JP5930283B2 - 振出しカートン - Google Patents

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Description

本発明は、粒状の菓子類を始めとする粒状の内容物を収納し、これを振り出して小出しできる振出しカートンに関するものである。
一般にこの種の振出しカートンは、カートンの一部をスライドさせることで小さな開口を露出させ、その開口から粒状の内容物を振り出す構造をしている。そして、簡単な構造にして製造コストを下げる観点から、板紙からなる1枚のブランクを組み立てた長方形状のものが多く用いられており、振出口となる開閉可能な開口を形成するものとして種々のタイプのカートンが知られている。
特開平6−270971号公報 特開平6−270972号公報 特開平6−321270号公報 特開平7−76341号公報 特開平8−34433号公報
上記した従来の振出しカートンは、通常の充填機をそのまま使用して充填組立工程を行うことができない。すなわち、開閉可能な開口を形成しない普通のカートンの場合は、通常の充填機により、サック貼りされたブランクを角筒状に起こし、底部を閉鎖した状態とした後、上方から内容物を投入して上部を閉じる手順で充填組立工程を行うことができるが、上記のような振出しカートンの場合は、底部を形成して内容物を充填した後、開閉可能な開口を形成するための構造を組み込んでから上部を閉鎖しなければならず、このため、手作業で組み立てるか、或いは通常の充填機を改良した特殊な機械で充填組立の工程を行う必要がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、通常の充填機をそのまま使用して充填組立工程を行えるようにした振出しカートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の振出しカートンは、1枚のブランクを組み立てて形成される直方体形状のカートンであって、そのブランクは、狭幅の側面パネルの両側辺に広幅の前面パネルと広幅の背面パネルが連設され、前面パネルは該前面パネルの上部に振出口用の開口を有するとともに、側辺下半には狭幅の側面下半パネルが連設され、該側面下半パネルの側辺に背面外壁パネルが連設され、背面パネルの側辺上半には狭幅の側面上半パネルが連設され、側面上半パネルの上下には外側が円弧状の折曲げフラップが連設され、側面上半パネルの側辺に接続パネルを挟んで前面パネルの開口を開閉するためのスライドパネルが連設され、スライドパネルの上辺にはガイド片が連設され、前面パネルの上辺及び下辺には閉鎖パネルが連設され、背面パネルの上辺及び下辺には閉鎖内壁パネルが連設された展開形状をしており、組立て時には、スライドパネルのガイド片が閉鎖パネルと閉鎖内壁パネルの間で左右に移動可能となり、側面上半パネルを引っ張ることにより、接続パネルを介してスライドパネルを移動させると、前面パネルの開口が開いた状態となり、この時、ガイド片が閉鎖パネルと閉鎖内壁パネルの間で左右方向に移動し、側面上半パネルの上下に連設した折曲げフラップがそれぞれ上部と下部の隙間を塞ぐようになっていることを特徴とする。
本発明の振出しカートンは、サック貼りしたブランクを角筒状に起こして底部又は上部のいずれか一方を閉じてから、内容物を充填した後、底部と上部のうちの残った方を閉じることで組み立てられるので、通常の充填機をそまま使用して充填組立工程を行うことができることから、充填機に改良を加えるなどのコストを掛ける必要がない。
本発明に係る振出しカートンの一例を示す示す斜視図である。 図1の振出しカートンを形成するブランクの展開図である。 図2のブランクをサック貼りした状態で示す表側の平面図である。 図2のブランクをサック貼りした状態で示す裏側の平面図である。 図1の振出しカートンを開けた示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示す振出しカートンCは、紙器用の板紙を打ち抜いて形成された図2に示す展開形状をした1枚ブランクBを組み立てて形成される。
図2に示すブランクBにおいて1は狭幅の側面パネルであり、前記側面パネルの両側辺にそれぞれ折線a,bを介して前記狭幅の側面パネル1よりも広幅の前面パネル2と広幅の背面パネル3が連設されている。右側に位置する前面パネル2は、前記前面パネル2の上部に振出口用の開口2aを有するとともに、側辺下半には折線cを介して狭幅の側面下半パネル4が連設され、その側面下半パネル4には折線dを介して背面外壁パネル5が連設されている。また、左側に位置する背面パネル3の側辺上半には折線eを介して狭幅の側面上半パネル6が連設され、その側面上半パネル6には折線fを介して接続パネル7が連設され、さらに接続パネル7には折線gを介してスライドパネル8が連設されている。側面下半パネル4と側面上半パネル6はブランク組立時において側面パネル1と対向する側面パネルを構成するものであり、また背面外壁パネル5は背面パネル3を覆うサイズである。
側面上半パネル6には、その上下にそれぞれ折線h,iを介して外側が円弧状の折曲げフラップ9,10が連設されており、背面パネル3の側辺下半には折線jを介して側面内側パネル11が連設されており、図示のように、この側面内側パネル11は下側の折曲げフラップ10の残りの部分で構成されている。
接続パネル7は側面上半パネル6とほぼ同じ横幅であり、接続パネル7とそれに連設するスライドパネル8とが合わさった横方向の長さは、前面パネル2の横幅より僅かに小さいサイズである。したがって、ブランクBの組立時において、接続パネル7とスライドパネル8は前面パネル2の内側に位置し、かつスライドパネル8が前面パネル2の開口2aを内側から塞ぐようになっている。
側面上半パネル6と接続パネル7の境界にはその中ほどに外向きに突き出る形状の切込線αが形成されており、側面上半パネル6と接続パネル7を折線fで折り曲げた時に外向きの凸部6aを形成するようになっている。また、スライドパネル8の上辺には折線kを介してガイド片12が連設されている。
前面パネル2の上辺及び下辺にはそれぞれ折線l,mを介して閉鎖パネル13,14が連設され、背面パネル3の上辺及び下辺にはそれぞれ折線n,oを介して閉鎖内壁パネル15,16が連設されている。また、側面パネル1の上辺及び下辺にはそれぞれ折線p,qを介して折曲げフラップ17,18が連設され、側面内側パネル11の下辺には折線rを介して折曲げフラップ19が連設されている。
上記のブランクBは、サック貼りしたものをまとめて充填工程に送り、そこで充填機により粒状の内容物を収納した状態で組み立てられる。
ブランクBをサック貼りする手順は次のようである。まず、接続パネル7をスライドパネル8とともに折線fのところで側面上半パネル6に対して内側に折り返し、その折返した状態で背面パネル3を折線bのところで側面パネル1に対して折り返す。次いで、側面下半パネル4を背面外壁パネル5とともに折線cのところで前面パネル2に対して折り返しながら、背面パネル3の外面に背面外壁パネル5を貼り合わせることで図3及び図4に示すようなサック貼り状態とする。
サック貼り状態のブランクBは、通常の充填機に掛け、サック貼り状態から角筒状に起こして底部又は上部のいずれか一方を閉じてから、粒状の内容物を投入した後、底部と上部のうちの残った方を閉じることで組み立てられ、図1の振出しカートンCが製造される。上部を閉じるには、折曲げフラップ9,17を内側に折り込んだ後、閉鎖内壁パネル15を折り曲げ、その上からガイド片12を折り込み、閉鎖パネル13を折り曲げて先端寄りのところで閉鎖内壁パネル15と貼り合わせる。これにより、ガイド片12は閉鎖パネル13と閉鎖内壁パネル15の間で左右に移動可能になる。また、底部を閉じるには、折曲げフラップ18,19を内側に折り込んだ後、閉鎖内壁パネル16を折り曲げ、その上から閉鎖パネル14を折り曲げて貼り合わせる。
図1の振出しカートンCから粒状の内容物を取り出すに際しては、カートンCを把持した手の親指を側面上半パネル6の凸部6aに掛けて引っ張ることにより、接続パネル7を介してスライドパネル8を移動させ、図5に示す如く前面パネル2の開口2aを開いた状態とする。この時、ガイド片12が閉鎖パネル13と閉鎖内壁パネル15の間にあるので、スライドパネル8は上下にずれることなく安定した状態で左右方向に移動する。また、側面上半パネル6の上側に連設した円弧状の折曲げフラップ9は、閉鎖内壁パネル15の内側で回動して上部の隙間を塞ぎ、側面上半パネル6の下側に連設した円弧状の折曲げフラップ10は、折線iで折れ曲がって下部の隙間を塞ぐようになる。
したがって、カートンCを手で把持したままで、内容物を前面パネル2の開口2aから振り出すことができる。また、内容物を振り出した後は、そのまま親指で側面上半パネル6を押し込み、接続パネル7を介してスライドパネル8を元の位置に移動させることにより開口2aを閉じることができる。
上記の振出しカートンCは、前述した如く、片手で開けて内容物を振り出した後、そのままリクローズすることができる。また、振出し口となる前面パネル2の上部に設ける開口2aは、スライドパネル8で開閉するようになっているので、必要に応じてそのサイズを大きく設計することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳細に説明してきたが、本発明による振出しカートンは、上記の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
B ブランク
C 振出しカートン
1 側面パネル
2 前面パネル
2a 開口
3 背面パネル
4 側面下半パネル
5 背面外壁パネル
6 側面上半パネル
6a 凸部
7 接続パネル
8 スライドパネル
9,10 折曲げフラップ
11 側面内側パネル
12 ガイド片
13,14 閉鎖パネル
15,16 閉鎖内側パネル
17,18,19 折曲げフラップ
a〜r 折線
α 切込線

Claims (1)

  1. 1枚のブランクを組み立てて形成される直方体形状のカートンであって、そのブランクは、狭幅の側面パネルの両側辺に広幅の前面パネルと広幅の背面パネルが連設され、前面パネルは該前面パネルの上部に振出口用の開口を有するとともに、側辺下半には狭幅の側面下半パネルが連設され、該側面下半パネルの側辺に背面外壁パネルが連設され、背面パネルの側辺上半には狭幅の側面上半パネルが連設され、側面上半パネルの上下には外側が円弧状の折曲げフラップが連設され、側面上半パネルの側辺に接続パネルを挟んで前面パネルの開口を開閉するためのスライドパネルが連設され、スライドパネルの上辺にはガイド片が連設され、前面パネルの上辺及び下辺には閉鎖パネルが連設され、背面パネルの上辺及び下辺には閉鎖内壁パネルが連設された展開形状をしており、組立て時には、スライドパネルのガイド片が閉鎖パネルと閉鎖内壁パネルの間で左右に移動可能となり、側面上半パネルを引っ張ることにより、接続パネルを介してスライドパネルを移動させると、前面パネルの開口が開いた状態となり、この時、ガイド片が閉鎖パネルと閉鎖内壁パネルの間で左右方向に移動し、側面上半パネルの上下に連設した折曲げフラップがそれぞれ上部と下部の隙間を塞ぐようになっていることを特徴とする振出しカートン。
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