JP2003032177A - 携帯端末、及びその実行機能選択方法 - Google Patents
携帯端末、及びその実行機能選択方法Info
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- JP2003032177A JP2003032177A JP2001218602A JP2001218602A JP2003032177A JP 2003032177 A JP2003032177 A JP 2003032177A JP 2001218602 A JP2001218602 A JP 2001218602A JP 2001218602 A JP2001218602 A JP 2001218602A JP 2003032177 A JP2003032177 A JP 2003032177A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のアンテナを使用する無線通信方式と、
それら複数のアンテナの一部を使用して無線通信を行う
無線通信方式とを備える場合に、自己の携帯端末が有す
る機能の中から実際に実行する機能を自動的に選択する
ことができる携帯端末を実現する。 【解決手段】 2個のアンテナ103,104を使用し
て無線通信を行うダイバーシチ無線部101と、アンテ
ナ104を使用して無線通信を行う非ダイバーシチ無線
部102と、アンテナ103,104のそれぞれの展開
状態を検出する展開検出部105,106と、それら展
開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能の中か
ら実行対象の機能を選択する制御部108とを具備する
ことを特徴とする。
それら複数のアンテナの一部を使用して無線通信を行う
無線通信方式とを備える場合に、自己の携帯端末が有す
る機能の中から実際に実行する機能を自動的に選択する
ことができる携帯端末を実現する。 【解決手段】 2個のアンテナ103,104を使用し
て無線通信を行うダイバーシチ無線部101と、アンテ
ナ104を使用して無線通信を行う非ダイバーシチ無線
部102と、アンテナ103,104のそれぞれの展開
状態を検出する展開検出部105,106と、それら展
開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能の中か
ら実行対象の機能を選択する制御部108とを具備する
ことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナダイバー
シチ受信方式等、複数の無線通信方式を備えてなる携帯
端末、及びその実行機能選択方法に関する。
シチ受信方式等、複数の無線通信方式を備えてなる携帯
端末、及びその実行機能選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機やPDA(Personal D
igital Assistants:個人用情報機器)等の携帯端末が
普及してきている。また、携帯電話機としては、電話機
能以外に電子メール機能や、インターネット上のWWW
(World Wide Web)検索・閲覧機能を備えたものが実
現されている。
igital Assistants:個人用情報機器)等の携帯端末が
普及してきている。また、携帯電話機としては、電話機
能以外に電子メール機能や、インターネット上のWWW
(World Wide Web)検索・閲覧機能を備えたものが実
現されている。
【0003】このような携帯電話機においては、画像等
の多量なデータ通信を行う場合があり、高速データ通信
が可能なアンテナダイバーシチ受信方式の無線通信機能
を具備している。また、高速データ通信を必要としない
音声通信用に、アンテナダイバーシチ受信方式とは異な
る方式の無線通信機能も具備する。
の多量なデータ通信を行う場合があり、高速データ通信
が可能なアンテナダイバーシチ受信方式の無線通信機能
を具備している。また、高速データ通信を必要としない
音声通信用に、アンテナダイバーシチ受信方式とは異な
る方式の無線通信機能も具備する。
【0004】アンテナダイバーシチ受信方式の無線通信
においては、少なくとも2個以上のアンテナを使用す
る。一方、アンテナダイバーシチ受信方式とは異なる方
式の無線通信においては、通常、一個のアンテナを使用
する。
においては、少なくとも2個以上のアンテナを使用す
る。一方、アンテナダイバーシチ受信方式とは異なる方
式の無線通信においては、通常、一個のアンテナを使用
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の携帯電話機では、主に音声通話機能がよく利用される
ために、通常はアンテナダイバーシチ受信方式とは異な
る方式の無線通信機能を実行するように、初期設定がな
されている。このために利用者は、電子メール送受やW
WW検索・閲覧を行う際、高速なデータ通信の利用を希
望する場合には、マニュアル操作によりアンテナダイバ
ーシチ受信方式の無線通信機能を選択して実行させる。
しかしながら、通話や電子メール等の利用サービス毎
に、いちいちこの無線通信機能の利用選択をマニュアル
操作で行うことが煩わしいという問題がある。
の携帯電話機では、主に音声通話機能がよく利用される
ために、通常はアンテナダイバーシチ受信方式とは異な
る方式の無線通信機能を実行するように、初期設定がな
されている。このために利用者は、電子メール送受やW
WW検索・閲覧を行う際、高速なデータ通信の利用を希
望する場合には、マニュアル操作によりアンテナダイバ
ーシチ受信方式の無線通信機能を選択して実行させる。
しかしながら、通話や電子メール等の利用サービス毎
に、いちいちこの無線通信機能の利用選択をマニュアル
操作で行うことが煩わしいという問題がある。
【0006】また、携帯端末によっては、アンテナダイ
バーシチ受信方式の無線通信機能用とアンテナダイバー
シチ受信方式とは異なる方式の無線通信機能用とで、そ
れぞれ異なる機能を提供することが可能なものもある。
例えば、高速データ通信が可能なアンテナダイバーシチ
受信方式の無線通信機能用として、電子メール送受やW
WW検索・閲覧に適した表示画面構成を実現したり、あ
るいは、ファンクションキーに電子メール送受やWWW
検索・閲覧に関する機能を割り付けるといった機能を提
供する。しかし、これら機能を実行する場合にも、利用
者は、マニュアル操作によって該機能を選択する必要が
あるので、その操作に手間がかかる。
バーシチ受信方式の無線通信機能用とアンテナダイバー
シチ受信方式とは異なる方式の無線通信機能用とで、そ
れぞれ異なる機能を提供することが可能なものもある。
例えば、高速データ通信が可能なアンテナダイバーシチ
受信方式の無線通信機能用として、電子メール送受やW
WW検索・閲覧に適した表示画面構成を実現したり、あ
るいは、ファンクションキーに電子メール送受やWWW
検索・閲覧に関する機能を割り付けるといった機能を提
供する。しかし、これら機能を実行する場合にも、利用
者は、マニュアル操作によって該機能を選択する必要が
あるので、その操作に手間がかかる。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、複数のアンテナを使用する無
線通信方式と、それら複数のアンテナの一部を使用して
無線通信を行う無線通信方式とを備える場合に、自己の
携帯端末が有する機能の中から実際に実行する機能を自
動的に選択することができる携帯端末、及びその実行機
能選択方法を提供することにある。
れたもので、その目的は、複数のアンテナを使用する無
線通信方式と、それら複数のアンテナの一部を使用して
無線通信を行う無線通信方式とを備える場合に、自己の
携帯端末が有する機能の中から実際に実行する機能を自
動的に選択することができる携帯端末、及びその実行機
能選択方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、複数のアンテナを使用
して無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記複数の
アンテナの一部を使用して無線通信を行う第2の無線通
信手段と、前記アンテナのそれぞれの展開状態を検出す
る展開検出手段と、前記展開状態に基づいて、自己の携
帯端末が有する機能の中から実行対象の機能を選択する
選択制御手段とを具備することを特徴とする携帯端末で
ある。
めに、請求項1に記載の発明は、複数のアンテナを使用
して無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記複数の
アンテナの一部を使用して無線通信を行う第2の無線通
信手段と、前記アンテナのそれぞれの展開状態を検出す
る展開検出手段と、前記展開状態に基づいて、自己の携
帯端末が有する機能の中から実行対象の機能を選択する
選択制御手段とを具備することを特徴とする携帯端末で
ある。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記選択制御手
段は、全ての前記アンテナが展開された場合には、前記
第1の無線通信手段に対して処理実行を指示し、他方、
前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段に対して処理実行を指示すること
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
段は、全ての前記アンテナが展開された場合には、前記
第1の無線通信手段に対して処理実行を指示し、他方、
前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段に対して処理実行を指示すること
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
【0010】請求項3に記載の発明は、画面に情報を表
示する表示手段と、前記画面の表示内容を制御する表示
制御手段とを備え、前記選択制御手段は、前記表示制御
手段に対して、全ての前記アンテナが展開された場合に
は、前記第1の無線通信手段用の表示内容で前記画面表
示を行うように指示し、他方、前記アンテナのいずれか
一つが収納された場合には、前記第2の無線通信手段用
の表示内容で前記画面表示を行うように指示することを
特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
示する表示手段と、前記画面の表示内容を制御する表示
制御手段とを備え、前記選択制御手段は、前記表示制御
手段に対して、全ての前記アンテナが展開された場合に
は、前記第1の無線通信手段用の表示内容で前記画面表
示を行うように指示し、他方、前記アンテナのいずれか
一つが収納された場合には、前記第2の無線通信手段用
の表示内容で前記画面表示を行うように指示することを
特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
【0011】請求項4に記載の発明は、入力操作用キー
を有する操作手段と、前記入力操作用キーによる操作内
容を制御する操作制御手段とを備え、前記選択制御手段
は、前記操作制御手段に対して、全ての前記アンテナが
展開された場合には、前記第1の無線通信手段用の操作
内容により入力操作が実行されるように指示し、他方、
前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段用の操作内容により入力操作が実
行されるように指示することを特徴とする請求項1に記
載の携帯端末である。
を有する操作手段と、前記入力操作用キーによる操作内
容を制御する操作制御手段とを備え、前記選択制御手段
は、前記操作制御手段に対して、全ての前記アンテナが
展開された場合には、前記第1の無線通信手段用の操作
内容により入力操作が実行されるように指示し、他方、
前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段用の操作内容により入力操作が実
行されるように指示することを特徴とする請求項1に記
載の携帯端末である。
【0012】請求項5に記載の発明は、電源である電池
の出力電圧を検出する電圧検出手段と、電池残量を表示
する表示手段と、前記出力電圧を閾値と比較して前記電
池の電池残量を求め、前記電池残量表示手段に該電池残
量を表示させる電池残量表示制御手段とを備え、前記選
択制御手段は、前記電池残量表示制御手段に対して、全
ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の無
線通信手段用の閾値を使用して前記電池残量を求めるよ
うに指示し、他方、前記アンテナのいずれか一つが収納
された場合には、前記第2の無線通信手段用の閾値を使
用して前記電池残量を求めるように指示することを特徴
とする請求項1に記載の携帯端末である。
の出力電圧を検出する電圧検出手段と、電池残量を表示
する表示手段と、前記出力電圧を閾値と比較して前記電
池の電池残量を求め、前記電池残量表示手段に該電池残
量を表示させる電池残量表示制御手段とを備え、前記選
択制御手段は、前記電池残量表示制御手段に対して、全
ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の無
線通信手段用の閾値を使用して前記電池残量を求めるよ
うに指示し、他方、前記アンテナのいずれか一つが収納
された場合には、前記第2の無線通信手段用の閾値を使
用して前記電池残量を求めるように指示することを特徴
とする請求項1に記載の携帯端末である。
【0013】請求項6に記載の発明は、自己の携帯端末
の残使用可能時間を表示する表示手段と、予め設定され
た単位時間当りの予測消費電流値と電池容量値とから予
測使用可能時間を求め、この予測使用可能時間から現在
までの使用時間を差し引いた値を、前記残使用可能時間
として前記表示手段に表示させる残使用可能時間表示制
御手段とを備え、前記選択制御手段は、前記残使用可能
時間表示制御手段に対して、全ての前記アンテナが展開
された場合には、前記第1の無線通信手段の前記予測消
費電流値を使用して前記予測使用可能時間を求めるよう
に指示し、他方、前記アンテナのいずれか一つが収納さ
れた場合には、前記第2の無線通信手段の前記予測消費
電流値を使用して前記予測使用可能時間を求めるように
指示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末で
ある。
の残使用可能時間を表示する表示手段と、予め設定され
た単位時間当りの予測消費電流値と電池容量値とから予
測使用可能時間を求め、この予測使用可能時間から現在
までの使用時間を差し引いた値を、前記残使用可能時間
として前記表示手段に表示させる残使用可能時間表示制
御手段とを備え、前記選択制御手段は、前記残使用可能
時間表示制御手段に対して、全ての前記アンテナが展開
された場合には、前記第1の無線通信手段の前記予測消
費電流値を使用して前記予測使用可能時間を求めるよう
に指示し、他方、前記アンテナのいずれか一つが収納さ
れた場合には、前記第2の無線通信手段の前記予測消費
電流値を使用して前記予測使用可能時間を求めるように
指示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末で
ある。
【0014】請求項7に記載の発明は、自己の携帯端末
の電池充電中に該携帯端末が動作している場合、該動作
に必要な電流を電池充電に要する充電電流に加えて供給
するように、充電器に対して指示する充電電流指示手段
を備え、前記選択制御手段は、前記充電電流指示手段に
対して、全ての前記アンテナが展開された場合には、予
め設定された前記第1の無線通信手段の消費電流値に相
当する電流を前記充電電流に加えるように指示し、他
方、前記アンテナのいずれか一つが収納された場合に
は、予め設定された前記第2の無線通信手段の消費電流
値に相当する電流を前記充電電流に加えるように指示す
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
の電池充電中に該携帯端末が動作している場合、該動作
に必要な電流を電池充電に要する充電電流に加えて供給
するように、充電器に対して指示する充電電流指示手段
を備え、前記選択制御手段は、前記充電電流指示手段に
対して、全ての前記アンテナが展開された場合には、予
め設定された前記第1の無線通信手段の消費電流値に相
当する電流を前記充電電流に加えるように指示し、他
方、前記アンテナのいずれか一つが収納された場合に
は、予め設定された前記第2の無線通信手段の消費電流
値に相当する電流を前記充電電流に加えるように指示す
ることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末である。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記第1の無線
通信手段は、アンテナダイバーシチ受信方式により無線
通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
ずれかの項に記載の携帯端末である。
通信手段は、アンテナダイバーシチ受信方式により無線
通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7のい
ずれかの項に記載の携帯端末である。
【0016】請求項9に記載の発明は、複数のアンテナ
を使用して無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記
複数のアンテナの一部を使用して無線通信を行う第2の
無線通信手段とを備えた携帯端末における実行機能選択
方法であって、前記アンテナのそれぞれの展開状態を検
出する過程と、この展開状態に基づいて、自己の携帯端
末が有する機能の中から実行対象の機能を選択する過程
とを含むことを特徴とする。
を使用して無線通信を行う第1の無線通信手段と、前記
複数のアンテナの一部を使用して無線通信を行う第2の
無線通信手段とを備えた携帯端末における実行機能選択
方法であって、前記アンテナのそれぞれの展開状態を検
出する過程と、この展開状態に基づいて、自己の携帯端
末が有する機能の中から実行対象の機能を選択する過程
とを含むことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態を説明する。本実施形態においては、携帯端末の
具体的な例として、携帯電話機について説明する。図1
は、本発明の第1の実施形態による携帯電話機の構成を
示すブロック図である。この図1において、符号101
は、アンテナダイバーシチ受信方式により無線通信を行
うダイバーシチ無線部である。符号102は、アンテナ
ダイバーシチ受信以外の方式により無線通信を行う非ダ
イバーシチ無線部である。
施形態を説明する。本実施形態においては、携帯端末の
具体的な例として、携帯電話機について説明する。図1
は、本発明の第1の実施形態による携帯電話機の構成を
示すブロック図である。この図1において、符号101
は、アンテナダイバーシチ受信方式により無線通信を行
うダイバーシチ無線部である。符号102は、アンテナ
ダイバーシチ受信以外の方式により無線通信を行う非ダ
イバーシチ無線部である。
【0018】ダイバーシチ無線部101は、少なくとも
2本以上のアンテナを使用してダイバーシチ受信を行
う。このダイバーシチ受信により、高速なデータ通信を
行うことが可能となる。非ダイバーシチ無線部102
は、1本のアンテナを使用して無線通信を行う。
2本以上のアンテナを使用してダイバーシチ受信を行
う。このダイバーシチ受信により、高速なデータ通信を
行うことが可能となる。非ダイバーシチ無線部102
は、1本のアンテナを使用して無線通信を行う。
【0019】符号103は、ダイバーシチ無線部101
に接続された伸縮式のアンテナである。このアンテナ1
03は、ダイバーシチ無線部101専用として使用され
る。符号104は、切替部107に接続された伸縮式の
アンテナである。このアンテナ104は、切替部107
の切替によって、ダイバーシチ無線部101または非ダ
イバーシチ無線部102のいずれか一方に接続される。
アンテナ103,104は、伸縮式のアンテナであり、
アンテナを伸ばした状態がアンテナ展開中の状態とな
る。また、アンテナを縮めた状態がアンテナ収納中の状
態である。
に接続された伸縮式のアンテナである。このアンテナ1
03は、ダイバーシチ無線部101専用として使用され
る。符号104は、切替部107に接続された伸縮式の
アンテナである。このアンテナ104は、切替部107
の切替によって、ダイバーシチ無線部101または非ダ
イバーシチ無線部102のいずれか一方に接続される。
アンテナ103,104は、伸縮式のアンテナであり、
アンテナを伸ばした状態がアンテナ展開中の状態とな
る。また、アンテナを縮めた状態がアンテナ収納中の状
態である。
【0020】符号105(,106)は、アンテナ10
3(,104)の展開の状態を検出する展開検出部であ
る。これら展開検出部105,106は、それぞれアン
テナ103,104の展開中状態時には展開通知信号を
継続して出力する。符号108は、アンテナ103,1
04の展開状態に基づいて、自己の携帯電話機が有する
機能の中から実際に実行する機能を選択し、この選択し
た機能に切り替える制御を行う制御部である。
3(,104)の展開の状態を検出する展開検出部であ
る。これら展開検出部105,106は、それぞれアン
テナ103,104の展開中状態時には展開通知信号を
継続して出力する。符号108は、アンテナ103,1
04の展開状態に基づいて、自己の携帯電話機が有する
機能の中から実際に実行する機能を選択し、この選択し
た機能に切り替える制御を行う制御部である。
【0021】この制御部108は、展開検出部105,
106から出力される各々の展開通知信号によって、ア
ンテナ103,104の展開状態を把握する。展開通知
信号の出力中は、当該アンテナの状態を展開中と判断す
る。一方、展開通知信号の未出力中は、当該アンテナの
状態を収容中と判断する。また、制御部108は、アン
テナ103,104の展開状態に基づいて、実際に実行
する無線通信機能を選択し、この選択結果に従って切替
部107を切り替える。また、各無線部101および1
02の処理実行を制御する。
106から出力される各々の展開通知信号によって、ア
ンテナ103,104の展開状態を把握する。展開通知
信号の出力中は、当該アンテナの状態を展開中と判断す
る。一方、展開通知信号の未出力中は、当該アンテナの
状態を収容中と判断する。また、制御部108は、アン
テナ103,104の展開状態に基づいて、実際に実行
する無線通信機能を選択し、この選択結果に従って切替
部107を切り替える。また、各無線部101および1
02の処理実行を制御する。
【0022】なお、上記展開検出部105,106とし
ては、アンテナ103,104の伸縮によってオンまた
はオフされるスイッチを用いるようにしてもよく、ある
いはアンテナ103,104を固定する部分の回転動作
によりオンまたはオフされるスイッチを用いてもよい。
また、アンテナ103,104の伸縮を検知するセンサ
を用いてもよい。
ては、アンテナ103,104の伸縮によってオンまた
はオフされるスイッチを用いるようにしてもよく、ある
いはアンテナ103,104を固定する部分の回転動作
によりオンまたはオフされるスイッチを用いてもよい。
また、アンテナ103,104の伸縮を検知するセンサ
を用いてもよい。
【0023】なお、上記アンテナ103,104の内、
少なくともダイバーシチ無線部103に接続されたアン
テナ103は、ダイバーシチ専用アンテナを用いるよう
にすることが望ましい。また、本実施形態においては、
アンテナ103,104として、伸縮式のアンテナを用
いるようにしたが、折り畳み式または収納式のアンテナ
を用いてもよい。また、3個以上のアンテナを備えるよ
うにし、ダイバーシチ無線部101がそれら全てのアン
テナを使用するようにしてもよい。
少なくともダイバーシチ無線部103に接続されたアン
テナ103は、ダイバーシチ専用アンテナを用いるよう
にすることが望ましい。また、本実施形態においては、
アンテナ103,104として、伸縮式のアンテナを用
いるようにしたが、折り畳み式または収納式のアンテナ
を用いてもよい。また、3個以上のアンテナを備えるよ
うにし、ダイバーシチ無線部101がそれら全てのアン
テナを使用するようにしてもよい。
【0024】また、着脱式のアンテナを用い、展開検出
部がアンテナの着脱を検出するようにしてもよい。この
場合には、アンテナ装着中の状態がアンテナ展開中の状
態に対応する。また、アンテナ非装着中の状態がアンテ
ナ収容中の状態に対応する。
部がアンテナの着脱を検出するようにしてもよい。この
場合には、アンテナ装着中の状態がアンテナ展開中の状
態に対応する。また、アンテナ非装着中の状態がアンテ
ナ収容中の状態に対応する。
【0025】なお、上記アンテナダイバーシチ受信方式
を用いる携帯電話機の無線通信方式としては、1xEV-DO
方式や1xEV-DV方式などが知られている。また、アンテ
ナダイバーシチ受信以外の方式を用いる携帯電話機の無
線通信方式としては、cdma2000方式や、パーソナルハン
ディホンシステムと呼ばれる簡易型デジタル移動通信方
式などが知られている。
を用いる携帯電話機の無線通信方式としては、1xEV-DO
方式や1xEV-DV方式などが知られている。また、アンテ
ナダイバーシチ受信以外の方式を用いる携帯電話機の無
線通信方式としては、cdma2000方式や、パーソナルハン
ディホンシステムと呼ばれる簡易型デジタル移動通信方
式などが知られている。
【0026】次に、図2を参照して、上記制御部108
が行う実行機能選択動作について説明する。図2は、図
1に示す制御部108に予め設定された実行機能選択内
容を示す表である。先ず、アンテナ103,104が両
方とも展開された場合には、制御部108は、実際に実
行する無線通信機能としてダイバーシチ受信機能を選択
し、図1に示すように、切替部107を切り替えてアン
テナ104とダイバーシチ無線部101を接続する。な
お、図1に示すアンテナ103,104の状態は、共に
展開中である。次いで、制御部108は、ダイバーシチ
無線部101に対して処理実行の開始を指示し、また、
非ダイバーシチ無線部102に対しては処理実行の停止
を指示する。
が行う実行機能選択動作について説明する。図2は、図
1に示す制御部108に予め設定された実行機能選択内
容を示す表である。先ず、アンテナ103,104が両
方とも展開された場合には、制御部108は、実際に実
行する無線通信機能としてダイバーシチ受信機能を選択
し、図1に示すように、切替部107を切り替えてアン
テナ104とダイバーシチ無線部101を接続する。な
お、図1に示すアンテナ103,104の状態は、共に
展開中である。次いで、制御部108は、ダイバーシチ
無線部101に対して処理実行の開始を指示し、また、
非ダイバーシチ無線部102に対しては処理実行の停止
を指示する。
【0027】これにより、ダイバーシチ無線部101
は、アンテナ103,104の両方を使用してダイバー
シチ受信による無線通信を開始し、この結果、図1に示
す携帯電話機は、ダイバーシチ無線部101により、高
速なデータ通信を行うことが可能となる。したがって、
利用者は、電子メール送受やWWW(World Wide We
b)検索・閲覧等を行うために、高速なデータ通信の利
用を希望する場合には、アンテナ103,104の両方
を展開するだけでよくなり、携帯電話機の操作性が向上
するという効果が得られる。
は、アンテナ103,104の両方を使用してダイバー
シチ受信による無線通信を開始し、この結果、図1に示
す携帯電話機は、ダイバーシチ無線部101により、高
速なデータ通信を行うことが可能となる。したがって、
利用者は、電子メール送受やWWW(World Wide We
b)検索・閲覧等を行うために、高速なデータ通信の利
用を希望する場合には、アンテナ103,104の両方
を展開するだけでよくなり、携帯電話機の操作性が向上
するという効果が得られる。
【0028】他方、アンテナ103,104のいずれか
が収納中の状態である場合には、制御部108は、実際
に実行する無線通信機能としてダイバーシチ受信機能を
非選択とし、切替部107を切り替えてアンテナ104
と非ダイバーシチ無線部102を接続する。次いで、制
御部108は、ダイバーシチ無線部101に対して処理
実行の停止を指示し、また、非ダイバーシチ無線部10
2に対しては処理実行の開始を指示する。
が収納中の状態である場合には、制御部108は、実際
に実行する無線通信機能としてダイバーシチ受信機能を
非選択とし、切替部107を切り替えてアンテナ104
と非ダイバーシチ無線部102を接続する。次いで、制
御部108は、ダイバーシチ無線部101に対して処理
実行の停止を指示し、また、非ダイバーシチ無線部10
2に対しては処理実行の開始を指示する。
【0029】これにより、非ダイバーシチ無線部102
は、アンテナ104を使用して無線通信を開始する。し
たがって、利用者は、通話や通話待ち受け等を行うため
に、特に高速なデータ通信が必要ではない場合には、ア
ンテナ103,104のいずれかを収納するだけでよく
なり、この場合においても携帯電話機の操作性が向上す
るという効果が得られる。
は、アンテナ104を使用して無線通信を開始する。し
たがって、利用者は、通話や通話待ち受け等を行うため
に、特に高速なデータ通信が必要ではない場合には、ア
ンテナ103,104のいずれかを収納するだけでよく
なり、この場合においても携帯電話機の操作性が向上す
るという効果が得られる。
【0030】また、従来、利用者にとっては、利用サー
ビス(通話や電子メール等)毎に、いちいちダイバーシ
チ受信機能の利用選択をマニュアル操作で行うことが煩
わしく、一般的に消費電力が大きいダイバーシチ受信機
能を選択し続けてしまう場合があった。このために、電
池が消耗して携帯電話機の使用可能時間が短くなってし
まうという問題が生じていた。しかしながら、本実施形
態によれば、簡易な操作でダイバーシチ受信機能を非選
択とすることができるので、利用者にとっては、不要時
にダイバーシチ受信機能を未使用とすることが実施しや
すくなる。この結果、不要な電力消費が減るので、一回
の電池充電で使用できる時間がより長くなるという効果
も得られる。
ビス(通話や電子メール等)毎に、いちいちダイバーシ
チ受信機能の利用選択をマニュアル操作で行うことが煩
わしく、一般的に消費電力が大きいダイバーシチ受信機
能を選択し続けてしまう場合があった。このために、電
池が消耗して携帯電話機の使用可能時間が短くなってし
まうという問題が生じていた。しかしながら、本実施形
態によれば、簡易な操作でダイバーシチ受信機能を非選
択とすることができるので、利用者にとっては、不要時
にダイバーシチ受信機能を未使用とすることが実施しや
すくなる。この結果、不要な電力消費が減るので、一回
の電池充電で使用できる時間がより長くなるという効果
も得られる。
【0031】なお、本実施形態において、利用者がマニ
ュアル操作によっても、ダイバーシチ受信機能の利用お
よび非利用を選択することができるようにしてもよい。
ュアル操作によっても、ダイバーシチ受信機能の利用お
よび非利用を選択することができるようにしてもよい。
【0032】次に、図3および図4を参照して、本発明
の第2の実施形態を説明する。図3は、本発明の第2の
実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。この図3において、上記図1の各部に対応する部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図3に示
す携帯電話機において、アンテナ103,104の展開
状態に基づいて選択する機能の対象としては、上記第1
の実施形態の無線通信機能に加えて表示機能および操作
機能が含まれる。
の第2の実施形態を説明する。図3は、本発明の第2の
実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。この図3において、上記図1の各部に対応する部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図3に示
す携帯電話機において、アンテナ103,104の展開
状態に基づいて選択する機能の対象としては、上記第1
の実施形態の無線通信機能に加えて表示機能および操作
機能が含まれる。
【0033】図3において、符号201は、液晶表示パ
ネルおよびこの液晶表示パネルの表示制御回路から構成
された表示部である。符号202は、電話番号等の入力
用のテンキー、ファンクションキーが設けられた操作部
である。符号203は、表示部201の表示内容および
操作部202の操作内容の制御を行う表示操作系制御部
である。表示内容とは表示部201の表示画面の構成の
ことをいう。また、操作内容とは操作部202の入力操
作用キーと入力内容との割り付けのことをいう。
ネルおよびこの液晶表示パネルの表示制御回路から構成
された表示部である。符号202は、電話番号等の入力
用のテンキー、ファンクションキーが設けられた操作部
である。符号203は、表示部201の表示内容および
操作部202の操作内容の制御を行う表示操作系制御部
である。表示内容とは表示部201の表示画面の構成の
ことをいう。また、操作内容とは操作部202の入力操
作用キーと入力内容との割り付けのことをいう。
【0034】表示操作系制御部203は、メモリおよび
CPU(中央処理装置)により構成され、プログラムを
メモリにロードして実行することにより表示操作系制御
機能を実現する。
CPU(中央処理装置)により構成され、プログラムを
メモリにロードして実行することにより表示操作系制御
機能を実現する。
【0035】符号204,205は、表示操作系制御部
203において実行されるプログラムが記録された記憶
部である。記憶部204は、ダイバーシチ受信機能選択
時に使用するダイバーシチ選択時用プログラムを記憶し
ている。このダイバーシチ選択時用プログラムは、高速
なデータ通信の利用が望まれるサービス、例えば、電子
メール送受やWWW検索・閲覧等に適した表示部201
の表示画面構成、あるいは操作部202のファンクショ
ンキーの割付けを実現するためのものである。このダイ
バーシチ選択時用プログラムが実行されることにより、
ダイバーシチ受信機能選択時用の表示内容で画面表示が
なされるようになる。あるいは、ダイバーシチ受信機能
選択時用の操作内容により入力操作が実行されるように
なる。
203において実行されるプログラムが記録された記憶
部である。記憶部204は、ダイバーシチ受信機能選択
時に使用するダイバーシチ選択時用プログラムを記憶し
ている。このダイバーシチ選択時用プログラムは、高速
なデータ通信の利用が望まれるサービス、例えば、電子
メール送受やWWW検索・閲覧等に適した表示部201
の表示画面構成、あるいは操作部202のファンクショ
ンキーの割付けを実現するためのものである。このダイ
バーシチ選択時用プログラムが実行されることにより、
ダイバーシチ受信機能選択時用の表示内容で画面表示が
なされるようになる。あるいは、ダイバーシチ受信機能
選択時用の操作内容により入力操作が実行されるように
なる。
【0036】また、記憶部205は、ダイバーシチ受信
機能の非選択時に使用する非ダイバーシチ選択時用プロ
グラムを記憶している。この非ダイバーシチ選択時用プ
ログラムは、特に高速なデータ通信の利用が望まれない
サービス、例えば、通話や通話待ち受け等に適した表示
部201の表示画面構成、あるいは操作部202のファ
ンクションキーの割付けを実現するためのものである。
この非ダイバーシチ選択時用プログラムが実行されるこ
とにより、ダイバーシチ受信機能非選択時用の表示内容
で画面表示がなされるようになる。あるいは、ダイバー
シチ受信機能非選択時用の操作内容により入力操作が実
行されるようになる。
機能の非選択時に使用する非ダイバーシチ選択時用プロ
グラムを記憶している。この非ダイバーシチ選択時用プ
ログラムは、特に高速なデータ通信の利用が望まれない
サービス、例えば、通話や通話待ち受け等に適した表示
部201の表示画面構成、あるいは操作部202のファ
ンクションキーの割付けを実現するためのものである。
この非ダイバーシチ選択時用プログラムが実行されるこ
とにより、ダイバーシチ受信機能非選択時用の表示内容
で画面表示がなされるようになる。あるいは、ダイバー
シチ受信機能非選択時用の操作内容により入力操作が実
行されるようになる。
【0037】符号206は、記憶部204または205
のいずれか片方を表示操作系制御部203に接続するた
めの切替部である。
のいずれか片方を表示操作系制御部203に接続するた
めの切替部である。
【0038】図3の制御部108は、上記第1の実施形
態と同様に、アンテナ103,104の展開状態に基づ
いて、図2の内容に従い無線部101または102のい
ずれか片方を選択する。さらに、この無線部選択時の切
替部107の切替動作と連動して切替部206を切り替
え、表示操作系制御部203と、記憶部204または2
05のいずれかとを接続する。
態と同様に、アンテナ103,104の展開状態に基づ
いて、図2の内容に従い無線部101または102のい
ずれか片方を選択する。さらに、この無線部選択時の切
替部107の切替動作と連動して切替部206を切り替
え、表示操作系制御部203と、記憶部204または2
05のいずれかとを接続する。
【0039】図4に示すように、アンテナ103,10
4が両方とも展開された場合には、制御部108は、ダ
イバーシチ選択時用プログラムを選択し、切替部206
を切り替えて記憶部204と表示操作系制御部203を
接続する。次いで、表示操作系制御部203に対して処
理実行の開始を指示する。
4が両方とも展開された場合には、制御部108は、ダ
イバーシチ選択時用プログラムを選択し、切替部206
を切り替えて記憶部204と表示操作系制御部203を
接続する。次いで、表示操作系制御部203に対して処
理実行の開始を指示する。
【0040】これにより、表示操作系制御部203は、
ダイバーシチ選択時用プログラムを実行し、高速なデー
タ通信の利用が望まれるサービスに適した表示部201
の表示画面構成、あるいは操作部202のファンクショ
ンキーの割付けが実現される。したがって、利用者は、
電子メール送受やWWW(World Wide Web)検索・閲
覧等を行うために、高速なデータ通信の利用を希望する
場合には、アンテナ103,104の両方を展開するだ
けで、該サービスに適した表示画面または操作キーを利
用することができるようになり、携帯電話機の利便性が
向上するという効果が得られる。
ダイバーシチ選択時用プログラムを実行し、高速なデー
タ通信の利用が望まれるサービスに適した表示部201
の表示画面構成、あるいは操作部202のファンクショ
ンキーの割付けが実現される。したがって、利用者は、
電子メール送受やWWW(World Wide Web)検索・閲
覧等を行うために、高速なデータ通信の利用を希望する
場合には、アンテナ103,104の両方を展開するだ
けで、該サービスに適した表示画面または操作キーを利
用することができるようになり、携帯電話機の利便性が
向上するという効果が得られる。
【0041】他方、アンテナ103,104のいずれか
が収納中の状態である場合には、制御部108は、非ダ
イバーシチ選択時用プログラムを選択し、切替部206
を切り替えて記憶部205と表示操作系制御部203を
接続する。次いで、表示操作系制御部203に対して処
理実行の開始を指示する。
が収納中の状態である場合には、制御部108は、非ダ
イバーシチ選択時用プログラムを選択し、切替部206
を切り替えて記憶部205と表示操作系制御部203を
接続する。次いで、表示操作系制御部203に対して処
理実行の開始を指示する。
【0042】これにより、表示操作系制御部203は、
非ダイバーシチ選択時用プログラムを実行し、特に高速
なデータ通信の利用が望まれないサービスに適した表示
部201の表示画面構成、あるいは操作部202のファ
ンクションキーの割付けが実現される。したがって、利
用者は、通話や通話待ち受け等を行うために、特に高速
なデータ通信が必要ではない場合には、アンテナ10
3,104のいずれかを収納するだけで、該サービスに
適した表示画面または操作キーを利用することができる
ようになり、この場合についても携帯電話機の利便性が
向上するという効果が得られる。
非ダイバーシチ選択時用プログラムを実行し、特に高速
なデータ通信の利用が望まれないサービスに適した表示
部201の表示画面構成、あるいは操作部202のファ
ンクションキーの割付けが実現される。したがって、利
用者は、通話や通話待ち受け等を行うために、特に高速
なデータ通信が必要ではない場合には、アンテナ10
3,104のいずれかを収納するだけで、該サービスに
適した表示画面または操作キーを利用することができる
ようになり、この場合についても携帯電話機の利便性が
向上するという効果が得られる。
【0043】なお、上述した第2の実施形態において、
利用者がマニュアル操作によっても、表示機能および操
作機能の選択を行うことができるようにしてもよい。
利用者がマニュアル操作によっても、表示機能および操
作機能の選択を行うことができるようにしてもよい。
【0044】次に、図5および図6を参照して、本発明
の第3の実施形態を説明する。図5は、本発明の第3の
実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。この図5において、上記図1の各部に対応する部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図5に示
す携帯電話機において、アンテナ103,104の展開
状態に基づいて選択する機能の対象としては、上記第1
の実施形態の無線通信機能に加えて電池残量表示機能が
含まれる。
の第3の実施形態を説明する。図5は、本発明の第3の
実施形態による携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。この図5において、上記図1の各部に対応する部分
には同一の符号を付け、その説明を省略する。図5に示
す携帯電話機において、アンテナ103,104の展開
状態に基づいて選択する機能の対象としては、上記第1
の実施形態の無線通信機能に加えて電池残量表示機能が
含まれる。
【0045】図5において、符号301は、携帯電話機
の電池の蓄電量(電池残量)の目安を表示する電池残量
表示部である。この電池残量表示部301は、液晶表示
パネル等の画面上で表示を行うものであってもよく、あ
るいは、LED等の点灯により表示を行うものであって
もよい。符号302は携帯電話機の電池である。符号3
03は、電池302の出力電圧を検出する電池電圧検出
部である。符号304は、電池電圧検出部303により
検出された電池302の出力電圧に基づいて電池残量を
求め、電池残量表示部301の電池残量の目安表示を制
御する電池残量表示制御部である。
の電池の蓄電量(電池残量)の目安を表示する電池残量
表示部である。この電池残量表示部301は、液晶表示
パネル等の画面上で表示を行うものであってもよく、あ
るいは、LED等の点灯により表示を行うものであって
もよい。符号302は携帯電話機の電池である。符号3
03は、電池302の出力電圧を検出する電池電圧検出
部である。符号304は、電池電圧検出部303により
検出された電池302の出力電圧に基づいて電池残量を
求め、電池残量表示部301の電池残量の目安表示を制
御する電池残量表示制御部である。
【0046】この電池残量表示制御部304は、電池残
量表示部301へ電池残量の目安を示す内容を出力する
が、この内容を決定する際に電池残量表示閾値を使用す
る。例えば、4段階(残量が多い、中、少ない、略空)
の目安表示を行う場合には、各段階に対応した4つの電
池残量表示閾値に基づいて、電池残量の目安を決定す
る。
量表示部301へ電池残量の目安を示す内容を出力する
が、この内容を決定する際に電池残量表示閾値を使用す
る。例えば、4段階(残量が多い、中、少ない、略空)
の目安表示を行う場合には、各段階に対応した4つの電
池残量表示閾値に基づいて、電池残量の目安を決定す
る。
【0047】符号305,306は、電池残量表示制御
部304の電池残量表示制御処理に用いられる電池残量
表示閾値が記録された記憶部である。記憶部305は、
ダイバーシチ受信機能選択時に使用するダイバーシチ選
択時用閾値を記憶している。このダイバーシチ選択時用
閾値は、ダイバーシチ無線部101の消費電力に合致し
た電池残量表示を行うための値として設定される。
部304の電池残量表示制御処理に用いられる電池残量
表示閾値が記録された記憶部である。記憶部305は、
ダイバーシチ受信機能選択時に使用するダイバーシチ選
択時用閾値を記憶している。このダイバーシチ選択時用
閾値は、ダイバーシチ無線部101の消費電力に合致し
た電池残量表示を行うための値として設定される。
【0048】また、記憶部306は、ダイバーシチ受信
機能の非選択時に使用する非ダイバーシチ選択時用閾値
を記憶している。この非ダイバーシチ選択時用閾値は、
非ダイバーシチ無線部102の消費電力に合致した電池
残量表示を行うための値として設定される。
機能の非選択時に使用する非ダイバーシチ選択時用閾値
を記憶している。この非ダイバーシチ選択時用閾値は、
非ダイバーシチ無線部102の消費電力に合致した電池
残量表示を行うための値として設定される。
【0049】なお、一般的にダイバーシチ受信時の方が
消費電力は大きいので、通常、ダイバーシチ選択時用閾
値は、非ダイバーシチ選択時用閾値よりも、電池残量を
少なめに示すような値に決定される。
消費電力は大きいので、通常、ダイバーシチ選択時用閾
値は、非ダイバーシチ選択時用閾値よりも、電池残量を
少なめに示すような値に決定される。
【0050】符号307は、記憶部305または306
のいずれか片方を電池残量表示制御部304に接続する
ための切替部である。
のいずれか片方を電池残量表示制御部304に接続する
ための切替部である。
【0051】図5の制御部108は、上記第1の実施形
態と同様に、アンテナ103,104の展開状態に基づ
いて、図2の内容に従い無線部101または102のい
ずれか片方を選択する。さらに、この無線部選択時の切
替部107の切替動作と連動して切替部307を切り替
え、電池残量表示制御部304と、記憶部305または
306のいずれかとを接続する。
態と同様に、アンテナ103,104の展開状態に基づ
いて、図2の内容に従い無線部101または102のい
ずれか片方を選択する。さらに、この無線部選択時の切
替部107の切替動作と連動して切替部307を切り替
え、電池残量表示制御部304と、記憶部305または
306のいずれかとを接続する。
【0052】図6に示すように、アンテナ103,10
4が両方とも展開された場合には、制御部108は、ダ
イバーシチ選択時用閾値を選択し、切替部307を切り
替えて記憶部305と電池残量表示制御部304を接続
する。次いで、電池残量表示制御部304に対して処理
実行の開始を指示する。
4が両方とも展開された場合には、制御部108は、ダ
イバーシチ選択時用閾値を選択し、切替部307を切り
替えて記憶部305と電池残量表示制御部304を接続
する。次いで、電池残量表示制御部304に対して処理
実行の開始を指示する。
【0053】これにより、電池残量表示制御部304
は、ダイバーシチ選択時用閾値を使用して電池残量の目
安を求め、電池残量表示部301へ該目安を表示させ
る。したがって、利用者は、電子メール送受やWWW
(World Wide Web)検索・閲覧等を行うために、高速
なデータ通信の利用を希望する場合には、アンテナ10
3,104の両方を展開するだけで、現在の電池残量に
ついての的確な情報を得ることができるようになり、携
帯電話機の利便性が向上するという効果が得られる。
は、ダイバーシチ選択時用閾値を使用して電池残量の目
安を求め、電池残量表示部301へ該目安を表示させ
る。したがって、利用者は、電子メール送受やWWW
(World Wide Web)検索・閲覧等を行うために、高速
なデータ通信の利用を希望する場合には、アンテナ10
3,104の両方を展開するだけで、現在の電池残量に
ついての的確な情報を得ることができるようになり、携
帯電話機の利便性が向上するという効果が得られる。
【0054】他方、アンテナ103,104のいずれか
が収納中の状態である場合には、制御部108は、非ダ
イバーシチ選択時用閾値を選択し、切替部307を切り
替えて記憶部306と電池残量表示制御部304を接続
する。次いで、電池残量表示制御部304に対して処理
実行の開始を指示する。
が収納中の状態である場合には、制御部108は、非ダ
イバーシチ選択時用閾値を選択し、切替部307を切り
替えて記憶部306と電池残量表示制御部304を接続
する。次いで、電池残量表示制御部304に対して処理
実行の開始を指示する。
【0055】これにより、電池残量表示制御部304
は、非ダイバーシチ選択時用閾値を使用して電池残量の
目安を求め、電池残量表示部301へ該目安を表示させ
る。したがって、利用者は、通話や通話待ち受け等を行
うために、特に高速なデータ通信が必要ではない場合に
は、アンテナ103,104のいずれかを収納するだけ
で、現在の電池残量についての的確な情報を得ることが
できるようになり、この場合についても携帯電話機の利
便性が向上するという効果が得られる。
は、非ダイバーシチ選択時用閾値を使用して電池残量の
目安を求め、電池残量表示部301へ該目安を表示させ
る。したがって、利用者は、通話や通話待ち受け等を行
うために、特に高速なデータ通信が必要ではない場合に
は、アンテナ103,104のいずれかを収納するだけ
で、現在の電池残量についての的確な情報を得ることが
できるようになり、この場合についても携帯電話機の利
便性が向上するという効果が得られる。
【0056】なお、上述した第3の実施形態において、
利用者がマニュアル操作によっても、電池残量表示機能
の選択を行うことができるようにしてもよい。
利用者がマニュアル操作によっても、電池残量表示機能
の選択を行うことができるようにしてもよい。
【0057】また、上述した実施形態において、予め設
定された単位時間当りの予測消費電流値と電池容量値と
から携帯電話機の予測使用可能時間を求め、この予測使
用可能時間から現在までの使用時間を差し引いた値を、
携帯電話機の残りの使用可能時間(残使用可能時間)と
して表示手段により表示する残使用可能時間表示制御手
段を設けるようにしてもよい。
定された単位時間当りの予測消費電流値と電池容量値と
から携帯電話機の予測使用可能時間を求め、この予測使
用可能時間から現在までの使用時間を差し引いた値を、
携帯電話機の残りの使用可能時間(残使用可能時間)と
して表示手段により表示する残使用可能時間表示制御手
段を設けるようにしてもよい。
【0058】この場合、残使用可能時間表示制御手段
は、制御部108の指示により、アンテナ103,10
4が両方とも展開中の状態であり、ダイバーシチ受信機
能選択時には、予め設定されたダイバーシチ無線部10
1の単位時間当りの予測消費電流値を使用して予測使用
可能時間を求め、この予測使用可能時間から現在までの
使用時間を差し引いて残使用可能時間を算出する。な
お、上記表示手段は、液晶表示パネル等の画面上で表示
を行うものであってもよく、あるいは、LED等の点灯
により表示を行うものであってもよい。
は、制御部108の指示により、アンテナ103,10
4が両方とも展開中の状態であり、ダイバーシチ受信機
能選択時には、予め設定されたダイバーシチ無線部10
1の単位時間当りの予測消費電流値を使用して予測使用
可能時間を求め、この予測使用可能時間から現在までの
使用時間を差し引いて残使用可能時間を算出する。な
お、上記表示手段は、液晶表示パネル等の画面上で表示
を行うものであってもよく、あるいは、LED等の点灯
により表示を行うものであってもよい。
【0059】他方、アンテナ103,104のいずれか
が収納中の状態であり、ダイバーシチ受信機能非選択時
には、予め設定された非ダイバーシチ無線部102の単
位時間当りの予測消費電流値を使用して予測使用可能時
間を求め、この予測使用可能時間から現在までの使用時
間を差し引いて残使用可能時間を算出する。
が収納中の状態であり、ダイバーシチ受信機能非選択時
には、予め設定された非ダイバーシチ無線部102の単
位時間当りの予測消費電流値を使用して予測使用可能時
間を求め、この予測使用可能時間から現在までの使用時
間を差し引いて残使用可能時間を算出する。
【0060】これにより、現在の電力消費状況に応じた
携帯電話機の残り使用可能時間を表示することが可能と
なる。したがって、利用者は、アンテナ103,104
の操作だけで、携帯電話機の的確な残り使用可能時間情
報を得ることができるようになり、携帯電話機の利便性
が向上するという効果が得られる。
携帯電話機の残り使用可能時間を表示することが可能と
なる。したがって、利用者は、アンテナ103,104
の操作だけで、携帯電話機の的確な残り使用可能時間情
報を得ることができるようになり、携帯電話機の利便性
が向上するという効果が得られる。
【0061】なお、残使用可能時間表示制御手段が、携
帯電話機の周囲温度や、電池の使用経過期間等を考慮し
て、予測使用可能時間を求めるようにしてもよい。
帯電話機の周囲温度や、電池の使用経過期間等を考慮し
て、予測使用可能時間を求めるようにしてもよい。
【0062】また、上述した実施形態において、携帯電
話機の電池充電中に該携帯電話機が動作している場合、
該動作に必要な電流を電池充電に要する充電電流に加え
て供給するように、充電器に対して指示する充電電流指
示手段を設けるようにしてもよい。
話機の電池充電中に該携帯電話機が動作している場合、
該動作に必要な電流を電池充電に要する充電電流に加え
て供給するように、充電器に対して指示する充電電流指
示手段を設けるようにしてもよい。
【0063】この場合、充電電流指示手段は、制御部1
08の指示により、アンテナ103,104が両方とも
展開中の状態であり、ダイバーシチ受信機能選択時に
は、予め設定されたダイバーシチ無線部101の消費電
流値に相当する電流を、充電電流に加えて供給するよう
に充電器へ通知する。他方、アンテナ103,104の
いずれかが収納中の状態であり、ダイバーシチ受信機能
非選択時には、予め設定された非ダイバーシチ無線部1
02の消費電流値に相当する電流を、充電電流に加えて
供給するように充電器へ通知する。
08の指示により、アンテナ103,104が両方とも
展開中の状態であり、ダイバーシチ受信機能選択時に
は、予め設定されたダイバーシチ無線部101の消費電
流値に相当する電流を、充電電流に加えて供給するよう
に充電器へ通知する。他方、アンテナ103,104の
いずれかが収納中の状態であり、ダイバーシチ受信機能
非選択時には、予め設定された非ダイバーシチ無線部1
02の消費電流値に相当する電流を、充電電流に加えて
供給するように充電器へ通知する。
【0064】これにより、携帯電話機の充電中において
も、動作中の機能を問題無く実行することが可能とな
る。したがって、利用者は、携帯電話機の充電中におい
ても、アンテナ103,104の操作だけで、上記第1
〜3の実施形態に係る機能選択を行い実行することがで
きるようになり、携帯電話機の利便性が向上するという
効果が得られる。
も、動作中の機能を問題無く実行することが可能とな
る。したがって、利用者は、携帯電話機の充電中におい
ても、アンテナ103,104の操作だけで、上記第1
〜3の実施形態に係る機能選択を行い実行することがで
きるようになり、携帯電話機の利便性が向上するという
効果が得られる。
【0065】なお、上述した実施形態においては、ダイ
バーシチ無線部101が第1の無線通信手段に対応し、
非ダイバーシチ無線部102が第2の無線通信手段に対
応する。また、制御部108が選択制御手段に対応す
る。
バーシチ無線部101が第1の無線通信手段に対応し、
非ダイバーシチ無線部102が第2の無線通信手段に対
応する。また、制御部108が選択制御手段に対応す
る。
【0066】なお、本発明の携帯端末としては、上述し
た実施形態のように、携帯電話機や、PDA(Personal
Digital Assistants:個人用情報機器)と称される携
帯型の端末も含むものとする。ここで、PDAの場合、
無線通信手段を内蔵しているものを指す。
た実施形態のように、携帯電話機や、PDA(Personal
Digital Assistants:個人用情報機器)と称される携
帯型の端末も含むものとする。ここで、PDAの場合、
無線通信手段を内蔵しているものを指す。
【0067】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のアンテナを使用して無線通信を行う第1の無線通
信手段と、それら複数のアンテナの一部を使用して無線
通信を行う第2の無線通信手段とを備えた携帯端末にお
いて、アンテナのそれぞれの展開状態を検出し、この展
開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能の中か
ら実行対象の機能を選択するようにしたので、自己の携
帯端末が有する機能の中から実際に実行する機能を自動
的に選択することができる。この結果として、携帯端末
の操作性が向上するという効果が得られる。
複数のアンテナを使用して無線通信を行う第1の無線通
信手段と、それら複数のアンテナの一部を使用して無線
通信を行う第2の無線通信手段とを備えた携帯端末にお
いて、アンテナのそれぞれの展開状態を検出し、この展
開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能の中か
ら実行対象の機能を選択するようにしたので、自己の携
帯端末が有する機能の中から実際に実行する機能を自動
的に選択することができる。この結果として、携帯端末
の操作性が向上するという効果が得られる。
【図1】 本発明の第1の実施形態による携帯電話機
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す制御部108に予め設定された実
行機能選択内容を示す表である。
行機能選択内容を示す表である。
【図3】 本発明の第2の実施形態による携帯電話機
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す制御部108に予め設定された実
行機能選択内容の一部を示す表である。
行機能選択内容の一部を示す表である。
【図5】 本発明の第3の実施形態による携帯電話機
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
(携帯端末)の構成を示すブロック図である。
【図6】 図5に示す制御部108に予め設定された実
行機能選択内容の一部を示す表である。
行機能選択内容の一部を示す表である。
101 ダイバーシチ無線部
102 非ダイバーシチ無線部
103、104 アンテナ
105、106 展開検出部
107、206、307 切替部
108 制御部
201 表示部
202 操作部
203 表示操作系制御部
204 ダイバーシチ選択時用プログラム記憶部
205 非ダイバーシチ選択時用プログラム記憶部
301 電池残量表示部
302 電池
303 電池電圧検出部
304 電池残量表示制御部
305 ダイバーシチ選択時用閾値記憶部
306 非ダイバーシチ選択時用閾値記憶部
Claims (9)
- 【請求項1】 複数のアンテナを使用して無線通信を行
う第1の無線通信手段と、 前記複数のアンテナの一部を使用して無線通信を行う第
2の無線通信手段と、 前記アンテナのそれぞれの展開状態を検出する展開検出
手段と、 前記展開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能
の中から実行対象の機能を選択する選択制御手段と、 を具備することを特徴とする携帯端末。 - 【請求項2】 前記選択制御手段は、 全ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の
無線通信手段に対して処理実行を指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段に対して処理実行を指示すること
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 【請求項3】 画面に情報を表示する表示手段と、 前記画面の表示内容を制御する表示制御手段とを備え、 前記選択制御手段は、前記表示制御手段に対して、 全ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の
無線通信手段用の表示内容で前記画面表示を行うように
指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段用の表示内容で前記画面表示を行
うように指示することを特徴とする請求項1に記載の携
帯端末。 - 【請求項4】 入力操作用キーを有する操作手段と、 前記入力操作用キーによる操作内容を制御する操作制御
手段とを備え、 前記選択制御手段は、前記操作制御手段に対して、 全ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の
無線通信手段用の操作内容により入力操作が実行される
ように指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段用の操作内容により入力操作が実
行されるように指示することを特徴とする請求項1に記
載の携帯端末。 - 【請求項5】 電源である電池の出力電圧を検出する電
圧検出手段と、 電池残量を表示する表示手段と、 前記出力電圧を閾値と比較して前記電池の電池残量を求
め、前記電池残量表示手段に該電池残量を表示させる電
池残量表示制御手段とを備え、 前記選択制御手段は、前記電池残量表示制御手段に対し
て、 全ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の
無線通信手段用の閾値を使用して前記電池残量を求める
ように指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段用の閾値を使用して前記電池残量
を求めるように指示することを特徴とする請求項1に記
載の携帯端末。 - 【請求項6】 自己の携帯端末の残使用可能時間を表示
する表示手段と、 予め設定された単位時間当りの予測消費電流値と電池容
量値とから予測使用可能時間を求め、この予測使用可能
時間から現在までの使用時間を差し引いた値を、前記残
使用可能時間として前記表示手段に表示させる残使用可
能時間表示制御手段とを備え、 前記選択制御手段は、前記残使用可能時間表示制御手段
に対して、 全ての前記アンテナが展開された場合には、前記第1の
無線通信手段の前記予測消費電流値を使用して前記予測
使用可能時間を求めるように指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、前
記第2の無線通信手段の前記予測消費電流値を使用して
前記予測使用可能時間を求めるように指示することを特
徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 【請求項7】 自己の携帯端末の電池充電中に該携帯端
末が動作している場合、該動作に必要な電流を電池充電
に要する充電電流に加えて供給するように、充電器に対
して指示する充電電流指示手段を備え、 前記選択制御手段は、前記充電電流指示手段に対して、 全ての前記アンテナが展開された場合には、予め設定さ
れた前記第1の無線通信手段の消費電流値に相当する電
流を前記充電電流に加えるように指示し、他方、 前記アンテナのいずれか一つが収納された場合には、予
め設定された前記第2の無線通信手段の消費電流値に相
当する電流を前記充電電流に加えるように指示すること
を特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 【請求項8】 前記第1の無線通信手段は、アンテナダ
イバーシチ受信方式により無線通信を行うことを特徴と
する請求項1乃至請求項7のいずれかの項に記載の携帯
端末。 - 【請求項9】 複数のアンテナを使用して無線通信を行
う第1の無線通信手段と、前記複数のアンテナの一部を
使用して無線通信を行う第2の無線通信手段とを備えた
携帯端末における実行機能選択方法であって、 前記アンテナのそれぞれの展開状態を検出する過程と、 この展開状態に基づいて、自己の携帯端末が有する機能
の中から実行対象の機能を選択する過程と、 を含むことを特徴とする実行機能選択方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218602A JP2003032177A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 携帯端末、及びその実行機能選択方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001218602A JP2003032177A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 携帯端末、及びその実行機能選択方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003032177A true JP2003032177A (ja) | 2003-01-31 |
Family
ID=19052764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001218602A Withdrawn JP2003032177A (ja) | 2001-07-18 | 2001-07-18 | 携帯端末、及びその実行機能選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003032177A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006339743A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Sanyo Electric Co Ltd | ダイバーシティ受信機 |
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US7353012B2 (en) | 2004-03-12 | 2008-04-01 | Matsushita Electric Indutrial Co., Ltd. | Wireless communication equipment and wireless communication method |
JP2008294701A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 受信装置 |
JP2010004243A (ja) * | 2008-06-19 | 2010-01-07 | Sharp Corp | 無線通信端末 |
JP2013505649A (ja) * | 2009-09-21 | 2013-02-14 | ゼットティーイー コーポレーション | ダウンリンク制御情報の伝送方法及び伝送システム |
-
2001
- 2001-07-18 JP JP2001218602A patent/JP2003032177A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081007 |