JP2009072445A - 肩関節外科手術用の受液パウチ及びドレープ - Google Patents

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Abstract

【課題】飛散する廃液を確実に受液すると共に、該受液した廃液を安価かつ効率的に排出することができる受液パウチを提供する。
【解決手段】下シート部11と上シート部12とが外側周縁13において連続して繋がった肩関節外科手術用の受液パウチ10であって、受液パウチ10は、多辺形の1つの液体捕集用袋40を形成し、平面的形状の液体捕集用袋40を立体的形状に変形させたときに受液空間SRを形成し、受液空間SRは、パウチ開窓部20を挟んで、錘形状に形成された2つの第一の受液空間SR1と、第一の受液空間SR1に連続した縦方向Yに形成されるドーム状の第二の受液空間SR2とを含み、液体捕集用袋40は、パウチ開口部30に沿って配置された第一の保形材61と、第一及び第二の受液空間の形状を保持できるように開口部30からパウチ開窓部20に向かって配置された第二の保形材62と、を少なくとも備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、外科手術用の受液パウチ及びドレープに係り、特に、肩関節鏡視下手術に用いるに好適な受液パウチ及びドレープに関する。
従来から、肩関節等の手術を行う場合、術後の痛みが軽く、手術創も小さいことから、鏡視下手術が行われている。肩関節鏡視下手術の場合には、まず、側臥位状態の患者の前腕から上腕までをあて弾性包帯により固定し、手術を行う側の腕の牽引を行う。そして、牽引状態の患者の肩甲上腕関節の肩関節内に灌流液を流し、灌流液で肩関節内に水圧をかけて肩を膨らませる。この膨らませた状態を維持して、内視鏡で肩関節の患部の拡大観察を行いながら、肩関節の手術を行う。
この際に、手術時における血液、体液等による内視鏡の観察視野の悪化を避けるため、肩関節内に灌流液を常時流入させると共に、患者の肩上部に排出口をあけて、血液、体液、灌流液等の廃液を肩関節から排出している。このように、手術中において灌流液を常時関節内に流すため、60L程度の灌流液を使用することになり、灌流液を回収する必要があった。
前記灌流液等の廃液の回収を行う場合、例えば、図4に示すドレープ90が用いられる(例えば、特許文献1参照)。該ドレープ90は、患者の肩関節Pを露出するための開窓部91が形成され、患者の全身を覆うための基布80と、基布80の開窓部91から横方向に固定され、廃液を受液するための受液パウチ92と、該受液パウチ92内に受液された液体を排出するための排出口93とを、少なくとも備えている。
このようなドレープ90は、基布80で患者の全身を覆うことにより、手術野の無菌状態を確保し、基布80の横方向に受液パウチ92を設けることにより、肩関節手術時に肩から重力に従って自然流下する血液、体液、及び灌流液(生理食塩水)等の廃液を受液パウチ92で受液し、受液した廃液は、排出口93を介して吸引ポンプ(図示せず)により回収される。
また、別の外科手術用ドレープとして、患者の少なくとも患部(主に腹部)を露出するためのパウチ開窓部が形成された下シート部と、該下シート部の上方においてパウチ開口部が形成された上シート部と有し、前記下シート部と前記上シート部とが外側周縁において連続して繋がった袋状の受液パウチと、該受液パウチを固定し患者の全身を覆うための基布とを備えた、360度流体を堰き止める外科手術用ドレープが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−149383号公報 特開平4−220249号公報
しかし、図4に示す特許文献1の如きドレープ90を用いた場合、または特許文献2の如き外科手術用ドレープを用いた場合であっても、手術時に発生する灌流液等の液体を完全に回収することができなかった。
すなわち、ドレープ90を用いた場合には、上述するように肩関節の手術においては、肩関節内に灌流液により内圧をかけるため、自然流下により流れる液体ばかりでなく、図4に示す肩上部から頭部に向かう縦方向Y(図中白抜き矢印方向)にも灌流液等の廃液が飛散する。よって、自然流下する廃液のみを回収することを目的として配設された受液パウチ92では、縦方向Yに向かう灌流液等の飛散する廃液を受液することができない。
また、ドレープ90を使用した場合には、受液パウチ92は、術者の立ち位置の邪魔になるため、受液パウチの広がりを術者が圧迫し、受液パウチ92内に形成された受液空間内の排出口93までの流路を遮るおそれがあった。この結果、受液パウチ92から廃液が流出することがあった。
さらに、特許文献2に記載のドレープは、患者の腹部等の手術に用いるものであるため、該ドレープを肩関節鏡視下手術に用いたとしても、灌流液等の廃液を堰き止めることはできるが、自然流下により廃液を回収することは難しく、ましてや灌流液等の飛散する廃液までも受液して、廃液できる構造ではなかった。
このように、上述した受液パウチを備えたドレープでは、廃液を完全に受液して排出することができないので、手術中、床が廃液により水浸しとなって滑り易くなり、術者は長靴のような防水性のある靴を履かねばならず、作業性も悪化し安心して手術を行うことができなかった。また、廃液には、灌流液ばかりでなく、体液や細胞組織を含む液体も含まれるため、衛生面においても問題があり、床掃除を行うことが必要となった。
手術室においては、手術用の医療器具の電源コード等が床に配置されているため、廃液により床が水浸しになると、漏電や器具の故障の原因となり、非常に危険であった。
そして、このような点を鑑みて、床に飛散した廃液を回収するポンプを設置したり、応急措置として紙おむつ等に廃液を吸収させたりして、廃液を回収することもなされているが、作業面、コスト面共に良いとは言えない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、たとえ、肩関節鏡視下手術により頭部に向かって廃液が飛散するような場合であっても、該飛散する廃液を確実に受液すると共に、該受液した廃液を効率的に排出することができる受液パウチ及びドレープを提供することにある。
前記課題を解決すべく、本発明に係る受液パウチは、患者の肩関節を露出するためのパウチ開窓部(20)が形成された下シート部(11)と、該下シート部(11)の上方においてパウチ開口部(30)が形成された上シート部(12)と有し、前記下シート部(11)と前記上シート部(12)とが外側周縁(13)において連続して繋がった肩関節外科手術用の受液パウチ(10)であって、該受液パウチ(10)は、前記下シート部(11)と前記上シート部(12)が重なったときに、平面的形状であり、かつ、前記パウチ開口部(30)を口部とし、前記外側周縁(13)を辺に含む多辺形の1つの液体捕集用袋(40)を形成し、該液体捕集用袋(40)の前記口部を開くように前記下シート部(11)と前記上シート部(12)とを引き離して、少なくとも前記平面的形状の前記受液パウチ(10)の前記液体捕集用袋(40)を立体的形状に変形させたときに、前記受液パウチ(10)は、前記パウチ開窓部(20)から露出した前記肩関節の患部を手術するための上部開放空間(SU)を形成すると共に、液体捕集用袋(40)は受液空間(SR)を形成し、該受液空間(SR)は、前記パウチ開窓部(20)を挟んで、前記パウチ開窓部(20)の横方向(X)の両端に、少なくとも前記多角形を構成する外側周縁(13)となる隣接した二辺(H1,H2)を側面(SF)に含むような錘形状に形成された2つの第一の受液空間(SR1,SR1)と、該2つの第一の受液空間(SR1,SR1)に連続した1つの空間となるように、縦方向(Y)の一方端に形成されるドーム形状の第二の受液空間(SR2)と、を少なくとも含み、前記液体捕集用袋(40)は、前記パウチ開口部(30)の形状を保持できるように該パウチ開口部(30)に沿って配置された第一の保形材(61)と、前記第一及び第二の受液空間(SR1,SR2)の形状を保持できるように前記開口部(30)から前記パウチ開窓部(20)に向かって前記下シート部(11)と前記上シート部(12)に亘って配置された第二の保形材(62)と、を少なくとも備えることを特徴とする。
本発明によれば、縦方向(Y)の受液パウチ(10)の中心線(CL)が側臥位の患者の体軸に略一致し、受液パウチ(10)の第二の受液空間(SR2)が患者の頭部側にくるように、受液パウチ(10)を配置し、少なくとも受液パウチ(10)のパウチ開窓部(20)を介して、患者の肩関節を露出させる。そして、液体捕集用袋(40)の口部を開くように下シート部(11)と上シート部(12)とを引き離して、前記平面的形状の液体捕集用袋(40)を立体的形状に変形させることができる。
この際に、2つの錘形状の第一の受液空間(SR1,SR1)は、パウチ開窓部(20)の位置よりも低い位置の患者の腹側及び背側に形成され、受液パウチ(10)は、第一の受液空間(SR1)の前記錘の頂点(p)を下方、錘の底部を上方とした姿勢となる。また、ドーム形状の第二の受液空間(SR2)は、パウチ開窓部(20)の位置よりも高い位置の患者の頭部近傍に形成され、受液パウチ(10)は、第二の受液空間(SR2)のドーム形状の頂部が患者の頭部側、開口底部が患者の足側、とした姿勢となる。
すなわち、第一の受液空間(SR1)と第二の受液空間(SR2)は、連続した1つの空間となり、第一の受液空間(SR1)は、錘の頂点を下方、錘の底部を上方とした姿勢となり、さらに、第二の受液空間(SR2)が上方となり、第一の受液空間(SR1)が下方となる位置関係となるので、受液パウチ(10)は、第二の受液空間(SR2)で捕集された液体が第一の受液空間(SR1)の錘の側面(SF)に沿って、上方から下方へ自然流下する構造となる。
該構造をとることにより、肩関節手術時に肩から重力に従って自然流下する血液、体液、及び灌流液(生理食塩水)等の廃液は、漏斗のように作用する第一の受液空間(SR1)で受液される。一方、灌流液の内圧により、肩上部から頭部に向かって飛散した廃液は、ドーム形状の第二の受液空間(SR2)で一旦受液され、その後、第二の受液空間(SR2)から第一の受液空間(SR1)に自然流下し、流下した廃液を回収することができる。
さらに、第一の保形材(61)を配置することにより、パウチ開窓部(20)から露出した肩関節の患部を手術するための上部開放空間(SU)を安定的に確保することができる。また、第二の保形材(62)を配置することにより、第一及び第二の受液空間(SR1,SR2)の形状を保形し、立体的形状に可変した液体捕集用袋(40)が、たとえば作業中の術者によって押し潰されることを防ぎ、受液空間(SR)内の廃液の流路を確保することができる。
また、本発明に係る受液パウチ(10)は、液体捕集用袋(40)を立体的形状に変形させたときに、前記第一の受液空間(SR1)の前記隣接した二辺(H1,H2)が交差する前記錘の頂点(p)が、前記パウチ開窓部(20)の中心(C2)から横方向(X)に向かった位置に配置されるように形成されており、該頂点(p)には、前記排出口(71)が設けられていることが好ましい。なお、本発明にいう「パウチ開窓部の中心(C2)」とは、パウチ開窓部(20)の形状の重心位置を示しており、例えば、パウチ開窓部(20)の形状が円形の場合には、円の中心点を示すことになる。
本発明によれば、前記位置に排出口を設けることにより、パウチ開窓部(20)から露出した肩関節からの廃液のうち重力によって流下する廃液を、排出口に流すことが容易となり、受液空間(SR)内の廃液の排出性をさらに高めることができる。
また、本発明に係る受液パウチ(10)は、前記第二の保形材(62)が、前記隣接した二辺(H1,H2)の少なくとも一方に交差するように配置されていることが好ましい。立体的形状に可変した液体捕集用袋(40)は、外側周縁(13)を折り返し線として、平面的形状またはそれに近い形状に変形し易いが、本発明によれば、外側周縁(13)の前記錘(p)の一部を成す二辺(H1,H2)に交差するように第二の保形材(62)を配置するので、第一及び第二の受液空間(SR1,SR2)が押し潰されることを防ぎ、受液された廃液の流路を確保することができる。前記第二の保形材(62)と辺が交差する角は、直角であることがより好ましい。このように交差させることで、液体捕集用袋(40)の立体的形状をより保形し易くなる。
また、本発明に係る受液パウチ(10)は、前記受液パウチ(10)が前記平面的形状の場合に、前記パウチ開口部(30)が、縦方向(Y)を長辺(s1)とし、横方向(X)を短辺(ss)とした矩形状の開口であり、該矩形状のパウチ開口部(30)の中心(C1)は、前記パウチ開窓部の中心(C2)よりも第二の受液空間(SR2)側に位置することが好ましい。本発明によれば、パウチ開口部(30)を前記形状及び位置となるように形成することにより、頭部側に飛散する灌流液を含む廃液を、第二の受液空間(SR2)でより確実に受液することができる。
また、上述した受液パウチ(10)を備えた肩関節外科手術に好適なドレープとして、本発明に係るドレープは、上述した受液パウチ(10)と、該受液パウチ(10)を固定し、患者の肩関節を露出させるための開窓部(20)が形成された、患者の全身を覆うための基布(80)と、を少なくとも備えていることが好ましい。
本発明によれば、肩関節鏡視下手術により自然流下する血液等を含む廃液を受液するばかりでなく、患者の頭部に向かって廃液が飛散するような場合であっても、該飛散する廃液を確実に受液すると共に、該受液した廃液を効率的に排出することができる。
以下、本発明に係る受液パウチを備えたドレープの実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る平面的形状の受液パウチを備えたドレープの上面図である。図2は、図1に示すドレープの斜視図であり、図3は、立体的形状に変形させた受液パウチを備えたドレープを使用したときの斜視図である。
図1及び2に示すように、本実施形態に係るドレープ100は、手術時の血液、体液、灌流液(生理食塩水)等の液体を受液するための受液パウチ10と、該受液パウチ10を固定し患者の全身を覆うための基布80と、を少なくとも備えている。
受液パウチ10は、下シート部11と上シート部12とから構成され、図2に示すように、下シート部11と上シート部12とは、変形可能な可撓性のある樹脂材料からなり、受液パウチ10の外側周縁13において接合されることにより、外側周縁13で連続して繋がっている。ここで使用される樹脂材料としては特に限定されるものでないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、軟質ポリ塩化ビニル等がある。これらは透明性のある可撓性を有するシートに加工が容易であり好適に用いられる。
また、受液パウチ10は、下シート部11と上シート部12が重なったときに、平面的形状、すなわちシート形状となり、未使用時にドレープ100を収納し易いように、折り畳んでコンパクト化を図ることができる。平面的形状である場合には、図1に示すように、受液パウチ10は、パウチ開口部30を口部とし、縦方向Yの受液パウチ10の中心線CLに対して外側周縁13を外周の辺に含む左右対称の六辺形(六角形)の1つの液体捕集用袋40を形成している。
下シート部11は、患者の肩関節を露出するための円形状のパウチ開窓部20が形成されている。また、下シート部11のうちパウチ開窓部20を形成する部分は、少なくとも、パウチ開窓部20から肩関節を露出したときに、パウチ開窓部20が弾性変形可能なゴムシート部11aからなる。ゴムシート部11aを設けることにより、後述するドレープ100の使用時においてパウチ開窓部20から患者の肩関節を露出したときに、パウチ開窓部20が肩の大きさに合わせて変形し、肩から流れる廃液が患者の身体に流れ込むのを防止することができる。
受液パウチ10の形状は、多角形、特に六角形が好ましく、受液パウチ10は、以下の寸法とすることがより好ましい。具体的には、受液パウチ10が、図1に示す如き六角形である場合、全体の縦方向Yの長さ(縦方向の対向する辺同士の距離)は100〜130cmの範囲にあることが好ましく、約115cmであることがより好ましい。また、全体の横方向Xの最大長さ(後述する頂点p同士の距離)は100〜130cmの範囲にあることが好ましく、約110cmであることがより好ましい。さらに、六角形の各辺を構成する、辺H1の長さは90〜100cmの範囲にあることが好ましく、約95cmであることがより好まく、辺H2の長さは40〜50cmの範囲にあることが好ましく、約45cmであることがより好ましく、辺H3の長さは20〜40cmの範囲にあることが好ましく、約30cmであることがより好ましい。
一方、上シート部12は、下シート部11の上方(上方向Z)、特に開窓部20の上方において、縦方向Yを長辺slとし、横方向Xを短辺ssとした矩形状のパウチ開口部30が形成されている。ところで、発明者らの経験上、後述する第二の受液空間SR2が患者の頭部方向に飛散する廃液を受液するためには、パウチ開窓部20の中心C2から70〜80cmの位置に第二の受液空間SR2が形成されるように、パウチ開口部30の大きさを設計することが好ましいことがわかっており、このような設計とすること好ましい。
そこで、この関係を満たすべく、矩形状のパウチ開口部30の中心C1が、円形状のパウチ開窓部20の中心C2よりも、後述する第二の受液空間SR2側(すなわち、使用時における患者の頭部側)に位置するように、パウチ開口部30が形成されている。また、後述するように、側臥位の患者の腹側及び背側に、後述する第1の受液空間SR1,SR1を形成するためには、パウチ開口部30の短辺ssの長さは、30cmから50cmが好ましく、特に40cm程度が好ましく、パウチ開口部の長辺slは85cm〜95cmが好ましく、特に90cm程度が好ましい。さらに、矩形状のパウチ開口部30の縦方向Yの足側(後述する第二の受液空間SR2側と反対側)の短辺ssは、外側周縁13の一部と一致している。
そして、図2及び3に示すように、液体捕集用袋40のパウチ開口部30の口部を開くように下シート部11と上シート部12とを引き離して、少なくとも前記平面的形状の液体捕集用袋40を立体的形状に変形させたときに、受液パウチ10は、パウチ開窓部20から露出した肩関節の患部を手術するための上部開放空間SUを形成すると共に、液体捕集用袋40が、手術時に流下及び飛散する血液、体液、及び灌流液等の廃液を受けるための以下に示す受液空間SRを形成している。
具体的には、受液パウチ10は、受液空間SRが、肩患部から自然流下する廃液を受け取るための対向した2つの第一の受液空間SR1,SR1と、縦方向に向かって(手術時に患者の頭部に向かって)飛散する廃液を受けるための第二の受液空間SR2と、を含むように形成されている。
2つの第一の受液空間SR1,SR1は、上下シート部11,12の一部により形成された錘形状の空間であり、パウチ開窓部20を挟んで対向配置されている。より具体的には、各第一の受液空間SR1は、パウチ開窓部20の横方向Xの両端に(手術時における側臥位の患者の腹側と背側に(図3参照))、少なくとも六辺形を構成する外側周縁13となる隣接した二辺H1,H2が錘形状の側面SFに含まれるように形成されている。なお、該錘が円錐となるように第一の受液空間SR1を形成した場合には、これら二辺H1,H2は円錐の母線に相当する。
一方、第二の受液空間SR2は、ドーム形状の空間であり、2つの第一の受液空間SR1,SR1に連続した1つの空間となるように、縦方向Y((手術時における側臥位の患者の頭部側に(図3参照))の一方端に形成される。
また、各第一の受液空間SR1の隣接した二辺H1,H2が交差する錘の頂点p、すなわち六角形の受液パウチ10の頂点の1つが、パウチ開窓部20の中心から横方向Xに向かった位置に配置されるように、受液パウチ10は形成されており、該頂点pには、排出口71が設けられている。さらに排出口71は、排出用チューブ72の一端に接続されており、該排出用チューブ72の他端には、排出用ポンプ(図示せず)が接続されている。なお、発明者らの経験上、排出口71まで灌流液を含む廃液を流すためには、平面的形状において、パウチ開窓部20の中心C2から、錘の頂点pまでの距離が、50〜65cmが好ましく、約55cmにあることが特に好ましい。
また、このように受液パウチ10に形成された液体捕集用袋40には、上下シート部11,12を変形させて、前記平面的形状から前記立体的形状にしたときに、該立体的形状が保持可能なように、第一の保形材61と第二の保形材62とがさらに配置されており、第一及び第二の保形材61,62は、外力を加えることにより変形可能であり且つ変形後の形状を保持できる材料、例えば、繊維強化樹脂または樹脂コーティング鋼材から形成されることが好ましい。
第一の保形材61は、パウチ開口部30の形状を保持できるように該パウチ開口部30に沿って配置されている。この第1の保形材は1本のワイヤで作られていることが好ましく、このワイヤの長さは、200〜220cm、より好ましくは約210cmである。第二の保形材62は、合計6本のワイヤにより構成されており、各第一及び第二の受液空間SR1,SRの形状を保形するために、各受液空間に対して一対の(2本の)ワイヤ(第二の保形材62)が配置されている。
一般的に、液体を収集するためには、漏斗のような逆錐形状にパウチを形成するべく、保形材を液体捕集用袋40の口部(パウチ開口部30)から錐の頂点に向かって一対のワイヤが狭くなるような形状(例えば円錐の場合には母線に沿うようにして)で配置することが想定される。しかし、本発明では、反対に、液体捕集用袋40の口部から錐の頂点pに向かって一対のワイヤが広くなるような形状で、第二の保形材62を配置されていることを特徴としている。これによって、作業中の術者によって、液体捕集用袋40が押しつぶされても、廃液の流路を確保することができる。
具体的には、第二の保形材62は、第一及び第二の受液空間SR1,SR2の形状を保持できるようにパウチ開口部30からパウチ開窓部20に向かって下シート部11と上シート部12に亘って配置されている。そして、各第一の受液空間SR1を保形する2本の第二の保形材62は、隣接した辺H1,H2(外側周縁13の一部)に直角に交差するように配置されており、第二の受液空間SR2を保形する2本の第二の保形材62は、辺H3(外側周縁13の一部)に直角に交差するように配置されている。このように、外側周縁13の一部に対して直角に交差するように配置することにより、立体的形状に可変した液体捕集用袋40が、たとえば作業中の術者によって、平面的形状またはそれに近い形状に押し潰されることを防ぎ、廃液の流路を確保することができる。
このように構成された受液パウチ10は、上述したように基布80に、第二の受液空間SR2を構成する外側周縁13の一辺H3において固定されている。この基布80は、患者の体を覆うのに十分な大きさのある矩形状の不織布シートからなることが好ましい。より具体的な寸法としては、基布80の横方向Xの長さは180cm〜220cmに範囲にあることが好ましく、約210cmであることがより好ましい。一方、基布80の縦方向Yの長さは250cm〜360cmの範囲にあることが好ましく、約340cmであることがより好ましい。
また、基布80は、取り付けられた受液パウチ10のパウチ開窓部20と対応する位置に、患者の肩関節を露出させるための開窓部81が形成されている。なお、開窓部81を形成する部分は、受液パウチ10の下シート部11と同様に、開窓部81から肩関節を露出したときに、開窓部81の周辺部が弾性変形可能なゴムシートにより形成される。
また、基布80は、受液パウチ10が取り付けられた位置の近傍(具体的には、受液パウチ10から足側)に、縦方向Yの中心線CLに向かって口部82aを有したポケット82と、基布80の縦方向中心線の近傍にあって、かつポケット82の口部82aの近傍にある結束紐83と、備えている。
このようなポケット82を設けることにより、手術時において術者の立ち位置(患者の腹側、背側の立ち位置)にかかわらず、術者から取りやすい位置に手術器械を収納することができる。また、結束紐83を設けることにより、手術器械に繋がった配線及び灌流液等の液体が流れるチューブ等を結束し、手術時における配線、チューブの滑りを防止することができる。
このように構成されたドレープ100の使用の一例を以下に示す。まず、ドレープ100の縦方向Xの中心線(受液パウチ10の中心線CL)を側臥位の患者の体軸に略一致させ、受液パウチ10の第二の受液空間SR2が患者の頭部側にくるように、平面的形状のドレープ100で患者の全身を覆う。次に、基布80の開窓部81及び受液パウチ10のパウチ開窓部20を介して、患者の肩関節を露出させ、手術野の無菌状態を確保する。さらに、上述したように、側臥位状態の患者の前腕から上腕までをあて弾性包帯により固定された腕を、牽引する。
牽引後、図3に示すように、液体捕集用袋40の口部を開くように下シート部11と上シート部12とを引き離して、少なくとも前記平面的形状の液体捕集用袋40を立体的形状に変形させる。このとき、2つの錘形状の第一の受液空間SR1,SR1は、パウチ開窓部20の位置L0よりも低い位置の患者の腹側及び背側に形成され、受液パウチ10は、第一の受液空間SR1の前記錘の頂点pを下方、錘の底部を上方とした姿勢となる。
また、ドーム形状の第二の受液空間SR2は、パウチ開窓部20の位置L0よりも高い位置の患者の頭部近傍に形成され、受液パウチ10は、第二の受液空間SR2のドーム形状の頂部が患者の頭側、開口底部が患者の足側、とした姿勢となる。さらに、パウチ開窓部から露出した肩関節の患部を手術するための上部開放空間SUも形成される。
このような形状及び姿勢を確保すること、すなわち、第一の受液空間SR1と第二の受液空間SR2は、連続した1つの空間となり、第一の受液空間SR1は、錘の頂点を下方、錘の底部を上方とした姿勢となり、さらに、第二の受液空間SR2が上方となり、第一の受液空間SR1が下方となる位置関係を満たすことにより、受液パウチ10は、第二の受液空間SR2から第一の受液空間SR1に、液体が自然流下する構造となる。
そして、ポケット82に手術器械を収容し、結束紐83に手術器械に繋がった配線及び灌流液等の液体が流れるチューブ等を結束し、牽引状態の患者の肩甲上腕関節の肩関節内に灌流液を流し、灌流液で肩関節内に水圧をかけて肩を膨らませる。この膨らませた状態を確保して、内視鏡で肩関節の患部の拡大観察を行いながら、肩関節の手術を行う。
このとき、肩関節手術時に肩から重力に従って自然流下する流れの血液、体液、及び灌流液(生理食塩水)等の廃液f1は、第一の受液空間SR1で受液され、排出口71を介して吸引ポンプにより回収される。さらに、灌流液の内圧により、肩上部の排出口から頭部に向かって縦方向Yに飛散した灌流液等の廃液f2は、第二の受液空間SR2で受液され、受液された廃液f3は、前述した構造により、第二の受液空間SR2から第一の受液空間SR1に自然流下する流れにより、回収することができる。
本実施形態を以下の実施例により説明する。
(実施例1〜10)
本実施形態に係るドレープを用いて、肩関節に疾患を有した10名の患者に対して肩関節形成術を行った。そして、手術毎に、患者の身長や体重、症状によって使用する灌流液の量や手術時間が異なるため、性別、年齢、身長、体重、手術時間、灌流液使用量等を確認し、表1に示した。
なお、術野吸引量というのは、医師の手術野を確保するため、手術部位で灌流液を回収した量をいい、ドレープ回収量というのは、手術用ドレープの排液から回収された量をいう。また、床廃液量は床に設置したポンプの回収量をいう。その他、回収できなかった液を回収不能量とした。
Figure 2009072445
(比較例1〜10)
実施例1〜10と同じように、肩関節に疾患を有した実施例1〜10とは異なる10名の患者に対して肩関節形成術を行った。実施例1〜10と異なる点は、図4に示すような従来のドレープ(整形膝パックII・日本医大第2:リブドゥコーポレーション:製品番号110513016801)を用いた点である。そして、実施例1〜10と同じように、性別、年齢、身長、体重、手術時間、灌流液使用量等を表1に示す。
なお、実施例1は、鏡視下肩関節形成術と筋膜移植術を同時に行ったため、手術時間及び灌流液使用量が非常に多いが、それ以外はすべて鏡視下肩関節形成術を単独で行ったものである。
(結果)
実施例1〜10の場合は、いずれも床廃液量はすべて0であり、術野吸引とドレープの排出でほぼ100%廃液が回収された。しかし、比較例1〜10の場合には、いずれも術野吸引とドレープの排出により、全ての廃液が回収されず、頭部側に向かって飛散する廃液は床に流下した。
本実施形態に係る平面的形状のパウチを備えたドレープの上面図。 図1に示すドレープの斜視図。 立体的形状の受液パウチを備えたドレープを使用したときの斜視図。 従来の受液パウチを備えたドレープ。
符号の説明
10:受液パウチ、11:下シート部、12:上シート部、13:外側周縁、20:パウチ開窓部、30:パウチ開口部、40:液体捕集用袋、61:第一の保形材、62:第二の保形材、71:排出口、72:排出用チューブ、80:基布、81:開窓部、C1:パウチ開口部の中心、C2;パウチ開窓部の中心、H1,H2,H3:外側周縁を構成する六角形の一辺、p:頂点、sl:パウチ開口部の長辺、ss:パウチ開口部の短辺、SF:錘の側面、SU:上部開放空間、SR:受液空間、SR1:第一の受液空間、SR2:第二の受液空間、X:横方向、Y:縦方向、Z:上方向

Claims (5)

  1. 患者の肩関節を露出するためのパウチ開窓部(20)が形成された下シート部(11)と、該下シート部(11)の上方においてパウチ開口部(30)が形成された上シート部(12)と有し、前記下シート部(11)と前記上シート部(12)とが外側周縁(13)において連続して繋がった肩関節外科手術用の受液パウチ(10)であって、
    該受液パウチ(10)は、前記下シート部(11)と前記上シート部(12)が重なったときに、平面的形状であり、かつ、前記パウチ開口部(30)を口部とし、前記外側周縁(13)を辺に含む多辺形の1つの液体捕集用袋(40)を形成し、
    該液体捕集用袋(40)の前記口部を開くように前記下シート部(11)と前記上シート部(12)とを引き離して、前記平面的形状の前記受液パウチ(10)の少なくとも前記液体捕集用袋(40)を立体的形状に変形させたときに、前記受液パウチ(10)は、前記パウチ開窓部(20)から露出した前記肩関節の患部を手術するための上部開放空間(SU)を形成すると共に、前記液体捕集用袋(40)が受液空間(SR)を形成し、
    該受液空間(SR)は、前記パウチ開窓部(20)を挟んで、前記パウチ開窓部(20)の横方向(X)の両端に、少なくとも前記多辺形を構成する外側周縁(13)となる隣接した二辺(H1,H2)を側面(SF)に含むような錘形状に形成された2つの第一の受液空間(SR1,SR1)と、該2つの第一の受液空間(SR1,SR1)に連続した1つの空間となるように、縦方向(Y)の一方端に形成されるドーム形状の第二の受液空間(SR2)と、を少なくとも含み、
    前記液体捕集用袋(40)は、前記パウチ開口部(30)の形状を保持できるように該パウチ開口部(30)に沿って配置された第一の保形材(61)と、前記第一及び第二の受液空間(SR1,SR2)の形状を保持できるように前記開口部(30)から前記パウチ開窓部(20)に向かって前記下シート部(11)と前記上シート部(12)に亘って配置された第二の保形材(62)と、
    を少なくとも備えることを特徴とする受液パウチ(10)。
  2. 前記受液パウチ(10)は、液体捕集用袋(40)を立体的形状に変形させたときに、前記第一の受液空間(SR1)の前記隣接した二辺(H1,H2)が交差する錘の頂点(p)が、前記パウチ開窓部(20)の中心(C2)から横方向(X)に向かった位置に配置されるように形成されており、該頂点(p)には、排出口(71)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の受液パウチ(10)。
  3. 前記第二の保形材(62)は、前記隣接した二辺(H1,H2)の少なくとも一方に交差するように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の受液パウチ(10)。
  4. 前記受液パウチ(10)が前記平面的形状の場合に、前記パウチ開口部(30)は、縦方向(Y)を長辺(sl)とし、横方向(X)を短辺(ss)とした矩形状の開口であり、該矩形状のパウチ開口部(30)の中心(C1)は、前記パウチ開窓部(20)の中心(C2)よりも第二の受液空間(SR2)側に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の受液パウチ(10)。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の受液パウチ(10)と、該受液パウチ(10)を固定し、患者の肩関節を露出させるための開窓部(81)が形成された、患者の全身を覆うための基布(80)と、を少なくとも備えた肩関節外科手術用のドレープ(100)。
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