JP2009068707A - トーショナルバイブレーションダンパ - Google Patents

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    • F16F15/1234Additional guiding means for springs, e.g. for support along the body of springs that extend circumferentially over a significant length

Abstract

【課題】トーショナルバイブレーションダンパを有利な形式で改良、特に、トーショナルバイブレーションダンパの、遠心力の影響に対するその挙動に関する特性を改良する。
【解決手段】少なくとも1つの支持エレメント(2,25,41,57,68,79)が、フランジ部品に対して回転軸線(R)を中心として回動可能に支持されているようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、パワートレーンのためのトーショナルバイブレーションダンパであって、入力部および出力部として1つの共通の回転軸線を中心に互いに少なくとも1つのエネルギ蓄え器の作用に抗して制限的に回動可能な2つのフランジ部品が設けられており、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が遠心力の作用に抗して、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器の半径方向内側で支承されている少なくとも1つの支持エレメントにより支持されている形式のものに関する。さらに本発明は、ケーシングに結合されるポンプホイールと、コンバータロックアップクラッチによりロックアップ可能なタービンホイールとを備えるハイドロダイナミック式のトルクコンバータに関する。
トーショナルバイブレーションダンパはパワートレーン内に、パワーユニットとして使用される内燃機関の回転不均等性を減衰するためのものとして知られている。その際、内燃機関からのトーショナルバイブレーションダンパの入力側と、伝動装置への出力側との間で、2つのフランジ部品が互いに、圧縮ばね等のエネルギ蓄え器の作用に抗して制限下で回動させられる。内燃機関のトルクピーク時、エネルギ蓄え器によりエネルギは受容され、トルクが低下すると、パワートレーンに再放出される。内燃機関および同じ回転軸線を中心に回転するトーショナルバイブレーションダンパの回転数が上昇するに伴い、主にトーショナルバイブレーションダンパの周方向で配置されたエネルギ蓄え器は、半径方向外側に加速される。このことは、トーショナルバイブレーションダンパの外面におけるエネルギ蓄え器の摩擦の上昇につながるか、もしくはエネルギ蓄え器が相応の外面に支持されることができないときは、遠心力の作用によるエネルギ蓄え器の半径方向の負荷の上昇につながる。
この遠心力の負の作用から保護するために、「滑りシェル(Gleitschale)」または「滑りシュー(Gleitschuh)」と呼ばれる装置が、エネルギ蓄え器の外側に設けられる。さらに、相応の支持エレメントがエネルギ蓄え器を包囲し、トーショナルバイブレーションダンパの内側の構成部分に支持されることによって、エネルギ蓄え器を半径方向外側で支持することが提案される。
本発明の課題は、トーショナルバイブレーションダンパを有利な形式で改良することである。特に、トーショナルバイブレーションダンパの、遠心力の影響に対するその挙動に関する特性が改良されるべきである。
上記課題を解決するために本発明の構成では、前記少なくとも1つの支持エレメントが、前記フランジ部品に対して回転軸線を中心として回動可能に支持されているようにした。本発明の有利な構成では、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が、周囲にわたって延在する2つまたは3つの弧状ばねから形成されている。本発明の別の有利な構成では、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が、択一的にまたは付加的に、1つの直径上に周囲にわたって分配された少なくとも3つのコイルばねから形成されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記少なくとも1つの支持エレメントが、当該トーショナルバイブレーションダンパの構成部分に設けられた円セグメント状の開口内に収容されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記少なくとも1つの支持エレメントが、当該トーショナルバイブレーションダンパの構成部分上に滑り支承されている。本発明のさらに別の有利な構成では、入力部または出力部を形成する少なくとも1つのディスク部品ならびに前記少なくとも1つの支持エレメントが、回転軸線を中心として回動可能にボスに受容されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記少なくとも1つの支持エレメントが、周囲にわたって分配された複数のスポークユニットから形成されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記スポークユニットの少なくとも一部が、スポークと掛合エレメントとから形成されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記スポークユニットが、当該トーショナルバイブレーションダンパの構成部分に対して回転軸線を中心として回動可能なフランジに受容されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記スポークユニットの少なくとも一部が、前記フランジに対して回動可能に配置されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記入力部がトルクコンバータの入力部に、前記出力部がトルクコンバータのタービンに回転方向で有効に連結されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記少なくとも1つの支持エレメントが同時に、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器のための入力部および/または出力部の負荷手段である。本発明のさらに別の有利な構成では、当該トーショナルバイブレーションダンパの入力部がトルクコンバータのタービンに、当該トーショナルバイブレーションダンパの出力部がトルクコンバータの出力部に回転方向で有効に接続されている。本発明のさらに別の有利な構成では、前記入力部がクランク軸に接続されており、前記出力部が伝動装置入力軸に接続可能である。
本発明によるトーショナルバイブレーションダンパでは、両フランジ部品は重ねてまたは一緒に1つのボス上に支承されていることができる。この場合、一方のフランジ部品は可動であり、他方のフランジ部品は固定であることができる。それゆえ、トーショナルバイブレーションダンパに入力されるトルクの導入または導出は、ボスを介して、例えば内歯列を介して行われることができる。フランジ部品は、後加工されている鍛造部品からかつ/または有利には相応の金属薄板変形加工法により後加工を要さずに製作されているアウトオブツール式(werkzeugfallend)の金属薄板部品から形成されていることができる。その他のフランジ状の構成部品も、この方法にしたがって製作されていることができる。
フランジ部品は、少なくとも1つのエネルギ蓄え器を負荷するためおよび/またはパワートレーンの別の駆動側または被動側の構成部分のための形状結合(Formschluss:形状による束縛)を形成するための相応の一体成形部または型打加工部を有することができる。両フランジ部品の制限された回動角は、それぞれ一回動方向で、例えば相応のフランジ部品またはこのために設けられた構成部品に設けられたソフトまたはハードなストッパ、例えばゴム緩衝器または金属製のストッパにより予定されていることができる。択一的には、ブロック化したエネルギ蓄え器がストッパとして使用されることができる。フランジ部品の間には滑り継手が設けられていることができる。
回転軸線とは、トーショナルバイブレーションダンパ自体の回転軸線と解されるべきである。回転軸線は、場合によっては存在する軸のずれまたは傾きを除いて、内燃機関のクランク軸の回転軸線と同一であることができる。トーショナルバイブレーションダンパは、パワートレーン内にクランク軸側または伝動装置側に収容されていることができる。特に困難な構成では、トーショナルバイブレーションダンパが、支持部に回動可能に収容されていることができる。この場合、支持部分はケーシング部に固定的に配置されている。
少なくとも1つのエネルギ蓄え器は、複数の個々のコイルばねからなることができる。これらの個々のコイルばねは、グループにまとめられて一直径上の周囲にわたって配置されている。付加的に、別のグループのコイルばねが別の直径上に格納されることができる。この場合、このグループのコイルばねは、同じまたは別のばね定数を有することができ、その作用に関してその他に対して同じ回動角時に、または多段の特性線の形成下では異なる回動角時に、入力部および出力部の負荷面と接触する。特に、配置すべきエネルギ蓄え器の外側の直径上には、組立前に既に組付直径上に曲げられている弧状ばね(Bogenfeder)が設けられることができ、2つの弧状ばねを使用した場合、ほぼ180°の角度を占めるので、弧状ばねを負荷するフランジの切欠きの下、全周を占める。3つの弧状ばねを使用した場合、角度は有利にはほぼ120°である。弧状ばねに対して比較的短いばねを使用した場合、長さと、コイルばねが配置される直径次第で、4つから8つ、特別な事例では3つのみ、有利には4つから6つのコイルばねが配置され得る。コイルばねは弧状ばねの負荷に応じて、低い剛性を有する柔軟なばねユニットを達成するために、ばねユニットを負荷する負荷面がそれぞれ1つのグループのコイルばねをばねグループの両端で負荷し、このとき、それぞれ隣接するばねの、その間に位置する端部が支持部により結合され、かつ半径方向で支持されるように配置され得る。コイルばねは引張方向および/または圧縮方向で負荷されることができ、有利には圧縮コイルばねが使用される。ばねグループは互いに並列または直列に接続され得る。弧状ばねおよび短いコイルばねグループは互いに組み合わされることができる。
少なくとも1つのばねグループには摩擦装置が並列または直列に対応配置されていることができる。摩擦なしの相応のクリアランスアングルが設けられていることができる。
少なくとも1つの支持エレメントは、エネルギ蓄え器の周囲にわたってまたは短いコイルばねの当接する端部に分配された複数の支持エレメントから形成されていることができる。支持エレメントは、金属薄板またはプラスチックから形成されていることができ、遠心力作用から保護すべきエネルギ蓄え器を半径方向で少なくとも部分的に、遠心力がエネルギ蓄え器の半径方向内側でトーショナルバイブレーションダンパの構成部分に支持されるように包囲する。この構成部分は、入力部または出力部として作用するフランジ部品であるか、または両フランジ部品または少なくとも一方のフランジ部品が配置されているボスであることができる。この場合、相応の構成部分は適当な受容部を提供する。こうして、構成部分には円セグメント状の切欠きまたは開口が設けられていることができ、切欠きまたは開口内には、単数または複数の支持エレメントが、支持されるエネルギ蓄え器の圧縮中または弛緩中の方向で回転軸線の方向で回動できるように収容されている。このことは、所定の回動角の分だけエネルギ蓄え器の受容面が移動した結果としての回転軸線を中心とした回動時に、枢設点がやはり有利には同じ回動角の分だけ円セグメント状の切欠き内で回動するように行われる。付加的に、支持エレメントが、それぞれ生じる枢設点に、またはツーピース構成の場合には半径方向で枢設点と対応配置されたエネルギ蓄え器のための支持面との間に付加的な継手点を有するようになっていることができる。
少なくとも1つの支持エレメントは、トーショナルバイブレーションダンパの構成部分上に、回動が摩擦に関して最適化されているように支承されていることができる。例えば、円セグメント状の切欠きと少なくとも1つの支持エレメントとの間には、滑り支承部または転がり支承部が有効であり得る。類似の形式で、可倒式の支承は半径方向で枢設点と単数または複数のエネルギ蓄え器のための外側の支持面との間で滑り支承または転がり支承されていることができる。
周囲にわたって分配された支持エレメントは、周囲にわたって分配されたスポークユニットであることができる。この場合、単数または複数のエネルギ蓄え器のためのスポークユニットの支持面は、その幾何学的な構成に適合されている。こうして、例えば2つの隣接する短いコイルばねを受容かつ支持する支持エレメントまたはスポークユニットの場合、半径方向外側に向かって拡幅する楔を備える、両隣接するコイルばねの端面側のばね端部を支持するための楔形の支持面が設けられていることができる。楔は付加的に半径方向外側に周方向での支持を遠心力作用に抗して有する。端部から離れた領域にコイルばねまたは弧状ばねのための支持面を備える別の実施形態は、特に半径方向外側で、半径方向内側を向いたプロフィールであることができる。このプロフィールは、少なくとも1つの巻線を模しているか、もしくは2つの巻線の間に形成される自由空間を模している。その結果、有利には、ばねに対するスポークユニットの滑動または移動は回避され得る。
さらに、スポークユニットとエネルギ蓄え器の支持面との間には、弾性的な構成部品、例えばばねシュー、例えばプラスチックまたは金属からなるばねシュー(Federschuh)と呼ばれる構成部品が設けられていることができる。
特別な実施形態では、支持エレメントがスポークユニットとして形成されており、この場合、回転軸線に対して回動可能なフランジに受容されている。フランジはやはりトーショナルバイブレーションダンパの構成部分上に支承されており、場合によってはセンタリングされている。構成部分は入力部または出力部であるか、または両者を受容するボスであることができる。その際、フランジは、エネルギ蓄え器の回動時、エネルギ蓄え器を受容する構成部品に対して同じ角度の分だけ回動する。回動角における差異を吸収するために、スポークユニットの少なくとも一部が、フランジに対して回動可能に構成されていることができる。フランジは構成部分上に滑り支承され、軸方向では固定されて配置されていることができる。
トーショナルバイブレーションダンパは、有利な実施例では、トルクコンバータに装入され得る。このために、トーショナルバイブレーションダンパの入力部は、トルクコンバータの入力部、例えばコンバータケーシングに、またはコンバータロックアップクラッチが存在する場合にはこの出力部に、かつトーショナルバイブレーションダンパの出力部は、トルクコンバータのタービンに回転方向で有効に連結されていることができる。特別な実施例では、トーショナルバイブレーションダンパは、コンバータケーシングとコンバータロックアップクラッチとの間に接続されていることができる。また、トーショナルバイブレーションダンパの配置は、デュアルマスフライホイールの配置に応じてクランク軸とコンバータケーシングとの間にトルクコンバータ外で行われてもよい。
例えばトーショナルバイブレーションダンパの入力部がタービンに、トーショナルバイブレーションダンパの出力部がトルクコンバータの出力部に回転方向で有効に結合されていることにより、同じまたは付加的なトーショナルバイブレーションダンパが、「タービンダンパ(Turbinendaempfer)」としてタービンと伝動装置入力軸との間に接続されることができる。例えば、出力部は伝動装置入力軸に、入力部はタービンボスに噛合していることができる。
摩擦クラッチ内のクラッチディスクとしてのまたはデュアルマスフライホイールとしての別の有利な実施形態では、入力部がクランク軸またはフライホイールに接続され、出力部が伝動装置入力軸に接続可能であることができる。デュアルマスフライホイール内でトーショナルバイブレーションダンパを使用する場合、入力部および出力部はそれぞれ、所定の質量慣性モーメントを有する質量を支持しており、出力部は、摩擦クラッチが取り付けられていることができる二次部分を形成する一方、入力部は、内燃機関のクランク軸に接続される一次部分を形成する。このトーショナルバイブレーションダンパが別の使用形態のためにも同じ利点を備えて使用可能であることは自明である。
本発明はさらに、ケーシングに結合されるポンプホイールと、コンバータロックアップクラッチによりロックアップ可能なタービンホイールとを備えるハイドロダイナミック式のトルクコンバータにより解決される。この場合、少なくとも1つのエネルギ蓄え器は、少なくとも1つの支持エレメントにより遠心力作用に抗して支持される。この場合、少なくとも1つの支持エレメントは、少なくとも1つのエネルギ蓄え器の半径方向内側で、トーショナルバイブレーションダンパの構成部分にその回転軸線を中心として制限的に回動可能である。構成部分はトーショナルバイブレーションダンパの入力部、出力部、ボスまたは比較可能な部品であることができる。
本発明について図1〜図10を参照しながら詳説する。
図1は、支持エレメント2に沿って断面したトーショナルバイブレーションダンパもしくはねじり振動減衰器1の一実施例を示す。トーショナルバイブレーションダンパ1は、複数のディスク形のフランジ部品からなる。フランジ部品は、金属変形加工法により有利にはアウトオブツール式に後加工が不要な状態で製作されていることができ、入力部3および出力部4を形成する。その際、入力部3は、2つのディスク部品5,6によりトーショナルバイブレーションダンパ1の軸方向の外面を形成する。両ディスク部品5,6は、図示しない箇所でパワートレーンの駆動部との形状結合を形成する。例えばディスク部品6は、ハイドロダイナミック式のトルクコンバータのコンバータロックアップクラッチの出力部または別のコンバータ構成部分との歯列結合、リベット結合またはこれに類するものを有することができる。ディスク部品6は、半径方向内側の端部に、軸方向で一体成形された付設部7を有する。付設部7は、打抜き加工部品またはプレス加工部品として製作、焼結または鍛造され、部分的に硬化もしくは焼入れされていることができるボス8上に、ディスク部品6を受容して支承かつセンタリングするための軸受面として形成されている。軸方向の付設部7とボス8との間には、半径方向の付設部10を備える滑り軸受9が設けられている。これにより、前記付設部7が、ボス部分の周りに環状に半径方向外側に段付けされた鍔10に当接するとき、ディスク部品6とボス8との間の相対回動が低摩擦に可能である。ディスク部品6は、組立中、滑り軸受9と共にボス8上に嵌められ、軸方向でリテーナディスク11により固定される。ディスク部品6とボス8との間の所定の摩擦を調節するために、摩擦リング12が設けられていることができる。
ディスク部品6は有利には半径方向外側でディスク部品5に、入力部3を形成するために固定的に結合、例えば溶接またはリベット止めされている。入力部3は負荷装置13により両弧状ばね14を負荷する。弧状ばね14は出力部4によっても負荷され、これにより入力部3と出力部4との相対回動時に圧縮される。出力部4は、ボス8の、例えば横押出し成形法(Querfliesspressverfahren)により製作される環状の鍔10に相対回動不能に受容、例えば溶接、リベット止め、収縮または類似の形式で結合されている。入力部3を介してトーショナルバイブレーションダンパ1に導入されるトルクは、弧状ばね14を介して出力部4、ひいてはボス8に導入される。ボス8は、図示しない内歯列を介してトルクを伝動装置入力部、例えば伝動装置入力軸に伝送することができる。同様の形式で入力部3および出力部4は置換され得る。これにより、例えばボス8は、クランク軸の受容部として設けられることができ、ディスク部品5は、摩擦クラッチのための圧着プレートおよび受容エレメントを有することができる。これにより、入力部3および出力部4の相応に必要な質量を考慮すれば、デュアルマスフライホイールとなすことができる。有利な支持エレメントを備える対象を形成するために、トーショナルバイブレーションダンパ1の別の変更を行ってもよいことは自明である。
支持エレメント2はそれぞれ1つのスポークユニット15として形成されている。スポークユニット15は有利には金属薄板から成形され、曲げられており、弧状ばね14を半径方向で掛合エレメント16内に包囲する。スポークユニット15の安定化、特に弧状ばね14に実質的にしたがう掛合エレメントから平坦な両側の舌片への移行部の安定化のために、少なくとも片側に弦状のウェブ18が設けられていることができる。両舌片はフランジ部品19に結合されている。フランジ部品19は、付設部7に滑り軸受20により滑り支承されて受容され、センタリングされている。両滑り軸受7,20の少なくとも一方が転がり軸受、例えばころ軸受に代替されてもよいことは自明である。さらにフランジ部品19は、直接ボス8に支承されていることができる。この場合、ディスク部品6はフランジ部品に支承されているか、またはやはり軸方向でフランジ部品に並んで、ボス8に支承されていることができる。両舌片17は、フランジ部品19に設けられた環状鍔21、もしくはフランジ部品19の、舌片17を受容する領域に設けられ、半径方向で方向付けられた個々のリングセグメントを包囲し、回動可能に取り付けられている。このために、舌片17は環状鍔21にリベット止めされる。摩擦および/または磨耗を減じるために、有利にはフランジ部品に沿って両側に、スペーサとしてかつ/または摩擦を減じるためにフランジ部品21と舌片17との間に配置されている環状鍔24を備える、リベット23、ボルトまたはピンを受容するためのフランジ部品19よりも軟質の材料からなる軸受ブシュ22が設けられることができる。有利には、軸方向の構成スペースを最適化するために、リベット23のような頭を有しない固定手段が使用される。
トーショナルバイブレーションダンパ1は、図示の実施例ではほぼ90°支持エレメント2に対してずらされて別の支持エレメント25を有する。この別の支持エレメント25は弧状ばねを部分的に包囲するのみである。支持エレメント25は、半径方向で延在する腕から形成されており、半径方向外側で、弧状ばね14の横断面の半径にしたがって変形加工、例えばロール加工されている。支持エレメントは有利にはディスク部品6、出力部4および/またはフランジ部品19と一体的に結合されていることができる。この場合、支持エレメントは弧状ばね14の内側直径の領域で相応に別のディスク部品およびフランジ部品に沿って相応の屈曲または一体成形により案内される。
図2は、図1に示したトーショナルバーブレーションダンパ1を、負荷装置13に沿った別の線で断面した図である。弧状ばね14の端面を負荷するために、入力部3ならびに出力部4にはそれぞれ少なくとも1つの負荷面26,27が設けられている。入力部3に対応配置された両負荷面26はそれぞれディスク部品5,6に対向して配置されており、ディスク部品5,6に、負荷面26を形成するブロック(Klotz)の形式で固定、例えば溶接、リベット止めまたは螺設されている。択一的には、ディスク部品5,6は相応のポケット状の押込成形部もしくは型打加工部を有していることができる。押込成形部はその縁部でやはり、弧状ばねの端面と相互作用する当接面もしくは当接縁を形成する。出力部の負荷面27を形成するために、半径方向で張り出した腕28を備えた、ボス8に結合されたフランジ29が設けられている。腕28は、ボス上でのフランジ29の軸方向で非中央の位置を起点として軸方向で次のように成形される。すなわち、腕28は軸方向で両負荷面26の間を通って半径方向外側に案内されることができ、同じ半径方向の位置で弧状ばね14の端面を負荷するようになっている。この場合、周方向での腕28の延在長さは、負荷面26を形成するブロックの延在長さに等しい。弧状ばね14の端面は回転軸線を通る断面線にしたがうので、腕28は負荷面27の領域で、半径方向内側よりも半径方向外側で幅広であることができる。その結果、腕28は端面側の接触面全体を介して面一に弧状ばねの端面に接触する。
図3は、トーショナルバイブレーションダンパ1(図1および図2)の部分組立ユニットとしての、図1および図2に示したフランジ部品19の可能な一実施例を示す。フランジ部品19は両弧状ばね14をスポークユニット15により紛失不能に収容する。スポークユニット15は、フランジ部品19に回動可能、厳密には旋回可能に結合されている。付加的に、弧状ばね14の端面31を負荷するための図示しない負荷装置13(図1および図2)に対して実質的に90°の角度を置いて、別の支持エレメント25が設けられている。支持エレメント25は、弧状ばねを運転中スポークユニット15に対して付加的に半径方向で支持する。支持エレメント25は、腕またはジブとしてフランジ部品19に一体的に結合されており、半径方向外側で弧状ばね14を取り巻く。択一的には、支持エレメント25が、打抜加工部品としてのフランジ部品19の製作時にブランク直径をより小さくすることによって製造コストを引き下げることができるように、回動可能または回動不能にフランジ部品に結合されているスポークユニットから形成されていてもよい。スポークユニット15および支持エレメント25は、弧状ばね14の、異なる種類のガイドを有することができる。スポークユニット15が弧状ばね14を周方向で連行するのに対し、支持エレメント25は単に遠心力の作用下での半径方向の支持を提供するようになっていることができる。ガイドが実施例の種類に応じてそれぞれ異なって構成され得ることは自明である。周方向での連行のために、スポークユニット15は、相応の型打加工部または内部輪郭を有することができる。型打加工部または内部輪郭は、弧状ばね14の巻線間のスペースに半径方向で、巻線の周囲の少なくとも一部にわたって係入する。特に有利なのは「ばねシュー32」である。ばねシュー32は、組立中、スポークユニット15に弧状ばね14を通して初めて、有利には予圧下で差し込まれる。その結果、組立は簡単化され得る。図1〜図3に示した、弧状ばねを包囲する支持エレメントが、半径方向内側から単数または複数の巻線に掛合されるように構成されていてもよいことは自明である。こうして、トーショナルバイブレーションダンパの半径方向の構成スペースは節減されるか、もしくは直径が同じであればより高いばね定数を有して働くことができる。それというのも、これが半径方向でさらに外側にポジショニングされ得るからである。このことは、弧状ばねの代わりに使用される短いコイルばねにも該当する。この場合、例えば複数のばねが直列に配置され、それぞれ有利には端面側の端部が支持される。
図4は、トーショナルバイブレーションダンパ33の、図1〜図3に示した実施例に対して変更された実施例の縦断面図を示す。変更点として、出力部4(図1)と、支持エレメント2を支持するフランジ部品19(図1)とが互いに統一されている。つまり、出力部34は、ばねシュー32を備える、リベット35により出力部34に対して旋回可能なスポークユニット15と、張り出した腕36の形の出力側の負荷装置とを支持する。腕36は、周方向を向いた負荷面37でもって弧状ばね14の端面を負荷する。弧状ばね14に対する負荷面37のより良好な案内のために、負荷面37は、周方向でばね内径に係入する付設部38を有することができる。出力部34は軸方向で、入力部を形成するディスク部品により包囲される。ディスク部品のうち、ディスク部品39だけが、半径方向外側に延在する入力側の負荷装置40の一部と共に示されている。さらに出力部34は、半径方向で張り出した支持エレメント41を備える。支持エレメント41は出力部34に一体的に結合されており、半径方向外側で弧状ばね14に巻き掛けられている。
入力部39は、図示の実施例では、軸方向の付設部43により回動可能にボス42上にセンタリングされており、場合によっては滑り軸受44または転がり軸受等の軸受の介在下でボス42上に受容されている。出力部は付設部43上に軸受45の介在下でセンタリングされており、回動可能に受容されている。ボス42と入力部または出力部との間の形状結合は、通常の形式で、図示しない歯列または結合により行われる。
図5は、例えば図1〜図4で使用され得るばねシュー32の有利な構成を示す。ばねシュー32は、スポークユニット内のストッパとしての環状の鍔49を備えるピンセグメントの形式で構成されている。ばねシューの挿入方向は主力方向から行われる。ばねシュー32は、ねじ山48の一部により互いに隔離されている2つの段46,47を有する。これにより、ばねシュー32は、組立中、いわばスポークユニット内に螺入され得る。その際、ねじ山48は、支持エレメントが存在する箇所の、ブロック化した状態の弧状ばねの巻線のピッチを有する。その結果、ねじ山48は、2つの巻線により形成される中間室内に半径方向で係入する。こうして、ブロックばねとばねシューとの間、ひいては弧状ばねと支持エレメントとの間の形状結合が生じる。有利にはばねシューは、弧状ばねはスポークユニットに通されているものの、スポークユニットがまだフランジ部品にリベット止めされていないときに、スポークユニット内に装入される。
図6は、断面されたスポークユニット15に見て取れるねじ山48の有利な構成を、既に装入された弧状ばね14と共に示す。ねじ山48が、弧状ばね14の、ねじ山48に接触する巻線に対して及ぼす有利な作用のために、ねじ山48は、フランジ部品50に対するスポークユニット15の旋回点Dに対して、値hの分だけ巻線の接触に対してずらされている。このことは、旋回点Dが、巻線51とねじ山48との間の接触点に対して間隔hの分だけ接触点から離間していることを意味している。
図7から、スポークユニット15が負荷下で旋回点Dを中心に旋回したとき、ねじ山48が有利には2つの異なる半径を有することが明らかである。力方向に面したねじ山面52においては、半径は有利には巻線51の外側半径に等しく、力に反したねじ山面53においては、半径は、スポークユニット15の、生じる旋回と、巻線51に隣接する巻線54の、このことから生じる傾斜位置とにより生じる。
図8は、2つの負荷面56間に収められた弧状ばね14を備えるフランジ部品55の一部を示すスケッチである。弧状ばね14は、支持エレメント57により遠心力の作用に抗して半径方向で支持される。これまでの図面に示した支持エレメントとは異なり、ここに示した支持エレメント57は、フランジ部品に例えば打抜き、縁曲げ、フライス削りにより設けられている円セグメント状の開口58に支持されている。円セグメント上の開口58の半径は、その中心をフランジ部品55の回転軸線に有する。フランジ部品55が別の、弧状ばね14をやはり負荷するフランジ部品に対して回動することによって、弧状ばね14が圧縮されると、支持エレメント57は、弧状ばね14の、支持エレメント57が係合している巻線の運動に伴い、類似の角度を開口58内で移動する。その結果、実質的に支持エレメント57と巻線との間で相対運動は行われない。支持エレメント57はこのために、巻線の中間室に係入する相応のプロフィールを介して、もしくはクリップ結合等の結合を介して巻線に結合され得る。摩擦を減じるために、開口58内における支持装置57の受容部に、滑り支承部または転がり支承部59のような支承部が、有利には開口58の半径方向外側の壁に向かって設けられていることができる。旋回角の適合のために、支持エレメントは別の継手60を有することができる。
図9は、図8に示したフランジ部品55と類似の、円セグメント状の開口62を備えるフランジ部品61を備えるトーショナルバイブレーションダンパの一部を示す。開口62内では、遊動式のころ63が、開口62により形成される転動軌道64に沿って、フランジ部品61が弧状ばね14の作用に抗して、図示しない別のフランジ部品に対して回動する際に転動する。このとき、両フランジ部品は、圧縮作用を弧状ばね14に及ぼすために、弧状ばね14の端面を負荷する。この場合、ころ63は、開口62の転動軌道上を転動するだけでなく、軸方向で、フランジ部品に配置されたヨーク66に設けられた第2の円セグメント状の開口65を貫通する。開口65は第2の転動軌道67を有する。第2の転動軌道67の半径方向内側の転動軌道は、開口62の半径方向外側の転動軌道と同じ半径を有する。ヨーク66には、単数または複数の、例えば図示のように3つの支持エレメント68が、固定的にまたは図示のように継手を介して可倒に受容されている。支持エレメント68は、スポーク69と、固定的にまたはスポーク69に継手を介して可倒に結合されていることができる、半径方向で弧状ばね14を包囲する掛合エレメント70とを有する。ころ64はその軸方向の端部に環状鍔を有することができる。環状鍔により、ヨーク66はフランジ部品61に軸方向で紛失防止されて、かつ回動可能に受容されている。開口62,65の規模は、最大の回動角に適合されている。その結果、ころ64は有利な形式で、両フランジ部品の最大の回動時に、開口62,65の周方向を向いた壁に衝突することはなく、制限は別の形式で、例えば硬質のまたは弾性的なストッパまたはブロック化した弧状ばね14により行われる。ころ64は、互いにケージ状のスペーサにより周方向で離間され得る。
付加された、ころ64によって運動学的に結合されたヨーク66を備えるフランジ部品61の図示の構成により、フランジ部品61が他のフランジ部品に対して回動するとき、フランジ部品に対する支持エレメント68の同一方向の低摩擦の移動が行われる。弧状ばね14の圧縮時の、支持エレメント間に場合によっては残る応力は、一方ではヨーク66に対する、他方では掛合エレメント70に対するスポーク69の継手を介した可倒式の配置により、少なくとも部分的に解消され得る。
図10は、図8および図9の実施例に類似のトーショナルバイブレーションダンパ71の解決策をスケッチ状の抜粋図で示す。このトーショナルバイブレーションダンパ71は、図8および図9の実施例で使用された弧状ばねの代わりとして複数の短いコイルばね72を有する。複数の、ここでは3つの短いコイルばね72が直列に並んで配列されており、その両端の端面73が第1のフランジ部品74と第2のフランジ部品75との間で緊張されていることにより、これらのコイルばね72は、ばね群として構成されている。その際、両フランジ部品74,75は、トーショナルバイブレーションダンパ71の入出力部を形成する。図示の実施形態では、コイルばね72の端面73のための当接面76,77が互いに角度ずれを有している。別の実施例ではこのずれは、図2に示すアッセンブリに応じて取り除かれていてもよい。
ばね群内の端面78の移行の安定化のために、支持エレメント79が設けられている。支持エレメント79は、フランジ部品の1つまたはボスに、コイルばねの半径方向内側で支持されている。図示の実施例では、支持エレメント79は、図8の支持エレメント57と類似の形式で掛合されている。先行の別の図面に応じた解決策は、1つのばね群にまとめられた短いコイルばね72にとってもやはり有利であり得る。
支持エレメント72の特徴は、端面78の半径方向の支持のために半径方向で見て周方向に拡幅されている点にある。相応の延長部80はこのために設けられている。延長部80は、金属薄板から掛合エレメント87を製作した場合、既に打抜き時に設けられることができる。掛合エレメントは、コイルばね72の端面78の間に、弾性的または非弾性的なバッファを形成するための中間部材を形成するか、または隣接するコイルばねの端面が直接互いに接触する(図示せず)ように形成されていることができる。さらに接触面88は、トーショナルバイブレーションダンパ71の旋回点Dを通り、相応の支持エレメント79に沿った断面線に対して斜めに形成され得る。これにより、コイルばね72の端面78の均等な負荷時、コイルばね72は1つの弧内に配置され得る。
フランジ部品75におけるスポーク89の掛合は、回転軸線を中心として回動可能に、オプショナルには掛合の回転軸線を中心として回動可能に行われる。さらに、スポーク89および掛合エレメント87は、前に示した実施例と同様に継手を介して可倒に互いに結合されていることができる。スケッチした当接面76がやはり、半径方向外側へのコイルばね72の逃げを防止する手段を有していてもよいことは自明である。
トーショナルバイブレーションダンパの一実施例の断面図である。 図1に示したトーショナルバイブレーションダンパの別の線に沿った断面図である。 図1および図2に示したトーショナルバイブレーションダンパの、支持エレメントを備えたフランジを示す図である。 図1〜図3に示した構成に対して改変されたトーショナルバイブレーションダンパの縦断面図である。 図1〜図4に示した支持エレメントのためのばねシューの一実施例を示す図である。 一方の操作位置にある支持エレメントの断面図である。 他方の操作位置にある支持エレメントの断面図である。 トーショナルバイブレーションダンパの択一的な構成の一部を示す図である。 トーショナルバイブレーションダンパの別の構成の一部を示す図である。 複数の短いコイルばねを備えるトーショナルバイブレーションダンパの一実施例の一部を示す図である。
符号の説明
1 トーショナルバイブレーションダンパ
2 支持エレメント
3 入力部
4 出力部
5 ディスク部品
6 ディスク部品
7 付設部
8 ボス
9 滑り軸受
10 鍔
11 リテーナディスク
12 摩擦リング
13 負荷装置
14 弧状ばね
15 スポークユニット
16 掛合エレメント
17 舌片
18 弦状のウェブ
19 フランジ部品
20 滑り軸受
21 環状鍔
22 軸受ブシュ
23 リベット
24 環状鍔
25 支持エレメント
26 負荷面
27 負荷面
28 腕
29 フランジ
30 部分組立ユニット
31 端面
32 ばねシュー
33 部分組立ユニット
34 出力部
35 リベット
36 腕
37 負荷面
38 付設部
39 ディスク部品
40 負荷装置
41 支持エレメント
42 ボス
43 付設部
44 滑り軸受
45 軸受
46 段
47 段
48 ねじ山
49 鍔
50 フランジ部品
51 巻線
52 ねじ山面
53 ねじ山面
54 巻線
55 フランジ部品
56 負荷面
57 支持エレメント
58 開口
59 転がり支承部
60 継手
61 フランジ部品
62 開口
63 ころ
64 転動軌道
65 開口
66 転動軌道
67 ヨーク
68 支持エレメント
69 スポーク
70 掛合エレメント
71 トーショナルバイブレーションダンパ
72 コイルばね
73 端面
74 フランジ部品
75 フランジ部品
76 当接面
77 当接面
78 端面
79 支持エレメント
80 延長部
87 掛合エレメント
88 接触面
89 スポーク
D 旋回点
R 回転軸線
h 間隔

Claims (15)

  1. パワートレーンのためのトーショナルバイブレーションダンパ(1,71)であって、入力部(3)および出力部(4)として1つの共通の回転軸線(R)を中心に互いに少なくとも1つのエネルギ蓄え器の作用に抗して制限的に回動可能な2つのフランジ部品が設けられており、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が遠心力の作用に抗して、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器の半径方向内側で支承されている少なくとも1つの支持エレメント(2,25,41,57,68,79)により支持されている形式のものにおいて、前記少なくとも1つの支持エレメント(2,25,41,57,68,79)が、前記フランジ部品に対して回転軸線(R)を中心として回動可能に支持されていることを特徴とする、トーショナルバイブレーションダンパ。
  2. 前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が、周囲にわたって延在する2つまたは3つの弧状ばね(14)から形成されている、請求項1記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  3. 前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器が、択一的にまたは付加的に、1つの直径上に周囲にわたって分配された少なくとも3つのコイルばね(72)から形成されている、請求項1または2記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  4. 前記少なくとも1つの支持エレメント(57,68,79)が、当該トーショナルバイブレーションダンパ(71)の構成部分に設けられた円セグメント状の開口(58,62)内に収容されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  5. 前記少なくとも1つの支持エレメント(2)が、当該トーショナルバイブレーションダンパ(1)の構成部分上に滑り支承されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  6. 入力部(3)または出力部を形成する少なくとも1つのディスク部品(5,6,39)ならびに前記少なくとも1つの支持エレメント(2)が、回転軸線(R)を中心として回動可能にボス(8)に受容されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  7. 前記少なくとも1つの支持エレメント(2,25,41,57,68,79)が、周囲にわたって分配された複数のスポークユニット(15)から形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  8. 前記スポークユニット(15)の少なくとも一部が、スポーク(89)と掛合エレメント(16,70,87)とから形成されている、請求項7記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  9. 前記スポークユニット(15)が、当該トーショナルバイブレーションダンパ(1)の構成部分に対して回転軸線(R)を中心として回動可能なフランジ(19)に受容されている、請求項7または8記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  10. 前記スポークユニット(15)の少なくとも一部が、前記フランジ(19)に対して回動可能に配置されている、請求項9記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  11. 前記入力部(3)がトルクコンバータの入力部に、前記出力部(4)がトルクコンバータのタービンに回転方向で有効に連結されている、請求項1から10までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  12. 前記少なくとも1つの支持エレメントが同時に、前記少なくとも1つのエネルギ蓄え器のための入力部および/または出力部の負荷手段である、請求項1から11までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  13. 当該トーショナルバイブレーションダンパの入力部がトルクコンバータのタービンに、当該トーショナルバイブレーションダンパの出力部がトルクコンバータの出力部に回転方向で有効に接続されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  14. 前記入力部がクランク軸に接続されており、前記出力部が伝動装置入力軸に接続可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパ。
  15. ケーシングに結合されるポンプホイールと、コンバータロックアップクラッチによりロックアップ可能なタービンホイールとを備えるハイドロダイナミック式のトルクコンバータにおいて、請求項1から13までのいずれか1項記載のトーショナルバイブレーションダンパが設けられていることを特徴とする、ハイドロダイナミック式のトルクコンバータ。
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