JP2009060869A - アデノシン入りカキ肉エキスの生成方法 - Google Patents

アデノシン入りカキ肉エキスの生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生カキからのアデノシン入りカキ肉エキスの取り出し、生成が効率よく行え、しかも豊富に取り出して生成できる生成法により生カキ肉からアデノシンが豊富に含有されたカキ肉のエキスが得られ、もって従来のカキ肉エキス製品とは含有する有効成分の異なったアデノシン入り健康食品を市場に提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、生カキ肉を抽出容器内に収納し、抽出容器内に抽出溶液を貯留してカキ肉エキスを抽出し、抽出したカキ肉エキスを濃縮し、溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、エタノール溶液内に取り出した自然沈殿物あるいは濃縮した上澄み液を添加して、エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、生ガキ等のカキ肉よりカキ肉のエキスよりアデノシン入りカキ肉エキスを生成するアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法に関するものである。
アデノシン (Adenosine)とは、アデニンとリボースからなるヌクレオシドの一つであり、前記アデニンとリボースは
β-N9-グリコシド結合し、 分子量(C10H13N5O4)で267と指標される。
ここで、アデノシンは、生体内で重要な役割を担っており、DNAやRNAの塩基として遺伝情報のコードに用いられている他、生化学過程でもATPやADPの一部としてエネルギー輸送に関わったり、環状AMPとしてシグナル伝達に関わったりし、もって生体内で重要な役割を有して機能する。
そして、アデノシンは、アデノシン三リン酸(ATP)の分解産物であり、多くの臓器において主要な局所的機能制御因子の一つとして作用する。
たとえば、心臓血管系においても、生理的または病的状態において多彩な機能を担っており、細胞分化、血管新生、冠血流、刺激伝導系、代謝、及び交感神経に対する感受性などの制御や、虚血時においては心筋虚血耐性獲得に重要な役割を果たすなどである。
近年、カキ肉のエキスは健康補助食品として各種の有益物質を多く含んだ極めて優れた製品であると一般にその認識度は日増しに高まっている。
そして、現在では例えば多種多様な抽出法によって抽出されたカキ肉エキスに関する健康補助食品が販売されている(特開平10−136946号公報)。
しかして、かかるカキ肉のエキスの抽出に際しては、グリコーゲンやタウリンあるいは蛋白質等の有益な栄養源及び亜鉛等を含むいわゆる血小板の凝集を抑制する作用を有する物質を多量に含有され、効率よくカキ肉エキス中に回収できる様抽出することが望ましいとされていたが、前記アデノシン入りカキ肉エキスの抽出については従来より何ら提案されておらず、前記のようにアデノシンの重要性が高まってきている近年、アデノシン入りカキ肉エキスを効率よく、しかも豊富に抽出する抽出、生成法が要請されるに至っているのである。
生カキ肉からアデノシンが豊富に含有されたカキ肉のエキスを得ることができれば、従来のカキ肉エキス製品とは含有する有効成分の異なった健康食品を市場に提供することが出来るからである。
特開平10−136946号公報
かくして本発明は上記の課題に鑑みて創案されたものであり、生カキからのアデノシン入りカキ肉エキスの取り出し、生成が効率よく行え、しかも豊富に取り出して生成できる生成法により生カキ肉からアデノシンが豊富に含有されたカキ肉のエキスが得られ、もって従来のカキ肉エキス製品とは含有する有効成分の異なったアデノシン入り健康食品を市場に提供することを目的とするものである。
本発明は、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内に抽出溶液を貯留してカキ肉エキスを抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
溶液内に前記濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
エタノール溶液内に前記取り出した自然沈殿物あるいは濃縮した上澄み液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
溶液内に前記濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
エタノール溶液内に前記取り出した自然沈殿物あるいは濃縮した上澄み液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
前記取り出した上澄み液を濃縮し、再度エタノール溶液内に前記濃縮液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
前記取り出した上澄み液を濃縮し、再度エタノール溶液内に前記濃縮液を添加して20%乃至90%濃度のエタノール溶液とし、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスを抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
前記取り出した上澄み液を濃縮すると共に水分を除去し、再度エタノール溶液内に前記水分を除去した濃縮物を添加して攪拌し、攪拌後に得られた上澄み液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内に溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
前記取り出した上澄み液を濃縮すると共に水分を除去し、再度エタノール溶液内に該水分を除去した濃縮物を添加して攪拌し、20%乃至90%濃度のエタノール溶液とし、攪拌後に得られた上澄み液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
ことを特徴とし、
または、
前記攪拌のうち、少なくとも最後に行われる攪拌は、連続遠心分離装置で行う、
ことを特徴とし、
または、
前記カキ肉エキスの抽出時の圧力は、減圧あるいは加圧、または常圧のいずれかを選択して行う、
ことを特徴とし、
または、
前記カキ肉エキスの抽出は、一度エキスを抽出したカキ肉からさらに2度目の抽出を行い、最初の抽出分と前記2度目の抽出分とを混合して抽出液を形成した、
ことを特徴とするものである。
本発明によるアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法によれば、
生カキからのアデノシン入りカキ肉エキスの取り出し、生成が効率よく行え、しかも豊富に取り出して生成できる生成法により生カキ肉からアデノシンが豊富に含有されたカキ肉のエキスが得られ、もって従来のカキ肉エキス製品とは含有する有効成分の異なったアデノシン入り健康食品を市場に提供出来るとの優れた効果を奏する。
以下、本発明を好適な実施例に基づいて説明する。
まず、生カキ肉1を抽出容器2内に収納する。そして、前記抽出容器2内に水溶液3を貯留する。なお、抽出の際に使用する溶液は、この水溶液3に限定されない。エタノール溶液でも構わないし、また、酸やアルカリを使用した溶液でも構わない。
例えばいわゆる半球状をなすカマ型の抽出容器2内に、剥き身の生カキ肉1をそのままの形で、すなわち剥き身の生カキ肉1を粉砕することなく丁寧に収納するのである。
次いで、前記抽出容器2を密閉して、該抽出容器2内を常圧にするか加圧するか減圧するかの選択がなされる。
そして、常圧抽出の特徴、加圧抽出の特徴あるいは減圧抽出の特徴が考慮され、その抽出の時点でもっとも好ましいあるいはもっとも欲せられる抽出法が選択される。なお、通常タイプである常圧抽出では、特別な機器を必要とせず、もってコスト面での低廉性が特徴となる。
次に、加圧抽出法と減圧抽出法の原理の違いについて説明する。
加圧抽出は、例えばカキ肉細胞内の成分が加圧により活発に動き回ることによって細胞膜を通り抜け、細胞外へ飛び出るよう溶出する現象により抽出がなされるものである。よって、加圧抽出は例えばカキ肉細胞内の奥深いに部位に存在する成分抽出に優れている。
これに対し、減圧抽出は、例えばカキ肉細胞外の圧力がカキ肉細胞内の圧力より低下するため、カキ肉細胞内の成分が細胞外に吸い取られるように抽出、溶出される。

よって、減圧抽出は、特にカキ肉細胞表面付近に存在している成分を抽出する場合に優れていると言える。
そして、加圧抽出では、短時間でカキ肉エキスが多く抽出できるメリットも存する。
これに対し、減圧抽出では、例えば減圧状態では沸点が低くなり、温度の上昇が比較的ない状態などを利用することにある。
すなわち、特に細胞表面に存在しているカキ肉エキスを採取するときに有効な抽出法となるのである。
その他、例えば、生カキ肉の状態(肉厚のカキ肉なのか否かなど)あるいは生カキの重量などのカキ肉データが参酌され、全体としてカキ肉エキスを抽出するに際し、加圧抽出が好ましいのかあるいは減圧抽出が好ましいのかが選択判定されるものとなる。
ここで、上記抽出選択工程で加圧抽出が選択された場合につき説明する。
まず、抽出容器2が密閉されて加圧される。
この加圧の程度については何ら限定されるものではないが、1気圧以上に加圧するものであり、例えば1.1気圧乃至2.5気圧程度が好ましいものである。また、加圧する時間も限定されるものではないが、5分乃至60分程度がこのましいものとなる。また、この際の温度は75度Cから120度Cであり、加圧すると温度は常圧時より上昇するものとなる。
なお前記加圧抽出に際しては、剥き身の生カキ肉1を傷つけないよう抽出容器2内で攪拌する必要はない。本発明によれば攪拌しなくとも効率よく抽出出来るからである。また、攪拌すると、抽出すべき有効成分を痛めるおそれがある。
しかして、生カキ肉1からは各種有効成分を効率よく抽出される。そして、前記の各種有効成分が抽出容器2内の水溶液3内に効率よく溶け出すものとなる。
この抽出量は通常の常圧の下で抽出した場合と比較し、かなりの増量が確認されている。また、従来と比較して抽出時間も大幅に短縮させて同じ量を抽出することが出来る。
なお、前記水溶液3の代わりにエタノール溶液4に生カキ肉1を浸し、抽出することが好ましい。実験の結果、アデノシンはエタノール溶液によく溶解することが確認されている。
次に、前記抽出のために一度使用した生カキ肉1を再度利用することも出来る。
まず、前記の第1回抽出により抽出されたカキ肉エキス入り溶液を抽出容器2から取り出し、生カキ肉1のみを残す。次に抽出容器2内にエタノール溶液4を入れる。生カキ肉1は、繊細であり、取り出したり、あるいは取り入れたりするのはあまり好ましくはない。よって、抽出容器2内の溶液を交換することが好ましい。
従って、通常、抽出容器2は同様のものが使用される。しかしながら、第1回目の抽出が減圧法で、第2回目の抽出が加圧法の場合など、減圧釜から加圧釜への変更などして抽出容器2自体を交換しなければならない。しかし、減圧、加圧の両方が可能な釜、つまり減圧加圧釜の場合は交換の必要はない。
ここでは、第2回目の抽出につき、第2抽出容器5を使用し、まず、該第2抽出容器5を密閉して加圧する。
この加圧の程度については何ら限定されるものではないが、1気圧以上であり、例えば1.1気圧乃至2.5気圧程度が好ましい。また、加圧する時間も限定されるものではないが、5分乃至60分程度と解される。
しかして、一度カキ肉エキスが抽出された前記の生カキ肉1であってもアデノシン入りカキ肉エキスが効率よく抽出される。すなわち、前記したようにアデノシン入りカキ肉エキスが第2抽出容器5内のエタノール溶液4内に効率よく溶け出すことが確認されているからである。
ついで、前記生カキ肉1から第1回抽出で抽出したアデノシン入りカキ肉エキスの溶液と、前述のように第2回抽出のエタノール抽出で再度アデノシン入りカキ肉エキスを抽出したエタノール溶液とを混合して混合液6を生成する。
そして、その混合液6を濃縮する。ここで、混合液6の濃縮方法については何ら限定されず、抽出されたカキ肉のエキスをその固形分の含有量が例えば15〜45(W/W)%程度になるよう濃縮出来ればよい。
そして、この濃縮の際には、通常は温度が上げられ、60℃乃至70℃の範囲、若しくはそれ以上の高温で作業されるが、減圧低温加熱濃縮方法を採用すれば、これよりも低温で作業することが出来る。
すでに減圧低温加熱濃縮、すなわち、低温で濃縮作業を行うことはカキ肉エキスの抽出にとってきわめて重要な要素であることが判明している。
すなわち、カキ肉のエキスである蛋白質溶液を高温状態で持続すると蛋白質は硬く凝縮することが判明している。しかし、低温状態では蛋白質の凝縮は緩やかのものとなる。その緩やかな蛋白質が溶液中にある場合、溶液と接する面積は多くなるといえる。
しかして、次の沈殿させる工程の説明でも述べることとするが、蛋白質はエタノール溶液4に接することにより変性し沈殿する。このとき、緩やかな凝縮の蛋白質は、硬く凝縮した蛋白質よりエタノール溶液4と蛋白質とが接する面積が大きく、もって蛋白質は変性しやすく沈殿しやすくなるのである。
しかしながら、アデノシンは沈殿せず、またエタノール溶液4に溶解しやすい性質を有している。よって、アデノシンは特に後述する攪拌、分離工程後、例えば自然沈殿しない、いわゆるエタノール上澄み液に多く含有するものとなる。
ところで、いかなる濃縮作業によるかについては本発明では何ら限定されるものではなく、前記の減圧低温加熱濃縮に限らず、例えば、常圧加熱による濃縮、膜による濃縮、加圧加熱による濃縮などによって行っても構わないものである。
次いで、前記の濃縮液にエタノール溶液4を加えて、前記した第1回目の攪拌分離を行う。
当該攪拌分離工程については、何ら限定されるものではない。通常の攪拌作業を行い、その後、沈殿物の自然沈殿を待ち、沈殿物と上澄み液とに分離するのでも構わない。そして、該沈殿物は乾燥させて従来通りのカキ肉エキスの乾燥物を生成するのである。
なお、この第1回攪拌分離工程では図2から理解されるように、連続遠心分離装置7を使用して攪拌分離を行っても構わない。
ここで連続遠心分離装置7とは、図5に示すように、内部に収納空間部8を有する収納体9と、該収納体9内に配置され、長手方向、ここでは垂直方向を軸芯の方向として回転可能に構成された複数の回転羽10を有する回転体11と、該回転体11を回転させる回転装置12と、分離すべき溶液を前記収納空間部8へ連続注入する注入部13と、注入部13から注入された溶液を遠心分離し、前記収納空間部8の側部より分離された流動物14(従来の沈殿物)を連続して排出する排出部15と、前記流動物14から分離された残余の溶液16(従来の沈殿しない上澄み液)を連続的に排出する溶液排出部17とを有して構成されている。
ここで、前記回転装置12は、連続遠心分離装置7の底部略中央より上方に突設された回転軸18と、該回転軸18につき長手方向(本実施例では垂直方向)を回転方向にして回転させるモータなどの回転部材(図示していない)とを備えて構成される。
そして、回転軸18の先端方向には、回転体11が固着され、この回転体11は回転軸18と同様に回転するよう構成されている。回転体11は、図から理解されるように、内部に中空部を有する円筒状をなす回転軸部19を有しており、該回転軸部19の外周には各々スカート状に外側へ張り出す回転羽10・・・が垂直方向へ所定の等間隔をあけて取り付けられている。
そして、回転軸部19に先端側には、上方から垂下して設けられたパイプ状の注入管20先端部が挿入されており、該注入管20と回転軸部19との間には、回転軸部19が回転できるようにしつつも注入管20と回転軸部19との間を密閉する様構成されている。
しかして、前記注入管20の基端側には遠心分離すべきカキ肉エキスの濃縮液にエタノール溶液4を加えた溶液が送出管21から注入管20に連続的に送出されている。
送出された溶液は回転軸部19の内部に形成された導入路22を通過し、該導入路22の下側から収納体9内に導かれる。
収納体9内に前記溶液が貯留されると、前記の回転体11が垂直方向を回転軸として高速に回転する。該回転体11には前述のように複数枚の回転羽10・・・が設けられており、この複数の回転羽10・・・が回転しながら、収納体9内の溶液を攪拌し、遠心分離する作業が行われる。
そして、通常、従来は、攪拌後、沈殿物が自然沈殿するのを所定の長時間待ち
自然沈殿が終了した後、上方の上澄み液と沈殿物に分離して沈殿物を取り出すのであるが、この連続遠心分離装置7においては、前記従来の沈殿すべき沈殿物は、回転によって、収納体9の側壁側に寄せられ、かつ側壁に設けられた排出孔23により外部へ連続的に排出されるようになっている。すなわち、従来のように自然沈殿に頼るものではなく、上澄み液と強制的に分離しようとするものである。
なお、この排出孔23は収納体9の側壁円周方向に所定間隔をおいて複数設けられている。
ところで、前記排出孔23は、当初より開孔されてはいない。その排出孔23の近傍位置において、遠心分離操作により従来の沈殿物となる流動物14が集まり、例えば作動液24を作動させて、前記の排出孔23を開閉するように構成し、排出孔23を開口したときに前記の流動物14が外部排出出来るように構成されているのである。
次いで、本発明では、自然沈殿後の上澄み液となる、すなわち連続遠心分離装置7を使用した場合の流動物14と分離された残余の溶液16を収集する。
収集後に、その残余の溶液16がペースト状になるまで水分などを除去して濃縮する。この濃縮方法については何ら限定されない。減圧低温加熱濃縮に限らず、例えば、常圧加熱による濃縮、膜による濃縮、加圧加熱による濃縮などによって行っても構わないものである。
ペースト状になるまで濃縮を行うと、ペースト状もしくは飴状の濃縮カキ肉エキスが生成される。
この状態でもカキ肉エキスの有効成分が取得されており、ペースト状の濃縮カキ肉エキスとして製品化できる。
使用態様としては、瓶詰めで出荷し、需用者は瓶詰めされた濃縮カキ肉エキスをスプーンなどですくい、例えばお茶などに溶かして飲料したり、あるいはみそ汁などに入れて、隠し味としたりすることが提案されている。
しかしながら、本発明ではこの濃縮されたペースト状の濃縮カキ肉エキスを例えば20%乃至90%濃度のエタノール溶液に入れたのである。
すなわち、20%乃至90%濃度のエタノール溶液内に前記濃縮されたカキ肉エキスを入れ、そこでまた、攪拌、分離を行う。
この攪拌、分離については従来通りの攪拌分離でも構わないが、前記の連続遠心分離装置7を使用するのが好ましい。
前記のように、注入管20の基端側には遠心分離すべきカキ肉エキスの濃縮液にエタノール溶液4を加えた溶液が送出管21から注入管20に連続的に送出するものとする。
送出された溶液は回転軸部19の内部に形成された導入路22を通過し、該導入路22の下側から収納体9内に導かれる。
収納体9内に前記溶液が貯留されると、前記の回転体11が垂直方向を回転軸として高速に回転する。該回転体11には前述のように複数枚の回転羽10・・・が設けられており、この複数の回転羽10・・・が回転しながら、収納体9内の溶液を攪拌し、遠心分離する作業が行われる。
そして、通常、従来は、攪拌後、沈殿物が自然沈殿するのを所定の長時間待ち、自然沈殿が終了した後、上方の上澄み液と沈殿物に分離して沈殿物を取り出すのであるが、この連続遠心分離装置7においては、前記従来の沈殿すべき沈殿物は、回転によって、収納体9の側壁側に寄せられ、かつ側壁に設けられた排出孔23により外部へ連続的に排出されるようになっている。すなわち、従来のように自然沈殿に頼るものではなく、上澄み液と強制的に分離しようとするものである。
なお、この排出孔23は収納体9の側壁円周方向に所定間隔をおいて複数設けられている。
ところで、前記排出孔23は、当初より開孔されておらず、その排出孔23の近傍位置において、遠心分離操作により従来の沈殿物となる流動物14が集まり、例えば作動液24を作動させて、前記の排出孔23を開閉するように構成し、排出孔23を開口したときに前記の流動物14が外部排出出来るように構成されているのである。
そして、前記のように連続遠心分離装置7を使用し、前記の流動物14と分離された残余の溶液16を収集するのである。
しかして、この残余の溶液16中にアデノシンが多く含まれていることが確認された。
この残余の溶液16中に含有するアデノシン量は100グラム中160ミリグラム、すなわち、0.16%と高濃度を記録したのである。
さらに、70%濃度のエタノール溶液4内で攪拌分離、あるいは遠心分離したときの前記の残余の溶液16内に含有するアデノシン量は、なんと100グラム中230ミリグラム、すなわち、0.23%とさらなる高濃度を記録したのである。
本発明の構成を説明する構成説明図(その1)である。 本発明の構成を説明する構成説明図(その2)である。 本発明の構成を説明する構成説明図(その3)である。 本発明の構成を説明する構成説明図(その4)である。 連続遠心分離装置の構成を説明する構成説明図である。
符号の説明
1 生カキ肉
2 抽出容器
3 水溶液
4 エタノール溶液
5 第2抽出容器
6 混合液
7 遠心分離装置
8 収納空間部
9 収納体
10 回転羽
11 回転体
12 回転装置
13 注入部
14 流動物
15 排出部
16 残余の溶液
17 溶液排出部
18 回転軸
19 残余の溶液
20 注入管
21 送出管
22 導入館
23 排出孔
24 作動液

Claims (9)

  1. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内に抽出溶液を貯留してカキ肉エキスを抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    溶液内に前記濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    エタノール溶液内に前記取り出した自然沈殿物あるいは濃縮した上澄み液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  2. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    溶液内に前記濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    エタノール溶液内に前記取り出した自然沈殿物あるいは濃縮した上澄み液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  3. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    前記取り出した上澄み液を濃縮し、再度エタノール溶液内に前記濃縮液を添加して、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  4. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    前記取り出した上澄み液を濃縮し、再度エタノール溶液内に前記濃縮液を添加して20%乃至90%濃度のエタノール溶液とし、該エタノール溶液内にアデノシンを溶解せしめ、該溶解液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  5. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内にエタノール溶液を貯留してカキ肉エキスを抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    前記取り出した上澄み液を濃縮すると共に水分を除去し、再度エタノール溶液内に前記水分を除去した濃縮物を添加して攪拌し、攪拌後に得られた上澄み液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  6. 生カキ肉を抽出容器内に収納し、該抽出容器内に溶液を貯留してカキ肉エキスをエタノール抽出し、
    前記抽出したカキ肉エキスを濃縮し、
    エタノール溶液内に濃縮したカキ肉エキス濃縮液を添加して攪拌し、
    前記攪拌後に得られた自然沈殿物と上澄み液を各々取り出し、
    前記取り出した上澄み液を濃縮すると共に水分を除去し、再度エタノール溶液内に該水分を除去した濃縮物を添加して攪拌し、20%乃至90%濃度のエタノール溶液とし、攪拌後に得られた上澄み液からエタノール溶液を除去してアデノシン入りカキ肉エキスを取り出した、
    ことを特徴とするアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  7. 前記攪拌のうち、少なくとも最後に行われる攪拌は、連続遠心分離装置で行う、
    ことを特徴とする請求項1,請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載のアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  8. 前記カキ肉エキスの抽出時の圧力は、減圧あるいは加圧、または常圧のいずれかを選択して行う、
    ことを特徴とする請求項1,請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6または請求項7記載のアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
  9. 前記カキ肉エキスの抽出は、一度エキスを抽出したカキ肉からさらに2度目の抽出を行い、最初の抽出分と前記2度目の抽出分とを混合して抽出液を形成した、
    ことを特徴とする請求項1,請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8記載のアデノシン入りカキ肉エキスの生成方法。
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