JP2009062135A - エレベータ制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】任意のエレベータから自己を含む全てのエレベータに対してサービス切り離し階の設定あるいは解除を容易にできるエレベータ制御システムを得る。
【解決手段】乗りかご12a〜12dおよび乗りかごを昇降する駆動装置を備えた複数のエレベータと、乗りかごの昇降および停止を、設定されたサービス停止階の情報にしたがって制御するエレベータ制御装置と、各エレベータ制御装置を制御し、乗りかごにホール呼びを割り当てる群管理装置10を備えたエレベータ制御システムにおいて、乗りかごは、サービス切り離し階を設定し、また設定を解除できる設定切り替え信号16を受け付ける操作パネルを備え、エレベータ制御装置は、設定切り替え信号を受信し、受信した設定切り替え信号を群管理装置10に伝送する伝送手段、および群管理装置を介して伝送された設定切り替え信号を受信する受信手段を備え、受信した切り替え信号をもとに自己の停止階を設定する。
【選択図】図1
【解決手段】乗りかご12a〜12dおよび乗りかごを昇降する駆動装置を備えた複数のエレベータと、乗りかごの昇降および停止を、設定されたサービス停止階の情報にしたがって制御するエレベータ制御装置と、各エレベータ制御装置を制御し、乗りかごにホール呼びを割り当てる群管理装置10を備えたエレベータ制御システムにおいて、乗りかごは、サービス切り離し階を設定し、また設定を解除できる設定切り替え信号16を受け付ける操作パネルを備え、エレベータ制御装置は、設定切り替え信号を受信し、受信した設定切り替え信号を群管理装置10に伝送する伝送手段、および群管理装置を介して伝送された設定切り替え信号を受信する受信手段を備え、受信した切り替え信号をもとに自己の停止階を設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベータ制御システムに係り、特に、エレベータにサービス停止階を設定し、また、該設定を解除することのできるエレベータ制御システムに関する。
集合住等宅あるいは商業ビル等においては、居住者あるいは訪問者等の安全を確保するため、エレベータの運行に、様々な制限を課す場合がある。例えば、エレベータにサービス切り離し階(エレベータを停止させることのできない階)を設定して、利用者の乗降を抑制する制御が行われることがある。
このような制御装置において、サービス切離し階の設定あるいは解除は、通常、エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置などの外部装置から設定あるいは解除信号を供給することにより行う。この場合、例えば、設定あるいは設定を解除する信号を群管理される複数のエレベータに対して一括して送信することにより行なわれる。
一方、前記エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置を備えないエレベータ制御装置においては、各エレベータ毎に設置されたエレベータ制御装置(例えば号機制御装置)、あるいは前記エレベータ制御装置を管理する制御装置(例えば群管理制御装置)により、サービス切離し階の設定あるいは設定の解除を行っている。
例えば、特許文献1には、エレベータホールに個人認証装置を設け、該個人認証装置からから呼んだ乗りかごのホールへの到着を検出したとき、読み出した個人認証情報に基づいてサービス切り離し階の設定を解除し、これにより目的階に移動できるようにしている。
特開2006-160447号
前述のように、従来、サービス切り離し階の設定および解除は、エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置からの一括信号によって行っている。このため、エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置を備えないエレベータ制御装置に対しては対応することができない。
また、エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置を備えないエレベータ制御装置においては、各エレベータ毎に設置されたエレベータ制御装置により、サービス切離し階の設定あるいは解除を個別に行わなければならない。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、任意のエレベータから自己を含む全てのエレベータに対してサービス切り離し階の設定あるいは解除を容易に設定することのできるエレベータ制御システムを提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
乗りかごおよび該乗りかごを昇降路に沿って昇降駆動する駆動装置をそれぞれ備えた複数のエレベータと、前記各エレベータを構成する各乗りかごの昇降および停止を、設定されたサービス停止階の情報にしたがってそれぞれ制御する複数のエレベータ制御装置と、前記各エレベータ制御装置を制御し、各乗りかごにホール呼びを割り当てる群管理装置を備えたエレベータ制御システムにおいて、前記乗りかごは、乗りかごを通過させるサービス切り離し階を設定し、また前記設定を解除するすることのできる設定切り替え信号を受け付ける操作パネルを備え、前記各エレベータ制御装置は、前記設定切り替え信号を受信し、受信した前記設定切り替え信号を前記群管理装置に伝送する伝送手段、および前記群管理装置を介して伝送された前記設定切り替え信号信号を受信する受信手段を備え、受信した前記切り替え信号をもとに自己のサービス停止階を設定する。
本発明は、以上の構成を備えるため、任意のエレベータから自己を含む全てのエレベータに対してサービス切り離し階の設定あるいは解除を容易に設定することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかるエレベータ制御システムを説明する図である。図において、12a、12b、12c、12dは、それぞれ各エレベータ(号機)を構成する乗りかごであり、建物内に設けた昇降路内を昇降する。13a、13b、13c、13dは各乗りかご内の操作パネルに配置した設定切り替え装置であり、エレベータの管理者は前記設定切り替え装置の何れか、例えば設定切り替え装置13aを操作してサービス切り離し階の設定あるいは設定を解除することができる。11a、11b、11c、11dはそれぞれエレベータ制御装置(号機制御装置)であり、対応する各乗りかご12a、12b、12c、12dを制御する。14a、14b、14c、14dは伝送路であり、各エレベータ制御装置11a、11b、11c、11dと、対応する乗りかご12a、12b、12c、12dを接続する。
図1においては、このように、エレベータ制御装置11a、乗りかご12a、設定切り替え装置13a、伝送路14aにより号機(a号機)が構成され、同様に、エレベータ制御装置11b、乗りかご12b、設定切り替え装置13b、伝送路14bによりb号機が構成され、同様にc号機、d号機が構成される。
10は、群管理装置であり、前記エレベータ制御装置(号機制御装置)11a、11b、11c、11dを一つの群として管理し、例えば各乗りかごにホール呼びを割り当てる。
上述のように、本実施形態では、設定切り替え装置13a、13b、13c、13dは全ての乗りかご内の操作パネルに配置している。このため、前記管理者は、ホール呼び釦を操作して、この呼びに応答した乗りかごに搭乗して、前記設定切り替え装置13a、13b、13c、13d、の何れかを操作するのみで、サービス切り離し階の設定あるいは設定を解除することができる。
図2は、サービス切り離し階の設定および解除を説明する図である。
エレベータのサービス階(エレベータを停止させることのできる階)をサービス切離し階(エレベータを停止させることのできない階)に変更する場合、あるいはエレベータのサービス切り離し階をサービス階に変更する場合、まず、例えば、乗りかご12a内にある設定切り替え装置13aを操作して、サービス切離し階の設定あるいは設定解除操作を行う(ステップS1)。設定あるいは設定解除したサービス切離し階の情報を表す設定切り替え信号15aは、前記乗りかご12aを制御しているエレベータ制御装置11aに伝送され(ステップS2)、エレベータ制御装置11aは受信した前記信号15aを群管理装置10に伝送する(ステップS3)。
群管理装置10は、設定あるいは設定解除したサービス切離し階の情報(設定切り替え信号15a)を保持し、保持した信号15aを各エレベータ制御装置(11a〜11d)に設定切り替え信号16として同時に伝送する(ステップS4)。
設定切り替え信号16を受信した各エレベータ制御装置(11a〜11d)は、受信した情報にしたがってサービス階をサービス切離し階に変更し、あるいはサービス切り離し階をサービス階に変更する(ステップS5)。
この例では、群管理装置10は、前記保持した信号(設定あるいは設定解除したサービス切離し階の情報を表す信号)を各エレベータ制御装置に設定切り替え信号16として同時に伝送する。このため、ある1つの乗りかご(例えば12a)内にある設定切り替え装置を操作することにより、群管理制御装置10と通信を行っている全てエレベータ制御装置に、設定あるいは設定解除したサービス切離し階の情報を同時に反映することができる。
なお、乗りかご12a内にある設定切り替え装置13aは、新たな装置としてエレベータのかご内に設置することができる。また、新たな装置を設置せず、階床釦あるいは開閉釦、各種設定(例えば換気扇運転設定)用のディップスイッチなど既にかご内に設置されてある釦を操作して、サービス階の設定あるいは設定解除することができる。この際、暗号操作を要求する設定とすることにより、部外者によるサービス階の設定あるいは設定解除の操作を制限することができる。この場合、例えば管理者に前記設定切り替え信号を暗号化し、この暗号化した情報をもとに操作パネルを操作するように指示するとともに、この操作信号を伝送路14を介してエレベータ制御装置に伝送してもよい。
また、以上の説明では、エレベータ制御装置11a、11b、11c、11dを昇降路の上部に配置することを前提に説明したが、前記エレベータ制御装置は昇降路の下部に配置することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、乗りかご12内に設置されたサービス切離し階の設定または解除を行う設定切り替え装置13を用いてサービス切離し階の設定または解除を行う。サービス切離し階の設定または解除の信号15は昇降路の上部または下部の少なくとも一方に設置されたエレベータ制御装置11を介して群管理制御装置10に伝送する。前記群管理装置は、受信したサービス切離し階の設定または解除の信号15を伝送し、群管理制御装置で信号を保持する。また、前記群管理装置10は保持したサービス切離し階の設定または解除の信号を各エレベータ制御装置に信号16として同時に伝送することができる。これにより、全てのエレベータ制御装置(全ての乗りかご)からサービス切離し階の設定または解除を行うことができる。また、エレベータ監視装置あるいはセキュリティ装置などの外部装置を必要とすることなく、エレベータの運行に必要な制御装置のみでサービス切離し階の設定または解除を行うことができる。
10 群管理装置
11a〜11d エレベータ制御装置(号機制御装置)
12a〜12d 乗りかご
13a〜13d 設定切り替え装置
14a〜14d 伝送路
15a〜15d 設定切り替え信号(エレベータ制御装置から群管理装置)
16 設定切り替え信号(群管理装置からエレベータ制御装置)
11a〜11d エレベータ制御装置(号機制御装置)
12a〜12d 乗りかご
13a〜13d 設定切り替え装置
14a〜14d 伝送路
15a〜15d 設定切り替え信号(エレベータ制御装置から群管理装置)
16 設定切り替え信号(群管理装置からエレベータ制御装置)
Claims (4)
- 乗りかごおよび該乗りかごを昇降路に沿って昇降駆動する駆動装置をそれぞれ備えた複数のエレベータと、
前記各エレベータを構成する各乗りかごの昇降および停止を、設定されたサービス停止階の情報にしたがってそれぞれ制御する複数のエレベータ制御装置と、
前記各エレベータ制御装置を制御し、各乗りかごにホール呼びを割り当てる群管理装置を備えたエレベータ制御システムにおいて、
前記乗りかごは、乗りかごを通過させるサービス切り離し階を設定し、また前記設定を解除するすることのできる設定切り替え信号を受け付ける操作パネルを備え、
前記各エレベータ制御装置は、前記設定切り替え信号を受信し、受信した前記設定切り替え信号を前記群管理装置に伝送する伝送手段、および前記群管理装置を介して伝送された前記設定切り替え信号信号を受信する受信手段を備え、受信した前記切り替え信号をもとに自己のサービス停止階を設定することを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項1記載のエレベータ制御システムにおいて、
前記エレベータ制御装置は、前記昇降路の上部または下部に設けたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項1記載のエレベータ制御システムにおいて、
前記操作パネルは、暗号化された前記設定切り替え信号を受信してエレベータ制御装置に伝送する伝送手段を備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。 - 請求項1記載のエレベータ制御システムにおいて、
前記全ての乗りかごは、乗りかごを通過させるサービス切り離し階を設定し、また前記設定を解除するすることのできる設定切り替え信号を受け付ける操作パネルを備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007230520A JP2009062135A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | エレベータ制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2007230520A Pending JP2009062135A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | エレベータ制御システム |
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2007
- 2007-09-05 JP JP2007230520A patent/JP2009062135A/ja active Pending
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