JP2002374325A - 充電式電話端末の電源制御装置 - Google Patents
充電式電話端末の電源制御装置Info
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Abstract
端末を充電器から取り外した後に、ユーザが電源スイッ
チをオンにする操作を行わなくても着信を待つ機能や通
話をする機能を利用できるようにする、充電式電話端末
の電源制御装置を提供する。 【解決手段】 外部からの電圧印加が断たれたことを検
出する接続検出回路を携帯電話機内に設けておく等によ
り、携帯電話機は電源オフ状態で充電器と接続されて充
電された後に、その接続が断たれたことを検出した場合
において(ステップS11)、自動的に電源オン状態に
する機能を使用する旨を予めユーザが設定していたとき
には(ステップS12)、着信を待つ機能や通話をする
機能が利用できる電源オン状態にする(ステップS1
3)。
Description
に関し、特に電話端末の電源オン(ON)/オフ(OF
F)制御のための技術に関する。
ン2次電池、ニッケル水素2次電池、或いはニッケルカ
ドミウム電池等を内蔵しており、携帯電話機を外部の充
電器に繋いで充電することができる。なお、携帯電話機
のユーザは充電時間の短縮等のために携帯電話機の電源
スイッチをオフにした状態(以下、「電源オフ状態」と
いう。)で充電を開始する場合がある。
に繋いで充電をした場合には、携帯電話機の充電に関す
る充電機能のみが用いられ、充電完了の際に携帯電話機
を充電器から取り外すと携帯電話機は電源オフ状態のま
まとなる。即ち、従来の携帯電話機は、充電器に接続さ
れているか否かを検出する接続検出回路を有し、電源オ
フ状態で充電器と接続されると、接続検出回路が充電器
との接続を検出してこの接続検出を契機としてCPUを
起動しソフトウェア制御によって充電機能のみを実行す
るようにつくられており、また、電源オフ状態で充電器
に接続されて充電された後に充電器から外されると、接
続検出回路が充電器から接続されていないことを検出す
るのでこの検出時点でCPUを停止して電源オフ状態に
なるようにつくられている。
話をする機能は、電源オフ状態では利用できない。従っ
て、携帯電話機のユーザは、充電器から取り外した後
に、着信を待つ機能や通話をする機能を利用したい場合
には、例えば携帯電話機の電源ボタンをしばらく押す操
作等の、電源スイッチをオンにする操作を行わなければ
ならない。電源スイッチがオンにされた状態(以下、
「電源オン状態」という。)になれば一般的な携帯電話
機は、着信を待つ、いわゆる待ち受け状態になり、この
状態において着信があるとユーザは通話を行うことがで
きるようになる。
源スイッチをオンにする操作が煩わしいと感じるユーザ
もいる。そこで、本発明は、かかる操作性の改善を図る
べくなされたものであり、電源オフ状態で充電した携帯
電話機等の電話端末を充電器から取り外した後に、ユー
ザが電源スイッチをオンにする操作を行わなくても着信
を待つ機能や通話をする機能を利用できるようにする、
充電式電話端末の電源制御装置を提供することを目的と
する。
に、本発明に係る充電式電話端末の電源制御装置は、外
部からの充電式電話端末への電圧印加が断たれたことを
検知する検知手段と、前記検知手段により前記検知がな
された場合に前記充電式電話端末を電源オン状態にする
電源オン手段とを備えることを特徴とする。
端末の電源スイッチを操作してオンにしたときと同様の
状態であって、いわゆる待ち受け状態等を含む状態であ
る。上記構成により、充電式電話端末が充電器等の電力
供給源から取り外される等により電力の供給を受けなく
なった後、即ち電圧印加を受けなくなった後に、ユーザ
が電源スイッチをオンにする操作を行わなくても、電源
制御装置が充電式電話端末への外部からの電圧印加が断
たれたことを検知すると電源オン状態にするため、ユー
ザは煩わしい操作をすることなく充電器等から充電式電
話端末を取り外すだけで充電式電話端末の着信を待つ機
能等を利用できるようになる。
制御装置は、充電式電話端末が充電器から取り外された
ことを検知する検知手段と、前記検知手段により前記検
知がなされた場合に前記充電式電話端末を電源オン状態
にする電源オン手段とを備えることを特徴とする。上記
構成により、充電式電話端末が充電器から取り外された
ことを検知すると、電源制御装置が充電式電話端末を電
源オン状態にするため、ユーザは煩わしい操作をするこ
となく充電式電話端末の着信を待つ機能等を利用できる
ようになる。
末の電源制御装置の実施の形態について、図面を用いて
説明する。 <実施の形態1> <構成>図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯電話
機100の機能ブロック図である。なお、同図には携帯
電話機100の他に充電器200を示している。また、
同図では太線により電力供給用の配線を示している。
続検出回路110、電源回路120、制御部130、送
受信回路150、キー処理回路160及び液晶ディスプ
レイ(LCD)170を備える。ここで、接続検出回路
110は、充電器から電源回路120に対して電圧が印
加されているか否かを検出し制御部130に伝える回路
である。
電処理部131或いは電源制御部132の制御を受け
て、電池121への充電や電池121からの携帯電話機
各部への電力供給を行う回路である。ここで、電池12
1は、携帯電話機100の電源となる充電可能な電池で
あって、例えばリチウムイオン2次電池である。送受信
回路150は、マイクから入力された音声信号を圧縮符
号化し変調等して無線信号にしアンテナから送信すると
ともに、アンテナから受信した無線信号を復調、復号等
して音声信号にしてスピーカから出力する機能や、無線
基地局と間で制御信号をやり取りするための機能を備え
る回路である。
電話機のキー押下を検出して制御部130に伝える回路
であり、LCD170は、制御部130から伝えられた
文字その他の画像を表示するものである。制御部130
は、携帯電話機100の各部を制御するものであり、ハ
ードウェア的にはCPU、メモリ等で構成され、機能的
には充電処理部131、電源制御部132、設定情報格
納部133及び基本処理部140を有する。なお、制御
部130の各機能は、メモリ自体、或いはメモリに格納
された制御プログラムがCPUに実行されることにより
実現される。また、制御部130は、接続検出回路11
0から充電器からの電圧印加の開始が検出されたことを
ハードウェア割込みにより伝えられると充電処理部13
1を起動し、充電器からの電圧印加が断たれたことが検
出されたことをハードウェア割込みにより伝えられると
電源制御部132を起動する。
話機と同様に、充電器から電圧が印加されている間にお
いて電源回路120を制御する等により充電機能を実現
する部分である。設定情報格納部133は、不揮発性メ
モリの一領域であり、充電器から携帯電話機を取り外し
た際に自動的に電源オン状態にする機能(以下、「自動
電源オン機能」という。)を使用するか否かを示す設定
情報を格納するための領域である。なお、設定情報は、
例えば、1ビットの情報であり、自動電源オン機能を使
用することを1という値で表し、自動電源オン機能を使
用しないことを0という値で表す。
3に格納されている設定情報に基づいて、充電器からの
電圧印加が断たれた時において携帯電話機を電源オフ状
態又は電源オン状態にするための制御をする機能を有す
る。この制御は後述する電源制御処理の実行により実現
される。基本処理部140は、電源オン状態において利
用可能な各種機能を実現するものであり、通信制御部1
41と設定登録部142とを含む。ここで、通信制御部
141は、従来の携帯電話機における一般の通信制御を
行う通話や着信を待つ機能を実現するものであり、必要
に応じて送受信回路150を制御する。また、設定登録
部142は、LCD170及びキー処理回路160を用
いて設定情報をユーザに指定させるためのユーザインタ
フェースを実現して、指定された設定情報を設定情報格
納部133に格納するものである。
70に表示される画面の例を示す図である。同図に示す
画面は、例えばユーザが携帯電話機に特定のキー操作を
行うことにより表示され、この画面が表示された状態で
ユーザは携帯電話機における方向を指定するためのキー
を押下すること等により、充電器から携帯電話機が取り
外されたときに自動電源オン機能を使用するか否かを選
択することができる。
話機100の動作について説明する。なお、ここでは電
源オフ状態で充電が開始されたときにおける動作を説明
する。携帯電話機100は、充電器に接続されていると
きには充電処理部131により電池121への充電の制
御を行い、充電器から取り外されたときに電源制御処理
を行う。
処理を示すフローチャートである。携帯電話機100の
接続検出回路110が外部からの電圧印加が行われなく
なったことを検出するまでは、制御部130はその検出
を待ちつつ(ステップS11)、充電処理部131によ
り充電制御を行う。電圧印加が行われなくなったことを
検出すると、制御部130は電源制御部132を起動
し、電源制御部132は、設定情報格納部133に格納
されている設定情報が自動電源オン機能を使用する旨を
示すか否かを判定する(ステップS12)。
電源オン機能を使用する旨を示すと判定した場合には電
源制御部132は、電源オン処理を行い(ステップS1
3)、電源制御処理を終了する。この電源オン処理は、
電源回路120に携帯電話機100の各部への電力供給
を行わせるとともに、基本処理部140を起動して電源
制御部132の動作を停止する処理であり、このステッ
プS13の電源オン処理が行われると、電源オン状態と
なり通信制御部141の通信制御により、いわゆる待ち
受け状態になる。
キーを押下してダイアルする等、特定のキー操作を行う
と基本処理部140は通信制御部141に送受信回路1
50を制御させてユーザが通話できるようにする。ま
た、電源オン状態においてユーザが別の特定のキー操作
を行うと基本処理部140は設定登録部142にユーザ
による自動電源オン機能の要否の選択を受け付けさせ
る。
電源オン機能を使用しない旨を示すと判定した場合には
電源制御部132は、電源オフ処理を行い(ステップS
14)、電源制御処理を終了する。このステップS14
の電源オフ処理は、従来の充電式携帯電話機が行ってい
る処理と同様であり、携帯電話機100の各部への電力
供給を停止させるよう電源回路120を制御する処理で
ある。なお電源オフ処理を実行すると、制御部130を
構成するCPUへの電源供給も停止するため制御部13
0は動作しなくなる。 <実施の形態2>以下、本発明の実施の形態2に係る携
帯電話機600について説明する。
が、充電器から外された時に電源オン状態にし得る自動
電源オン機能を有するのに対して、実施の形態2に係る
携帯電話機600は、充電器から外された後、所定時間
経過前に蓋(フリップ)が開かれた場合に電源オン状態
にし得る自動電源オン機能を有する点が異なる。図4
は、実施の形態2に係る携帯電話機600の自動電源オ
ン機能を説明するための図である。
器200に接続されており、状態502では充電器から
取り外されており、状態503ではフリップが開かれて
いる。携帯電話機600は、自動電源オン機能を使用す
る旨がユーザにより設定されている場合には、電源オフ
状態で充電器200に接続されても、ユーザの操作によ
り状態501から状態503へと一定時間内に状態が変
えられたならば電源オン状態に変化する。
係る携帯電話機600の機能ブロック図である。なお、
同図には携帯電話機600の他に充電器200を示して
いる。また、同図に示した携帯電話機600の構成要素
のうち実施の形態1で示したものと同一のものには、実
施の形態1と同じ符号を付しており、これらについては
ここでは詳しい説明を省略する。
続検出回路110、電源回路120、制御部630、計
時回路680、開閉検出部690、送受信回路150、
キー処理回路160及びLCD170を備える。ここ
で、計時回路680は、時間経過を計測するいわゆるタ
イマーであり、制御部630から時間の指定と計測開始
の指示とを受けて、その指定された時間の経過時にCP
Uに対して割込みをかける等によって制御部630に時
間経過を伝える機能を有する。
た状態から開かれた状態に変化したことを検出して、フ
リップが開かれた旨をCPUに対して割込みをかける等
によって制御部630に伝える機能を有するものであ
り、この検出は例えば、フリップの開閉によって物理的
接点が開いたり閉じたりするスイッチを用いて、接点が
閉じたときにのみ特定の回路へ電流が流れるような構造
を利用することによって行われる。
を制御するものであり、ハードウェア的にはCPU、メ
モリ等で構成され、機能的には充電処理部131、電源
制御部632、設定情報格納部133及び基本処理部1
40を有する。なお、制御部630の各機能は、メモリ
自体、或いはメモリに格納された制御プログラムがCP
Uに実行されることにより実現される。また、制御部6
30は、接続検出回路110から充電器からの電圧印加
の開始が検出されたことをハードウェア割込みにより伝
えられると充電処理部131を起動し、充電器からの電
圧印加が断たれたことが検出されたことをハードウェア
割込みにより伝えられると電源制御部632を起動し、
電源制御部632を起動している間においては計時回路
680及び開閉検出部690からの通知を電源制御部6
32に伝える。
3に格納されている設定情報に基づき、充電器からの電
圧印加が断たれた時において携帯電話機を電源オフ状態
又は電源オン状態にするための制御をする機能を有す
る。なお、電源制御部632は、開閉検出部690から
フリップが開かれた旨の通知を受けることと計時回路6
80を用いて一定の時間経過を検出することとにより、
電源オン状態にするための制御、つまり電源制御処理を
行う。
話機600の動作について説明する。なお、ここでは電
源オフ状態で充電が開始されたときにおける動作を説明
する。携帯電話機600は、充電器に接続されていると
きには充電処理部131により電池121への充電の制
御を行い、充電器から取り外されたときに電源制御処理
を行う。
処理を示すフローチャートである。携帯電話機600の
接続検出回路110が外部からの電圧印加が行われなく
なったことを検出するまでは、制御部630はその検出
を待ちつつ(ステップS21)、充電処理部131によ
り充電制御を行う。電圧印加が行われなくなったことを
検出すると、制御部630は電源制御部632を起動
し、電源制御部632は、設定情報格納部133に格納
されている設定情報が自動電源オン機能を使用する旨を
示すか否かを判定する(ステップS22)。
電源オン機能を使用する旨を示すと判定した場合には電
源制御部132は、計時回路680に対して30秒を設
定しタイマー動作を開始するように指示を与え(ステッ
プS23)、30秒が経過する迄、開閉検出部690か
らのフリップが開かれた旨の通知を待つ(ステップS2
4、S25)。
ことの通知を計時回路680から受けた場合、及びステ
ップS12において設定情報が自動電源オン機能を使用
しない旨を示すと判定した場合には、電源制御部632
は電源オフ処理を行い(ステップS27)、電源制御処
理を終了する。なお、ステップS27の電源オフ処理
は、従来の充電式携帯電話機が行っている処理と同様で
あり、携帯電話機600の各部への電力供給を停止させ
るよう電源回路120を制御する処理である。なお電源
オフ処理を実行すると、制御部630を構成するCPU
への電源供給も停止するため制御部630は動作しなく
なる。
た旨の通知を受けたと判定した場合には、電源制御部6
32は、電源オン処理を行い(ステップS26)、電源
制御処理を終了する。このステップS26の電源オン処
理は、電源回路120に携帯電話機600の各部への電
力供給を行わせるとともに、基本処理部140を起動し
て電源制御部632の動作を停止する処理であり、この
電源オン処理が行われると、電源オン状態となり通信制
御部141の通信制御により、いわゆる待ち受け状態に
なる。
充電されている携帯電話機600は、自動電源オン機能
の使用が指定されている場合であっても、外部からの電
圧印加が停止した後、30秒以内にユーザがフリップを
開けるという操作をした場合に限り電源オン状態にな
る。これにより、停電が起こった場合や、充電器が過充
電を防止するために充電完了時に電力供給を停止するよ
うな場合等、ユーザが携帯電話機を使用したいという意
思をもっていると想定されない場合にまで電源オン状態
にすることを防止することができる。 <補足>以上、本発明に係る充電式電話端末の電源制御
装置について、実施の形態1、2に基づいて説明した
が、本発明はこれらの実施の形態に限られないことは勿
論である。即ち、 (1)両実施の形態では、電源制御部とこれに関連して
自動電源オン機能を実現する部分を含む携帯電話機につ
いて説明したが、本発明は携帯電話機用の電源制御装置
に限定されることはなく、本発明に係る電源制御装置は
パーソナルハンディホンシステム(PHS)の携帯機や
携帯情報端末(PDA)等を含む様々な電話端末に内蔵
することができる。
電器との接続が断たれたことを判定するために(ステッ
プS11等)、接続検出回路110が外部からの電圧印
加が断たれたことを検出するようにしたが、この他に、
携帯電話機側に物理的構造のスイッチを設けて、充電器
と接続されている時と切断されている時とにおいて、こ
の物理的構造のスイッチの状態が変化するようにしてお
き、このスイッチの状態の変化を検出することにより、
携帯電話機と充電器との接続が断たれたこと即ち携帯電
話機が充電器から取り外されたことを判定することとし
てもよいし、いかなるセンサを利用して携帯電話機と充
電器との接続が断たれたことを判定することとしてもよ
い。
電に充電器を用いることとしたが、充電器は電力供給源
であればよく、いわゆる電源コンセントであっても差し
支えない。なお、携帯電話機外部から供給される電力を
電池に充電するための機構は、どのように構成されてい
てもよい。 (4)両実施の形態では特に示さなかったが、電源オフ
状態である場合において充電器との接続が断たれた場合
に自動電源オン機能が働き得るように携帯電話機が構成
されていればよく、例えば、充電中においては電源オフ
状態であるか否かについて判定し、電源オフ状態である
場合においてのみ図3或いは図6に示した電源制御処理
が行われるようにしてもよいし、図3のステップS12
の直前或いは図6のステップS22の直前に電源オフ状
態であるかを判定して電源オフ状態でなければ電源制御
処理を終了するようにしてもよい。
0が設定情報に基づいて自動電源オン機能を使用するか
否かの判定を行うこととしたが、設定情報を不要とし、
無条件に自動電源オン機能を使用することとしてもよ
い。図7は、この場合に携帯電話機100が行う電源制
御処理を示すフローチャートである。これによれば、携
帯電話機100が充電器200から取り外されるのみで
(ステップS31)、電源オン処理(ステップS32)
が行われるようになる。なお、ステップS32は実施の
形態1で示したステップS13と同等内容の処理であ
る。
能を使用する旨がユーザによって設定されていた場合に
は携帯電話機と充電器との接続が断たれると電源オン状
態にすることとしたが、充電との接続が断たれるという
条件に、充電により電池121の電圧が予め定めた閾値
以上になっているという条件を加えて、この両方の条件
が満たされた場合にのみ電源オン処理を行うこととして
もよい。
からフリップを開くまでの制限時間は30秒としたが、
これは例示にすぎず、10秒や60秒等としてもよい。
また、フリップを開くまでの制限時間を予めユーザに指
定させるようにしてもよい。この制限時間の指定のユー
ザインタフェースとしては、例えば、図2に示したよう
な表示画面に、制限時間のデフォルト値を追加して表示
し、ユーザがその制限時間の値をキー操作によって変更
できるようにする方式等が考えられる。
電器との接続が断たれた後一定時間内にフリップが開け
られた場合に限り電源オン状態にする例を示したが、充
電器との接続が断たれた後一定時間内にフリップの開閉
操作がなされた場合には、閉じた状態から開いた状態に
された場合のみならず開いた状態から閉じた状態にされ
た場合にも電源オン状態にすることとしてもよい。な
お、ここでいうフリップの開閉は、携帯電話機本体が2
つ折りになる形状のものである場合には、その本体の開
閉であることとしてもよい。
における受信端末装置の処理手順(図3、図6に示した
手順等)を、プログラム実行機能を備えた電話端末に実
行させるための制御プログラム(コンピュータプログラ
ム)を、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、
流通させ頒布することもできる。このような記録媒体に
は、ROM、ICカード、光ディスク、フレキシブルデ
ィスク等がある。流通、頒布されたコンピュータプログ
ラムは、電話端末にインストール等されることにより利
用に供され、その電話端末は当該コンピュータプログラ
ムを実行して、両実施の形態で示したような動作を実行
することができるようになる。
に係る充電式電話端末の電源制御装置は、外部からの充
電式電話端末への電圧印加が断たれたことを検知する検
知手段と、前記検知手段により前記検知がなされた場合
に前記充電式電話端末を電源オン状態にする電源オン手
段とを備えることを特徴とする。
電力供給源から取り外される等により電圧印加が行われ
なくなった後、即ち電力の供給を受けなくなった後に、
ユーザが電源スイッチをオンにする操作を行わなくても
電源制御装置が充電式電話端末を電源オン状態にするた
め、ユーザは煩わしい操作をすることなく充電器等から
充電式電話端末を取り外すだけで充電式電話端末の着信
を待つ機能等を利用できるようになる。
形状を備えるものであり、前記電源制御装置は、前記充
電式電話端末の開閉状態が変化したことを検出する開閉
変化検出手段を備え、前記電源オン手段は、前記検知手
段により前記検知がなされた時から所定時間が経過する
までの間に前記開閉変化検出手段により開閉状態の変化
が検出されたときに限り前記充電式電話端末を電源オン
状態にすることとしてもよい。
電力供給源からユーザによって取り外されたのではなく
他の原因によって充電式電話端末への電圧印加が停止し
た場合に電源オン状態になることを防止できるようにな
る。また、本発明に係る充電式電話端末の電源制御装置
は、充電式電話端末が充電器から取り外されたことを検
知する検知手段と、前記検知手段により前記検知がなさ
れた場合に前記充電式電話端末を電源オン状態にする電
源オン手段とを備えることを特徴とする。
取り外された後に、電源制御装置が充電式電話端末を電
源オン状態にするため、ユーザは煩わしい操作をするこ
となく充電式電話端末の着信を待つ機能等を利用できる
ようになる。また、前記電源オン手段は、前記充電式電
話端末に内蔵される電池の電圧が所定値以上に充電され
ている場合に限り前記充電式電話端末を電源オン状態に
することとしてもよい。
電された後に充電器から取り外された場合にのみ電源オ
ン状態になるので、例えば充電式電話端末と充電器とが
コネクタにより接続されている場合において充電完了前
にコネクタが偶然外れてしまったとき等に、電源オン状
態になることを防止できるようになる。また、前記電源
制御装置は、不揮発性メモリと、電源オン制御機能を使
用するか否かを示す設定情報のユーザによる入力を受け
付けて当該設定情報を前記不揮発性メモリに格納する設
定情報登録手段とを備え、前記電源オン手段は、前記不
揮発性メモリに格納されている設定情報が電源オン制御
機能を使用する旨を示すときに限り前記充電式電話端末
を電源オン状態にすることとしてもよい。
利用するか否かを指定することができるようになる。ま
た、前記充電式電話端末は、充電式携帯電話機であり、
前記電源制御装置は、前記充電式携帯電話機に内蔵され
ることとしてもよい。これにより、充電式携帯電話機の
ユーザが、電源スイッチをオフにしてその充電式携帯電
話機を充電器に接続して充電した後に充電器から取り外
すのみで、その充電式携帯電話機が電源オン状態になり
得るため、ユーザは電源スイッチをオンにする操作を省
略して通話等を行うことができるようになる。
の機能ブロック図である。
れる画面の例を示す図である。
ローチャートである。
の自動電源オン機能を説明するための図である。
の機能ブロック図である。
ローチャートである。
を示すフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 充電式電話端末の電源制御装置であっ
て、 外部からの充電式電話端末への電圧印加が断たれたこと
を検知する検知手段と、 前記検知手段により前記検知がなされた場合に前記充電
式電話端末を電源オン状態にする電源オン手段とを備え
ることを特徴とする電源制御装置。 - 【請求項2】 前記充電式電話端末は開閉可能な形状を
備えるものであり、 前記電源制御装置は、前記充電式電話端末の開閉状態が
変化したことを検出する開閉変化検出手段を備え、 前記電源オン手段は、前記検知手段により前記検知がな
された時から所定時間が経過するまでの間に前記開閉変
化検出手段により開閉状態の変化が検出されたときに限
り前記充電式電話端末を電源オン状態にすることを特徴
とする請求項1記載の電源制御装置。 - 【請求項3】 充電式電話端末の電源制御装置であっ
て、 充電式電話端末が充電器から取り外されたことを検知す
る検知手段と、 前記検知手段により前記検知がなされた場合に前記充電
式電話端末を電源オン状態にする電源オン手段とを備え
ることを特徴とする電源制御装置。 - 【請求項4】 前記電源オン手段は、前記充電式電話端
末に内蔵される電池の電圧が所定値以上に充電されてい
る場合に限り前記充電式電話端末を電源オン状態にする
ことを特徴とする請求項3記載の電源制御装置。 - 【請求項5】 前記電源制御装置は、 不揮発性メモリと、 電源オン制御機能を使用するか否かを示す設定情報のユ
ーザによる入力を受け付けて当該設定情報を前記不揮発
性メモリに格納する設定情報登録手段とを備え、 前記電源オン手段は、前記不揮発性メモリに格納されて
いる設定情報が電源オン制御機能を使用する旨を示すと
きに限り前記充電式電話端末を電源オン状態にすること
を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源
制御装置。 - 【請求項6】 前記充電式電話端末は、充電式携帯電話
機であり、 前記電源制御装置は、前記充電式携帯電話機に内蔵され
ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
の電源制御装置。 - 【請求項7】 CPUを備える充電式電話端末に電源制
御処理を行わせるためのコンピュータプログラムを記録
した記録媒体であって、 前記電源制御処理は、 前記充電式電話端末への外部からの電圧印加が断たれた
否かを判定する判定ステップと、 前記判定ステップにより前記電圧印加が断たれたと判定
された場合に前記充電式電話端末を電源オン状態にする
よう制御する電源オンステップとを含むことを特徴とす
る記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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