JP2003181719A - リーマおよび切削工具用チップ - Google Patents

リーマおよび切削工具用チップ

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JP2003181719A JP2001386342A JP2001386342A JP2003181719A JP 2003181719 A JP2003181719 A JP 2003181719A JP 2001386342 A JP2001386342 A JP 2001386342A JP 2001386342 A JP2001386342 A JP 2001386342A JP 2003181719 A JP2003181719 A JP 2003181719A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーマにより穴の内周面を従来より滑らかに
加工する。 【解決手段】 チップ64の逃げ面として機能する表面
134を外向きに凸の部分円筒面136に沿って構成す
るとともに、すくい面たる先端面130を周方向に対し
て前方ほど先端から離間する向きに傾斜させる。部分円
筒面の最大径部142が被加工穴156の内周面に接す
ることにより、それに対応する切刃が内周面に接するの
で加工後の内周面160が滑らかになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削加工による被
加工穴の内周面の面粗さの改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被加工穴の内周面の面粗さを小さくする
必要がある場合には、従来、リーマが広く使用されてお
り、多くの場合に良好な結果が得られている。しかし、
近年、さらに良好な面粗さが要求されるようになり、従
来のリーマによってこの要求を満たすことが困難になっ
てきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】そこで本発明は、切削加工による内周面の面粗さを
従来より良くすることを課題としてなされたものであ
り、本発明によって、下記各態様のリーマ,切削工具お
よび切削工具用チップが得られる。各態様は請求項と同
様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他
の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくま
でも本発明の理解を容易にするためであり、本明細書に
記載の技術的特徴およびそれらの組合わせが以下の各項
に記載のものに限定されると解釈されるべきではない。
また、一つの項に複数の事項が記載されている場合、そ
れら複数の事項を常に一緒に採用しなければならないわ
けではない。一部の事項のみを選択して採用することも
可能なのである。
【0004】(1)概して円筒状をなすボデーと、その
ボデーと同心のシャンクとを備え、ボデーの外周面に、
そのボデーの前記シャンク側とは反対側の端である先端
からシャンク側の端である基端に向かって延びる状態で
溝が形成されたリーマ本体と、前記溝の底面の前記先端
側の端部に固定されたチップとを含み、断面形状が円形
である被加工穴の内周面の切削加工を行うリーマであっ
て、前記チップが、前記被加工穴の中心線とはほぼ平行
な中心線を有し、前記被加工穴の内周面の半径よりも半
径が小さい外向きに凸の部分円筒面、またはそれに近似
の曲面と、前記被加工穴の中心線と直交する直交平面に
対して、少なくとも前記被加工穴の周方向に傾斜した傾
斜面と、その傾斜面と前記部分円筒面またはそれに近似
の曲面との交線により構成された切刃とを備えることを
特徴とするリーマ(請求項1)。本発明に係るリーマを
被加工穴と同心に位置決めし、その被加工穴を備えた被
加工物とリーマとを相対回転させつつ、リーマを被加工
穴内に進入させれば、チップが被加工穴の内周面を切削
加工する。チップは、傾斜面が被加工穴の奥側および回
転方向前方に面し、部分円筒面またはそれに近似の曲面
(以下、特に必要がない限り単に部分円筒面と称する)
が被加工穴の内周面に面する状態で被加工穴内に進入
し、被加工穴の内周面を切削加工する。傾斜面がすくい
面、部分円筒面が逃げ面、傾斜面と部分円筒面との交線
が切刃として機能するのである。したがって、部分円筒
面には、シャンク側ほどボデーの中心線に接近する向き
の傾斜であるバックテーパが付けられることが望まし
い。部分円筒面の、ボデーの中心線から最も遠い部分
(以下、最大径部と称する)が被加工穴の内径を決定す
る部分であり、傾斜面は周方向に傾斜しているため、最
大径部より先端側に位置する部分が切削に関与し、最大
径部より基端側に位置する部分は切削に関与しない。部
分円筒面の半径は、被加工穴の半径より小さくされてい
るが、最大径部においては、部分円筒面と被加工穴内周
面とが接するため、切刃も被加工穴の内周面に接するこ
ととなり、その切刃により切削された被加工穴の内周面
は非常に滑らかな面となる。 (2)前記溝が前記ボデーの周方向に隔たった位置に複
数形成され、それら複数の溝の各々に前記チップが固定
された (1)項に記載のリーマ(請求項2)。チップは直
径方向に隔たった位置に2個設けられるのみでもよい
が、リーマと被加工穴との同心度維持の観点から3個以
上設けられることが望ましく、リーマの直径の測定の容
易さの点からすれば、直径方向に隔たった位置に複数対
設けられることが望ましい。チップは等角度間隔に設け
られても、不等角度間隔に設けられてもよい。 (3)前記ボデーの外周面の、前記溝から周方向に隔た
った複数個所に、前記被加工穴の内周面に摺接するガイ
ドが設けられた (1)項または (2)項に記載のリーマ(請
求項3)。ガイドが設けられる場合には、チップは1個
設けられるのみでもよいが、チップが複数個設けられ、
それらチップから周方向に隔たった位置に1個以上ずつ
のガイドが設けられてもよい。 (4)前記傾斜面が平面である (1)項ないし (3)項のい
ずれか一つに記載のリーマ。傾斜面は緩やかな曲面とす
ることも可能であるが、平面とすればチップの加工が容
易となる。 (5)前記傾斜面が、前記周方向のみならず、半径方向
においても、内周側ほど前記シャンクに近くなる向きに
傾斜させられた (1)項ないし (4)項のいずれか一つに記
載のリーマ。本項に従えば、すくい角が正となり、チッ
プの切削性が向上する。 (6)前記チップが、1つのすくい面とそのすくい面に
対してそれぞれ鋭角をなす複数の側面と備えたチップ
の、すくい面が少なくとも前記部分円筒面またはそれに
近似の曲面をなす状態に研削されたものである (1)項な
いし (5)項のいずれか一つに記載のリーマ。1つのすく
い面とそのすくい面に対してそれぞれ鋭角をなす複数の
側面とを備えたチップは市販されており、この市販チッ
プに簡単な加工を追加することによって、本項のリーマ
のチップが得られる。市販チップのすくい面として予定
されている面を加工し、その結果形成された部分円筒面
が逃げ面として機能するとともに、側面として予定され
ている複数の面のうちの1つがすくい面たる傾斜面とし
て機能するようにするのである。しかも、傾斜面として
機能することとなる側面が元のすくい面に対して鋭角を
なしているため、すくい角が必然的に正となる利点もあ
る。 (7)前記すくい面の、前記部分円筒面またはそれに近
似の曲面の両側の部分に、部分円筒面の中心線にほぼ平
行な平面よる面取りがそれぞれ施された (6)項に記載の
リーマ。すくい面全体を部分円筒面としてもよいが、面
取りを施し、面取り部に対応する切刃が被加工物内周面
に食い込むようにすれば、食込み開始位置が明瞭に定ま
り、切削が安定し易くなる効果が得られる。 (8)前記チップが、互いに逆向きの表面および裏面
と、複数の側面とを有してほぼ平板状をなし、前記表面
の少なくとも一部が前記部分円筒面またはそれに近似の
曲面とされ、その部分円筒面またはそれに近似の曲面の
前記裏面からの距離が最も大きい部分が、前記表面のう
ちで前記裏面からの距離が最も大きい部分とされ、前記
複数の側面のうち、部分円筒面またはそれに近似の曲面
と交差するものが前記傾斜面とされた (1)項ないし (5)
項のいずれか一つに記載のリーマ(請求項4)。前記
(6)項のチップが、市販のチップに追加工を施すことに
よって製造することを前提としたものであったのに対
し、本項はその前提を排除したものである。したがっ
て、本項は、当初から部分円筒面を有する形状に製造さ
れるチップをも包含することとなる。 (9)前記表面の、前記部分円筒面またはそれに近似の
曲面の両側の部分に、部分円筒面の中心線にほぼ平行な
平面による面取りがそれぞれ施された (8)項に記載のリ
ーマ(請求項5)。「すくい面」を「表面」と読み替え
れば、前記 (7)項の説明がそのまま当てはまる。 (10)前記溝の底面にブレードが固定され、そのブレ
ードの先端部に前記チップが固定された (1)項ないし
(9)項のいずれか一つに記載のリーマ。チップをブレー
ドに固定し、そのブレードをリーマ本体に固定すれば、
チップの取付けが容易となる。 (11)前記ブレードの前記溝の底面に密着する裏面の
長手方向の中間部に、そのブレードの幅方向に貫通する
切欠が形成されることによって、弾性変形容易部が形成
され、その弾性変形容易部より末端側の部分が前記溝の
底面に密着する状態で固定される一方、前記ボデーに、
ブレードの弾性変形容易部を弾性変形させた状態でその
弾性変形容易部より先端側の部分を前記溝の底面側から
支持し、その先端側の部分と溝の底面との間の距離を調
節することにより、チップの切削半径を調節する半径調
節装置が設けられた(10)項に記載のリーマ。本項に記載
の構成を採用すれば、切削半径の調節が可能となる。そ
の結果、例えば、チップやブレードの寸法管理をそれほ
ど厳密に行う必要がなくなり、製造コストの低減が可能
になる。また、チップの切刃が摩耗した場合に、その摩
耗を打ち消す調節を行うことにより、チップの寿命を延
長することができる。さらに、本項に記載のリーマにお
いては、ブレードの弾性変形容易部が弾性変形させられ
た状態で、その弾性変形容易部より先端側の部分が前記
溝の底面側から支持されるため、その先端側に固定され
ているチップの部分円筒面が先端側ほどボデーの中心線
から遠ざかる向きに傾斜させられることとなり、いわゆ
るバックテーパが付く利点もある。 (12)前記ブレードの前記弾性変形容易部より末端側
の部分と前記溝の底面との間に着脱可能に配設されるス
ペーサを含み、末端側の部分がそのスペーサを介して溝
の底面に密着させられる(11)項に記載のリーマ。本項に
記載の構成を採用すれば、ブレードの弾性変形量が過大
になることを回避しつつ、チップの切削半径を広い範囲
で調節することが可能となる。ブレードと溝の底面との
間に、溝の底面からブレードまでの所望距離よりわずか
に薄いスペーサを配設し、ブレードの弾性変形容易部よ
り基端側の部分をスペーサを介して溝の底面に密着する
状態で固定した状態で、半径調節装置によりチップの切
削半径を所望の大きさに調節すれば、弾性変形容易部が
僅かに弾性変形した状態となる。すなわち、ブレードの
弾性変形容易部より先端側の部分と溝の底面との間の距
離が、スペーサの厚さと、弾性変形容易部の弾性変形に
基づく変位量との和となるのであり、スペーサの厚さを
変更することにより、弾性変形量を一定に保ったまま
で、ブレードの弾性変形容易部より先端側の部分と溝の
底面との距離、ひいてはチップの切削半径を調節するこ
とができるのである。なお、スペーサは一組のリーマ本
体とブレードとに対して、それぞれ現合で製造されるこ
とが望ましい。 (13)前記ブレードの、前記半径調節装置により押さ
れる部分と前記弾性変形容易部との間の部分を前記溝の
底面に引き付け、その引き付け量を調節することによ
り、前記チップのバックテーパを調節するバックテーパ
調節装置を含む(11)項または(12)項に記載のリーマ。 (14)断面形状が円形である被加工穴の内周面を仕上
げ切削するための切削工具であって、前記被加工穴の中
心線とはほぼ平行な中心線を有し、前記被加工穴の内周
面の半径よりも半径が小さい外向きに凸の部分円筒面ま
たはそれに近似の曲面と、前記被加工穴の中心線と直交
する直交平面に対して、少なくとも前記被加工穴の周方
向に傾斜した傾斜面と、その傾斜面および前記部分円筒
面またはそれに近似の曲面との交線により構成された切
刃とを備えた刃部を含むことを特徴とする切削工具。 (15)互いに逆向きの表面および裏面を有してほぼ平
板状をなし、表面の少なくとも一部が外向きに凸の部分
円筒面またはそれに近似の曲面とされ、その部分円筒面
またはそれに近似の曲面の前記裏面からの距離が最も大
きい部分が、前記表面のうちで前記裏面からの距離が最
も大きい部分とされ、かつ、その部分円筒面またはそれ
に近似の曲面と交差する側面を有し、その側面と部分円
筒面またはそれに近似の曲面と交線が切刃を構成する切
削工具用チップ(請求項6)。本項の発明によれば、上
記発明に係るリーマまたは切削工具に好適なチップが得
られる。 (16)前記表面の、前記部分円筒面またはそれに近似
の曲面の両側の部分に、部分円筒面の中心線にほぼ平行
な平面よる面取りがそれぞれ施された(15)項に記載の切
削工具用チップ。
【0005】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態であ
るリーマ10を示す。このリーマ10は、段付き円柱状
のリーマ本体12を備え、そのリーマ本体12の一方の
端部において工具ホルダ14に保持されている。工具ホ
ルダ14は、一般に良く知られた形状であるので簡単に
説明する。工具ホルダ14は、先端側(図1において左
側)から順にリーマ本体12を保持するリーマ保持部1
6と、リーマ保持部16より大径の大径部18と、テー
パ外周面を有して大径部から遠ざかるほど小径となるテ
ーパ部20とを有する。リーマ保持部16に、それの先
端面21において開口して軸方向に延びる有底の保持穴
22が形成され、その保持穴22にリーマ本体12のシ
ャンク24がほぼ隙間なく嵌合される。工具ホルダ14
は、テーパ部20において図示しない工作機械の主軸に
保持され、中心軸線まわりに回転させられる。工具ホル
ダ14の中央に軸方向に延びるクーラント穴26が形成
されており、そのクーラント穴26が保持穴22の底に
おいて開口している。このことにより、リーマ本体12
へのクーラント液の供給が可能となっている。
【0006】リーマ本体12は前述の保持穴22に嵌合
させられて工具ホルダ14に保持されるシャンク24
と、シャンク24と同心のボデー27と、それらシャン
ク24とボデー27との間に形成された比較的大径のフ
ランジ部28とを有する。そのフランジ部28のシャン
ク24側の端面である後端面30が前述のリーマ保持部
20の先端面21に当接することにより、リーマ本体1
2の工具ホルダ14に対する軸方向位置が規定される。
フランジ部28を軸方向に貫通する複数個のボルト穴3
2が形成されるとともに、それらボルト穴32と同じ位
相でリーマ保持部20の先端面21から軸方向に延びる
雌ねじ穴34が形成されており、ボルト36が各ボルト
穴32を貫通して雌ねじ穴34に螺合されることによ
り、リーマ本体12が工具ホルダ14に対して相対移動
および相対回転不能に固定される。本実施形態において
は、図2に示すように、4個のボルト穴32および雌ね
じ穴34が等角度間隔に形成されている。
【0007】ボデー27は、横断面形状がほぼ円形であ
って、シャンク24と反対側の先端部において外周面に
深く大きい1本の溝42と7本の浅い溝44とが形成さ
れている。7本の溝44は、図3に示すように、溝42
以外の部分に周方向に互いに隔たって配置され、軸方向
に平行に延びており、それぞれにガイド46が固定され
ている。ガイド46は超硬合金製であって短冊状に形成
され、外周面48がわずかに溝44から突出する厚さを
有する。ガイドの外周面48は、ボデー27の外周面と
同心の部分円筒面に形成されるとともに、その部分円筒
面の幅方向の両側に面取りが施されている。本実施形態
においては、ガイド46は、リーマ10の回転方向にお
いて溝42の直ぐ後ろに続く部分において比較的密に配
設され、溝42から遠ざかるにつれて間隔が粗くされて
いるが、等間隔に設けられてもよい。
【0008】図2および図3に示すように、本実施形態
においては、溝42がボデー27の周方向のほぼ4分の
1を占めるように形成されている。溝42は、リーマ本
体12の中心軸線に沿って延びる2平面であって互いに
直交する底面50および側面52を有するとともに、軸
方向の後端が中心軸線と直交する後端面54によって画
定されている。溝42は、溝44よりも長く形成されて
いる。底面50はボデー27の一半径と直交するように
形成され、側面52はその一半径と平行に形成されてい
る。後端面54に、位置決めボルト56がボデー27の
中心軸線に平行な方向に移動可能に保持され、後述する
ブレードに当接してブレードの軸方向位置を規定するよ
うにされている。
【0009】溝42には、図1に最も明瞭に示されてい
るように、ブレード60とスペーサ62とが固定されて
いる。ブレード60は、ほぼ角柱状であって、先端部に
チップ64を保持するチップ座66が形成されている。
チップ64およびチップ座66については後で詳細に説
明する。ブレード60は互いに逆向きの表面68および
裏面70と、2つの側面72とを有し、表面68がリー
マ本体12からわずかに突出して、リーマ本体12と同
心の円筒面に沿って形成されている。スペーサ62は互
いに逆向きの表面74および裏面76と、2つの側面7
8とを有し、ほぼ平板状にブレード60と同じ幅に、か
つ同じ長さに形成され、それの裏面76と側面78の一
つとにおいて溝42の底面50と側面52とに当接して
いる(図2参照)。スペーサ62は、ブレード60の裏
面70と溝42の底面50とに挟まれており、ブレード
60のリーマ本体12の中心軸線からの距離を調節する
機能を果たす。ブレード60とスペーサ62とのシャン
ク24側の端部である基端部近傍において、それらを厚
さ方向に貫通するボルト穴80,82が形成され、さら
にリーマ本体12に、それらボルト穴80,82と同軸
の雌ねじ穴84が形成されている。ボルト86がそれら
ボルト穴80,82を貫通して雌ねじ穴84に螺合さ
れ、ブレード60とスペーサ62とが締め付けられてリ
ーマ本体12に固定される。ここで、2つのボルト穴8
0,82および雌ねじ穴84は、図2に示すように、ボ
デー27の中心軸線に接近するほど溝42の側面52に
接近する向きに傾斜して形成されており、1本のボルト
86によりブレード60とスペーサ62とが溝42の底
面50および側面52に良好に押し付けられる。なお、
ブレード60のボルト穴80には、表面側開口において
ボルト86の頭部を収容する座繰り穴が形成されてお
り、その頭部がブレード60の外側に突出しないように
されている。なお、雌ねじ穴84は、ボデー27を貫通
して形成されてもよいが、本実施形態においては、ボデ
ー27を貫通せずにボルトが螺合するのに十分な深さに
形成されている。
【0010】ブレード60には、図1に示すように、軸
方向中央部近傍において、それを幅方向に貫通する切欠
100が形成されている。切欠100は断面形状がU字
形を成し、ブレード60の裏面70からブレード60を
厚さ方向に半分以上食い込む深さに形成されており、そ
の切欠100より基端側部分と先端側部分とを接続する
部分が、他の部分に比較して容易に弾性変形可能な弾性
変形容易部102とされている。
【0011】ボデー27に半径調節ボルト104が配設
されている。この半径調節ボルト104は、ブレード6
0のボデー27の中心軸線からの距離を調節するもので
あり、図2に示すように、ブレード60の裏面70の先
端近傍部に、ほぼ直角に当接するように配設されてい
る。具体的には、半径調節ボルト104が、ボデー27
に形成された雌ねじ穴106に螺合され、その先端部が
溝42の底面50から突出させられており、スペーサ6
2に形成された貫通穴108を貫通して、ブレード60
の裏面70に当接させられているのである。この半径調
節ボルト104の底面50からの突出量を調節すること
により、ブレード60の先端部のスペーサ62からの押
離し量が調節される。半径調節ボルト104の後端面に
図示しない六角穴が形成されており、図示しない六角棒
スパナを雌ねじ穴106の反対側開口から挿入して六角
穴に係合させることにより、半径調節ボルト104を回
転させて、溝42からの突出量を調節することができ
る。ブレード60は、半径調節ボルト104により押さ
れれば、前述の弾性変形容易部102を中心として先端
部がボデー27の外側へ突出する向きに回動させられ
る。ブレード60が主に弾性変形容易部102において
弾性変形することにより、ブレード60の先端に保持さ
れたチップの、ボデー27の中心軸線からの距離が調節
されるのである。
【0012】この際、ブレード60の弾性変形量は必要
最小限に抑えられることが望ましい。そのために、ブレ
ード60とボデー27との間に前述のスペーサ62が配
設されているのである。ブレード60の裏面70と溝4
2の底面50との間に、底面50から裏面70までの所
望距離よりわずかに薄いスペーサ62が配設され、ブレ
ード60の弾性変形容易部102より基端側の部分がス
ペーサ62を介して溝42の底面50に密着する状態で
固定されている。この状態で、半径調節ボルト104に
より弾性変形容易部104より先端側の部分が、スペー
サ62から押し離されれば、弾性変形容易部104が僅
かに弾性変形した状態となる。そして、弾性変形容易部
104より先端側の部分の、溝42の底面50からの距
離は、スペーサ62の厚さと、半径調節ボルト104に
よるスペーサ62からの押離し量との和となる。したが
って、スペーサ62の厚さを変更することにより、弾性
変形容易部104の弾性変形量を一定に保ったままで、
ブレード60の弾性変形容易部104より先端側の部分
と溝42の底面50との距離、ひいてはチップ64の切
削半径を調節することができるのである。
【0013】さらに、ブレード60の前記切欠100よ
り先端側において、ブレード60をリーマ本体12に向
かって押すバックテーパ調節ボルト110が配設されて
いる。図3に示すように、バックテーパ調節ボルト11
0は、前述の半径調節ボルト104とほぼ同じ向きに傾
斜してボデー27に取り付けられている。半径調節ボル
ト104のブレード60の裏面70への当接位置と切欠
100との間においてブレード60が表面68側から溝
42の底面50に向かって押される(あるいは底面50
側へ引きつけられる)ことにより、チップ64に適当な
バックテーパが付与されるのである。このバックテーパ
の大きさと、前述のチップ64の切削半径の大きさと
を、共に適切な値とするために、スペーサ62は、リー
マ本体12とブレード60との各組に対して、それぞれ
現合で製造されることが望ましい。
【0014】ブレード60の表面68の先端部に前述の
チップ座66が形成され、そのチップ座66にチップ6
4が固定されている。チップ64は、図4および図5に
示すように、ほぼひし形の平板状を成し、それの中央を
厚さ方向に貫通するボルト穴120が形成されている。
チップ座66の底面においてボルト穴120に対応する
位置に雌ねじ穴122が形成され、ボルト124により
チップ64がブレード60に固定されている。なお、図
1においては、雌ねじ穴122およびボルト124が省
略されている。チップ座66は、チップ64がブレード
60の表面68からわずかに突出する大きさに形成され
ている。図5に示すように、チップ64の両側面12
6,128が、ボデー27の中心軸線に平行とされると
ともに、中心軸線に接近するほど互いに接近する向きに
傾斜させられている。チップ64の先端面130と後端
面132とが周方向に対して回転の前方(図4において
上方)ほどボデー27の先端から離間する向きに傾斜さ
せられ、本実施形態においては、中心軸線と直交する平
面に対して約10度傾斜させられている。先端面130
および後端面132は、さらに、先端面130が中心軸
線に接近するほどボデー27の先端から遠ざかる向きに
傾斜させられ、後端面132が先端面130と平行な向
きに傾斜させられている。チップ64の表面134は、
図6に拡大して示すように、ボデー27より半径の小さ
い外向きに凸の部分円筒面136から成っている。部分
円筒面136のボデー27の中心軸線からもっとも離れ
た部分が、ボデー27の直径を規定する最大径部142
とされている。それら部分円筒面136から成る表面1
34と、先端面130との交線が切刃144を構成して
おり、先端面130がすくい面、表面134が逃げ面と
して機能する。
【0015】本実施形態においては、チップ64は、後
端側においても切刃が形成されている。先端面130と
同様に傾斜させられた後端面132がすくい面として機
能し、その後端面132と表面134との交線が切刃を
構成しているのである。したがって、本実施形態におい
ては、チップ64の切刃144が磨耗した場合には、チ
ップ64をボルト穴120のまわりに180度回転させ
て、チップ座66に取り付けることにより、同じチップ
64を再利用することができる。
【0016】このチップ64が取り付けられるチップ座
66は、チップ64の後端面132に対向する基端側面
150が、後端面132に沿って傾斜して形成されると
ともに、チップ64の裏面152が着座する底面154
が、予め先端側ほど中心軸線に接近する向きに傾斜させ
られている。本実施形態においては、約30分傾斜させ
られており、このわずかな傾斜により、ブレード60が
ボルト86と半径調節ボルト104とにより曲げられて
リーマ10の直径が規定された状態において、チップ6
6の表面134が中心軸線にほぼ平行となる。その状態
から、前述のバックテーパ調節ボルト110が締め付け
られることにより、チップ64に適当なバックテーパが
付与される。
【0017】以上のように構成されたリーマ10の組立
および調節作業と、リーマ10による被加工穴156
(図6参照)の加工について説明する。リーマ10を組
み立てる場合には、まず、リーマ本体12にガイド46
が固定され、次にチップ64がブレード66に保持され
た状態でリーマ本体12に取り付けられる。詳細に説明
する。まず、スペーサ62と、ブレード60とがそれら
の後端部においてリーマ本体12に固定される。スペー
サ62とブレード60とが、溝42の底面50,側面5
2および後端面54にそれぞれ密着させられた状態でボ
ルト86により固定される。このとき、半径調節ボルト
104はボデー27内に引き込まされている。次に、半
径調節ボルト104が回転させられて、溝42の底面5
0から突出させられ、ブレード60の裏面70を押す。
これにより、チップ64の最大径が所望の大きさに調節
されるとともに、ブレード60が約0.2mmベンディン
グした状態となるように、スペーサ62の厚さが調節さ
れる。このスペーサ62の厚さの調節は、例えば、複数
種類の厚さで予め準備された複数のスペーサ62の交換
や、スペーサ62の平面研削等により行われる。スペー
サ62が調節され、ブレード60の弾性変形量が正規の
大きさとなった状態では、チップ64の表面134がほ
ぼ軸線に平行となる。最後に、バックテーパ調節ボルト
110によって、ブレード60がボデー27側に引き付
けられて、チップ64に適切なバックテーパが付与され
る。以上で、リーマ10の組立作業および調節作業が終
了する。なお、上記調節は、1回の加工毎に実施される
必要はなく、チップ64の磨耗時などに適宜実施されれ
ばよい。具体的には、例えば、チップ64を180度回
転させて新しい切刃144を利用する場合や、チップ6
4やブレード60を交換する場合などである。
【0018】リーマ10の調節が完了すれば、リーマ1
0が工具ホルダ14を介して工具主軸に取り付けられ、
その工具ホルダ14と一体的に回転させられる。そし
て、ボデー27が被加工穴156に挿入され、相対移動
および相対回転しつつ被加工穴156の内周面を切削加
工する。そのとき、図6に示すように、チップ64の切
刃のうち、最大径部142より先端側の部分により内周
面が切削される。なお、図6には、理解を容易にするた
めに切刃144の様子が誇張して示されている。先端面
130と部分円筒面136との交線である部分により切
削が行われ、最大径部142が通過することにより切削
が終了するが、最大径部142においては、切刃と内周
面160とが接するため、その切刃により切削された被
加工穴156の内周面160の面アラサが非常に小さく
なる。
【0019】本実施形態においては、チップ64が1枚
設けられ、ガイド46が7枚設けられていたが、ガイド
46の数は6枚以下であっても、8枚以上であっても良
い。さらに、チップ64の数も1個に限らず、2個以上
のチップ64と各チップに1個以上のガイド46とを設
けることとしてもよい。また、2個ずつのチップ64を
対にし、2個ずつのガイド46を対にして、それぞれ互
いに直径方向に隔たった位置に、それぞれ1対以上設け
れば、リーマ各部の直径の測定が容易となる。
【0020】本実施形態においては、チップ64の表面
134が部分円筒面136のみによって構成されていた
が、それらに近似する曲面によって形成されてもよく、
部分円筒面136と2つの平面170,172とにより
構成されてもよい。図7に示すように、チップ64の幅
方向の中央部が、ボデー27の中心軸線に平行であって
ボデー27より半径の小さい外向きに凸の部分円筒面1
36とされ、それの両側に平面170,172が形成さ
れている。平面170,172は部分円筒面136より
内側に傾斜して形成され、面取りとして機能する。
【0021】この態様においては、切刃144の、先端
面130と平面172との交線である部分により切削が
開始されることにより、切刃144の被加工穴内周面へ
の食い付きが良好となる。ただし、この部分に切削を行
わせることは不可欠ではなく、切刃のうち先端面130
と部分円筒面136との交線である部分のみに切削を行
わせてもよい。
【0022】さらに、図8ないし図10に示すように、
複数枚のチップ200を設けるとともに、ガイド46を
省略することも可能である。本実施形態におけるリーマ
201の構成は、前述のリーマ10の構成とほとんどの
部分において共通しているので、共通している部分につ
いて説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
リーマ201は、互いに周方向に隔たった3個のチップ
200を有する。図9に示すように、リーマ本体12の
ボデー27に先端から3つの溝42が等角度間隔に形成
され、それぞれにチップ200を保持するブレード60
が固定されている。複数枚のチップ200を設けること
により、それらが互いにガイドとして機能するのであ
る。
【0023】さらに、本実施形態においては、チップ2
00の形状が前記実施形態とは異なっている。チップ2
00の先端面202および後端面204が周方向に対し
て約30度傾斜させられているのである。このチップ2
00によれば、すくい面あるいは切刃と切削方向とのな
す角度が大きくなる。なお、チップ200の先端面20
2および後端面204は前述のチップ64と同様に、リ
ーマ201の中心軸線に接近するほど互いに接近する向
きに傾斜させられている。
【0024】本実施形態においては、リーマに複数個の
チップ200が周方向に互いに隔たって取り付けられ、
それらチップ200がリーマ201を案内するので、案
内部としてのガイドを設けることが不可欠ではなくな
る。チップは、等角度間隔に配設されてもよいし、不等
角度間隔に配設されてもよい。チップは2枚であっても
良く、4枚以上設けられてもよい。
【0025】なお、チップの先端面および後端面の周方
向対する傾斜角は5度以上35度以下であればよく、例
えば、15度としたり25度することもできる。この特
徴は前述の実施形態においても適用することができる。
【0026】さらに、本実施形態においては、チップ2
00は、予め上述の形状に形成されているが、市販のチ
ップを利用して簡単な加工を追加することにより作成す
ることができる。例えば、図11に示すように、すくい
面が三角形状であるいわゆる03形の超硬チップ250
を用いる場合について説明する。図に示すように、チッ
プ250の逃げ面252の一部をすくい面たる先端面2
02として利用し、側面254の一部を側面128とし
て利用する。それら逃げ面252と側面254とはすく
い面256に対して鋭角をなしているので、そのまま利
用することができるのである。さらに、側面126およ
び後端面204を作成するとともに、チップ250のす
くい面256を加工して、部分円筒面136を含む表面
134を形成する。市販の超硬チップ250におけるす
くい面256を逃げ面として機能させるのである。この
ようにすれば、先端面202等が予め作成されたチップ
250の面を一部利用して、簡単な加工により、チップ
200を作成することができる。この特徴は、前述の実
施形態においても適用することができる。
【0027】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これらは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるリーマを示す正面図
(一部断面)である。
【図2】図1におけるII−II断面図である。
【図3】図1におけるIII −III 断面図である。
【図4】上記リーマの要部を拡大して示す平面図であ
る。
【図5】上記リーマのうちチップを拡大して示す側面断
面図である。
【図6】上記リーマによる切削を説明するための図であ
る。
【図7】別のチップによる切削を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の別の実施形態であるリーマを示す正面
図(一部断面)である。
【図9】上記リーマの側面図である。
【図10】上記リーマの要部を拡大して示す平面図であ
る。
【図11】上記リーマのチップを作製する作製作業を説
明するための図である。
【符号の説明】
10,201:リーマ 42:溝 46:ガイ
ド 62:スペーサ 64,200:チップ 130,202:先端面
132,204:後端面 134:表面
136:部分円筒面 170,172:平面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概して円筒状をなすボデーと、そのボデ
    ーと同心のシャンクとを備え、ボデーの外周面に、その
    ボデーの前記シャンク側とは反対側の端である先端から
    シャンク側の端である基端に向かって延びる状態で溝が
    形成されたリーマ本体と、 前記溝の底面の前記先端側の端部に固定されたチップと
    を含み、断面形状が円形である被加工穴の内周面の切削
    加工を行うリーマであって、 前記チップが、 前記被加工穴の中心線とはほぼ平行な中心線を有し、前
    記被加工穴の内周面の半径よりも半径が小さい外向きに
    凸の部分円筒面、またはそれに近似の曲面と、 前記被加工穴の中心線と直交する直交平面に対して、少
    なくとも前記被加工穴の周方向に傾斜した傾斜面と、 その傾斜面と前記部分円筒面またはそれに近似の曲面と
    の交線により構成された切刃とを備えることを特徴とす
    るリーマ。
  2. 【請求項2】 前記溝が前記ボデーの周方向に隔たった
    位置に複数形成され、それら複数の溝の各々に前記チッ
    プが固定された請求項1に記載のリーマ。
  3. 【請求項3】 前記ボデーの外周面の、前記溝から周方
    向に隔たった複数個所に、前記被加工穴の内周面に摺接
    するガイドが設けられた請求項1または2に記載のリー
    マ。
  4. 【請求項4】 前記チップが、互いに逆向きの表面およ
    び裏面と、複数の側面とを有してほぼ平板状をなし、前
    記表面の少なくとも一部が前記部分円筒面またはそれに
    近似の曲面とされ、その部分円筒面またはそれに近似の
    曲面の前記裏面からの距離が最も大きい部分が、前記表
    面のうちで前記裏面からの距離が最も大きい部分とさ
    れ、前記複数の側面のうち、部分円筒面またはそれに近
    似の曲面と交差するものが前記傾斜面とされた請求項1
    ないし3のいずれか一つに記載のリーマ。
  5. 【請求項5】 前記表面の、前記部分円筒面またはそれ
    に近似の曲面の両側の部分に、部分円筒面の中心線にほ
    ぼ平行な平面による面取りがそれぞれ施された請求項4
    に記載のリーマ。
  6. 【請求項6】 互いに逆向きの表面および裏面を有して
    ほぼ平板状をなし、表面の少なくとも一部が外向きに凸
    の部分円筒面またはそれに近似の曲面とされ、その部分
    円筒面またはそれに近似の曲面の前記裏面からの距離が
    最も大きい部分が、前記表面のうちで前記裏面からの距
    離が最も大きい部分とされ、かつ、その部分円筒面また
    はそれに近似の曲面と交差する側面を有し、その側面と
    部分円筒面またはそれに近似の曲面と交線が切刃を構成
    する切削工具用チップ。
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