JP5188843B2 - 携帯通信端末 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯情報装置に関し、特に二次電池から電力を受けて駆動する携帯情報装置に関する。
携帯電話機で代表される携帯情報装置は、駆動源にリチウムイオン電池、リチウムポリマ電池またはニッケル水素電池等の二次電池が用いられ、二次電池を充電する必要がある。二次電池を充電する際の異常は、二次電池の温度で検出することができる。例えば、特開平11−109439号公報には、電池温度検出回路において電池の温度が所定のしきい値より高いと判定したときに、CPUの制御下に電池を負荷電流を抑制することで電池の温度上昇を抑制する技術が記載されている。
一方、携帯電話機は、通話機能の他に電子メール機能、テレビジョン放送受信機能等の種々の機能を実行することが可能であり、携帯電話機が機能を実行すると発熱する。したがって、二次電池を充電しながら機能を実行すると、2つの熱源が発熱する。このため、従来の技術によると、携帯電話機の機能が実行されることによる発熱により二次電池の温度が上昇し、二次電池が正常であるにもかかわらず、二次電池が誤って異常と判断される場合があると言った問題がある。
特開平11−109439号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、二次電池を安全に充電することが可能な携帯情報装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、携帯情報装置は、外部から電力を受ける受電手段と、受電された電力の少なくとも一部を蓄電する二次電池と、受電手段または/および二次電池から電力が供給され、複数の処理を実行可能な処理実行手段と、二次電池の温度を取得する温度取得手段と、複数の処理のうち処理実行手段により実行される処理を識別するための処理識別情報に対して定まるしきい値を決定するしきい値決定手段と、取得された温度が決定されたしきい値以上の場合、二次電池の充電を中止する充電制御手段と、を備える。
この局面に従えば、複数の処理のうち実行される処理を識別するための処理識別情報に対して定まるしきい値が決定され、温度が決定されたしきい値以上の場合、二次電池の充電が中止される。このため、実行される処理に応じてしきい値が決定されるので、実行される処理によって発熱量が異なる場合であっても、二次電池の異常を正確に判断することができる。その結果、二次電池を安全に充電することが可能な携帯情報装置を提供することができる。
好ましくは、充電制御手段は、しきい値決定手段が第1のしきい値から該第1のしきい値より小さい第2のしきい値にしきい値を変更する場合、しきい値が変更されてから所定時間経過後に温度取得手段により取得された温度を第2のしきい値と比較する。
この局面に従えば、第1のしきい値から第2のしきい値にしきい値が変更される場合、しきい値が変更されてから所定時間経過後の二次電池の温度が第2のしきい値と比較される。このため、しきい値が変更された後に二次電池の温度が下がらないうちに、小さいしきい値で比較されることによる誤判定を防止することができる。
好ましくは、充電制御手段は、しきい値決定手段が第1のしきい値から該第1のしきい値より小さい第2のしきい値にしきい値を変更する場合、しきい値が変更されてから所定時間が経過する前に温度取得手段により取得された温度が低下しないことを条件に、二次電池の充電を中止する。
この局面に従えば、第1のしきい値から第2のしきい値にしきい値が変更される場合、しきい値が変更されてから所定時間経過する前の二次電池の温度が低下しないことを条件に、充電が中止される。このため、発熱量が低下したにもかかわらず温度が低下しない場合に充電が中止されるので、二次電池の異常を早期に判断することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。図1を参照して、携帯電話機1は、操作側部3と、表示側部2とを含む。操作側部3の内側面には、テンキーおよび通話キー等の操作キー14と、マイク13とが配置される。表示側部2の内側面には、液晶表示装置(LCD)16と、レシーバとしての第1スピーカ11と、カメラ24とが配置される。また、表示側部2の側面には、第2スピーカ12が配置される。なお、ここでは携帯電話機1がLCD16を備える例を示すが、LCD16に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイを用いてもよい。操作側部3と表示側部2とは、ヒンジ機構で回転可能に連結され、操作側部3と表示側部2とは開閉自在である。
図2は、本実施の形態における携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。図2を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを処理するためのコーデック部28と、それぞれがコーデック部28に接続されたマイク13、第1スピーカ11および第2スピーカ12と、カメラ24と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部25と、LCD16の表示を制御するための表示制御部30と、制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)31と、制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、振動部26と、カードインターフェース(I/F)27と、電源制御部35とを含む。
無線回路22は、制御部21により制御され、無線基地局と通信する。具体的には、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部28に出力する。また、無線回路22は、コーデック部28から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部28は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そして第1スピーカ11または第2スピーカ12に出力する。また、コーデック部28は、マイク13からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
表示制御部30は、制御部21により制御され、制御部21から入力される指示に従ってLCD16を制御して、LCD16に画像を表示させる。LCD16に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
カードI/F27には、着脱可能なフラッシュメモリカード27Aが装着される。制御部21は、カードI/F27を介して、フラッシュメモリカード27Aにアクセスが可能である。なお、ここでは制御部21で実行するための充電制御プログラムをEEPROM31に記憶しておく例を説明するが、充電制御プログラムをフラッシュメモリカード27Aに記憶しておき、フラッシュメモリカード27Aから充電制御プログラムを読み出して、制御部21で実行するようにしてもよい。充電制御プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュメモリカード27Aに限らず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc
−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、携帯電話機1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、制御部21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、制御部21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
カメラ24は、レンズおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等の光電変換素子を備え、レンズで集光した光をCMOSセンサに結像し、CMOSセンサは受光した光を光電変換して画像データを制御部21に出力する。カメラ24は、制御部21により制御され、制御部21からの指示により撮像を開始して、得られる静止画データまたは動画データを制御部21に出力する。カメラ24は、光電変換した画像データの画質を向上させるための画像処理を実行する画像処理回路、画像データをアナログからデジタルに変換するA/D変換回路を備えている。制御部21は、カメラ24が出力する静止画データまたは動画データを表示制御部30に出力し、LCD16に表示させる、または、圧縮符号化方式で静止画データまたは動画データを符号化して、EEPROM34またはカードI/F27に装着されたフラッシュメモリカード27Aに記憶する。さらに、携帯電話機1がテレビ電話として機能する場合、カメラ24が出力する静止画データまたは動画データを無線回路22に出力する。
操作部25は、操作キー14と、ランプ25Aとを含む。操作キー14は、ユーザによる操作の入力を受け付け、受け付けた操作を制御部21に出力する。ランプ25Aは、制御部21により制御されて発光する。
電源制御部35は、外部電源45が接続される外部電源端子43と、携帯電話機1の各負荷に電力を供給するための二次電池41と、二次電池41と外部電源端子43との間に設けられた充電回路42と、温度検出部44とを含む。外部電源45は、商用電源に接続されたA/Cアダプタである。二次電池41は、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムポリマ電池またはリチウムイオン電池等である。
充電回路42は、外部電源端子43に外部電源45が接続されている場合、外部電源端子43から供給される電力を、携帯電話機1の各負荷に供給するとともに、2次電池41に供給し、二次電池41を充電する。また、充電回路42は、制御部21により制御され、外部電源端子43が外部電源45から受電した電力を、二次電池41に出力するオン状態と、二次電池41に出力しないオフ状態とを切り換える。外部電源端子43に外部電源45が接続されていない場合、二次電池41は蓄電した電力を携帯電話機1の各負荷に供給する。このため、携帯電話機1の各負荷、例えば制御部21は、外部電源端子43または二次電池41から電力が供給される。温度検出部44は、二次電池41の温度を検出し、検出した温度に対応する電圧の信号を制御部21に出力する。
図3は、充電制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。充電制御処理は、制御部21がEEPROM31に記憶された充電制御プログラムを実行することにより、制御部21により実行される処理である。図3を参照して、制御部21は、外部電源45が接続されているか否かを判断する(ステップS01)。外部電源端子43両端に所定の電圧を検出すれば、外部電源45が外部電源端子43に接続されていると判断する。外部電源端子43両端に所定の電圧を検出するので待機状態となり(ステップS01でNO)、外部電源端子43状態に所定の電圧を検出したならば(ステップS01でYES)、処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、実行されている処理を識別するための処理識別情報を取得する。そして、しきい値THを決定する(ステップS03)。具体的には、EEPROM31に記憶されている上限値データを読み出し、ステップS02において取得された処理識別情報に対応して上限値テーブルで予め定められた基準値をしきい値TH1に設定する。
上限値テーブルは、制御部21が実行可能な処理ごとに、上限値となる基準値を定義する。このため、上限値テーブルは、制御部21が実行可能な処理ごとに、1つの上限値レコードを含む。図4は、上限値レコードのフォーマットの一例を示す図である。図4を参照して、上限値レコードは、NO.の項目と、処理の項目と、基準値の項目とを含む。NO.の項目は、上限値レコードを識別するための番号が設定される。処理の項目は、制御部21が実行可能な処理が設定される。ここでは、処理の項目は、制御部21が処理を実行していない場合の状態を含む。基準値の項目は、処理に対応して上限の温度が設定される。
例えば、NO.「1」の上限値レコードにおいては、処理の項目に「電源OFF」が設定され、基準値の項目に「40度」が設定される。携帯電話機1の電源がOFFの場合であっても制御部21には電力が供給されており、充電制御プログラムが実行されて充電制御処理が実行される。このため、携帯電話機1が電源OFFで制御部21が充電制御プログラム以外のアプリケーション処理を実行していない場合には、基準値は、40度に設定される。
また、NO.「2」の上限値レコードにおいては、処理の項目に「スタンバイ」が設定され、基準値の項目に40度が設定される。携帯電話機1がスタンバイ状態にある場合、無線回路22が基地局からの電波を受信する状態にあり、制御部21は、無線回路22を制御している状態にある。この場合、無線回路22および制御部21が発熱し、基準値は40度に設定される。
さらに、NO.「3」の上限レコードにおいては、処理の項目に「連続操作(データ編集)」が設定され、基準値の項目に45度が設定される。携帯電話機1が連続操作されている状態の場合、制御部21が編集プログラムを実行し、無線回路22が基地局からの電波を受信する状態にあり、制御部21は、無線回路22を制御している状態にある。また、制御部21はEEPROM31にアクセスする。このため、制御部21、無線回路22およびEEPROM31が発熱する。基準値は携帯電話機1が電源OFFまたはスタンバイの状態にある時よりも高い45度に設定される。
図3に戻って、ステップS03においてしきい値TH1が設定されると、次のステップS04において、しきい値TH1を基準値Sに設定する。そして、ステップS05においては、外部電源の接続が解除されたか否かを判断する。外部電源端子43両端に検出されていた所定の電圧が検出されなくなったか否かを判断する。外部電源端子43両端に検出されていた電圧が検出されなくなれば処理を終了し、所定の電圧が検出されていれば処理をステップS06に進める。ステップS06においては、電池温度T1を検出する。温度検出部44が出力する電圧に基づいて、その電圧に対応する温度を取得する。
ステップS07においては、電池温度T1が基準値Sより小さいか否かを判断する。電池温度T1が基準値Sより小さければ処理をステップS08に進めるが、電池温度T1が基準値S以上ならば処理をステップS18に進める。
ステップS08においては、ステップS02と同様に実行している処理を識別するための処理識別情報を取得する。ステップS02において取得された処理識別情報と異なる処理の処理識別情報が取得される場合があるからである。ステップS09においては、実行される処理が変化したか否かを判断する。具体的には、先にステップS02またはステップS08が実行されて取得された処理識別情報と今回ステップS08が実行されて取得された処理識別情報とが異なるか否かを判断する。先に取得された処理識別情報と今回取得された処理識別情報とが異なる場合、実行される処理が変化したと判断する。実行される処理が変化したと判断する場合、処理をステップS10に進め、そうでなければ処理をステップS05に戻す。
ステップS10においては、変化後の処理に対応するしきい値TH2を決定する。EEPROM31に記憶されている上限値データを読み出し、ステップS08において取得された処理識別情報に対応して上限値テーブルで予め定められた基準値をしきい値TH2に設定する。ステップS11においては、しきい値TH2がしきい値TH1より小さいか否かを判断する。しきい値TH2がしきい値TH1より小さいならば処理をステップS12に進め、しきい値TH2がしきい値TH1以上ならば処理をステップS17に進める。
変更後の処理に対応するしきい値TH2が、変更前の処理に対応するしきい値TH1よりも小さければ、ステップS12〜S16の処理を実行するが、変更後の処理に対応するしきい値TH2が変更前の処理に対応するしきい値TH1以上であれば、ステップS12〜S16をスキップして処理をステップS17に進める。変更後の処理に対応するしきい値TH2が、変更前の処理に対応するしきい値TH1よりも小さい場合、二次電池41の温度が既にしきい値TH2よりも大きい場合がある。このため、二次電池41の温度がしきい値TH2よりも低くなるまで待機する必要がある。しかしながら、二次電池41の温度がしきい値TH2よりも低くなるまでの間に二次電池41の温度がしきい値TH1を超える場合があり得る。このため、二次電池41の電池温度T2を取得し(ステップS12)、取得した電池温度T2を基準値S(しきい値TH1)よりも小さいか否かを判断する(ステップS13)。電池温度T2が基準値Sよりも小さければ処理をステップS14に進めるが、そうでなければ処理をステップS18に進める。
ステップS14においては、ステップS09において実行される処理の変化が検出されてから第1所定時間が経過したか否かを判断する。第1所定時間が経過したならば処理をステップS15に進める、そうでなければ処理をステップS12に戻す。
ステップS15においては、ステップS12において取得された二次電池41の電池温度T2とステップS06において取得された二次電池41の電池温度T1とを比較する。電池温度T2が電池温度T1よりも小さければ処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS18に進める。換言すれば、二次電池41の温度が第1所定時間が経過する間に低下したか否かを判断する。二次電池41の温度が低下したならば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS18に進める。変更前の処理に対応するしきい値TH1が変更後の処理に対応するしきい値TH2よりも小さければ、二次電池41の温度は低下するはずである。この場合に二次電池41の温度が低下しなければ二次電池41が異常であると判断できる。
ステップS16においては、ステップS09において実行される処理の変化が検出されてから第2所定時間が経過したか否かを判断する。第2所定時間は、予め定められた期間であり、処理が変更された場合に、変更前の処理が実行されているときの二次電池41の温度が、変更後の処理が実行されることにより低下するのに十分な時間とするのがよい。第2所定時間は、変更前の処理と変更後の処理とで定めるようにしてもよい。この場合には、第2所定時間を、変更前の処理と変更後の処理との組み合わせに対応させて予め記憶しておくようにすればよい。
ステップS17においては、基準値Sにしきい値TH2を設定し、処理をステップS05に戻す。このため、基準値Sにしきい値TH2が設定されるので、ステップS05以降の処理が、しきい値TH2に設定された基準値Sに基づいて実行される。ステップS09において実行される処理の変化が検出されてから第2所定時間が経過した後に基準値Sが変更されるので、二次電池41の温度が低下する前に誤って異常と判断されるのを防止することができる。
一方、ステップS18においては、二次電池41の充電を停止し、処理を終了する。具体的には、充電回路42を制御して、外部電源端子43が外部電源45から受電した電力を、二次電池41に出力しないオフ状態に切り換える。
以上説明したように本実施の形態における携帯電話機1は、制御部21が実行可能な複数の処理それぞれに対して設定値を定めた上限値テーブルを記憶しており、制御部21が実行する処理に対応して上限値テーブルにより定められた設定値がしきい値(基準値)に設定され、二次電池41の温度が設定値以上の場合、二次電池41への電圧の印加が停止され、二次電池41の充電が中止される。このため、携帯電話機1により実行される処理によって発熱量が異なる場合であっても、二次電池41の異常を正確に判断することができる。
また、制御部21が実行する処理が変更され、それまで設定されていたしきい値が小さいしきい値に変更される場合、しきい値が変更されてから第2所定時間が経過後の二次電池41の温度が変更後のしきい値と比較される。このため、しきい値が変更された後に二次電池41の温度が下がりきらないうちに、小さいしきい値で比較されることによる誤判定を防止することができる。
また、制御部21が実行する処理が変更され、それまで設定されていたしきい値が小さいしきい値に変更される場合、しきい値が変更されてから所定時間が経過する前に二次電池の温度が低下しないことを条件に、二次電池41への電圧の印加が停止され、二次電池41の充電が中止される。このため、携帯電話機1が処理を実行することによる発熱量が低下したにもかかわらず温度が低下しない場合に充電が停止されるので、二次電池41の異常を早期に判断することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。 本実施の形態における携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。 充電制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 上限値レコードのフォーマットの一例を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機、2 表示側部、3 操作側部、11 第1スピーカ、12 第2スピーカ、13 マイク、14 操作キー、21 制御部、22 無線回路、22A アンテナ、24 カメラ、25 操作部、25A ランプ、26 振動部、27 カードI/F、27A フラッシュメモリカード、28 コーデック部、30 表示制御部、31 EEPROM、32 RAM、35 電源制御部、41 二次電池、42 充電回路、43 外部電源端子、44 温度検出部、45 外部電源、27 カードI/F。

Claims (3)

  1. 外部から電力を受ける受電手段と、
    前記受電された電力の少なくとも一部を蓄電する二次電池と、
    前記受電手段または/および前記二次電池から電力が供給され、複数の処理を実行可能な処理実行手段と、
    前記二次電池の温度を取得する温度取得手段と、
    前記複数の処理のうち前記処理実行手段により実行される処理を識別するための処理識別情報に対して定まるしきい値を決定するしきい値決定手段と、
    前記取得された温度が前記決定されたしきい値以上の場合、前記二次電池の充電を中止する充電制御手段と、を備えた携帯情報装置。
  2. 前記充電制御手段は、前記しきい値決定手段が第1のしきい値から該第1のしきい値より小さい第2のしきい値にしきい値を変更する場合、しきい値が変更されてから所定時間経過後に前記温度取得手段により取得された温度を前記第2のしきい値と比較する、請求項1に記載の携帯情報装置。
  3. 前記充電制御手段は、前記しきい値決定手段が第1のしきい値から該第1のしきい値より小さい第2のしきい値にしきい値を変更する場合、しきい値が変更されてから所定時間が経過する前に前記温度取得手段により取得された温度が低下しないことを条件に、前記二次電池の充電を中止する、請求項1または2に記載の携帯情報装置。
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