JP2009060717A - 携帯通信端末、起動方法およびブートプログラム - Google Patents

携帯通信端末、起動方法およびブートプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 二次電池が過放電状態であっても起動すること。
【解決手段】 携帯電話機1は、USBコネクタと、二次電池と、USBコネクタから二次電池に流れる電流を制御する電流制御部と、制御プログラムを含むブートプログラムを記憶する不揮発性メモリと、起動後にブートプログラムを実行するCPUと、二次電池の出力電圧が起動電圧以上である場合にCPUを起動させる起動部と、を備え、CPUは、起動後、制御プログラムを実行し、USBコネクタに充電器またはUSB機器が接続されたことを検出するステップ(S12)と、充電器が接続されたことが検出されることに応じて(S12でYES)、電流切換部にUSBコネクタから二次電池に流れる電流を100mAから500mAに切換えさせるステップ(S13)と、を実行する。
【選択図】 図6

Description

この発明は、携帯機器、起動方法およびブートプログラムに関し、特に二次電池を電力源とする携帯機器に関する。
携帯電話機で代表される携帯機器は、電力源にリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池が用いられる。このため、外部から電力の供給を受けて、二次電池を充電する必要がある。近年、携帯機器はUSB(Universal Serial Bus)コネクタを備えたものが普及しており、USBケーブルで接続された外部の機器から電力の供給を受けることが可能である。USBケーブルで接続された外部の機器から電力を受ける場合、規格により最初は100mAの電流の電力しか供給を受けることができない。外部の機器から供給される電力の電流値を増加させるためには、外部の機器が充電器であることを確認するか、または、外部の機器と通信してネゴシエーションした後でなければ、外部の機器から供給される電力の電流値を増加させることができない。USBケーブルで接続された外部の機器から受ける電力で、二次電池を充電する技術または携帯機器を駆動する技術は、例えば、特許文献1〜3に記載されている。
しかしながら、従来の技術は、二次電池が携帯機器を駆動させるのに十分な電力を蓄積している場合の技術に関する。二次電池が携帯機器を駆動させるのに必要最低限の電圧を出力することができない過放電状態の場合、端末装置の中央演算装置(CPU)が駆動することができず、外部の機器が充電器であることの確認、または、外部の機器との通信のいずれもすることができない。このため次の問題がある。
外部の機器から供給される100mAの電流の電力が供給されれば、二次電池の電圧が上昇し、CPUを駆動させることができる。しかし、CPUは、起動した後、外部の機器が充電器であることを確認する前、または、外部の機器と通信する前に、ブートプログラムを実行しなければならず、その間のCPUの消費電力が外部の機器から供給される100mAの電流の電力よりも大きいので、外部の機器が充電器であることを確認する前、または、外部の機器と通信する前にCPUがリセットされてしまう。このため、いつまでたってもCPUを起動することができないといった問題がある。
特開2003−28771号公報 特開2003−219561号公報 特開2005−339184号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、二次電池が過放電状態であっても起動することが可能な携帯機器を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、二次電池が過放電状態であっても起動することが可能な起動方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、二次電池が過放電状態であっても起動することが可能なブートプログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯機器は、外部機器を接続可能な入力端子と、入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、入力端子から二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、電流制御手段を制御する処理を実行するための制御プログラムを含むブートプログラムを記憶するブートプログラム記憶手段と、二次電池から動作電圧以上の電圧が供給された場合に動作し、起動後にブートプログラムを実行する制御手段と、二次電池の出力電圧が動作電圧より高い起動電圧以上である場合に制御手段を起動させる起動手段と、を備え、制御手段は、起動手段により起動された後、記憶手段に記憶されたブートプログラムのうちの制御プログラムを実行し、起動電圧は、制御手段が起動してからブートプログラムのうち制御プログラムの実行を終了するまでに制御手段により消費される電力と、動作電圧とから定まり、制御プログラムは、入力端子に特定の外部機器が接続されたことを検出するステップと、検出ステップにより特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、電流制御手段に入力端子から二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より大きな第2電流に切換えさせるステップと、を制御手段に実行させる。
この局面に従えば、二次電池の出力電圧が動作電圧より高い起動電圧以上であることを条件に、制御手段が起動され、制御手段により、ブートプログラムのうちの制御プログラムが実行される。制御プログラムを実行する制御手段により、入力端子に特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、入力端子から二次電池に流れる電流が第1電流から第2電流に切換えられる。起動電圧は、制御手段が起動してからブートプログラムのうち制御プログラムの実行を終了するまでに制御手段により消費される電力と、動作電圧とから定まるので、制御手段が制御プログラムの実行を終了するまでに二次電池の出力電圧が動作電圧より低くなることがない。また、入力端子から二次電池に流れる電流が第1電流から第2電流に切換えられた後は、制御手段が消費する電力を超える電力が入力端子から二次電池に供給されるので、制御手段が制御プログラムの実行を終了した後に二次電池の出力電圧が動作電圧より低くなることがない。その結果、二次電池が過放電状態であっても起動することが可能な携帯機器を提供することができる。
好ましくは、記憶手段は、不揮発性メモリであり、記憶手段とは別に、制御手段の作業領域として用いられる揮発性の作業用記憶手段をさらに備え、ブートプログラムは、記憶手段に記憶されているアプリケーションプログラムを作業用記憶手段に転送する処理を制御手段に実行させるための転送プログラムをさらに含み、制御手段は、制御プログラムを実行した後、転送プログラムを実行する。
この局面に従えば、制御手段により制御プログラムが実行された後に、転送プログラムが実行される。制御プログラムが実行されることにより、入力端子から二次電池に流れる電流が第1電流から第2電流に切換えられるので、転送プログラムを確実に実行させることができる。
好ましくは、制御手段は、記憶手段に記憶されているアプリケーションプログラムを実行する。
この局面に従えば、アプリケーションプログラムを確実に実行させることができる。
好ましくは、制御プログラムは、検出ステップにより特定の外部機器が接続されたことが検出されない場合、二次電池の出力電圧が単純起動電圧になるまで待機するステップをさらに含み、単純起動電圧は、制御手段がブートプログラムの実行を終了するまでに制御手段により消費される電力と、動作電圧とから定まる。
この局面に従えば、特定の外部機器が接続されたことが検出されない場合、二次電池の出力電圧が、ブートプログラムの実行が終了するまでに消費される電力と動作電圧とから定まる単純起動電圧になるまで待機するので、ブートプログラムを実行することができる。このため、特定の外部機器が接続されない場合であってもブートプログラムを最後まで実行することができ、携帯機器を起動することができる。
この発明の他の局面に従えば、起動方法は、携帯機器で実行される起動方法であって、携帯機器は、外部機器を接続可能な入力端子と、入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、入力端子から二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行する制御手段と、制御手段の作業領域として用いられる作業用記憶手段と、を備え、起動後に、電流制御手段と通信するための設定を行うステップと、入力端子に特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、電流制御手段に入力端子から二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より電流値の大きな第2電流に切換えさせるステップと、第1電流から第2電流に切り換えられた後に、アプリケーションプログラムを作業用記憶手段に転送するステップと、を制御手段に実行させる。
この局面に従えば、二次電池が過放電状態であっても携帯機器を起動することが可能な起動方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、ブートプログラムは、携帯機器で実行されるブートプログラムであって、携帯機器は、外部機器を接続可能な入力端子と、入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、入力端子から二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、アプリケーションプログラムを実行する制御手段と、制御手段の作業領域として用いられる作業用記憶手段と、を備え、起動後に、電流制御手段と通信するための設定を行うステップと、入力端子に特定の外部機器が接続されたか否かを検出するステップと、特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、電流制御手段に入力端子から二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より電流値の大きな第2電流に切換えさせるステップと、第1電流から第2電流に切り換えられた後に、アプリケーションプログラムを作業用記憶手段に転送するステップと、を制御手段に実行させる。
この局面に従えば、二次電池が過放電状態であっても携帯機器を起動することが可能なブートプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
以下、携帯機器の一例として携帯電話機を例に説明する。図1は、本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。図1を参照して、携帯電話機1は、操作側部3と、表示側部2とを含む。操作側部3の内側面には、テンキーおよび通話キー等の操作キー14と、マイクロフォン13とが配置され、側面にUSBコネクタ51が配置される。表示側部2の内側面には、液晶表示装置(LCD)16と、レシーバとしての第1スピーカ11とが配置され、内側面に反対の外側面にはカメラ24(図2参照)が配置される。また、表示側部2の側面には、第2スピーカ12が配置される。なお、ここでは携帯電話機1がLCD16を備える例を示すが、LCD16に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイを用いてもよい。操作側部3と表示側部2とは、ヒンジ機構で回転可能に連結され、操作側部3と表示側部2とは開閉自在である。
図2は、本実施の形態における携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。図2を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するためのCPU21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを処理するためのコーデック部28と、それぞれがコーデック部28に接続されたマイクロフォン13、第1スピーカ11および第2スピーカ12と、カメラ24と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部25と、振動部26と、カードインターフェース(I/F)27と、LCD16の表示を制御するための表示制御部30と、CPU21で実行するプログラム等を記憶するための不揮発性メモリ31と、CPU21の作業領域として使用される揮発性メモリ32と、外部機器が接続される接続端子であるUSBコネクタ51と、USBドライバ回路53と、電源制御部35と、二次電池71と、を含む。
無線回路22は、CPU21により制御され、無線基地局と通信する。具体的には、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部28に出力する。また、無線回路22は、コーデック部28から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部28は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そして第1スピーカ11または第2スピーカ12に出力する。また、コーデック部28は、マイクロフォン13からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
不揮発性メモリ31は、NAND型のフラッシュメモリであり、CPU21で実行するプログラム、および、プログラムを実行するための変数等を記憶する。具体的には、ブートプログラムと、アプリケーションプログラムとを記憶する。
揮発性メモリは、Synchronous DRAM(Dynamic Random Access Memory)であり、CPU21の作業領域として用いられる。
CPU21は、後述する起動部61よりリセット信号が入力されると、起動する。この際、CPU21は、起動後、不揮発性メモリ31に記憶されているブートプログラムを実行する。ブートプログラムは、通信設定プログラムと制御プログラムと初期設定プログラムとを含む。通信設定プログラムは、入出力ポートの設定処理である。制御プログラムは、電源制御部55を制御する処理である。初期設定プログラムは、転送プログラムを含む。通信設定処理で実行される設定の他の設定処理をCPU21に実行させるための設定プログラムと、不揮発性メモリ31に記憶されているアプリケーションプログラムを揮発性メモリ32に転送する処理をCPU21に実行させるための転送プログラムとを含む。アプリケーションプログラムを不揮発性メモリ31から揮発性メモリ32に転送するのは、揮発性メモリ32の方が、不揮発性メモリ32よりもアクセス速度が速いためである。CPU21は、起動後、ブートプログラムのうちの制御プログラムを実行し、その後、転送プログラムを実行する。起動後ブートプログラムの実行が完了するまでの時間を起動時間Tという。CPU21は、ブートプログラムの実行が完了すると、揮発性メモリ32に記憶されたアプリケーションプログラムを実行可能となる。
表示制御部30は、CPU21により制御され、CPU21から入力される指示に従ってLCD16を制御して、LCD16に画像を表示させる。LCD16に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
カードI/F27には、着脱可能なフラッシュメモリ27Aが装着される。CPU21は、カードI/F27を介して、フラッシュメモリ27Aにアクセスが可能である。なお、ここではCPU21で実行するためのプログラムを不揮発性メモリ31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをフラッシュメモリ27Aに記憶しておき、フラッシュメモリ27Aからプログラムを読み出して、CPU21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュメモリ27Aに限らず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc
−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM))などの半導体メモリ等でもよい。
また、携帯電話機1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、CPU21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
カメラ24は、レンズおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の光電変換素子を備え、レンズで集光した光をCMOSセンサに結像し、CMOSセンサは受光した光を光電変換して画像データをCPU21に出力する。カメラ24は、CPU21により制御され、CPU21からの指示により撮像を開始して、得られる静止画データまたは動画データをCPU21に出力する。カメラ24は、光電変換した画像データの画質を向上させるための画像処理を実行する画像処理回路、画像データをアナログからデジタルに変換するA/D変換回路を備えている。CPU21は、カメラ24が出力する静止画データまたは動画データを表示制御部30に出力し、LCD16に表示させる、または、圧縮符号化方式で静止画データまたは動画データを符号化して、EEPROM34またはカードI/F27に装着されたフラッシュメモリ27Aに記憶する。
操作部25は、操作キー14と、ランプ25Aとを含む。操作キー14は、ユーザによる操作の入力を受け付け、受け付けた操作をCPU21に出力する。ランプ25Aは、CPU21により制御されて発光する。
USBコネクタ51には、充電器200またはUSB機器210が接続される。USB機器210は、USBコネクタを備え、携帯電話機1とUSBケーブルで接続可能な電子機器である。また、ここでのUSB機器210は、USBケーブルを介して携帯電話機1に電力を供給可能な機器である。
USBドライバ回路53は、CPU21により制御され、USBコネクタ51を介して接続されたUSB機器210と通信する。
二次電池71は、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池またはニッカド電池等であり、携帯電話機1の全体に電力を供給する。
電源制御部35は、CPU21を起動するための起動部61と、二次電池71への充電電流を制御するための電流制御部65と、二次電池71の出力電圧を検出するための電圧検出部63と、を含む。
電圧検出部63は、二次電池71の出力電圧を計測し、二次電池71の出力電圧を、機器判別部67および起動部61に出力する。機器判別部67は、USBコネクタ51にUSBケーブルを介して接続された機器の種類を判別する。ここで、USBコネクタ51について説明する。
図3は、USBコネクタ51の一例を示す図である。USBコネクタ51は、VBUS、D−、D+、NCおよびGNDの5つの端子を含む。充電器200において、D−端子とD+端子とが短絡され、VBUS端子は例えば5Vの電圧が印加され、NC端子は200kΩの抵抗を介して接地される。一方、USB機器210は、VBUS端子に所定の電圧が印加され、D+端子とD−端子とは15kΩの抵抗を介して接地され、NC端子はOPEN(開放端子)となる。USB機器210と携帯電話機1とがUSBケーブルで接続される場合、D+端子とD−端子とを用いて通信信号が送受信される。
図2に戻って、機器判別部67は、CPU21により制御され、USBコネクタ51に充電器200またはUSB機器210のどちらが接続されたかを検出する。機器判別部67は、USBコネクタ51のD+端子に予め決められた電圧を印加したときに、D−端子がD+端子と同じ電圧かGND電圧かを判断する。D−端子がD+端子と同じ電圧ならば充電器200が接続されたと判断し、D−端子がGND電圧ならばUSB機器210が接続されたと判断する。機器判別部67は、USBコネクタ51に充電器200が接続されたと判断すると、CPU21に充電器200が接続されたことを示す判別信号を出力する。また、機器判別部67は、USBコネクタ51にUSB機器210が接続されたと判断すると、CPU21にUSB機器210が接続されたことを示す判別信号を出力する。
なお、NC端子を用いて、USBコネクタ51に充電器200とUSB機器210のいずれが接続されたかを判断するようにしてもよい。充電器200のNC端子は200kΩの抵抗を介して接地されており、USB機器210のNC端子はOPEN(開放端子)とする。したがって、NC端子に電圧を印加したときの電流が所定の値となる場合は充電器200が接続されたことを検出し、NC端子に印加した電圧が検出される場合はUSB機器が接続されたことを検出する。
電流制御部65は、USBコネクタ51を介して接続された充電器200またはUSB機器210から供給される電力の電流を制御する。電流制御部65は、CPU21により制御されるが、CPU21が動作していない状態でも駆動する。電流制御部65は、USBコネクタ51を介して接続された充電器200またはUSB機器210から電力が供給されると、換言すれば、VBUS端子に5V以上の電圧が印加されると、100mAの電流を二次電池71に出力するとともに、起動部61に接続信号を出力する。接続信号は、USBコネクタ51に充電器200またはUSB機器210のいずれかが接続されたことを示す信号である。また、電流制御部65は、CPU21から切換信号が入力されると、100mAより大きな電流、例えば、500mA以上の電流を二次電池71に出力する。
起動部61は、接続信号が入力されると、電圧検出部63から入力される電圧値(二次電池71の出力電圧の値)が、早期起動電圧V3以上であることを条件に、CPU21を起動する。電圧検出部63から入力される電圧値が早期起動電圧V3未満ならば、電圧検出部63から早期起動電圧V3以上の電圧値が入力されるまで待機する。起動部61は、CPU21を起動するために、CPU21にリセット信号を出力する。
早期起動電圧V3は、CPU21がブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムとを実行するために消費する電力と、動作電圧V1とにより定まる。換言すれば、起動電圧V3は、CPU21がブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムとを実行した後であっても、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1以上となる値である。
CPU21は、起動部61からリセット信号が入力されると、不揮発性メモリ31に記憶されているブートプログラムの通信設定プログラムと制御プログラムとを実行する。
図4は、不揮発性メモリに記憶されるプログラムを説明するための図である。図4を参照して、不揮発性メモリ31は、ブートプログラム151と、複数のアプリケーションプログラム161,163とを記憶する。ここでは、2つのアプリケーションプログラム161,163を記憶する例を示すが、記憶するアプリケーションプログラムの数は、1以上あればよく、アプリケーションプログラムの数を限定するものではない。
ブートプログラム151は、通信設定プログラム153と、制御プログラム155と、初期設定プログラム157とを含む。通信設定プログラム153は、CPU21が電源制御部55と通信するための設定をする処理を定義する。制御プログラム155は、電源制御部55を制御する処理を定義する。具体的には、制御プログラム155は、CPU21が機器判別部67を制御して、二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2より小さい場合に、USBコネクタ51に充電器200またはUSB機器210のいずれが接続されたことを検出させ、機器判別部67から判別信号を受信する処理を定義する。さらに、制御プログラムは、判別信号が充電機器210が接続されていることを示す場合、電流制御部65に切換信号を出力する処理を定義し、判別信号がUSB機器210が接続されていることを示す場合、二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2となるまで待機する処理と、を定義する。単純起動電圧V2は、CPU21がブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157を実行することにより消費する電力と、動作電圧V1とにより定まる。換言すれば、単純起動電圧V2は、CPU21がブートプログラム151のうちの初期設定プログラム157を実行した後であっても、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1以上となる値である。なお、CPU21がブートプログラムを途中から実行するのではなく、最初から実行する場合には、単純起動電圧V2は、CPU21がブートプログラム151のすべてを実行することにより消費する電力と、動作電圧V1とにより定まる。この場合、CPU21がブートプログラム151のすべてを実行した後であっても、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1以上となるように単純起動電圧V2が定められる。
図2に戻って、機器判別部67は、CPU21から機器を判別するように制御されると、判別信号をCPU21に出力するので、CPU21は機器判別部67から入力される判別信号に基づいて、USBコネクタ51に充電器200およびUSB機器210のいずれが接続されているかを判別する。CPU21は、判別信号が充電機器210が接続されていることを示す場合、電流制御部65の切換信号を出力する。その後、ブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157を実行する。電流制御部65は、CPU21から切換信号が入力されると、100mAより大きな500mAの電流を二次電池71に出力する。このため、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1を下回ることがないので、携帯電話機1を起動することができる。
一方、CPU21は、判別信号がUSB機器210が接続されていることを示す場合、電圧検出部63が出力する電圧値(二次電池71の出力電圧の値)が、単純起動電圧V2以上になるまで待機する。CPU21が待機している状態における消費電力は低く、ゼロとみなせる。このため、二次電池71に100mAの電流が流れるので、二次電池71の蓄電容量が増加するとともに、出力電圧が増加する。
CPU21は、電圧検出部63が出力する電圧値(二次電池71の出力電圧の値)が、単純起動電圧V2以上になると、ブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157を実行した後に、USBコネクタ51にUSB機器が接続されている場合、USB機器210と通信し、ネゴシエーションした後に、電流制御部65に切換信号を出力する。
図5は、CPUで実行される起動処理の流れの一例を示すフローチャートである。起動処理は、起動部61よりリセット信号が入力されることに応じて、CPU21によって実行される処理である。図5を参照して、CPU21は、リセット信号が入力されると、ブートプログラム151に含まれる通信設定プログラム153を実行する(ステップS01)。これにより、CPU21は、電力制御部51と通信することが可能になる。そして、ブートプログラム151に含まれる制御プログラム155を実行する(ステップS02)。制御プログラム155を実行することによりCPU21により実行される処理については後述する。次のステップS03においては、初期設定プログラム157を実行し、処理をステップS04に進める。初期設定ブートプログラムは、不揮発性メモリ31に記憶されているアプリケーションプログラム161,163を揮発性メモリ32に転送する処理を含む。
そして、ステップS04においては、USBコネクタ51に接続された接続機器が充電器200か否かを判断する(ステップS03)。USBコネクタ51に充電器200が接続されているならば処理を終了するが、そうでなくUSB機器210が接続されているならば処理をステップS05に進める。
ステップS05においては、USBドライバ回路53を制御して、USB機器210と通信し、USB機器210に500mAの電流の電力を出力するようネゴシエーションする。そして、電流値を切り換える(ステップS06)。具体的には、電源制御部55と通信し、電流制御部65に切換信号を出力する。これにより、二次電池71に500mAの電流の電力が供給される。
図6は、制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。制御処理は、図5のステップS02において実行される処理である。図6を参照して、CPU21は、接続機器を検出する(ステップS11)。電源制御部55と通信し、電源制御部55にUSBコネクタ51に接続されている接続機器が充電器200およびUSB機器210のいずれであるかを検出させる。そして、接続機器が充電器200か否かを判断する(ステップS12)。接続機器が充電器200ならば処理をステップS13に進め、接続機器が充電器200でなくUSB機器210ならば処理をステップS14に進める。
ステップS13においては、二次電池71に流れる電流値を変更し、処理を起動処理に戻す。具体的には、電流制御部65に切換信号を出力し、二次電池71に500mAの電流が流れるように制御する。
一方、ステップS14においては、二次電池71の出力電圧を計測する。電源制御部55と通信し、電源制御部55に二次電池71の出力電圧を計測させる。そして、二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2以上か否かを判断する(ステップS15)。二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2以上ならば処理を起動処理に戻し、二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2未満ならば処理をステップS14に戻す。換言すれば、二次電池の出力電圧が単純起動電圧V2以上になるまで待機する。二次電池の出力電圧が単純起動電圧V2以上であれば、ブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157を実行しても二次電池71の出力電圧が動作電圧V1よりも低くなることがないからである。
図7は、二次電池の出力電圧の推移の一例を示す図である。時刻t0において二次電池71の出力電圧は、過放電状態の電圧である。充電器200またはUSB機器210から100mAの電流の電力が二次電池71に供給されるので、出力電圧が徐々に増加する(時刻0〜時刻t1)。
出力電圧が早期起動電圧V3になるとき(時刻t1)において、CPU21にリセット信号が入力され、CPU21がブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムとを実行する。充電器200またはUSB機器210から供給される100mAの電流の電力は、CPU21が動作する場合に消費される電力よりも小さいので、二次電池71が放電し、出力電圧が減少する。ただし、CPU21がブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムとを実行した後(時刻t3)に、二次電池71の出力電圧は、動作電圧V1よりも高い。早期起動電圧V3を、CPU21がブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムを実行した後であっても、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1以上となる値としているからである。このため、CPU21は、ブートプログラムのうち通信設定プログラムと制御プログラムを実行している間(期間T2)に、シャットダウンすることがない。
CPU21は、通信プログラムおよび制御プログラムを実行することにより、USBコネクタ51に充電器200が接続されていることを検出すると、電流制御部65に500mAの電流を流すように制御する。このため500mAの電流の電力が二次電池71に供給される。充電器200から供給される電力の一部がCPU21により電力が消費されるが、500mAの電流の電力は、CPU21が動作する場合に消費される電力よりも大きいので、二次電池71の出力電圧が増加する。この場合における二次電池17の出力電圧を図中では実線で示す。CPU21において、ブートプログラムの残りの初期設定プログラム157を実行する時間をT3とすれば、CPU21がブートプログラムのすべての実行を終了するときは時刻t4となる。
一方、CPU21は、通信プログラムおよび制御プログラムを実行することにより、USBコネクタ51にUSB機器210が接続されていることを検出すると、CPU21は、待機状態となる。この場合、電流制御部65において100mAの電流の電力が二次電池71に供給される。CPU21が待機する状態における消費電力は小さいので、USB機器210から100mAの電流の電力が二次電池71に供給され、出力電圧が徐々に増加する。USBコネクタ51にUSB機器210が接続された場合における二次電池17の出力電圧を図中では点線で示す。
そして、出力電圧が単純起動電圧V2になるとき(時刻t3)において、CPU21がブートプログラム151のうち残りの初期設定プログラム157を実行し、不揮発性メモリ31に記憶されているアプリケーションプログラム161,163を揮発性メモリ32に転送する処理を実行する。USB機器210から供給される100mAの電流の電力は、CPU21が動作する場合に消費される電力よりも小さいので、二次電池71が放電し、出力電圧が減少する。ただし、CPU21が初期設定プログラム157を実行した後(時刻t5)に、二次電池71の出力電圧は、動作電圧V1よりも高い。単純起動電圧V2を、CPU21が初期設定プログラム157を実行した後であっても、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1以上となる値としているからである。このため、CPU21は、初期設定プログラム157を実行し、不揮発性メモリ31に記憶されているアプリケーションプログラム161,163を揮発性メモリ32に転送する処理を実行している間(期間T3)に、シャットダウンすることがない。
CPU21が初期設定プログラム157の実行を終了すると(時刻t5)、CPU21は、USB機器210と通信が可能となるので、USB機器210とネゴシエーションした後に、電流制御部65において500mAの電流の電力を二次電池71に供給するように制御する。USB機器210から供給される電力の一部がCPU21により電力が消費されるが、500mAの電流の電力は、CPU21が動作する場合に消費される電力よりも大きいので、二次電池71の出力電圧が増加する。
USBコネクタ51に充電器200が接続された場合に、CPU21がアプリケーションプログラムを実行可能となる時刻t4は、USBコネクタ51にUSB機器210が接続された場合に、CPU21がアプリケーションプログラムを実行可能となる時刻t5よりも早い。このため、充電器200を接続した方が、USB機器210を接続するよりも早く、携帯電話機1を使用可能な状態にすることができる。
以上説明したように本実施の形態における携帯電話機1は、二次電池71の出力電圧が動作電圧V1より高い早期起動電圧V3以上であることを条件に、CPU21が起動され、CPU21により、ブートプログラム151のうちの通信設定プログラム153と制御プログラム157とが実行される。制御プログラムを実行するCPU21により、USBコネクタ51に充電器200が接続されたことが検出されることに応じて、USBコネクタ51から二次電池71に流れる電流が100mA(第1電流)から500mA(第2電流)に切換えられる。早期起動電圧V3は、CPU21が起動してからブートプログラム151のうち通信設定プログラム153と制御プログラム155との実行を終了するまでにCPU21により消費される電力と、動作電圧V1とから定まるので、CPU21が制御プログラム155の実行を終了するまでに二次電池71の出力電圧が動作電圧V1より低くなることがない。また、USBコネクタ51から二次電池71に流れる電流が100mA(第1の電流)から500mA(第2電流)に切換えられた後は、CPU21が消費する電力を超える電力がUSBコネクタ51から二次電池71に供給されるので、CPU21が制御プログラム155の実行を終了した後に二次電池71の出力電圧が動作電圧V3より低くなることがない。従って、二次電池71が過放電状態であっても携帯電話機1を起動することができる。
また、CPU21は、制御プログラム155を実行した後に、転送プログラムを含む初期設定プログラム157を実行するので、USBコネクタ51から二次電池71に流れる電流を100mA(第1電流)から500mA(第2電流)に切換えた後に、初期設定プログラム157を実行する。このため、二次電池71が過放電状態であっても充電器200をUSBコネクタ51に接続すれば、CPU21は、初期設定プログラム157を確実に実行することができる。
さらに、CPU21が、初期設定プログラム157を実行した後は、揮発性メモリ32にアプリケーションプログラムが記憶されるので、二次電池71が過放電状態であっても充電器200をUSBコネクタ51に接続すれば、CPU21にアプリケーションプログラムを実行させることができる。
また、制御プログラムを実行するCPU21は、充電器200が接続されたことが検出されずUSB機器210が接続されたことを検出すると、二次電池71の出力電圧が単純起動電圧V2になるまで待機する。単純起動電圧V2は、二次電池71の出力電圧が、ブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157の実行が終了するまでにCPU21により消費される電力と動作電圧とから定まるので、CPU21は、ブートプログラム151の残りの初期設定プログラム157を実行することができる。このため、USBコネクタ51にUSB機器210が接続される場合であってもブートプログラムを最後まで実行することができ、携帯電話機1を起動することができる。
なお、本実施の形態においては、電流制御部65は、VBUS端子が+5V以上になると、100mAの電流を二次電池71に出力するようにしたが、USBコネクタ51を介して接続された充電器200またはUSB機器210から電流が供給されたことを検出すると、100mAの電流を二次電池に出力するようにしてもよい。
また、図5および図6に示した起動処理を実行するための起動方法および起動方法をコンピュータに実行させるための起動プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記起動電圧は、前記制御手段が起動してから前記制御プログラムの実行を終了した後に、前記二次電池の電圧が前記動作電圧以上となる電圧である、請求項1に記載の携帯機器。
(2) 前記電流切換手段は、前記入力端子に電圧が印加されることに応じて、前記入力端子から前記二次電池に第1電流を流し、前記制御手段により制御されて前記入力端子から前記二次電池に前記第2電流を流す、請求項1に記載の携帯機器。
(3)前記単純起動電圧は、前記制御手段が前記ブートプログラムの実行を終了した後に、前記二次電池の電圧が前記動作電圧以上となる電圧である、請求項4に記載の携帯機器
本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。 本実施の形態における携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。 USBコネクタの一例を示す図である。 不揮発性メモリに記憶されるプログラムを説明するための図である。 CPUで実行される起動処理の流れの一例を示すフローチャートである。 制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 二次電池の出力電圧の推移の一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機、2 表示側部、3 操作側部、11 第1スピーカ、12 第2スピーカ、13 マイクロフォン、14 操作キー、21 CPU、22 無線回路、22A アンテナ、24 カメラ、25 操作部、25A ランプ、26 振動部、27 カードI/F、27A フラッシュメモリ、28 コーデック部、30 表示制御部、31 不揮発性メモリ、32 揮発性メモリ、35 電源制御部、51 USBコネクタ、53 USBドライバ回路、55 電源制御部、61 起動部、62 しきい値変更部、63 電圧検出部、65 電流制御部、67 機器判別部、71 二次電池、200 充電器、210 USB機器。

Claims (6)

  1. 外部機器を接続可能な入力端子と、
    前記入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、
    前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、
    前記電流制御手段を制御する処理を実行するための制御プログラムを含むブートプログラムを記憶するブートプログラム記憶手段と、
    前記二次電池から動作電圧以上の電圧が供給された場合に動作し、起動後に前記ブートプログラムを実行する制御手段と、
    前記二次電池の出力電圧が前記動作電圧より高い起動電圧以上である場合に前記制御手段を起動させる起動手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記起動手段により起動された後、前記記憶手段に記憶された前記ブートプログラムのうちの前記制御プログラムを実行し、
    前記起動電圧は、前記制御手段が起動してから前記ブートプログラムのうち前記制御プログラムの実行を終了するまでに前記制御手段により消費される電力と、前記動作電圧とから定まり、
    前記制御プログラムは、前記入力端子に特定の外部機器が接続されたことを検出するステップと、
    前記検出ステップにより前記特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、前記電流制御手段に前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より大きな第2電流に切換えさせるステップと、を前記制御手段に実行させる、携帯機器。
  2. 前記記憶手段は、不揮発性メモリであり、
    前記記憶手段とは別に、前記制御手段の作業領域として用いられる揮発性の作業用記憶手段をさらに備え、
    前記ブートプログラムは、前記記憶手段に記憶されているアプリケーションプログラムを前記作業用記憶手段に転送する処理を前記制御手段に実行させるための転送プログラムをさらに含み、
    前記制御手段は、前記制御プログラムを実行した後、前記転送プログラムを実行する、請求項1に記載の携帯機器。
  3. 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている前記アプリケーションプログラムを実行する、請求項2に記載の携帯機器。
  4. 前記制御プログラムは、前記検出ステップにより前記特定の外部機器が接続されたことが検出されない場合、前記二次電池の出力電圧が単純起動電圧になるまで待機するステップをさらに含み、
    前記単純起動電圧は、前記制御手段が前記ブートプログラムの実行を終了するまでに前記制御手段により消費される電力と、前記動作電圧とから定まる、請求項1に記載の携帯機器。
  5. 携帯機器で実行される起動方法であって、
    前記携帯機器は、
    外部機器を接続可能な入力端子と、
    前記入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、
    前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
    前記アプリケーションプログラムを実行する制御手段と、
    前記制御手段の作業領域として用いられる作業用記憶手段と、を備え、
    起動後に、前記電流制御手段と通信するための設定を行うステップと、
    前記入力端子に特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、前記電流制御手段に前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より電流値の大きな第2電流に切換えさせるステップと、
    前記第1電流から前記第2電流に切り換えられた後に、前記アプリケーションプログラムを前記作業用記憶手段に転送するステップと、を前記制御手段に実行させる起動方法。
  6. 携帯機器で実行されるブートプログラムであって、
    前記携帯機器は、
    外部機器を接続可能な入力端子と、
    前記入力端子に接続された外部機器から電流の供給を受ける二次電池と、
    前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を制御する電流制御手段と、
    アプリケーションプログラムを記憶する記憶手段と、
    前記アプリケーションプログラムを実行する制御手段と、
    前記制御手段の作業領域として用いられる作業用記憶手段と、を備え、
    起動後に、前記電流制御手段と通信するための設定を行うステップと、
    前記入力端子に特定の外部機器が接続されたか否かを検出するステップと、
    前記特定の外部機器が接続されたことが検出されることに応じて、前記電流制御手段に前記入力端子から前記二次電池に流れる電流を第1電流から該第1電流より電流値の大きな第2電流に切換えさせるステップと、
    前記第1電流から前記第2電流に切り換えられた後に、前記アプリケーションプログラムを前記作業用記憶手段に転送するステップと、を前記制御手段に実行させるブートプログラム。
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