JP2009063363A - 下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】判定基準を熟知していなくても下地表面層の密着力が適正であるか否かを容易に判断することができる下地面と下地表面層の密着力判定方法を提供すること。
【解決手段】下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定する方法において、引張片3に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部4を設け、下地面1から下地表面層2が剥離する前に引張片3が破断することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具に関し、特に、判定基準を熟知していなくても下地表面層の密着力が適正であるか否かを容易に判断することができる下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具に関するものである。
マンション等の床面に床シートを施工する場合、通常はモルタルや金属、木質、樹脂仕上げ等の下地面に下地表面層(防水層、防錆層、防塵層、帯電防止層等の機能層やコンクリート、モルタル等)を形成している。なお、ここで、下地表面層は、上記機能層のほか、コンクリートやモルタルからなる下地の表面にあるコンクリートやモルタルの表皮(表面層)を含む概念である。
床シートは下地表面層上に接着剤等を用いて接着施工するが、下地面と下地表面層の密着が不充分であると、施工後に下地表面層が剥離したり、膨れが生じたりして不具合が生じる。
そこで、床シートを施工する前に、下地面と下地表面層の密着力を事前に判定しておく必要がある。
このような下地面と下地表面層の密着力を判定する従来の方法は、床シートの施工前に、幅約25mmの床シートの切れ端と接着剤を現場に持参し、床シートを下地表面層に接着する。
そして、1週間程度の養生ののち、再び現場に向かい、接着した床シート周囲の下地表面層をカッター等で切れ目を入れる。持参したばね計りを床シートに引っ掛けて引っ張り、剥離(剥離面は下地面と下地表面層間、又は下地表面層と床シート間)したときの引張力を測定し、規定以上の密着力(例えば、20N/25mm)があるか否かを判定する。
なお、下地表面層が剥離した部位については同材質の下地表面層で補修する。
しかしながら、上記従来の密着力判定方法においては、ばね計りで密着力の測定と数値化はできるが、判定基準を熟知していなければ密着力の可否の判断が即座にできないという問題を有している。
本発明は、上記従来の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具が有する問題点に鑑み、判定基準を熟知していなくても下地表面層の密着力が適正であるか否かを容易に判断することができる下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する方法において、前記引張片又は引張片と下地表面層との間に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより離間する離間部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記離間部が離間することで下地表面層の密着力が良好と判定できるようにしたことを特徴とする。
この場合において、引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記破断部が破断することで下地表面層の密着力が良好と判定できるようにすることができる。
また、引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する裏面層を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記裏面層が破損することで下地表面層の密着力が良好と判定できるようにすることができる。
また、引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより剥離する接着剤により貼着し、下地面から下地表面層が剥離する前に前記引張片が剥離することにより下地表面層の密着力が良好と判定できるようにすることができる。
また、引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する接着剤により貼着し、下地面から下地表面層が剥離する前に前記接着剤が破損することにより下地表面層の密着力が良好と判定できるようにすることができる。
また、引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより分離する磁着部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記磁着部が分離することにより下地表面層の密着力が良好と判定できるようにすることができる。
また、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法を実施するために用いられる本発明の下地面と下地表面層の密着力判定具は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部を設けたことを特徴とする。
また、同様に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定具は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する裏面層を設けたことを特徴とする。
また、同様に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定具は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより剥離する接着剤により貼着するようにしてなることを特徴とする。
また、同様に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定具は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する接着剤により貼着するようにしてなることを特徴とする。
また、同様に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定具は、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより分離する磁着部を設けたことを特徴とする。
本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具によれば、下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定するに際し、下地面から下地表面層が剥離する前に離間部が離間することで下地表面層の密着力が良好と判定できるようにしたことから、判定基準を熟知していなくても下地表面層の密着力が適正であるか否かを容易に判断することができる。
以下、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第1実施例を示す。
この下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するものであり、前記引張片3に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部4を設け、下地面1から下地表面層2が剥離する前に引張片3が破断することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしている。
逆に、引張片3が破断する前に下地表面層が下地面から剥離した場合(つまり、密着力の判定基準に見合う力より小さい力で引っ張って剥離した場合)は、下地表面層2と下地面の密着力が弱く、床シートの施工に適さないと判断できる。
具体的には、下地面1に接着された下地表面層2に、例えば、幅が25mmの引張片3を引き代31を残して接着剤7により接着する。
引張片3は、例えば、樹脂製のシートからなり(施工に用いる床シートの裏面と同質のものが好ましい)、引き代31の一部にノッチや薄肉部分、又は幅狭い部分からなる破断部4が形成されていて、引き代31を上方に引っ張ったときに規定の強度(例えば、20N)で破断するようになっている。これは下地面1と下地表面層2の間で90°剥離評価を行ったことと同じことになる。
なお、引張片3を引っ張る前に、下地表面層2には、接着した引張片3の周囲にカッター等で切り込み5を入れておく。これにより、下地面と下地表面層の密着力を適正に判定することができる。
図2に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第2実施例を示す。
この下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するものであり、前記引張片3に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する裏面層6を設け、下地面1から下地表面層2が剥離する前に裏面層6が破損することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしている。
具体的には、下地面1に接着された下地表面層2に、例えば、幅が25mmの引張片3を引き代31を残して接着剤7により接着する。
引張片3は、例えば、樹脂製のシートからなり(施工に用いる床シートの裏面と同質のものが好ましい)、引き代31を上方に引っ張ったときに規定の強度(例えば、20N)で裏面層6が破損して捲れるようになっている。
なお、実施例1と同様に、下地表面層2には、接着した引張片3の周囲にカッター等で切り込み5を入れる。
図3に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第3実施例を示す。
この下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するものであり、前記引張片3を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより剥離する接着剤7により貼着し、下地面1から下地表面層2が剥離する前に引張片3が剥離することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしている。
具体的には、下地面1に接着された下地表面層2に、例えば、10mm四方の金属板からなる引張片3を接着剤7により接着する。
引張片3は、中心部に棒状の引き片32が設けられており、この引き片32を上方に引っ張ったときに規定の強度(例えば、80N)で接着剤7と引張片3又は下地表面層2との界面が剥離する。
接着剤7は、櫛目状や波目状等の接着剤7の塗布形態によっても、剥離に対する強度を調節することができる。
なお、この実施例でも、下地表面層2には、接着した引張片3の周囲にカッター等で切り込み5が入れられている。
同様に、図3に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第4実施例を示す。
この下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するものであり、前記引張片3を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する接着剤7により貼着し、下地面1から下地表面層2が剥離する前に接着剤7が破損することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしている。
具体的には、下地面1に接着された下地表面層2に、例えば、10mm四方の金属板からなる引張片3を接着剤7により接着する。
引張片3は、中心部に棒状の引き片32が設けられており、この引き片32を上方に引っ張ったときに規定の強度(例えば、80N)で接着剤7が凝集破壊する。
接着剤7は、櫛目状や波目状等の接着剤7の塗布形態によっても、凝集破壊に対する強度を調節することができる。
なお、この実施例でも、下地表面層2には、接着した引張片3の周囲にカッター等で切り込み5が入れられている。
図4〜図5に、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第5実施例を示す。
この下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するものであり、前記引張片3に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより分離する磁着部8を設け、下地面1から下地表面層2が剥離する前に磁着部8が分離することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしている。
具体的には、図4に示すように、下地面1に接着された下地表面層2に、例えば、幅が25mmの引張片3を引き代31を残して接着剤7により接着する。
引張片3は、例えば、引張片3の引き代31に金属板81を固定するとともに、該金属板81に磁着する磁石82を固定した引き片32を設け、引き片32を上方に引っ張ったときに規定の強度(例えば、20N)で磁石82が金属板81から分離(脱落)するようにする。
磁着部8は、特定の磁着強度(ずり剪断による脱落強度又は引張強度)を持つ磁石同士又は磁石と金属板で構成することができる。なお、図4は、ずり剪断による脱落強度を利用した場合の例示であるが、引張強度を利用する場合は磁石同士又は磁石と金属板の上端面と下端面を磁着させればよい。
なお、この実施例でも、下地表面層2には、接着した引張片3の周囲にカッター等で切り込み5が入れられている。
この場合、図5に示すように、金属板81を接着剤7により下地面1に固定しておき、中心部に棒状の引き片32を設けた磁石82と金属板81をこの下地面1側の金属板81に磁着させることにより、磁着部8を形成することもできる。
なお、この実施例でも、下地表面層2には、接着した金属板81の周囲にカッター等で切り込み5が入れられている。
かくして、本第1〜第5実施例の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具によれば、下地面1を被覆する下地表面層2に引張片3を貼着し、該引張片3を離反方向に引っ張ることにより下地面1と下地表面層2の間の密着力を判定するに際し、前記引張片3又はその接着剤7を、密着力の判定基準に見合う力で破断、破損、剥離又は分離することで下地表面層2と下地面の密着力が適正と判定できるようにしていることから、判定基準を熟知していなくても下地表面層2と下地面の密着力が適正であるか否かを容易に判断することができる。
以上、本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具は、判定基準を熟知していなくても下地表面層の密着力が適正であるか否かを容易に判断できるという特性を有していることから、マンション等の下地面と下地表面層の密着力判定の用途に広く好適に用いることができる。
本発明の下地面と下地表面層の密着力判定方法及び密着力判定具の第1実施例を示す斜視図である。 同第2実施例を示す斜視図である。 同第3実施例及び第4実施例を示す斜視図である。 同第5実施例を示す斜視図である。 第5実施例の変形例を示す斜視図である。
符号の説明
1 下地面
2 下地表面層
3 引張片
31 引き代
32 引き片
4 破断部
5 切り込み
6 裏面層
7 接着剤
8 磁着部
81 金属板
82 磁石

Claims (11)

  1. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する方法において、前記引張片又は引張片と下地表面層との間に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより離間する離間部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記離間部が離間することで下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  2. 引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記破断部が破断することで下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  3. 引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する裏面層を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記裏面層が破損することで下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  4. 引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより剥離する接着剤により貼着し、下地面から下地表面層が剥離する前に前記引張片が剥離することにより下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  5. 引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する接着剤により貼着し、下地面から下地表面層が剥離する前に前記接着剤が破損することにより下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  6. 引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより分離する磁着部を設け、下地面から下地表面層が剥離する前に前記磁着部が分離することにより下地表面層の密着力が適正と判定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の下地面と下地表面層の密着力判定方法。
  7. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破断する破断部を設けたことを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定具。
  8. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する裏面層を設けたことを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定具。
  9. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより剥離する接着剤により貼着するようにしてなることを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定具。
  10. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片を、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより破損する接着剤により貼着するようにしてなることを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定具。
  11. 下地面を被覆する下地表面層に引張片を貼着し、該引張片を離反方向に引っ張ることにより下地面と下地表面層の間の密着力を判定する下地面と下地表面層の密着力判定具において、前記引張片に、密着力の判定基準に見合う力で引っ張ることにより分離する磁着部を設けたことを特徴とする下地面と下地表面層の密着力判定具。
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