JP2008294701A - 受信装置 - Google Patents

受信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008294701A
JP2008294701A JP2007137561A JP2007137561A JP2008294701A JP 2008294701 A JP2008294701 A JP 2008294701A JP 2007137561 A JP2007137561 A JP 2007137561A JP 2007137561 A JP2007137561 A JP 2007137561A JP 2008294701 A JP2008294701 A JP 2008294701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reception
receiving
operable time
systems
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007137561A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4823146B2 (ja
Inventor
Daisuke Fukuda
大祐 福田
Atsushi Shimizu
敦志 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007137561A priority Critical patent/JP4823146B2/ja
Publication of JP2008294701A publication Critical patent/JP2008294701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4823146B2 publication Critical patent/JP4823146B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】本発明は、ユーザに動作可能時間を提示することを可能として、ユーザの要求に合致した受信方法で受信動作を行なうことのできる受信装置を提供することを目的とする。
【解決手段】受信装置1aは、二次電池20の電力残量を測定する電池残量測定部19と、デジタル復調部15で復調されたMPEG符号化信号に基づいて受信状況を推定する受信状況推定部17と、電池残量測定部19から得られる二次電池20の電力残量のデータと受信状況推定部17から得られる受信状況のデータとが入力されるとともに動作可能時間を推定する動作可能時間推定部18と、を備えており、表示装置2において推定された動作可能時間を表示する。また、入力部24を用いて指示を入力することによって、受信動作に使用する受信系統a,bの数を変更することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動体通信を行う受信装置、及び、その動作可能時間を推定する動作可能時間推定方法に関するもので、特に、デジタル放送のダイバーシティ受信を行うとともに二次電池によって駆動される受信装置に関する。
近年、デジタル圧縮符号化技術や高速通信技術の発展に伴い、衛星及び地上波による放送通信におけるデジタル化や、携帯電話などの移動体通信におけるデジタル化が実現されている。又、放送信号や移動体通信におけるデジタル化の実現に伴い、車載テレビや携帯電話において、デジタルテレビ放送を受信し再生するものも提供されている。このような移動体通信において、受信装置が移動中には、アンテナの位置によって受信状態が不安定となるため、空間位置の異なる複数のアンテナを備えて、空間ダイバーシティ受信が行われている。
この空間ダイバーシティ受信を利用した受信装置では、複数の受信系統により受信した信号を復調した後、それぞれの信号の伝搬特性(マルチパス)解析を行い、その解析結果に基づいて重み付け加算などによる信号の合成(RAKE合成)を行って、その受信特性を向上させている(特許文献1参照)。又、特許文献1では、このような空間ダイバーシティ受信により受信した複数の信号をRAKE合成して、受信状態の安定化を図っている。そして、移動を行っていないときには、安定した受信環境下にあるものとして、複数の受信系統の内の1つを動作させるものとし、それ以外の受信系統への電源供給を停止して、低消費電力化を実現している。
さらに、昨今のデジタルテレビ放送においては、データ量が多い高画質の放送とデータ量が少ない低画質の放送とが送信されているが、これらの放送から処理すべき種類の放送を選択し、処理を行なう受信装置もある(特許文献2参照)。又、高画質の放送を処理する場合の方が低画質の放送を処理する場合よりも大きな電力を必要とするため、特許文献2では、受信装置を駆動させる二次電池の電力残量が少ない場合は低画質の放送を受信したり、表示を停止して録画したりすることとしている。
特開2002−101029号公報 特開2003−219296号公報
しかしながら、特許文献1または特許文献2のような受信装置では、複数の受信系統を用いてダイバーシティ受信を行なう場合において、使用している受信系統の数から受信装置の動作可能時間を推測することができないという問題がある。そのため、使用する受信系統の数が多く消費電力が激しい場合であるにもかかわらず、ユーザが二次電池の電力残量が十分残っていることだけを確認して長時間視聴できるものと誤認してそのまま視聴を継続してしまい、結果として僅かな時間しか視聴できないという問題が生じる。
このような問題を鑑みて、本発明は、ユーザに受信装置の動作可能時間を提示することを可能として、ユーザの要求に合致した受信方法で受信動作を行なうことのできる受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、アンテナから受信される通信信号を復調する復調部と、該復調部で復調された前記通信信号を復号するデコーダと、を備え、電源部から電力を供給されるとともに、移動体に搭載される受信装置において、前記復調部で復調された前記通信信号から受信状況を推定する受信状況推定部と、当該受信状況推定部の推定結果と前記電源部の電力残量とに基づいて、前記受信装置の動作可能時間を推定する動作可能時間推定部と、を備えることを特徴とする。
また、上記構成の受信装置において、受信状況と消費電力との関係を示すデータが格納されるメモリを更に備え、前記動作可能時間推定部が、前記受信状況推定部によって推定される受信状況に対応した消費電力のデータを前記メモリから取得するとともに前記受信装置の動作可能時間を推定することとしても構わない。
また、上記構成の受信装置において、前記アンテナ及び前記復調部をそれぞれ複数備えることにより、複数の受信系統を構成するとともに、前記複数の受信系統を同時に動作させるダイバーシティ受信を行うこととしても構わない。
また、上記構成の受信装置において、前記複数の受信系統のそれぞれに供給される電力を前記受信系統毎に制御して供給する電力供給制御部を備えることとしても構わない。このように構成することによって、使用しない受信系統へ供給される電力を停止することが可能となる。そのため、消費電力を低減させることができ、より長時間の受信動作を行なうことが可能となる。
また、上記構成の受信装置において、前記受信状況推定部が、前記デコーダで復号された信号の誤り率に基づいて受信状況を推定するとともに、前記誤り率が所定の閾値以下であるときに受信状況が良好であると判断し、受信が可能となる前記受信系統の数を推定するとともに推定された数の前記受信系統を用いて受信を行う場合の前記受信装置の動作可能時間を前記動作可能時間推定部が推定することとしても構わない。また、この誤り率は、ビットエラー率や復調エラー率であっても構わないし、パケットエラー数やこれらを組み合わせたものであっても構わない。
また、上記構成の受信装置において、使用するセグメントの数が異なる複数の種類の放送を受信して、いずれか1種類の放送を選択及び処理して出力するとともに、前記動作可能時間推定部が、受信処理する放送の種類毎に前記受信装置の動作可能時間を推定することとしても構わない。このように構成することによって、受信処理する放送の画質を落として消費電力を低減することができる。そのため、より長時間受信動作を行なうことが可能となるとともに、一方では低減された電力の分だけ使用する受信系統の数を増やすことも可能となるため、安定した受信動作を行なうことが可能となる。
また、上記構成の受信装置において、前記誤り率の低い前記受信系統から優先的に電力が供給されることとしても構わない。このように構成することによって、受信系統の数を低減させたとしても、良好な受信を行うことができる受信系統を優先的に使用することができるため、良好な受信状況を実現することができる。
また、上記構成の受信装置において、前記電源部の出力電圧から前記電源部の電力残量を推定し、前記動作可能時間推定部に通知する電源電力残量推定部を更に備えることとしても構わない。
本発明によると、使用する受信系統の数に応じた動作可能時間を推定してユーザに提示するとともに、それに応じて使用する受信系統の数や受信する放送の種類を変更することが可能となる。したがって、ユーザは提示された動作可能時間に基づいて、電力を低減させて長時間受信することができる受信方法にするか否か、また、安定して受信できる受信方法にするか否か、画質の良い放送を受信処理するか否かを、容易に把握するとともに決定することが可能となる。
<基本構成>
まず、本発明の実施形態における受信装置の基本構成について、図面を参照して説明する。図1は、基本構成となる受信装置の内部構成を示すブロック図である。尚、以下では、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting for Terrestrial)方式の地上波デジタルテレビ放送の受信装置を例に挙げて説明するが、他の通信方式のものであっても構わない。また図1では、制御に関する信号の授受を破線の矢印、放送及び表示に関する信号の授受を実線の矢印でそれぞれ示している。
図1に示す受信装置1は、デジタル放送信号を受信するアンテナ10と、アンテナ10より所望の帯域のデジタル放送信号を選局してベースバンド信号に変換するRF(Radio Frequency)信号処理部11と、RF信号処理部11で選局して得られたベースバンド信号に高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)を施すFFT部12と、FFT部12でFFT処理されて時間軸の信号から周波数軸の信号に変換されたベースバンド信号に対して等化処理を施す等化処理部13と、等化処理部13で伝播中にうけたマルチパス歪みが除去されたベースバンド信号をデジタル変調方式に基づいて復調するデジタル復調部15と、デジタル復調部15で復調されて得られたMPEG(Moving Picture Experts Group)符号化信号をMPEG圧縮方式に基づいて復号化するMPEGデコーダ16と、を備える。そして、FFT部12と等化処理部13によって、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplex)伝送方式に基づく復調処理を行う復調部14が構成される。
また、受信装置1は、受信装置1全体に電力を供給する二次電池20と、二次電池20の電力残量を測定する電池残量測定部19と、デジタル復調部15で復調されたMPEG符号化信号に基づいて受信状況を推定する受信状況推定部17と、電池残量測定部19から得られる二次電池20の電力残量のデータと受信状況推定部17から得られる受信状況のデータとが入力されるとともに、受信装置の動作可能時間を推定する動作可能時間推定部18と、を備える。
このデジタル放送信号受信用の受信装置では、OFDM伝送方式によるデジタル放送をアンテナ10より受信する。尚、OFDM方式は、1チャンネルの帯域内に互いに直交する多数のサブキャリアを多重して伝送する方式である。この際、RF信号処理部11において、所望するチャンネルの高周波信号であるOFDM信号(デジタル放送信号)を選局し、選局したOFDM信号をIF(Intermediate Frequency)信号であるベースバンド信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、得られたベースバンド信号がFFT部12に与えられると、FFT処理によって、時間軸の信号となるベースバンド信号から周波数軸の信号となるベースバンド信号に変換される。
尚、FFT部12においてFFT処理を施す際、シンボル同期、搬送波周波数同期、及び、標本化周波数同期が確立される。即ち、マルチパスなどの伝送路によって生じる、シンボル長(各シンボルの時間長)、搬送波周波数、及び、標本化周波数(サブキャリア間隔の周波数)のオフセットを補正する。このとき、シンボルの後半の一部と同一の信号よりなるとともにシンボル毎に設けられたガードインターバルが用いられることにより、シンボル同期及び搬送波周波数同期が確立される。又、後述するパイロットシンボルにより周波数オフセットの推定を行うことで、標本化周波数同期が確立される。尚、搬送波周波数同期の確立が、パイロットシンボルによる周波数オフセットの推定によって行われるものとしても構わない。
このFFT部12でFFT処理されたベースバンド信号は、図2に示すように、周波数方向及び時間方向に配列されたデータシンボルとパイロットシンボルとから成り、これを総称してOFDMシンボル列と呼ぶ。尚、ISDB−T方式では、パイロットシンボルとして、スキャッタードパイロットシンボル(以下において、「SPシンボル」と呼ぶ。)が用いられる。又、周波数方向及び時間方向はそれぞれ、キャリア方向及びシンボル方向とも呼ばれる。尚、図2において、時間方向に対応する時間番号(シンボル番号)をt(t≧0の整数)で表し、周波数方向に対応するキャリア番号をl(0≦l≦(L−1)の整数、L:サブキャリアの総本数)で表す。又、tは、OFDM信号のシンボル長を単位としたときの時刻を表すものである。更に、tとlを一意に定めることによって一意に定まる、OFDMシンボル列内の位置をキャリア位置と呼び、このキャリア位置を(t,l)にて表すものとする。
そして、SPシンボルは、l=3×(t mod 4)+12p、を満たすキャリア位置に配置される。尚、modは剰余演算を表し、pは整数である。即ち、図2に示すように、ある時刻tにおける信号を注目したとき、SPシンボルは周波数軸上に12サブキャリア毎に配置されることとなる。そして、時刻tが1シンボル分だけ進むごとにSP信号は、3サブキャリア分だけ周波数方向にシフトされる。換言すると、あるサブキャリアlの信号を注目したとき、SPシンボルが時間軸上に4シンボル毎に配置されることとなる。よって、例えば、時刻t=0では、キャリア位置(0,0)、(0,12)、(0,24)、(0,36)、・・・にSPシンボルが配置され、時刻t=1では、キャリア位置(1,3)、(1,15)、(1,27)、(1,39)、・・・にSPシンボルが配置される。又、このSPシンボルが配置されたキャリア位置以外のキャリア位置には、データシンボルが配置される。
FFT部12からのベースバンド信号が等化処理部13に与えられると、図2のように周波数軸方向及び時間軸方向それぞれに配置されたSPシンボルによって、各サブキャリアのシンボル毎、即ち、キャリア位置毎の伝送路特性が推定され、設定された伝送路特性に基づいて、等化処理が成される。このとき、まず、各SPシンボルによって、そのSPシンボルのキャリア位置に対する伝送路特性が推定される。即ち、等化処理部13内で生成したSPシンボルによって、受信信号より得られたSPシンボルを複素除算することで、SPシンボルのキャリア位置に対する伝送路特性を推定する。
そして、サブキャリア毎に、同一サブキャリアに4シンボル毎に配置された各SPシンボルのキャリア位置に対する伝送路特性を利用して、時間軸方向に対する補間を行う。これにより、SPシンボルを4シンボル毎に有するサブキャリアの全てのシンボルのキャリア位置に対して、その伝送路特性を推定する。即ち、時間軸方向に対して並ぶSPシンボルの間に配列されたデータシンボルに対して補間処理が成されることで、各データシンボルおける伝送路特性が推定される。この時間軸方向の伝送路特性の補間を行う際、IIR(Infinite Impulse Response)型の低域通過フィルタにより、SPシンボルより推定された伝送路特性の平均化処理が行われる。
更に、SPシンボルのキャリア位置に対して推定された伝送路特性と、時間軸方向の補間を行うことで推定された伝送路特性とによって、シンボル毎に、周波数軸方向の内挿を行う。これにより、SPシンボルより直接、又は、時間軸補間により3サブキャリア毎に推定された伝送路経路により、SPシンボルの配置されていないサブキャリア全てのシンボルのキャリア位置に対して、その伝送路特性が推定される。即ち、周波数軸方向に対してSPシンボルを有するサブキャリア間に配列されたサブキャリアにおいて、そのデータシンボルにおける伝送路特性が推定される。この周波数軸方向の伝送路特性の補間を行う際、例えば、FIR(Finite Impulse Response)型の低域通過フィルタに、SPシンボルを有するサブキャリアに対して推定された伝送路特性が入力されることで、SPシンボルの配置されていないサブキャリアの伝送路特性が推定される。
このようにして、SPシンボルに基づいて全てのデータシンボルの伝送路特性が推定されると、FFT部12からの周波数軸の信号から得られるデータシンボルそれぞれに対して、推定された伝送路特性が複素除算されることにより、等化処理が成されて、マルチパスの影響などによる振幅や位相における歪みが除去される。この等化処理として、例えば、推定された伝送路特性を直接除算するゼロ・フォーカシング等化方式が用いられる。尚、このゼロ・フォーカシング等化処理によると、雑音強調の問題があるため、この雑音強調の問題を軽減するものとして、最小平均2乗誤差(MMSE:Minimum Mean Square Error)等化方式がある。このMMSE等化方式の場合、伝送路上で付加された雑音(付加雑音)の平均電力の値の推定も必要とされる。
このようにして、シンボル毎に等化処理がなされたベースバンド信号は、デジタル復調部15において、サブキャリア毎に設定されているデジタル変調方式によって復調される。尚、このデジタル変調方式としては、例えば、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)などがある。そして、デジタル復調部15で復調されて得られたMEPG符号化信号がMEPGデコーダ16に与えられると、MPEG圧縮方式に基づいて復号化されて、映像信号が受信装置1から出力される。そして、この出力される映像信号が更にディスプレイなどの表示装置2に与えられることで、映像が再生される。
また、動作可能時間推定部18は、電池残量測定部19から得られた二次電池20の電力残量に関するデータに基づいて動作可能時間を推定し、表示装置2に出力して表示を行う。さらに、動作可能時間推定部18は、受信状況推定部17によって推定された受信状況もあわせて表示装置2に出力して表示を行う。尚、動作可能時間推定部18には、受信装置1が処理する放送の種類や、受信系統に関するデータが入力されることとしても構わなく、これらのデータを含めて動作可能時間を推定することとしても構わない。
また、受信状況推定部17は、例えば、デジタル復調部15から得られるMPEG符号化信号より、ビタビ復号後のビットエラー率を取得するとともにこのビットエラー率に基づいて受信状況を判断する。特に、この場合ビットエラー率が2×10−4以下であれば、ビタビ復号後に行なうリードソロモン復号後の信号において擬似的にエラーがないものと見なすことができるため、この2×10−4を閾値としてこの値以下である場合に受信状況が良好であると判断することも可能である。尚、この閾値については他の値でも構わない。また、ビットエラー率だけでなく、復調エラー率やパケットエラー数によって受信状況を判断しても構わないし、これらを組み合わせたもので判断することとしても構わない。
また、二次電池20の電力残量を測定する電池残量測定部19は、例えば二次電池20の電圧値から二次電池20の電力残量を測定する。そして、動作可能時間推定部18は、電池残量測定部19から二次電池20の電力残量に関するデータを取得するとともに、受信状況推定部17から受信状況が良好であるか否かを示すデータを取得する。そして、動作可能時間推定部18は、電池残量測定部19と受信状況推定部17とから得られるデータに基づいて動作可能時間を推定し、表示装置2において表示を行う。尚、この動作可能時間の推定方法や、その推定結果に基づいた受信装置1の制御方法については、以下の実施形態の説明において詳述する。
<実施形態>
上述の基本構成を備えた実施形態について、図面を参照して説明する。図3は、本実施形態における受信装置の内部構成を示すブロック図である。尚、本実施形態では、説明を簡単にするため、アンテナとRF信号処理部と復調部とから成る受信系統を2つ備える構成について示しているが、本実施形態は受信系統を2つ備える場合だけに限らず、2つ以上の受信系統を備える場合にも適用可能である。また、図3では制御に関する信号の授受を破線の矢印、放送及び表示に関する信号の授受を実線の矢印でそれぞれ示すとともに、電力の授受については白抜きの矢印で示すこととする。
図3の受信装置1aは、図1のアンテナ10、RF信号処理部11、FFT部12、等化処理部13と同じ構成となるアンテナ10a,10b、RF信号処理部11a,11b、FFT部12a,12b、等化処理部13a,13bを備えるとともに、等化処理部13a,13bで等化処理が施されたベースバンド信号をMRC(Maximum Ratio Combining)合成するMRC合成部21と、MRC合成部21で合成されたベースバンド信号をデジタル変調方式に基づいて復調するデジタル復調部15と、デジタル復調部15で復調されて得られたMPEG符号化信号をMPEG圧縮方式に基づいて復号化するMPEGデコーダ16と、受信装置1全体に電力を供給する二次電池20と、二次電池20の電力残量を測定する電池残量測定部19と、デジタル復調部15で復調されて得られるMPEG符号化信号に基づいて受信状況を推定する受信状況推定部17と、電池残量測定部19から得られる測定結果と受信状況推定部17から得られる受信状況のデータとから動作可能時間を推定する動作可能時間推定部18と、を備える。
尚、FFT部12aと等化処理部13aとによって、アンテナ10a及びRF信号処理部11aに対応する復調部14aが構成される。また、FFT部12bと等化処理部13bとによって、アンテナ10b及びRF信号処理部11bに対応する復調部14bが構成される。また、アンテナ10aとRF信号処理部11aと復調部14aとによって受信系統aが形成され、アンテナ10bとRF信号処理部11bと復調部14bとで受信系統bが形成される。
また、図3の受信装置1aは、二次電池20の電力残量及び使用する受信系統a,bの数と動作可能時間との関係におけるテーブルデータを格納するメモリ23と、二次電池20から受信系統aと受信系統bとに供給される電力を制御する電源供給制御部22と、受信装置1aにユーザが指示を入力する入力部24と、を備える。そして、メモリ23が格納するテーブルデータは、動作可能時間推定部18が動作可能時間を推定する際に使用される。また、入力部24を介して受信装置1aにユーザの指示が入力される構成となっており、この指示に基づいて電力供給制御部22が受信系統aと受信系統bとに供給する電力を制御する。
次に、本発明の実施形態における受信装置1aの動作の概要について説明する。まず、受信系統a,bを使用してダイバーシティ受信を行う際の動作について図3を用いて説明する。図3のように構成される受信装置1aは、アンテナ10aを介してRF信号処理部11aで所望の帯域のデジタル放送信号を選局すると、ダウンコンバートすることでベースバンド信号に変換して、FFT部12aに与える。そして、FFT部12aにおいて、RF信号処理部11aからのベースバンド信号を時間軸の信号から周波数軸の信号に変換し、等化処理部13aにおいて、ベースバンド信号におけるSPシンボルに基づいて、各データシンボルに対して等化処理を施し、MRC合成部21に送出する。
又、同様に、アンテナ10bを介してRF信号処理部11bで所望の帯域のデジタル放送信号を選局すると、ダウンコンバートすることでベースバンド信号に変換して、FFT部12bに与える。そして、FFT部12bにおいて、RF信号処理部11bからのベースバンド信号を時間軸の信号から周波数軸の信号に変換し、等化処理部13bにおいて、ベースバンド信号におけるSPシンボルに基づいて、各データシンボルに対して等化処理を施し、MRC合成部21に送出する。
よって、このようにダイバーシティ受信を行うために、電源供給制御部22によってRF信号処理部11a,11b及び復調部14a,14bのそれぞれに電力供給がなされるとき、アンテナ10a,10bのそれぞれで受信されたデジタル放送信号によるベースバンド信号が、等化処理部13a,13bそれぞれからMRC合成部21に与えられる。MRC合成部21では、等化処理部13a,13bそれぞれで位相及び振幅歪みが補正されたベースバンド信号それぞれの利得を最適な値に調整した後、この2つのベースバンド信号を最適な利得により重み付け加算することで合成して、1つのベースバンド信号とする。
そして、このベースバンド信号がデジタル復調部15に与えられることで、MPEG符号化信号に変換された後、MPEGデコーダ16で復号化される。このとき、デジタル復調部15で得られたMPEG符号化信号は受信状況推定部17にも与えられ、MPEG符号化信号のエラー状態により受信状況が推定される。この受信状況の推定は、上述したようにMPEG符号化信号のビタビ復号後のビットエラー率がある閾値(例えば、2×10−4)以下であるか否かで判断しても構わないし、復調エラー率やパケットエラー数でも構わない。また、これらを組み合わせたものから判断することとしても構わなく、これらの値から現在の受信状況が良好であるか否かを推定する。
また、受信状況推定部17では、現在の受信状況に基づいて受信を継続するために必要な受信系統の数についても推定する。例えば、現在2つの受信系統a,bを用いて受信を行っていたとすると、受信系統を1つ減らした場合にも安定して受信が継続できるか否かについて推定することとなる。尚、このように受信を継続するために必要な受信系統の数について判断するために、上述のようなビットエラー率や復調エラー率やパケットエラー数を用いても構わなく、上述の場合のように受信状況が良好であると判断される場合に、使用する受信系統a,bを1つにしても受信を継続することができると推定しても構わない。
動作可能時間推定部18は、電池残量測定部19から二次電池20の電力残量に関するデータを取得して、このデータに基づいて動作可能時間の推定を行なう。このとき、動作可能時間推定部18は、メモリ23に予め格納されているテーブルデータを参照して消費電力に関するデータを取得する。このテーブルデータについて、具体例を図4に示す。図4は、テーブルデータの一例を示す表である。
図4(a)に示すテーブルデータの一例には、使用する受信系統の数に対応する消費電力のデータが含まれている。この例では、受信系統以外の部分の消費電力は300mA/hであり、1つの受信系統の消費電力は100mA/hとしている。そのため、受信系統を1つ用いて受信を行う場合の消費電力は400mA/h、2つ用いる場合は500mA/hとなる。尚、このテーブルデータの一例においては、図3の受信装置1aが受信系統a,bを2つ備えているため、受信系統を1つ用いる場合及び2つ用いる場合の消費電力について示しているが、受信装置が受信系統をn個備える場合は、使用する受信系統が1個である場合からn個である場合までの、それぞれの場合に対応するn個の消費電力のデータが含まれる。
ここで、例えば動作可能時間推定部18が、受信状況推定部17から受信状況が良好であるために受信系統a,bが1つの場合でも2つの場合でも受信を継続することが可能であるという通知を受けており、電池残量測定部19から二次電池20の電力残量が1000mAhであるという通知を受けている場合について説明する。この場合、動作可能時間推定部18は、受信系統が1つの場合と2つの場合とのそれぞれの消費電力で二次電池20の電力残量を除算して、それぞれの場合の動作可能時間を推定する。この例では、受信系統が1つである場合の消費電力が400mA/hであるので動作可能時間を2.5時間と推定し、2つである場合は消費電力が500mA/hであるので動作可能時間を2時間と推定する。
そして、この推定された動作可能時間を、表示装置2を用いてそれぞれ表示することでユーザに通知する。このとき、2つの受信系統a,bを用いる方を安定受信モード、1つの受信系統を用いる方を省エネモードと表示しても構わない。また、ユーザは表示装置2の表示を見て動作可能時間を確認するとともに使用する受信系統の数を選択し、入力部24を介して受信装置1aに指示を入力する。そして、この入力される指示によって、電力供給制御部22が受信系統a,bに供給される電力をそれぞれ制御して、使用する受信系統の数を制御する。尚、入力部24は、ボタンやタッチパネルのような本体に直接接続するようなものであっても構わないし、リモコンなどの入力装置を用いるものであっても構わない。
このように構成することによって、ユーザが動作可能時間を確認することができるようになるため、二次電池20の電力残量が尽きそうな場合において、早期に動作時間を延ばすような設定に変更することができるようになる。また、使用する受信系統の数を選択することができるように構成されるため、動作時間を最大限延ばすことが可能となる一方で、短時間で安定した受信を行うことを選択することも可能となる。そのため、場面によって異なるユーザの求めに応じて最適な受信状況を提供することができる。
尚、上述の例では受信処理することができる放送の種類を1種類としているが、複数の種類の放送を受信処理することができるように構成して、それぞれの放送を処理する場合の消費電力と二次電池の電力残量とに基づいて、動作可能時間を表示できるようにしても構わない。ここではその一例として、上述した複数の種類の放送を高精細放送と簡易放送とする。また、以下では高精細放送を12セグメントを用いて放送される所謂フルセグメント放送として、簡易放送を1セグメントを用いて放送される所謂ワンセグメント放送とするが、本例の適用はこれに限るものではない。例えば、高精細放送を9セグメントを使用する放送として、簡易放送を3セグメントを使用する放送としてもよく、相対的に多数のセグメントを使用する放送を高精細放送、少数のセグメントを使用する放送を簡易放送とする。また、放送の種類はこの2種類に限られず、2種類以上であっても構わない。
このように受信処理する放送の種類を選択することができるように構成した受信装置のメモリに格納される消費電力のテーブルデータの一例を、図4(b)に示す。図4(b)は、図3の受信装置1aにおけるテーブルデータである図4(a)に相当するものである。
図4(b)のテーブルデータの一例では、高精細放送を受信装置が処理する場合における受信系統以外の部分の消費電力を300mA/hとしており、1つの受信系統の消費電力を100mA/hとしているため、受信系統が1つの場合の消費電力は400mA/h、2つの場合の消費電力は500mA/hとなる。
また、簡易放送を受信装置が処理する場合における受信系統以外の部分の消費電力を200mA/hとして、1つの受信系統の消費電力は50mA/hとしているため、受信系統が1つの場合の消費電力は250mA/h、2つの場合の消費電力は300mA/hとなる。尚、このテーブルデータの一例では、図3の受信装置1aと同様に受信系統を2つ備えるものとしているが、受信装置が受信系統をn個備えるものであれば、一つの放送の種類あたり1〜n個の消費電力のデータが備えられることとなる。したがって、放送の種類をm種類とすると、テーブルデータには合計でn×m個の消費電力のデータが含まれることとなる。
図4(b)のテーブルデータを用いる場合、例えば二次電池の電力残量が1000mAhであったとすると、高精細放送を受信する場合の動作可能時間は、受信系統が1つであれば2.5時間、2つであれば2時間と推定される。また、簡易放送を受信する場合の動作可能時間は、受信系統が1つであれば4時間、2つであれば3.3時間と推定される。そして、このように推定されたそれぞれの受信方法における動作可能時間は、上述したように表示装置3に表示されるとともにユーザに確認され、これらの中から受信方法が選択される。
また、受信処理する放送の種類に応じて継続して受信可能であるか否かを判断するために、上述のようなビットエラー率や復調エラー率やパケットエラー数を用いることとしても構わない。この場合、簡易放送を受信している場合のビットエラー率等から高精細放送を受信することができるか否かを判断しても構わないし、高精細放送を受信している場合のビットエラー率等から簡易放送を受信できるか否かを判断しても構わない。さらに、このように受信処理する放送の種類に応じた受信状況を判断する場合において、全ての受信系統を用いた場合におけるビットエラー率等を用いても構わない。
上述のように、使用する受信系統の数だけでなく受信処理する放送の種類まで選択することができるように構成して、それぞれの受信方法における動作可能時間を推定して表示することとすれば、ユーザができる限り長い時間視聴したいと考える場合においては、画質を犠牲にして長時間の受信を行うことができる。一方、短時間の視聴を予定している場合では、画質を優先して高画質の放送を受信処理することも可能である。したがって、このような構成とすることで、ユーザの求めに応じて更に最適な受信方法を提示して、選択させることが可能となる。
また、この動作可能時間の表示や受信方法の変更については、予めユーザによって入力された指示に基づいて受信装置1aが自動的に選別することとしても構わない。例えば、ユーザが視聴したい時間を予め入力しておくことで、その入力された視聴時間の受信を提供し得る受信方法のみを表示してユーザに選択させても構わない。また、最も画質の良い受信方法、最も安定して受信を行うことができる受信方法、最も消費電力が小さい受信方法などを自動的に選択して、変更することとしても構わない。
また、上述した図1及び図3において、二次電池20が受信装置1,1aに備えられ、受信装置1,1aの各部にのみ電力を供給するように記載しているが、二次電池20は、視聴を行なうために必要な装置全体(受信装置1,1aや表示装置2など)に対して電力を供給するものとしても構わない。さらにこの場合、図4(a)、(b)に示した消費電力が、視聴を行なうために必要な装置全体で使用する消費電力を表すものとしても構わない。
このような構成とする場合、受信装置の動作が停止する時は二次電池20の電力残量が尽きているため、受信装置以外の視聴を行なうために必用な装置の動作も停止する。即ち、このような構成においては、上述した受信装置の動作可能時間が視聴を行う装置全体の動作可能時間を示すものとなる。尚、以下に説明する制御例においても同様であり、受信装置の動作可能時間が、視聴を行なうために必要な装置全体の動作可能時間を示す場合があるものとする。
<制御例>
次に、上述した受信装置の受信系統における供給電力の切換制御方法について、その制御方法の一例を図3及び図5を参照して説明する。図5は、図3に示した受信装置1aの供給電力の制御方法について示したフローチャートである。
図5に示すように、デジタル放送の受信が指示されて受信装置1aの受信動作が開始されると(STEP1)、まず電力供給制御部22が2つの受信系統a,bに対して電源供給を行うことで、ダイバーシティ受信が行われる(STEP2)。そして、受信動作の終了が指示されたか否かが確認され(STEP3)、受信動作の終了が指示されている場合は(STEP3、YES)、受信動作を停止する(STEP14)。
一方、受信動作の終了が指示されていない場合は(STEP3、NO)、次に入力部24の監視を行い(STEP4)、動作可能時間の推定要求が指示されるか否かを調べる(STEP5)。ここで、動作可能時間の推定要求がなされなければ(STEP5、NO)、STEP3に戻るとともに受信動作の終了が指示されたか否かを確認する。そのため、STEP3における終了の指示や、STEP5において動作可能時間の推定要求がなされない場合は、初期設定である受信系統a,bを用いたダイバーシティ受信を継続することとなる。
また、動作可能時間の推定要求がなされた場合は(STEP5、YES)、動作可能時間を推定するために、電池残量測定部19が二次電池20の電力残量を測定し(STEP6)、受信状況推定部17は上述したようにビットエラー率等から受信状況を推定する(STEP7)。このとき、受信状況推定部17は、安定して受信を継続することができる受信系統の数を推定する。そして、動作可能時間推定部18は、二次電池20の電力残量に関するデータと、受信状況に関するデータと、を取得するとともに、メモリから消費電力に関するデータを取得する(STEP8)。
そして、これらのデータより上述のように消費電力を算出し(STEP9)、算出した動作可能時間を表示装置2に表示する(STEP10)。尚、この時表示装置2に表示される動作可能時間は、安定した受信を継続することができる場合のものだけであっても構わないし、全ての場合について表示するとともに安定して受信を継続することができる場合のものにマークを付したものであっても構わない。
そして、受信状況が良好であるか否かの判断が行なわれ(STEP11)、受信状況が不良であり現状の受信方法よりも受信系統の数を減らすことができない場合は(STEP11、NO)、STEP2に戻りダイバーシティ受信を継続する。
一方、受信状況が良好であり、現状の受信方法から受信系統の数を減らしても受信が可能であると判断される場合は(STEP11、YES)、次に、使用する受信系統の数をユーザに選択させる(STEP12)。図3の例では受信装置1aが受信系統a,bを2つ備える構成であるために、ここでは、受信系統の1つを使用する場合と2つを使用する場合との2つの受信方法から選択することとなる。尚、受信装置がn個の受信系統を備えており、STEP8において、安定して受信を継続することができる受信系統の数が最低でもm個必要であるとの判断がなされている場合であれば、n個〜m個の受信系統を使用する場合の(n−m+1)通りの受信方法から使用する受信系統の数を選択して決定することとなる。
そして、STEP12において、ユーザによって使用する受信系統の数が選択されると、その選択された受信系統の数に合わせて、電力供給制御部22から受信系統a,bに電力が供給される(STEP13)。この時、図3の受信装置1aにおいて、受信系統a,bのいずれか一方のみに電力を供給する場合、優先的に例えば受信系統aの方に電力を供給することとしても構わないし、受信系統a,bのいずれか受信状況の良い方に電力を供給することとしても構わない。このように、使用する受信系統について受信状況の良いものを選択して使用する場合は、受信系統の総数をn、選択された受信系統の数をkとすると、nCk通りの受信系統の組み合わせが存在することとなり、この受信系統の組み合わせの中から自動的に受信状況の良いものが選択されることとなる。
STEP13において電力供給の制御が行なわれると、その状態で受信動作を継続するとともにSTEP3に戻り、受信動作の終了が指示されたか否かを確認する。そして、以降上述したSTEP3〜STEP13の動作を行ない、STEP3において受信動作の終了が指示されたことを確認することによって、終了する(STEP14)。
このように制御することによって、ユーザが使用する受信系統の数に応じた動作可能時間を確認することが可能となるため、ユーザが所望する動作時間に合わせて受信系統の選択を行うことが可能となる。また、継続して受信を行うことができると推定される受信方法から選択が行なわれるために、選択肢が無用に増えることを防止してユーザが容易に選択することが可能となる。
尚、STEP13において、受信系統の数を減らして受信を行う場合に、受信状況が比較的良好である受信系統を選択して使用することしても構わないとしたが、受信状況が比較的良好である受信系統を判別するための1つの方法として、例えば、それぞれの受信系統に復調部14a,14bから出力されるベースバンド信号をMPEG符号化信号に復調して受信状況推定部17に出力する付加デジタル復調部を備えることとしても構わない。このとき、受信状況推定部17において、各受信系統から出力されるMPEG符号化信号のビットエラー率や復調エラー率、パケットエラー数等を調べることによって受信状況を判別することができる。また、この判別は、STEP7において受信状況を推定する際に行なうこととしても構わなく、これによって、受信状況が良好な受信系統を判別することができる。
さらに、上述した付加デジタル復調部を、1つの受信系統には設けないこととしても構わない。この場合は、付加デジタル復調部の無い受信系統と、有る受信系統とを用いてダイバーシティ受信を行っている時に、有る受信系統の付加デジタル復調部におけるビットエラー率等が悪く、MRC合成後のデジタル復調部15から出力されるMPEG符号化信号のビットエラー率等が良好である場合に、付加デジタル復調部の無い受信系統のビットエラー率等が良好であると判別することができる。一方、付加デジタル復調部の有る受信系統は、この付加デジタル復調部のビットエラー率等から直接的に受信状況を推定することができる。
また、上述した付加デジタル復調部をそれぞれの受信系統に設けないこととする代わりに、1つずつ受信系統に電力を供給するとともに動作させ、それぞれの受信系統におけるビットエラー率等を調べることとしても構わない。また、このときデジタル復調部15から出力されるMPEG符号化信号に基づいて、受信状況推定部17がそれぞれの受信系統における受信状況の推定を行うこととしても構わない。
また、STEP13の後に、選択された受信方法で受信を行うとともに再度STEP7と同様に受信状況を推定することとしても構わない。そして、この受信状況の推定結果に基づいて受信状況が不良であると判断される場合は、STEP12に戻って再度ユーザに受信系統の数を選択させることとしても構わない。
また、高精細放送や簡易放送のような受信処理する放送の種類を選択できるように構成しても構わない。このように、受信処理する放送の種類まで考慮した制御方法の一例を図6のフローチャートを用いて説明する。また、図6において図5のフローチャートと同様の動作を示す箇所には同じ符号を付し、その詳細な説明については省略する。
図6に示す制御方法の一例では、受信動作が開始されると(STEP1)、最初に全ての受信系統を使用してダイバーシティ受信を行うとともに高精細放送を受信処理する(STEP2−1)。そして、受信終了の指示が出されるか否かの監視と(STEP3)、動作可能時間推定要求が出されるか否かの監視とを行なう(STEP4、5)。この時、受信終了の指示が出されれば(STEP3、YES)、受信動作を終了する(STEP14)。
また、動作可能時間推定要求が出されれば(STEP5、YES)、二次電池の残量測定を行なうとともに(STEP6)、受信状況の推定を行う(STEP7−1)。このSTEP7−1における受信状況の推定では、高精細放送を受信するために必要な受信系統の数がいくつであるか、簡易放送を受信することができるか否か、簡易放送であれば受信系統が少なくともいくつ必要であるか、を得られたビットエラー率等から推定する。
ここで、STEP7において、受信状況が良好であったと判断される場合(STEP15、YES)、動作可能時間推定部18がメモリから消費電力のデータを取得するとともに(STEP8−1)、動作可能時間を算出して(STEP9−1)表示する(STEP10−1)。このとき、STEP10−1において動作可能時間を表示する場合には、高精細放送を受信する場合と、簡易放送を受信する場合とのそれぞれが表示される。尚、このとき、安定して受信を継続することができる場合の動作可能時間のみ表示しても構わないし、全ての場合における動作可能時間を表示するとともに安定して動作させることができる場合にのみマークを付して表示することとしても構わない。
そして、ユーザはSTEP10−1において表示される動作可能時間を確認して、受信構成を選択し(STEP12−1)、それに応じで受信する放送の種類を変更したり、使用する受信系統の数を変更したりするために、受信系統に供給される電力が制御される(STEP13−1)。
このように、本制御例では受信処理する放送の種類も変更可能である。そのため、二次電池20の電力残量が少なく、使用する受信系統の数を減らして消費電力を抑えたとしても所望する時間の動作を行なわせることが困難である場合においては、高精細放送から簡易放送に切り替えることによって消費電力を低減し、動作可能時間を最大限延ばすことができる。
さらに、高精細放送の受信処理を所望の時間行うことが可能であっても、そのために使用する受信系統の数を大きく低減させる必要がある場合において、より安定した受信処理を行うために、受信処理する放送を高精細放送から簡易放送に切り替えることが可能である。また、簡易放送を受信処理することによって、高精細放送を受信処理する場合よりも消費電力の低減化を図ることができるために、ユーザが所望する時間の動作を行わせることができる場合を上限として、使用する受信系統の数を増加させることも可能である。したがって、このように選択することで更なる安定した受信処理を行うことが可能となる。
一方、STEP15において、全ての受信系統を用いたとしても、高精細放送を良好に受信することができない場合には(STEP15、NO)、受信処理する放送を簡易放送に切り替えて、再度受信状況の推定を行い(STEP16)、消費電力データの取得や(STEP8−2)、動作可能時間の算出(STEP9−2)、動作可能時間の表示(STEP10−2)を行なう。尚、STEP10−2における動作可能時間表示において、簡易放送を受信処理する場合の受信系統の数と動作可能時間とを表示する際に、高精細放送の受信処理が困難であることをあわせて表示することとしても構わない。
そして、次に簡易放送の受信状況が良好であるか否かの判断が行なわれ(STEP18)、簡易放送を受信処理する場合においても受信状況が不良であると判断される場合は(STEP18、NO)、STEP2に戻り、高精細放送を受信処理するとともにダイバーシティ受信を継続する。尚、このとき受信処理する放送を簡易放送として、最大限受信しやすい状況にした上でSTEP3に戻ることとしても構わない。また、このように制御する場合、STEP5で動作可能時間推定要求があった場合に、高精細放送に切り替えてSTEP6以降の動作を行なうこととしても構わない。
また、受信状況が良好であると判断される場合(STEP18、YES)は、ユーザがSTEP10−2において表示される動作可能時間を確認して受信構成を選択し(STEP12−1)、使用する受信系統の数を変更するために、受信系統に供給される電力が制御される(STEP13−1)。
以上のように制御することによって、受信する放送の種類や使用する受信系統の数によるそれぞれの場合の動作可能時間をユーザに提示することが可能となる。そのため、ユーザは提示された動作可能時間から、消費電力や画質、受信の安定性などを考慮して最も望ましい受信方法を容易に選択することが可能となる。
尚、図6のSTEP7及びSTEP17のように、高精細放送を受信処理する場合と簡易放送を受信処理する場合とで受信状況を推定することなく、図5と同様の制御を行なうこととして、高精細放送を受信処理する場合のみから受信状況を推定することとしても構わない。即ち、図5のSTEP2で高精細放送を受信することとして、STEP7において高精細放送を受信処理する場合のビットエラー率等から簡易放送の受信状況を推定としても構わない。
また、これとは反対に、STEP2において簡易放送を受信することとして、STEP7において簡易放送を受信処理する場合のビットエラー率等から高精細放送の受信状況を推定することとしても構わない。さらに、動作可能時間推定要求が出されたことを確認した時に受信処理している放送のビットエラー率等から受信状況を推定することとして、それぞれの放送を受信処理する場合の受信状況を推定することとしても構わない。
また、このように制御する場合において、STEP13−1で電力の供給を制御した後、選択された受信方法で受信処理を行うとともに、再度STEP7と同様に受信状況を推定することとしても構わない。そして、この受信状況の推定結果に基づいて受信状況が不良であると判断される場合は、STEP12に戻って再度ユーザに受信系統の数を選択させることとしても構わない。さらに、このように再度受信状況を確認することを、受信処理する放送の種類が変更された場合に限ることとしても構わない。
また、上述した制御例では、ユーザに動作可能時間を提示するとともに、ユーザが、所望する条件に合致した受信方法を選択することとしているが、このユーザによる選択を自動的に行なうこととしても構わない。自動的に選択する場合、例えば、消費電力や、画質、安定性などの目標値や優先度を予め設定することとして、それに基づいて上述したように選択及び受信構成の変更を行なうこととしても構わない。
本発明は、地上波デジタルテレビを含む各種デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置に適用可能であり、特に、車載用のデジタル放送受信装置や、デジタル放送受信機能を備えた携帯電話を含む携帯端末装置などに適用可能である。
は、本発明の基本構成となる受信装置の内部構成を示すブロック図である。 は、OFDMシンボル列におけるパイロットシンボルとデータシンボルの関係を示す図である。 は、本発明の実施形態における受信装置の内部構成を示すブロック図である。 は、図3のメモリに格納されるテーブルデータの一例を示す表である。 は、図3の受信装置における受信動作の制御例を示すフローチャートである。 は、図3の受信装置における受信動作の制御の別例を示すフローチャートである。
符号の説明
1,1a 受信装置
2 表示装置
10,10a,10b アンテナ
11,11a,11b RF信号処理部
12,12a,12b FFT部
13,13a,13b 等化処理部
14,14a,14b 復調部
15 デジタル復調部
16 MPEGデコーダ
17 受信状況推定部
18 動作可能時間推定部
19 電池残量測定部
20 二次電池
21 MRC合成部
22 電力供給制御部

Claims (6)

  1. アンテナから受信される通信信号を復調する復調部と、該復調部で復調された前記通信信号を復号するデコーダと、を備え、電源部から電力を供給されるとともに、移動体に搭載される受信装置において、
    前記復調部で復調された前記通信信号から受信状況を推定する受信状況推定部と、
    当該受信状況推定部の推定結果と前記電源部の電力残量とに基づいて、前記受信装置の動作可能時間を推定する動作可能時間推定部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 受信状況と消費電力との関係を示すデータが格納されるメモリを更に備え、
    前記動作可能時間推定部が、前記受信状況推定部によって推定される受信状況に対応した消費電力のデータを前記メモリから取得するとともに前記受信装置の動作可能時間を推定することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記アンテナ及び前記復調部をそれぞれ複数備えることにより、複数の受信系統を構成するとともに、前記複数の受信系統を同時に動作させるダイバーシティ受信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記電源部から前記複数の受信系統のそれぞれに供給される電力を前記受信系統毎に制御して供給する電力供給制御部を備えることを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記受信状況推定部が、前記デコーダで復号された信号の誤り率に基づいて受信状況を推定するとともに、
    前記誤り率が所定の閾値以下であるときに受信状況が良好であると判断し、受信が可能となる前記受信系統の数を推定するとともに推定された数の前記受信系統を用いて受信を行う場合の前記受信装置の動作可能時間を前記動作可能時間推定部が推定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の受信装置。
  6. 使用するセグメントの数が異なる複数の種類の放送を受信して、いずれか1種類の放送を選択及び処理して出力するとともに、
    前記動作可能時間推定部が、受信処理する放送の種類毎に前記受信装置の動作可能時間を推定することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の受信装置。
JP2007137561A 2007-05-24 2007-05-24 受信装置 Expired - Fee Related JP4823146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007137561A JP4823146B2 (ja) 2007-05-24 2007-05-24 受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007137561A JP4823146B2 (ja) 2007-05-24 2007-05-24 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008294701A true JP2008294701A (ja) 2008-12-04
JP4823146B2 JP4823146B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=40168987

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007137561A Expired - Fee Related JP4823146B2 (ja) 2007-05-24 2007-05-24 受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4823146B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010258718A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toshiba Corp 無線装置及び受信方法
JP2011018988A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Adcore-Tech Co Ltd 無線通信装置およびアンテナ制御方法
WO2011135768A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 パナソニック株式会社 放送受信装置および放送受信方法
WO2012131938A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 パイオニア株式会社 放送受信装置及び電力供給制御方法
KR101489351B1 (ko) 2008-11-28 2015-02-03 삼성전자 주식회사 배터리 잔량에 따른 동영상 재생 가능 시간 표시 방법 및 장치
WO2015033762A1 (ja) * 2013-09-05 2015-03-12 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
JP2017163569A (ja) * 2013-03-06 2017-09-14 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ビデオストリーミングに対する電力認識適応
US10063921B2 (en) 2013-03-06 2018-08-28 Interdigital Patent Holdings, Inc. Power aware adaptation for video streaming

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332665A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Toyota Motor Corp ダイバーシチ受信装置およびダイバーシチ受信方法
JP2003032177A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Kyocera Corp 携帯端末、及びその実行機能選択方法
JP2003219296A (ja) * 2002-01-28 2003-07-31 Fujitsu Ltd 携帯型情報処理装置
JP2006311258A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000332665A (ja) * 1999-05-20 2000-11-30 Toyota Motor Corp ダイバーシチ受信装置およびダイバーシチ受信方法
JP2003032177A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Kyocera Corp 携帯端末、及びその実行機能選択方法
JP2003219296A (ja) * 2002-01-28 2003-07-31 Fujitsu Ltd 携帯型情報処理装置
JP2006311258A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd デジタル放送受信装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101489351B1 (ko) 2008-11-28 2015-02-03 삼성전자 주식회사 배터리 잔량에 따른 동영상 재생 가능 시간 표시 방법 및 장치
JP2010258718A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Toshiba Corp 無線装置及び受信方法
JP2011018988A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Adcore-Tech Co Ltd 無線通信装置およびアンテナ制御方法
WO2011135768A1 (ja) * 2010-04-27 2011-11-03 パナソニック株式会社 放送受信装置および放送受信方法
WO2012131938A1 (ja) * 2011-03-30 2012-10-04 パイオニア株式会社 放送受信装置及び電力供給制御方法
JPWO2012131938A1 (ja) * 2011-03-30 2014-07-24 パイオニア株式会社 放送受信装置及び電力供給制御方法
US10063921B2 (en) 2013-03-06 2018-08-28 Interdigital Patent Holdings, Inc. Power aware adaptation for video streaming
JP2017163569A (ja) * 2013-03-06 2017-09-14 インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド ビデオストリーミングに対する電力認識適応
US10469904B2 (en) 2013-03-06 2019-11-05 Interdigital Patent Holdings, Inc. Power aware adaptation for video streaming
US11153645B2 (en) 2013-03-06 2021-10-19 Interdigital Patent Holdings, Inc. Power aware adaptation for video streaming
US11695991B2 (en) 2013-03-06 2023-07-04 Interdigital Patent Holdings, Inc. Power aware adaptation for video streaming
JPWO2015033762A1 (ja) * 2013-09-05 2017-03-02 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
WO2015033762A1 (ja) * 2013-09-05 2015-03-12 ソニー株式会社 情報処理装置および情報処理方法
US10547897B2 (en) 2013-09-05 2020-01-28 Sony Corporation Information processing device and information processing method to communicate based on capability information

Also Published As

Publication number Publication date
JP4823146B2 (ja) 2011-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4823146B2 (ja) 受信装置
US20080250463A1 (en) Digital broadcast receiver
US20100232491A1 (en) Receiver and receiving method
JP4227834B2 (ja) デジタル受信装置
JP2006246364A (ja) ダイバーシティ受信装置
JP4796189B2 (ja) ダイバーシティ受信装置、ダイバーシティ受信方法、半導体集積回路および受信機
JP4859108B2 (ja) Ofdm受信装置
US7548597B2 (en) Cascadable diversity receiving system and method thereof
WO2008007490A1 (fr) Appareil récepteur en diversité et procédé de réception en diversité
JP2006229414A (ja) 放送受信装置
JP3650334B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP2010153970A (ja) 受信装置、受信方法、およびプログラム
JP2003229833A (ja) ダイバーシティ・アダプタおよびダイバーシティ・アダプタからの信号を入力するofdm受信装置ならびにダイバーシティ受信装置
US20110243280A1 (en) Receiver and receiving method
JP4291848B2 (ja) デジタル復調装置及びその制御方法
EP2104237A2 (en) Receiving apparatus and method of making channel list in receiving apparatus
US8675723B2 (en) Apparatus and methods for processing a vestigial sideband signal using a sectionalizing adaptive equalizer
JP4727474B2 (ja) 遅延装置、遅延装置の制御方法、遅延装置の制御プログラムおよび遅延装置の制御プログラムを記録した記録媒体
JP2008244843A (ja) 受信装置及び受信環境推定方法
JP2008136216A (ja) デジタル受信装置
JP5400515B2 (ja) 放送受信装置
JP4011384B2 (ja) ダイバーシティ受信機
JP2009278503A (ja) ダイバーシティ受信テレビ及びタイバーシティテレビ受信方法
JP2005333473A (ja) 伝送メディアを切り替える無線端末、及び伝送メディア切り替え方法
JP2006165934A (ja) デジタル放送受信システム、携帯端末、及び、デジタル放送受信装置、

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110721

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110906

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4823146

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371