JP2009065516A - 半導体集積回路、pwm信号出力装置、および電力変換制御装置 - Google Patents

半導体集積回路、pwm信号出力装置、および電力変換制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差の補償と同時にPWM信号のスイッチングタイミングを管理でき、ソフト演算負荷の増減及びハード回路の追加部分を最小限に抑えることができるPWM変調形電力変換器の制御技術を提供する。
【解決手段】PWM信号を発生するPWM信号発生手段を有する半導体集積回路に、PWMタイマユニット100として、外部からPWM信号より遅延して入力するパルス信号のパルス幅をカウントするカウンタ103Aと、カウンタ103Aのカウンタ値をPWM信号に同期して取り込むレジスタ103Bと、外部から入力するパルス信号の源信号となるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段104とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、パルス幅変調(PWM変調)信号により制御される電力変換器のPWM信号発生技術に係り、特にデッドタイム及びスイッチング素子の遅れ等による印加電圧誤差を補償するPWM変調形電力変換器の制御装置に適用して有効な技術に関する。
例えば、電力変換器のPWM信号発生技術において、電力変換器をPWM制御する場合、電源間に直列に接続されたスイッチング素子のスイッチング遅れに起因する短絡を防止するために、PWM信号にデッドタイムを付加することが必須である。しかしながら、このデッドタイムの影響で電力変換器の出力電圧が電圧指令値と不一致となると共に、負荷電流波形に歪を生じる原因となっている。
そこで、これらデッドタイムの影響を補償する方法として、電圧指令値に対して、予め設定した補償量を負荷電流極性に応じて補償する方式や、電力変換器の出力電圧をフィードバックして補償する方式など、多数の補償方法が提案されている。
上記の予め設定した補正量を補償する方式は、設定した補正量と実際のスイッチング素子の動作速度とのズレ等により誤差を生じ、正しい補償ができない。また、出力電圧をフィードバックして補償する方式としては、ハードウェアで実現する方式(例えば特許文献1)と、ソフトウェアで実現する方式(例えば特許文献2)が知られている。さらに、特許文献3などの技術も提案されている。
特開2000−312486号公報 特開2001−352764号公報 特開2006−158064号公報
上記のハードウェアで実現する方式、ソフトウェアで実現する方式の一例を、図11〜図13を用いて説明する。図11〜図13はいずれも本発明者が本発明の前提として検討したものであり、図11はハードウェアで実現するモータ駆動装置の全体構成図、図12は図11の動作時のタイムチャート、図13はソフトウェアで実現するモータ駆動装置のブロック図をそれぞれ示す。
図11において、モータ駆動装置は、マイクロコンピュータ等を用いてPWM信号を出力するPWM信号発生部7、PWM信号を増幅して、スイッチング素子9を駆動するドライブ回路2、直流電源に接続されるインバータ回路3、モータ4、インバータ回路3の相電圧のレベルを出力電圧パルス信号として出力する電圧検出回路5、PWM信号発生部7から出力されるPWM信号と電圧検出回路5の出力電圧パルス信号からデッドタイム補償を行った補正PWM信号を出力するデッドタイム補償回路6等で構成される。
図12は、上記デッドタイム補償回路6で行われる動作を示したタイムチャート(一相(U相)分を示す)であり、キャリア信号である三角波と電圧指令を比較して作成されるPWM信号Urと、PWM信号Urと電圧検出回路5から出力される出力電圧パルス信号Ufの時間差をカウントするアップダウンカウンタ値(以下カウンタ値と呼ぶ)と、前記カウンタ値からデッドタイム補償を行った補正PWM信号Up,Un(インバータの上アーム用信号Upと下アーム用信号Un)と、電圧検出回路5から出力される出力電圧パルス信号Ufを示し、(ア)において、本回路の起動がなされ、(イ)において、モータ4に流れる電流の極性が正から負に変わった状態を示している。
図12の通り、デッドタイムやスイッチング素子9の遅れを補償して、PWM信号Urと同じパルス幅Trの出力電圧パルス信号Ufを得ることができる。
しかし、本方式はPWM信号Urに対して遅らせて補正PWM信号Up,Unを出力しているため、PWM信号Urの位相と補正PWM信号Up,Unの位相にズレを生じ、また、このズレの関係が一定でない。言い換えると、PWM信号発生部7で実際に出力されているPWM信号を管理できない。
モータ制御では、モータの回転子の位置(位相)を基準に電圧位相を計算して電圧を印加しているため、電圧位相が計算通りに出力されないと、この値も電圧誤差として現れてしまう。また、モータ電流をPWM信号のタイミングに同期させて検出する電流検出法では、PWM信号Urに対して、実際に出力される補正PWM信号Up,Unのタイミングが異なる(一定でない)ため、上記のような電流検出法は困難である。また、インバータの出力相電圧はパルス信号でのみ取り扱われるため、主にスイッチング素子9での電圧降下による電圧誤差は補償できない。さらに、上記ハード回路が必要であり、外部回路の増加、コスト増加は避けられない。
上記ハードウェアで実現する方式に対して、図13に示すソフトウェアで実現する方式では、上記に示す問題点は無い。本方式は、図13に示すように電流制御ループの内側に電圧制御ループを入れて、相電圧が電圧指令値通りになるように制御する方式であり、ソフトウェアで行っているため、出力するPWM信号のタイミングを管理できる。
しかし、本方式はPWM信号出力処理に大変大きな演算負荷が掛かり、汎用的で安価なマイクロコンピュータ等では容易に実現できない。また、上記電圧制御にはPI制御を用いており、このゲイン調整等も必要になる。
以上のように、従来のハードウェアで実現する方式、ソフトウェアで実現する方式における問題点は、出力したPWM信号に対して実際に印加される補正PWM信号のタイミングが異なり、また、そのタイミングが一定でないことにより、デッドタイム補償を行った時のPWM信号のタイミング管理ができないことと、外部回路の増加に伴うコスト増加及び、ソフトウェア処理の演算負荷の増加である。また、前記特許文献3の技術においても、主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差は補償できないことが分かった。
そこで、本発明は、これらの課題を解決し、主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差の補償と同時にPWM信号のスイッチングタイミングを管理でき、ソフト演算負荷の増減及びハード回路の追加部分を最小限に抑えることができるPWM変調形電力変換器の制御技術を提供することを目的とするものである。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的なものの概要は、PWM信号を発生するPWM信号発生手段を有する半導体集積回路に、外部からPWM信号より遅延して入力するパルス信号のパルス幅をカウントするカウンタと、カウンタのカウンタ値をPWM信号に同期して取り込むレジスタと、外部から入力するパルス信号の源信号となるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段とを備える。
さらに、電圧指令値を時間データに変換したPWM電圧指令時間値とPWM信号発生手段に設定したPWM設定時間値とレジスタのレジスタ値とA/D変換手段のA/D変換結果値とを記憶する記憶手段を備え、電力変換器の出力電圧の電圧レベルを出力電圧パルス信号として検出するレベル検出手段を用いて、出力電圧パルス信号を半導体集積回路に外部パルス信号として与え、また、電力変換器の出力電圧値を半導体集積回路内のA/D変換手段でデジタル信号に変換し、周期毎に実行される周期ソフトウェア処理において、レジスタ値とA/D変換結果値とPWM電圧指令時間値とPWM設定時間値とを用いて、次回のPWM設定時間値を算出し設定することにより実現できる。
ここで、周期処理はPWM信号発生手段のキャリア周期に同期して実行され、カウンタとレジスタとA/D変換手段は組になっており、少なくとも1組を有する。
また、カウンタはカウントするパルス信号のレベル(「Hi」または「Low」)を選択可能とすることにより任意のレベルをカウントできる。
A/D変換手段は、内部において入力されたアナログ信号を増幅する回路も備えており、源信号または増幅後の信号の内、選択した信号をA/D変換する。この時、増幅回路の増幅ゲインは偶数倍もしくは1/偶数倍に設定する。
上記、次回のPWM設定時間値の算出方法は、次の2段階で行う。まず、A/D変換結果値を基に基準直流電圧値との誤差電圧を求め、誤差電圧分を加算した電圧指令値を作成する。次に、レジスタ値から得られるパルス信号のパルス幅時間とPWM設定時間値との誤差を求め、その誤差とPWM電圧指令時間値とから次回のPWM設定時間値を算出する。または、パルス幅時間とPWM電圧指令時間値との誤差を求め、その誤差とPWM設定時間値とから次回のPWM設定時間値を算出する方法もある。
また、PWM信号出力装置とともに、直流電力を交流電力に変換する2つ以上のスイッチング素子から構成された電力変換回路を備えた際に、PWM信号として予め決定したパターンの信号を出力し、その際のパルス幅時間とPWM設定時間値もしくはPWM電圧指令時間値とから誤差時間を求め、2つ以上のスイッチング素子の遅れ時間として記憶する記憶手段を有することにより、スイッチング素子の異常を判定することができる。
上記のように、ハードウェア回路で行う部分とソフトウェア処理で行う部分を切り分けることにより、半導体集積回路の汎用性を維持するとともに、演算負荷の軽減を行いながらデッドタイム補償を実現している。これにより、外部回路の追加は必要最小限になり、PWM信号のタイミング管理が可能となり、演算負荷も軽減できる。
さらに、PWM信号発生手段を有する半導体集積回路を用いたPWM信号出力装置や、PWM信号発生手段と半導体集積回路及びレベル検出手段とその源信号を半導体集積回路に入力する手段を有する電力変換制御装置等にも適用できる。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、代表的なものによって得られる効果は、処理速度の必要なカウンタ機能とその値を取り込むレジスタ機能及び電力変換器の出力電圧値をA/D変換する機能を半導体集積回路のハードウェア回路で備え、電圧誤差の補償およびPWMタイマへの設定処理をソフトウェア処理で行うことにより、主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差の補償と同時にPWM信号のスイッチングタイミングを管理でき、ソフト演算負荷の増加及びハード回路の追加部分を最小限に抑えることができる。よって、簡単な回路構成及びソフトウェア処理で出力電圧補償およびデッドタイム補償が可能となる。
また、代表的なものによって得られる他の効果は、半導体集積回路の汎用性が維持でき、安価な半導体集積回路として実現できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<実施の形態1>
本実施の形態では、PWM設定時間を小さくするとPWM信号の上アーム側の通流率が増加するPWMタイマの設定で、出力電圧パルス信号の「Hi」レベルが上アーム側オン期間であって、この「Hi」レベルをカウントする場合を例として示す。これを第1のケースと呼ぶ。
先ず、本発明に係わる電力変換制御装置の実施の形態1について説明する。図1に、電力変換制御装置であるモータ駆動装置の全体構成図を示す。本実施の形態のモータ駆動装置(電力変換制御装置)は、マイクロコンピュータ(半導体集積回路)を用いた制御回路(PWM信号出力装置)1と、制御回路1から出力されるPWM信号を増幅して後述のインバータ回路3のスイッチング素子9を駆動するドライブ回路2と、スイッチング素子9からなるインバータ回路(電力変換回路)3と、モータ4と、インバータ回路3の出力電圧のレベルを出力電圧パルス信号として出力すると共に出力電圧値を相電圧信号として出力する電圧検出回路5等で構成される。インバータ回路3には直流電圧Edcが印加されている。
図2に、前記電圧検出回路5の回路構成図(一相(U相)分)を示す。電圧検出回路5は、抵抗51〜54と、コンパレータ55等から構成され、直流電圧Edcと端子電圧を比較して出力電圧パルス信号Ufを出力すると共に出力電圧信号Uaを出力している。
図3に、前記制御回路1内に備えてあるPWMタイマユニット(PWM信号発生手段)100の概略内部構成図を示す。PWMタイマユニット100は、PWM設定時間レジスタ101と、PWM設定時間レジスタ101の値を基に三角波キャリア信号と比較して六相の相補PWM信号202を出力するPWMタイマ102と、外部端子より入力される出力電圧パルス信号203の出力電圧パルス幅をカウントするカウンタ103Aと前記カウンタ103Aの値をPWMタイマ102からのトリガ信号201に従って取り込むレジスタ103Bからなる出力電圧パルス幅カウントユニット103と、外部端子より入力される相電圧信号(アナログ信号)204をA/D変換制御回路104Aでデジタル信号に変換しそのA/D変換結果を格納するレジスタ104BからなるA/D変換手段104と、ユーザプログラム等を保存するROM105等で構成される。
カウンタ103Aは、カウントするパルス信号のレベルを選択可能とするレベル選択手段を有する。
レジスタ103Bは、キャリア信号に同期してカウンタ103Aのカウンタ値を取り込み、取り込む周期を選択可能とする取り込み周期選択手段等の機能を有する。
A/D変換手段104は、出力電圧パルス信号203のレベルが変わるタイミング、相補PWM信号202のレベルが変わるタイミング等をトリガとしてA/D変換を開始する。なお、A/D変換手段104が連続的にA/D変換を行うのも有効である。
図4に、前記A/D変換手段104の内部構成図(一相(U相)分を示す)を示す。入力された相電圧信号Uaは、そのままもしくは増幅器を通して増幅ゲイン選択手段302に入力される。入力される信号は、本実施の形態においては4種類(そのままの信号(1倍)、増幅ゲイン2の増幅器301Aを通した信号(2倍)、増幅ゲイン4の増幅器301Bを通した信号(4倍)、増幅ゲイン1/2の増幅器301Cを通した信号(1/2倍))である。増幅器のゲインは、半導体集積回路への実装を考慮すると偶数倍または1/偶数倍が好ましいが、他の増幅ゲインでももちろん良い。増幅ゲイン選択手段302は、増幅ゲイン設定レジスタ303の設定にしたがって、複数の入力値から所望の入力値をA/D変換制御手段304に出力する。A/D変換制御手段304では、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、その結果をレジスタ104Bに格納する。
制御回路1内には、PWMタイマユニット100のほかに、図示しないが、CPUやRAM(記憶手段)等のマイクロコンピュータを構成する通常の機能ブロックを含む。このROMには、電圧指令値を時間データに変換したPWM電圧指令時間値、PWMタイマユニット100に設定したPWM設定時間値、レジスタ103Bのレジスタ値、A/D変換手段104のA/D変換結果値などを記憶する。
ここで、本実施の形態では、カウンタ103Aはアップカウンタとして設定されているが、ダウンカウンタとして設定しても問題はない。この時は、後述する出力電圧パルス幅Tf演算が異なる。
また、PWM設定時間レジスタ101、出力電圧パルス幅カウントユニット103、及びA/D変換手段104は、U相,V相,W相用として3組の構成となっている。
レジスタ103Bへのカウンタ値の取り込み周期は、トリガ信号201によって決定され、三角波キャリア信号の山、谷、及び山谷両方の3種類から選択可能である。本実施の形態では山谷両方に設定した。また、カウンタ103Aのクロックも選択可能である。ただし、上記クロックはPWMタイマ102のクロックと同一もしくは偶数倍あるいは1/偶数倍に設定することが望ましい。
また、実際のPWMタイマユニット100では、各種の設定レジスタやデッドタイム用時間設定レジスタ等、多数のレジスタで構成されているが、本実施の形態では省略している。
図5に、図3で示したPWMタイマユニット100を用いて実現するデッドタイム補償方法の概略フローチャートを示す。本処理(ステップ(イ)〜(リ))は、PWMキャリア信号周期で起動がかかる割込み発生手段による割込み処理である。本実施の形態では谷割込み処理で記載している。このデッドタイム補償方法における各処理は、マイクロコンピュータを構成するCPUにより実行される制御プログラムに基づいて制御される。また、以下で説明する処理は各相分行う必要があるが、全て同じ処理であるため、ここでは一相(U相)分についてのみ説明する。
ステップ(イ)では、インバータ回路3が出力する三相の電圧指令値の算出を行う。三相の電圧指令値の算出方法は各種知られているため、ここでは省略する。
ステップ(ロ)では、インバータの出力電圧の誤差電圧を求める。相補PWM信号を作成する際、インバータ回路3に接続された直流電圧Edcがそのままインバータから出力されているとしている。しかし、実際にはスイッチング素子9による電圧降下などによって、直流電圧Edcよりも小さくなっている。そこで、上下それぞれのスイッチング素子9がONしているときのインバータ出力電圧値を検出し、インバータから出力されている実際の相電圧を求め、出力電圧の誤差電圧を求める。演算式は次の通りでる。
ΔVon=Edc−(Vau−Val) ・・(1)
ここで、
ΔVon:基準直流電圧値との誤差電圧電圧値
Edc:基準直流電圧値
Vau:上アームがオンしているときのインバータ出力電圧値
Val:下アームがオンしているときのインバータ出力電圧値
である。
ステップ(ハ)では、ステップ(ロ)で求めた誤差電圧を用いて次式の通りに電圧指令値の補正を行う。
V**=V*+ΔVon ・・(2)
ここで、
V*:電圧指令値(ステップ(イ)で算出)
V**:補償後の電圧指令値
である。
ステップ(ニ)では、PWM設定時間レジスタ101に設定した時間データから誤差時間演算用のPWM設定時間Tset(i)データの算出を行う。ここでは、実際にPWM設定時間レジスタ101に設定した現在値と前回割込み時の設定値(前回処理時にRAMに退避しておく)の平均値を算出する。そして、現在値を次回演算時に使用する前回値としてRAMに保持しておく。
ここで、平均値を求めているが、これはPWM設定時間レジスタ101に設定しても実際にPWMタイマ102に反映され出力されるまでに半周期のズレがあるためである。言い換えると、設定値を変更した周期では、前回設定値と今回設定値のPWM信号が半分ずつ出力されるためである。なお、PWM設定時間データを設定した瞬間にPWMタイマ102にデータが反映される場合は、平均値を演算する必要はなく、現在値で良い。
ステップ(ホ)では、ステップ(ハ)で算出した、補償後の電圧指令値より時間換算値であるPWM電圧指令時間Tcの算出を行う。ここでは、PWMキャリア周波数とPWMタイマ102のクロック周波数の関係から、電圧指令に相当する時間データを算出する。
ステップ(ヘ)では、出力電圧パルス幅時間Tfを算出する。
ステップ(ト)では、誤差時間ΔTを、ステップ(チ)では、PWM設定時間レジスタ101に設定する設定時間Tset(i+1)を演算する。
ここで、上記ステップ(ト)および(チ)の演算方法は、PWMタイマ102の設定及び測定する出力電圧パルス信号のレベル設定によって異なる。
具体的には、PWM設定時間の大小と例えば上アーム側通流率の大小の関係、及び、出力電圧パルス信号のレベルと上アーム側もしくは下アーム側オン期間の関係で4種類の組合せがある。
本実施の形態では、第1のケースとして、PWM設定時間を小さくするとPWM信号の上アーム側の通流率が増加するPWMタイマの設定で、出力電圧パルス信号の「Hi」レベルが上アーム側オン期間であって、この「Hi」レベルをカウントする場合、PWM設定時間レジスタに設定される時間データはPWMの上アーム側オンの時間に相当し、出力電圧パルス信号カウンタ値はPWMの上アーム側のオン時間をカウントしている。そこで、上記内容を考慮して上記ステップ(ト)および(チ)の演算を行う必要がある。下記に、演算の一例を示す。ここで、PWM電圧指令時間は上アーム側のオン時間を算出しているものとする。
本実施の形態の設定である第1のケースとしては、
ΔT(i)on=Tc(i+1)on−Tf(i)on ・・(3)
Tset(i+1)off=Tset(i)off−ΔT(i)on ・・(4)
もしくは、
ΔT(i)on=[1−Tset(i)off]−Tf(i)on ・・(5)
Tset(i+1)off=Tc(i+1)on+ΔT(i)on ・・(6)
ここで、
ΔT(i)on:誤差時間(上アーム側オン時間ベース)
Tc(i+1)on:更新後のPWM電圧指令時間値(上アーム側オン時間ベース)
Tf(i)on:出力電圧パルス幅時間値(上アーム側オン時間ベース)
Tset(i)off:PWM設定時間値(上アーム側オフ時間ベース)
Tset(i+1)on:更新するPWM設定時間値(上アーム側オフ時間ベース)
で演算できる。
第2のケースとして、PWMタイマ設定は上記と同じで、出力電圧パルス信号の「Low」レベルをカウントする場合がある。第3のケースとして、第1と第2のケースとは反対に、PWM設定時間を小さくするとPWM信号の上アーム側の通流率が減少するPWMタイマの設定で、出力電圧パルス信号の「Hi」レベルが上アーム側オン期間であって、この「Hi」レベルをカウントする場合がある。第4のケースとして、PWMタイマ設定は第3のケースと同じで、出力電圧パルス信号の「Low」レベルが下アーム側オン期間であって、この「Low」レベルをカウントする場合がある。以上のような、PWMタイマの設定と出力電圧パルス信号を測定するレベル及びPWM電圧指令時間値により、様々な組合せの演算方法があるが、いずれも加減算のみで行うことができ、複雑な演算処理は無い。言い換えると、演算負荷が少なく、安価な汎用マイコンでも実現が容易である。また、PWMタイマの設定や出力電圧パルス信号の測定レベルなどはシステムの構成が決まれば固定されるものであり、動作中の変更は無く、演算方法は1つに決定できる。
ここで、本実施の形態は第1のケースで設定しているので、ステップ(ト)では、式(5)に従ってステップ(ニ)で算出した設定時間からステップ(ヘ)で算出した出力電圧パルス幅時間Tfを減算し誤差時間ΔTを算出する。または、式(3)に従って、ステップ(ホ)で算出したPWM電圧指令時間Tcからステップ(ヘ)で算出した出力電圧パルス幅時間Tfを減算し誤差時間ΔTを算出しても良い、この場合は、次のステップ(チ)の演算が異なる。
ステップ(チ)では、式(6)に従ってステップ(ト)で算出された誤差時間ΔTとステップ(ホ)で算出したPWM電圧指令時間TcからPWM設定時間レジスタ101に設定する設定時間を算出する。または式(4)に従って、ステップ(ト)で算出された誤差時間ΔTとステップ(ニ)で算出したPWM設定時間からPWM設定時間レジスタ101に設定する設定時間を算出する。
ステップ(リ)では、ステップ(チ)で算出した設定時間をPWM設定時間レジスタ101に設定する。
図6に、上記デッドタイム補償方法の動作時のタイムチャートを示す。PWM発生用の三角波キャリア信号はデッドタイム時間間隔だけ異なる三角波が二つあるダブルキャリア方式で記載している。さらに、考察用にデッドタイムを付加しない場合の波形を得るためにダブルキャリアの中心に三角波信号(点線)を記載している。
図6は、上から、誤差電圧補償後の電圧指令値を基に算出されるPWM電圧指令時間値Tc(一点鎖線)、電圧指令値を基に算出されるPWM電圧指令時間値Tc0(点線)、実際に三角波と比較されるPWM設定時間値Tset(実線)、ダブルキャリアの三角波、前記PWM電圧指令時間値Tc0と前記基準三角波信号を比較して得られる本来出力したい基準PWM信号U00(点線)、前記PWM電圧指令時間値Tcと前記基準三角波信号を比較して得られる誤差電圧補償後PWM信号U0(一点鎖線)、前記PWM設定時間値Tsetと前記ダブルキャリア信号と比較して得られる実際に出力される上アームPWM信号Up、下アームPWM信号Un、前記電圧検出回路5から得られる出力電圧パルス信号Uf、上記出力電圧パルス信号の「Hi」レベルパルス幅をカウントするカウンタ値と、ソフトウェア処理及びPWMタイマへの実際の反映タイミングを合わせて記載している。
上記カウンタ値のレジスタへの取り込みタイミングはPWMキャリアの山谷両方の周期に設定している。また、PWMタイマはPWMキャリアの谷周期割込み処理で設定値の演算及びレジスタへの設定などを行い、PWMキャリアの山周期で実際に三角波信号と比較されるレジスタに反映される設定とした。
なお、誤差電圧の補償とパルス幅の調整は同時に行われるが、本説明においては、それぞれについて説明する。
まず、タイミング(1)から(4)においてパルス幅の調整について説明する。説明の都合上、この間における直流電圧値は理想的な値(つまり基準直流電圧値Edc)であり変動はないものとする。つまり、本来出力したい基準PWM信号U00と誤差電圧補償後PWM信号U0は等しくなっている。この間においては、基準PWM信号U00と電圧指令値を基に算出されるPWM電圧指令時間値Tc0の図示は省略する。
タイミング(1)以前は、モータ電流極性が正でインバータ出力電圧は上アームPWM信号Upに従っており、既に電圧誤差及びデッドタイムやスイッチング素子の遅れ等の補償がなされ、本来出力したい基準PWM信号U00のパルス幅時間Tc0および誤差電圧補償後PWM信号U0のパルス幅時間Tcと、出力電圧パルス信号Ufのパルス時間幅Tf(01)が等しくなっている状態を示している。ここで、タイミング(1)でモータ電流の極性が正から負に変化すると、インバータ出力電圧は下アームPWM信号Unに従うことになり、タイミング(1)以降、出力電圧パルス信号Ufのパルス時間がデッドタイム分増加する。
タイミング(2)では、図5で説明した処理が行われ、設定時間Tset(3)を算出し設定する。
具体的には、先ず、図5のステップ(ニ)に示す通り、現在の設定時間データを算出する。図6では、前回割込み周期であるタイミング(1)時の設定時間データTset(1)と今回割込み周期であるタイミング(2)時点の設定時間データTset(2)の平均値を算出し、これを現在の設定時間データTset(12)とする。タイミング(2)時点では設定時間データに変化がないので、平均値を算出しても同じ値である。
次に、図5のステップ(ホ)に示す通り、電圧指令値よりPWM電圧指令時間Tcを算出する。図6では、Tc(2)である。本実施の形態の場合、電圧指令値は一定のため、同じ値である。
次に、図5のステップ(ヘ)に示す通り、出力電圧パルス幅Tfを算出する。図6では、タイミング(2)時にカウンタから取り込んだレジスタ値Dからタイミング(1)時にRAMに保存しておいたレジスタ値Bを差し引き、出力電圧パルス幅Tf(12)を算出する。カウンタ値Cもレジスタに自動的に取り込まれるが、今回の演算方法では使用しない。
次に、図5のステップ(ト)では、図5で説明した通り、演算方法が2種類あるが、式(1)に従った場合、PWM電圧指令時間Tc(2)から出力電圧パルス幅Tf(12)を減算し、誤差時間ΔT(12)を求める。上記で式(1)に従ったため、図5のステップ(チ)では、式(2)に従い、上記で算出した設定時間データTset(12)から上記で算出した誤差時間ΔT(12)を減算し、設定時間Tset(3)を算出する。この値は、図5のステップ(リ)に示すように、PWMタイマのレジスタに設定する。ここで、図5で説明した式(3),(4)に従った場合の動作については説明を省略するが、同様の方法で演算可能である。
上記で設定した設定時間Tset(3)は、実際には図6のタイミング(2A)の時点で反映され、その時PWM信号が変化する。このため、タイミング(2)からタイミング(3)の期間の設定時間データは設定時間データTset(2)と設定時間データTset(3)の平均値が正しい値となる。ここで、例えば上記を無視してタイミング(2A)時点で設定時間データTset(3)を用いて次回設定時間データTset(4)を算出すると、図6に示すようにタイミング(3)からタイミング(4)の期間でPWM電圧指令時間値Tcと出力電圧パルス幅Tf(34)は一致せず、若干の誤差を生じる。しかし、この方法でも最終的には一致する。言い換えると、電圧指令値が頻繁に変化しないシステムでは平均値を算出しなくても十分可能であるが、電圧指令値が時々刻々と変化するシステムでは平均値を算出することが望ましい。なお、PWM電圧指令時間値Tcは演算周期毎に演算されるため、平均化は必要ない。
以上の演算を行うことにより、タイミング(1)からタイミング(3)の期間では誤差電圧補償後PWM信号U0と出力電圧パルス信号Ufは等しくならないが、次のタイミング(3)からタイミング(4)の期間では本来出力したい基準PWM信号U00と出力電圧パルス信号Ufが等しくなり、電流の極性が変化してもPWM信号が補正され、出力したい電圧値が出力できるようになる。
次に、タイミング(4)から(5)において電圧補正の手順について説明する。説明の都合上、この間においては電流極性の変化などスイッチングタイミングの変更はないものとし、パルス幅調整について説明は省略する。
まず、図5のステップ(ロ)に示す通り、誤差電圧を算出する。後述するタイミングで相電圧検出を行い、上下それぞれのスイッチング素子がONしているときのインバータ出力電圧値の差と基準直流電圧値との差を用いて、誤差電圧を求める。
次に、図5のステップ(ハ)に示す通り、補償後の電圧指令値を求める。この補償後の電圧指令値は、ステップ(ニ)からステップ(リ)の処理を行い、実際には図6のタイミング(4A)の時点で反映される。この結果、スイッチング素子による電圧降下等に起因する電圧誤差の分だけ、基準PWM信号に対して誤差電圧補償後PWM信号U0の幅が広くなる。
相電圧検出のタイミングは、A/D変換手段104の動作によっていくつか考えられる。例えば、上アームがオンしているときの相電圧および下アームがオンしているときの相電圧をそれぞれ1回ずつA/D変換を行う場合は、図7の様に上アームPWM信号Upに同期してA/D変換を行うことで上アームがオンしているときの出力相電圧を検出し、谷のタイミングに同期してA/D変換を行うことで下アームがオンしているときの出力相電圧を検出する。
一方、図8に、A/D変換手段104を連続的に動作させる場合を示す。パルス信号Ufが「Hi」の時のA/D変換結果の平均値を上アームがオンしているときの相電圧とし、パルス信号Ufが「Low」の時のA/D変換結果の平均値の値を下アームがオンしているときの相電圧とする。
また、A/D変換手段104を連続的に動作させる場合については、微少時間の面積を求め、その面積の積算により電圧補正を行う事もできる。この場合、図5のステップ(ホ)でのPWM電圧指令時間値Tcの求め方が変わる。先ずステップ(ロ)において、微少時間の面積ΔV(N)を下式により求める。
ΔV(N)=(V(N)+V(N+1))/2×ΔTad ・・(7)
ここで、
ΔV(N):N番目とN+1番目のA/D変換トリガで検出した相電圧の微少面積
V(N):N番目のA/D変換トリガで検出した相電圧値のA/D変換結果
V(N+1):N+1番目のA/D変換トリガで検出した相電圧値のA/D変換結果
ΔTad:A/D変換間隔
である。
次に、ステップ(ハ)において、この微少面積をPWMキャリア1周期分積算し、PWMキャリア1周期中にインバータから出力された電圧値Vsumを求める。
その後、ステップ(ニ)において、この電圧値Vsumとステップ(イ)で算出した電圧指令値を基に算出されるPWM電圧指令時間値Tc0を用いて、PWM電圧指令時間値Tcは次式の様に求められる。
Tc=Tc0+(Edc×Tc0−Vsum)/Edc ・・(8)
ここで、
Edc:直流電圧の電圧値
である。
つまり、誤差電圧分だけPWM電圧指令時間値が大きくなったことによりインバータから出力される電圧が大きくなる。
以上の実施の形態を用いることにより、インバータ回路のデッドタイム及びスイッチング素子の遅れを補償し、電圧誤差を防止できモータ電流の歪を無くすことができる。また、本実施の形態は、処理速度が必要な出力電圧パルス幅時間測定はマイクロコンピュータ内蔵のカウンタ機能及びレジスタ機能及びA/D変換機能を使用し、PWM信号のタイミング等を管理する必要がある部分はソフトウェア処理で行うことにより、主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差の補償と同時に柔軟なデッドタイム補償が実現でき、汎用性の高いシステムを実現できる。言い換えると、ハードウェア処理とソフトウェア処理を上手く切り分けることで、汎用性を落とさないマイクロコンピュータを実現し、さらに、スイッチングタイミングを管理できるデッドタイム補償が実現できる。
以上の実施の形態では、第1のケースについて式(3),(4)もしくは式(5),(6)に従って例を示したが、第2のケース、第3のケース、第4のケースにも適用可能である。さらに、出力電圧パルス信号の「Hi」レベルもしくは「Low」レベルと上アーム側オンもしくは下アーム側オンの関係が逆でも適用可能である。
<実施の形態2>
本発明に係わる電力変換制御装置(モータ駆動装置)の実施の形態2について、図9と図10を用いて各相のスイッチングスピードのバラツキ測定および故障診断について説明する。
本実施の形態では、PWM設定時間を小さくするとPWM信号の上アーム側の通流率が増加するPWMタイマの設定で、出力電圧パルス信号の「Hi」レベルが上アーム側オン期間であって、この「Hi」レベルをカウントする場合、PWM設定時間レジスタに設定される時間データはPWMの上アーム側オンの時間に相当し、出力電圧パルス信号カウンタ値はPWMの上アーム側のオン時間をカウントしている。また、カウンタ値のレジスタへの取り込みタイミングはPWMキャリアの山谷両方の周期に設定している。
図9に、スイッチングスピードのバラツキ測定方法の概略フローチャートを示す。
ステップ(A)にて、次式の様に三相の電圧指令値を作成する。
Vu*=Vm ・・(9)
Vv*=−Vu*/2 ・・(10)
Vw*=−Vu*/2 ・・(11)
ここで、
Vm:測定用電圧指令値
である。
上式のように三相電圧指令値を与えた場合、各相の電圧指令値および基準PWMパルス信号の波形は図10のタイムチャートの通りとなる。図10の期間Aの時は、U相の上アームのスイッチング素子のみがオンし、U相の電流極性は正である。この時のパルス幅時間を測定し、記憶しておく。なお、図10では、タイミング(8)時にカウンタから取り込んだレジスタ値Rからタイミング(7)時にRAMに保存しておいたレジスタ値Pを差し引き、出力電圧パルス幅時間を測定する。ここまでのステップ(B)からステップ(E)までの処理は、前記実施の形態1で示した図5のステップ(ロ)からステップ(ヘ)と同様である。
その後、ステップ(F)で、誤差時間ΔTを求めるが、この方法は前記実施の形態1で示した図5のステップ(ト)と同じであるため、説明は省略する。誤差時間ΔTはRAMに保存しておく。
次に、ステップ(G)では、全ての相のスイッチングスピードを測定したかを判定する。測定していなければ、ステップ(A)から同様の処理を各相に対して行う。ここで、さらに測定電圧として−Vmを与え、この時の出力電圧パルス信号の「Low」レベルをカウントしてパルス幅時間を測定すると、下アームのスイッチング特性が得られる。
各相の誤差時間を遅れ時間値として記憶できたら、ステップ(H)の異常判定処理に進む。ステップ(H)では、各相の誤差時間を予め設定した基準値と比較し、基準値から外れていた場合、ドライバ回路もしくはスイッチング素子の不良と判定する。
以上の実施の形態を用いることにより、前記実施の形態1と同様に、インバータ回路のデッドタイム及びスイッチング素子の遅れを補償し、電圧誤差を防止できモータ電流の歪を無くすことができる。また、処理速度が必要な出力電圧パルス幅時間測定はマイクロコンピュータ内蔵のカウンタ機能及びレジスタ機能及びA/D変換機能を使用し、PWM信号のタイミング等を管理する必要がある部分はソフトウェア処理で行うことにより、主にスイッチング素子での電圧降下による電圧誤差の補償と同時に柔軟なデッドタイム補償が実現でき、汎用性の高いシステムを実現できる。言い換えると、ハードウェア処理とソフトウェア処理を上手く切り分けることで、汎用性を落とさないマイクロコンピュータを実現し、さらに、スイッチングタイミングを管理できるデッドタイム補償が実現できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、電力変換器のPWM信号発生技術に係り、特にデッドタイム及びスイッチング素子の遅れ等による印加電圧誤差を補償するPWM変調形電力変換器の制御装置に適用して有効である。
本発明の実施の形態1において、モータ駆動装置を示す全体構成図である。 本発明の実施の形態1において、電圧検出回路を示す構成図である。 本発明の実施の形態1において、PWMタイマユニットを示す概略内部構成図である。 本発明の実施の形態1において、A/D変換手段を示す内部構成図である。 本発明の実施の形態1において、デッドタイム補償方法を示す概略フローチャートである。 本発明の実施の形態1において、デッドタイム補償方法の動作時を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態1において、A/D変換タイミングの第1の例を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態1において、A/D変換タイミングの第2の例を示すタイムチャートである。 本発明の実施の形態2において、スイッチングスピードのバラツキ測定方法を示す概略フローチャートである。 本発明の実施の形態2において、スイッチングスピードのバラツキ測定方法の動作時を示すタイムチャートである。 本発明の前提として検討した、ハードウェアで実現するモータ駆動装置を示す全体構成図である。 本発明の前提として検討した、図11の動作時を示すタイムチャートである。 本発明の前提として検討した、ソフトウェアで実現するモータ駆動装置を示すブロック図である。
符号の説明
1…制御回路、2…ドライブ回路、3…インバータ回路、4…モータ、5…電圧検出回路、6…デッドタイム補償回路、7…PWM信号発生部、9…スイッチング素子、
51〜54…抵抗、55…コンパレータ、
100…PWMタイマユニット、101…PWM設定時間レジスタ、102…PWMタイマ、103…出力電圧パルス幅カウントユニット、103A…カウンタ、103B…レジスタ、104…A/D変換手段、104A…A/D変換制御回路、104B…レジスタ、105…ROM、
301A〜301C…増幅器、302…増幅ゲイン選択手段、303…増幅ゲイン設定レジスタ、304…A/D変換制御手段。

Claims (14)

  1. PWM信号を発生するPWM信号発生手段を有する半導体集積回路であって、
    外部から前記PWM信号より遅延して入力するパルス信号のパルス幅をカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウンタ値を前記PWM信号に同期して取り込むレジスタと、
    外部から入力する前記パルス信号の源信号となるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、を有することを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記カウンタと前記レジスタと前記A/D変換手段は組になっており、少なくとも1組を有することを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記カウンタは、カウントするパルス信号のレベルを選択可能とするレベル選択手段を有することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記A/D変換手段は、前記A/D変換手段内で入力されたアナログ信号を増幅するとともに、増幅ゲイン選択手段を有することを特徴とする半導体集積回路。
  5. 請求項4に記載の半導体集積回路において、
    前記増幅ゲイン選択手段は、増幅ゲインを1倍または偶数倍または1/偶数倍に設定することを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1に記載の半導体集積回路において、
    前記レジスタは、前記PWM信号発生手段のキャリア信号に同期して前記カウンタのカウンタ値を取り込み、
    前記A/D変換手段は、前記PWM信号発生手段のPWM信号に同期してA/D変換を開始することを特徴とする半導体集積回路。
  7. 設定された時間データに従ってPWM信号を発生するPWM信号発生手段を有する半導体集積回路を用いたPWM信号出力装置であって、
    前記半導体集積回路は、前記半導体集積回路の外部から前記PWM信号より遅延して入力するパルス信号のパルス幅をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウンタ値を前記PWM信号に同期して取り込むレジスタと、前記半導体集積回路の外部から入力する前記パルス信号の源信号となるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、電圧指令値を時間データに変換したPWM電圧指令時間値と前記PWM信号発生手段に設定したPWM設定時間値と前記レジスタのレジスタ値と前記A/D変換手段のA/D変換結果値とを記憶する記憶手段と、を備え、
    所定の周期毎に実行される周期処理において、前記レジスタ値と前記A/D変換結果値と前記PWM電圧指令時間値と前記PWM設定時間値とを用いて次回PWM設定時間値を算出し設定することを特徴とするPWM信号出力装置。
  8. 請求項7に記載のPWM信号出力装置において、
    前記A/D変換結果値と基準直流電圧値との誤差電圧を求め、前記誤差電圧分を補償して電圧指令値を求めると共に、
    前記レジスタ値から得られる前記パルス信号のパルス幅時間と前記PWM設定時間値との誤差時間を求め、前記誤差時間と前記PWM電圧指令時間値とから前記次回PWM設定時間値を算出し設定することを特徴とするPWM信号出力装置。
  9. 請求項7に記載のPWM信号出力装置において、
    前記A/D変換結果値と基準直流電圧値との誤差電圧を求め、前記誤差電圧分を補償して電圧指令値を求めると共に、
    前記レジスタ値から得られる前記パルス信号のパルス幅時間と前記PWM電圧指令時間値との誤差時間を求め、前記誤差時間と前記PWM設定時間値とから前記次回PWM設定時間値を算出し設定することを特徴とするPWM信号出力装置。
  10. 請求項7に記載のPWM信号出力装置において、
    前記A/D変換手段は、前記PWM信号発生手段のPWM信号のレベルが変化するタイミングでA/D変換を開始し、それぞれのA/D変換結果値の差と前記電圧指令値から誤差電圧を求めることを特徴とするPWM信号出力装置。
  11. 請求項7に記載のPWM信号出力装置において、
    前記A/D変換手段は、連続的にA/D変換を行い、前記パルス信号が同レベルの時のA/D変換結果値の平均値と前記電圧指令値から誤差電圧を求めることを特徴とするPWM信号出力装置。
  12. 請求項7に記載のPWM信号出力装置において、
    前記A/D変換手段は、連続的にA/D変換を行い、A/D変換結果毎にA/D変換結果値とA/D変換時間の積による微小面積を求め、前記微小面積により前記PWM電圧指令時間値を算出することを特徴とするPWM信号出力装置。
  13. 設定された時間データに従ってPWM信号を発生するPWM信号発生手段を有する半導体集積回路と、直流電力を交流電力に変換する2つ以上のスイッチング素子から構成された電力変換回路と、を備えた電力変換制御装置であって、
    前記半導体集積回路は、前記半導体集積回路の外部から前記PWM信号より遅延して入力するパルス信号のパルス幅をカウントするカウンタと、前記カウンタのカウンタ値を前記PWM信号に同期して取り込むレジスタと、前記半導体集積回路の外部から入力する前記パルス信号の源信号となるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、を備え、
    前記PWM信号として予め決定したパターンの信号を出力し、その際の前記パルス信号のパルス幅時間と、PWM設定時間値もしくはPWM電圧指令時間値との誤差時間を求め、前記誤差時間を前記2つ以上のスイッチング素子の遅れ時間値として記憶する記憶手段を有することを特徴とする電力変換制御装置。
  14. 請求項13に記載の電力変換制御装置において、
    前記記憶手段に記憶したスイッチング素子の遅れ時間値から、スイッチング素子の異常を判定することを特徴とする電力変換制御装置。
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