JP2004350013A - 移動体通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる移動体通信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部21とを有する移動体通信装置であって、制御部21は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段212と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段214と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段215とを有する。
【選択図】 図2
【解決手段】充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部21とを有する移動体通信装置であって、制御部21は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段212と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段214と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段215とを有する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コードレス電話装置の子機や携帯型電話機などの移動体通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、移動体通信装置としての子機を有するコードレス電話装置の一般構成を示すブロック図であり、例えば(特許文献1)に記載されている。
【0003】
図1において、1は親機、2は親機1のアンテナ1aおよび自機のアンテナ2aを介して親機1と無線通信可能な子機、3は外線としての電話回線である。
【0004】
親機1は、全体を制御する制御部11と、子機2と無線通信を行う無線通信部12と、送話部14および受話部15が接続される通話回路部13と、操作部16と、電話回線3との通信のための回線インタフェース部17と、外部からの交流を直流に変換する電源制御部18と、子機2の充電端子(後述する)28と接続される充電端子19とを有する。
【0005】
また、子機2は、全体を制御する制御部21と、親機1と無線通信を行う無線通信部22と、送話部24および受話部25が接続される通話回路部23と、文字やデータを表示する表示部26と、電源オン・オフ等の操作を行う操作部27と、親機1の充電端子19と接続される充電端子28と、充電端子28からの充電電流の有無を検知する充電検知部29と、図示しない電池等を収納して子機2に電源を供給する電源制御部30とを有する。
【0006】
このように構成されたコードレス電話装置の子機2の制御部21の従来動作について、図4を用いて説明する。図4は、図1の子機2の制御部21の従来動作を示すフローチャートである。なお、操作部27の電源状態は初期状態では電源オン状態(たとえば、電源押しボタンが押下されてオンとなっている状態)であるとする。
【0007】
図4において、まず、電源オン後の通常動作を行う(S11)。次に、操作部27において電源がオフ状態か否かを判定する(S12)。操作部27において電源オフの操作をしたことにより電源オフの状態になったと判定した場合は、電源オフ処理を行い(S13)、次に、操作部27において電源がオン状態か否かを判定する(S14)。すなわち、電源がオンになるまで待機する。次に、ステップS24で電源オン状態であると判定したときは、電源オン処理を行う(S15)。
【0008】
図4のフローチャートに示すように、従来の子機2では、電源のオン・オフ操作は使用者自らが行っていた。また、電源のオン・オフと充電動作との関連付けはなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−154453号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の移動体通信装置としての子機では、電源のオン・オフ操作を使用者自らが行わなければならず、無意識に電源オフにした場合や電源オンにする操作を知らない場合には子機2を電源オン状態にすることができず、このため子機2の動作は停止したままであるという問題点を有し、また電源オンの操作を知っている場合においては常に手操作を必要とし、操作が繁雑であるという問題点を有していた。
【0011】
この移動体通信装置では、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行することができることが要求されている。
【0012】
本発明は、この要求を満たすため、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる移動体通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の移動体通信装置は、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有する構成を備えている。
【0014】
これにより、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる移動体通信装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の移動体通信装置は、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有することとしたものである。
【0016】
この構成により、電源オフ処理を行っているとき操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき(操作部が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0017】
請求項2に記載の移動体通信装置は、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、親機と子機とから成るコードレス電話装置の子機であることとしたものである。
【0018】
この構成により、コードレス電話装置の子機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0019】
請求項3に記載の移動体通信装置は、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることとしたものである。
【0020】
この構成により、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0022】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による移動体通信装置の構成は、図1に示す子機2と同様の構成である。
【0023】
図2は、図1の子機2の制御部21を示す機能ブロック図であり、各機能はソフトウェアにより実現されるものである。
【0024】
図2において、21は図1と同様の制御部、211は操作部27が電源オン状態であるときに通常動作を行う通常動作手段、212は通常動作時に操作部27が電源オフ状態か否かを判定すると共に後述の電源オフ処理手段213により電源オフ処理を行っているとき操作部27が電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段、213は操作部27が電源オフ状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したときに電源オフ処理を行う電源オフ処理手段、214は操作部27が電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部29の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段、215は操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したとき電源オン処理を行う電源オン処理手段である。
【0025】
このように構成された子機2の制御部21の動作について、図3を用いて説明する。図3は、図1の子機2の制御部21の動作を示すフローチャートである。なお、操作部27の電源状態は初期状態では電源オン状態であるとする。
【0026】
図3において、まず、通常動作手段211は、操作部27が電源オン状態であることにより、通常動作を行う(S1)。この通常動作時において、電源オンオフ判定手段212は、操作部27が電源オフ状態か否か(すなわち電源オン状態から電源オフ状態へ移行したか否か)を判定し(S2)、電源オフ状態でないと判定したときにはステップS1へ戻る。ステップS2で電源オフ状態であると判定したときには電源オフ処理手段213は電源オフ処理を行う(S3)。電源オフ処理終了後、電源オンオフ判定手段212は、操作部27が電源オン状態か否か(すなわち電源オフ状態から電源オン状態へ移行したか否か)を判定する(S4)。ステップS4で電源オン状態であると判定したときには、電源オン処理手段215は電源オン処理を行う(S5)。ステップS4で電源オン状態でないと判定したときには次に充電判定手段214は、充電検知部29の検知結果に基づいて、充電中か否かを判定する(S6)。ステップS6で充電中でないと判定したときにはステップS4に戻る。すなわち、充電中でない場合には電源オンの待機状態となる。ステップS6で充電判定手段214が充電中であると判定したときは次に電源オン処理手段215は電源オン処理を行う(S5)。
【0027】
なお、図1では、子機2の充電は、親機1からの充電電流により行うようにしたが、本発明はこれに限らず、独立した充電装置により子機2の充電を行う場合も本発明の範囲内であり、同様の効果を奏するものである。また、本実施の形態ではコードレス電話装置の子機2を移動体通信装置として示したが、本発明はこれに限らず、移動体通信装置としては例えばPHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機も含まれるものである。
【0028】
以上のように本実施の形態によれば、制御部21は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段212と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部29の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段214と、操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段215とを有することにより、電源オフ処理を行っているとき操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき(操作部27が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0029】
また、移動体通信装置は、親機1と子機2とから成るコードレス電話装置の子機2であることにより、コードレス電話装置の子機2においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0030】
さらに、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることにより、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の移動体通信装置によれば、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有することにより、電源オフ処理を行っているとき操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき(操作部が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【0032】
請求項2に記載の移動体通信装置によれば、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、親機と子機とから成るコードレス電話装置の子機であることにより、コードレス電話装置の子機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【0033】
請求項3に記載の移動体通信装置によれば、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることにより、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体通信装置としての子機を有するコードレス電話装置の一般構成を示すブロック図
【図2】図1の子機の制御部を示す機能ブロック図
【図3】図1の子機の制御部の動作を示すフローチャート
【図4】図1の子機の制御部の従来動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 親機
1a、2a アンテナ
2 子機
3 電話回線
11、21 制御部
12、22 無線通信部
13、23 通話回路部
14、24 送話部
15、25 受話部
16、27 操作部
17 回線インタフェース部
18、30 電源制御部
19、28 充電端子
26 表示部
29 充電検知部
211 通常動作手段
212 電源オンオフ判定手段
213 電源オフ処理手段
214 充電判定手段
215 電源オン処理手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、コードレス電話装置の子機や携帯型電話機などの移動体通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図1は、移動体通信装置としての子機を有するコードレス電話装置の一般構成を示すブロック図であり、例えば(特許文献1)に記載されている。
【0003】
図1において、1は親機、2は親機1のアンテナ1aおよび自機のアンテナ2aを介して親機1と無線通信可能な子機、3は外線としての電話回線である。
【0004】
親機1は、全体を制御する制御部11と、子機2と無線通信を行う無線通信部12と、送話部14および受話部15が接続される通話回路部13と、操作部16と、電話回線3との通信のための回線インタフェース部17と、外部からの交流を直流に変換する電源制御部18と、子機2の充電端子(後述する)28と接続される充電端子19とを有する。
【0005】
また、子機2は、全体を制御する制御部21と、親機1と無線通信を行う無線通信部22と、送話部24および受話部25が接続される通話回路部23と、文字やデータを表示する表示部26と、電源オン・オフ等の操作を行う操作部27と、親機1の充電端子19と接続される充電端子28と、充電端子28からの充電電流の有無を検知する充電検知部29と、図示しない電池等を収納して子機2に電源を供給する電源制御部30とを有する。
【0006】
このように構成されたコードレス電話装置の子機2の制御部21の従来動作について、図4を用いて説明する。図4は、図1の子機2の制御部21の従来動作を示すフローチャートである。なお、操作部27の電源状態は初期状態では電源オン状態(たとえば、電源押しボタンが押下されてオンとなっている状態)であるとする。
【0007】
図4において、まず、電源オン後の通常動作を行う(S11)。次に、操作部27において電源がオフ状態か否かを判定する(S12)。操作部27において電源オフの操作をしたことにより電源オフの状態になったと判定した場合は、電源オフ処理を行い(S13)、次に、操作部27において電源がオン状態か否かを判定する(S14)。すなわち、電源がオンになるまで待機する。次に、ステップS24で電源オン状態であると判定したときは、電源オン処理を行う(S15)。
【0008】
図4のフローチャートに示すように、従来の子機2では、電源のオン・オフ操作は使用者自らが行っていた。また、電源のオン・オフと充電動作との関連付けはなかった。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−154453号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の移動体通信装置としての子機では、電源のオン・オフ操作を使用者自らが行わなければならず、無意識に電源オフにした場合や電源オンにする操作を知らない場合には子機2を電源オン状態にすることができず、このため子機2の動作は停止したままであるという問題点を有し、また電源オンの操作を知っている場合においては常に手操作を必要とし、操作が繁雑であるという問題点を有していた。
【0011】
この移動体通信装置では、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行することができることが要求されている。
【0012】
本発明は、この要求を満たすため、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる移動体通信装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の移動体通信装置は、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有する構成を備えている。
【0014】
これにより、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる移動体通信装置が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の移動体通信装置は、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有することとしたものである。
【0016】
この構成により、電源オフ処理を行っているとき操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき(操作部が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0017】
請求項2に記載の移動体通信装置は、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、親機と子機とから成るコードレス電話装置の子機であることとしたものである。
【0018】
この構成により、コードレス電話装置の子機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0019】
請求項3に記載の移動体通信装置は、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることとしたものである。
【0020】
この構成により、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという作用を有する。
【0021】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0022】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による移動体通信装置の構成は、図1に示す子機2と同様の構成である。
【0023】
図2は、図1の子機2の制御部21を示す機能ブロック図であり、各機能はソフトウェアにより実現されるものである。
【0024】
図2において、21は図1と同様の制御部、211は操作部27が電源オン状態であるときに通常動作を行う通常動作手段、212は通常動作時に操作部27が電源オフ状態か否かを判定すると共に後述の電源オフ処理手段213により電源オフ処理を行っているとき操作部27が電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段、213は操作部27が電源オフ状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したときに電源オフ処理を行う電源オフ処理手段、214は操作部27が電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部29の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段、215は操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したとき電源オン処理を行う電源オン処理手段である。
【0025】
このように構成された子機2の制御部21の動作について、図3を用いて説明する。図3は、図1の子機2の制御部21の動作を示すフローチャートである。なお、操作部27の電源状態は初期状態では電源オン状態であるとする。
【0026】
図3において、まず、通常動作手段211は、操作部27が電源オン状態であることにより、通常動作を行う(S1)。この通常動作時において、電源オンオフ判定手段212は、操作部27が電源オフ状態か否か(すなわち電源オン状態から電源オフ状態へ移行したか否か)を判定し(S2)、電源オフ状態でないと判定したときにはステップS1へ戻る。ステップS2で電源オフ状態であると判定したときには電源オフ処理手段213は電源オフ処理を行う(S3)。電源オフ処理終了後、電源オンオフ判定手段212は、操作部27が電源オン状態か否か(すなわち電源オフ状態から電源オン状態へ移行したか否か)を判定する(S4)。ステップS4で電源オン状態であると判定したときには、電源オン処理手段215は電源オン処理を行う(S5)。ステップS4で電源オン状態でないと判定したときには次に充電判定手段214は、充電検知部29の検知結果に基づいて、充電中か否かを判定する(S6)。ステップS6で充電中でないと判定したときにはステップS4に戻る。すなわち、充電中でない場合には電源オンの待機状態となる。ステップS6で充電判定手段214が充電中であると判定したときは次に電源オン処理手段215は電源オン処理を行う(S5)。
【0027】
なお、図1では、子機2の充電は、親機1からの充電電流により行うようにしたが、本発明はこれに限らず、独立した充電装置により子機2の充電を行う場合も本発明の範囲内であり、同様の効果を奏するものである。また、本実施の形態ではコードレス電話装置の子機2を移動体通信装置として示したが、本発明はこれに限らず、移動体通信装置としては例えばPHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機も含まれるものである。
【0028】
以上のように本実施の形態によれば、制御部21は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段212と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段212が判定したとき充電検知部29の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段214と、操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき又は充電中であると充電判定手段214が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段215とを有することにより、電源オフ処理を行っているとき操作部27が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段212が判定したとき(操作部27が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0029】
また、移動体通信装置は、親機1と子機2とから成るコードレス電話装置の子機2であることにより、コードレス電話装置の子機2においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0030】
さらに、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることにより、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の請求項1に記載の移動体通信装置によれば、充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと電源オンオフ判定手段が判定したとき充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有することにより、電源オフ処理を行っているとき操作部が電源オン状態であると電源オンオフ判定手段が判定したとき(操作部が電源オン状態へ移行したと判定したとき)は、電源をオンにし通常動作へ移行するなどの電源オン処理を行うとができ、また、電源オフ処理を行っているとき充電中であると判定したときには自動的に電源オン処理へ移行させることができるので、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【0032】
請求項2に記載の移動体通信装置によれば、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、親機と子機とから成るコードレス電話装置の子機であることにより、コードレス電話装置の子機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【0033】
請求項3に記載の移動体通信装置によれば、請求項1に記載の移動体通信装置において、移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることにより、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機においても、操作により電源オン状態にすることができると共に充電中であれば自動的に電源オフ状態から電源オン状態へ移行させることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体通信装置としての子機を有するコードレス電話装置の一般構成を示すブロック図
【図2】図1の子機の制御部を示す機能ブロック図
【図3】図1の子機の制御部の動作を示すフローチャート
【図4】図1の子機の制御部の従来動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 親機
1a、2a アンテナ
2 子機
3 電話回線
11、21 制御部
12、22 無線通信部
13、23 通話回路部
14、24 送話部
15、25 受話部
16、27 操作部
17 回線インタフェース部
18、30 電源制御部
19、28 充電端子
26 表示部
29 充電検知部
211 通常動作手段
212 電源オンオフ判定手段
213 電源オフ処理手段
214 充電判定手段
215 電源オン処理手段
Claims (3)
- 充電中か否かを検知する充電検知部と、電源をオン・オフする操作部と、全体を制御する制御部とを有する移動体通信装置であって、
前記制御部は、電源オン状態か否かを判定する電源オンオフ判定手段と、電源オン状態でないと前記電源オンオフ判定手段が判定したとき前記充電検知部の検知結果に基づいて充電中か否かを判定する充電判定手段と、前記操作部が電源オン状態であると前記電源オンオフ判定手段が判定したとき又は充電中であると前記充電判定手段が判定したときには電源オン処理を行う電源オン処理手段とを有することを特徴とする移動体通信装置。 - 前記移動体通信装置は、親機と子機とから成るコードレス電話装置の前記子機であることを特徴とする請求項1に記載の移動体通信装置。
- 前記移動体通信装置は、PHS電話機・自動車電話機等の携帯型電話機であることを特徴とするを請求項1に記載の移動体通信装置。
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