JP2009060990A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】どんな外槽の動きに対してもロッドの摺動をスムーズにし、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないようにして低振動と低騒音化を実現する洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】洗濯機本体30に減衰手段41を設け、減衰手段41のシリンダ41aの両端に設けた二つの軸受け41eでロッド41cを支持することにより、どんな外槽33の動きに対してもロッド41cの摺動をスムーズにし、外槽33の振動がそのまま洗濯機本体の底部30aに伝わらないようにして低振動と低騒音化を実現することができる。また、軸受け41eの周囲にロッド41cと軸受け41eの摩擦熱を放熱する放熱部41fを設けたことにより、軸受け41eの温度上昇が抑えられ、軸受け41eの変形や劣化を無くすことができ、耐久性に優れた洗濯機を提供することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機本体内に弾性的に支持した外槽内に回転自在に配設した洗濯兼脱水槽内で洗濯物の洗濯、すすぎ、脱水(更に乾燥まで行う場合もある)を行う洗濯機に関するものである。
従来、この種の洗濯機は、シリンダとピストンで構成されるエアーまたはオイルダンパを備え、シリンダ内の空気またはオイルの流れを制御してピストンを動きにくくすることによって制動力を得ていた(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の洗濯機の全体構成を示すものである。図10に示すように、洗濯機本体1内にばね2によって吊り下げ支持された外槽3と、この外槽3内で回転するドラム4と、このドラム4を駆動させる手段5と、前記外槽3下部と洗濯機本体1との間に設けられたダンパ6とを備え、このダンパ6はシリンダ7とこのシリンダ7内を摺動するピストン8と、ピストン8と洗濯機本体1の底部を接続するピストンロッド9と、ピストンロッド9をシリンダ7の下端で摺動自在に支持する軸受け10からなり、さらにこのシリンダ7はピストン8によって分割されるシリンダ7内を連通させるバイパス11を有し、このバイパス11には空気の流通を任意のタイミングで連通、遮断するバルブ12を設けている。
洗濯、すすぎを終えて脱水を行なおうとするとき、衣類が前記ドラム4の下部に偏った状態でドラム4を回転させる。このとき衣類による偏心荷重のため外槽3が起動時に大きく振動するが、このときバイパス11のバルブ12は閉じてあり、ピストン8をシリンダ7内で上下させることによって発生する空気圧によってダンパ力を得、起動時の大きな振動を抑える。さらにドラム4が高速回転に入ると外槽3の振動は脱水とともに徐々に小さくなるので、バイパス11のバルブ12を開放しシリンダ7内の空気圧を発生させないようにする。これによって振動が設置床に直接伝わり、床を大きく振動させることがなくなり、騒音や家屋の振動を引き起こすことがなくなるというものであった。
特開平5−84390号公報
しかしながら、前記従来の構成では、外槽3の動きに応じてピストン8を往復運動させるピストンロッド9がシリンダ7の下端に設けた軸受け10一箇所で支持されることになる。外槽3が上下方向に運動する場合は問題がないが、衣類の偏り状態によっては、外槽3が前後左右に揺れながら上下動する場合が生じる。この時、ピストンロッド9は軸受け10を支点にして傾きながら軸受け10内を摺動することになり、軸受け10とピストンロッド9に摩擦力が発生し、ピストンロッド9のスムーズな摺動を阻害する。
また、ピストンロッド9と軸受け10の摺動摩擦により周囲に熱が発生するため、経年すると軸受け10が変形・劣化し、スムーズに摺動することができなくなる。
このようにピストンロッド9やピストン8が軸受け10やシリンダ7内をスムーズに摺動できないと、外槽3の振動がそのまま洗濯機本体1の底部に伝わり本体の振動や騒音を発生させるという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、外槽から床への振動伝達を無くし、振動や騒音を低減すると共に耐久性に優れた洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、洗濯機本体に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、洗濯機本体の底部に前記外槽の振動を減衰させる減衰手段とを備え、前記減衰手段はシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記シリンダの両端部に前記ロッドを支持する軸受けとを備え、前記軸受けは前記シリンダの両端部で前記ロッドを摺動自在に支持し、前記軸受けの周囲に前記ロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設け、前記ロッドの一方の端部は前記外槽の下部に揺動自在に取り付け、前記シリンダの端部は緩衝体を貫通して前記洗濯機本体の底部に揺動自在に取り付ける構成としたものである。
これによって、衣類の偏り状態により外槽が前後左右に揺れながら上下動する場合でも、シリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、横荷重を分散することができ、ロッドが傾きながら軸受け内を摺動することがなくなり、軸受けとロッドに発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができ、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。また、軸受けの周囲にロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設けたことにより、軸受けの温度上昇が抑えられ、軸受けの変形や劣化を無くすことができる。
本発明の洗濯機は、洗濯機本体に減衰手段を設け、減衰手段のシリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、どんな外槽の動きに対してもロッドの摺動をスムーズにし、外槽の振動がそのまま洗濯機本体の底部に伝わらないようにして低振動と低騒音化を実現することができる。また、軸受けの周囲にロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設けたことにより、軸受けの温度上昇が抑えられ、軸受けの変形や劣化を無くすことができ、耐久性に優れた洗濯機を提供することができる。
第1の発明は、洗濯機本体に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、洗濯機本体の底部に前記外槽の振動を減衰させる減衰手段とを備え、前記減衰手段はシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記シリンダの両端部に前記ロッドを支持する軸受けとを備え、前記軸受けは前記シリンダの両端部で前記ロッドを摺動自在に支持し、前記軸受けの周囲に前記ロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設け、前記ロッドの一方の端部は前記外槽の下部に揺動自在に取り付け、前記シリンダの端部は緩衝体を貫通して前記洗濯機本体の底部に揺動自在に取り付ける構成としたものである。
これによって、衣類の偏り状態により外槽が前後左右に揺れながら上下動する場合でも、シリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、横荷重を分散することができ、ロッドが傾きながら軸受け内を摺動することがなくなり、軸受けとロッドに発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができ、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。また、軸受けの周囲にロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設けたことにより、軸受けの温度上昇が抑えられ、軸受けの変形や劣化を無くすことができる。
第2の発明は、洗濯機本体に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、洗濯機本体の底部に前記外槽の振動を減衰させる減衰手段とを備え、前記減衰手段はシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記シリンダの両端部に前記ロッドを支持する軸受けとを備え、前記軸受けは前記シリンダの両端部で前記ロッドを摺動自在に支持し、前記軸受けの周囲に前記ロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設け、前記ロッドの一方の端部は前記洗濯機本体の底部に揺動自在に取り付け、前記シリンダの端部は緩衝体を貫通して前記外槽の下部に揺動自在に取り付ける構成としたものである。
これによって、衣類の偏り状態により外槽が前後左右に揺れながら上下動する場合でも、シリンダの両端に設けた二つの軸受けでロッドを支持することにより、横荷重を分散することができ、ロッドが傾きながら軸受け内を摺動することがなくなり、軸受けとロッドに発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができ、外槽の振動がそのまま洗濯機外枠の底部に伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。また、軸受けの周囲にロッドと軸受けの摺動熱を放熱する放熱部を設けたことにより、軸受けの温度上昇が抑えられ、軸受けの変形や劣化を無くすことができる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明において、放熱部に放射状にフィンを設けた形状としたことにより、放熱面積が増え、効率良く摩擦熱を逃がすことができる。
第4の発明は、特に第1〜第3の発明において、シリンダの端部が貫通する緩衝体は、放熱部との接触面積を増やす接触部を備え、前記接触部と放熱部を接触させたことにより、更に効率良く軸受けの温度上昇が抑えられ、軸受けの変形や劣化を確実に無くすことができる。また、軸受けの熱を緩衝体が吸収することで緩衝体の温度が上昇し、緩衝体の硬度が低くなるので安定した緩衝性能を得ることもでき、特に気温が下がる冬場に顕著な緩衝効果を発揮する。
第5の発明は、特に第1〜第4の発明において、シリンダの端部が貫通する緩衝体は、平面積がシリンダの断面積と同等以上の大きさにしたことにより、外槽の揺動運動を確実に低減することができる。
第6の発明は、特に第1〜第5の発明において、シリンダの端部が貫通する緩衝体は、前後方向の寸法を左右方向の寸法より大きくしたことにより、振動や騒音が大きくなる外槽の前後方向の揺動運動を確実に低減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図2は、本発明の第1の実施の形態における洗濯機の減衰手段の断面図を示すものである。
図1、図2において、洗濯機本体30は、姿勢保持用の2本の引張りばね31と、洗濯機本体の底部30aに設けた2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。制御装置39は、洗濯機本体30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機本体30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
減衰手段41は、シリンダ41aと、シリンダ41a内を往復運動するピストン41bを有するロッド41cと、ピストン41bで仕切られたシリンダ41a内の複数の空間を連通する流路41dと、シリンダ41aの両端部にロッド41cを支持する軸受け41eとを備えている。ロッド41cの中程には、ピストン41bが固定金具41jと41kにより固定されている。ピストン41bの外周にはピストンリング41gが取り付けられている。ピストンリング41gは、低摩擦係数で耐磨耗性に優れた材質(例えばテフロン(登録商標))で形成されており、気密性を確保しながらシリンダ41a内を滑らかに摺動する。軸受け41eはシリンダ41aの両端部でロッド41cを摺動自在に支持し、軸受け41eの周囲にロッド41cと軸受け41eの摩擦熱を放熱する放熱部41fを設けている。ロッド41cの一端にはオスねじを有するロッド取り付け部41hが設けられており、外槽33の下部に設けたロッド取り付け台43にゴム製の緩衝体42を介して取り付け後、ナット44により揺動自在に取り付けられている。ロッド取り付け台43は、外槽33を下方から支えるように外槽33の底部に固定されている。シリンダ41aの端部にはオスねじを有するシリンダ取り付け部41iが設けられており、緩衝体42を貫通して洗濯機本体の底部30aに設けたシリンダ取り付け台45に取り付け後、ナット46により揺動自在に取り付けられている。シリンダ41a、軸受け41eは金属製であるが、強度、耐久性を確保することができれば生産性やコストパフォーマンスに優れた樹脂製でもよい。緩衝体42には、低反発で高減衰性を有するブチル系のゴムが使用されている。
以上のように構成された洗濯機について、以下動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯水は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。
脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数が250から300r/minの間は、洗濯物の偏り状態によって外槽33が前後左右に揺れながら大きく上下動する場合がある。この時、外槽33の上下方向の振動エネルギーは、減衰手段41のシリンダ41aの上端と外槽33の下部の間に設けられた弾性体32により吸収される。なお、本実施の形態では弾性体32を減衰手段41に設けているが、弾性体32を外槽下部と洗濯機底部と間で別の位置に設ける場合であっても同様の効果を得られる。また、外槽33の上下動によるピストン41bの移動によりシリンダ41aの空気は流路41dを通ってピストン41bに仕切られた反対側の空間に流れる。流路41dには、開口面積の調整で適度な流路抵抗が設定されており、ピストン41bの移動が抑制される。これが減衰力となって外槽33の大きな上下動を抑制している。
洗濯兼脱水槽34の回転数が上昇して定常回転になると、外槽33の振動は小さくなるが、弾性体32や減衰手段41を伝わって洗濯機本体30を振動させることになる。しかしながら、シリンダ41aの両端に設けた二つの軸受け41eでロッド41cを支持することにより、ピストン41bやロッド41cが傾きながらシリンダ41aや軸受け41e内を摺動することがないので、シリンダ41aとピストン41bならびにロッド41cと軸受け41eとの間に発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができるので、外槽33の振動がそのまま洗濯機本体の底部30aに伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。ロッド41cと軸受け41eとの間に発生する摩擦熱は軸受け41eの周りに設けた放熱部41fから放熱され、軸受け41eの温度上昇を抑えることができる。
以上のように本実施の形態においては、ロッド41cをシリンダ41aの両端に設けた軸受け41eで支持したことにより、外槽33の多様な動きに対してもロッド41cの摺動がスムーズになり、外槽33の振動が直接洗濯機本体の底部30aに伝わらなくなるので、低振動と低騒音化を実現することができる。減衰手段41の作動流体を空気としているため、オイルダンパと比較して摺動部の密着が弱いので摺動部の磨耗が少なく、耐久性も向上させることができる。また、オイル漏れを考慮する必要がなく、シール部品が必要ないので構成部品を少なくすることができる。更に、軸受け41eの温度上昇を抑えて経年劣化を少なくし、ロッド41cと軸受け41eとの間でスムーズな摺動を維持できるので信頼性も向上することができる。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の断面図を示すものである。図4は、本発明の第2の実施の形態における洗濯機の減衰手段の断面図を示すものである。
図3、図4において、洗濯機本体30は、姿勢保持用の2本の引張りばね31と、洗濯機本体の底部30aに設けた2本の弾性体32により外槽33を弾性支持している。洗濯兼脱水槽34は、外槽33内に回転自在に配設している。モータ(駆動手段)35は、ブラシレス直流モータから成っており、インバータ制御され、回転速度が自在に変化されるようになっている。そして直接洗濯兼脱水槽34を駆動する。給水手段36は洗濯兼脱水槽34内に給水するものである。水位検知手段37は、外糟33内の洗濯水位を検知する。排水手段38は、外槽33内の洗濯水を排水するものである。制御装置39は、洗濯機本体30の前面下部に設けられている。制御装置39は、洗濯機本体30の前面上部に設けられた操作表示手段40により入力された設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各工程を逐次制御するもので、パワースイッチング手段(図示せず)を介してモータ35、給水手段36、排水手段38などを逐次制御する。
減衰手段41は、シリンダ41aと、シリンダ41a内を往復運動するピストン41bを有するロッド41cと、ピストン41bで仕切られたシリンダ41a内の複数の空間を連通する流路41dと、シリンダ41aの両端部にロッド41cを支持する軸受け41eとを備えている。ロッド41cの中程には、ピストン41bが固定金具41jと41kにより固定されている。ピストン41bの外周にはピストンリング41gが取り付けられている。ピストンリング41gは、低摩擦係数で耐磨耗性に優れた材質(例えばテフロン(登録商標))で形成されており、気密性を確保しながらシリンダ41a内を滑らかに摺動する。軸受け41eはシリンダ41aの両端部でロッド41cを摺動自在に支持し、軸受け41eの周囲にロッド41cと軸受け41eの摩擦熱を放熱する放熱部41fを設けている。ロッド41cの一端にはオスねじを有するロッド取り付け部41hが設けられており、洗濯機本体の底部30aに設けたロッド取り付け台43にゴム製の緩衝体42を介して取り付け後、ナット44により揺動自在に取り付けられている。ロッド取り付け台43は、洗濯機本体の底部30aに固定されている。シリンダ41aの端部にはオスねじを有するシリンダ取り付け部41iが設けられており、緩衝体42を貫通して外槽33の下部に設けたシリンダ取り付け台45に取り付け後、ナット46により揺動自在に取り付けられている。シリンダ41a、軸受け41eは金属製であるが、強度、耐久性を確保することができれば生産性やコストパフォーマンスに優れた樹脂製でもよい。
以上のように構成された洗濯機について、以下動作、作用を説明する。まず、洗濯兼脱水槽34内に衣類と洗剤を投入後、操作表示手段40を操作して運転を開始する。これによって、給水手段36が動作し、洗濯兼脱水槽34内に洗濯水が供給されると共に洗濯兼脱水槽34も回転を開始する。規定量の洗濯水が供給されると給水手段36は給水を停止する。洗濯兼脱水槽34の回転によって、洗剤は洗濯水に溶かされ、洗濯液となって衣類に浸透する。洗濯兼脱水槽34は、30r/min程度の低速で回転して、衣類を持ち上げては落とすというたたき洗いを規定時間行う。洗濯終了後、排水手段38が作動し、汚れを溶かし込んだ洗濯水は、外槽33の外に排水される。排水終了後、洗濯兼脱水槽34の回転は徐々に速くなり脱水工程に入る。
脱水起動時、洗濯兼脱水槽34の回転数が250から300r/minの間は、洗濯物の偏り状態によって外槽33が前後左右に揺れながら大きく上下動する場合がある。この時、外槽33の上下方向の振動エネルギーは、減衰手段41のシリンダ41aの下端と洗濯機本体の底部30aの間に設けられた弾性体32により吸収される。なお、本実施の形態では弾性体32を減衰手段41に設けているが、弾性体32を外槽下部と洗濯機底部の間で別の位置に設ける場合であっても同様の効果を得られる。また、外槽33の上下動によるピストン41bの移動によりシリンダ41aの空気は流路41dを通ってピストン41bに仕切られた反対側の空間に流れる。流路41dには、開口面積の調整で適度な流路抵抗が設定されており、ピストン41bの移動が抑制される。これが減衰力となって外槽33の大きな上下動を抑制している。
洗濯兼脱水槽34の回転数が上昇して定常回転になると、外槽33の振動は小さくなるが、弾性体32や減衰手段41を伝わって洗濯機本体30を振動させることになる。しかしながら、シリンダ41aの両端に設けた二つの軸受け41eでロッド41cを支持することにより、ピストン41bやロッド41cが傾きながらシリンダ41aや軸受け41e内を摺動することがないので、シリンダ41aとピストン41bならびにロッド41cと軸受け41eとの間に発生する摩擦が少なく、スムーズに摺動することができるので、外槽33の振動がそのまま洗濯機本体の底部30aに伝わらないので低振動と低騒音化を実現することができる。ロッド41cと軸受け41eとの間に発生する摩擦熱は軸受け41eの周りに設けた放熱部41fから放熱され、軸受け41eの温度上昇を抑えることができる。
以上のように本実施の形態においては、ロッド41cをシリンダ41aの両端に設けた軸受け41eで支持したことにより、外槽33の多様な動きに対してもロッド41cの摺動がスムーズになり、外槽33の振動が直接洗濯機本体の底部30aに伝わらなくなるので、低振動と低騒音化を実現することができる。また、シリンダ41aへのロッド41cの挿入部が、シリンダ41aの上端では、外槽33に覆われ、下端は下向きに位置するので粉塵等の異物が侵入することがなく、信頼性も向上することができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における洗濯機の減衰手段の斜視図を示すものである。図5において、放熱部41fは、放射状のフィン47を設けた形状としたものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。これにより、放熱面積が増え、効率良く軸受け41eの摩擦熱を逃がすことができ、信頼性を更に向上することができる。
(実施の形態4)
図6は、本発明の第4の実施の形態における洗濯機の減衰手段の斜視図を示すものである。図6において、シリンダ41aの端部が貫通する緩衝体42は、放熱部41fとの接触面積を増やす接触部42aを設けている。その他の構成は実施の形態1と同様である。放熱部41fと接触部42aを接触させたことにより、更に効率良く軸受け41eの温度上昇が抑えられ、軸受け41eの変形や劣化を確実に無くすことができる。また、軸受け41eの熱を緩衝体42が吸収することで緩衝体42の温度が上昇し、硬度が低くなるので安定した緩衝性能を得ることもできる。特に、気温が下がる冬場に顕著な緩衝効果を発揮する。
(実施の形態5)
図7は、本発明の第5の実施の形態における洗濯機の減衰手段の断面図を示すものである。図7において、シリンダ41aの端部が貫通する緩衝体42の平面積42sは、シリンダ41aの断面積41sと同等以上の大きさにしたものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。これにより、外槽33の揺動運動によるシリンダ41aの傾きを確実に抑えることができ、外槽33の揺動運動を低減することができる。
(実施の形態6)
図8は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の緩衝体の平面図を示すものである。
図9は、本発明の第6の実施の形態における洗濯機の要部の断面図を示すものである。図8、図9において、シリンダ41aの端部が貫通する緩衝体42は、前後方向の寸法42fが左右方向の寸法42rより大きくしたものである。その他の構成は実施の形態1と同様である。
これにより、洗濯兼脱水槽を前上がりに傾けた場合などは、洗濯物が洗濯兼脱水槽34の後方に偏りやすく、脱水起動時に前後方向の振動が特に大きくなるため、外槽33の前後方向の揺動運動を緩衝体42の前後方向の体積を大きくすることで確実に吸収すると共に、脱水定常時には、外槽33が前後左右に小刻みに振動しやすくなり、緩衝体42の左右方向の体積を前後方向よりも小さくして特に左右方向の揺れを洗濯機本体30に伝達されにくくし、洗濯機本体30の振動と騒音を小さくすることができる。
以上のように、本発明に関わる洗濯機は、減衰手段の摺動をスムーズにできるので、洗濯機以外の回転機械の防振にも応用可能である。
本発明の実施の形態1における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態1における洗濯機の減衰手段の断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機の断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機の減衰手段の断面図 本発明の実施の形態3における洗濯機の減衰手段の斜視図 本発明の実施の形態4における洗濯機の減衰手段の斜視図 本発明の実施の形態5における洗濯機の減衰手段の断面図 本発明の実施の形態6における洗濯機の緩衝体の平面図 本発明の実施の形態6における洗濯機の減衰手段の断面図 従来の洗濯機の断面図
符号の説明
30 洗濯機本体
30a 洗濯機本体の底部
33 外槽
34 洗濯兼脱水槽
35 駆動手段
41 減衰手段
41a シリンダ
41b ピストン
41c ロッド
41d 流路
41e 軸受け
41f 放熱部
41s シリンダの断面積
42 緩衝体
42a 接触部
42f 前後方向の寸法
42r 左右方向の寸法
42s 平面積
47 フィン

Claims (6)

  1. 洗濯機本体に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、洗濯機本体の底部に前記外槽の振動を減衰させる減衰手段とを備え、前記減衰手段はシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記シリンダの両端部に前記ロッドを支持する軸受けとを備え、前記軸受けは前記シリンダの両端部で前記ロッドを摺動自在に支持し、前記軸受けの周囲に前記ロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設け、前記ロッドの一方の端部は前記外槽の下部に揺動自在に取り付け、前記シリンダの端部は緩衝体を貫通して前記洗濯機本体の底部に揺動自在に取り付けた洗濯機。
  2. 洗濯機本体に弾性支持された外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられた洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、洗濯機本体の底部に前記外槽の振動を減衰させる減衰手段とを備え、前記減衰手段はシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンを有するロッドと、前記ピストンで仕切られた前記シリンダ内の複数の空間を連通する流路と、前記シリンダの両端部に前記ロッドを支持する軸受けとを備え、前記軸受けは前記シリンダの両端部で前記ロッドを摺動自在に支持し、前記軸受けの周囲に前記ロッドと軸受けの摩擦熱を放熱する放熱部を設け、前記ロッドの一方の端部は前記洗濯機本体の底部に揺動自在に取り付け、前記シリンダの端部は緩衝体を貫通して前記外槽の下部に揺動自在に取り付けた洗濯機。
  3. 放熱部は、放射状にフィンを設けた形状とした請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. シリンダの端部が貫通する緩衝体は、放熱部との接触面積を増やす接触部を備え、前記接触部と放熱部を接触させた請求項1〜3に記載の洗濯機。
  5. シリンダの端部が貫通する緩衝体は、平面積がシリンダの断面積と同等以上の大きさにした請求項1〜4に記載の洗濯機。
  6. シリンダの端部が貫通する緩衝体は、前後方向の寸法が左右方向の寸法より大きくした請求項1〜5に記載の洗濯機。
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