JP7000226B2 - 回転切削工具 - Google Patents

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Description

この発明は、縦型フライス等の回転切削工具に関し、詳しくは、この回転切削工具の刃先をなすよう取付けられる切削インサートにおける刃先位置の調整機構を有しており、その調整機構の操作が、回転切削工具本体(以下、切削工具本体、又は工具本体ともいう)の外周面側からなされる回転切削工具に関する。
近年の回転切削工具(以下、切削工具、又は単に工具ともいう)は、切削インサートの工具本体(カッタ)の外径方向への移動を、工具本体自体で制限する構造にして、その回転切削加工時(切削時)の遠心力や切削時の振動(以下、遠心力等)による切削インサート(以下、単にインサートともいう)の飛散を防止するようにしているものが多い。しかし、それだけではなく、加工効率の一層の効率化、回転の高速化ないし超高速化により、切削インサートにおける刃先位置の調整機構を構成している調整ネジ(ネジ部材)等の部品についても、それが、その遠心力や振動等に起因する弛緩等による径方向の外方への移動(動き)や飛散を防止する必要性が生じてきている。このような移動、飛散防止機構を有する刃先位置の調整機構を備えた回転切削工具としては種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示されている、移動、飛散防止機構付きで、刃先位置の調整機構を備えた回転切削工具は、次のように構成されている。工具本体は、外周面と先端面とのコーナにおいて開口されたインサート取付け用の凹部(座部)と、 この凹部の後方において工具本体の外周(外周面)側から中心軸(回転軸心)に向かって開けられたガイド孔と、そのガイド孔の底に開口させたねじ孔と、前記凹部とこのガイド孔との間において貫通するピン孔とを有する構成を有している。そして、刃先位置の調整機構(以下、刃先位置調整機構ともいう)としては、このピン孔に、そのピン孔全長よりも長い作動ピンを設けておき、この作動ピンが前進するときに、その先端で、凹部に配置されたインサートを推進できるものとしておく一方、例えば先細りテーパ付きの頭部を有する調整ネジを前記ねじ孔へのねじ込み、それにより、その頭部のテーパ面にて作動ピンの基端部を押すことで得られる分力にて、その作動ピンを前進させ、前進するこの作動ピンの先端でインサートを押すよう構成されている。
他方、その調整ネジの飛散防止機構としては、調整ネジの頭部におけるテーパの先端側(作動ピンよりも工具本体の中心軸側)に大径部(凸部)を設けておき、作動ピンの基端部が前記ガイド孔に入り込んでいるときに調整ネジの頭部におけるテーパ面に接触する配置としておくことで、調整ネジの抜け止め防止手段としている。すなわち、緩んだ調整ネジが径方向の外方に抜け出ようとする時でも、該調整ネジの頭部に設けられている大径部(凸部)が、作動ピンの基端部に係合するから、その抜け出し(移動、飛散等)を防止するという構成、機構である。
このように、特許文献1では、工具本体の外周からねじ込む調整ネジの頭部を先細りテーパとし、そのねじ込みにより、そのテーパ面を利用して、このネジと直交配置に設けられたピン孔にスライド可能に配置された作動ピンの基端部を押し、この作動ピンの先端を介してインサートを押し、それにより、インサートの位置(刃先の高さ位置)を調整可能とすると共に、その調整ネジの頭部におけるテーパ部の小径側に、大径部(凸部)を設けておき、この大径部を、作動ピンの基端部に係合させることにより、調整ネジが径方向の外方に移動し、或いは飛散するのを防止する構成とされている。
特開2015-54380号公報
上記した従来技術の回転切削工具においては、その刃先位置(高さ)の調整は、インサートの調整ネジのねじ込み加減によって直接行う機構、構成のものではなく、その両者の間に作動ピンといった別の部材を介在させ、その作動ピンの動きを介し、間接的にインサートを動かすことによっている。一方、このような刃先位置の調整においては、通常、微量の調整量での調整となり、重要なのはその調整ネジの一定のねじ込み(回転)によって得られる調整量が高精度で安定しているということである。しかし、上記切削工具におけるように作動ピンを介在させての刃先位置の調整では、その構造、機構に基づき、調整ネジによって直接、インサートを動かして刃先位置を調整するものに比べると、不可避的にその調整量が不安定となるから、所望とする位置精度を得るための作業性が低下する。
しかも、上記した調整機構及び飛散防止機構を構成するところの、作動ピンを介在させる技術では、インサートの調整や交換時等において、作動ピンのピン孔内での前進方向への移動の規制が無いため、作動ピンがガイド孔内で調整ネジの抜け止めを図り得る適正位置に位置しない状態になったり、インサートの固定用の座面側(切削工具の先端側)に抜け出し、脱落したりすることもあり、その作業を円滑に行えないことがある。一方で、このような作動ピンの移動の規制を確保したり、座面側への抜け出し、脱落を防止したりするためには、作動ピンとは別に、ストッパ等の別の部品が必要となるから、部品点数が増大し、構造が複雑化するといった課題もある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、刃先位置の調整機構を構成する調整ネジを含む調整機構と、その調整ネジの移動、飛散を防止する飛散防止機構を有する回転切削工具において、取付けられるインサートの刃先位置の調整における調整量の不安定化や位置精度の低下、さらには、その調整等の作業性の低下もない、調整ネジの飛散防止手段(機構)付きの刃先位置の調整機構を提供する。なお、本願において、「切削インサート」は、一体のソリッドタイプの切削インサート(スローアウェイ方式のチップ)、ダイヤモンド焼結体やセラミック製等の切れ刃チップをインサート本体にロウ付けしてなる切削インサートの他、切れ刃(チップ)をカートリッジに固定してなる構造のものも含むものとする。
請求項1に記載の本発明は、回転切削工具本体と、その外周面と先端面とのコーナに刃先が突出して取付けられている切削インサートとを含む回転切削工具であって、
該切削インサートの後方において、前記外周面に開口する第1のネジ穴が設けられており、前記第1のネジ穴より大径の頭部を有する調整ネジをねじ込むことによって、該頭部にて該切削インサートの後端に設けられている傾斜面を押し、その押し付け力によって、前記切削工具本体の回転軸方向における前記切削インサートの刃先位置を調整する刃先位置調整機構を有する回転切削工具において、
前記調整ネジには、自身のネジ軸部の先端部分と後方の頭部との間に、先後方向の所定範囲にわたり外径が自身のネジ山の外径より小径の小径部が設けられており、
前記回転切削工具本体には、前記第1のネジ穴に所定量ねじ込まれている該調整ネジの前記小径部に向けて、外から貫通する第2のネジ穴が設けられており、該小径部に、該調整ネジの前記調整のためのねじ込みを許容する状態で、自身の先端が嵌り込むよう第2のネジ部材が該第2のネジ穴にねじ込まれてなる調整ネジの飛散防止機構を備えていることを特徴とする回転切削工具。
請求項2に記載の本発明は、前記調整ネジの頭部は、その外径が前記調整ネジの後方に向けて拡径するテーパ面部を有し、そのテーパ面部において、前記切削インサートの後端の傾斜面を押す構成とされていることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具である。
請求項3に記載の本発明は、前記第2のネジ部材は、頭部付きネジ部材からなり、
前記第2のネジ穴にねじ込まれている状態において、
そのねじ軸部の先端が前記調整ネジの前記小径部に嵌り込む構成をなしていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の回転切削工具である。
請求項4に記載の本発明は、前記第2のネジ穴は、前記回転切削工具本体の先後に延びるよう設けられており、
前記第2のネジ部材が該第2のネジ穴に前記回転切削工具本体の後方からねじ込まれていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の回転切削工具である。
請求項5に記載の本発明は、前記第2のネジ部材は、頭部付きネジ部材からなり、
前記第2のネジ穴は、前記回転切削工具本体の後方向き端面において該頭部付きネジ部材の頭部の高さより深く座ぐられたザグリ穴の底面から、前記回転切削工具本体の先後に延びるよう設けられており、
前記第2のネジ部材が該第2のネジ穴に前記回転切削工具本体の後方からねじ込まれている状態において、前記第2のネジ部材のねじ軸部の先端が前記調整ネジの前記小径部に嵌り込む構成をなしていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の回転切削工具である。
本発明の回転切削工具は、上記調整ネジ、及び上記第2のネジ部材の2つのネジのねじ込みにおける組合せ構造を有し、その構造に基づき、前記調整ネジが螺退(後進)するとき、該小径部の後方向き面が第2のネジ部材の先端(先端部)に係合する構成を有している。すなわち、第2のネジ部材が、調整ネジの抜け出し、飛散を止めるストッパの作用をするものである。このように、本発明において第2のネジ部材は、調整ネジの抜け出し、飛散を防止する飛散防止ネジ(ストッパネジ)としての役割を果たしている。
すなわち、請求項1に係る発明の回転切削工具においては、前記調整ネジにおけるその先端部分と頭部との間等に位置する前記小径部に、該調整ネジの前記調整のためのねじ込み(回転)を許容する状態で、自身の先端が嵌り込むよう第2のネジ部材が該第2のネジ穴にねじ込まれてなる機構を備えているため、取付けられるインサートの刃先位置の調整を妨げることもなく、そして、回転切削過程で前記調整ネジが弛緩したとしても、該調整ネジが抜け出るのを止めることができる。よって、該調整ネジが遠心力によって飛散することを防止できる。しかも、本発明では、刃先位置の調整は、調整ネジのねじ込みにより直接行う構成を有しているため、この調整を作動ピン等の別部品を介することで行っていた上記従来技術に比べると、インサートの刃先位置の回転軸方向の調整における調整量の不安定化や、その位置精度の低下を招くこともなく、その調整ができる。
さらには、前記調整ネジの飛散を止めるストッパ自体が、ネジ部材(第2のネジ部材)であり、それ自体のねじ込み構造で設けられているから、ストッパ自体の脱落を防止する別の部品も要しない上、インサートの交換等において、従来技術のようにストッパをなす部品である作動ピンが意に反して脱落することもないので、その交換等の作業性の低下を招くこともない。
なお、前記小径部に嵌り込むストッパをなす第2のネジ部材の先端は、該小径部の外周面とで、隙間がある非接触状態にあるのが、前記調整ネジを回す時(刃先位置の調整時)の負荷もなく好ましいといえるが、該調整ネジによる刃先位置の調整のためのねじ込みを許容し得る状態にあればよい。したがって、そのねじ込み(回転)に支障が無ければ、該小径部の外周面に接触していてもよい。そして、前記小径部を設ける位置、及びその先後方向の所定範囲(調整ネジの軸線方向の長さ範囲)は、例えば、刃先が、工具本体の先端から基準量突出しており、かつ、その切削インサートの後端の傾斜面に、第1のネジ穴にねじ込まれている調整ネジの頭部が接触して該インサートの後方への動きを規制している状態を、該調整ネジの基準ねじ込み状態としたとき(調整ネジが基準位置にあるとき)、その基準ねじ込み状態にある該調整ネジの前記小径部に、第2のネジ部材の先端が嵌り込んでいる状態において、その調整ネジに、刃先位置(高さ)の調整のために必要な量のねじ込みができるよう設定すればよい。
なお、前記調整ネジに設けられている「小径部」は、そこに、第2のネジ部材の先端が嵌り込んで、前記調整ネジの抜けを止めることができればよい。このため、そして、前記調整ネジの強度維持のためには、該小径部の外径は、その谷径と同じとして、ネジを除去したねじ欠き(無し)部とするのがよいが、その強度に影響がなければ、それより小径としてもよいし、そのネジの谷の径より大きくしてもよい。
本発明に用いられる前記調整ネジの頭部については、その形状に限定はなく、インサートの後端の傾斜面の傾斜角度等に応じ、適宜の形状、構造のものに設定すればよい。その頭部にて該傾斜面に付与される、工具の回転軸方向の分力にて、インサートを、工具の回転軸方向に押すことができればよいので、その頭部は、円筒形状でもよいが、請求項2に記載のもののように、テーパ面部を有するものとするのがよい。
また、前記第2のネジ部材は、第2のネジ穴への上記構成でのねじ込みにより、前記調整ネジの抜け出し、或いは飛散が防止できる状態にあればよいが、請求項3に記載のような頭部付きネジ部材からなり、それがねじ込まれて締め付けられている、のがよい。というのは、このようにすれば、そのネジを締め付けた状態で、格別の位置決めを要することなく、その先端を前記調整ネジの小径部の正規位置に安定して位置させることができるから、作業者によるバラツキもなく、その先端の位置決めを簡易、迅速にできる。結果、回転切削工具の組付け、組立が簡易、迅速にできる。
また、第2のネジ部材は、そのねじ込みにより、前記調整ネジの小径部に嵌り込むことで、その抜け止め作用をなすことができればよいので、それがねじ込まれる第2のネジ穴の軸線方向は、適宜のものに設定できるが、第2のネジ部材自身も遠心力等による抜けが作用しないように設けるのがよい。したがって、第2のネジ穴は、ネジの軸線が前記回転切削工具本体の後方から先方に向って延びるよう設けられているのがよい。一方、第2のネジ部材のねじ込み方向は、先又は後のいずれの方に向けてでもよいが、請求項4に記載のように、該第2のネジ穴に後方(工具本体の後方であるプランジ面側)から先方に向けてねじ込まれているものとするのが、工具の構成上や、ねじ込みのし易さ等からして好ましい。
そして、本発明の回転切削工具においては、請求項5に係る発明のように構成するのが、第2のネジ部材の頭部が該ザグリ穴に沈み込み、工具本体の後方向き端面から突出しないので好ましい。すなわち、このようにすれば、切削工具が、これが取付けられる加工機械のスピンドルへの取付られる際の干渉も、回転における問題もないためである。なお、この場合のように、第2のネジ穴を、ネジの軸線が工具本体の先後方向に延ばして設ける場合の、その軸線は工具本体の回転軸と平行とするのがよいが、該回転軸に対し傾斜があってもよい。
本発明の回転切削工具の一例の全体を説明する図であって、Aは正面図、Bは平面図(後端から見た図)、CはAの半断面図。 Aは図1のCの拡大図、BはAを右から見た部分図、CはBのS1-S1断面図。 図2-AのP1部分の拡大図、及びその要部のさらなる拡大図。 図2-Aにおいて、調整ネジと、第2のネジ部材をねじ込む前の図。
以下、本発明の回転切削工具を具体化した実施の形態例について、図1~図4に基づいて詳細に説明する。本例の回転切削工具100は正面フライスカッターであり、図中、101は、その回転切削工具本体(以下、単に本体ともいう)であり、円環状をなしている。この円環状の工具本体101の中央の貫通穴(内周面)102は、後端(図1-Aの上端)103から先端(図1-Aの下端。先端面)104に向けて、複数の段付き拡径状をなす段付き円筒内周面105を有し、図示しない加工機械(例えば正面フライス)のスピンドルへの取り付け部をなしている。
工具本体101の外周面は、本例では、その後端103寄り部位が相対的に小径で、後端において径方向に切り割部103aを有する小径部108を備え、その小径部108より先方部位である大径部(大径円環状部)109の外周面109aに、回転軸Sg回りに等角度間隔で、複数の切削インサート取付け用のポケット(以下、チップポケット(凹部)ともいう)110が凹設され、本体101の先端面3側に開口されている。そして、その各チップポケット110には、所定のインサート130が配置、取付けられ、その本体101の外周面109aと先端面104とのコーナにおいて外側と先端側に向けて刃先135が突出する構成をなしている。各チップポケット110は、切削インサート130の取り付け(固定)および切り屑処理性を考慮した凹状に形成されており、いずれも同じ形状、大きさに形成されている。なお、複数のチップポケット110だけでなく、そこへのインサート130の取付け、その刃先位置の調整手段等に関する構成も、各チップポケット110において同じである。
各チップポケット110は、例えば、超硬合金製のインサート本体131にダイヤモンド焼結体の切れ刃チップ133をロウ付けしてなる概略角棒状をなす切削インサート130が、配置され、取付けられるよう、凹設されている。ただし、その取付において、切削インサート130の底面(すくい面134と反対面)136をポケット110の切削主分力受圧座面113に当接させた状態で、半径方向外方に飛散しないよう、本例では、そのすくい面134側を、インサート130の固定用部材(ウエッジ)170で、ネジ締めにより押えるよう構成されている。このため、本例では、ウエッジ170に設けられた逆ねじのネジ穴に、逆ねじ付きのウエッジ固定ねじ(六角穴付)175を螺入し、これを本体101にねじ込むことができるよう、そのポケット110には、ウエッジ配置用凹部115が設けられており、このウエッジ配置用凹部115の底面(回転軸Sg寄り部位)には、ウエッジ固定ねじ175のねじ込み用のネジ穴118が設けられている。
切削インサート130は、その底面(すくい面と反対面)136をポケット110の切削主分力受圧座面113に当接させた状態とされ、そのすくい面側にウエッジ170が配置され、ウエッジ170に設けられた逆ねじのネジ穴に、逆ねじ付きのウエッジ固定ねじ(六角穴付)175が螺入され、ねじ込み用のネジ穴118にねじ込まれてウエッジ170と共に、固定されている。なお、インサート130は、回転切削工具100として組み立てられた段階で、先端の刃先135が基準の所定位置(基準の刃先位置)となるように、位置決め調整されている。ポケット110は、ポケット110内で、インサート130が工具本体101の回転軸Sg方向に微量移動(スライド)でき、その刃先位置を所望とする位置に調整できるよう形成されている。そして、この調整のため、切削インサート130の後端は、本体101の大径部109の外周面109aから中心(回転軸Sg)に向かうに従い、後方に位置する傾斜面138をなし、頭部付きの調整ネジ140のねじ込みにより、その頭部141でこの傾斜面138を押すことで、その調整ができるよう構成されており、その刃先位置の調整機構は次のようである。
上記したように形成されているポケット110のうち、切削インサート130の後方に位置する底面(回転軸Sg寄り部位の外周を向く面)120には、本体101の外周面109aから本体101の中心(回転軸Sg)に向けて、頭部付きの調整ネジ(六角穴付きボルト)140をねじ込むための第1のネジ穴121が貫通状でもよいが、本例では止まりネジ穴として設けられている。そして、この第1のネジ穴121に、そのネジ径より大径の頭部141を有する調整ネジ140がねじ込まれており、このねじ込みにおいて、該頭部141にて該切削インサート130の後端に設けられている傾斜面138を押し、その押し付け力による分力で、該切削インサート130をポケット110内において前記回転軸Sg方向の先方にスライド状に動かして、この切削インサート130の刃先位置の回転軸Sg方向における調整を行う構成(機構)とされている。なお、ポケット110の底面のうち、第1のネジ穴121が設けられている底面(部分)123は、インサート130が接している面(半径方向底面)より微量、座ぐられている。
調整ネジ140は、その頭部141が円筒のものでもよいが、本例では、頭部の外径が後方に向けて拡径するテーパ面部143を有するものとされており、そのテーパ面部143又は該テーパ面部143の後端寄り部位において、切削インサート130の後端の傾斜面138のうち、工具本体101の外周方向における中間部位を押す構成とされている。なお、ポケット110の後端部においてその底面123から立ち上がる壁面は、調整ネジ140のねじ込みにおいて、その頭部141が、接するか、或いは微量の隙間が保持される大きさを有しており、本体101の外周面109aから見て一部切欠き円形状を呈している(図2-B参照)。
また、調整ネジ140は、自身のネジ軸部144の先後の途中(オネジの中間部位)でもよいが、本例では、そのネジ軸部144の先端部分145と後方の頭部141との間の所定位置(部位)に、ねじの軸線に沿う先後方向の所定範囲L1にわたり、本例では、外径がそのネジの谷の径で形成された小径部(ネジの無い円筒外周面部)146が設けられている。この所定範囲L1は、この小径部146に嵌り込む後述する第2のネジ部材150の先端(先端軸部)152の外径の例えば、2~3倍に、その外径より大きくされている。
一方、本体101の大径部109の後端面109bと、第1のネジ穴121との間であり、調整ネジ140が第1のネジ穴121に所定量ねじ込まれて基準位置にあるとき、すなわち、インサート130の後端の傾斜面138を調整ネジ140の頭部141が規制した状態で、刃先135が、工具本体101の先端(先端面104)から基準量突出しているときの、その小径部146に対応する部位に向けて、本例では、ネジの軸線を切削工具本体101の中心軸(切削工具の回転軸Sg)に平行とする第2のネジ穴126が貫通状に設けられている。ただし、第2のネジ穴126は、前記基準位置にある調整ネジ140の小径部146のうち、該調整ネジ140の先後方向の中間よりも先方部位に位置するよう設けられており、次記する第2のネジ部材150が、第2のネジ穴126にねじ込まれたとき、その先端152が小径部146における先方部位(先方寄り部位)に嵌り込む設定とされており、その嵌り込みがあっても、調整ネジ140を前記基準位置から調整に必要な適量、ねじ込むことができるよう構成されている。なお、調整ネジ140における小径部146と、第2のネジ穴126にねじ込まれている第2のネジ部材150の先端152との位置関係は、誤差等を考慮し、基準位置にある調整ネジ140を適量、前進(ねじ込み)させ得るだけではなく、適量、後進させ得るものとしておくとよい。
本例では、第2のネジ穴126は、本体101の大径部109の後端面109bにおいて、所定深さ座ぐられた円形のザグリ穴125の底面(中央)125aから、そのネジの軸線を、工具本体101の回転軸Sgと平行に延びるよう設けられている。また、本例では、第2のネジ穴126にねじ込まれる第2のネジ部材150は、頭部151付きのネジ部材(六角穴付きボルト)とされており、その頭部151がザグリ穴125から突出することなく沈み込む形で、工具本体101における後方からねじ込まれるよう、ザグリ穴125の深さは、頭部151の高さより深く形成されている。
しかして、本例ではこのザグリ穴付きの第2のネジ穴126に、頭部付きの第2のネジ部材150が、工具本体101の大径部109の後方から、挿入されてねじ込まれている。なお、このねじ込みによるそのネジ軸部154の先端152と、調整ネジ140における小径部146の外周面とは、調整ネジ140の回転を妨げないのであれば、接触していてもよいが、本例では、第2のネジ部材150がねじ込まれて締め付けられたときのそのネジ軸部154の先端152が、調整ネジ140における小径部146の外周面との間に、微小な隙間を保持して嵌り込むものとされている。これにより、調整ネジ140は、基準位置から調整のために適量(小径部146の後端である頭部141の先端向き面まで)、負荷なく、ねじ込むことができるよう構成されている。
次にこのような本例の切削工具100の効果等について説明する。本例の切削工具100においては、調整ネジ140の飛散防止は、調整ネジ140及び第2のネジ部材150のねじ込みによる2つのねじの組合せ構造に基づき、調整ネジ140を後退させるときは、小径部146の先端(ねじ軸部144の先端部分145のネジ部分の後端(ねじ山)の後方向き面)が、図3の拡大図中に示したように、第2のネジ部材150の先端152のうちのSP部位に衝突ないし当たるから、調整ネジ140のそれ以上の後退(後進)が止められる。このため、このように構成を有する本例の切削工具100によれば、構造の複雑化を招くこともなく、例え、回転切削途中で調整ネジ140が緩んだり、後退するようなときでも、それが第1のネジ穴121から抜け出したり、飛散することも防止できる。すなわち、このような本例の切削工具100によれば、取付けられるインサート130の刃先位置の調整を妨げることも、構造の複雑化を招くこともなく、上記した第2のネジ部材150のねじ込みだけで、調整ネジ140の抜け出し、飛散を止めることができるという特有の効果が得られる。
しかも、上記構造に基づき、刃先位置の調整は、調整ネジ140のねじ込みにより直接行う構成を有しているため、この調整を作動ピン等の別部品を介することで行っていた上記従来技術に比べると、インサート130の刃先位置の回転軸Sg方向の調整における調整量の不安定化や、その位置精度の低下を招くこともなく、その調整ができるという、特有の効果が得られる。そして、調整ネジ140の飛散を止めるストッパ自体が、ネジ部材(第2のネジ部材150)であり、それ自体のねじ込み構造で設けられているから、ストッパ自体の脱落を防止する別の部品も要しない。その上に、インサート130の交換等において、従来技術のようにストッパをなす部品である作動ピンが意に反して脱落することもないので、その交換等の作業性の低下を確実に防止できる。
また、本例では、第2のネジ部材150が、頭部付きネジ部材からなり、それがねじ込まれて締め付けられているときにおいて、調整ネジ140の抜け出し防止を得る設定としており、第2のネジ部材150のねじ込における格別の位置決めを要することもなく、その先端152を調整ネジ140の小径部146の正規位置に安定して位置させることができる。よって、作業者によるバラツキもなく、その先端152の位置決めを簡易、迅速にできるという効果も得られる。
なお、上記例では、第2のネジ穴126をその軸線が本体101の後端向き面(大径部の後端面109b)から先方に向かうように設けたが、第2のネジ穴126にねじ込む第2のネジ部材150の先端152が、調整ネジ140の小径部146に嵌り込み、調整ネジ140が弛緩等により後退したり、後方へ抜け出したりすることを防止できればよい。すなわち、第2のネジ穴126は、第1のネジ穴121に所定量ねじ込まれている調整ネジ140の小径部146に対応する部位に向けて、外から貫通するものとして回転切削工具本体101に設けられておればよく、この外(外側)は、その本体101の後端向き面に限定されるものではく、切削工具の構成に支障がない限り、本体101の先端面(先端向き面)104を含めその適所とすればよい。
本発明は、上記した実施の形態例等に記載のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜、変更して具体化できる、例えば、上記例では、シャンクなしの切削工具本体として具体化したが、シャンク付きのものとしても具体化できるし、1つの切削インサート(刃数)を固定するものとしても具体化できる。また、回転切削工具であれば、正面フライスカッターの他、エンドミルやボーリングバーなどとしても適用できる。また、上記例では、工具本体101の外周面109aに、回転軸Sg回りに等角度間隔で、複数の切削インサート取付用のポケット110が凹設されたものとして具体化したが、必ずしも等角度間隔である必要はない。回転切削工具の使用時に発生しうる切削ビビリの発生を抑制するために、不等角度間隔で複数の切削インサート取付用のポケット110が凹設されたものとして具体化してもよい。
また、上記例における「切削インサート」は、切れ刃チップをインサート本体にロウ付けしてなる切削インサートとして適用したが、本願において、「切削インサート」は、上記したように、一体のソリッドタイプの切削インサート(スローアウェイ方式のチップ)はもちろんのこと、切れ刃(チップ)をカートリッジに固定してなる複合構造の「切削インサート」であっても同様に適用できる。すなわち、カートリッジの先端に、切れ刃をなすスローアウェイチップを例えばネジ止めしたものをインサートとしてポケットに配置固定する回転切削工具においても、そのカートリッジをその後端の傾斜面において、上記例におけるのと同様の頭部付きネジ部材からなる調整ネジで先後動させるものとしても、その調整ネジの抜け出し防止のため、第2のネジ部材のネジ構造を上記したのと同様に具体化できることは明らかである。
100 回転切削工具
101 回転切削工具本体
104 切削工具本体の先端面
109a 切削工具本体の外周面
109b 回転切削工具本体の大径部の後端面(後方向き端面)
121 第1のネジ穴
125 ザグリ穴
125a ザグリ穴の底面
126 第2のネジ穴
130 切削インサート
135 刃先
138 切削インサートの後端の傾斜面
140 調整ネジ
141 調整ネジの頭部
143 調整ネジの頭部のテーパ面部
144 調整ネジのネジ軸部
145 調整ネジのネジ軸部の先端部分
146 調整ネジの小径部
150 第2のネジ部材
151 第2のネジ部材の頭部
152 第2のネジ部材の先端
L1 所定範囲
Sg 回転軸

Claims (5)

  1. 回転切削工具本体と、その外周面と先端面とのコーナに刃先が突出して取付けられている切削インサートとを含む回転切削工具であって、
    該切削インサートの後方において、前記外周面に開口する第1のネジ穴が設けられており、前記第1のネジ穴より大径の頭部を有する調整ネジをねじ込むことによって、該頭部にて該切削インサートの後端に設けられている傾斜面を押し、その押し付け力によって、前記切削工具本体の回転軸方向における前記切削インサートの刃先位置を調整する刃先位置調整機構を有する回転切削工具において、
    前記調整ネジには、自身のネジ軸部の先端部分と後方の頭部との間に、先後方向の所定範囲にわたり外径が自身のネジ山の外径より小径の小径部が設けられており、
    前記回転切削工具本体には、前記第1のネジ穴に所定量ねじ込まれている該調整ネジの前記小径部に向けて、外から貫通する第2のネジ穴が設けられており、該小径部に、該調整ネジの前記調整のためのねじ込みを許容する状態で、自身の先端が嵌り込むよう第2のネジ部材が該第2のネジ穴にねじ込まれてなる調整ネジの飛散防止機構を備えていることを特徴とする回転切削工具。
  2. 前記調整ネジの頭部は、その外径が前記調整ネジの後方に向けて拡径するテーパ面部を有し、そのテーパ面部において、前記切削インサートの後端の傾斜面を押す構成とされていることを特徴とする請求項1に記載の回転切削工具。
  3. 前記第2のネジ部材は、頭部付きネジ部材からなり、
    前記第2のネジ穴にねじ込まれている状態において、
    そのねじ軸部の先端が前記調整ネジの前記小径部に嵌り込む構成をなしていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の回転切削工具。
  4. 前記第2のネジ穴は、前記回転切削工具本体の先後に延びるよう設けられており、
    前記第2のネジ部材が該第2のネジ穴に前記回転切削工具本体の後方からねじ込まれていることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の回転切削工具。
  5. 前記第2のネジ部材は、頭部付きネジ部材からなり、
    前記第2のネジ穴は、前記回転切削工具本体の後方向き端面において該頭部付きネジ部材の頭部の高さより深く座ぐられたザグリ穴の底面から、前記回転切削工具本体の先後に延びるよう設けられており、
    前記第2のネジ部材が該第2のネジ穴に前記回転切削工具本体の後方からねじ込まれている状態において、前記第2のネジ部材のねじ軸部の先端が前記調整ネジの前記小径部に嵌り込む構成をなしていることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の回転切削工具。
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