JP2009073292A - スペアタイヤキャリア - Google Patents

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Abstract

【課題】 スペアタイヤキャリアにおいて、吊り具の吊り板における吊り中心に対する両方の張り出し縁部がスペアタイヤのハブ孔の相対する孔周縁部の下面に確実に係合するようにし、完全な吊り状態を容易に生成すること。
【解決手段】 スペアタイヤキャリア100において、吊り具30は、巻掛部材12が連結される吊り中心の両外方に張り出してハブ孔H1の概ね直径上で相対する孔周縁部H2の下面に係合する吊り板31と、吊り板31の吊り中心を挟んで相対する両側寄りの上面に設けられ、ハブ孔H1の概ね直径上に挿入されて該ハブ孔H1から上方に突き出る位置出し突部32とを有し、吊り具30の相対する位置出し突部32のハブ孔H1に臨む各位置出し面32Aがなす間隔xを、吊り板31から上方に離れるに従って縮小してなるもの。
【選択図】 図4

Description

本発明はスペアタイヤキャリアに関する。
スペアタイヤキャリアとして、特許文献1に記載の如く、ウインチの巻上部に巻掛けられた巻掛部材の先端に吊り具を連結し、この吊り具をスペアタイヤのハブのハブ孔に着脱自在に係合するものがある。ウインチを巻上げるスペアタイヤの吊上げ時に、巻掛部材にコイルばねを介して連結した吊り具の吊り板を上方に引き上げると、吊り具の位置出し突部がタイヤのハブ孔に挿入された状態で、吊り板がハブ孔の孔周縁部の下面に係合するとともに、コイルばねが圧縮される。ウインチの巻上げ終了時には、コイルばねのばね力によりバックアップされている吊り板がスペアタイヤのハブを車体側のストッパに押し当て保持する。
特開平9-240981
従来のスペアタイヤキャリアでは、ウインチ1のチェーン2(巻掛部材)にコイルばね3を介して連結された吊り具4の吊り板5がスペアタイヤTのハブ孔H1の孔周縁部H2の下面に係合し、コイルばね3が圧縮されるタイヤTの吊上げ時に、図6に示す如くの不都合を生ずるおそれがある。即ち、ウインチ1の巻上中心1Cに対するタイヤTのハブ孔H1(中心H1C)の当初配置が芯ずれしていると、吊り具4の吊り中心4cを挟んで相対する位置出し突部6のうちの一方側(図6の右側)の位置出し突部6がタイヤTのハブ孔H1に挿入されずに、ハブ孔H1の一方側の孔周縁部H2の下面に係合し、吊り板5の吊り中心(4C)に対する他方側(図6の左側)の張り出し縁部5Aだけがハブ孔H1の他方側の孔周縁部H2の下面に係合する不完全な吊り状態を招来するおそれがある。
スペアタイヤキャリアの図6に示す如くの不完全な吊り状態では、車体の振動によりタイヤTのハブHが吊り具4に対して図6の左方向に移動すると、吊り板5の他方側の張り出し縁部5Aがハブ孔H1の他方側の孔周縁部H2の下面から外れ、タイヤTが脱落するおそれがある。
本発明の課題は、スペアタイヤキャリアにおいて、吊り具の吊り板における吊り中心に対する両方の張り出し縁部がスペアタイヤのハブ孔の相対する孔周縁部の下面に確実に係合するようにし、完全な吊り状態を容易に生成することにある。
請求項1の発明は、ウインチの巻上部に巻掛けられた巻掛部材の先端に吊り具を連結し、この吊り具をスペアタイヤのハブのハブ孔に着脱自在に係合するスペアタイヤキャリアにおいて、吊り具は、巻掛部材が連結される吊り中心の両外方に張り出してハブ孔の概ね直径上で相対する孔周縁部の下面に係合する吊り板と、吊り板の吊り中心を挟んで相対する両側寄りの上面に設けられ、ハブ孔の概ね直径上に挿入されて該ハブ孔から上方に突き出る位置出し突部とを有し、吊り具の相対する位置出し突部のハブ孔に臨む各位置出し面がなす間隔を、吊り板から上方に離れるに従って縮小してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記吊り具の位置出し突部がハブに対する識別処理を付されてなるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記吊り具の吊り中心に対する一方側にて張り出ている吊り板の張り出し縁部と、吊り中心に対する他方側にて突き出ている位置出し突部の突き出し縁部とがなす間隔を、ハブ孔の孔径より短くしてなるようにしたものである。
(請求項1)
(a)スペアタイヤキャリアにおいて、吊り具の相対する位置出し突部のハブ孔に臨む各位置出し面がなす間隔を、吊り板から上方に離れるに従って縮小している。従って、ウインチの巻上中心に対するスペアタイヤのハブ孔の当初配置が芯ずれしていても、ウインチの巻上げによって吊り具の吊り板が引き上げられたとき、吊り具の吊り中心がウインチの巻上中心に沿うものではあるが、相対する位置出し突部のハブ孔に臨む各位置出し面の間隔が上方に向けて互いに先細状をなすように縮小しているから、相対する位置出し突部の各位置出し面の両方がスペアタイヤのハブ孔に確実に挿入され、ひいては吊り板の吊り中心に対する両方の張り出し縁部がハブ孔の概ね直径上で相対する両側の孔周縁部の下面に確実に係合する完全な吊り状態を生成する。即ち、吊り具の相対する位置出し突部の各位置出し面の両方がスペアタイヤのハブ孔に挿入され、ハブ孔の中心をウインチの巻上中心に対して自動調芯し、吊り具の吊り板における吊り中心に対する両方の張り出し縁部をスペアタイヤのハブ孔の相対する孔周縁部の下面に確実に係合するようにし、安全な吊り状態を容易に生成する。
(請求項2)
(b)吊り具の位置出し突部がハブに対する識別処理を付されている。従って、使用者は、吊り具の相対する位置出し突部の両方がハブ孔から突き出る完全な吊り状態と、一方側の位置出し突部だけがハブ孔から突き出る不完全な吊り状態とを、簡易に識別できる。これにより、不完全な吊り状態は吊り上げの再試により直ちに正される。
(請求項3)
(c)吊り具の吊り中心に対する一方側にて張り出ている吊り板の張り出し縁部と、吊り中心に対する他方側にて突き出ている位置出し突部の突き出し縁部とがなす間隔を、ハブ孔の孔径より短くした。従って、ウインチの巻上中心に対するスペアタイヤのハブ孔の当初配置が大きく芯ずれしていて、吊り具の吊り中心を挟んで相対する位置出し突部のうちの一方側の位置出し突部がスペアタイヤのハブ孔に挿入されずにハブ孔の一方側の孔周縁部の下面に係合するに至ったとき、吊り板の吊り中心に対する他方側の張り出し縁部はハブ孔の他方側の孔周縁部の下面にまで達して係合することができず、ハブ孔に落ち込む。これにより、ウインチの巻上げによって引き上げられる吊り具の吊り板がハブ孔の他方側から該ハブ孔を上方に素通りし、不完全な吊り状態にさえ至らない吊り不能状態を生成する。よって、使用者は、ウインチの巻上中心に対するスペアタイヤのハブ孔の大きな芯ずれを知らしめられ、吊り上げの再試に導かれる。
図1はスペアタイヤキャリアの一実施例を示す斜視図、図2は吊り具の変形例を示す斜視図、図3は吊り具の変形例を示す斜視図、図4はスペアタイヤキャリアの吊り状態を示す模式図、図5はスペアタイヤキャリアの吊り不能状態を示す模式図、図6は従来例を示す模式図である。
スペアタイヤキャリア100は、図1〜図4に示す如く、車体に固定したウインチ10の巻上部11に巻掛けられた巻掛部材としてのチェーン12(複数の短尺楕円環状短リンクの連結体)の先端に設けられる連結部材20と、スペアタイヤTのハブ孔H1に着脱自在に係合し、連結部材20が挿通する挿通孔30Aを備える吊り具30とを有する。そして、吊り具30の挿通孔30Aに挿通された連結部材20の下端係止部21と、吊り具30との間に介装されるコイルばね40を有する。即ち、スペアタイヤキャリア100は、ウインチ10の巻上部11に巻掛けられたチェーン12の先端に連結部材20を介して吊り具30を連結し、この吊り具30をスペアタイヤTのハブ孔H1に着脱自在に係合して用いられる。
連結部材20は、チェーン12の先端リンクに連結される単一の長尺楕円環状長リンク20Aからなる。但し、連結部材20は、チェーン12の構成リンクと同一の短リンクの連結体からなるものでも良く、又は単一の長板状長リンクからなるものでも良い。連結部材20の下端係止部21は、長尺楕円環状長リンク20A(短リンク、長板状長リンクでも可)の長孔下端に挿着されるピン21Aと、連結部材20の周囲に差し込まれてピン21Aに抜け止め支持される座金21Bとから構成できる。
吊り具30は、チェーン12が連結部材20を介して連結される吊り中心30C(挿通孔30A)の両外方に張り出した張り出し縁部31Aを備え、この張り出し縁部31Aをハブ孔H1の概ね直径上で相対する孔周縁部H2の下面に係合する概ね矩形状の吊り板31を有する。吊り板31は、短手方向の両側に折り曲げリブを備えた逆U字状の横断面をなし、中央に挿通孔30Aを備えるプレス成形体であり、長手方向に沿う両外方端側に張り出し縁部31Aを備える。
吊り具30は、吊り板31の長手方向において吊り中心30Cを挟んで相対する両側寄りの上面に設けられ、ハブ孔H1の概ね直径上の孔内径部に挿入されてハブ孔H1から上方に突き出る位置出し突部32を有する。位置出し突部32は、吊り板31の上面から上方に延在してハブ孔H1に臨む位置出し面32Aを備え、位置出し面32Aの最上端部を突き出し縁部32Bとする。
尚、吊り具30の位置出し突部32は、吊り板31の上面に溶接されるV字板状体により形成され、V字板状体の外側端面により位置出し面32Aを形成される。但し、位置出し突部32は、吊り板31のプレス成形時に吊り板32の上面にV字板状体を切り起こされて形成され、V字板状体の外側端面により位置出し面32Aを形成されても良い(図2)。また、吊り板31の上面にプレス成形時等に形成された基台31Bにリベット止め(ビス止め等でも可)されるL字板状体により形成され、L字板状体のL字立上がり面により位置出し面32Aを形成されても良い(図3)
従って、スペアタイヤキャリア100によるスペアタイヤTの吊上げ作業は以下の如くになされる。
(1)ウインチ10の直下の地上にスペアタイヤTを配置する。このとき、スペアタイヤTのハブ孔H1の中心H1Cをウインチ10の巻上中心10Cに概ね合致させる。そして、ウインチ10の巻上部11からチェーン12を繰り出してたるませ、吊り具30の吊り板31をスペアタイヤTのハブ孔H1からそのハブHの下方に差し入れる。
(2)ウインチ10の手動巻上軸11Aを巻上方向に回転することにより、チェーン12に連結部材20、コイルばね40を介して連結してある吊り具30の吊り板31を上方に引き上げる。吊り具30の両側の位置出し突部32の位置出し面32AがスペアタイヤTのハブ孔H1の孔面を滑り、位置出し突部32がハブ孔H1に挿入され、その後、吊り板32の両側の張り出し縁部31Aがハブ孔H1の孔周縁部H2の下面に係合するとともに、コイルばね40が圧縮される。
(3)ウインチ10の巻上終了により、コイルばね40のばね力によりバックアップされている吊り具30の吊り板31の両側の張り出し縁部31AがスペアタイヤTのハブHを車体側のストッパ(不図示)に押し当て保持し、スペアタイヤTの吊り状態を形成する。このスペアタイヤTの吊り状態を安定維持するため、コイルばね40を完全に密着させる必要がある。
しかるに、スペアタイヤキャリア100にあっては、吊り具30の吊り板31における吊り中心30Cに対する両側の張り出し縁部31AがスペアタイヤTのハブ孔H1の相対する孔周縁部H2の下面に確実に係合するようにし、完全な吊り状態を容易に生成するため、下記(A)〜(C)の構成を具備する。
(A)スペアタイヤキャリア100は、吊り具30の相対する位置出し突部32のハブ孔H1に臨む各位置出し面32Aが互いになす間隔x(図4)を、それらの位置出し面32Aが吊り板31の上面から上方に離れるに従って次第に縮小する。本実施例において、相対する位置出し突部32の各位置出し面32Aは吊り中心30Cを挟んで互いに線対称をなし、それらの位置出し面32Aを外界に対して凸状面(凹状面又はストレート面でも可)にしている。
(B)吊り具30の相対する位置出し突部32がハブHに対する識別処理を付されている。識別処理の一例としては、位置出し突部32の表面に、ハブHの色と異なる例えば黄色等の着色処理を施したマーキング部33を形成する。
(C)吊り具30の吊り中心30Cに対する一方側(吊り板31の長手方向に沿う左側又は右側)にて張り出ている吊り板31の張り出し縁部31Aと、吊り中心30Cに対する他方側(吊り板31の長手方向に沿う右側又は左側)にて突き出ている位置出し突部32の突き出し縁部32B(位置出し面32Aの最上端部)とがなす間隔A(図4)を、ハブ孔H1の孔径B(図4)より短くしている。尚、吊り具30において、吊り板31の一方側の張り出し縁部31Aと他方側の張り出し縁部31Aとがなす最大長さL1はハブ孔H1の孔径Bより長く、一方側の位置出し突部32の位置出し面32Aが吊り板31の上面に接する付け根部と他方側の位置出し突部32の位置出し面32Aが吊り板31の上面に接する付け根部とがなす長さL2はハブ孔H1の孔径Bより僅かに短い(図4)。
スペアタイヤキャリア100は、上述(A)〜(C)のそれぞれにより下記(a)〜(c)のそれぞれの作用効果を奏する。
(a)スペアタイヤキャリア100において、吊り具30の相対する位置出し突部32のハブ孔H1に臨む各位置出し面32Aがなす間隔xを、吊り板31から上方に離れるに従って縮小している。従って、ウインチ10の巻上中心10Cに対するスペアタイヤTのハブ孔H1の当初配置が芯ずれしていても、ウインチ10の巻上げによって吊り具30の吊り板31が引き上げられたとき、吊り具30の吊り中心30Cがウインチ10の巻上中心10Cに沿うものではあるが、相対する位置出し突部32のハブ孔H1に臨む各位置出し面32Aの間隔xが上方に向けて互いに先細状をなすように縮小しているから、相対する位置出し突部32の各位置出し面32Aの両方がスペアタイヤTのハブ孔H1に確実に挿入され、ひいては吊り板31の吊り中心30Cに対する両方の張り出し縁部31Aがハブ孔H1の概ね直径上で相対する両側の孔周縁部の下面に確実に係合する完全な吊り状態を生成する(図4)。即ち、吊り具30の相対する位置出し突部32の各位置出し面32Aの両方がスペアタイヤTのハブ孔H1に挿入され、ハブ孔H1の中心をウインチ10の巻上中心10Cに対して自動調芯し、吊り具30の吊り板31における吊り中心30Cに対する両方の張り出し縁部31AをスペアタイヤTのハブ孔H1の相対する孔周縁部の下面に係合するようにし、安全な吊り状態を容易に生成する。
(b)吊り具30の位置出し突部32がハブHに対する識別処理を付されている。従って、使用者は、吊り具30の相対する位置出し突部32の両方がハブ孔H1から突き出る完全な吊り状態(図4)と、一方側の位置出し突部32だけがハブ孔H1から突き出る不完全な吊り状態とを、相対する位置出し突部32のマーキング部33がともにハブ孔H1の上方にて図4に示す如くに視認できるか、否かにより、簡易に識別できる。これにより、不完全な吊り状態は吊り上げの再試により直ちに正される。
(c)吊り具30の吊り中心30Cに対する一方側にて張り出ている吊り板31の張り出し縁部31Aと、吊り中心30Cに対する他方側にて突き出ている位置出し突部32の突き出し縁部32Bとがなす間隔Aを、ハブ孔H1の孔径Bより短くした。従って、ウインチ10の巻上中心10Cに対するスペアタイヤTのハブ孔H1の当初配置が大きく芯ずれしていて、吊り具30の吊り中心30Cを挟んで相対する位置出し突部32のうちの一方側の位置出し突部32がスペアタイヤTのハブ孔H1に挿入されずにハブ孔H1の一方側の孔周縁部の下面に係合するに至ったとき、吊り板31の吊り中心30Cに対する他方側の張り出し縁部31Aはハブ孔H1の他方側の孔周縁部の下面にまで達して係合することができず、ハブ孔H1に落ち込む(図5)。これにより、ウインチ10の巻上げによって引き上げられる吊り具30の吊り板31がハブ孔H1の他方側から該ハブ孔H1を上方に素通りし、不完全な吊り状態にさえ至らない吊り不能状態を生成する。よって、使用者は、ウインチ10の巻上中心10Cに対するスペアタイヤTのハブ孔H1の大きな芯ずれを知らしめられ、吊り上げの再試に導かれる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1はスペアタイヤキャリアの一実施例を示す斜視図である。 図2は吊り具の変形例を示す斜視図である。 図3は吊り具の変形例を示す斜視図である。 図4はスペアタイヤキャリアの吊り状態を示す模式図である。 図5はスペアタイヤキャリアの吊り不能状態を示す模式図である。 図6は従来例を示す模式図である。
符号の説明
10 ウインチ
11 巻上部
12 チェーン(巻掛部材)
30 吊り具
30C 吊り中心
31 吊り板
31A 張り出し縁部
32 位置出し突部
32A 位置出し面
32B 突き出し縁部
33 マーキング部(識別処理部)
100 スペアタイヤキャリア
T スペアタイヤ
H ハブ
H1 ハブ孔
H2 孔周縁部
A 間隔
B 孔径
x 間隔

Claims (3)

  1. ウインチの巻上部に巻掛けられた巻掛部材の先端に吊り具を連結し、この吊り具をスペアタイヤのハブのハブ孔に着脱自在に係合するスペアタイヤキャリアにおいて、
    吊り具は、
    巻掛部材が連結される吊り中心の両外方に張り出してハブ孔の概ね直径上で相対する孔周縁部の下面に係合する吊り板と、
    吊り板の吊り中心を挟んで相対する両側寄りの上面に設けられ、ハブ孔の概ね直径上に挿入されて該ハブ孔から上方に突き出る位置出し突部とを有し、
    吊り具の相対する位置出し突部のハブ孔に臨む各位置出し面がなす間隔を、吊り板から上方に離れるに従って縮小してなることを特徴するスペアタイヤキャリア。
  2. 前記吊り具の位置出し突部がハブに対する識別処理を付されてなる請求項1に記載のスペアタイヤキャリア。
  3. 前記吊り具の吊り中心に対する一方側にて張り出ている吊り板の張り出し縁部と、吊り中心に対する他方側にて突き出ている位置出し突部の突き出し縁部とがなす間隔を、ハブ孔の孔径より短くしてなる請求項1又は2に記載のスペアタイヤキャリア。
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