JP2009061587A - インサート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取付座31とインサート50を押圧して外周切刃の径方向位置を調整する押圧部材40とが設けられた穴加工工具に装着されるインサート50であって、平板状をなし、厚さ方向を向く一方の面が着座面51とされ、厚さ方向を向く他方の面が外周逃げ面52とされ、取付座31に装着された状態において、工具回転方向後方側を向く面が被押圧面61とされ、工具回転方向前方側を向く側面がすくい面54とされ、すくい面54の径方向外側の稜線部に外周切刃が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
また、前記取付座4には、切刃6Aを有する平板状のインサート6が、その厚さ方向を工具回転方向Tに向けて着座されてクランプネジ7によって固定されている。
この切削を行う際には、加工穴の内壁面とガイドパッド5とが摺動することにより、リーマ1の軸線Oの振れを防止して寸法精度の向上を図っている。
したがって、押圧部材を操作して外周切刃の径方向位置のみを調整すれば良いので、インサートの位置調整を簡単にかつ精度良く行うことができる。
本実施形態であるリーマ20は、軸線Oを中心とした多段円柱状の工具本体21を有し
ており、工具本体21の先端側(図1において下側)が概略円柱状をなす加工部22とされ、工具本体21の後端側(図1において上側)には、この加工部22よりも大径とされた鍔部23が形成され、この鍔部23のさらに後端側に、このリーマ20を工作機械の主軸端に装着するための工具ホルダ(図示なし)が取り付けられる取付部24が形成されている。
さらに、この工具本体21には、取付部24に開口して軸線Oに沿って延びて、工具本体21先端面から前記加工部22の全長の約1/5だけ後退した部分にまで達するクーラント供給孔26が穿設されるとともに、このクーラント供給孔26から工具本体21径方向外側に向けて延びて工具本体21の外周面に開口するクーラント吐出孔27が穿設されている。
押圧ネジ孔34には、概略円柱状をなして外周面に雄ネジが形成された押圧ネジ41が螺着されており、押圧ネジ41の先端面が押圧ピン40の後端面に当接されている。また、押圧ネジ41の後端面には、レンチ等の作業用工具が係合される係合孔(図示なし)が形成されており、この係合孔が前記大径孔35を介して工具本体21外周面に向けて露呈されている。
このインサート50は、図2及び図3に示すように、概略四角形平板状をなしており、厚さ方向を向く2つの面と4つの側面部とを有している。インサート50の厚さ方向を向く一方の面が工具本体21径方向内側を向いて取付座31の前記工具本体21径方向外側を向く壁面31Aに着座される着座面51とされ、厚さ方向を向く他方の面が工具本体21径方向外側を向いて外周逃げ面52とされている。
これら一方の面(着座面51)及び他方の面(外周逃げ面52)には、インサート50の厚さ方向に貫通する挿通孔53が穿設されている。
したがって、押圧ネジ41によって押圧ピン40によるインサート50の押圧力を調整することにより、外周切刃56の工具本体21径方向位置を調整することができる。
このように、本実施形態であるリーマ20によれば、押圧ネジ41を操作して外周切刃56の径方向位置のみを調整すれば良いので、インサート50の位置調整を簡単にかつ精度良く行うことができる。
また、凹部30の軸線O方向の長さが加工部22の全長の1/20程度と短くされているので、凹部30及び取付座31の工具本体21後端側に配置されたガイドパッド38Aも工具本体21先端側近傍まで延びるように形成することができる。
さらに、ダイヤモンド焼結体の面粗度は研磨しない面が約3倍程度良いことが知られており、本実施形態では、食い付き刃59に連なる逃げ面として切刃部55のうち面粗度の良好な部分が向けられることになり、摩擦抵抗が低減するため切刃部55の摩耗が抑制されてこのインサート50の寿命延長を図ることができる。
例えば、工具本体の後端側に鍔部と取付部とを備えたリーマとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、鍔部がなく全長にわたって略一定の外径とされた工具本体を有し、この工具本体の後端部を切削工具に設けられた装着孔に挿入して使用するリーマであっても良い。
また、押圧部材として、押圧ピンを備えたものとして説明したが、これに限定されることはなく、クサビ材等の他の押圧部材を配置したものであっても良い。
さらに、食い付き刃の工具本体先端面からの突出量(アドバンス量)を調整する調整部材として調整ネジを備えたものとして説明したが、これに限定されることはなく、クサビ材等の他の調整部材を配置しても良いし、調整部材を配置しないものであっても良い。
21 工具本体
30 凹部
31 取付座
31B 工具本体径方向外側を向く壁面
32 クランプネジ孔
36 切欠部
40 押圧ピン(押圧部材)
40A 押圧面
41 押圧ネジ
42 調整ネジ(調整部材)
50 インサート
51 着座面
54 すくい面
55 切刃部
56 外周切刃
59 食い付き刃
61 被押圧面
70 クランプネジ
Claims (5)
- 軸線回りに回転される工具本体を有し、前記工具本体先端側及び前記工具本体径方向外側に向けて開口された凹部が形成され、該凹部の工具回転方向後方側に取付座が形成され、前記取付座の前記工具回転方向後方側には、インサートの被押圧面を押圧して外周切刃の前記工具本体径方向位置を調整する押圧部材が配置された穴加工工具に装着されるインサートであって、
平板状をなし、厚さ方向を向く一方の面が、前記工具本体に設けられた取付座の径方向外側を向く壁面に着座される着座面とされ、厚さ方向を向く他方の面が前記工具本体径方向外側を向いて外周逃げ面とされており、
前記取付座に装着された状態において、工具回転方向後方側を向く面が被押圧面とされ、工具回転方向前方側を向く側面がすくい面とされ、前記すくい面の前記工具本体径方向外側の稜線部に外周切刃が形成されており、
前記被押圧面は、前記着座面に対して鈍角に交差するように構成されていることを特徴とするインサート。 - 前記すくい面の一端に、ダイヤモンド焼結体で構成された切刃部が備えられており、該切刃部に、前記外周切刃が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のインサート。
- 前記すくい面の前記工具本体先端側の稜線部に食い付き刃が形成されており、前記切刃部に、前記外周切刃及び前記食い付き刃が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のインサート。
- 前記切刃部は、平板状をなし、その厚さ方向を、前記食い付き刃に連なる逃げ面に向けて配置されていることを特徴とする請求項3に記載のインサート。
- 前記工具本体の前記取付座に装着された状態において、前記外周切刃には、前記工具本体後端側に向かうにしたがい漸次前記工具本体径方向内側に向けて後退するようにバックテーパが付されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のインサート。
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