JP2009067154A - 遠隔始動システム - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性及びセキュリティー性の低下を抑制しつつ、運転者の手間を省くことができる遠隔始動システムを提供すること。
【解決手段】遠隔地から指示信号を受信すると、電源供給制御部110はエンジンECU5などに対して電源を供給し、エンジンECU5はエンジンを始動させるための信号を燃料噴射装置61などに向けて出力する(S10〜S12)。そして、電源供給制御部110は、車室内の環境、車両の窓ガラスの状態に応じて第2車載機器グループに含まれる車載機器に選択的に電源を供給し、第1車載機器グループ(シフトロックコントローラ63など)及び第3車載機器グループ(ナビゲーションECU92など)への電源供給を停止する(S13〜S17)。そして、電源供給制御部110は、エンジンの暖気運転中に正規のユーザーが車両を運転する場合、エンジンの暖気運転を維持しつつ、第1車載機器グループに対して電源の供給を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、運転者が車両から離れた状態で動力機関を始動する遠隔始動システムに関するものである。特に、動力機関を遠隔始動している際の車載機器の制御に関するものである。
従来、リモートキーなどの遠隔操作端末などを用いて、運転者が車両から離れた状態で動力機関を始動する遠隔始動システムがある。この遠隔始動システムにおいては、動力機関を遠隔で始動することによって、例えば、運転者の乗車前に動力機関の暖気を行ったり、車室内の空調を実施することで予め車室内を快適な温度に調整したり、更に、デアイサなどによって予め窓ガラスの霜取りなどを行うことができる。
このような遠隔始動システムの一例として特許文献1に示す車両制御装置がある。この車両制御装置は、例えば、エンジン始動の遠隔要求を受信すると、乗車待機用制御を実行し、運転者の乗車を検出すると乗車用制御を実行するものである。この乗車待機用制御は、人が乗車していない状態での制御である。乗車待機用制御においては、運転者が乗車していない状態では不要である車載機器(スピードメータなどの車両走行時に使用される表示系、ナビゲーションユニット、オーディオユニットなど)に対する電源供給を停止することによって消費電力を低減するものである。
特開2005−325832号公報
ところが、上述のような遠隔始動システムにおいては、動力機関を遠隔始動させた場合、盗難されたり、子供などが誤って車両を発進させたりするのを抑制するために、運転者が乗車する際に一旦動力機関を停止させる場合がある。したがって、運転者は、一旦動力機関を始動させているにも係らず、車両を発進させるためには再度動力機関を始動させる必要があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、安全性及びセキュリティー性の低下を抑制しつつ、運転者の手間を省くことができる遠隔始動システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の遠隔始動システムは、遠隔地からのエンジン始動を示す指示信号に基づいてエンジンの暖機運転を行う遠隔始動システムであって、指示信号を受信する受信手段と、正規のユーザーが車両を運転することを検出するユーザー検出手段と、指示信号を受信するとエンジンに対して電源を供給してエンジンを暖気運転すると共に、エンジン以外の車両の走行に必要な複数の車載機器からなる第1車載機器グループにおける少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止するものであり、エンジンを暖気運転しつつ、少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止しているときに正規のユーザーが車両を運転することが検出されると、エンジンの暖気運転を維持しつつ、第1車載機器グループに対して電源の供給を行う制御手段とを備えることを特徴とするものである。
このようにすることによって、エンジンの暖気運転を行っているとき、正規のユーザーでないと車両を走行させることができず、さらに、正規のユーザーが車両を運転する際には再度エンジンを始動させる必要がないので、安全性及びセキュリティー性の低下を抑制しつつ、手間を省くことができる。
また、請求項2に示すように、制御手段は、車室内の環境及び車両の窓ガラスの状態を調整する複数の車載機器からなる第2車載機器グループに対する電源の供給を制御するものであり、指示信号を受信すると第2車載機器グループにも電源を供給するようにしてもよい。
このようにすることによって、ユーザーが車両に乗車する際に、車室内の環境を快適にすることができると共に、窓ガラスの状態も適切にすることができるので好ましい。
また、請求項3に示すように、車室内の環境を検出する環境検出手段と、車両の窓ガラスの状態を検出する視界検出手段とを備えるものであり、制御手段は、環境検出手段と視界検出手段との検出結果に基づいて、第2車載機器グループにおける複数の車載機器のうちから電源を供給する車載機器を選択するようにしてもよい。
このようにすることによって、車室内の環境及び窓ガラスの状態に応じて、適切な車載機器に電源を供給することができるので好ましい。また、これにてよって、消費電力を抑制することができる。
また、請求項4に示すように、暖気運転、車室内の環境の調整、車両の窓ガラスの状態の調整に必要のない複数の車載機器からなる第3車載機器グループを備えるものであって、制御手段は、指示信号を受信すると第3車載機器グループへの電源の供給を停止すると共に、エンジンを暖気運転しつつ、少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止しているときに正規のユーザーが車両を運転することが検出されると、第3車載機器グループに対して電源の供給を行うようにしてもよい。
通常、遠隔地からの指示信号に基づいてエンジンの暖機運転を行っている場合、第3車載機器グループは動作する必要がない場合が多い。したがって、請求項4に示すようにすることによって、第3車載機器グループの動作の必要性が低いときは電源の供給を停止することができるので、無駄な消費電力を抑制することができるので好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における遠隔始動システムの概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置のエンジン始動時の処理動作を示すフローチャートである。図3は、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置の乗車時の処理動作を示すフローチャートである。
図1において、1はキーシリンダ1Aに差込まれるイグニッションキー(車両キー)であり、後述する車両に設置された送受信機2との間で交信するためのトランスポンダ11、およびトランスポンダ11に接続されたキーアンテナ12を内蔵する。トランスポンダ11は、キーアンテナ12で受信した車両アンテナ21からの電波を受けて、不図示のコンデンサに蓄電する電荷変換部(図示省略)、イグニッションキー1固有のキーID番号(識別符号)を記憶するEEPROM(図示省略)、EEPROMからキーID番号を読み出すとともに車両アンテナ21との間での電波の送受信を制御するトラポン制御部(図示省略)などを備える。
電荷変換部に蓄積された電荷は、車両アンテナ21への送信時の送信電力として、あるいはトラポン制御部の電源として利用される。電波の送信時には、イグニッションキー1の制御部がEEPROMからキーID番号を読み出し、読み出されたキーID番号の搬送電波(指示信号)がキーアンテナ12から車両アンテナ21に向けて送信される。
図1において、2はイグニッションキー1との間で送受信を行う送受信機である。送受信機2は、電波の送受信を切換える送受信スイッチ、送信電波の搬送波信号を出力する発振器、車両アンテナ21により受信した受信電波を復調する復調器、電波送受信のタイミング等を制御する送受信機制御部などを備える。
図1において、SW1はキーシリンダ1Aに差込んだイグニッションキー1をイグニッションオン位置まで回転させることによりオンするイグニッションスイッチ、SW2はそのイグニッションキー1をさらにスタータオン位置まで回転させるとオンするスタータスイッチである。スタータスイッチSW2のオンにより、電源供給制御部110からスタータモータ70に電流が供給される。
図1において、3はリモートコントローラ31(携帯型送信機)からの固有のID番号(識別符号)を含む電波(指示信号)をアンテナ32を介して受信したときに、エンジンを始動させるリモートエンジンスタータ(以下、エンジンスタータとも称する)である。エンジンスタータ3は、リモートコントローラ31から送出された電波を受信すると、予め記憶されたID番号と受信されたID番号とを照合し、予め記憶されたID番号と受信されたID番号とが所定の対応関係を満たした場合には、イグニッションをオンすると共に、電源供給制御部110に対してスタータモータ70、燃料噴射装置61、点火装置62に向けて電流を供給するように指示する。なお、イグニッションをオンする動作は、イグニッションスイッチSW1をオンするのと同等の動作を意味する。また、このとき、エンジンスタータ3は後述するイモビECU4に向けてスタータ信号を送出する。
図1において、4はCPU41と、登録キーID番号を記憶したメモリ42とを備えるイモビライザーECU(以下、イモビECUとも称する)である。イモビECU4は、エンジン始動を許可するエンジン始動許可信号、およびエンジン始動を禁止するエンジン始動禁止信号を後述するエンジンECU5に出力する。
送受信機2の復調器から出力される復調信号はイモビECU4のCPU41に入力される。復調信号が入力されると、CPU41は、復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とを照合し、CPU41は復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たしていればエンジン始動許可信号をエンジンECU5に向けて出力する。つまり、イモビECU4(CPU41)は、復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たす場合に、正規のユーザーが車両を運転するとみなすものである。
一方、エンジンスタータ3から出力されるスタータ信号もイモビECU4のCPU41に入力される。スタータ信号を受けると、CPU41はエンジン始動許可信号をエンジンECU5に向けて出力する。
また、このとき、CPU41は、エンジン始動許可信号、すなわちエンジンスタートがリモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかを判別する。そして、CPU41は、エンジンECU5に向けてエンジン始動許可信号を出力する場合、エンジン始動許可信号がリモートコントローラ31の操作に基づくものであるか、イグニッションキー1の操作に基づくものであるかを識別する識別信号も併せて出力する。
なお、CPU41における照合の結果、復調信号に含まれるキーID番号と、登録キーID番号とが所定の対応関係を満たさない場合は、CPU41はエンジン始動禁止信号をエンジンECU5に向けて出力する。
図1に示すエンジンECU5は、CPU51、メモリ52などを備え、エンジンに関する種々の制御を行うためのものである。エンジンECU5は、燃料噴射装置61、点火装置62、シフトロックコントローラ63とそれぞれ接続されている。
CPU51は、イモビECU4からのエンジン始動許可信号を受けると、エンジンを始動させるための信号を燃料噴射装置61および点火装置62に向けて出力する。また、CPU51は、イモビECU4からのエンジン始動禁止信号を受けると、エンジンの始動を禁止させる。なお、本発明のエンジンとは、エンジンECU5、燃料噴射装置61、点火装置62、スタータモータ70などエンジンの動作に必要な車載機器を含むものである。
なお、シフトロックコントローラ63は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、シフトレバーのロックアンロックを制御するものである。つまり、シフトロックコントローラ63は、電源が供給されているときはシフトレバーをアンロックして動作可能とし、電源が供給されていないときはシフトレバーをロックして動作不可能とする。
ボデーECU80は、CPU、メモリなどを備えるものであり、集中ドアロック制御、室内灯の制御など、ボデー系の制御を司るための電子制御ユニットである。そして、ボデーECU80には、図示を省略する車両ドアSW、ドアロックSWが接続されている。
ステアリングロックECU91は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、ステアリングのロックアンロックを制御するものである。例えば、ステアリングロックECU91は、送受信器2からの復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たしている場合はステアリングをアンロックし、そうでない場合はステアリングをロックする。
なお、上述のシフトロックコントローラ63、ステアリングロックECU91は、エンジン以外の車両の走行に必要な車載機器であり、本発明の第1車載機器グループに含まれるものである。
ナビゲーションECU92は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、現在位置から目的地までの経路を算出したり、その算出した経路に基づいて地図をディスプレイに表示したりすることによって経路案内を行うものである。メータECU94は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、車室内のメータを制御(車速に応じて針を動作させたり、メータのランプを点灯させたり)するものである。灯火装置96は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、ヘッドランプなどの灯具の点消灯を制御するものである。ワイパー97は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、ワイパーブレードを駆動することによってフロントガラスに付着した雨粒などを払拭するものである。ミラー98は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて動作するものであり、格納位置と使用位置との間を電動で動作するものである。なお、このナビゲーションECU92、メータECU94、灯火装置96、ワイパー97、ミラー98は、周知技術であるため詳しい説明は省略する。なお、ナビゲーションECU92、メータECU94、灯火装置96、ワイパー97、ミラー98は、暖気運転、車室内の環境の調整、車両の窓ガラスの状態の調整に必要のない車載機器であり、本発明の第3車載機器グループに含まれるものである。
エアコンECU93は、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給されて空調装置を駆動するものであり、車室内の温度、湿度(環境)を調整すると共に、窓ガラスの視界状態を適切な状態に調整するために(窓ガラスに付着した結露や霜などを取り除くために)フロントガラスに空調空気を送風(デフロスタ)するものである。なお、空調装置に関しては、周知技術であるため詳しい説明は省略する。デアイサ95は、窓ガラスの視界状態を適切な状態に調整するものであり、電源供給制御部110にてバッテリー100から電源が供給(通電)されるものである(氷結除去装置)。なお、エアコンECU93及びデアイサ95は、車室内の環境及び車両の窓ガラスの状態を調整する車載機器であり、本発明の第2車載機器グループに含まれるものである。
電源供給制御部110は、マイクロコンピュータを主体として構成されるもので、CPU、ROMやRAMなどのメモリやインターフェース回路あるいはデータ転送用のバスラインを備えている。この電源供給制御部110は、車両に搭載されたバッテリー100から上述の複数の車載機器に対する電源の供給を制御するものである。なお、この電源供給に関しては、後ほど詳しく説明する。
ここで、本実施の形態における遠隔始動システムの動作について説明する。
まず、図2に基づいて、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置のエンジン始動時の処理動作に関して説明する。
ステップS10では、リモートエンジンスタータ3にてリモートコントローラ31から指示信号を受信したか否かによってエンジンの始動要求を確認する。そして、ステップS11では、指示信号を受信した場合はエンジン始動要求を受信したとみなしてステップS12へ進み、受信してない場合はエンジン始動要求を受信してないとみなしてステップS10へ戻る。
ステップS12ではエンジンを始動する。このとき、電源供給制御部110は、エンジンECU5、燃料噴射装置61、点火装置62、スタータモータ70などエンジンの動作に必要な車載機器に対して電源を供給する。一方、エンジンECU5は、エンジンを始動させるための信号を燃料噴射装置61および点火装置62に向けて出力する。これによって、エンジンの暖機運転が開始される。
ステップS13では、電源供給制御部110は、第2車載機器グループに含まれる車載機器から電源を供給する車載機器を選択するために車両状態(車室内の環境、車両の窓ガラスの状態)を検出する。
なお、車室内の環境を検出する場合、例えば、サーミスター等により構成され車室内の温度を検出する車室内温度センサ、サーミスター等により構成され車室外の温度を検出する車室外温度センサ、誘電体としての高分子膜を一対の電極板で挟んで構成され車室内の湿度を検出する車室内湿度センサ、フォトダイオード等の光検出手段等により構成され太陽からの日射量を検出する日射センサなどを採用することができる。
また、車両の窓ガラスの状態を検出する場合、例えば、窓ガラス表面(主結露面)に配置され結露状態に応じた電気抵抗値の変化によって結露を検出する結露センサや、窓ガラスに赤外線を発光する投光器と窓ガラスからの反射光(赤外線)を受光器とを備え受光器での検出結果に基づいて視界状態を検出する赤外線センサなどを採用することができる。
ステップS14では、電源供給制御部110は、第2車載機器グループに含まれる車載機器から電源を供給する車載機器を選択する。つまり、電源供給制御部110は、車室内の環境を検出すると共に、車両の窓ガラスの状態を検出し、その検出結果に基づいて、第2車載機器グループにおける複数の車載機器のうちから電源を供給する車載機器を選択する。
ステップS15では、電源供給制御部110は、ステップS14にて選択された第2車載機器グループに含まれる車載機器への電源を供給する。
このようにすることによって、車室内の環境及び窓ガラスの状態に応じて、適切な車載機器に電源を供給することができるので好ましい。また、これにてよって、無駄な消費電力を抑制することができる。また、このように、第2車載機器グループに含まれる車載機器への電源を供給することによって、ユーザーが車両に乗車する際に、車室内の環境を快適にすることができると共に、窓ガラスの状態も適切にすることができるので好ましい。なお、本実施の形態においては、選択的に第2車載機器グループに含まれる車載機器への電源の供給を行う例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、第2車載機器グループに含まれる全ての車載機器へ電源を供給するようにしてもよい。
ステップS16では、電源供給制御部110は、第3車載機器グループに含まれるナビゲーションECU92、メータECU94、灯火装置96、ワイパー97、ミラー98への電源供給を停止する。
通常、第3車載機器グループに含まれる車載機器は、電源スイッチをオンの状態でイグニッションオフになった場合、次回イグニッションオンとなるか、エンジンの暖気運転が行われると、バッテリー100からの電源供給が行われるものである。しかしながら、遠隔地からの指示信号に基づいてエンジンの暖機運転を行っている場合、第3車載機器グループは動作する必要がない場合が多い。したがって、このようにすることによって、第3車載機器グループの動作の必要性が低いときは電源の供給を停止することができるので、無駄な消費電力を抑制することができるので好ましい。
ステップS17では、電源供給制御部110は、第1車載機器グループに含まれるシフトロックコントローラ63、ステアリングロックECU91への電源供給を停止する。なお、第1車載機器グループに含まれる全ての車載機器への電源供給を停止する必要はなく、少なくとも一つの車載機器への電源供給を停止すれば本発明の目的は達成できるものである。
次に、図3に基づいて、本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置の乗車時の処理動作に関して説明する。つまり、エンジンの暖機運転中にユーザーが乗車する場合の処理動作に関するものである。
ステップS20では、ユーザー認証を行う。イモビECU4(CPU41)は、復調信号に含まれるキーID番号と、メモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たすか否かによってユーザー認証を行う。そして、ステップS21では、ステップS20での認証結果に基づいて、復調信号に含まれるキーID番号とメモリ42に記憶されている登録キーID番号とが所定の対応関係を満たし正規のユーザーであると判定した場合はステップS22へ進み、所定の対応関係を満たしてなく正規のユーザーでないとス判定した場合はテップS20へ戻る。
ステップS22では、電源供給制御部110は、エンジンECU5、燃料噴射装置61、点火装置62、スタータモータ70への電源供給を維持しつつ、第1車載機器グループに含まれるシフトロックコントローラ63、ステアリングロックECU91へ電源を供給する。つまり、エンジンの暖機運転が維持された状態で、第1車載機器グループに含まれるシフトロックコントローラ63、ステアリングロックECU91は、電源が供給されるものである。
ステップS23では、電源供給制御部110は、第3車載機器グループに含まれるナビゲーションECU92、メータECU94、灯火装置96、ワイパー97、ミラー98への電源を供給する。
このようにすることによって、エンジンの暖気運転を行っているとき、正規のユーザーでないと車両を走行させることができず、さらに、正規のユーザーが車両を運転する際には再度エンジンを始動させる必要がないので、安全性及びセキュリティー性の低下を抑制しつつ、手間を省くことができる。
本発明の実施の形態における遠隔始動システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置のエンジン始動時の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における遠隔エンジンスタート装置の乗車時の処理動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 イグニッションキー、11 トランスポンダ、12 キーアンテナ、1A キーシリンダ、2 送受信機、21 車両アンテナ、3 リモートエンジンスタータ、31 リモートコントローラ、31a リモコンアンテナ、32 スタータアンテナ、4 イモビECU、41 CPU、42 メモリ、5 エンジンECU、51 CPU、52 メモリ、61 燃料噴射装置、62 点火装置、63 シフトロックコントローラ、70 スタータモータ、80 ボデーECU、91 ステアリングロックECU、92 ナビゲーションECU、93 エアコンECU、94 メータECU、95 デアイサ、96 灯火装置、97 ワイパー、98 ミラー、100 バッテリー、110 電源供給制御部

Claims (4)

  1. 遠隔地からのエンジン始動を示す指示信号に基づいて、エンジンの暖機運転を行う遠隔始動システムであって、
    前記指示信号を受信する受信手段と、
    正規のユーザーが車両を運転することを検出するユーザー検出手段と、
    前記指示信号を受信すると、前記エンジンに対して電源を供給して当該エンジンを暖気運転すると共に、当該エンジン以外の前記車両の走行に必要な複数の車載機器からなる第1車載機器グループにおける少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止するものであり、前記エンジンを暖気運転しつつ、前記少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止しているときに前記正規のユーザーが車両を運転することが検出されると、前記エンジンの暖気運転を維持しつつ、前記第1車載機器グループに対して電源の供給を行う制御手段と、
    を備えることを特徴とする遠隔始動システム。
  2. 前記制御手段は、車室内の環境及び車両の窓ガラスの状態を調整する複数の車載機器からなる第2車載機器グループに対する電源の供給を制御するものであり、前記指示信号を受信すると前記第2車載機器グループにも電源を供給することを特徴とする請求項1に記載の遠隔始動システム。
  3. 前記車室内の環境を検出する環境検出手段と、前記車両の窓ガラスの状態を検出する視界検出手段とを備えるものであり、前記制御手段は、前記環境検出手段と前記視界検出手段との検出結果に基づいて、前記第2車載機器グループにおける複数の車載機器のうちから電源を供給する車載機器を選択することを特徴とする請求項2に記載の遠隔始動システム。
  4. 前記暖気運転、前記車室内の環境の調整、前記車両の窓ガラスの状態の調整に必要のない複数の車載機器からなる第3車載機器グループを備えるものであって、
    前記制御手段は、前記指示信号を受信すると前記第3車載機器グループへの電源の供給を停止すると共に、前記エンジンを暖気運転しつつ、前記少なくとも一つの車載機器に対して電源の供給を停止しているときに前記正規のユーザーが車両を運転することが検出されると、前記第3車載機器グループに対して電源の供給を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の遠隔始動システム。
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