JP2003245494A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JP2003245494A JP2002049437A JP2002049437A JP2003245494A JP 2003245494 A JP2003245494 A JP 2003245494A JP 2002049437 A JP2002049437 A JP 2002049437A JP 2002049437 A JP2002049437 A JP 2002049437A JP 2003245494 A JP2003245494 A JP 2003245494A
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laundry
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国興 本田
Harumi Takeuchi
晴美 竹内
Yorihisa Funada
順久 船田
Koji Fukui
孝司 福井
Tomoya Kawaguchi
智也 川口
Yuuji Toutou
有志 東桃
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱水運転時の外箱の振動を抑制しつつ、洗濯
物の出し入れの際の外槽のふらつきも抑える。 【解決手段】 横型の外槽10を、前方側一本のダンパ
12a及び後方側二本のダンパ12b,12cの合計三
本で台座部6上に揺動自在に支持する。一本でのみ支持
するために、より安定性の低い前方側ダンパ12aでは
振動吸収用のゴム製のクッション材の潰ししろを相対的
に大きくすることによって、外槽10の揺れを小さくし
て洗濯物の出し入れの容易性を確保する。他方、より安
定性の高い後方側ダンパ12b,12cでは、クッショ
ン材の潰ししろを相対的に小さくすることによって、振
動吸収効果を高め脱水時の外箱1への振動を伝播を少な
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水平軸又は傾斜軸
を中心に回転するドラムを有するドラム式洗濯機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機は、水平軸又は傾斜軸を
中心に円筒籠状のドラムを外槽内部に回転自在に配置し
た構成を備えており、このドラム内に洗濯物を収容して
水を貯留した外槽内で回転させることによって洗濯物の
叩き洗いを行う。こうした一般的なドラム式洗濯機で
は、略直方体形状の外箱の前面に衣類を投入するための
扉体が横開きに設けられており、その扉体を開くと外槽
に設けた開口を通して、ドラムの一端面に設けられた衣
類投入口が覗くように構成されている。
【0003】こうしたドラム式洗濯機に対する一般消費
者の大きな不満の一つは、衣類の出し入れがしにくいこ
とである。すなわち、そのため、上記構成を有するドラ
ム式洗濯機では、衣類投入口が低い位置にあり、洗濯機
を専用の置台上に載置した場合であっても、衣類投入の
しにくさは完全には解消されない。このような不満に対
応するため、従来、市販されているドラム式洗濯機で
は、傾斜軸を用いてドラムの衣類投入口をやや斜め上向
きにしたものがある。また、衣類投入口をできるだけ大
きくすることも試みられている。しかしながら、このよ
うな構成によっても、渦巻き式洗濯機の操作性に慣れた
者にとってみれば、その使い勝手は必ずしも充分に良好
であるとは言えない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ドラム式洗濯機におけ
る上記のような使い勝手の悪さを解消する一つの方法と
して考えられるのは、従来の一般の渦巻き式洗濯機と同
じように、洗濯物投入口を外箱の前面ではなく上面に設
けることである。しかしながら、ドラム式洗濯機で外箱
上面に洗濯物投入口を設ける場合、洗濯物投入口の直下
に配設されている外槽と、その外槽の内部に収容されて
いるドラムとにそれぞれ開口を設ける必要があり、従来
の渦巻き式洗濯機やドラム式洗濯機とは異なる様々な問
題が生じる。
【0005】例えば、外箱の上面に洗濯物投入口を設け
ようとすると、外箱上面と外槽上部との間の空間に各種
部材を配置することが難しくなり、従来のドラム式洗濯
機のように上方から強力なばねで外槽を吊下げ支持する
ことが困難である。そこで、外槽を安定的に、且つ外箱
へ伝達される振動をできる限り吸収するように支持する
構造が要望されている。
【0006】また、こうしたドラム式洗濯機では、脱水
運転時にドラムが高速回転されると、外槽とドラムとの
間の間隙に強い空気流が生起されるが、このような空気
流が外槽内に開口した給水口から給水管へと逆流してし
まうと、給水管の端部に接続されている洗剤容器内に収
容されている洗剤や柔軟仕上剤を押し上げてしまうこと
がある。また、このような空気流が外槽内に開口した、
乾燥運転時の空気取り出し口から乾燥風路内に勢いよく
入り込むと、その空気流に乗って微細な水滴も流れ込
み、乾燥風路内に設置されているヒータの腐食の原因と
なり易い。
【0007】また、こうしたドラム式洗濯機では、脱水
運転時の振動が問題になることが多いが、このような振
動は騒音などの原因になるのみならず、洗濯機自体の故
障を生じさせる一因ともなり易い。したがって、振動を
抑制するとともに、故障の発生の少ない高い信頼性を有
する構造が要望されている。
【0008】本発明は上記のような課題を始めとする、
ドラム式洗濯機に関する様々な課題を解決するために成
されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段、及び効果】上記課題を解
決するために成された第1発明は、外箱と、該外箱内に
配設した外槽と、該外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に
回転自在に設けられたドラムと、を具備するドラム式洗
濯機において、前記外箱の下部に設けられた台座部に下
端が固定された三本のダンパを介して前記外槽を支え受
けるようにしたことを特徴としている。
【0010】第1発明に係るドラム式洗濯機では、略円
筒状の周面を有する外槽の下部を支え受けるために、軸
を挟んで一方の側に一本、他方の側に互いに所定間隔離
して二本のダンパを設ければよい。これにより、外槽は
台座部に対して三点支持されるため、外槽の安定性を保
つのに有利である。特に、例えば外箱上面に洗濯物投入
口を設けたような構成では、外槽上部と外箱との間の間
隙にスペースが少なく、強力なばねを用いて外槽を吊下
げ支持する構造とすることが困難であるが、そのような
場合でも、上からのばねの支持に殆ど頼ることなく三本
のダンパで安定して外槽を担持することができる。
【0011】また、第1発明の一実施態様として、前記
ドラムは左右方向に延伸する軸を中心に回転自在に配設
されて成り、前記三本のダンパのうちの一本は前記外槽
の前方側下部を、他の二本は該外槽の後方側下部を支え
受ける構成とすることができる。特に、斜め前上方に設
けられた洗濯物投入口を通してドラム内に洗濯物が投入
される場合、その洗濯物投入口に対向する位置付近、つ
まり外槽の後方側下部に二本のダンパを設けることで、
高い安定性を確保することができる。また、前方側のダ
ンパを一本のみにしておくことにより、外箱の前面板を
取り外して内部の故障の修理や点検などを行う場合に、
障害物が少なくなり作業性が向上する。
【0012】また、上記ダンパを弾性体を介挿して外槽
や台座部に取り付ける場合、弾性体の圧縮量(潰しし
ろ)が大きいほど、振動吸収効果は劣化して外槽の振動
が外箱に伝わり易くなる反面、洗濯物をドラム内に出し
入れする際の外槽の揺れは小さく作業性が高い。逆に弾
性体の圧縮量が小さいと、高い振動吸収効果が得られ、
外槽が振動しても外箱が振動しにくくなる反面、洗濯物
をドラム内に出し入れする際に外槽が揺れ易く作業がし
にくい。
【0013】そこで、振動吸収性と洗濯物の出し入れの
容易性という相矛盾する両方の要求を満足するために、
第1発明に係るドラム式洗濯機では、前記ダンパは振動
吸収用の弾性体を介挿して前記外槽及び台座部に固定さ
れ、その固定の際の前記弾性体の圧縮量は前記水平軸又
は傾斜軸を挟んで配置された一本の側のダンパよりも二
本の側のダンパで小さく設定されている構成とすること
が好ましい。これにより、ダンパが一本である側では外
槽の揺れを少なくして洗濯物の出し入れをし易くするこ
とができ、二本のダンパの側では、振動吸収効果を充分
に発揮させて外箱の振動を抑制することが可能となる。
【0014】また、弾性体の圧縮量を調節するほか、弾
性体自体の硬度を変えることによっても同様の効果を奏
することは明白である。すなわち、第1発明に係るドラ
ム式洗濯機の他の態様として、前記ダンパは振動吸収用
の弾性体を介挿して前記外槽及び台座部に固定され、該
弾性体の硬度は前記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置され
た一本の側のダンパよりも二本の側のダンパで小さく設
定されている構成としてもよい。
【0015】また、洗濯時には外槽内に水が貯留され、
それによって外槽全体の重量が大きく増加するが、注水
時に外槽が一方に傾くことなく、全体に平均して沈み込
むするようにすることが望ましい。そこで、第1発明に
係るドラム式洗濯機では、前記ダンパはばねを含み、前
記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置された一本の側のダン
パのばねの定数は二本の側のダンパのばね定数を加算し
たものと略等しく設定されている構成とするとよい。こ
の構成によれば、水平軸又は傾斜軸を挟んだ両側のダン
パにおけるばね定数がほぼ揃いバランスが良くなるの
で、外槽に水が注水された場合でも外槽が全体に平均し
て沈み込み、一方に傾くことを避けることができる。な
お、実際には外槽の重心の位置等によっては適宜ばね定
数を調節することが好ましいが、その場合にも上記条件
から大きく逸脱することはなく、上記「略等しく」の範
囲に含まれる。
【0016】更にまた、ドラムに収容されている洗濯物
が片寄った状態でドラムが回転駆動されたとき、軸方向
に外槽の略中央部で外槽を支持しているダンパよりも端
面に近い位置で外槽を支持しているダンパにより大きな
負荷が掛かる。そこで、第1発明に係るドラム式洗濯機
では、前記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置された二本の
側の各ダンパの減衰力は一本の側のダンパの減衰力より
も大きく設定されている構成とすることができる。これ
により、洗濯物が片寄っていても外槽の振動をより効果
的に抑制することができる。
【0017】また、上記課題を解決するために成された
第2発明は、外箱内に配設された外槽の内部に水平軸又
は傾斜軸を中心に回転自在にドラムを設け、前記外箱の
上面に形成された洗濯物投入口を開閉する上蓋と、該洗
濯物投入口の下方の外槽の周面に形成された外槽開口を
開閉する外槽扉と、前記ドラムの周面に形成されたドラ
ム開口を開閉するドラム扉とを具備し、前記上蓋、外槽
扉及びドラム扉をともに開放した状態で前記ドラム内に
洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機において、前記外
槽は、前記外槽開口が形成された筒状の胴部と該胴部の
一方の端面を閉塞する端面部とが一体に形成された外槽
胴部材と、該外槽胴部材の開放側端面を閉塞するべく該
外槽胴部材に装着される端面カバーとから成り、前記外
槽胴部材の端面部側に、前記ドラムを回転駆動するべく
該ドラムの軸に直結されたモータを設けるようにしたこ
とを特徴としている。
【0018】なお、「前記外槽胴部材の端面部側に」モ
ータを設けるとは、モータを外槽胴部材の端面部に直接
取り付けることを含むのはもちろんのこと、該端面部に
固定された軸受部材などの他の部材に対してモータが固
定されているものであってもよい。
【0019】第2発明に係るドラム式洗濯機における外
槽の外槽胴部材では、筒状の胴部と端面部とが互いに梁
として作用するため、単にほぼ一枚の板状部材である端
面カバーよりも構造的に高い強度を有している。一般に
ドラムをダイレクト駆動するモータはかなり重くなる
が、このモータが端面カバーではなく外槽胴部材側に取
り付けられるので、取付強度が高まり、異常な振動など
が発生した場合でも破損が起きにくく高い信頼性を達成
することができる。また、外槽胴部材と端面カバーとを
固着する際に僅かでもずれが生じると両者の軸中心がず
れることになるが、外槽胴部材のほうにモータを取り付
けることにより、ドラムの軸と胴部の軸中心とを一致さ
せることが容易になるため、ドラム外周面と外槽内周面
との間の間隙を軸の周りで均一化することができる。
【0020】また上記第2発明に係るドラム式洗濯機で
は、前記ドラム内に収容された洗濯物を乾燥させるべ
く、前記外槽内に加熱空気を送り込むとともに、洗濯物
から吐き出される水蒸気を含む空気を外槽の外部に取り
出して除湿した後に再び加熱して循環させるための乾燥
風路を更に備え、該乾燥風路を前記端面カバー側に設け
る構成とすることができる。
【0021】すなわち、洗濯物の乾燥を行うために外槽
の外部に乾燥風路を配設した場合には、該乾燥風路を前
記外槽を挟んで前記モータと反対側となる端面カバー側
に取り付けることによって、外槽の重量のバランスを良
好にすることができる。
【0022】なお、外槽胴部材の端面部側にモータを設
けた構成ではもちろんのこと、更に端面カバー側に乾燥
風路を設けた構成であっても、モータのほうが乾燥風路
よりも重いため、外槽の軸方向の重量バランスが良好で
ないことが多い。そこで好ましくは、前記外槽胴部材の
胴部にあって前記端面カバーに近い部位に、前記外槽の
バランスをとるための重錘を設けた構成とするとよい。
【0023】この構成によれば、外槽の軸方向バランス
が良好になるため、外槽を水平に設置することが容易に
なり、ドラムが高速回転する際の振動を軽減するのに有
利である。また、外槽内に貯留する水の深さが均一にな
るため、洗浄やすすぎのむらも軽減される。更にまた、
端面カバーは外槽胴部材よりも構造的に強度が劣るが、
重錘を外槽胴部材に設ければ端面カバーに対する重量負
荷が軽減できる。
【0024】また、上記課題を解決するために成された
第3発明は、外箱と、該外箱内に配設した外槽と、該外
槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けられた
周面が円筒状のドラムと、を具備するドラム式洗濯機に
おいて、前記外槽内に水を供給するための給水管部は、
その水の供給時に外槽内に流れ込む水流の方向が、脱水
運転を行うために前記ドラムが高速で回転駆動される際
に該ドラムと前記外槽との間隙に周方向に生起される空
気流に対して鋭角となるように、前記外槽周面に接続さ
れていることを特徴としている。
【0025】この第3発明に係るドラム式洗濯機によれ
ば、脱水運転時にドラムが高速で回転駆動されることに
よってドラムと外槽との間隙に生起された空気流が、外
槽内に向けて開口している給水管部の開口から該給水管
部内に入り込みにくい。したがって、給水管部の上流側
に洗剤容器が接続されている場合であっても、その洗剤
容器まで強い空気流が逆流してゆくことがなく、洗剤容
器に収容されている洗剤や柔軟仕上剤などを押し上げて
しまうことを防止することができる。また、例えば、洗
い運転の後の中間脱水時等において洗剤水の泡立ちを抑
えるために脱水をしながら少量の水を外槽内に供給した
い場合でも、上述の如く空気流が給水管部を逆流して来
ないので、水が押し戻されてしまうことを防止できる。
それどころか、ドラム高速回転によって生起した空気流
によって給水管部内、特に外槽内への開口近傍は負圧に
なるため、該給水管部に供給された水には外槽に吸い込
まれるような力が作用し、スムーズに外槽内へと流れ込
むことができる。
【0026】また、上記課題を解決するために成された
第4発明は、外箱と、該外箱内に配設した外槽と、該外
槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けられた
周面が略円筒形状のドラムと、前記ドラム内に収容され
た洗濯物を乾燥させるべく、前記外槽内に加熱空気を送
り込むとともに、洗濯物から吐き出される水蒸気を含む
空気を外槽の外部に取り出して除湿した後に再び加熱し
て循環させるための乾燥風路と、を具備するドラム式洗
濯機において、前記乾燥風路にあって前記外槽からの空
気取り出し口近傍は、脱水運転を行うために前記ドラム
が高速で回転駆動される際に該ドラムと前記外槽との間
隙に周方向に生起される空気流により負圧になるように
設けられることを特徴としている。
【0027】この第4発明に係るドラム式洗濯機では、
脱水運転時にドラムが高速で回転駆動されることによっ
てドラムと外槽との間隙に生起された空気流が、空気取
り出し口から乾燥風路内に入り込みにくい。そのため、
脱水運転時に洗濯物から吐き出され、外槽側に飛散する
水滴から生じる微細水滴や洗剤水による泡が乾燥風路内
に入り込むことを防止することができる。したがって、
乾燥風路内に泡が充満してしまうことや、微細水滴が乾
燥風路内に設置されたヒータにまで達してヒータを腐食
させてしまうといった故障を軽減することができる。
【0028】上記課題を解決するために成された第5発
明は、外箱と、該外箱内に配設した周面が略筒状である
胴部を有する外槽と、該外槽内に水平な又は傾斜した軸
を中心に回転自在に配設したドラムと、前記ドラム内に
収容された洗濯物を乾燥させるべく、前記外槽内に加熱
空気を送り込むとともに、洗濯物から吐き出される水蒸
気を含む空気を外槽の外部に取り出して除湿した後に再
び加熱して循環させるための乾燥風路と、を具備するド
ラム式洗濯機において、前記乾燥風路にあって前記外槽
からの空気の取り出し口を、前記外槽胴部の周面であっ
て、その胴部の最底面よりも一段高い位置に設けたこと
を特徴としている。
【0029】この第5発明に係るドラム式洗濯機では、
外槽からの空気取り出し口は外槽胴部の最底面よりも一
段高い位置に設けられているため、洗濯中や洗濯物出し
入れの際に外槽内に異物が落ちた場合でも、該異物が空
気取り入れ口に入り込んでしまうことがない。したがっ
て、例えば外槽の底部を覗けるような開閉自在の開口を
ドラムに設けておきさえすれば、外槽底部に落下した異
物を該開口を通して容易に拾い上げることができる。
【0030】また上記課題を解決するために成された第
6発明は、外箱と、該外箱内に配設した外槽と、該外槽
内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けられたド
ラムと、を具備するドラム式洗濯機において、前記外槽
の底部に形成した排水口の下部に、該排水口に連通する
排水路を開閉する排水バルブを内装するとともに、外槽
に貯留された水の水位検知のためのエアトラップを一体
に形成したバルブケーシングを装着するようにしたこと
を特徴としている。
【0031】この第6発明に係るドラム式洗濯機では、
排水バルブを内装するバブルケーシングと一体にエアト
ラップを設けることにより、外槽に設けられた排水口よ
りも更に低い位置にエアトラップを設けることができ
る。エアトラップは低い位置に設けるほど低水位の検知
が可能になり、且つその検知精度も正確性を増すから、
この構成によれば、外槽内の非常に低い水位の検知を精
度良く行えるようになる。
【0032】また、上記課題を解決するために成された
第7発明は、外箱と、該外箱内に配設した外槽と、該外
槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けられた
周面が略円筒形状のドラムと、前記ドラム内に収容され
た洗濯物を乾燥させるべく、前記外槽内に加熱空気を送
り込むとともに、洗濯物から吐き出される水蒸気を含む
空気を外槽の外部に取り出して除湿した後に再び加熱し
て循環させるための乾燥風路と、を具備するドラム式洗
濯機において、前記外槽には、前記乾燥風路にあって該
外槽に加熱空気を送り込む熱風供給口よりも低い位置
に、該外槽に供給された一定水位以上の水を外部に排出
するための溢水口を設けたことを特徴としている。
【0033】この第7発明に係るドラム式洗濯機では、
例えば給水バルブの開閉異常等によって給水が停止不能
になった場合でも、外槽内に供給された一定水位以上の
水は溢水口から外部に排出されてしまう。そのため、溢
水口よりも上部に設けられている熱風供給口まで水が達
することを回避することができ、乾燥風路内に設置され
ているヒータが浸水して腐食などの故障に至ることを防
止することができる。
【0034】なお、前記溢水口は、外槽の底部に設けら
れた排水口に近い側の該外槽の端面に設けることが好ま
しい。排水口の直近には排水バルブや排水ポンプなどの
排水手段が設けられるから、溢水口を排水口に近い位置
に設ければ、溢水口に連結されるホースを長さを短く
し、そのホースの配設に要するスペースを小さくするこ
とができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例であるド
ラム式洗濯機について、図面を参照して説明する。
【0036】図1は本実施例のドラム式洗濯機の外観斜
視図、図2は上部の側面縦断面図である。このドラム式
洗濯機において、外箱は、上面部1aと前面部1bとの
間の角部がやや丸みをもちつつ前下がりになった傾斜状
に形成されている。この傾斜部1cからその後方の上面
部1aにかけて大きな洗濯物投入口3が開口し、この洗
濯物投入口3を開閉するための上蓋2は、図2に示すよ
うに、横方向に水平に延伸する軸2a,2bにより、洗
濯物投入口3の後方に二つ折り状態で起立可能である。
【0037】上蓋2の左側には前方に引き出し自在の洗
剤容器4が、右側には前後方向に延伸して操作パネル5
が設けられている。操作パネル5には、運転コースや予
約時間等を設定するためなどの各種の操作キーと、これ
ら設定に応じて点灯したり、洗濯行程の進捗状況を報知
したり、或いは予約や運転の残り時間などを表示するた
めの各種の表示器が適宜に分散して配置されている。操
作パネル5はそのほぼ全体が斜め上方を指向しているた
め、使用者が本洗濯乾燥機の前方に立った姿勢で斜め下
方を見下ろしたとき、操作パネル5面はその視線に対し
て垂直に近い状態となり、表示が見易く且つ操作キーも
押し易いという配慮がなされている。
【0038】次に、図3〜図7に基づき、本ドラム式洗
濯機の内部構成について概略的に説明する。図3は本洗
濯機内部の要部の正面縦断面図、図4は同じく内部の左
側面図、図5は内部の右側面縦断面図、図6は内部の右
側面図、図7は内部の乾燥風路を中心に描いた正面縦断
面図である。
【0039】外箱1の内部にあっては、周面が略円筒形
状で両端面がほぼ閉塞された外槽10が、外箱1の左右
側面にそれぞれ端面が対向する状態で、左右両側上方か
ら吊下げ支持する二本のばね11と、前後方向に外槽1
0の下部を支持する前方側一本及び後方側二本のダンパ
12a,12b,12cとにより適度に揺動自在に保持
されている。この外槽10の内部には、洗濯物を内部に
収容するための内槽として、多数の通水穴が穿孔された
略円筒形状の周面の両端面がほぼ閉塞されている横型の
ドラム13が、左右方向に延伸する水平軸線Cを中心に
回転自在に設けられている。
【0040】ドラム13の左端面中央に固着された主軸
14は、外槽10の左端面に固定されている第1軸受ケ
ース16に保持された軸受17により支承されている。
他方、ドラム13の右端面中央に固着された補助軸15
は、外槽10の右端面に固定されている第2軸受ケース
18に保持された第2軸受19により支承されている。
この主軸14及び補助軸15により上記水平軸線Cが形
成される。外槽10の左端面から側方へと突出した主軸
14の先端には、アウタロータ型のモータ20のロータ
20bが固定され、一方、モータ台を兼ねる第1軸受ケ
ース16にはモータ20のステータ20aが固定されて
いる。すなわち、ドラム13はモータ20によりダイレ
クト駆動される構成となっており、図示しない制御回路
からステータ20aに駆動電流が供給されるとそれによ
ってロータ20bが回転し、主軸14を介してロータ2
0bと同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
【0041】一方、外槽10の右外側には、乾燥時に加
熱空気をドラム13内に供給するとともに、洗濯物から
奪った水蒸気を多量に含む空気を冷却し、水を凝縮・液
化して除去した後の空気を再び加熱するように循環する
乾燥風路が設けられている。乾燥風路の構成については
後で詳述する。
【0042】外槽10の周面の上部から斜め前方にかけ
て、外箱の洗濯物投入口3と一致する位置に、洗濯物を
出し入れするための外槽開口100aが設けられ、外槽
開口100aは左右水平方向に延伸する軸を中心に回動
自在に設けられた外槽扉102により開閉自在となって
いる。また、ドラム13の周面にも洗濯物を出し入れす
るためのドラム開口130が設けられ、ドラム開口13
0は、前後方向に観音開き構造を有する二枚の扉体13
1a,131bから成るドラム扉131により開閉自在
となっている。但し、ドラム13は回転可能であるた
め、ドラム開口130が外槽開口100aと径方向に一
致した位置でドラム13が停止状態を維持するように、
ステータ20aの下方にはドラム位置固定装置21が設
けられており、ドラム13停止時にはドラム位置固定装
置21から突出する係合凸部とロータ20bに形成され
ている係合凹部とが噛み合い、ドラム13の停止位置が
決まる。
【0043】更にまた、外槽10の右側底部には排水口
100dが設けられ、排水口100dはトルクモータ2
3の動作により開閉する排水バルブ22を介し、図示し
ない排水ホースを通して外部の排水溝へと接続されてい
る。
【0044】次に、本実施例に係るドラム式洗濯機の特
徴的な構成要素について詳細に説明する。
【0045】まず、特徴の1つである外槽10の支持構
造について説明する。上述したように、本ドラム式洗濯
機において、外槽10は外箱1の底部を構成する台座部
6に対し、一本の前方側ダンパ12aと二本の後方側ダ
ンパ12b,12cとの合計三本のダンパで支持されて
いる。外槽10の上部はばね11で補助的に吊支されて
いるが、この吊支による力は弱く、実質的に外槽10を
支持しているのはダンパである。
【0046】外槽10への三本のダンパ12a,12
b,12cの固着箇所は上から見たときに略二等辺三角
形の頂点になっている。このように、三本のダンパ12
a,12b,12cで外槽10の底部を三点支持するこ
とにより、外槽10が安定的に台座部6上に支持され
る。また、斜め前方に位置している洗濯物投入口3から
ドラム13内に洗濯物を投入する際に、後方側により大
きな力が掛かるが、後方側を二本のダンパ12b,12
cで支持しているため、左右方向への揺れが小さく、洗
濯物の出し入れが容易である。更にまた、外箱1の前面
板を取り外して修理・点検などを行う際に、前側にはダ
ンパ12aは一本のみであるため、作業の邪魔になりに
くいという利点もある。
【0047】図8は前方側ダンパ12a周辺を拡大して
示す側面縦断面図である。このダンパはいわゆる油圧式
のダンパであって、内部に油が封入された円筒状のシリ
ンダ120と、該シリンダ120内部で軸方向に摺動自
在のピストン(図示しない)に連結されたロッド121
と、該ロッド121に固定されたばね受け板123とシ
リンダ120上端との間に挟設されたコイルばね122
とを備える。ロッド121の上部にはフランジ124が
設けられるとともにネジ溝125が形成され、またシリ
ンダ120からロッド121の突出方向とは反対の下方
向へ突設された軸126にも同様にフランジ127及び
ネジ溝128が形成されている。
【0048】一方、外槽10の左右方向の略中央で前方
側には、ダンパ取付板200がネジ201で強固に固定
されている。そして、上記ダンパ12aのロッド121
の上端部は、フランジ124で係止される座金202と
ダンパ取付板200との間にゴム製の円環状のクッショ
ン材203が介挿されるとともに、ネジ溝125に螺合
されたナット205で固定される座金204とダンパ取
付板200との間に他のクッション材206が介挿され
ることにより、外槽10に対して固定されている。ま
た、ダンパ12aの軸126の下端も同様に、フランジ
127で係止される座金209とダンパ取付板207と
の間にクッション材210が介挿されるとともに、ネジ
溝128に螺合されたナット212で固定される座金2
11とダンパ取付板207との間に他のクッション材2
13が介挿されることにより、台座部6に対して固定さ
れている。したがって、上端のナット205を強く締め
付けるほどクッション材203,206は押し潰され、
下端のナット212を強く締め付けるほどクッション材
210,223は押し潰される。
【0049】また、二本の後方側ダンパ12b,12c
も、外槽10の左右端部に近い位置の後方側に、上記前
方側ダンパ12aと同様の取付構成により固定されてい
る。
【0050】上記構成では、ナット205,212(及
び後方側ダンパ12b,12cにおける同等の箇所のナ
ット)の締付け度合で決まるクッション材の潰ししろが
小さい(つまり押し潰しが弱い)ほど、ゴムの弾性力が
発揮され易く振動吸収効果が高くなる。そのため、外槽
10の振動が台座部6に伝播しにくく外箱1の振動抑制
効果が高いという利点がある。その反面、外槽10は揺
動し易くなり、洗濯物を出し入れする際に外槽10がふ
らついて出し入れしにくくなるという不利な点もある。
そこで、本ドラム式洗濯機の構成では、充分な外箱1の
振動抑制効果を得つつ、洗濯物の出し入れがしにくくな
るほど外槽10が揺れるのを回避するため、より安定性
の高い後方側の二本のダンパ12b,12cでは、一本
であるために安定性の低い前方側のダンパ12aよりも
クッション材の潰ししろを相対的に小さくしている。こ
れにより、外箱1の振動をできるだけ抑制するととも
に、洗濯物投入時における外槽10の揺れを適度に抑え
ている。
【0051】なお、クッション材の潰ししろの大きさで
ゴムの弾性力を調整する以外に、硬度の異なるゴムを用
いても同様の効果を達成することができる。すなわち、
後方側の二本のダンパ12b,12cでは前方側の一本
のダンパ12aよりもゴムの硬度を低いものとする(つ
まり軟らかいゴムを使用する)ようにしてもよい。
【0052】また、前方側ダンパ12aのコイルばね1
22のばね定数は、後方側の二本のダンパ12b,12
cのコイルばね122のばね定数を加算したものと同程
度になるように設定されている。上述したように三本の
ダンパ12a,12b,12cの外槽10への固着位置
は略二等辺三角形を成すが、上記のようにばね定数を設
定したことにより、ダンパによる前後方向の支持の中心
点は上記二等辺三角形の前後の中央(つまり二本の後方
側ダンパ12b,12cの固着箇所を結ぶ線を底辺と
し、その底辺の中心から前方側ダンパ12aの固着箇所
との間に引いた垂線の中心)付近となり、左右方向の支
持の中心点も上記二等辺三角形の左右の中央付近にな
る。そのため、前後及び左右方向の支持の中心点は外槽
10の重心の位置とほぼ一致する。このように構成する
ことによって、外槽10に水が貯留された場合でも、外
槽10全体がほぼ均一に沈み込むようにすることができ
る。
【0053】更にまた、前方側ダンパ12aは外槽10
の左右方向の略中央部を支持しているのに対し、後方側
ダンパ12b,12cは外槽10の端面に近い部位を支
持している。そのため、ドラム13内で洗濯物が片寄っ
ていた場合に、後方側ダンパ12b又は12cにより大
きな負荷が掛かる。そこで、後方側ダンパ12b,12
cでは前方側ダンパ12aよりも減衰力を大きく設定
し、外箱1への振動が伝達しにくいように構成してい
る。
【0054】次に、外槽10の構成について説明する。
外槽10は、略筒状体の一端面がほぼ閉塞した外槽胴部
材100と、該外槽胴部材100の開放端面をほぼ閉塞
するように装着される端面カバー101とから成る。図
9は外槽胴部材100の正面縦断面図である。
【0055】外槽胴部材100はプラスチック製の一体
成型品であって、水平軸線C方向の略中央下部に外槽1
0の内側に連通する下部開口100bを有し、該下部開
口100bから水平軸線C方向に延伸して右側開放端面
まで至る筒状管路100cが一体に形成されている。こ
の下部開口100bが乾燥運転時に外槽10から湿った
空気が排出される出口になり(そのため、以下の説明で
はこの開口を排気出口100bと呼ぶこととする)、筒
状管路100cは乾燥風路の一部となる。
【0056】外槽胴部材100の右側開放端面をほぼ閉
塞する端面カバー101にあって、上記筒状管路100
cの開放端面に対応する箇所には円形状の開口101a
が形成されている。端面カバー101には、乾燥風路を
構成する部材として、上記開口101aに被さる除湿パ
イプ30と、第2軸受ケース18に形成された開口18
a(後記理由により、以下、熱風供給口18aと呼ぶ)
に被さるヒータカバー32とがファンケーシング31を
挟んで固定され、これにより、上記筒状管路100cと
併せて、外槽10の排気出口100bから熱風供給口1
8aにまで至る、外槽10外部の乾燥風路が形成されて
いる。この風路内には、排気出口100bから順に、外
槽10内から吐き出された湿った空気を除湿する除湿部
33と、該風路内に空気流を生起するべくモータ34に
より回転駆動されるファン35と、空気流を加熱するシ
ーズ線から成るヒータ36とが配設されている。
【0057】上記構成において、モータ34によりファ
ン35が回転駆動されると、ファン35は後方側から吸
い込んだ空気を側方に向けて吐き出す。そのため、ファ
ンケーシング31からヒータカバー32内へと向かう空
気流が形成され、ヒータカバー32内を通過する間にヒ
ータ36で加熱された空気は、熱風供給口18aを通し
て外槽10内へと送り込まれる。ドラム13の端面は補
助軸15の周囲に複数の開口13bを有しており、主と
してその開口13bからドラム13内へと加熱空気が流
れ込む。ドラム13内に濡れた洗濯物が収容されている
場合、加熱空気は洗濯物同士の隙間や洗濯物の繊維の隙
間を通過し、その際に洗濯物から水分を奪う。水分を含
む空気は主として通水穴を通ってドラム13の外側へ出
て、ドラム13と外槽10との隙間を通って排気出口1
00bへと向かう。
【0058】そして、排気出口100bから外槽10の
外側へ取り出された、水蒸気を多量に含む空気は、筒状
管路100cを通って除湿部33に達し急激に冷却され
る。その結果、空気に含まれる水蒸気は凝縮して水とな
り、除湿された乾いた空気がファンケーシング31へと
戻り、再びヒータ36で加熱されるように循環される。
なお、除湿部33で凝縮した水は除湿パイプ30の内壁
を流下して、凝縮により生じた水とともに図示しない排
水穴から排出される。
【0059】このようにモータ20は外槽胴部材100
に形成されている端面側に設けられ、それと相対する他
の端面である端面カバー101に上記乾燥風路が設けら
れるようになっている。重量でみると、乾燥風路よりも
モータ20のほうが遙かに重いが、外槽胴部材100に
形成された端面(左端面)のほうがより強度が高いた
め、安定してモータ20を取り付けることができる。ま
た、端面カバー101は外槽胴部材100に嵌合させた
上でネジで固定する構成であるため、ガタによって軸の
中心が若干ずれるおそれがあるのに対し、外槽胴部材1
00は軸の中心精度が高いため、外槽10の内周面とド
ラム13の外周面との間隙を周方向に均一化するのに有
利である。
【0060】また、モータ20と上記乾燥風路とによる
左右方向の重量のアンバランスを補うように、外槽胴部
材100の右端側底部には所定重量を有する重錘27が
装着されている。これによって、外槽10の左右方向の
重量バランスが良好になり、外槽10全体の傾きがなく
なり、脱水運転時の振動も抑えられる。また、特に外槽
胴部材100の底部に重錘27を設けることによって、
外槽10の重心が低くなり、これによっても振動低減が
図れる。
【0061】また、図5に示すように、外槽胴部材10
0の後端付近には、上方から給水管路の一端が接続され
る給水管部100eが直上に突出するように形成されて
おり、図示しない給水バルブが開放される又は風呂水ポ
ンプが作動されると、水道水又は風呂水が洗剤容器を介
して供給される。図10はこの給水管部100eを通し
て外槽10に供給される水の流れと、ドラム13が高速
回転されるときに外槽10内に生起される空気流との関
係を簡略化して示した図である。
【0062】脱水運転時等、ドラム13が高速で回転駆
動されるとき、ドラム13と外槽10との間の間隙には
ドラム13の回転と同一方向に空気流が生起される。し
かしながら、給水管部100eは外槽胴部材100に対
して合流角度θが鋭角を成すように接続されているた
め、給水管部100eには強い空気流が入り込みにく
い。そのため、給水管路内を空気が逆流することがな
く、洗剤容器にまで達した空気流が洗剤容器に予め収容
されている洗剤や柔軟仕上剤を押し出してしまうことを
防止することができる。
【0063】また、洗い運転後の中間脱水行程では、洗
濯物から吐き出された洗剤水が撹拌されることによって
多量の泡が発生することがあり、この泡を抑えるために
脱水運転を行いながら少量の水を注ぐような制御を行う
ことがある。その場合でも、ドラム13の高速回転によ
り生起される空気流が給水管部100eに逆流して来に
くいので、該空気流が外槽10内への水の供給の障害と
ならず、外槽10内で確実に洗剤水の泡立ちを抑制する
ことができる。
【0064】図6に示すように、端面カバー101には
溢水口101bが設けられ、溢水口101bは溢水ホー
ス28を介して排水バルブ22の出口側に接続されてい
る。外槽10内に供給された水が外槽10内部に貯留さ
れて水位が上昇してゆき、溢水口101bまで達する
と、溢水口101bから溢水ホース28を経て外部へと
水が流出する。したがって、例えば給水バルブが故障等
により閉じなくなった場合でも、外槽10内の水位が異
常に上昇して機外へと漏出することを未然に防止でき
る。また、溢水口101bは熱風供給口18aよりも低
い位置に設けられている。そのため、たとえ外槽10内
の水位が上昇して溢水口101bから流出し始める程度
まで達しても、熱風供給口18aから水がヒータカバー
32内に流れ込んでヒータ36が被水することを防止で
きる。
【0065】また、図5に示すように、外槽10内に開
口した排気出口100bの下端は外槽10内周面の最底
部よりも高さdだけ高くなるように段差が設けられてい
る。これにより、外槽10内に何らかの異物が落ちた場
合でも、外槽10の最底部まで落下した異物は上記段差
によってそこに留まり、筒状管路100c内にその異物
が入り込みにくいようになっている。
【0066】なお、ドラム13が停止した状態で底部と
なるドラム胴部13aには、ドラム13内側から着脱可
能な蓋体25により開閉自在の異物取出し口13cを設
けている。外槽10とドラム13との隙間に異物を落と
してしまった場合に、使用者(又はサービス担当者)が
ドラム13の内周側から蓋体25を取り外すと、異物取
出し口13cを通して外槽10が覗くから、指等を入れ
て、上記段差に留まっている異物を容易に拾い上げるこ
とができる。
【0067】また、図10に示すように、排気出口10
0bの位置及び向きは、ドラム13が高速回転した際に
生起された空気流が流れ込みにくいように、上記外槽胴
部材100に対する給水管部100eの接続方向と同様
に、周回する空気流の直進成分に対して進行を妨げるよ
うに設けられている。そのため、筒状管路100cには
空気流が流れ込みにくくなっており、これにより、脱水
運転の際に洗濯物から飛散した水の微細水滴や洗剤によ
る泡が乾燥風路に入り込みにくくなっている。これによ
り、乾燥風路に泡が充満してしまうことや、ヒータ36
に水滴が付着して腐食し易くなることを防止することが
できる。
【0068】更にまた、図11は外槽胴部材100底部
の排水口100d付近の要部の正面縦断面図である。排
水口100dには、エアトラップ26を一体に形成した
排水バルブケーシング22aが装着され、エアトラップ
26の底部開口は底栓26aで閉塞される。バルブケー
シング22a内にはトルクモータ23の駆動によって進
退する弁体22bが備えられている。エアトラップ26
の上部孔には図示しないエアホースを介して圧力センサ
が接続され、該圧力センサにより外槽10内の水位を検
知できるように構成されている。外槽10に対し低い位
置にエアトラップ26を設けるほど低い水位まで検知す
ることが可能となるが、排水バルブケーシング22aに
エアトラップ26を設けるようにすることにより、外槽
10内の最も低い位置にエアトラップ26を配置するこ
とができる。もちろん、同様の効果を得るために、エア
トラップと排水バルブケーシングとを別体で形成し、後
でエアトラップを排水バルブケーシングに連結する構成
としてもよい。
【0069】なお、上記実施例は本発明の一例であっ
て、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えること
は明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例によるドラム式洗濯機の外
観斜視図。
【図2】 本実施例のドラム式洗濯機の上部の側面縦断
面図。
【図3】 本実施例のドラム式洗濯機内部の要部の正面
縦断面図。
【図4】 本実施例のドラム式洗濯機内部の左側面図。
【図5】 本実施例のドラム式洗濯機内部の右側面縦断
面図。
【図6】 本実施例のドラム式洗濯機内部の右側面図。
【図7】 本実施例のドラム式洗濯機内部の乾燥風路を
中心に描いた正面縦断面図。
【図8】 本実施例のドラム式洗濯機における前方側ダ
ンパ周辺の拡大図。
【図9】 本実施例のドラム式洗濯機における外槽胴部
の正面縦断面図。
【図10】 本実施例のドラム式洗濯機において、給水
管部を通して外槽に供給される水の流れと、ドラムが高
速回転されるときに外槽内に生起される空気流との関係
を簡略化して示す図。
【図11】 本実施例のドラム式洗濯機における排水口
付近の要部の正面縦断面図。
【符号の説明】
1…外箱 3…洗濯物投入口 6…台座部 10…外槽 100…外槽胴部材 100a…外槽開口 100b…排気出口(下部開口) 100c…筒状管路 100d…排水口 100e…給水管部 101…端面カバー 101a…開口 101b…溢水口 102…外槽扉 12a,12b,12c…ダンパ 120…シリンダ 121…ロッド 123…ばね受け板 124,127…フランジ 125…ネジ溝 126,128…軸 13…ドラム 20…モータ 200,207…ダンパ取付板 201…ネジ 202,204,209,211…座金 203,206,210,213…クッション材 205,212…ナット 22…排水バルブ 22a…排水バルブケーシング 22b…弁体 23…トルクモータ 26…エアトラップ 27…重錘 28…溢水ホース 30…除湿パイプ 31…ファンケーシング 32…ヒータカバー 33…除湿部 34…モータ 35…ファン 36…ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船田 順久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 福井 孝司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川口 智也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 東桃 有志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA10 AA16 BA04 BA29 BB04 BB18 BB19 CA02 CB07 CB49 CB52 CB55 DD01 HB10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱と、該外箱内に配設した外槽と、該
    外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けられ
    たドラムと、を具備するドラム式洗濯機において、 前記外箱の下部に設けられた台座部に下端が固定された
    三本のダンパを介して前記外槽を支え受けるようにした
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記ドラムは左右方向に延伸する軸を中
    心に回転自在に配設されて成り、前記三本のダンパのう
    ち一本は前記外槽の前方側下部を、他の二本は該外槽の
    後方側下部を支え受けることを特徴とする請求項1に記
    載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記ダンパは振動吸収用の弾性体を介挿
    して前記外槽及び台座部に固定され、その固定の際の前
    記弾性体の圧縮量は前記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置
    された一本の側のダンパよりも二本の側のダンパで小さ
    く設定されていることを特徴とする請求項1に記載のド
    ラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記ダンパは振動吸収用の弾性体を介挿
    して前記外槽及び台座部に固定され、該弾性体の硬度は
    前記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置された一本の側のダ
    ンパよりも二本の側のダンパで小さく設定されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記ダンパはばねを含み、前記水平軸又
    は傾斜軸を挟んで配置された一本の側のダンパのばねの
    定数は二本の側のダンパのばね定数を加算したものと略
    等しく設定されていることを特徴とする請求項1に記載
    のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記水平軸又は傾斜軸を挟んで配置され
    た二本の側の各ダンパの減衰力は一本の側のダンパの減
    衰力よりも大きく設定されていることを特徴とする請求
    項1に記載のドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 外箱内に配設された外槽の内部に水平軸
    又は傾斜軸を中心に回転自在にドラムを設け、前記外箱
    の上面に形成された洗濯物投入口を開閉する上蓋と、該
    洗濯物投入口の下方の外槽の周面に形成された外槽開口
    を開閉する外槽扉と、前記ドラムの周面に形成されたド
    ラム開口を開閉するドラム扉とを具備し、前記上蓋、外
    槽扉及びドラム扉をともに開放した状態で前記ドラム内
    に洗濯物を出し入れするドラム式洗濯機において、 前記外槽は、前記外槽開口が形成された筒状の胴部と該
    胴部の一方の端面を閉塞する端面部とが一体に形成され
    た外槽胴部材と、該外槽胴部材の開放側端面を閉塞する
    べく該外槽胴部材に装着される端面カバーとから成り、 前記外槽胴部材の端面部側に、前記ドラムを回転駆動す
    るべく該ドラムの軸に直結されたモータを設けるように
    したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記ドラム内に収容された洗濯物を乾燥
    させるべく、前記外槽内に加熱空気を送り込むととも
    に、洗濯物から吐き出される水蒸気を含む空気を外槽の
    外部に取り出して除湿した後に再び加熱して循環させる
    ための乾燥風路を更に備え、該乾燥風路を前記端面カバ
    ー側に設けるようにしたことを特徴とする請求項7に記
    載のドラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 前記外槽胴部材の胴部にあって前記端面
    カバーに近い部位に、前記外槽のバランスをとるための
    重錘を設けたことを特徴とする請求項7又は8に記載の
    ドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 外箱と、該外箱内に配設した外槽と、
    該外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けら
    れた周面が円筒状のドラムと、を具備するドラム式洗濯
    機において、 前記外槽内に水を供給するための給水管部は、その水の
    供給時に外槽内に流れ込む水流の方向が、脱水運転を行
    うために前記ドラムが高速で回転駆動される際に該ドラ
    ムと前記外槽との間隙に周方向に生起される空気流に対
    して鋭角となるように、前記外槽周面に接続されている
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  11. 【請求項11】 外箱と、該外箱内に配設した外槽と、
    該外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けら
    れた周面が略円筒形状のドラムと、前記ドラム内に収容
    された洗濯物を乾燥させるべく、前記外槽内に加熱空気
    を送り込むとともに、洗濯物から吐き出される水蒸気を
    含む空気を外槽の外部に取り出して除湿した後に再び加
    熱して循環させるための乾燥風路と、を具備するドラム
    式洗濯機において、 前記乾燥風路にあって前記外槽からの空気取り出し口近
    傍は、脱水運転を行うために前記ドラムが高速で回転駆
    動される際に該ドラムと前記外槽との間隙に周方向に生
    起される空気流により負圧になるように設けられること
    を特徴とするドラム式洗濯機。
  12. 【請求項12】 外箱と、該外箱内に配設した周面が略
    筒状である胴部を有する外槽と、該外槽内に水平な又は
    傾斜した軸を中心に回転自在に配設したドラムと、前記
    ドラム内に収容された洗濯物を乾燥させるべく、前記外
    槽内に加熱空気を送り込むとともに、洗濯物から吐き出
    される水蒸気を含む空気を外槽の外部に取り出して除湿
    した後に再び加熱して循環させるための乾燥風路と、を
    具備するドラム式洗濯機において、 前記乾燥風路にあって前記外槽からの空気の取り出し口
    を、前記外槽胴部の周面であって、その胴部の最底面よ
    りも一段高い位置に設けたことを特徴とするドラム式洗
    濯機。
  13. 【請求項13】 外箱と、該外箱内に配設した外槽と、
    該外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けら
    れたドラムと、を具備するドラム式洗濯機において、 前記外槽の底部に形成した排水口の下部に、該排水口に
    連通する排水路を開閉する排水バルブを内装するととも
    に、外槽に貯留された水の水位検知のためのエアトラッ
    プを一体に形成したバルブケーシングを装着するように
    したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  14. 【請求項14】 外箱と、該外箱内に配設した外槽と、
    該外槽内に水平軸又は傾斜軸を中心に回転自在に設けら
    れた周面が略円筒形状のドラムと、前記ドラム内に収容
    された洗濯物を乾燥させるべく、前記外槽内に加熱空気
    を送り込むとともに、洗濯物から吐き出される水蒸気を
    含む空気を外槽の外部に取り出して除湿した後に再び加
    熱して循環させるための乾燥風路と、を具備するドラム
    式洗濯機において、 前記外槽には、前記乾燥風路にあって該外槽に加熱空気
    を送り込む熱風供給口よりも低い位置に、該外槽に供給
    された一定水位以上の水を外部に排出するための溢水口
    を設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  15. 【請求項15】 前記溢水口は、前記外槽の底部に設け
    られた排水口に近い側の該外槽の端面に設けることを特
    徴とする請求項14に記載のドラム式洗濯機。
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