JP2009073549A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後両端が開口した筒状のスリーブとこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱とからなる二重構造の包装容器であって、内容物を一つずつ確実に取り出すことができるようにした包装容器を提供すること。
【解決手段】前後両端が開口した筒状のスリーブ10とこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱20とからなる二重構造の包装容器であって、中箱20の前部には底板に設けた折線cのところで下方に折れ曲がる回動部分Aが設けられ、その回動部分Aには折線cを越えて底板21上で後方に延びる阻止板27が設けられている。中箱20の回動部分Aをスリーブ10から前方に引き出し、折線cのところで下方に折り曲げて内容物を取り出すが、回動部分Aは一つの内容物を載せた状態で折れ曲がるとともに、回動部分Aの折れ曲がりと同時に阻止板27が起き上がり、起き上がった阻止板27が残った内容物の流出を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、板紙からなる包装容器の技術分野に属し、詳しくは、粒状の菓子類を収納して販売する際に好適に用いられる包装容器に関するものである。
従来より、粒状の菓子類を収納する包装容器として、前後両端が開口した筒状のスリーブとこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱とからなる二重構造の包装容器が知られている。
特開平7−242230号公報 実用新案登録第3117071号公報
上記した二重構造の包装容器は、中箱を引き出して内容物を取り出すようになっているので、全体を細長い形状とし、内容物として例えば粒状の菓子類を一列に並べて収納した場合、一つずつ順に取り出すことができて便利である。しかしながら、中箱を引き出して内容物を取り出そうと傾けると、内容物が流れるように次々と出てきてしまい、一つずつ確実に取り出すのが難しいという問題点があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、前後両端が開口した筒状のスリーブとこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱とからなる二重構造の包装容器であって、内容物を一つずつ確実に取り出すことができるようにした包装容器を提供することにある。
本発明に係る包装容器は、前後両端が開口した筒状のスリーブとこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱とからなる二重構造の包装容器であって、中箱の前部には底板に設けた折線のところで下方に折れ曲がる回動部分が設けられ、その回動部分には前記折線を越えて底板上で後方に延びる阻止板が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、中箱の回動部分をスリーブから前方に引き出し、折線のところで下方に折り曲げて内容物を取り出すが、回動部分は一つの内容物を載せた状態で折れ曲がるとともに、回動部分の折れ曲がりと同時に阻止板が起き上がり、起き上がった阻止板が残った内容物の流出を防止するように作用する。
このような包装容器において、中箱の回動部分をスリーブから前方に引き出した際に所定位置で中箱が係止するストッパー機構が設けられているとよい。例えば、中箱の後部に設けられた突起とスリーブの内面に設けられた係止部とでストッパー機構を形成するようにしてもよい。この構成により、中箱の回動部分だけをスリーブから前方に引き出すことができる。
本発明に係る包装容器によれば、収納した粒状の内容物を一つずつ確実に取り出すことができる。
次に、図面を参照しながら、本発明に係る包装容器の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る包装容器を分離状態で示す斜視図である。この包装容器は、図示のように、前後両端が開口した筒状のスリーブ10とこのスリーブ20内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱20とからなる二重構造をしている。
図2はスリーブ10を組み立てるブランクの展開図である。このブランクは板紙を図示の形状に打ち抜いたもので、細長状の5つのパネル、すわち底面外側パネル11、側面パネル12、上面パネル13、側面パネル14、底面内側パネル15が折線a,b,c,dを介して順次連設された形状をしている。図の上部が前側になっており、底面内側パネル15の後部には、中箱20の後部に設けられる突起(後述する)を引っ掛けるための係止部を構成する切欠15aが設けられている。
このスリーブ10のブランクを組み立てる手順は次のようである。まず、裏面が上を向くように反転させた後、側面パネル14に対して底面内側パネル15を折線dで谷折りし、底面内側パネル15の表面に接着剤を塗布する。次いで、上面パネル13に対して折線bで側面パネル12を谷折りし、底面外側パネル11の裏面を底面内側パネルの15の表面に貼着してサック貼り状態にする。しかる後、サック貼り状態から角筒状に起こすことにより、図1に示すような前後両端が開口したスリーブ10が形成される。
図3は中箱20を組み立てるブランクの展開図である。このブランクも板紙を図示の形状に打ち抜いたもので、図の上部が前側になっており、スリーブ10と略同じ長さをした細長状の底板21が中央に配置され、その左右両側にそれぞれ側板22が折線a,bを介して連設されている。
底板21の前部には折線cを介して曲げ部分21aが区画されており、各側板22には底板21の折線cの両端を頂部とするV字状の切欠23が設けられ、その切欠23によって各側板22の前部にはそれぞれ小側板22aが分離状態で区画されている。
底板21における曲げ部分21aの前方には、前板24、上板25、中板26及び阻止板27が折線d,e,f,gを介して順次連設されている。また、各側板22における小側板22aの前方にはそれぞれフラップ28が折線hを介して連設され、側方にはそれぞれ折込み片29が折線iを介して連設されている。ここで、前板24の横幅は底板21の幅より若干大きくなるように設定されている。
底板21の後部には、後板30、折返し板31が折線j,kを介して順次連設されており、各側板22の後部には、フラップ32がそれぞれ折線l,mを介して連設されている。そして、折線jの中央には底板21の方に僅かに突き出る形状をした切込30aが設けられている。
この中箱20のブランクを組み立てる手順は次のようである。まず、裏面が上を向くように反転させた後、前側では、阻止板27の裏面の後寄りと曲げ部分21aの裏面に接着剤を塗布し、後側では、折返し板31の裏面に接着剤を塗布する。
そして、前側では、各フラップ28をそれぞれ小側板22aに対して折線hで谷折りし、各折込み片29をそれぞれ小側板22aに対して折線iで谷折りするとともに、各小側板22aを曲げ部分21aに対してそれぞれ折線a,bで谷折りする。次に、阻止板27を中板26に対して折線gで谷折りし、中板26を上板25に対して折線fで山折りし、上板25を前板24に対して折線eで谷折りする。そして、このように阻止板27、中板26及び上板25を折り曲げた状態で、前板24を曲げ部分21aに対して折線dで谷折りし、阻止板27を曲げ部分21aに貼着する。この場合、阻止板27の先端部分が曲げ部分21aから所定の長さだけ突き出るようにする。このように前部を組み立てると、図1に示すように、阻止板27の先端部分が折線cから後方に突き出し、この突き出た部分は底板21と貼着していない状態となる。したがって、中箱20の前部には底板21に設けた折線cのところで下方に折れ曲がる回動部分Aが設けられ、その回動部分Aには折線cを越えて底板21上で後方に延びる阻止板27が設けられることになる。
一方、後側では、各フラップ32をそれぞれ側板22に対して折線l,mで谷折りするとともに、各側板22を底板21に対してそれぞれ折線a,bで谷折りする。続いて、後板30を底板21に対して折線jで谷折りするとともに、折返し板31を後板30に対して折線kで内側に折り返し、一対のフラップ32に貼着する。このように後部を組み立てると、後板30の下側に切込30aによる突起30bが突き出た形状となる。
ここで、スリーブ10と中箱20のサイズは、両者の間に余計な隙間ができないように、かつスリーブ10に対して中箱20をスムースに摺動できるように設定されている。
上記のようにしてスリーブ10と中箱20をそれぞれ組み立てた後、中箱20に粒状の菓子類を複数個並べて収納し、その中箱20をスリーブ10に挿入し、中箱20をスリーブ10によって包囲した後、外周全体をフィルムで包装して販売形態とされる。
店頭にて商品を購入した消費者が中身を取り出すときは、フィルムを剥がした後、前板24の両サイドに指を掛けて引っ張ることにより、スリーブ10から中箱20を引き出すことができる。そして、図4に示すように、底板21の折線cのところまで引き出した後、回動部分Aを折線cのところで下方に折り曲げて内容物を取り出すが、回動部分Aは一つの内容物を載せた状態で折れ曲がるとともに、回動部分Aの折れ曲がりと同時に阻止板27が起き上がり、起き上がった阻止板27が中箱20に残った内容物の流出を防止することになる。特に、直方体などの四角い内容物がぎっしり並んでいる場合、一つ目が取り出しにくいことが折ることで取り出しやすくなる。
なお、分かりやすくするため、図5に内容物Nが一粒ずつ出る状態を図示している。また、この図5に示すように、上面パネル13の先端をR状にえぐった形状にすることで、内容物Nを取り出しやすくしてもよい。
そして、中箱20にはその後部に突起30bが設けられ、スリーブ10にはその内面に切欠15aによる係止部が設けられているので、中箱20の回動部分Aをスリーブ10から前方に引き出した際に、折線cのところまで引き出した時点で突起30bが係止部に引っ掛かって停止する。したがって、中箱20をスリーブ10から引き出しすぎて内容物をこぼすことがなく、内容物を確実に一つずつ取り出すことができる。なお、このストッパー機構は一例であり、このようなストッパー機構が必要な場合は、中箱20の回動部分Aをスリーブ10から前方に引き出した際に所定位置で中箱20が係止するように適宜形成すればよいものである。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明による包装容器は、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明の実施形態に係る包装容器を分離状態で示す斜視図である。 図1に示す包装容器のスリーブを組み立てるブランクの展開図である。 図1に示す包装容器の中箱を組み立てるブランクの展開図である。 図1に示す包装容器から内容物を取り出すやり方を示す説明図である。 図1に示す包装容器から内容物が一粒ずつ出る状態を示す説明図である。
符号の説明
10 スリーブ
11 底面外側パネル
12 側面パネル
13 上面パネル
14 側面パネル
15 底面内側パネル
15a 切欠
20 中箱
21 底板
21a 曲げ部分
22 側板
22a 小側板
23 切欠
24 前板
25 上板
26 中板
27 阻止板
28 フラップ
29 折込み片
30 後板
30a 切込
31 折返し板
32 フラップ
A 回動部分
N 内容物
a〜m 折線

Claims (3)

  1. 前後両端が開口した筒状のスリーブとこのスリーブ内に摺動自在に挿入されるトレー状の中箱とからなる二重構造の包装容器であって、中箱の前部には底板に設けた折線のところで下方に折れ曲がる回動部分が設けられ、その回動部分には前記折線を越えて底板上で後方に延びる阻止板が設けられていることを特徴とする包装容器。
  2. 中箱の回動部分をスリーブから前方に引き出した際に所定位置で中箱が係止するストッパー機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 中箱の後部に設けられた突起とスリーブの内面に設けられた係止部とでストッパー機構が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装容器。
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