JP2020530363A5 - - Google Patents
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本明細書に言及される全ての刊行物、特許、および特許出願は、各個々の刊行物、特許、または特許出願が、具体的かつ個別に参照することによって組み込まれると示される場合と同程度が、参照することによって本明細書に組み込まれる。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、前記ドレープは、
天蓋部分であって、前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記天蓋部分は、ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスを操作することを可能にするように構成される、天蓋部分と、
胴部分であって、前記胴部分は、前記天蓋部分に結合され、前記胴部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、胴部分と
を備える、ドレープ。
(項目2)
前記天蓋部分および前記胴部分は、滅菌泌尿器科プローブが前記患者の尿道の中に挿入され、前記経直腸プローブが前記患者の直腸の中に挿入されているとき、前記患者の尿道と直腸との間の滅菌状態を維持するための滅菌バリア材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目3)
前記天蓋部分は、光学透過性滅菌バリア材料を含み、前記光学透過性滅菌バリア材料は、前記光学透過性滅菌バリア材料を通して前記経直腸デバイスの近位部分の視認を可能にする、項目2に記載の外科手術ドレープ。
(項目4)
前記光学透過性材料は、透明材料、透光性材料、半透明材料、または半透光性材料のうちの1つ以上のものを含む、項目3に記載の外科手術ドレープ。
(項目5)
前記胴部分は、不透明材料を含み、随意に、前記天蓋部分は、不透明材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目6)
前記経直腸デバイスは、経直腸超音波検査(TRUS)プローブまたは大腸内視鏡のうちの1つ以上のものを備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目7)
前記ドレープの第1の部分は、前記ドレープの滅菌側から前記患者の尿道の中に挿入される滅菌外科手術器具を受容するために、前記ドレープの滅菌側に陰茎の一部を延在させるように、前記外科手術ドレープの非滅菌側から前記患者の陰茎を受容するようにサイズ決めされた開口部を備え、前記開口部は、前記天蓋部分に近接して位置し、随意に、前記開口部は、前記天蓋部分に隣接して位置する、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目8)
外科手術流体を受容するために、前記天蓋部分に結合されるシート材料を含む容器部分をさらに備え、前記容器部分は、前記容器から液体を排出するための吸引ポートと、前記吸引ポートの閉塞を阻止するための前記吸引ポートの上流の多孔質構造とを伴う下側端部を備える、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目9)
前記容器部分は、前記外科手術流体を受容するために開放構成において前記容器を維持するための補剛材を備え、随意に、前記補剛材は、横方向に延在する補剛材を備える、項目8に記載の外科手術ドレープ。
(項目10)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分を受容するようにサイズ決めおよび成形される前記ドレープの上側上の突出部分と、前記容器部分に向かう排出を促進するための反対の曲率を備える前記ドレープの上側上の反転部分とを備える、項目8に記載の外科手術ドレープ。
(項目11)
前記容器部分の前記胴部分、前記天蓋部分は、外科手術流体に不浸透性である材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目12)
前記外科手術器具は、外科手術プローブまたは診断プローブのうちの1つ以上のものを備える、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目13)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの視認を可能にし、前記外科手術器具が前記患者の尿道の中に挿入されているとき、前記外科手術器具の滅菌状態を維持する、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目14)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分を備える第1の部分における開口部に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目15)
前記天蓋部分は、3次元空間を備え、前記3次元空間は、前記経直腸デバイスの近位部分が、前記3次元空間内で移動することを可能にされるように、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、随意に、前記経直腸デバイスは、非制限様式で前記3次元空間内で移動するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目16)
前記3次元空間は、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を画定する、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目17)
前記3次元空間は、略長方形形状を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目18)
前記3次元空間は、湾曲形状を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目19)
前記3次元空間は、異なるサイズおよび形状の複数の経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目20)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積よりも大きい容積を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目21)
前記天蓋部分は、約0.05〜約3mm、随意に、約0.25mm〜約3mmに及ぶ厚さを有する材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目22)
前記材料は、実質的に可撓性である、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目23)
前記材料は、実質的に剛性または非柔軟性である、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目24)
前記材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、または透光性ポリマーフィルムのうちの1つ以上のものを含む、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目25)
前記天蓋部分は、完全延在構成において全容積を備え、自立構成において前記全容積未満まで圧潰するように構成され、随意に、前記自立構成は、前記天蓋部分が下側外周に沿って支持され、少なくとも部分的に、その自重下で圧潰することを可能にされることに対応し、随意に、前記天蓋部分の全容積は、流体で充填され、前記天蓋部分の外周の周囲に支持されるときの前記天蓋部分の容積に対応する、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目26)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分を被覆しているとき、その全容積未満まで圧潰するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目27)
前記胴部分を備える第2の部分は、前記第2の部分が弱化材料に沿って分離することを可能にすることによって前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に対する角度またオフセットに沿って延在する前記弱化材料を含み、随意に、前記弱化材料は、前記中間線に沿った穿孔、隣接する非弱化材料に対する薄化材料、熱的または化学的弱化材料、または応力を受ける材料のうちの1つ以上のものを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目28)
前記患者の尿道に沿って延在するカテーテルを用いて前記患者に結合される牽引デバイスの基部の周囲の前記外科手術ドレープの除去を促進するために、前記中間線を横断する第2の方向に延在する第2の弱化材料をさらに備え、随意に、前記第2の弱化材料は、前記第2の方向に延在する穿孔を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目29)
前記第2の部分は、前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に対する角度またはオフセットに沿って延在する穿孔を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目30)
前記第2の部分はさらに、前記穿孔の上部上および/または下方に配置される材料を備え、前記材料は、流体に不浸透性である、項目29に記載の外科手術ドレープ。
(項目31)
前記材料は、前記穿孔の下方および/または上方から前記穿孔を被覆するテープを備える、項目30に記載の外科手術ドレープ。
(項目32)
前記テープは、前記穿孔が第1および第2のテープ層の間に挟装されるように、前記穿孔の上部上の前記第1のテープ層と、前記穿孔の下方の前記第2のテープ層とを備え、随意に、前記穿孔は、前記患者の尿道の中に挿入されるカテーテルの挿入またはアクセスを可能にし、随意に、前記カテーテルは、前記患者の膀胱から尿を排出するための恥骨上カテーテルを備える、項目31に記載の外科手術ドレープ。
(項目33)
前記穿孔に沿って摺動し、前記穿孔を開放するように構成される摺動機構をさらに備え、随意に、前記摺動機構は、前記穿孔を解放可能に開放および閉鎖する摺動ダブテール機構を備え、随意に、前記摺動ダブテール機構は、ジッパを備える、項目29に記載の外科手術ドレープ。
(項目34)
前記天蓋部分から流体を受容するために、前記胴部分および前記天蓋部分に結合される容器をさらに備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目35)
前記天蓋部分は、外科手術流体を前記容器に向かって指向するための反転部分を備え、随意に、前記反転部分は、外科手術流体を前記容器に向かって指向するための凹状上面を備える、項目34に記載の外科手術ドレープ。
(項目36)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が反転構成にあるとき、流体が前記容器に向かって下向きに流動するように設計される、項目34に記載の外科手術ドレープ。
(項目37)
前記反転構成は、前記流体が前記天蓋部分上で蓄積または貯留することを防止する、項目36に記載の外科手術ドレープ。
(項目38)
前記反転構成は、前記流体が前記容器に向かって下向きに流動することを支援する1つ以上の傾斜面を備える、項目36に記載の外科手術ドレープ。
(項目39)
開口部を有する容器であって、前記外科手術処置の間に生成される体液、外科手術関連流体、組織、または残滓を含む廃棄物を受容および貯蔵するように構成される容器をさらに備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目40)
前記容器は、外科手術流体に不浸透性である材料を含み、約1cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内、随意に、約1,000cm 3 〜約10,000cm 3 の範囲内の貯蔵容積を提供するように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目41)
前記容器は、外科手術吸引ポートと、前記容器の吸引ポートの閉塞を阻止するための多孔質構造とを備え、前記多孔質構造は、外壁上に孔を伴う管、スクリーン、メッシュ、ファブリック、格子、材料のシートに形成される複数の開口、連続気泡フォーム、スポンジ、スクリーン、穿孔付き管類マトリクス、ファブリック、焼結材料、またはチャネルを画定するためにともに保持される粒子のうちの1つ以上のものを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目42)
前記容器は、前記容器を前記第2の部分の上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するように構成されるアタッチメントを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目43)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目42に記載の外科手術ドレープ。
(項目44)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目45)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目46)
前記容器は、前記天蓋部分を形成する材料の第1のシートおよび前記胴部分を形成する第2のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目47)
前記容器および前記天蓋部分は、同一の材料のシートから形成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目48)
前記天蓋部分および前記胴部分は、相互に取外可能に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目49)
前記天蓋部分を備える第1の部分は、継合された縁を備える材料のシートを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目50)
前記天蓋部分は、材料の単一片から前記胴部分と一体的に形成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目51)
前記天蓋部分は、前記胴部分に取付可能である別個の材料のシートを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目52)
前記天蓋部分および前記胴部分は、一体部品としてともに形成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目53)
前記天蓋部分および前記胴部分は、一体部品としてともに継合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目54)
前記天蓋部分は、前記胴部分において形成される切り抜きに結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目55)
前記胴部分、前記天蓋部分、または容器部分のうちの1つ以上のものは、前記胴部分、前記天蓋部分、または前記容器部分のうちの1つ以上のものの形状を画定するために金型を用いて成形される熱成形材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目56)
前記天蓋部分および前記胴部分は、熱成形材料の単一のシートから形成されており、随意に、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスを受容するための前記天蓋部分を成形するための金型上で熱成形されており、随意に、前記天蓋部分は、前記天蓋部分から離れるように流体を偏向するための凸状外面と、前記経直腸デバイスの近位部分を受容するための凹状内面とを備え、随意に、前記天蓋部分は、前記凹状面と前記凸状面との間に延在する略均一な厚さを備え、随意に、前記略均一な厚さは、25%以下だけ変動する、項目55に記載の外科手術ドレープ。
(項目57)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分を通した前記経直腸デバイスの操作を可能にするように構成され、随意に、前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスの移動を制御することを可能にするように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目58)
前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記ユーザの手と前記経直腸デバイスとの間に配置される前記天蓋部分を用いて、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスの近位部分を保持および移動させることによって前記経直腸デバイスを移動させることを可能にするように構成され、前記天蓋部分は、前記近位部分とともに移動するように構成される、項目57に記載の外科手術ドレープ。
(項目59)
前記経直腸デバイスの近位部分と前記ユーザの手との間に配置される前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分が第1の位置から第2の位置に移動するとき、第1の位置から第2の位置に移動するように構成され、前記天蓋部分は、前記ユーザの手が前記近位部分を解放すると、少なくとも部分的に、前記第2の位置から前記第1の位置に向かって戻るように構成され、随意に、前記天蓋部分は、前記近位部分が前記第2の位置から前記第1の位置に向かって戻ることを可能にするために、前記経直腸デバイスの近位部分の容積よりも大きい容積を備え、随意に、前記第2の位置から前記第1の位置に向かう戻りの距離は、約1mm〜約25mmの範囲内の距離を含む、項目58に記載の外科手術ドレープ。
(項目60)
前記天蓋部分の前記第1の位置に向かう戻りは、前記ユーザが、前記経直腸デバイスの近位部分を保持し、前記経直腸デバイスの近位部分を前記第2の位置から第3の位置に移動させることを可能にし、随意に、前記経直腸デバイスの近位部分は、ノブを備え、前記第1の位置、前記第2の位置、および前記第3の位置はそれぞれ、前記ノブの回転配向に対応する、項目59に記載の外科手術ドレープ。
(項目61)
前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームを被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目62)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分とともに集合的に移動するように、少なくとも前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目63)
前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスを支持する前記外科手術アームを操作することを可能にするように構成される、項目62に記載の外科手術ドレープ。
(項目64)
前記経直腸デバイスの近位部分は、前記外科手術アーム上に搭載され、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの遠位部分が前記患者の中に挿入されているとき、前記外科手術アームの少なくとも一部および前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するように構成される、項目63に記載の外科手術ドレープ。
(項目65)
項目62に記載の前記外科手術ドレープ、前記経直腸デバイス、および前記外科手術アームを備える、装置。
(項目66)
前記外科手術ドレープは、滅菌貯蔵容器内でコンパクト構成において貯蔵されるとき、コンパクト構成において約100cm 3 〜約4,000cm 3 の範囲内の容積を備え、前記天蓋部分は、前記外科手術ドレープが拡張展開構成を備えるとき、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目67)
前記容器部分は、前記拡張展開構成において、約1,000cm 3 〜約40,000cm 3 の範囲内の容積を備え、随意に、前記容積は、約1,000cm 3 〜約40,000cm 3 の範囲内である、項目66に記載の外科手術ドレープ。
(項目68)
前記天蓋部分を備える第1の部分または前記胴部分を備える第2の部分のうちの少なくとも1つは、前記外科手術ドレープの1つ以上の区分をコンパクト構成から延在構成に展開するように構成される作動要素に動作可能に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目69)
前記作動要素は、1つ以上のばね要素を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目70)
前記1つ以上のばね要素は、ばね鋼を含む、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目71)
前記外科手術ドレープは、前記作動要素を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目72)
前記外科手術ドレープの1つ以上の区分は、前記天蓋部分を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目73)
前記コンパクト構成は、略2次元形状を備え、前記延在構成は、略3次元形状を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目74)
前記外科手術ドレープは、前記外科手術ドレープが展開に先立って使用されていないとき、前記コンパクト構成にあり、前記患者の外科手術処置のための前記外科手術ドレープの使用に先立って、またはその間に前記延在構成に展開される、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目75)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、滅菌野または環境の完全性を維持するために、尿道を含む前記患者の外部器官の周囲を緊締するための調節可能なクロージャを伴う開口部を備え、随意に、前記器官は、前記患者の陰茎を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目76)
前記調節可能なクロージャは、ジッパを備える、項目75に記載の外科手術ドレープ。
(項目77)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、滅菌外科手術野または環境の完全性を維持するために、前記患者の器官の周囲の前記ドレープの緩い区分を集めて巻着するための接着材料を伴う開口部を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目78)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、前記患者の胴または脚を被覆するための材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目79)
前記材料は、自由に懸下するように構成される、項目78に記載の外科手術ドレープ。
(項目80)
前記材料は、前記胴の周囲または前記患者の脚またはあぶみの下側に巻着される、項目78に記載の外科手術ドレープ。
(項目81)
前記材料は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して固着される、項目80に記載の外科手術ドレープ。
(項目82)
前記材料は、前記材料を前記あぶみの周囲に取り付け、廃棄物を受容および貯蔵するための容器が固着および懸下され得る保持器を形成するための接着剤を備える、項目80に記載の外科手術ドレープ。
(項目83)
前記ドレープの一部は、前記患者にわたる、またはその近傍の手術台に取り付けられる支持構造に搭載される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目84)
前記ドレープの一部は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して前記支持構造に搭載される、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目85)
前記支持構造は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して前記手術台に取り付けられる、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目86)
前記支持構造は、グラフィカルディスプレイに結合するように構成される、またはそれを備える、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目87)
前記ドレープの第2の部分は、前記グラフィカルディスプレイが前記ドレープを通して視認されることを可能にする透明材料を含み、随意に、前記透明材料は、前記グラフィカルディスプレイに取り付けられるように構成される、項目86に記載の外科手術ドレープ。
(項目88)
前記第2の部分は、前記外科手術ドレープを通した、またはその中の前記グラフィカルディスプレイの視認および貯蔵を可能にする前記透明材料を含む透明窓を備える、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目89)
前記グラフィカルディスプレイは、タッチスクリーンを備える、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目90)
前記透明材料は、ユーザが介在層として前記透明材料を伴う前記タッチスクリーンと相互作用することが可能であるように、前記タッチスクリーンと併用するために適合する、項目89に記載の外科手術ドレープ。
(項目91)
前記透明材料は、ユーザが前記グラフィカルディスプレイに接続される1つ以上の入力/出力(I/O)デバイスを手動で操作することを可能にするように、可撓性またはルーズフィット状である、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目92)
前記1つ以上のI/Oデバイスは、ジョイスティック、マウス、トラックボール、トラックパッド、または3次元カーソルのうちの1つ以上のものを備える、項目91に記載の外科手術ドレープ。
(項目93)
前記容器は、流体が退出ポートに排出されることを可能にするために、略円錐形漏斗形状を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目94)
前記容器は、流体が退出ポートに排出されることを可能にするために、略長方形漏斗形状を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目95)
前記容器は、前記容器の1つ以上の構成を支持するための構造を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目96)
前記構造は、傾斜プリーツ、略垂直プリーツ、または略水平プリーツを備える、項目95に記載の外科手術ドレープ。
(項目97)
前記傾斜または垂直プリーツは、前記容器が荷重下で圧潰し、その形状/形態を変化させることを防止する補剛材としての役割を果たす、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目98)
前記垂直プリーツは、流体が前記容器から抽出または排出されている際、空気流が前記変位された流体を放出することを可能にするように構成される、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目99)
前記略水平プリーツは、前記容器が伸縮様式で圧潰構成に圧潰することを可能にするように構成される湾曲プリーツを備える、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目100)
前記容器は、略平面構成に圧潰可能であり、前記略水平プリーツを用いて略3次元構成に延在可能である、項目99に記載の外科手術ドレープ。
(項目101)
前記容器は、可撓性、半剛性、または剛性材料を含む、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目102)
前記容器は、前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するための包装封入体としての役割を果たすように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目103)
前記包装封入体は、前記外科手術ドレープが使用に先立ってその元々の状態にあるとき、前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するために使用される、項目102に記載の外科手術ドレープ。
(項目104)
前記包装封入体は、前記外科手術ドレープが使用された後、後続処理のために前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するために使用される、項目102に記載の外科手術ドレープ。
(項目105)
前記容器は、機械的結合具または接着テープを含む取付手段を使用してユーザの手術着に取付可能である、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目106)
前記容器は、ユーザの首の上または周囲に装着されるように構成されるホルタ構造に結合される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目107)
前記容器は、前記容器の構造形態を維持するために、1つ以上の柔軟な補剛要素を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目108)
前記第1の部分または前記第2の部分のうちの少なくとも1つは、少なくとも前記第1の部分または前記第2の部分の構成を支持する1つ以上のフレーム構造を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目109)
前記容器は、流体流動および空気変位を維持するために一体型穿孔付き管類マトリクスを備え、随意に、前記穿孔付き管類マトリクスは、拡張外形構成において前記容器を維持するための堅性を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目110)
前記穿孔付き管類マトリクスは、排出/吸引ポートに接続される、項目109に記載の外科手術ドレープ。
(項目111)
前記穿孔付き管類マトリクスは、1つ以上の流体チャネルを備える、項目110に記載の外科手術ドレープ。
(項目112)
前記1つ以上の流体チャネルは、フィルタスクリーンの下で前記ドレープの複数の表面に沿って約5cm〜約40cmの長さにわたって延在する、項目111に記載の外科手術ドレープ。
(項目113)
前記容器は、(1)吸引が流体に作用するための非遮断可能通路を提供することによって、または(2)材料が真空ポートにわたって折畳し、前記真空ポートを遮断することを防止する機構を提供することによって、前記容器からの流体の十分な吸引を確実にするように設計される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目114)
前記容器は、巻き上げられたドレープ材料から形成される巻き上げ管様面積を備え、前記巻き上げ管様面積は、流体流動および空気変位を維持するために、排出/吸引ポートに接続される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目115)
前記容器は、ユーザへの流体飛散を防止するように位置付けられる展開可能フラップを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目116)
前記展開可能フラップは、前記外科手術ドレープの外側に延在する非滅菌部分を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目117)
前記展開可能フラップは、自己支持半円筒形形状または形態を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目118)
前記展開可能フラップは、位置において調節可能である補剛構造を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目119)
前記容器は、灌注または吸引ポンプから、またはスクリーンの上方または下方の排出ラインから流体を受け取るための1つ以上のポートを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目120)
前記1つ以上のポートは、開口部、開口、開窓、接続特徴、またはシールフランジを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目121)
前記容器は、前記容器から延在する1つ以上の押出部分を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目122)
前記1つ以上の押出部分は、内側滅菌面と、外部非滅菌面とを備える、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目123)
前記外部非滅菌面は、前記外科手術アームを備える支持構造の設置のための作業空間を提供する、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目124)
前記外部非滅菌面は、手袋をしていない手が、前記経直腸デバイスの操作のために前記内側滅菌面内に画定される滅菌空間にアクセスすることを可能にする、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目125)
前記容器は、スクリーンを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目126)
前記スクリーンは、前記容器の内側下部部分に結合される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目127)
前記スクリーンは、分析または処理のために組織または固体サンプルを収集および輸送するために取外可能である、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目128)
前記スクリーンは、流体に不浸透性である材料を含む、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目129)
前記材料は、前記スクリーンの縁または側に沿って提供される、項目128に記載の外科手術ドレープ。
(項目130)
前記スクリーンは、貯蔵または輸送のためにサンプルを固着させるための閉鎖要素を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目131)
前記閉鎖要素は、ジッパ、ジップロック(登録商標)、接着シール、引きひも、クリップ、または弾性または共形化可能ワイヤを備える、項目130に記載の外科手術ドレープ。
(項目132)
前記スクリーンは、組織分析のための撮像モダリティと適合する透明領域を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目133)
前記スクリーンは、前記透明領域を通した可視化を可能にするために、前記縁または側に沿って前記容器から除去可能である、項目129または132のいずれか1項に記載の外科手術ドレープ。
(項目134)
前記スクリーンは、前記患者についての情報を表示するための面積を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目135)
前記面積は、前記患者についての情報を含有する事前印刷された標識をその上に受容するように構成される、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目136)
前記面積は、ユーザがその上に書き込むことを可能にするように構成される、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目137)
前記面積は、事前印刷された情報または臨床医注記を表示するための複数の部分面積を備える、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目138)
前記スクリーンは、前記容器の圧潰とともに折畳するように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目139)
前記スクリーンの折畳は、排出/吸引ポートへの空気流を可能にするように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目140)
前記スクリーンは、インターリーブ様式で折畳するように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目141)
前記スクリーンは、凝血塊または無傷組織の捕捉を可能にするようにサイズ決めまたは成形される孔を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目142)
前記ドレープは、1つ以上の標識を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目143)
前記1つ以上の標識は、前記ドレープを使用するための説明書と、1つ以上のアクセスポート孔の場所、1つ以上の穿孔の場所、1つ以上の取付点の場所、ドレープの区分が取り外され得る面積、前記患者上への前記ドレープの留置、手術台に対する前記ドレープの場所、前記手術台への前記ドレープの取付、前記手術台の近位の1つ以上の支持構造に対する前記ドレープの場所、または前記1つ以上の支持構造への前記ドレープの取付のうちの1つ以上のものに関する情報とを含む、項目142に記載の外科手術ドレープ。
(項目144)
前記ドレープは、前記ドレープの外側の非滅菌作業空間からの前記ユーザの非滅菌手が、前記ドレープの真下の滅菌野を汚染することなく前記経直腸デバイスまたは外科手術アームにアクセスし、それを操作することを可能にするために、少なくとも前記第1の部分または前記第2の部分において過剰な材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目145)
項目1に記載の外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記天蓋部分を備える第1の部分を提供することと、
前記経直腸デバイスが外科手術アームによって支持されるとき、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分とともに移動することが可能であるように、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆することと、
前記第2の部分が前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するように、前記第2の部分を前記第1の部分に結合することと
を含む、方法。
(項目146)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、
第1の部分であって、前記第1の部分は、前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にする、第1の部分と、
前記第1の部分に結合される第2の部分であって、前記第2の部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記第2の部分は、前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する穿孔を備える、第2の部分と
を備える、外科手術ドレープ。
(項目147)
前記第1の部分は、天蓋部分を備え、前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスが前記外科手術アームによって支持されるとき、前記経直腸デバイスの近位部分とともに移動するように構成される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目148)
前記ドレープの第1の部分は、前記患者の尿道の中に挿入される外科手術プローブを受容するようにサイズ決めされた開口部を備え、前記開口部は、前記天蓋部分に隣接して位置する、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目149)
前記第1の部分は、前記第1の部分を通した前記経直腸デバイスの視認を可能にし、前記外科手術プローブが前記患者の尿道の中に挿入されているとき、前記外科手術プローブの滅菌状態を維持する、項目148に記載の外科手術ドレープ。
(項目150)
前記第2の部分の穿孔は、前記開口部まで延在する、項目149に記載の外科手術ドレープ。
(項目151)
前記天蓋部分は、3次元空間を備え、前記3次元空間は、前記経直腸デバイスが前記3次元空間内で非制限様式で移動することを可能にされるように、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目152)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積よりも大きい容積を備える、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目153)
前記天蓋部分の容積は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積の少なくとも2倍の大きさである、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目154)
前記天蓋部分は、約0.05mm〜約3mm、随意に、約0.25mm〜約3mmに及ぶ厚さを有する薄い可撓性材料を含む、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目155)
前記天蓋部分は、自立構成においてその全容積未満まで圧潰するように構成される、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目156)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分を被覆しているとき、その全容積未満まで圧潰するように構成される、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目157)
前記3次元空間は、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を画定する、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目158)
前記3次元空間は、略長方形形状を備える、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目159)
前記3次元空間は、異なるサイズおよび形状の複数の経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目160)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分とともに集合的に移動するように、少なくとも前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームまたは前記経直腸デバイスの近位部分の周囲で巻着するように構成される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目161)
前記第1の部分および前記第2の部分は、相互に取外可能に結合される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目162)
前記第1の部分および前記第2の部分は、一体部品としてともに形成される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目163)
前記第1の部分および前記第2の部分は、一体部品としてともに縫付される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目164)
前記第1の部分は、前記第2の部分において形成される切り抜きに結合される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目165)
開口部を有する容器であって、前記外科手術処置の間に生成される廃棄物を受容および貯蔵するように構成される容器をさらに備える、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目166)
前記容器は、前記容器を前記第2の部分の上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するように構成されるアタッチメントを備える、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目167)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目166に記載の外科手術ドレープ。
(項目168)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目169)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目170)
前記容器部分は、前記天蓋部分を形成する材料の第2のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目171)
前記材料の第2のシートは、液体に不浸透性である、項目170に記載の外科手術ドレープ。
(項目172)
前記容器および前記天蓋部分は、同一の材料のシートから形成される、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目173)
前記第2の部分は、液体に不浸透性である材料の第1のシートを含む、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目174)
項目146に記載の前記外科手術ドレープと、前記経直腸デバイスとを備える、装置。
(項目175)
項目146に記載の前記外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にするために、前記第1の部分を提供することと、
前記第2の部分が前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するように、前記第2の部分を前記第1の部分に結合することと、
前記外科手術処置の間またはその後に前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する前記穿孔を使用することと
を含む、方法。
(項目176)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、
第1の部分であって、前記第1の部分は、前記患者の中に挿入される前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にする、第1の部分と、
容器部分であって、前記容器部分は、前記外科手術処置の間に生成される廃棄物を受容および貯蔵するために、前記第1の部分に結合され、前記容器部分は、前記容器を前記外科手術ドレープの上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するためのアタッチメントを備える、容器部分と、
を備える、外科手術ドレープ。
(項目177)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記外科手術ドレープの第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目178)
前記テザーは、手術台、前記手術台に取り付けられる構造、ベッド横板、外科手術アーム、または医師に結合される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目179)
前記アタッチメントは、手術台の一方の側または前記手術台の一方の端部に取り付けられるように構成されるUリングデバイスを備える、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目180)
前記第2の部分は、不透明である材料の第2のシートを含む、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目181)
前記第2の部分は、透光性である材料の第2のシートを含む、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目182)
前記第2の部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目183)
前記テザーは、接着タブと、ストラップとを備え、したがって、前記ストラップは、前記患者の胴または脚の周囲に巻着され、前記接着タブによって固着される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目184)
前記テザーは、前記患者の胴または脚を被覆する前記第2の部分の外面にわたって巻着される、項目183に記載の外科手術ドレープ。
(項目185)
前記容器は、前記廃棄物を排出するための排出孔を備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目186)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目187)
前記コネクタは、シールフランジを伴う退出ポートを備える、項目186に記載の外科手術ドレープ。
(項目188)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目189)
前記容器は、前記第1の部分を形成する材料の第1のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目190)
前記材料の第3のシートは、液体に不浸透性である、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目191)
前記材料の第3のシートは、透光性材料を含む、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目192)
前記材料の第1のシートは、液体に不浸透性である、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目193)
前記容器は、前記第1の部分に取外可能に結合される、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目194)
前記容器は、前記第1の部分の天蓋部分の下方にある、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目195)
前記第1の部分は、透光性材料を含み、前記容器および前記第1の部分は、同一の材料のシートから形成される、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目196)
項目176に記載の前記外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にするために、前記第1の部分を提供することと、
前記外科手術ドレープの容器部分を前記外科手術ドレープの上側部分に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持することと、
前記容器部分によって前記廃棄物を受容および貯蔵することと
を含む、方法。
(項目197)
前記外科手術ドレープの第2の部分は、前記患者の足または脚のうちの1つ以上のものを被覆するように構成される、前記項目のいずれか1項に記載の方法または外科手術ドレープ。
(項目198)
前記ドレープの第2の部分は、前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する、またはそれに対する任意の角度またはオフセットにおける穿孔を備える、前記項目のいずれか1項に記載の方法または外科手術ドレープ。
(項目199)
前記外科手術ドレープは、前記患者の足または脚のうちの1つ以上のものを被覆するように構成される、前記項目のいずれか1項に記載の方法または装置。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、前記ドレープは、
天蓋部分であって、前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記天蓋部分は、ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスを操作することを可能にするように構成される、天蓋部分と、
胴部分であって、前記胴部分は、前記天蓋部分に結合され、前記胴部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、胴部分と
を備える、ドレープ。
(項目2)
前記天蓋部分および前記胴部分は、滅菌泌尿器科プローブが前記患者の尿道の中に挿入され、前記経直腸プローブが前記患者の直腸の中に挿入されているとき、前記患者の尿道と直腸との間の滅菌状態を維持するための滅菌バリア材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目3)
前記天蓋部分は、光学透過性滅菌バリア材料を含み、前記光学透過性滅菌バリア材料は、前記光学透過性滅菌バリア材料を通して前記経直腸デバイスの近位部分の視認を可能にする、項目2に記載の外科手術ドレープ。
(項目4)
前記光学透過性材料は、透明材料、透光性材料、半透明材料、または半透光性材料のうちの1つ以上のものを含む、項目3に記載の外科手術ドレープ。
(項目5)
前記胴部分は、不透明材料を含み、随意に、前記天蓋部分は、不透明材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目6)
前記経直腸デバイスは、経直腸超音波検査(TRUS)プローブまたは大腸内視鏡のうちの1つ以上のものを備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目7)
前記ドレープの第1の部分は、前記ドレープの滅菌側から前記患者の尿道の中に挿入される滅菌外科手術器具を受容するために、前記ドレープの滅菌側に陰茎の一部を延在させるように、前記外科手術ドレープの非滅菌側から前記患者の陰茎を受容するようにサイズ決めされた開口部を備え、前記開口部は、前記天蓋部分に近接して位置し、随意に、前記開口部は、前記天蓋部分に隣接して位置する、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目8)
外科手術流体を受容するために、前記天蓋部分に結合されるシート材料を含む容器部分をさらに備え、前記容器部分は、前記容器から液体を排出するための吸引ポートと、前記吸引ポートの閉塞を阻止するための前記吸引ポートの上流の多孔質構造とを伴う下側端部を備える、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目9)
前記容器部分は、前記外科手術流体を受容するために開放構成において前記容器を維持するための補剛材を備え、随意に、前記補剛材は、横方向に延在する補剛材を備える、項目8に記載の外科手術ドレープ。
(項目10)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分を受容するようにサイズ決めおよび成形される前記ドレープの上側上の突出部分と、前記容器部分に向かう排出を促進するための反対の曲率を備える前記ドレープの上側上の反転部分とを備える、項目8に記載の外科手術ドレープ。
(項目11)
前記容器部分の前記胴部分、前記天蓋部分は、外科手術流体に不浸透性である材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目12)
前記外科手術器具は、外科手術プローブまたは診断プローブのうちの1つ以上のものを備える、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目13)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの視認を可能にし、前記外科手術器具が前記患者の尿道の中に挿入されているとき、前記外科手術器具の滅菌状態を維持する、項目7に記載の外科手術ドレープ。
(項目14)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分を備える第1の部分における開口部に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目15)
前記天蓋部分は、3次元空間を備え、前記3次元空間は、前記経直腸デバイスの近位部分が、前記3次元空間内で移動することを可能にされるように、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、随意に、前記経直腸デバイスは、非制限様式で前記3次元空間内で移動するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目16)
前記3次元空間は、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を画定する、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目17)
前記3次元空間は、略長方形形状を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目18)
前記3次元空間は、湾曲形状を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目19)
前記3次元空間は、異なるサイズおよび形状の複数の経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目20)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積よりも大きい容積を備える、項目15に記載の外科手術ドレープ。
(項目21)
前記天蓋部分は、約0.05〜約3mm、随意に、約0.25mm〜約3mmに及ぶ厚さを有する材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目22)
前記材料は、実質的に可撓性である、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目23)
前記材料は、実質的に剛性または非柔軟性である、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目24)
前記材料は、ポリエチレン、ポリプロピレン、または透光性ポリマーフィルムのうちの1つ以上のものを含む、項目21に記載の外科手術ドレープ。
(項目25)
前記天蓋部分は、完全延在構成において全容積を備え、自立構成において前記全容積未満まで圧潰するように構成され、随意に、前記自立構成は、前記天蓋部分が下側外周に沿って支持され、少なくとも部分的に、その自重下で圧潰することを可能にされることに対応し、随意に、前記天蓋部分の全容積は、流体で充填され、前記天蓋部分の外周の周囲に支持されるときの前記天蓋部分の容積に対応する、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目26)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分を被覆しているとき、その全容積未満まで圧潰するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目27)
前記胴部分を備える第2の部分は、前記第2の部分が弱化材料に沿って分離することを可能にすることによって前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に対する角度またオフセットに沿って延在する前記弱化材料を含み、随意に、前記弱化材料は、前記中間線に沿った穿孔、隣接する非弱化材料に対する薄化材料、熱的または化学的弱化材料、または応力を受ける材料のうちの1つ以上のものを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目28)
前記患者の尿道に沿って延在するカテーテルを用いて前記患者に結合される牽引デバイスの基部の周囲の前記外科手術ドレープの除去を促進するために、前記中間線を横断する第2の方向に延在する第2の弱化材料をさらに備え、随意に、前記第2の弱化材料は、前記第2の方向に延在する穿孔を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目29)
前記第2の部分は、前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に対する角度またはオフセットに沿って延在する穿孔を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目30)
前記第2の部分はさらに、前記穿孔の上部上および/または下方に配置される材料を備え、前記材料は、流体に不浸透性である、項目29に記載の外科手術ドレープ。
(項目31)
前記材料は、前記穿孔の下方および/または上方から前記穿孔を被覆するテープを備える、項目30に記載の外科手術ドレープ。
(項目32)
前記テープは、前記穿孔が第1および第2のテープ層の間に挟装されるように、前記穿孔の上部上の前記第1のテープ層と、前記穿孔の下方の前記第2のテープ層とを備え、随意に、前記穿孔は、前記患者の尿道の中に挿入されるカテーテルの挿入またはアクセスを可能にし、随意に、前記カテーテルは、前記患者の膀胱から尿を排出するための恥骨上カテーテルを備える、項目31に記載の外科手術ドレープ。
(項目33)
前記穿孔に沿って摺動し、前記穿孔を開放するように構成される摺動機構をさらに備え、随意に、前記摺動機構は、前記穿孔を解放可能に開放および閉鎖する摺動ダブテール機構を備え、随意に、前記摺動ダブテール機構は、ジッパを備える、項目29に記載の外科手術ドレープ。
(項目34)
前記天蓋部分から流体を受容するために、前記胴部分および前記天蓋部分に結合される容器をさらに備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目35)
前記天蓋部分は、外科手術流体を前記容器に向かって指向するための反転部分を備え、随意に、前記反転部分は、外科手術流体を前記容器に向かって指向するための凹状上面を備える、項目34に記載の外科手術ドレープ。
(項目36)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が反転構成にあるとき、流体が前記容器に向かって下向きに流動するように設計される、項目34に記載の外科手術ドレープ。
(項目37)
前記反転構成は、前記流体が前記天蓋部分上で蓄積または貯留することを防止する、項目36に記載の外科手術ドレープ。
(項目38)
前記反転構成は、前記流体が前記容器に向かって下向きに流動することを支援する1つ以上の傾斜面を備える、項目36に記載の外科手術ドレープ。
(項目39)
開口部を有する容器であって、前記外科手術処置の間に生成される体液、外科手術関連流体、組織、または残滓を含む廃棄物を受容および貯蔵するように構成される容器をさらに備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目40)
前記容器は、外科手術流体に不浸透性である材料を含み、約1cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内、随意に、約1,000cm 3 〜約10,000cm 3 の範囲内の貯蔵容積を提供するように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目41)
前記容器は、外科手術吸引ポートと、前記容器の吸引ポートの閉塞を阻止するための多孔質構造とを備え、前記多孔質構造は、外壁上に孔を伴う管、スクリーン、メッシュ、ファブリック、格子、材料のシートに形成される複数の開口、連続気泡フォーム、スポンジ、スクリーン、穿孔付き管類マトリクス、ファブリック、焼結材料、またはチャネルを画定するためにともに保持される粒子のうちの1つ以上のものを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目42)
前記容器は、前記容器を前記第2の部分の上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するように構成されるアタッチメントを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目43)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目42に記載の外科手術ドレープ。
(項目44)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目45)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目46)
前記容器は、前記天蓋部分を形成する材料の第1のシートおよび前記胴部分を形成する第2のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目47)
前記容器および前記天蓋部分は、同一の材料のシートから形成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目48)
前記天蓋部分および前記胴部分は、相互に取外可能に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目49)
前記天蓋部分を備える第1の部分は、継合された縁を備える材料のシートを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目50)
前記天蓋部分は、材料の単一片から前記胴部分と一体的に形成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目51)
前記天蓋部分は、前記胴部分に取付可能である別個の材料のシートを含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目52)
前記天蓋部分および前記胴部分は、一体部品としてともに形成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目53)
前記天蓋部分および前記胴部分は、一体部品としてともに継合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目54)
前記天蓋部分は、前記胴部分において形成される切り抜きに結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目55)
前記胴部分、前記天蓋部分、または容器部分のうちの1つ以上のものは、前記胴部分、前記天蓋部分、または前記容器部分のうちの1つ以上のものの形状を画定するために金型を用いて成形される熱成形材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目56)
前記天蓋部分および前記胴部分は、熱成形材料の単一のシートから形成されており、随意に、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスを受容するための前記天蓋部分を成形するための金型上で熱成形されており、随意に、前記天蓋部分は、前記天蓋部分から離れるように流体を偏向するための凸状外面と、前記経直腸デバイスの近位部分を受容するための凹状内面とを備え、随意に、前記天蓋部分は、前記凹状面と前記凸状面との間に延在する略均一な厚さを備え、随意に、前記略均一な厚さは、25%以下だけ変動する、項目55に記載の外科手術ドレープ。
(項目57)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分を通した前記経直腸デバイスの操作を可能にするように構成され、随意に、前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスの移動を制御することを可能にするように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目58)
前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記ユーザの手と前記経直腸デバイスとの間に配置される前記天蓋部分を用いて、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスの近位部分を保持および移動させることによって前記経直腸デバイスを移動させることを可能にするように構成され、前記天蓋部分は、前記近位部分とともに移動するように構成される、項目57に記載の外科手術ドレープ。
(項目59)
前記経直腸デバイスの近位部分と前記ユーザの手との間に配置される前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分が第1の位置から第2の位置に移動するとき、第1の位置から第2の位置に移動するように構成され、前記天蓋部分は、前記ユーザの手が前記近位部分を解放すると、少なくとも部分的に、前記第2の位置から前記第1の位置に向かって戻るように構成され、随意に、前記天蓋部分は、前記近位部分が前記第2の位置から前記第1の位置に向かって戻ることを可能にするために、前記経直腸デバイスの近位部分の容積よりも大きい容積を備え、随意に、前記第2の位置から前記第1の位置に向かう戻りの距離は、約1mm〜約25mmの範囲内の距離を含む、項目58に記載の外科手術ドレープ。
(項目60)
前記天蓋部分の前記第1の位置に向かう戻りは、前記ユーザが、前記経直腸デバイスの近位部分を保持し、前記経直腸デバイスの近位部分を前記第2の位置から第3の位置に移動させることを可能にし、随意に、前記経直腸デバイスの近位部分は、ノブを備え、前記第1の位置、前記第2の位置、および前記第3の位置はそれぞれ、前記ノブの回転配向に対応する、項目59に記載の外科手術ドレープ。
(項目61)
前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームを被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目62)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分とともに集合的に移動するように、少なくとも前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するように構成される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目63)
前記天蓋部分は、前記ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスを支持する前記外科手術アームを操作することを可能にするように構成される、項目62に記載の外科手術ドレープ。
(項目64)
前記経直腸デバイスの近位部分は、前記外科手術アーム上に搭載され、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの遠位部分が前記患者の中に挿入されているとき、前記外科手術アームの少なくとも一部および前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するように構成される、項目63に記載の外科手術ドレープ。
(項目65)
項目62に記載の前記外科手術ドレープ、前記経直腸デバイス、および前記外科手術アームを備える、装置。
(項目66)
前記外科手術ドレープは、滅菌貯蔵容器内でコンパクト構成において貯蔵されるとき、コンパクト構成において約100cm 3 〜約4,000cm 3 の範囲内の容積を備え、前記天蓋部分は、前記外科手術ドレープが拡張展開構成を備えるとき、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目67)
前記容器部分は、前記拡張展開構成において、約1,000cm 3 〜約40,000cm 3 の範囲内の容積を備え、随意に、前記容積は、約1,000cm 3 〜約40,000cm 3 の範囲内である、項目66に記載の外科手術ドレープ。
(項目68)
前記天蓋部分を備える第1の部分または前記胴部分を備える第2の部分のうちの少なくとも1つは、前記外科手術ドレープの1つ以上の区分をコンパクト構成から延在構成に展開するように構成される作動要素に動作可能に結合される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目69)
前記作動要素は、1つ以上のばね要素を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目70)
前記1つ以上のばね要素は、ばね鋼を含む、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目71)
前記外科手術ドレープは、前記作動要素を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目72)
前記外科手術ドレープの1つ以上の区分は、前記天蓋部分を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目73)
前記コンパクト構成は、略2次元形状を備え、前記延在構成は、略3次元形状を備える、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目74)
前記外科手術ドレープは、前記外科手術ドレープが展開に先立って使用されていないとき、前記コンパクト構成にあり、前記患者の外科手術処置のための前記外科手術ドレープの使用に先立って、またはその間に前記延在構成に展開される、項目68に記載の外科手術ドレープ。
(項目75)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、滅菌野または環境の完全性を維持するために、尿道を含む前記患者の外部器官の周囲を緊締するための調節可能なクロージャを伴う開口部を備え、随意に、前記器官は、前記患者の陰茎を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目76)
前記調節可能なクロージャは、ジッパを備える、項目75に記載の外科手術ドレープ。
(項目77)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、滅菌外科手術野または環境の完全性を維持するために、前記患者の器官の周囲の前記ドレープの緩い区分を集めて巻着するための接着材料を伴う開口部を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目78)
前記外科手術ドレープの第1の部分は、前記患者の胴または脚を被覆するための材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目79)
前記材料は、自由に懸下するように構成される、項目78に記載の外科手術ドレープ。
(項目80)
前記材料は、前記胴の周囲または前記患者の脚またはあぶみの下側に巻着される、項目78に記載の外科手術ドレープ。
(項目81)
前記材料は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して固着される、項目80に記載の外科手術ドレープ。
(項目82)
前記材料は、前記材料を前記あぶみの周囲に取り付け、廃棄物を受容および貯蔵するための容器が固着および懸下され得る保持器を形成するための接着剤を備える、項目80に記載の外科手術ドレープ。
(項目83)
前記ドレープの一部は、前記患者にわたる、またはその近傍の手術台に取り付けられる支持構造に搭載される、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目84)
前記ドレープの一部は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して前記支持構造に搭載される、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目85)
前記支持構造は、ストラップ、テザー、Velcro(登録商標)、および/またはテープを使用して前記手術台に取り付けられる、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目86)
前記支持構造は、グラフィカルディスプレイに結合するように構成される、またはそれを備える、項目83に記載の外科手術ドレープ。
(項目87)
前記ドレープの第2の部分は、前記グラフィカルディスプレイが前記ドレープを通して視認されることを可能にする透明材料を含み、随意に、前記透明材料は、前記グラフィカルディスプレイに取り付けられるように構成される、項目86に記載の外科手術ドレープ。
(項目88)
前記第2の部分は、前記外科手術ドレープを通した、またはその中の前記グラフィカルディスプレイの視認および貯蔵を可能にする前記透明材料を含む透明窓を備える、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目89)
前記グラフィカルディスプレイは、タッチスクリーンを備える、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目90)
前記透明材料は、ユーザが介在層として前記透明材料を伴う前記タッチスクリーンと相互作用することが可能であるように、前記タッチスクリーンと併用するために適合する、項目89に記載の外科手術ドレープ。
(項目91)
前記透明材料は、ユーザが前記グラフィカルディスプレイに接続される1つ以上の入力/出力(I/O)デバイスを手動で操作することを可能にするように、可撓性またはルーズフィット状である、項目87に記載の外科手術ドレープ。
(項目92)
前記1つ以上のI/Oデバイスは、ジョイスティック、マウス、トラックボール、トラックパッド、または3次元カーソルのうちの1つ以上のものを備える、項目91に記載の外科手術ドレープ。
(項目93)
前記容器は、流体が退出ポートに排出されることを可能にするために、略円錐形漏斗形状を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目94)
前記容器は、流体が退出ポートに排出されることを可能にするために、略長方形漏斗形状を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目95)
前記容器は、前記容器の1つ以上の構成を支持するための構造を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目96)
前記構造は、傾斜プリーツ、略垂直プリーツ、または略水平プリーツを備える、項目95に記載の外科手術ドレープ。
(項目97)
前記傾斜または垂直プリーツは、前記容器が荷重下で圧潰し、その形状/形態を変化させることを防止する補剛材としての役割を果たす、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目98)
前記垂直プリーツは、流体が前記容器から抽出または排出されている際、空気流が前記変位された流体を放出することを可能にするように構成される、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目99)
前記略水平プリーツは、前記容器が伸縮様式で圧潰構成に圧潰することを可能にするように構成される湾曲プリーツを備える、項目96に記載の外科手術ドレープ。
(項目100)
前記容器は、略平面構成に圧潰可能であり、前記略水平プリーツを用いて略3次元構成に延在可能である、項目99に記載の外科手術ドレープ。
(項目101)
前記容器は、可撓性、半剛性、または剛性材料を含む、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目102)
前記容器は、前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するための包装封入体としての役割を果たすように構成される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目103)
前記包装封入体は、前記外科手術ドレープが使用に先立ってその元々の状態にあるとき、前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するために使用される、項目102に記載の外科手術ドレープ。
(項目104)
前記包装封入体は、前記外科手術ドレープが使用された後、後続処理のために前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するために使用される、項目102に記載の外科手術ドレープ。
(項目105)
前記容器は、機械的結合具または接着テープを含む取付手段を使用してユーザの手術着に取付可能である、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目106)
前記容器は、ユーザの首の上または周囲に装着されるように構成されるホルタ構造に結合される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目107)
前記容器は、前記容器の構造形態を維持するために、1つ以上の柔軟な補剛要素を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目108)
前記第1の部分または前記第2の部分のうちの少なくとも1つは、少なくとも前記第1の部分または前記第2の部分の構成を支持する1つ以上のフレーム構造を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目109)
前記容器は、流体流動および空気変位を維持するために一体型穿孔付き管類マトリクスを備え、随意に、前記穿孔付き管類マトリクスは、拡張外形構成において前記容器を維持するための堅性を備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目110)
前記穿孔付き管類マトリクスは、排出/吸引ポートに接続される、項目109に記載の外科手術ドレープ。
(項目111)
前記穿孔付き管類マトリクスは、1つ以上の流体チャネルを備える、項目110に記載の外科手術ドレープ。
(項目112)
前記1つ以上の流体チャネルは、フィルタスクリーンの下で前記ドレープの複数の表面に沿って約5cm〜約40cmの長さにわたって延在する、項目111に記載の外科手術ドレープ。
(項目113)
前記容器は、(1)吸引が流体に作用するための非遮断可能通路を提供することによって、または(2)材料が真空ポートにわたって折畳し、前記真空ポートを遮断することを防止する機構を提供することによって、前記容器からの流体の十分な吸引を確実にするように設計される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目114)
前記容器は、巻き上げられたドレープ材料から形成される巻き上げ管様面積を備え、前記巻き上げ管様面積は、流体流動および空気変位を維持するために、排出/吸引ポートに接続される、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目115)
前記容器は、ユーザへの流体飛散を防止するように位置付けられる展開可能フラップを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目116)
前記展開可能フラップは、前記外科手術ドレープの外側に延在する非滅菌部分を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目117)
前記展開可能フラップは、自己支持半円筒形形状または形態を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目118)
前記展開可能フラップは、位置において調節可能である補剛構造を備える、項目115に記載の外科手術ドレープ。
(項目119)
前記容器は、灌注または吸引ポンプから、またはスクリーンの上方または下方の排出ラインから流体を受け取るための1つ以上のポートを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目120)
前記1つ以上のポートは、開口部、開口、開窓、接続特徴、またはシールフランジを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目121)
前記容器は、前記容器から延在する1つ以上の押出部分を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目122)
前記1つ以上の押出部分は、内側滅菌面と、外部非滅菌面とを備える、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目123)
前記外部非滅菌面は、前記外科手術アームを備える支持構造の設置のための作業空間を提供する、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目124)
前記外部非滅菌面は、手袋をしていない手が、前記経直腸デバイスの操作のために前記内側滅菌面内に画定される滅菌空間にアクセスすることを可能にする、項目121に記載の外科手術ドレープ。
(項目125)
前記容器は、スクリーンを備える、項目39に記載の外科手術ドレープ。
(項目126)
前記スクリーンは、前記容器の内側下部部分に結合される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目127)
前記スクリーンは、分析または処理のために組織または固体サンプルを収集および輸送するために取外可能である、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目128)
前記スクリーンは、流体に不浸透性である材料を含む、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目129)
前記材料は、前記スクリーンの縁または側に沿って提供される、項目128に記載の外科手術ドレープ。
(項目130)
前記スクリーンは、貯蔵または輸送のためにサンプルを固着させるための閉鎖要素を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目131)
前記閉鎖要素は、ジッパ、ジップロック(登録商標)、接着シール、引きひも、クリップ、または弾性または共形化可能ワイヤを備える、項目130に記載の外科手術ドレープ。
(項目132)
前記スクリーンは、組織分析のための撮像モダリティと適合する透明領域を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目133)
前記スクリーンは、前記透明領域を通した可視化を可能にするために、前記縁または側に沿って前記容器から除去可能である、項目129または132のいずれか1項に記載の外科手術ドレープ。
(項目134)
前記スクリーンは、前記患者についての情報を表示するための面積を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目135)
前記面積は、前記患者についての情報を含有する事前印刷された標識をその上に受容するように構成される、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目136)
前記面積は、ユーザがその上に書き込むことを可能にするように構成される、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目137)
前記面積は、事前印刷された情報または臨床医注記を表示するための複数の部分面積を備える、項目134に記載の外科手術ドレープ。
(項目138)
前記スクリーンは、前記容器の圧潰とともに折畳するように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目139)
前記スクリーンの折畳は、排出/吸引ポートへの空気流を可能にするように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目140)
前記スクリーンは、インターリーブ様式で折畳するように構成される、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目141)
前記スクリーンは、凝血塊または無傷組織の捕捉を可能にするようにサイズ決めまたは成形される孔を備える、項目125に記載の外科手術ドレープ。
(項目142)
前記ドレープは、1つ以上の標識を備える、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目143)
前記1つ以上の標識は、前記ドレープを使用するための説明書と、1つ以上のアクセスポート孔の場所、1つ以上の穿孔の場所、1つ以上の取付点の場所、ドレープの区分が取り外され得る面積、前記患者上への前記ドレープの留置、手術台に対する前記ドレープの場所、前記手術台への前記ドレープの取付、前記手術台の近位の1つ以上の支持構造に対する前記ドレープの場所、または前記1つ以上の支持構造への前記ドレープの取付のうちの1つ以上のものに関する情報とを含む、項目142に記載の外科手術ドレープ。
(項目144)
前記ドレープは、前記ドレープの外側の非滅菌作業空間からの前記ユーザの非滅菌手が、前記ドレープの真下の滅菌野を汚染することなく前記経直腸デバイスまたは外科手術アームにアクセスし、それを操作することを可能にするために、少なくとも前記第1の部分または前記第2の部分において過剰な材料を含む、項目1に記載の外科手術ドレープ。
(項目145)
項目1に記載の外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記天蓋部分を備える第1の部分を提供することと、
前記経直腸デバイスが外科手術アームによって支持されるとき、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分とともに移動することが可能であるように、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆することと、
前記第2の部分が前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するように、前記第2の部分を前記第1の部分に結合することと
を含む、方法。
(項目146)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、
第1の部分であって、前記第1の部分は、前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にする、第1の部分と、
前記第1の部分に結合される第2の部分であって、前記第2の部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記第2の部分は、前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する穿孔を備える、第2の部分と
を備える、外科手術ドレープ。
(項目147)
前記第1の部分は、天蓋部分を備え、前記天蓋部分は、少なくとも部分的に、前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスが前記外科手術アームによって支持されるとき、前記経直腸デバイスの近位部分とともに移動するように構成される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目148)
前記ドレープの第1の部分は、前記患者の尿道の中に挿入される外科手術プローブを受容するようにサイズ決めされた開口部を備え、前記開口部は、前記天蓋部分に隣接して位置する、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目149)
前記第1の部分は、前記第1の部分を通した前記経直腸デバイスの視認を可能にし、前記外科手術プローブが前記患者の尿道の中に挿入されているとき、前記外科手術プローブの滅菌状態を維持する、項目148に記載の外科手術ドレープ。
(項目150)
前記第2の部分の穿孔は、前記開口部まで延在する、項目149に記載の外科手術ドレープ。
(項目151)
前記天蓋部分は、3次元空間を備え、前記3次元空間は、前記経直腸デバイスが前記3次元空間内で非制限様式で移動することを可能にされるように、前記経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目152)
前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積よりも大きい容積を備える、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目153)
前記天蓋部分の容積は、前記経直腸デバイスの近位部分によって占有される容積の少なくとも2倍の大きさである、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目154)
前記天蓋部分は、約0.05mm〜約3mm、随意に、約0.25mm〜約3mmに及ぶ厚さを有する薄い可撓性材料を含む、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目155)
前記天蓋部分は、自立構成においてその全容積未満まで圧潰するように構成される、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目156)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記経直腸デバイスの近位部分を被覆しているとき、その全容積未満まで圧潰するように構成される、項目152に記載の外科手術ドレープ。
(項目157)
前記3次元空間は、約750cm 3 〜約70,000cm 3 の範囲内の容積を画定する、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目158)
前記3次元空間は、略長方形形状を備える、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目159)
前記3次元空間は、異なるサイズおよび形状の複数の経直腸デバイスの近位部分を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目160)
前記天蓋部分は、前記天蓋部分が前記外科手術アームおよび前記経直腸デバイスの近位部分とともに集合的に移動するように、少なくとも前記経直腸デバイスに結合される外科手術アームまたは前記経直腸デバイスの近位部分の周囲で巻着するように構成される、項目147に記載の外科手術ドレープ。
(項目161)
前記第1の部分および前記第2の部分は、相互に取外可能に結合される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目162)
前記第1の部分および前記第2の部分は、一体部品としてともに形成される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目163)
前記第1の部分および前記第2の部分は、一体部品としてともに縫付される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目164)
前記第1の部分は、前記第2の部分において形成される切り抜きに結合される、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目165)
開口部を有する容器であって、前記外科手術処置の間に生成される廃棄物を受容および貯蔵するように構成される容器をさらに備える、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目166)
前記容器は、前記容器を前記第2の部分の上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するように構成されるアタッチメントを備える、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目167)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目166に記載の外科手術ドレープ。
(項目168)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目169)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目170)
前記容器部分は、前記天蓋部分を形成する材料の第2のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目171)
前記材料の第2のシートは、液体に不浸透性である、項目170に記載の外科手術ドレープ。
(項目172)
前記容器および前記天蓋部分は、同一の材料のシートから形成される、項目165に記載の外科手術ドレープ。
(項目173)
前記第2の部分は、液体に不浸透性である材料の第1のシートを含む、項目146に記載の外科手術ドレープ。
(項目174)
項目146に記載の前記外科手術ドレープと、前記経直腸デバイスとを備える、装置。
(項目175)
項目146に記載の前記外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にするために、前記第1の部分を提供することと、
前記第2の部分が前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するように、前記第2の部分を前記第1の部分に結合することと、
前記外科手術処置の間またはその後に前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する前記穿孔を使用することと
を含む、方法。
(項目176)
患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、
第1の部分であって、前記第1の部分は、前記患者の中に挿入される前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にする、第1の部分と、
容器部分であって、前記容器部分は、前記外科手術処置の間に生成される廃棄物を受容および貯蔵するために、前記第1の部分に結合され、前記容器部分は、前記容器を前記外科手術ドレープの上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するためのアタッチメントを備える、容器部分と、
を備える、外科手術ドレープ。
(項目177)
前記アタッチメントは、前記容器の開口部の2つの側から前記外科手術ドレープの第2の部分の上側部分に結合されるテザーを備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目178)
前記テザーは、手術台、前記手術台に取り付けられる構造、ベッド横板、外科手術アーム、または医師に結合される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目179)
前記アタッチメントは、手術台の一方の側または前記手術台の一方の端部に取り付けられるように構成されるUリングデバイスを備える、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目180)
前記第2の部分は、不透明である材料の第2のシートを含む、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目181)
前記第2の部分は、透光性である材料の第2のシートを含む、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目182)
前記第2の部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目183)
前記テザーは、接着タブと、ストラップとを備え、したがって、前記ストラップは、前記患者の胴または脚の周囲に巻着され、前記接着タブによって固着される、項目177に記載の外科手術ドレープ。
(項目184)
前記テザーは、前記患者の胴または脚を被覆する前記第2の部分の外面にわたって巻着される、項目183に記載の外科手術ドレープ。
(項目185)
前記容器は、前記廃棄物を排出するための排出孔を備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目186)
前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目187)
前記コネクタは、シールフランジを伴う退出ポートを備える、項目186に記載の外科手術ドレープ。
(項目188)
前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目189)
前記容器は、前記第1の部分を形成する材料の第1のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目190)
前記材料の第3のシートは、液体に不浸透性である、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目191)
前記材料の第3のシートは、透光性材料を含む、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目192)
前記材料の第1のシートは、液体に不浸透性である、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目193)
前記容器は、前記第1の部分に取外可能に結合される、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目194)
前記容器は、前記第1の部分の天蓋部分の下方にある、項目189に記載の外科手術ドレープ。
(項目195)
前記第1の部分は、透光性材料を含み、前記容器および前記第1の部分は、同一の材料のシートから形成される、項目176に記載の外科手術ドレープ。
(項目196)
項目176に記載の前記外科手術ドレープを使用する方法であって、
前記患者の外科手術処置の間に前記経直腸デバイスの視覚視認を可能にするために、前記第1の部分を提供することと、
前記外科手術ドレープの容器部分を前記外科手術ドレープの上側部分に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持することと、
前記容器部分によって前記廃棄物を受容および貯蔵することと
を含む、方法。
(項目197)
前記外科手術ドレープの第2の部分は、前記患者の足または脚のうちの1つ以上のものを被覆するように構成される、前記項目のいずれか1項に記載の方法または外科手術ドレープ。
(項目198)
前記ドレープの第2の部分は、前記患者からの前記外科手術ドレープの除去を補助するために、前記第2の部分の中間線に沿って延在する、またはそれに対する任意の角度またはオフセットにおける穿孔を備える、前記項目のいずれか1項に記載の方法または外科手術ドレープ。
(項目199)
前記外科手術ドレープは、前記患者の足または脚のうちの1つ以上のものを被覆するように構成される、前記項目のいずれか1項に記載の方法または装置。
Claims (15)
- 患者の外科手術処置の間に前記患者および経直腸デバイスを被覆するための外科手術ドレープであって、前記ドレープは、
天蓋部分であって、前記天蓋部分は、前記経直腸デバイスの近位部分を少なくとも部分的に被覆するようにサイズ決めおよび成形され、前記天蓋部分は、ユーザが、前記天蓋部分を通して前記経直腸デバイスを操作することを可能にするように構成される、天蓋部分と、
胴部分であって、前記胴部分は、前記天蓋部分に結合され、前記胴部分は、前記患者の胴の少なくとも一部を被覆するようにサイズ決めおよび成形される、胴部分と、
開口部を有する容器であって、前記容器は、前記外科手術処置の間に生成される体液、外科手術関連流体、組織、または残滓を含む廃棄物を受容および貯蔵するように構成される、容器と
を備える、外科手術ドレープ。 - 前記容器は、外科手術流体に不浸透性である材料を含み、約1cm3〜約70,000cm3の範囲内の貯蔵容積を提供するように構成される、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、外科手術吸引ポートと、前記容器の前記吸引ポートの閉塞を阻止するための多孔質構造とを備え、前記多孔質構造は、外壁上に孔を伴う管、スクリーン、メッシュ、ファブリック、格子、材料のシートに形成される複数の開口、連続気泡フォーム、スポンジ、スクリーン、穿孔付き管類マトリクス、ファブリック、焼結材料、またはチャネルを画定するためにともに保持される粒子のうちの1つ以上のものを備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記容器を第2の部分の上側部分に解放可能に取り付け、前記廃棄物を保持する前記容器を支持するように構成されるアタッチメントを備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、吸引システムに接続するように構成されるコネクタを前記容器の底部に備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記容器の下部内側に取り付けられるスクリーンを備え、前記廃棄物は、前記スクリーンを通過させられ、前記スクリーンは、前記組織を収集するように構成される、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記天蓋部分を形成する材料の第1のシートおよび前記胴部分を形成する第2のシートから分離可能である材料の第3のシートを含む、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器および前記天蓋部分は、同一の材料のシートから形成される、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記容器の1つ以上の構成を支持するための構造を備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、可撓性、半剛性、または剛性材料を含む、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記外科手術ドレープまたはその一部を貯蔵するための包装封入体としての役割を果たすように構成される、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、前記容器の構造形態を維持するために、1つ以上の柔軟な補剛要素を備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、流体流動および空気変位を維持するために一体型穿孔付き管類マトリクスを備え、前記穿孔付き管類マトリクスは、拡張外形構成において前記容器を維持するための堅性を備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、(1)吸引が流体に作用するための非遮断可能通路を提供することによって、または(2)材料が真空ポートにわたって折畳し、前記真空ポートを遮断することを防止する機構を提供することによって、前記容器からの流体の十分な吸引を確実にするように設計される、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
- 前記容器は、灌注または吸引ポンプから、またはスクリーンの上方または下方の排出ラインから流体を受け取るための1つ以上のポートを備える、請求項1に記載の外科手術ドレープ。
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