JP2009071096A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】多種のサージの入力に対して良好なゲート保護性能を発揮することができる双方向性ダイオードを有する半導体装置を提供する。
【解決手段】フィールド酸化膜6上には、ポリシリコンからなるツェナーダイオード9が形成されている。ツェナーダイオード9は、ゲート配線14とソース配線13との間に接続され、そのゲート配線−ソース間において交互に並ぶN+型領域10およびP型領域11を有している。ゲート配線14およびソース配線13は、それぞれ異なるN+型領域10に接続されており、それらのN+型領域10の間において、N+型領域10に接する2つのP型領域11の平面形状が異なり、P型領域11に隣接する2つのN+型領域10の平面形状が異なっている。
【選択図】図2
【解決手段】フィールド酸化膜6上には、ポリシリコンからなるツェナーダイオード9が形成されている。ツェナーダイオード9は、ゲート配線14とソース配線13との間に接続され、そのゲート配線−ソース間において交互に並ぶN+型領域10およびP型領域11を有している。ゲート配線14およびソース配線13は、それぞれ異なるN+型領域10に接続されており、それらのN+型領域10の間において、N+型領域10に接する2つのP型領域11の平面形状が異なり、P型領域11に隣接する2つのN+型領域10の平面形状が異なっている。
【選択図】図2
Description
この発明は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を備える半導体装置に関する。
たとえば、パワーMOSFETでは、サージの入力によるゲート絶縁膜の静電破壊を防止するため、ゲート−ソース間にツェナーダイオードなどの双方向性ダイオードが接続される。
図9は、パワーMOSFETのゲート−ソース間に接続されるツェナーダイオードの構造を模式的に示す断面図である。
図9は、パワーMOSFETのゲート−ソース間に接続されるツェナーダイオードの構造を模式的に示す断面図である。
パワーMOSFETが形成された半導体基板102上には、フィールド酸化膜104が形成されている。フィールド酸化膜104上には、ドープドポリシリコンからなるツェナーダイオード105が形成されている。ツェナーダイオード105は、両端にN+型領域106を有し、N+型領域106とP型領域107とが交互に連続して形成されている。
フィールド酸化膜104およびツェナーダイオード105上には、層間絶縁膜108が積層されている。層間絶縁膜108上には、パワーMOSFETのゲート電極と電気的に接続されたゲート配線109と、パワーMOSFETのソース電極と電気的に接続されたソース配線110とが電気的に分離して形成されている。
フィールド酸化膜104およびツェナーダイオード105上には、層間絶縁膜108が積層されている。層間絶縁膜108上には、パワーMOSFETのゲート電極と電気的に接続されたゲート配線109と、パワーMOSFETのソース電極と電気的に接続されたソース配線110とが電気的に分離して形成されている。
層間絶縁膜108には、ゲート配線109と一端のN+型領域106aとが対向する部分に、ビアホール111が貫通形成されている。ゲート配線109は、ビアホール111に入り込み、N+型領域106aと電気的に接続されている。また、層間絶縁膜108には、ソース配線110と他端のN+型領域106bとが対向する部分に、ビアホール112が貫通形成されている。ソース配線110は、ビアホール112に入り込み、N+型領域106aと電気的に接続されている。
特公平5−16192号公報
この図9に示す従来構造では、N+型領域106およびP型領域107は、同じ形状に形成されている。したがって、互いに隣接するN+型領域106とP型領域107とからなる複数のダイオードは、同じ寄生抵抗および寄生容量を有している。そのため、ツェナーダイオード105は、特定の種類のサージの入力に対して良好なゲート保護性能を発揮することができても、サージの種類によっては、十分なゲート保護性能を発揮することができないおそれがあった。
そこで、この発明の目的は、多種のサージの入力に対して良好なゲート保護性能を発揮することができる双方向性ダイオードを有する、半導体装置を提供することにある。
前記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、半導体層と、前記半導体層に形成されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、前記MOSFETのゲート電極と電気的に接続されるゲート配線と、前記MOSFETのソース領域と電気的に接続されるソース配線と、前記半導体層の表面に形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上にポリシリコンを用いて形成され、前記ゲート配線と前記ソース配線との間に接続されており、前記ゲート配線と前記ソース配線との間において交互に並ぶ第1導電型領域および第2導電型領域を有する双方向性ダイオードとを備え、前記ゲート配線は、一の前記第1導電型領域に接続され、前記ソース配線は、前記ゲート配線が接続された前記第1導電型領域とは異なる他の前記第1導電型領域に接続され、前記第1導電型領域の両側に接する2つの前記第2導電型領域は、互いに平面形状が異なり、前記第2導電型領域の両側に接する2つの前記第1導電型領域は、互いに平面形状が異なる、半導体装置である。
この構成によれば、半導体層には、MOSFETが形成されている。半導体層の表面には、絶縁膜が形成されている。絶縁膜上には、ポリシリコンからなる双方向性ダイオードが形成されている。双方向性ダイオードは、ゲート配線とソース配線との間に接続され、そのゲート−ソース間において交互に並ぶ第1導電型領域および第2導電型領域を有している。ゲート配線およびソース配線は、それぞれ異なる第1導電型領域に接続されており、それらの第1導電型領域の間において、第1導電型領域に接する2つの第2導電型領域の平面形状が異なり、第2導電型領域に接する2つの第1導電型領域の平面形状が異なっている。そのため、ゲート−ソース間において、互いに接する第1導電型領域と第2導電型領域とからなる複数のダイオードは、それぞれが異なった寄生抵抗および寄生容量を有している。よって、双方向性ダイオードは、多種のサージの入力に対して良好なゲート保護性能を発揮することができる。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式的な断面図である。
半導体装置1において、N+型(高濃度N型)の半導体基板2上には、N−型(低濃度N型)のエピタキシャル層(半導体層)3が形成されている。また、半導体基板2の裏面(エピタキシャル層3が形成されている側とは反対側の面)には、ドレイン電極(図示せず)が形成されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置の構造を示す模式的な断面図である。
半導体装置1において、N+型(高濃度N型)の半導体基板2上には、N−型(低濃度N型)のエピタキシャル層(半導体層)3が形成されている。また、半導体基板2の裏面(エピタキシャル層3が形成されている側とは反対側の面)には、ドレイン電極(図示せず)が形成されている。
エピタキシャル層3の表層部には、P型のボディ領域4が選択的に形成されている。ボディ領域4の表層部には、N+型のソース領域5がボディ領域4の周縁と間隔を空けて形成されている。ソース領域5の中央部は、ボディ領域4とのコンタクトのためのP型領域となっている。
エピタキシャル層3の表面には、フィールド酸化膜6がボディ領域4と間隔を空けて形成されている。
エピタキシャル層3の表面には、フィールド酸化膜6がボディ領域4と間隔を空けて形成されている。
ソース領域5とフィールド酸化膜6との間において、エピタキシャル層3の表面上には、ゲート絶縁膜8が形成されている。ゲート絶縁膜8上には、ゲート電極7が形成されている。また、フィールド酸化膜6上には、フィールドプレート18がゲート電極7と一体的に形成されている。これにより、半導体装置1には、MOSFET20が形成されている。
フィールド酸化膜6上には、ポリシリコンからなるツェナーダイオード9が形成されている。
ゲート電極7、フィールドプレート18およびツェナーダイオード9は、層間絶縁膜12によって被覆されている。層間絶縁膜12は、層間絶縁膜12上には、Al(アルミニウム)からなるソース配線13およびゲート配線14が電気的に分離して形成されている。そして、層間絶縁膜12には、ボディ領域4に臨むコンタクトホール15と、ツェナーダイオード9の後述するN+型領域10aに臨むビアホール16とが貫通形成されている。ソース配線13は、コンタクトホール15を介して、ボディ領域4およびソース領域5に接続されている。また、ソース配線13は、ビアホール16を介して、N+型領域10aに接続されている。
ゲート電極7、フィールドプレート18およびツェナーダイオード9は、層間絶縁膜12によって被覆されている。層間絶縁膜12は、層間絶縁膜12上には、Al(アルミニウム)からなるソース配線13およびゲート配線14が電気的に分離して形成されている。そして、層間絶縁膜12には、ボディ領域4に臨むコンタクトホール15と、ツェナーダイオード9の後述するN+型領域10aに臨むビアホール16とが貫通形成されている。ソース配線13は、コンタクトホール15を介して、ボディ領域4およびソース領域5に接続されている。また、ソース配線13は、ビアホール16を介して、N+型領域10aに接続されている。
さらに、層間絶縁膜12には、ツェナーダイオード9の後述するN+型領域10cに臨むビアホール17が貫通形成されている。ゲート配線14は、ビアホール17を介して、
N+型領域10cに接続されている。
図2は、ツェナーダイオード9の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10bの外側には、N+型領域10bを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10bに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11bの外側には、P型領域11bを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10cが、P型領域11bに接して形成されている。N+型領域10cの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。
N+型領域10cに接続されている。
図2は、ツェナーダイオード9の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10bの外側には、N+型領域10bを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10bに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11bの外側には、P型領域11bを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10cが、P型領域11bに接して形成されている。N+型領域10cの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、互いに接するN+型領域とP型領域とからなる複数のダイオードは、それぞれが異なった寄生抵抗および寄生容量を有している。よって、ツェナーダイオード9は、多種のサージの入力に対して良好なゲート保護性能を発揮することができる。
図3は、ツェナーダイオード9の他の構造を示す図解的な平面図である。
図3に示すツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のN+型領域10cが、N+型領域10bと間隔を空けて形成されている。N+型領域10bとN+型領域10cとの間の領域ならびにN+型領域10bおよびN+型領域10cの周囲の領域には、P型領域11bがN+型領域10bおよびN+型領域10cに接して形成されている。
図3に示すツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のN+型領域10cが、N+型領域10bと間隔を空けて形成されている。N+型領域10bとN+型領域10cとの間の領域ならびにN+型領域10bおよびN+型領域10cの周囲の領域には、P型領域11bがN+型領域10bおよびN+型領域10cに接して形成されている。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
図4は、ツェナーダイオード9のさらに他の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10bの外側には、N+型領域10bを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10bに接して形成されている。P型領域11bは、1つの辺が他の辺よりも幅広に形成されている。また、平面視長方形状のN+型領域10cが、P型領域11bにおける幅広に形成された1つの辺の外側に隣接して形成されている。N+型領域10cの長辺(P型領域11bと隣接する辺)の長さは、P型領域11bにおける幅広に形成された1つの辺の長さと等しい。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10bの外側には、N+型領域10bを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10bに接して形成されている。P型領域11bは、1つの辺が他の辺よりも幅広に形成されている。また、平面視長方形状のN+型領域10cが、P型領域11bにおける幅広に形成された1つの辺の外側に隣接して形成されている。N+型領域10cの長辺(P型領域11bと隣接する辺)の長さは、P型領域11bにおける幅広に形成された1つの辺の長さと等しい。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
図5は、ツェナーダイオード9のさらに他の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視略正方形状のN+型領域10aおよび平面視長方形状のN+型領域10cを有している。N+型領域10cは、N+型領域10aと間隔を空けて形成されている。N+型領域10cの長辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さと等しく、短辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも短い。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10cの外側には、N+型領域10cを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10cに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aとP型領域11bとの間には、間隔が設けられている。P型領域11aとP型領域11bとの間の領域ならびにP型領域11aおよびP型領域11bの周囲の領域には、N+型領域10bがP型領域11aおよびP型領域11bに接して形成されている。
ツェナーダイオード9は、平面視略正方形状のN+型領域10aおよび平面視長方形状のN+型領域10cを有している。N+型領域10cは、N+型領域10aと間隔を空けて形成されている。N+型領域10cの長辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さと等しく、短辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも短い。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。N+型領域10cの外側には、N+型領域10cを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10cに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aとP型領域11bとの間には、間隔が設けられている。P型領域11aとP型領域11bとの間の領域ならびにP型領域11aおよびP型領域11bの周囲の領域には、N+型領域10bがP型領域11aおよびP型領域11bに接して形成されている。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
図6は、ツェナーダイオード9のさらに他の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域を取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のP型領域11bが、N+型領域10bにおける1つの辺の外側に隣接して形成されている。P型領域11bの長辺(N+型領域10bと隣接する辺)の長さは、N+型領域10bにおけるP型領域11bと隣接する辺の長さと等しい。P型領域11bに対してN+型領域10bと反対側には、平面視長方形状のN+型領域10cが形成されている。N+型領域10cは、P型領域11bに隣接し、その長辺(P型領域11bと隣接する辺)の長さは、P型領域11bの長辺の長さと等しい。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域を取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のP型領域11bが、N+型領域10bにおける1つの辺の外側に隣接して形成されている。P型領域11bの長辺(N+型領域10bと隣接する辺)の長さは、N+型領域10bにおけるP型領域11bと隣接する辺の長さと等しい。P型領域11bに対してN+型領域10bと反対側には、平面視長方形状のN+型領域10cが形成されている。N+型領域10cは、P型領域11bに隣接し、その長辺(P型領域11bと隣接する辺)の長さは、P型領域11bの長辺の長さと等しい。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
図7は、ツェナーダイオード9のさらに他の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視略正方形状のN+型領域10aおよび平面視長方形状のN+型領域10cを有している。N+型領域10cは、N+型領域10aと間隔を空けて形成されている。N+型領域10cの長辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも長く、短辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも短い。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、N+型領域10cの外側には、N+型領域10cを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10cに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11bは、N+型領域10bの1辺と隣接しており、その長手方向(隣接方向と直交する方向)の長さは、N+型領域10bにおけるP型領域11bと隣接する辺の長さと等しい。
ツェナーダイオード9は、平面視略正方形状のN+型領域10aおよび平面視長方形状のN+型領域10cを有している。N+型領域10cは、N+型領域10aと間隔を空けて形成されている。N+型領域10cの長辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも長く、短辺の長さは、N+型領域10aの1辺の長さよりも短い。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11aの外側には、P型領域11aを取り囲む平面視四角環状のN+型領域10bが、P型領域11aに接して形成されている。N+型領域10bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、N+型領域10cの外側には、N+型領域10cを取り囲む平面視四角環状のP型領域11bが、N+型領域10cに接して形成されている。P型領域11bの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。P型領域11bは、N+型領域10bの1辺と隣接しており、その長手方向(隣接方向と直交する方向)の長さは、N+型領域10bにおけるP型領域11bと隣接する辺の長さと等しい。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
図8は、ツェナーダイオード9のさらに他の構造を示す図解的な平面図である。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のN+型領域10bが、P型領域11aにおける1つの辺の外側に隣接して形成されている。N+型領域10bの長辺(P型領域11aと隣接する辺)の長さは、P型領域11aにおけるN+型領域10bと隣接する辺の長さと等しい。N+型領域10bに対してP型領域11aと反対側には、平面視長方形状のP型領域11bが形成されている。P型領域11bは、N+型領域10bに接し、その長辺(N+型領域10bと隣接する辺)の長さは、N+型領域10bの長辺の長さと等しい。P型領域11bに対してN+型領域10bと反対側には、平面視長方形状のN+型領域10cが形成されている。N+型領域10cは、P型領域11bに接し、その長辺(隣接方向と直交する方向)の長さは、N+型領域10bの長辺の長さと等しく、短辺の長さは、N+型領域10bの短辺の長さよりも大きい。
ツェナーダイオード9は、平面視四角形状のN+型領域10aを有している。N+型領域10aの外側には、N+型領域10aを取り囲む平面視四角環状のP型領域11aが、N+型領域10aに接して形成されている。P型領域11aの各辺に相当する部分は、同一の幅を有している。また、平面視長方形状のN+型領域10bが、P型領域11aにおける1つの辺の外側に隣接して形成されている。N+型領域10bの長辺(P型領域11aと隣接する辺)の長さは、P型領域11aにおけるN+型領域10bと隣接する辺の長さと等しい。N+型領域10bに対してP型領域11aと反対側には、平面視長方形状のP型領域11bが形成されている。P型領域11bは、N+型領域10bに接し、その長辺(N+型領域10bと隣接する辺)の長さは、N+型領域10bの長辺の長さと等しい。P型領域11bに対してN+型領域10bと反対側には、平面視長方形状のN+型領域10cが形成されている。N+型領域10cは、P型領域11bに接し、その長辺(隣接方向と直交する方向)の長さは、N+型領域10bの長辺の長さと等しく、短辺の長さは、N+型領域10bの短辺の長さよりも大きい。
これにより、N+型領域10bに接する2つのP型領域11a,11bは、互いに平面形状が異なっている。また、P型領域11aに接する2つのN+型領域10a,10bは、互いに平面形状が異なり、P型領域11bに接する2つのN+型領域10b,10cは、互いに平面形状が異なっている。そのため、この構成によっても、図2に示す構成と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。たとえば、半導体装置1の各半導体部分の導電型を反転した構成が採用されてもよい。すなわち、半導体装置1において、P型の部分がN型であり、N型の部分がP型であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 半導体装置
2 半導体基板(半導体層)
3 エピタキシャル層(半導体層)
5 ソース領域
6 フィールド酸化膜(絶縁膜)
7 ゲート電極
9 ツェナーダイオード
10 N+型領域(第1導電型領域)
11 P型領域(第2導電型領域)
13 ソース配線
14 ゲート配線
20 MOSFET
2 半導体基板(半導体層)
3 エピタキシャル層(半導体層)
5 ソース領域
6 フィールド酸化膜(絶縁膜)
7 ゲート電極
9 ツェナーダイオード
10 N+型領域(第1導電型領域)
11 P型領域(第2導電型領域)
13 ソース配線
14 ゲート配線
20 MOSFET
Claims (1)
- 半導体層と、
前記半導体層に形成されたMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)と、
前記MOSFETのゲート電極と電気的に接続されるゲート配線と、
前記MOSFETのソース領域と電気的に接続されるソース配線と、
前記半導体層の表面に形成された絶縁膜と、
前記絶縁膜上にポリシリコンを用いて形成され、前記ゲート配線と前記ソース配線との間に接続されており、前記ゲート配線と前記ソース配線との間において交互に並ぶ第1導電型領域および第2導電型領域を有する双方向性ダイオードとを備え、
前記ゲート配線は、一の前記第1導電型領域に接続され、
前記ソース配線は、前記ゲート配線が接続された前記第1導電型領域とは異なる他の前記第1導電型領域に接続され、
前記第1導電型領域の両側に接する2つの前記第2導電型領域は、互いに平面形状が異なり、
前記第2導電型領域の両側に接する2つの前記第1導電型領域は、互いに平面形状が異なる、半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007238878A JP2009071096A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007238878A JP2009071096A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009071096A true JP2009071096A (ja) | 2009-04-02 |
Family
ID=40607033
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007238878A Pending JP2009071096A (ja) | 2007-09-14 | 2007-09-14 | 半導体装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2009071096A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5867623B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2016-02-24 | 富士電機株式会社 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
JP2021141176A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
-
2007
- 2007-09-14 JP JP2007238878A patent/JP2009071096A/ja active Pending
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