキペダル20、インチングペダル21、ハンドル22などが設けられている。
まず、ディレクションレバー23は、フォークリフト100の走行動作を行うための前後進および停止切り換えレバーとして構成されている。荷役レバー1は、リフトシリンダ8を作動させてフォーク7(リフト装置3)の昇降動作を行うための操作レバーとして構成されている。ティルトレバー2は、ティルトシリンダ4を作動させてマスト9(リフト装置3)の前後傾動作を行うための操作レバーとして構成されている。また、荷役レバー1には、図2に示すように、第1スイッチ12および第2スイッチ11が設けられている。第1スイッチ12は、荷役レバー1の操作量が所定の閾値以上になると動作するように構成されたスイッチである。第2スイッチ11は、荷役レバー1の端部分であって作業者が荷役レバー1を握る位置近傍に設けられた二位置動作のスイッチであり、作業者の操作によりオンオフ動作するように構成されている。
また、アクセルペダル10は、フォークリフト100の走行速度の変更に用いられ、ブレーキペダル20は走行中のフォークリフト100に制動力を付与するために用いられる。インチングペダル21は、エンジン14と走行機構部19との間のトルクコンバータ18を介した連結状態を調節し、さらに解除するために用いられる。
また、図2に示すように、フォークリフト100には、エンジン制御装置13が備えられている。エンジン制御装置13は、アクセルペダル10の開度信号、第1スイッチ12および第2スイッチ11からの信号に基づいて、エンジン14の回転数を制御する装置である。エンジン制御装置13によりエンジン回転数が制御され、フォークリフト100の走行速度、フォーク7(リフト装置3)の昇降速度などが制御される。
次に、本発明の一実施形態に係る産業車両の荷役制御装置50について説明する。本実施形態に係る荷役制御装置50は、荷(不図示)の昇降動作を行うためのリフト装置3を操作する操作レバーとしての荷役レバー1と、荷役レバー1に設けられた第1スイッチ12および第2スイッチ11と、第1スイッチ12、第2スイッチ11およびアクセルペダル10からの信号に基づきエンジン回転数を制御するエンジン制御装置13とを備えて構成されている。そして、このエンジン制御装置13は、第1スイッチ12が動作するとエンジン回転数を第1回転数まで上昇させ、且つ第1スイッチ12が動作した状態で第2スイッチ11が動作すると、エンジン回転数を第1回転数よりも高く上昇させるように構成されている。
ここで、図3は、図2に示す荷役制御装置50の作動例を説明するためのエンジン回転数制御フロー図である。以下、図2および図3に基づいて本実施形態に係る荷役制御装置50の作動について説明を行うと共に荷役制御装置50について詳述する。尚、図3に示す処理は、エンジン制御装置13内において連続して繰り返し行われているものである。
図3に示すように、まず、ステップ1(以下、S1と記載する。他のステップも同様)において、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacを算出する(S1)。そして、エンジン回転数NEacの仮指令が出される(S2)。次に、荷役レバー1の操作量が所定の閾値以上に達して第1スイッチ12が動作しているか否かが判断される(S2)。このとき、作業者が荷役レバー1を操作していない場合は、最大エンジン回転数を判断するS7に処理が進み、エンジン回転数の仮指令値がNEacのみであるため、エンジン回転数指令値はNEacに決定される(S8)。作業者が、アクセルペダル10を踏まず、ディレクションレバー23をエンジン14の動力を走行機構部19に伝達しない中立位置にしている場合には、フォークリフト100はアイドリング状態で停止している。また、作業者が、ディレクションレバー23をフォークリフト100を前進させる或いは後進させるための位置にしている場合には、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacに応じた速度でフォークリフト100は走行することとなる。
一方、作業者が荷役レバー1を操作し、荷役レバー1の操作量が所定の閾値以上に達している場合には、作業者が荷役レバー1に設けられた第2スイッチ11を動作させているか否かが判断される(S4)。このとき、作業者が第2スイッチ11を動作させていない場合には、アイドルエンジン回転数NE1の仮指令が出される(S5)。そして、処理は最大エンジン回転数を判断するS7に進み、エンジン回転数NEacとアイドルエンジン回転数NE1との大小関係が判断される(S7)。このとき、アイドルエンジン回転数NE1は、アイドリング状態時のエンジン回転数NEacよりも高い回転数に設定されているため、フォークリフト100がアイドリング状態で停止している場合には、エンジン回転数NEacよりも高い回転数のアイドルエンジン回転数NE1にエンジン回転数指令値が決定する(S8)。これにより、フォーク7(リフト装置3)は、アイドルエンジン回転数NE1に応じた速度で上昇する。したがって、荷役レバー1を操作してリフト装置3を作動させるという作業者の操作に連動させてフォークリフト100のエンジン回転数をアイドルエンジン回転数NE1まで迅速に上昇させることができる。一方、エンジン回転数NEacがアイドルエンジン回転数NE1よりも高い場合、S7でエンジン回転数NEacが選択される。この場合、フォーク7(リフト装置3)は、エンジン回転数NEacに応じた速度で上昇することになる。尚、アクセルペダル10が踏み込まれた場合は、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacを最優先とする制御がなされる。すなわち、作業者が荷役レバー1を操作して荷役レバー1の操作量が所定の閾値以上に達し、仮にNE1>NEacの関係が成立したとしても、アクセルペダル10が踏み込まれた場合、フォークリフト100はエンジン回転数NEacに応じた速度で走行し、エンジン回転数はNE1まで上昇しない。
次に、S4において作業者が第2スイッチ11を動作させている場合には、アイドルエンジン回転数NE1よりも高い回転数のアイドルエンジン回転数NE2の仮指令が出される(S6)。そして、S7において、NEac、NE1、およびNE2の大小関係が判断される(S7)。NE1よりもNE2のほうが高い値に設定されるため、実質的には、NEacとNE2との間で大小関係が判断される。このとき、フォークリフト100がアイドリング状態で停止している場合には、エンジン回転数NEacよりも高い回転数のアイドルエンジン回転数NE2にエンジン回転数指令値が決定し(S8)、エンジン回転数は、NE1からNE2に上昇する。これにより、フォーク7(リフト装置3)は、アイドルエンジン回転数NE2に応じた速度に速度アップして上昇する。
尚、荷役レバー1を所定の閾値以上操作して第1スイッチ12を動作させていないと、第2スイッチ11を操作したとしてもエンジン回転数は上昇しない。すなわち、作業者が荷役レバー1を操作するよりも先に第2スイッチ11を操作したとしてもエンジン回転数が上昇するという誤作動はなく、その結果エンジン14の空ふかしを有効に防止することができる。また、第1スイッチ12および第2スイッチ11により、作業者はアクセルペダルを踏み込むことなく2つのエンジン回転数を適宜選択することが可能となるという観点からもエンジン14の空ふかしを防止することができる。
また、第2スイッチ11は、荷役レバー1の端部分であって作業者が荷役レバー1を握る位置近傍に設けられた二位置動作のスイッチであるため、荷役レバー1の操作を行いつつ第2スイッチ11を指で容易に動作させて容易にエンジン回転数を上昇させることができる。
一方、エンジン回転数NEacがアイドルエンジン回転数NE2よりも高い場合には、S7でエンジン回転数NEacが選択される。この場合、フォーク7(リフト装置3)は、エンジン回転数NEacに応じた速度で上昇することになる。尚、アクセルペダル10が踏み込まれた場合は、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacを最優先とする制御がなされる。すなわち、走行中に第2スイッチ11が押され、NE2>NEacの関係が成立したとしても、アクセルペダル10が踏み込まれた場合、フォークリフト100はエンジン回転数NEacに応じた速度で走行し、エンジン回転数はNE2まで上昇しない。
尚、第1スイッチ12が動作している状態で、第2スイッチ11をオフに戻した場合には、S4からS5に処理が進むことになり、アイドルエンジン回転数NE1の仮指令が出されることになる(S5)。その後の処理は前記したとおりであり、すなわち、エンジン回転数を、アイドルエンジン回転数NE2からアイドルエンジン回転数NE1まで低下させ、フォーク7(リフト装置3)の上昇速度を落とすことができる。したがって、作業者は、アクセルペダルを踏み込むことなく荷役レバー1に取り付けた第2スイッチ11をオンオフさせることにより、高いアイドルエンジン回転数NE2と低いアイドルエンジン回転数NE1とに設定値を切り換えることができ、荷の重さに応じたエンジン回転数を適宜選択することができる。また、作業者が荷役レバー1の位置を元に戻すとフォーク7は下降し、その後のエンジン回転数制御はS3からS7に処理が進むので、フォークリフト100はアイドリング状態で停止しているか、またはアクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacに応じた速度で走行することとなる。
尚、アイドルエンジン回転数NE1、アイドルエンジン回転数NE2の設定値は、予めエンジン制御装置13のメモリに入力しておいてもよいし、フォークリフト100の運転席に面する箇所などに配置されたディスプレイから作業者が任意の設定値を入力できるようにしておいてもよい。
(変形例1)
上述の実施形態においては、第1スイッチ12が動作した状態で第2スイッチ11がオン動作した場合に、エンジン回転数を第1回転数(NE1)よりも高い第2回転数(NE2)まで上昇させる構成とした荷役制御装置50に係るエンジン制御装置13に関して説明したが、第1スイッチ12が動作した状態で第2スイッチ11が複数回オン動作すると、エンジン回転数を段階的に上昇させる構成としたエンジン制御装置13を用いてもよい。本制御について、図3を参照しながら説明する。尚、フォークリフト100のエンジン回転数は、アイドルエンジン回転数NE1よりも低い状態、すなわちフォークリフト100はアイドリング状態、または非常に低速の走行状態にあったとして説明する。
まず、第2スイッチ11が1回オン動作された(1回押された)際は、図3に示す制御フローに沿って処理され、フォークリフト100がアイドリング状態、または非常に低速の走行状態にあるため、前記したように、エンジン回転数はアイドルエンジン回転数NE2まで上昇する。次に、第2スイッチ11が2回オン動作される(2回目押される)と、S6において、例えば、アイドルエンジン回転数NE2+100rpmの指令が出され、エンジン回転数はアイドルエンジン回転数NE2+100rpmまで上昇する。さらに、第2スイッチ11が3回、4回、・・・とオン動作されると、エンジン回転数は、例えば100rpmずつ段階的に上昇していくよう制御される。このようなエンジン回転数制御となるよう、エンジン制御装置13を構成することにより、作業者はアクセルペダルを踏み込むことなく複数(3つ以上)のエンジン回転数を適宜選択することが可能となり、フォーク7(リフト装置3)の上昇速度を細かく調整することができる。また、第2スイッチ11を複数回オン動作させてエンジン回転数を段階的に上昇させたのち、第2スイッチ11を複数回オフ動作させてエンジン回転数を段階的に下降させる構成とすることもできる。また、本実施形態においては、二位置動作の第2スイッチ11を複数回オン動作させる構成としているが、第2スイッチ11を簡易ダイヤル式のスイッチとし、この簡易ダイヤル式のスイッチを右回りまたは左回りに回転させることにより、エンジン回転数を段階的に高くしたり低くしたり変更できる構成としてもよい。
尚、本変形例においても前記の実施形態と同様に、アクセルペダル10が踏み込まれた場合は、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacを最優先とする制御がなされ、フォークリフト100はエンジン回転数NEacに応じた速度で走行し、仮に第2スイッチ11をオン動作させたとしてもそれに応じてエンジン回転数は上昇しない。
(変形例2)
図4は、図2に示す荷役制御装置50の他の作動例を説明するためのエンジン回転数制御フロー図である。荷役制御装置50に係るエンジン制御装置13の他の構成として、第1スイッチ12が動作した状態で第2スイッチ11がオン動作すると、第2スイッチ11のオン動作継続時間に比例させてエンジン回転数を上昇させる構成としたエンジン制御装置13を用いてもよい。本制御について、図4に基づき説明する。尚、変形例1に関する説明と同様、フォークリフト100のエンジン回転数は、アイドルエンジン回転数NE1よりも低い状態、すなわちフォークリフト100はアイドリング状態、または非常に低速の走行状態にあったとして説明する。また、図4に示す制御フローにおける、S1〜S5、S7、およびS8は、図3に示す制御フローにおける同符号を付した処理と同様の処理であるため、その説明を適宜省略することとする。
まず、S4において作業者が第2スイッチ11を動作させている場合には、第2スイッチ11がオンしてからオフするまでの、第2スイッチ11のオン動作継続時間が測定される(S6a)。そして、第2スイッチ11のオン動作継続時間に比例させてアイドルエンジン回転数NE1よりも高い回転数のアイドルエンジン回転数NE2が算出され(S6b)、算出されたアイドルエンジン回転数NE2の仮指令が出される(S6c)。そして、最大エンジン回転数の判定が行われて(S7)、エンジン回転数指令値がアイドルエンジン回転数NE2に決定し(S8)、エンジン回転数は、NE1からNE2に上昇する。これにより、フォーク7(リフト装置3)は、アイドルエンジン回転数NE2に応じた速度に速度アップして上昇する。
尚、本実施形態の場合には、一旦、アイドルエンジン回転数NE2に上昇したエンジン回転数は、作業者が第2スイッチ11から手を離したとしても(第2スイッチ11がオフしたとしても)、作業者が荷役レバー1の位置を元に戻さない限り保持されるよう、S6bで算出されたNE2仮指令値は保持される。S1から始まる次の処理において、第1スイッチが動作し、第2スイッチ11が動作していない場合には、S6dにおいてエンジン回転数がアイドルエンジン回転数NE1よりも低いか否かが判断される(S6c)。そして、エンジン回転数がNE1よりも高いアイドルエンジン回転数NE2に上昇している場合には、最大エンジン回転数を判定するS7に処理が移行し、アイドルエンジン回転数NE2は、エンジン回転数NEacよりも高いという条件を満たすことで、保持されているNE2仮指令値にエンジン回転数が決定されることになる。尚、作業者が荷役レバー1の位置を元に戻すと、NE2仮指令値の保持は解除され、その後のエンジン回転数制御はS3からS7に処理が進むので、フォークリフト100はアイドリング状態で停止しているか、またはアクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacに応じた速度で走行することになる。
尚、アイドルエンジン回転数NE2は、第2スイッチ11のオン動作継続時間の1乗に比例させるだけでなく、オン動作継続時間の2乗、3乗・・・に比例させて、エンジン回転数の上昇割合を高めるように定めてもよく、逆にエンジン回転数の上昇割合を低くするように定めてもよく、その設定は適宜決定される。このようなエンジン回転数制御となるようエンジン制御装置13を構成することにより、作業者はより細かくエンジン回転数を調整することができ、エンジンの空ふかしをより防止することが可能となる。尚、アイドルエンジン回転数NE2の上昇割合は、予めエンジン制御装置13のメモリに入力しておいてもよいし、フォークリフト100の運転席に面する箇所などに配置されたディスプレイ、簡易ダイヤル、テンキーなどから作業者が任意の上昇割合を入力できるようにしておいてもよい。また、本変形例においても前記の実施形態と同様に、アクセルペダル10が踏み込まれた場合は、アクセルペダル10からの開度信号に基づくエンジン回転数NEacを最優先とする制御がなされ、フォークリフト100はエンジン回転数NEacに応じた速度で走行する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することが可能なものである。例えば、次のように変更して実施することもできる。
(1)上記実施形態では、産業車両としてトルクコンバータ式のフォークリフト100を例示したが、クラッチ機構によってエンジン14と走行機構部19とがギヤを介して連結、解除される構成のいわゆるMT(マニュアルトランスミッション)式のフォークリフトであってもよい。
(2)上記実施形態では、第1スイッチおよび第2スイッチが設けられた荷役レバー1を操作して、フォーク7(リフト装置3)の昇降動作を制御する場合を例にとって説明したが、第1スイッチおよび第2スイッチが設けられたティルトレバー2を操作して、荷の昇降動作を行うためのマスト9(リフト装置3)の前後傾動作を制御する構成としてもよい。また、フォーク7を水平方向に移動させる操作レバーにこれら2つのスイッチを設けて、フォーク7の水平移動動作を制御する構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、第2スイッチ11として作業者の操作によりオンオフする二位置動作のスイッチを例示したが、速度指令値信号を無段階に発信することが可能なボリューム等を備えたスイッチであってもよい。
本発明の一実施形態に係る荷役制御装置を備えた産業車両としてフォークリフトを例示した斜視図である。 本発明の一実施形態に係る産業車両の荷役制御装置の構成を図2に示すフォークリフトの一部構成とともに示すブロック図である。 図2に示す荷役制御装置の作動例を説明するためのエンジン回転数制御フロー図である。 図2に示す荷役制御装置の他の作動例を説明するためのエンジン回転数制御フロー図である。
符号の説明
1:荷役レバー(操作レバー)
2:ティルトレバー(操作レバー)
3:リフト装置
4:ティルトシリンダ
8:リフトシリンダ
11:第2スイッチ
12:第1スイッチ
13:エンジン制御装置
50:荷役制御装置(産業車両の荷役制御装置)
100:フォークリフト(産業車両)

Claims (5)

  1. 荷の昇降動作を行うためのリフト装置を操作する操作レバーと、
    前記操作レバーに設けられ、当該操作レバーの操作量が所定の閾値以上になると動作する第1スイッチと、
    作業者の操作により動作する第2スイッチと、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチからの信号に基づきエンジン回転数を制御するエンジン制御装置と、を備え、
    前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作するとエンジン回転数を第1回転数まで上昇させ、且つ当該第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチが動作すると、エンジン回転数を当該第1回転数よりも高く上昇させることを特徴とする、産業車両の荷役制御装置。
  2. 前記第2スイッチは、前記操作レバーに設けられ、作業者の操作によりオンオフする二位置動作のスイッチであることを特徴とする、請求項1に記載の産業車両の荷役制御装置。
  3. 前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチがオン動作すると、エンジン回転数を前記第1回転数よりも高い第2回転数まで上昇させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の産業車両の荷役制御装置。
  4. 前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチが複数回オン動作すると、エンジン回転数を段階的に上昇させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の産業車両の荷役制御装置。
  5. 前記エンジン制御装置は、前記第1スイッチが動作した状態で前記第2スイッチがオン動作すると、当該第2スイッチのオン動作継続時間に比例させてエンジン回転数を上昇させることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の産業車両の荷役制御装置。
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