JP2009069533A - マゼンタトナー、並びにそれを用いたトナーキット及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂と、マゼンタ顔料と、帯電制御剤とを含むマゼンタトナーであって、前記帯電制御剤の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をXcca(質量部)とし、前記マゼンタ顔料の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をYpig(質量部)とすると、次式、5≦(Xcca)×(Ypig)≦30、かつ0.2≦(Xcca)/(Ypig)≦0.5を満たすマゼンタトナー、及び該マゼンタトナーを用いたトナーキットである。
【選択図】なし
Description
このようなハードコピー技術は、フルカラーへの展開が急速になりつつあり、フルカラーの市場は特に拡大している。フルカラー電子写真法によるカラー画像は一般に3原色であるイエロー、マゼンタ、及びシアンの3色のカラートナー、又はそれに黒色トナーを加えた4色を用いて全ての色の再現を行っている。これら各トナー毎に帯電、露光、現像、転写のプロセスを繰り返し、記録媒体上に複数色のトナーからなるトナー画像を形成し、このトナー画像を溶融し、混合(混色)させて、記録媒体上に定着させることによりフルカラー画像を形成している。
また、選択される顔料は、さまざまな目的や用途に応じて選択して用いられるが、マゼンタ色に関してはC.I.Pigment Red122に代表されるキナクリドン顔料が、発色性が良く、幅広い色再現性を求める場合には選択される。例えば、特許文献1には、マゼンタ顔料としてC.I.Pigment Red122を用い、各色の顔料添加量を、その着色力により調整する色再現性の高いフルカラートナーについて提案されている。
これらの課題を解決するために帯電性の高い帯電制御剤及び外添剤を添加すると、より透明性及び色相の低下を招き、更に色相の低下を解決するために顔料を添加すると帯電性の低下が生じるという悪循環に陥る。
また、顔料を選択したマゼンタトナーを用いたトナーキットはマゼンタと他の色との帯電性が異なる。このように帯電性が異なるとトナーの現像性が異なりトナーの付着量が一定とならないため二次色の再現性が悪くなる。外添剤による帯電性の調整では透明性及び色相の低下が生じる。この場合、帯電部材による各色の調整により現像性の調整は可能であるが、帯電部材の劣化や環境特性など、その他の特性について各色で異なる課題が生じ、その調整は非常に困難である。
<1> 少なくとも結着樹脂、マゼンタ顔料、及び帯電制御剤を含むマゼンタトナーであって、
前記帯電制御剤の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をXcca(質量部)とし、前記マゼンタ顔料の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をYpig(質量部)とすると、次式、5≦(Xcca)×(Ypig)≦30、かつ0.2≦(Xcca)/(Ypig)≦0.5を満たすことを特徴とするマゼンタトナーである。
<2> 帯電制御剤の結着樹脂100質量部に対する含有量がXcca1(質量部)の時のトナー帯電量を|Q1%|、帯電制御剤の結着樹脂100質量部に対する含有量がXcca2(質量部)の時のトナー帯電量を|Q2%|とすると、次式、Xcca1<Xcca2、かつ|Q1%|>|Q2%|を満たす前記<1>に記載のマゼンタトナーである。
<3> 帯電制御剤が、ホウ素系錯体化合物である前記<1>から<2>のいずれかに記載のマゼンタトナーである。
<4> 帯電制御剤の含有量が、結着樹脂100質量部に対し0.5質量部〜4質量部である前記<1>から<3>のいずれかに記載のマゼンタトナーである。
<5> 結着樹脂が、ポリエステル系樹脂である前記<1>から<4>のいずれかに記載のマゼンタトナーである。
<6> マゼンタ顔料が、C.I.Pigment Red122である前記<1>から<5>のいずれかに記載のマゼンタトナーである。
<7> マゼンタ顔料の含有量が、結着樹脂100質量部に対し5質量部〜12質量部である前記<1>から<6>のいずれかに記載のマゼンタトナーである。
<8> 少なくとも結着樹脂と、顔料と、帯電制御剤とを含むカラートナーを有するトナーキットであって、
前記カラートナーが、少なくともイエロートナーと、前記<1>から<7>のいずれかに記載のマゼンタトナーと、シアントナーとを含み、これらトナーが、いずれも同一種類の帯電制御剤を含有し、
前記マゼンタトナーにおける帯電制御剤の含有量Xmが、前記イエロートナーにおける帯電制御剤の含有量Xy、及び前記シアントナーにおける帯電制御剤の含有量Xcより小さい(Xm<Xy、Xm<Xc)ことを特徴とするトナーキットである。
<9> 結着樹脂が、ポリエステル系樹脂である前記<8>に記載のトナーキットである。
<10> イエロートナーにおけるイエロー顔料が、C.I.Pigment Yellow74である前記<8>から<9>のいずれかに記載のトナーキットである。
<11> シアントナーにおけるシアン顔料が、C.I.Pigment Blue15:3である前記<8>から<10>のいずれかに記載のトナーキットである。
<12> 前記<8>から<11>のいずれかに記載のトナーキットを製造する方法であって、
トナーキットにおける各トナー材料を混合した後、オープンロール型混練機で混練して各トナーを製造することを特徴とするトナーキットの製造方法である。
前記帯電制御剤の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をXcca(質量部)とし、前記マゼンタ顔料の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をYpig(質量部)とすると、次式、5≦(Xcca)×(Ypig)≦30、かつ0.2≦(Xcca)/(Ypig)≦0.5を満たす。
本発明のトナーキットは、少なくとも結着樹脂と、顔料と、帯電制御剤とを含むカラートナーを有し、
前記カラートナーが、少なくともイエロートナーと、本発明の前記マゼンタトナーと、シアントナーとを含み、これらトナーが、いずれも同一種類の帯電制御剤を含有し、
前記マゼンタトナーにおける帯電制御剤の含有量Xmが、前記イエロートナーにおける帯電制御剤の含有量Xy、及び前記シアントナーにおける帯電制御剤の含有量Xcより小さい(Xm<Xy、Xm<Xc)ことを特徴とする。
また、本発明の前記マゼンタトナーを用いた本発明のトナーキットにおいて、マゼンタトナーと他の色のトナーの帯電を調整するために、マゼンタトナーにのみ帯電制御剤として、添加量を増やすほど帯電量が増加するものを選択すれば、帯電性を調整することが可能となるが、帯電制御剤の種類が異なるため帯電立ち上がり性や環境安定性が異なってしまう。
したがって、本発明のマゼンタトナーに用いる帯電制御剤の添加量をシアントナー及びイエロートナーよりも少なくすることにより、同等の帯電性を有し、帯電が低くトナー飛散が生じる、或いは帯電が高く画像濃度が低いなどの不具合のないトナーキットを得ることができる。
本発明のトナーキットの製造方法においては、オープンロール混練機で製造することにより、高いせん断力を与えることができるため、顔料分散性が向上し、より着色力の高いトナーキットを得ることができる。
本発明のマゼンタトナーは、少なくとも結着樹脂と、マゼンタ顔料と、帯電制御剤とを含み、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
本発明のトナーキットは、少なくとも結着樹脂と、顔料と、帯電制御剤とを含み、更に必要に応じてその他の成分を含むカラートナーを有する。
前記カラートナーが、少なくともイエロートナーと、本発明の前記マゼンタトナーと、シアントナーとを含み、更に必要に応じてその他の色のトナーを含んでなる。
以下、本発明のマゼンタトナー及び本発明のトナーキットについて詳細に説明する。
前記(Xcca)×(Ypig)が、5未満であると、帯電制御剤又はマゼンタ顔料が少ないため帯電が高くなり画像濃度が低すぎることがあり、30を超えると、帯電制御剤或いはマゼンタ顔料が多いため帯電が低くなりトナー飛散や地かぶりなどが生じることがある。
前記(Xcca)/(Ypig)が、0.2未満であると、マゼンタ顔料が多すぎて分散が悪くなり、色再現性が悪くなるか、あるいは帯電制御剤の含有量が少ないため、環境安定性が得られなかったり、帯電立ち上がり性が悪くなることがあり、0.5を超えると、マゼンタ顔料が少ないため十分な発色が得られない、或いは帯電制御剤が多いために重ね合わせによる二次色の発色が悪くなることがある。
Xcca1≧Xcca2、かつ|Q1%|≦|Q2%|であると、マゼンタトナーの帯電制御剤添加量が、他のトナーの添加量よりも多くなるため、より二次色の発色が悪くなることがある。
前記Xmが前記Xy及びXcよりも大きいと、マゼンタの顔料添加量がより多くなり、顔料分散性が低下して、二次色の色再現性が悪くなることがある。
本発明のマゼンタトナーは、帯電制御剤としてホウ素系錯体化合物を含有することが好ましい。
本発明のトナーキットにおいては、前記イエロートナー、前記マゼンタトナー、及び前記シアントナーは、同一種類の帯電制御剤を含有する。
前記ホウ素系錯体化合物としては、例えばLR147(日本カーリット株式会社製)などが挙げられる。
前記ホウ素系錯体化合物は、無色でありかつホウ素有機アニオン性成分とカチオン性成分との中和塩構造を有しており、ホウ素の電子受容性、中和塩型の構造、有機官能基などの効果により、該化合物自体及び該化合物をポリマー等に分散もしくは溶解した複合材料の電子及びイオンの少なくともいずれかの交換、移動が促進されることによるものと推測される。
イエロートナーにおける帯電制御剤としてのホウ素系錯体化合物の添加量は、前記結着樹脂100質量部に対し3質量部〜10質量部が好ましい。
シアントナーにおける帯電制御剤としてのホウ素系錯体化合物の添加量は、前記結着樹脂100質量部に対し3質量部〜10質量部が好ましい。
前記結着樹脂としては、ポリエステル系樹脂が好ましい。前記結着樹脂としてポリエステル系樹脂を用いることにより、良好な帯電性を有し、透明性が高いため彩度の高いマゼンタトナー或いはそれを用いたトナーキットを得ることができる。また、前記ポリエステル系樹脂は、熱特性の制御の観点から、フルカラー用として好適に用いられている。
前記多価アルコールのうち、2価アルコール成分としては、例えばエチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、1,5−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、ネオペンチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ビスフェノールA、水素添加ビスフェノールA、ポリオキシエチレン化ビスフェノールA、ポリオキシプロピレン化ビスフェノールA等のビスフェノールAアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
前記多価アルコール成分のうち、3価以上のアルコール成分としては、例えばグリセリン、ソルビトール、1,2,3,6−へキサンテトラオール、1,4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,5−ペンタントリオール、2−メチルプロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1,3,5−トリヒドロキシメチルベンゼンなどが挙げられる。
前記多価カルボン酸成分のうち、3価以上のカルボン酸成分としては、例えば1,2,4−ベンゼントリカルボン酸(トリメリット酸)、1,2,5−ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタンテトラカルボン酸、ピロメリット酸、エンポール三量体酸、又はこれらの酸の無水物や低級アルキルエステル等が挙げられる。
前記顔料としては、マゼンタトナー、イエロートナー、シアントナー、及びブラックトナーの各色について、以下のものを用いることができる。
前記マゼンタトナーにおけるマゼンタ顔料としては、色味の点からカラーインデックスにより分類されるC.I.Pigment Red122を好適に用いる。マゼンタトナーの理想的な色相としては、分光特性として500nm〜600nmの波長で吸収領域を有し、400nm〜500nm及び600nm〜700nmで反射することである。C.I.Pigment Red122は、現在、安全性などを考慮した上で、最も理想的な色相を有している。
前記マゼンタトナーにおけるマゼンタ顔料の含有量は、前記マゼンタトナーにおける結着樹脂100質量部に対し5質量部〜12質量部が好ましい。この範囲において、着色性の高く、彩度が良好で、色再現性の高いトナーキットを得ることができる。前記マゼンタ顔料の含有量が、5質量部未満であると、着色力が低すぎて、画像濃度が低いことがあり、12質量部を超えると、分散性が悪く、彩度も低下することがある。
前記イエロートナーにおけるイエロー顔料の含有量は、前記イエロートナーにおける結着樹脂100質量部に対し3質量部〜10質量部が好ましい。
前記シアントナーにおけるイエロー顔料としては、例えばC.I.Pigment Blue15:3、C.I.Pigment Blue16、C.I.SOL.Blue55、C.I.SOL.Blue70、などが挙げられる。これらの中でも、C.I.Pigment Blue15:3が色味の点から特に好ましい。
前記シアントナーにおけるシアン顔料の含有量は、前記シアントナーにおける結着樹脂100質量部に対し3量部〜10質量部が好ましい。
前記ブラックトナーにおけるブラック顔料としては、カーボンブラックが好適である。前記カーボンブラックとしては、チャンネルブラック、ロースブラック、ディスクブラック、ガスファーネスブラック、オイルファーネスブラック、アセチレンブラックなどの、従来公知の様々なカーボンブラックの中から、適宜選択することができる。
前記ブラックトナーにおけるカーボンブラックの含有量は、前記ブラックトナーにおける結着樹脂100質量部に対し2質量部〜10質量部が好ましい。
前記ワックスとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、天然ワックス、合成ワックスなどが挙げられる。
前記天然ワックスとしては、動物由来の蜜蝋、鯨蝋、セラック蝋、植物由来のカルナバ蝋、木蝋、米糠蝋(ライスワックス)、キャンデリラワックス、石油由来のパラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、鉱物由来のモンタンワックス、オゾケライトなどが挙げられる。
前記合成ワックスとしては、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、油脂系合成ワックス(エステル、ケトン類、アミド)、水素化ワックスなどが挙げられる。
これらの中でも、近年の低融点化、高速化などに適応するため示差走査熱量分析計による吸熱ピークが70℃〜100℃のものが好適である。
前記樹脂微粒子としては、例えばソープフリー乳化重合や懸濁重合、分散重合によって得られるポリスチレン;メタクリル酸エステル、アクリル酸エステルの共重合体;シリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロン等の縮重合系;メラミン系樹脂などが挙げられる。
前記外添剤の含有量は、トナー母体粒子100質量部に対し0.01質量部〜5質量部が好ましく、0.1質量部〜3質量部がより好ましい。
本発明のトナーキットの製造方法は、本発明の前記トナーキットを製造する方法であって、前記トナーキットにおける各トナー材料を混合した後、オープンロール型混練機で混練して各トナーを製造する。
前記トナーキットにおける各トナーは、トナー材料を前混合、混練、冷却、粉砕、分級の各工程を経て製造される。
前記混練に用いる混練機としては、オープンロール型混練機が好適に用いられる。前記オープンロール型混練機は、低温高粘度で混練することができるため、低温での混練が可能となり、高いせん断力を与えることができるため、顔料分散性は向上し、高い着色力と、高い彩度、幅広い色再現性を有するトナーを製造することができる。
前記オープンロール型混練機としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、連続式であることから三井鉱山株式会社製のオープンロール型混練機が好適に用いられる。前記三井鉱山株式会社製のオープンロール型混練機としては、MOS160−560型、MOS300−1050型、MOS380−1330などが挙げられる。これらの型番は前の数字がロールの直径、後ろの数字がロールの長手方向の有効長を示す。
前記トナーの質量平均粒径は、例えば、コールターマルチサイザーII(コールター社製)を用いて測定することができる。
本発明のトナーキットにおける各トナーは、非磁性一成分用現像剤としても二成分現像剤としても用いることができる。
前記二成分用現像剤に用いるキャリアとしては鉄粉、フェライトなどが用いられ、必要に応じてアクリル樹脂、フッ素樹脂などをコートすることができる。前記キャリアの体積平均粒径は20μm〜100μmが好ましく、30μm〜60μmがより好ましい。
−スチレン−アクリル樹脂の合成−
反応器内にクメン200質量部を入れ、還流温度まで昇温し、スチレンモノマー75質量部と、n−ブチルアクリレート25質量部とを加え、ジターシャルブチルパーオキサイドを開始剤として4時間重合した。その後、クメンを除去して、スチレン−アクリル樹脂を合成した。
−ポリエステル樹脂の合成−
攪拌装置、温度計、窒素導入口、流下式コンデンサー、及び冷却管付き4つ口セパラブルフラスコ内に、ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン740g、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン300g、テレフタル酸ジメチル466g、イソドデセニル無水コハク酸80g、1,2,4−ベンゼントリカルボン酸トリn−ブチル114gをエステル化触媒とともに加えた。窒素雰囲気下で前半210℃まで常圧昇温し、後半210℃減圧にて撹拌しつつ反応させ、ポリエステル樹脂を合成した。
下記表1−1及び表1−2に示す処方のトナー材料をヘンシェルミキサーにて混合した後、オープンロール型混練機(三井鉱山株式会社製、MOS160−560型)、及び二軸押し出し混練機(池貝株式会社製、PCM30型)で混練した。次いで、冷却後、気流式粉砕機にて粉砕した後、ロータリー式分級機にて分級し、トナー母体粒子を作製した。
得られた各トナー母体粒子について、以下のようにして測定したトナー母体粒子の質量平均粒径を表1−2に示す。
トナー母体粒子の質量平均粒径は、コールターカウンター法により、コールターマルチサイザーII(コールター社製)を用いて、測定した。
まず、電解液100ml〜150ml中に分散剤として界面活性剤(アルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1ml〜5ml添加した。電解液としては1級塩化ナトリウムを用いて1質量%のNaCl水溶液(ISOTON−II、コールター社製)を用いた。次いで、測定試料を固形分にして2mg〜20mg加えた。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で1〜3分間分散処理を行い、前記測定装置により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、トナーの質量、及び個数を測定して、質量分布と個数分布を算出した。得られた分布から、トナーの質量平均粒径を求めた。
チャンネルとしては、2.00μm以上2.52μm未満;2.52μm以上3.17μm未満;3.17μm以上4.00μm未満;4.00μm以上5.04μm未満;5.04μm以上6.35μm未満;6.35μm以上8.00μm未満;8.00μm以上10.08μm未満;10.08μm以上12.70μm未満;12.70μm以上16.00μm未満;16.00μm以上20.20μm未満;20.20μm以上25.40μm未満;25.40μm以上32.00μm未満;32.00μm以上40.30μm未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00μm以上乃至40.30μm未満の粒子を対象とする。
実施例では、添加することにより帯電性が低下する帯電制御剤としてホウ素系錯体化合物(LR147、日本カーリット株式会社製)と、帯電性が上昇する帯電制御剤としてサリチル酸亜鉛錯体化合物(E−84、オリエント化学株式会社製)を使用した。
帯電制御剤の帯電性を確認するため、結着樹脂としてポリエステル樹脂100質量部と、各帯電制御剤を1質量部、又は4質量部添加し、混練し、粉砕し、分級した後、質量平均粒径が9μmの帯電性評価用トナーを作製した。該トナー5質量%と、体積平均粒径50μmのフェライトキャリア95質量%とをボールミルで60分間攪拌して、ブローオフ法にて帯電量を測定した。各帯電制御剤を用いた際の添加量が1質量部のときの帯電量〔Q1〕及び添加量が4質量部のときの帯電量〔Q2〕とした。結果を表1−3に示す。
−マゼンタトナー1〜21の作製−
上記表1−1及び表1−2に記載のトナーから、下記表2に示すマゼンタトナーを用意した。
調製したマゼンタトナー1〜21を5質量%と、体積平均粒径40μmのフェライトキャリア95質量%とを混合して、マゼンタトナー1〜21の二成分現像剤を作製した。
得られた各二成分現像剤をフルカラー複写機(株式会社リコー製、imagio Neo C600)にて3枚連続で5cm×5cmのベタ画像を出力し、マクベス濃度計(小数点以下3桁まで表示するように改造)を用い、ベタ画像の5点を測定し、その平均値を算出し、ベタ画像濃度とした。更に、5%画像を10,000枚出力した後、初期と同様にベタ画像濃度を測定し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:画像濃度が1.4以上1.50未満
B:画像濃度が1.35以上1.4未満及び1.50以上1.55未満
C:画像濃度が1.35未満及び1.55以上
前記画像濃度評価において、初期ベタ画像出力直後及び10,000枚出力後に、感光体上をメンディングテープで採取し、フロント部、センター部、及びリア部の三点の濃度をマクベス濃度計にて測定し、採取していないテープの濃度との差分を感光体かぶりとした。このときの差の値を求め、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:差が0.01未満
B:差が0.01以上0.02未満
C:差が0.02以上
前記画像濃度評価において、初期ベタ画像出力直後、及び10,000枚出力後に、同様にベタ画像出力直後に、現像スリーブ上の現像剤1gを採取し、ブローオフ型帯電測定器(TB−200、東芝ケミカル株式会社製)にて帯電量を測定し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:帯電量の値が、20μC/g以上30μC/g未満
B:帯電量の値が、15μC/g以上20μC/g未満及び30μC/g以上35μC/g未満
C:帯電量の値が、15μC/g未満及び35μC/g以上
前記帯電評価で作製したマゼンタトナーの二成分現像剤を、フルカラー複写機(株式会社リコー製、imagio Neo C600)で、カラー用の上質紙(タイプ6000 70W紙、株式会社リコー製)に紙上の付着量が0.4mg/cm2となるように調整し、画像形成した。次いで、フルカラー複写機(株式会社リコー、imagio Neo C600)の定着機を定着温度を自由に設定できるように改造した外部定着機にて170℃で定着した。得られた定着画像サンプルを分光光度計(UV3300、日立製作所製)にて積分球を用いて全反射による分光反射特性を測定した。分光反射特性から、マゼンタトナーの400nm〜500nmの反射特性及び500nmの立ち上がり部分に着目し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:色相が非常に良好
B:色相が良好
C:色相がやや不良
D:色相が悪い
以上の結果を総合的に判断して、以下の基準で評価した。結果を表3及び表4に示す。
〔評価基準〕
A:極めて良好
B:良好
C:やや不良
D:不良
また、実施例6は、結着樹脂がスチレンアクリル樹脂であるため、ポリエステル樹脂に比べ帯電性が低下し、画像濃度は高くなる。また、樹脂の透明性がやや低いため、彩度が低くやや色相が悪くなっているが実使用上問題のないレベルであった。
また、実施例7は、二軸混練機で混練したため、やや顔料分散性が低下し、着色力は低下したため画像濃度は低下し、同一顔料部数と比べて、やや色相も低下している結果となったが実使用上問題のないレベルであった。
これに対し、比較例1及び2については顔料の添加量が少なすぎたため、帯電が高く、画像濃度は大きく低下した。
また、比較例3は、顔料濃度に対し帯電制御剤添加量が多いため帯電が低く、かぶりが悪い。
また、比較例4〜6については、帯電制御剤及び顔料の添加量が多すぎたため、帯電が低く、画像濃度は高くなった。
また、比較例7〜9については、顔料濃度が高いため帯電制御剤の添加量にかかわらず帯電が低く、かぶりが高く画像濃度が高すぎるトナーとなった。
また、比較例10〜12は、顔料濃度に対し、帯電制御剤の添加量が低いため、帯電が高いため、画像濃度が低くなる。
また、実施例8は、良好な画像濃度や帯電量が得られたが、マゼンタ顔料としてC.I.Pigment Red269を用いているので、C.I.Pigment Red122と比べ、色相がやや劣っていた。
また、実施例9は、帯電制御剤としてサリチル酸亜鉛錯体化合物を用いているため、トナーへの帯電付与能力は向上し、摩擦帯電によりトナーの帯電は上昇するため、やや帯電が高くなり、画像濃度が低下した。
調製したトナーキット1〜6を構成する各トナーを5質量%と、体積平均粒径40μmのフェライトキャリア95質量%を混合して、二成分現像剤を作製した。
得られたトナーキットの二成分現像剤をフルカラー複写機(株式会社リコー製、imagio Neo C600)にて3枚連続で5cm×5cmのベタ画像を出力し、マクベス濃度計(小数点以下3桁に改造)を用い、ベタ画像の5点を測定し、その平均値を算出し、ベタ画像濃度とした。更に、5%画像を10,000枚出力した後、初期と同様にベタ画像濃度を測定し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:画像濃度が1.4以上1.50未満
B:画像濃度が1.35以上1.4未満及び1.50以上1.55未満
C:画像濃度が1.35未満及び1.55以上
前記画像濃度評価において、初期ベタ画像出力直後、及び10,000枚出力後に、同様にベタ画像出力直後に、現像スリーブ上の現像剤1gを採取し、ブローオフ型帯電測定器(TB−200、東芝ケミカル株式会社製)にて帯電量を測定し、下記基準で評価した。
〔評価基準〕
A:帯電量の値が、20μC/g以上30μC/g未満
B:帯電量の値が、15μC/g以上20μC/g未満及び30μC/g以上35μC/g未満
C:帯電量の値が、15μC/g未満及び35μC/g以上
前記画像濃度評価において、初期及び10,000枚目評価時に、シアン、マゼンタ、イエローの各色から2色を選択し、2色の重ねあわせで各色の紙上の付着量が0.4mg/cm2となるように調整し、カラー用の上質紙(タイプ6000 70W紙、株式会社リコー製)に画像形成した。次いで、フルカラー複写機(株式会社リコー、imagio Neo C600)の定着機を、定着温度を自由に設定できるように改造した外部定着機にて170℃で定着した。得られた定着画像サンプルを分光光度計(UV3300、日立製作所製)にて積分球を用いて全反射による分光反射特性を測定した。分光反射特性から、レッド、グリーン、ブルーの二次色の発色性を確認し、各二次色の反射率及び500nm、600nm付近の立ち上がりを確認し、色相の評価を行った。
〔評価基準〕
A:色相が良好
B:色相がやや不良
C:色相が悪い
以上の結果を総合的に判断して、以下の基準で評価した。
〔評価基準〕
A:極めて良好
B:良好
C:やや不良
D:不良
本発明のトナーキットは、フルカラートナーの各色のトナーにおいて帯電性の差がなく、安定した画像が得られるので、フルカラーの電子写真方式の画像形成方法、及び画像形成装置などに幅広く用いられる。
Claims (12)
- 少なくとも結着樹脂、マゼンタ顔料、及び帯電制御剤を含むマゼンタトナーであって、
前記帯電制御剤の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をXcca(質量部)とし、前記マゼンタ顔料の前記結着樹脂100質量部に対する含有量をYpig(質量部)とすると、次式、5≦(Xcca)×(Ypig)≦30、かつ0.2≦(Xcca)/(Ypig)≦0.5を満たすことを特徴とするマゼンタトナー。 - 帯電制御剤の結着樹脂100質量部に対する含有量がXcca1(質量部)の時のトナー帯電量を|Q1%|、帯電制御剤の結着樹脂100質量部に対する含有量がXcca2(質量部)の時のトナー帯電量を|Q2%|とすると、次式、Xcca1<Xcca2、かつ|Q1%|>|Q2%|を満たす請求項1に記載のマゼンタトナー。
- 帯電制御剤が、ホウ素系錯体化合物である請求項1から2のいずれかに記載のマゼンタトナー。
- 帯電制御剤の含有量が、結着樹脂100質量部に対し0.5質量部〜4質量部である請求項1から3のいずれかに記載のマゼンタトナー。
- 結着樹脂が、ポリエステル系樹脂である請求項1から4のいずれかに記載のマゼンタトナー。
- マゼンタ顔料が、C.I.Pigment Red122である請求項1から5のいずれかに記載のマゼンタトナー。
- マゼンタ顔料の含有量が、結着樹脂100質量部に対し5質量部〜12質量部である請求項1から6のいずれかに記載のマゼンタトナー。
- 少なくとも結着樹脂と、顔料と、帯電制御剤とを含むカラートナーを有するトナーキットであって、
前記カラートナーが、少なくともイエロートナーと、請求項1から7のいずれかに記載のマゼンタトナーと、シアントナーとを含み、これらトナーが、いずれも同一種類の帯電制御剤を含有し、
前記マゼンタトナーにおける帯電制御剤の含有量Xmが、前記イエロートナーにおける帯電制御剤の含有量Xy、及び前記シアントナーにおける帯電制御剤の含有量Xcより小さい(Xm<Xy、Xm<Xc)ことを特徴とするトナーキット。 - 結着樹脂が、ポリエステル系樹脂である請求項8に記載のトナーキット。
- イエロートナーにおけるイエロー顔料が、C.I.Pigment Yellow74である請求項8から9のいずれかに記載のトナーキット。
- シアントナーにおけるシアン顔料が、C.I.Pigment Blue15:3である請求項8から10のいずれかに記載のトナーキット。
- 請求項8から11のいずれかに記載のトナーキットを製造する方法であって、
トナーキットにおける各トナー材料を混合した後、オープンロール型混練機で混練して各トナーを製造することを特徴とするトナーキットの製造方法。
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