JP2009067146A - ハイブリッド車両の居眠り防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の居眠り状態の継続を回避可能なハイブリッド車両の居眠り防止装置を提供すること。
【解決手段】運転者の意識低下を検出した場合に、モータ走行モードを解除してエンジン走行モードを選択する。これにより、低騒音、低振動のモータ走行モードから、エンジン走行モードへ切換えることで、駆動源からの音や振動を増加させ、エンジンによる音や振動により運転者の意識低下を妨害し、運転者の居眠り状態の継続を回避することが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】運転者の意識低下を検出した場合に、モータ走行モードを解除してエンジン走行モードを選択する。これにより、低騒音、低振動のモータ走行モードから、エンジン走行モードへ切換えることで、駆動源からの音や振動を増加させ、エンジンによる音や振動により運転者の意識低下を妨害し、運転者の居眠り状態の継続を回避することが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハイブリッド車両の居眠り防止装置に関する。
従来、車両を推進させる駆動源として、燃料の燃焼によって作動するエンジンと、電力によって作動する電動モータとを備えたハイブリッド車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなハイブリッド車両では、運転条件に応じて、エンジン及び電動モータの使い分けを行っている。
特開2004−129494号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、モータ駆動による走行時は、エンジン駆動による走行時に比べて駆動源からの音や振動の発生が少ないため、運転者の意識が低下した場合に、そのまま運転者が居眠りしてしまう虞がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、運転者の居眠り状態の継続を回避可能なハイブリッド車両の居眠り防止装置を提供することを目的とする。
本発明によるハイブリッド車両の居眠り防止装置は、車両を推進させる駆動源としてモータ及びエンジンを備え、モータを利用したモータ走行モード及びエンジンを利用したエンジン走行モードを選択可能なハイブリッド車両に搭載されて、運転者の居眠りを防止するハイブリッド車両の居眠り防止装置であって、運転者の意識低下を検出した場合に、エンジン走行モードを選択することを特徴としている。
このようなハイブリッド車両の居眠り防止装置によれば、運転者の意識低下を検出した場合に、モータ走行モードを解除してエンジン走行モードを選択することができる。これにより、低騒音、低振動のモータ走行モードから、エンジン走行モードへ切換えることで、駆動源からの音や振動を増加させ、エンジンによる音や振動により運転者の意識低下を妨害し、運転者の居眠り状態の継続を回避することが可能となる。
また、本発明によるハイブリッド車両の居眠り防止装置は、車両を推進させる駆動源としてモータ及びエンジンを備え、モータとエンジンの使用割合を変化可能なハイブリッド車両に搭載されて、運転者の居眠りを防止するハイブリッド車両の居眠り防止装置であって、運転者の意識低下を検出した場合に、エンジンの使用割合を増加させることを特徴としている。
このようなハイブリッド車両の居眠り防止装置によれば、運転者の意識低下を検出した場合に、エンジンの使用割合を増加させることができる。これにより、駆動源からの音や振動を増加させ、エンジンによる音や振動により運転者の意識低下を妨害し、運転者の居眠り状態の継続を回避することが可能となる。
本発明のハイブリッド車両の居眠り防止装置によれば、低騒音、低振動状態を中止して、エンジンによる音や振動を増加し、運転者の意識低下を妨害することができ、運転者の居眠り状態の継続を回避することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係るハイブリッド車両の居眠り防止装置の好適な実施形態について説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図1は、本発明の実施形態に係るハイブリッド車両の居眠り防止装置を示すブロック構成図である。
図1に示す居眠り防止装置10は、車両を推進させる駆動源として電動モータ及びエンジンを備えたハイブリッド車両に搭載され、運転者の居眠り状態の継続を防止するものである。
この居眠り防止装置10は、顔画像撮像カメラ12、顔画像処理ECU14、及び走行制御ECU16を備えている。この走行制御ECU16は、例えばCAN(Controll Area Network)等の通信回路によって接続され、上述した顔画像処理ECU14の他に、モータ駆動ECU18及びエンジンECU20と、相互にデータ交換が可能な構成とされている。また、これらの顔画像処理ECU14、走行制御ECU16、モータ駆動ECU18、及びエンジンECU20は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。
顔画像撮像カメラ12は、例えばコラムカバー上に設置され、運転者の顔画像を取得するものである。顔画像撮像カメラ12は、例えば、近赤外線カメラであり、近赤外線投射装置(不図示)から照射した近赤外線が運転者Dの顔に反射した反射光を受光することによって、運転者Dの顔を撮像する。顔画像撮像カメラ12では、例えば、毎秒30フレームの画像を取得することができる。
顔画像処理ECU14は、顔画像撮像カメラ12と電気的に接続されている。顔画像処理ECU14では、顔画像撮像カメラ12から入力された画像信号について、画像処理を行い、運転者の顔画像を認識する。顔画像処理ECU14では、例えば、運転者の顔の輪郭を検出する顔輪郭エッジ抽出処理、運転者の顔向き角度を判定する顔向き角度判定処理、顔部品(目、鼻、口)等の特徴点を抽出する顔特徴点抽出処理、運転者の開眼度を判定する開眼度判定処理が実行される。
走行制御ECU16のCPUでは、記憶部に記憶されているプログラムを実行することで、意識低下推定部22、走行モード設定部24が構成される。
意識低下推定部22は、運転者の意識低下状態を推定するものである。意識低下推定部22では、顔画像処理ECU14からの情報に基づいて、運転者が意識低下状態(居眠り状態)であると推定することができる。なお、例えば、運転者のその他の生体情報に基づいて、運転者の意識低下状態を推定してもよい。また、走行制御ECU16の記憶部には、運転者が意識状態低下状態であると推定するための閾値が記憶されている。この閾値は、実験等によって決定することができる。
意識低下推定部22では、例えば、運転者の開眼度が低い場合に、運転者が意識低下状態であると推定する。また、運転者の顔向き角度に基づいて、運転者が意識低下状態であると推定してもよい。
走行モード設定部24は、ハイブリッド車両の走行モードを設定するものである。走行モード設定部24では、例えば、自車両の走行状態、運転者からの要求等に応じて、モータ駆動による低負荷走行モード(モータ走行モード)、又はエンジン駆動によるエンジン走行モードを選択することができる。また、本実施形態の走行モード設定部24は、運転者の意識低下を検出した場合に、低負荷モードからエンジン走行モードへの切り替えを行うことができる。
そして、走行制御ECU16は、設定された走行モードとなるように、モータ駆動ECU18、エンジンECU20に信号を送信して、駆動源である電動モータ及びエンジンの制御を行う。低負荷モードでは、モータによる駆動が行われ、低騒音、低振動状態となる。エンジン走行モードでは、エンジンによって駆動されるため、低負荷モードに比べて、駆動源からの音や振動が大きい状態となる。
次に、このように構成されたハイブリッド車両の居眠り防止装置10の動作について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るハイブリッド車両の居眠り防止装置で実行される制御処理の動作手順を示すフローチャートである。
まず、顔画像処理ECU14は、顔画像撮像カメラ12から信号を入力して画像処理を行い、運転者の顔画像を認識する(S1)。顔画像処理ECU14では、顔画像に基づいて、顔向き角度判定、開眼度判定等を行う。これらの判定結果に関する情報は、走行制御ECU16に送信される。
次に、走行制御ECU16は、顔画像処理ECU14からの情報に基づいて、運転者の意識低下状態を推定する。例えば、開眼度判定によって、運転者の意識低下状態を推定する(S2)。
次に、走行制御ECU16は、現在の走行モードが低負荷走行モードであるか否かを判定する(S3)。低負荷モードであると判定された場合には、ステップ4に進み、低負荷モードであると判定されなかった場合(エンジン走行モードであると判定された場合)には、処理を終了する。
ステップ4では、運転者の意識状態が閾値以下であるか否かの判定を行う。運転者の意識状態が閾値以下であると判定された場合(運転者が意識低下状態である場合)には、ステップ5に進み、運転者の意識状態が閾値以下であると判定されなかった場合(運転者が意識低下状態ではない場合)には、処理を終了する。
ステップ5では、低負荷走行モードの解除を行う。走行制御ECU16では、モータ駆動ECU18、エンジンECU20に信号を送信し、低負荷走行モードからエンジン走行モードへの切り替えを行う。
このようなハイブリッド車両の居眠り防止装置10では、運転者の意識低下を検出した場合に、低負荷走行モードを解除してエンジン走行モードを選択する。これにより、低騒音、低振動の低負荷走行モードから、エンジン走行モードへ切換えることで、駆動源からの音や振動を増加させ、エンジンによる音や振動により運転者の意識低下を妨害し、運転者の居眠り状態の継続を回避することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、運転者の意識低下を検出した場合に、モータ駆動による走行からエンジン駆動による走行に切換えているが、モータ及びエンジンの使用割合を変化可能なハイブリッド車両において、運転者の意識低下を検出した場合に、エンジンの使用割合を増加させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、運転者の顔画像に基づいて、運転者の意識低下状態を検出しているが、運転者の生体情報(心拍数、血圧、体温等)に基づいて、運転者の意識低下状態を検出してもよく、運転者の動作等に基づいて、運転者の意識低下状態を検出してもよい。
10…ハイブリッド車両の居眠り防止装置、12…顔画像撮像カメラ、14…顔画像処理ECU、16…走行制御ECU、18…モータ駆動ECU、20…エンジンECU、22…意識低下推定部、24…走行モード設定部。
Claims (2)
- 車両を推進させる駆動源としてモータ及びエンジンを備え、前記モータを利用したモータ走行モード及び前記エンジンを利用したエンジン走行モードを選択可能なハイブリッド車両に搭載されて、運転者の居眠りを防止するハイブリッド車両の居眠り防止装置であって、
運転者の意識低下を検出した場合に、前記エンジン走行モードを選択することを特徴とするハイブリッド車両の居眠り防止装置。 - 車両を推進させる駆動源としてモータ及びエンジンを備え、前記モータと前記エンジンの使用割合を変化可能なハイブリッド車両に搭載されて、運転者の居眠りを防止するハイブリッド車両の居眠り防止装置であって、
運転者の意識低下を検出した場合に、前記エンジンの使用割合を増加させることを特徴とするハイブリッド車両の居眠り防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007235760A JP2009067146A (ja) | 2007-09-11 | 2007-09-11 | ハイブリッド車両の居眠り防止装置 |
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JP2007235760A JP2009067146A (ja) | 2007-09-11 | 2007-09-11 | ハイブリッド車両の居眠り防止装置 |
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Cited By (3)
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JP2016005339A (ja) * | 2014-06-16 | 2016-01-12 | 三菱自動車工業株式会社 | 電動車両の走行制御装置 |
JP2016068799A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 富士重工業株式会社 | 車両の制御装置及び車両の制御方法 |
JP2018126053A (ja) * | 2018-02-21 | 2018-08-09 | 三菱自動車工業株式会社 | 電動車両の走行制御装置 |
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2007
- 2007-09-11 JP JP2007235760A patent/JP2009067146A/ja active Pending
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